あなたはタバコを吸っていますか?吸ったことがありましたか? あなたは

あなたはタバコを吸っていますか?吸ったことがありましたか?
あなたは吸わなくても、あなたの家族はどうでしょう?
もし、あなたご自身や、あなたのご家族が当てはまるのなら、ぜひお読みください。
COPD という疾患をご存知ですか。
「慢性閉塞性肺疾患」とも言いますが、別名を「タバ
コ病」とも呼ばれます。9割以上が、タバコの煙が原因となって罹患するからです。実際、
タバコの普及に20年遅れて、この病気はどんどん増加しています。知名度こそ低い病気で
すが、あと数年すれば、世界の死亡原因の第3位になるだろうと予測されているほど、有名
かつ、危険な病気です。気管支が炎症を起こして塞がったり、ガス交換に必要な肺胞が壊れ
てしまうため、「息苦しさ」があります。咳やたんを伴います。はじめは体動時の苦しさだ
けですが、病気が進行すると安静時にも症状が出ます。呼吸や咳にエネルギーがとられ、や
せが進みます。次第に生活に支障が出、しまいには常時酸素吸入が必要になってしまいます。
インフルエンザ、肺炎、気管支炎など感染症にかかりやすくなり、命取りにもなります。
タバコは一昔前だと大人のたしなみ、社交の場にも欠かせないものでした。昭和のタバコ
ポスターには、
「今日も元気だタバコがうまい」とか「タバコは動くアクセサリー」とか「お
中元にタバコをどうぞ」などと、タバコを肯定し勧めるコピーが並びました。しかし、今で
はタバコのポスターや箱のデザインは、健康を蝕み、寿命を縮める事をアピールする、おそ
ろしい写真やコピーで覆われています。
長年吸ったのだから、今更やめても意味がないのでしょうか?
そんなことはありません。むろん、早くやめればそれだけ、寿命を改善する効果は高いの
ですが、60歳をすぎての禁煙でも余命を長くする効果があります。また、禁煙することで
一日から一週間のうちに体調や気分の改善が自覚できることでしょう。
さらに、気管拡張薬や去痰剤、吸入ステロイドなどの薬を適度に使用することによって、
病気の進行を抑制し、制限のない生活を送れることが可能です。
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階段を上ると息が上がって休まねばならない
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人と歩くと、自分だけ遅れてついていけない
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太ももの筋肉が痩せてきた
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外に出るのがおっくう
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息をすると、ゼーゼー、ヒューヒューいう
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ぜんそくといわれたことがある
こういったことが2つ以上あれば、ぜひ、ご相談ください。