付録;特定の感染症と状態に推奨される予防策の種類と期間 感染症 / 状態 予防策 種類 期間 コメント あ アクチノミセス症 アスペルギルス症 標準 標準 圧迫潰瘍(褥瘡性潰瘍、圧迫 痛) 、感染性 大きい病変 接触 ヒト-ヒト伝播はない 大きな軟部組織感染があり、大量の排 膿や洗浄の繰り返しが必要ならば、接 触予防策と空気予防策をおこなう 罹患期 間(創病 変は排 膿しな くなる まで) 排膿がドレッシングされていないか封 じ込められていないならば、排膿が止 まりドレッシングにて封じ込められる まで接触予防策を実施する 小さい病変または限局 標準 ドレッシングカバーがされていて、排 病変 膿が封じ込められている場合 アデノウイルス感染症(⇒胃腸炎、結膜炎、肺炎下の病原体特異的ガイダンスを参照) アデノウイルス 飛沫 罹 患 期 小児および施設環境での集団感染が報 接触 間(創病 告されている。免疫不全の宿主では、 変 は 排 ウイルス排出が遷延しているので、飛 膿 し な 沫および接触予防策での期間を延長す くなる る まで) アメーバ症 標準 ヒト-ヒト伝播は稀である。精神障害 者のための環境や家族での伝播が報告 されている。おむつの幼児や精神障害 の人々の取り扱い時には注意する RS ウイルス感染、幼児、年少 接触 罹 患 期 標準予防策に従ってマスクを装着す 小児、免疫不全成人 間(創病 る。免疫不全患者では、排出が遷延す 変 は 排 るので接触予防策の期間を延長する。 膿 し な 長期入院の患者の接触予防策をいつ解 く な る 除するかを決定するための抗原検査の まで) 信頼度は不確かである い 胃腸炎 アデノウイルス ウイルス性(他の箇所でカバ ーされていなければ) エルシニア・エンテロコリテ ィカ キャンピロバクター属 クリプトスポリジウム属 標準 オムツまたは便失禁の人々では羅患期 間は接触予防策を実施する。下記の微生 物によって引き起こされる胃腸炎の施 設での集団感染の制御にも接触予防策 を実施する オムツまたは便失禁の人々では羅患期 間は接触予防策を実施する。施設での集 団感染の制御にも接触予防策を実施す る 標準 1 コレラ サルモネラ属(チフス菌を含 む) シゲラ属(細菌性赤痢) ジアルジア・ランブリア 大腸菌 腸炎ビブリオ クロストリジウム・ディフィ シル 接触 罹患期 間(創病 変は排 膿しな くなる まで) ノロウイルス 標準 ロタウイルス 接触 罹患期 間(創病 変は排 膿しな くなる まで) 飛沫 5 日間 (免疫 不全者 での羅 患期間 を除く) 適切ならば、抗菌薬を中止する。電子体 温計を共有しない。一貫した環境の洗浄 と消毒を確実に実施する。伝播が継続す るならば、次亜塩素酸溶液が掃除に必要 となるかもしれない。水を用いない擦式 手指消毒でのアルコールには殺芽胞活 性がないので、石鹸と水による手洗いが 好まれる オムツまたは便失禁の人々では羅患期 間は接触予防策を実施する。施設での集 団感染の制御にも接触予防策を実施す る。糞便や吐物に激しく汚染した区域を 掃除する人々は、ウイルスがこれらの体 物質からエアルゾル化する可能性があ るので、マスクを装着するのが有益であ る。例え、明らかな汚れがなくても、ト イレに焦点を当てて一貫した環境洗浄 や消毒を確実におこなう。伝播が継続し ていれば次亜塩素酸塩溶液が必要とな るかもしれない。アルコールの活性は低 いが、擦式アルコール手指消毒液が手指 の除染に効果がないというエビデンス はない。感染した患者を別の空間やトイ レの施設にコホートすることは集団感 染の期間は伝播を止めるのに役立つか もしれない 環境の洗浄と消毒、および汚れたオムツ を頻繁に取り除くことを確実に実施す る。小児(免疫が正常および免疫不全の どちらも)および高齢者ではウイルス排 出が遷延しているかもしれない インフルエンザ ヒトインフルエンザ(季節性 インフルエンザ) 2 患者を個室入室(可能ならば)またはコ ホートし、ハイリスク患者との同室は避 け、病室外に移動するときには患者はマ スクを装着して、集団感染を制御/防御 するために化学予防/ワクチン接種をお こなう。標準予防策に従ってガウンと手 袋を使用することは、小児科現場では特 に重要である。免疫不全患者での予防策 の期間は確定しておらず、長期のウイル ス排出(数週間)が観察されているが、 伝播への関連は不明である トリインフルエンザ(H5N1、 H7、H9 など) 現在のトリインフルエンザの手引きは www.cdc.gov/flu/avian/professional/ infect-control.htm を参考にする パンデミックインフルエン 飛沫 症 状 発 現在のパンデミックインフルエンザの ザ(ヒトインフルエンザウ 現から 5 手引きは http://www.pandemicflu.gov イルスも) 日間 を参考にする インフルエンザ菌(⇒疾患特異的な勧告を参照) う ウイルス性呼吸器疾患(他の箇 所でカバーされない場合) 成人 標準 幼児または年少小児(⇒「呼吸器感染症、急性」を参照) ウイルス性出血熱(ラッサ、エ 標準 罹 患 期 個室病室が好まれる。下記を強調する: ボラ、マールブルグ、クリミア 飛沫 間(創病 ①鋭利物の安全器具の使用と安全な業 ーコンゴ熱ウイルスによる) 接触 変 は 排 務行為、②手指衛生、③病室への入室で 膿 し な の血液および血性体液に対するバリア く な る 予防策(手袋および耐水性または不浸透 まで) 性のガウン、マスク、ゴーグル、フェー スシールドによる顔面/眼防御)、④廃棄 物の適切な取り扱い。エアロゾル産生処 置をするときは、N95 もしくはそれ以上 のレスピレータを用いる。出血がみられ たとき、疾患の末期ではウイルス量が最 大となる。特に掃除や洗濯のオプション が限られていて財源が限定されている 状況では PPE の追加(二重手袋、脚と脚 のカバー)が用いられるかもしれない。 エボラが疑われたら迅速に保健所に届 ける。 え HIV 感染 標準 血液曝露の一部では曝露後の化学療法 をおこなう エキノコックス症 標準 ヒトからヒトへの伝播がみられない エコーウイルス(⇒「腸管ウイルス感染」を参照) 壊死性腸炎 標準 症例が集団でみられれば一時的に接触 予防策をおこなう 壊疸(ガス壊疸) 標準 ヒトからヒトへの伝播はみられない エプスタイン・バーウイルス感 標準 3 染(伝染性単核症を含む) エボラウイルス出血熱(⇒「ウイルス性出血熱」を参照) エルシニア胃腸炎(⇒「胃腸炎」を参照) お オウム病(鳥類病)(オウム病 クラミジア) 標準 ヒトからヒトへの伝播はみられない 回帰熱 疥癬 標準 接触 ヒトからヒトへの伝播はみられない 回虫症 川﨑病 肝炎、ウイルス性 標準 標準 ヒトからヒトへの伝播はみられない 感染状態ではない A型 標準 おむつあるいは便失禁 状態 接触 B 型(HBs抗原陽性); 急性および慢性 C 型と他の特定されてい ない非 A 非 B 型 D 型(B 型肝炎ウイルスの 合併感染のみにみられ る) 標準 勧告されているように、曝露後の A 型肝 炎ワクチンを提供する 幼児および 3 歳未満の小児では、入院中 は接触予防策を継続する。3-14 歳の小 児では症状発現後 2 週間、14 歳を越え ると症状発現後 1 週間、接触予防策を実 施する 透析センターの患者のケアには特別な 勧告がある 透析センターの患者のケアには特別な 勧告がある E型 標準 か G型 カンジダ症(皮膚粘膜型を含む すべての型) 効 な の 後 間 果 治 開 24 標準 的 療 始 時 標準 オムツまたは便失禁の人々には羅患期 間は接触予防策をおこなう 標準 標準 感染性海綿状脳症(⇒「クロイツフェルト-ヤコブ病、CJD、vCJD」を参照 き Q熱 標準 キャンピロバクター胃腸炎(⇒「胃腸炎」を参照) 狂犬病 標準 ヒトからヒトへの感染は稀である。角 膜、組織、臓器移植を介して伝播が報告 されている。患者が他のヒトを咬んだな らば、または唾液が開放創や粘膜を汚染 したならば、曝露部分を徹底的に洗浄し て、曝露後予防を実施する 蟯虫症 標準 ギランバレー症候群 標準 感染状態ではない く クラミジア・トラコマティス 4 結膜 性器(性病性リンパ肉芽 腫) 呼吸器(生後 3 ヶ月未満 の乳児) クラミジア肺炎 標準 標準 標準 収容されている人々における集団感染 が稀に報告されている クリプトコッカス症 標準 組織や角膜移植にて稀に感染する以外 は、ヒトからヒトへの伝播はみられない クリプトスポリジオーシス(⇒「胃腸炎」を参照) クリミア-コンゴ熱(⇒「ウイ 標準 ルス性出血熱」を参照) クループ(⇒乳幼児では「呼吸器感染症」を参照) ク ロ イ ツ フ ェ ル ト ヤ コ ブ 病 標準 CJD や vCJD が疑われているか除外され CJD,vCJD ていなければ、使い捨ての器具を用いる か、神経組織で汚染された表面や物には 特別な滅菌/消毒を行う。特別な埋葬法 はない クロストリジウム属 ウェルシュ菌 ガス壊疸 標準 標準 ヒトからヒトへの伝播は稀であり、外科 現場での集団感染が 1 件報告されてい る。創部排膿が大量ならば接触予防策を 用いる ヒトからヒトへの伝播はみられない 食中毒 クロストリジウム・ディフ ィシレ(⇒「胃腸炎、 クロストリジウム・ディ フィシレ」を参照) 標準 接触 ボツリヌス菌 標準 ヒトからヒトへの伝播はみられない 結核 肺または咽頭疾患、確定 空気 肺または咽頭疾患、疑い 空気 効果的な治療がおこなわれている患者 が臨床的に改善し、異なる日に採取され た抗酸菌の喀痰検査が 3 回連続で陰性 になった場合に限って、予防策を中止で きる 感染性結核症の可能性が無視できるほ どであり、かつ 1)臨床症候群を説明す る他の疾患がある、2)抗酸菌の 3 回の喀 痰塗沫の結果が陰性である、のどちらか の場合に限って、予防策を中止できる。 3 回の喀痰検査のおのおのは 8~24 時間 空けて採取され、少なくとも 1 回は早朝 の採取でなければならない 罹患期 間(創病 変は排 膿しな くなる まで) け 5 肺外、排膿病変はない、 髄膜炎 標準 肺外、排膿病変 空気 接触 現在肺病変はないが皮膚 テスト陽性 結膜炎 クラミジア 急性ウイルス性(急性出血 性) 肺結核のエビデンスの検査をおこなう。 幼児および小児では面会家族での活動 性肺結核が除外されるまで空気予防策 をおこなう 患者が臨床的に改善し、排膿がなくなる か、継続する排膿が 3 回の連続培養で陰 性になった場合に限って、予防策を中止 できる。活動性肺結核のエビデンスの検 査を行う 標準 標準 接触 罹患期 間(創病 変は排 膿しな くなる まで) アデノウイルスが最も多い。エンテロウ イルス 70、コクサッキーウイルス A24 もまた市中の集団感染に関連している。 感染力が強く、眼科クリニック、小児科 および新生児の施設環境での集団感染 が報告されている。眼科クリニックでは 結膜炎の患者を取り扱う場合に標準予 防策に従う。器具や機器の取り扱いにお いて感染制御策を日常的に用いれば、こ のような状況などでの集団感染の発生 を防ぐであろう 急性細菌性 標準 淋菌性 標準 下痢、急性感染性病因が疑われる(⇒「胃腸炎」を参照) こ 呼吸器感染症、急性(もし、他の箇所でカバーされていない場合) 成人 標準 幼児および年少小児 接触 罹患期 間(創病 変は排 膿しな くなる まで) 抗菌薬関連大腸炎(⇒「クロストリジウム・ディフィシレ」を参照) 鉤虫症 標準 咽頭蓋炎、インフルエンザ菌に 飛沫 効 果 的 他の病因による咽頭蓋炎のそれぞれの よる な 治 療 微生物を参考にする の開始 後 24 時 間 コクシジオイデス症(渓谷熱) 肺炎 標準 Coccidioides immitis の感染性の分節 分生子はヒトの中で作り出されないの で、特別な環境(感染肺の剖検や移植の ときのエアロゾル化した組織相の内生 胞子の吸い込みなど)を除いてヒトから 6 ヒトに伝播することはない 排膿病変 標準 コックサッキーウイルス(⇒「腸管ウイルス感染」を参照) コレラ(⇒「胃腸炎」を参照) コロラドダニ熱 標準 ヒト-ヒト伝播はみられない SARS に関連したコロナウイルス(SARS-CoV) (⇒「重症呼吸器症候群)を参照) さ 細気管支炎(⇒乳幼児では「呼 吸器感染症」参照) 接触 細菌性赤痢(⇒「胃腸炎」を参照) サイトメガロウイルス感(新生 標準 児または免疫不全者を含む) サル痘 空気 接触 罹患期 間(創病 変は排 膿しな くなる まで) 標準予防策に従ってマスクを使用する 妊娠している HCW への追加予防策はない 空気(サ ル痘が 確定さ れて、天 然痘が 除外さ れるま で) 接触(病 変が痂 皮化す るまで) 最 も 最 新 の 勧 告 に は www.cdc.gov/ncidod/monkeypox を 参 照 する。病院環境での伝播はなさそうであ る。曝露した HCW には曝露後の天然痘ワ クチンが推奨される サルモネラ症(⇒「胃腸炎」を参照) 塹壕性口腔炎(ワンサン・アン 標準 ギーナ) し ジアルジア鞭毛虫症(⇒「胃腸炎」を参照) 子宮内膜炎 標準 ジフテリア 喉頭 飛沫 抗 菌 薬 治療が 皮膚 接触 終 了 し て培養 が陰性 となる まで 重症急性呼吸器症候群(SARS) 空気 羅 患 期 飛沫 間 に 加 接触 えて、吸 器症状 がみら れない か改善 7 24 時間空けて採取された 2 回の培養が 陰性になるまで 24 時間空けて採取された 2 回の培養が 陰性になるまで 空気予防策が好まれる。AIIR が利用でき なければ、飛沫予防策をおこなう。N95 またはそれ以上の呼吸器防御(N95 が利 用できなければ外科用マスク)を用い る。眼防御(ゴーグル、フェースシール ド)をおこなう。エアロゾル産生処置お よび「超排出者」は飛沫核および大きな して れば 熱が 善し から 日を ラス る い 発 改 て 10 プ す 種痘疹(接種部位、ワクチン接 種に引続く副反応) 接種部位のケア(自家接 種部位を含む) 標準 種痘性湿疹 接触 致死的種痘疹 全身性種痘疹 進行性種痘疹 接触後脳炎 眼瞼炎または結膜炎 接触 接触 接触 標準 標準 接触 標準 標準 虹彩炎または角膜炎 種痘疹関連多形性紅斑 (スティーヴンズ-ジョ ンソン症候群 住血吸虫病(ビルハイツ吸虫 病) 病変が 乾燥す るまで 飛沫を介する伝播についても最もハイ リスクである。注意深い環境消毒をおこ なう ワクチンが接種された HCW のみが活動性 接種部位に接触したり種痘疹副反応の 人をケアをしてもよい。未接種であれ ば、ワクチンが禁忌でない HCW のみがケ アを提供してもよい ワクチン接種担当者には接種が推奨さ れる。新しく接種された HCW には、痂皮 が剥がれ落ちるまでガーゼの上に半透 過性のドレッシングをおこない、体液が 溜まればドレッシングを交換し(3~5 日)、ドレッシングの交換には手袋装着 と手指衛生を行う。接種した HCW または ワクチンが禁忌ではない HCW がドレッシ ング交換をおこなう ウイルスを含んでいる病変や滲出性物 質に接触するときには接触予防策を実 施する 大量排膿があれば接触予防策をおこな う 感染状態ではない 標準 条虫病 有鉤条虫(豚肉) 標準 小型条虫 標準 その他 標準 褥創性潰瘍(⇒「圧迫潰瘍」を参照) 小児バラ疹(HHV-6 によってひ 標準 きおこされる) 食中毒 ウェルシュ菌 標準 ブドウ球菌性 標準 ボツリヌス中毒 標準 ヒト-ヒト伝播はみられない ヒト-ヒト伝播はみられない ヒト-ヒト伝播はみられない ヒト-ヒト伝播はみられない 8 虱症 頭部 接触 体部 標準 陰部 標準 効 な の 後 間 果 治 開 24 的 療 始 時 外寄生した衣類を介して、ヒトからヒト に伝播する。衣類を脱がせるときには、 ガウンと手袋を装着する。CDC の手引き に従って、衣類をバッグにいれて洗う 性的接触にてヒトからヒトに伝播する す 水痘 髄膜炎 インフルエンザ菌タイ プ B, 確定または疑い 空気 接触 病変 乾燥 て痂 化す まで が し 皮 る 飛沫 効 な の 後 間 的 療 始 時 結核菌 標準 細菌性, グラム陰性, 新 生児 真菌性 髄膜炎菌,確定または疑 い 標準 標準 飛沫 果 治 開 24 免疫のあるケア提供者がいれば、感受 性のある HCW は病室に入るべきではな い。免疫のある HCW の顔面防御につい ての勧告はない。感受性のある HCW へ の防御の種類(外科用マスクまたはレ スピレータ)についての勧告はない。水 痘肺炎のある免疫不全の宿主では罹患 期間中の予防策の期間は延長する。曝 露後予防:曝露後ワクチンは迅速また は 120 時間以内に接種する。ワクチン が禁忌の感受性のある曝露者(免疫抑 制者、妊婦、出産前 5 日以内または出 産後 48 時間以内に母親が水痘を発症し た新生児)には VZIG を 96 時間以内に提 供する。VZIG が入手できなければ、IVIG を使用する。曝露した感受性のある人 には空気予防策をおこない、曝露した 感受性のある HCW は最初の曝露後 8 日 から最後の曝露後 21 日(VZIG が接種さ れたら 28 日)は曝露後ワクチンの有無 に拘わらず、休務させる 活動性肺疾患または排膿皮膚病変が合 併していれば、接触予防策や空気予防 策を追加する必要がある。小児では、 面会家族で活動性結核が除外されるま で空気予防策をおこなう(⇒「結核」を 参照) 効果的 な治療 の開始 9 ⇒「髄膜炎菌疾患」を参照 後 24 時 間 肺炎球菌 無菌性(非細菌性または ウイルス性)(⇒「腸管 ウイルス感染」も参照) リステリア菌(⇒「リステ リア症」を参照) 他の同定された細菌 髄膜炎菌疾患:敗血症、肺炎、 髄膜炎 標準 幼児および年少小児では接触予防策 標準 標準 飛沫 スポロトリクス症 標準 性病性リンパ肉芽腫 せつ、黄色ブドウ球菌性 標準 標準 幼児および年少小児 接触 効 な の 後 間 果 治 開 24 的 療 始 時 呼吸器分泌物に曝露した家族接触者や HCW には曝露後化学予防を実施する。曝 露後ワクチンは集団感染の制御のみに 限定する せ 節足動物媒介ウイルス性脳炎 (東,西,ベネズエラ馬脳脊髄 炎,セントルイス・カルフォル ニア脳炎、ウエストナイルウイ ルス)およびウイルス熱(デン グ熱,黄熱,コロラドダニ熱) 接合真菌症 先天性風疹 標準 旋毛虫症 標準 創部感染 大きい 接触 標準 接触 排膿が制御されないならば、接触予防策 を実施する。MRSA ならば施設の指針に 従う 罹患期 間(創病 変は排 膿しな くなる まで) 1 歳にな るまで ヒトからヒトへの伝播はみられないが、 例外としては輸血によって稀に感染す ることがある(ウエストナイルウイルス では、臓器移植、母乳、経胎盤にて稀に 感染することがある)。流行地域では窓 や扉にスクリーンを設置する ヒトからヒトには伝播しない 生後 3 ヶ月以降に鼻咽頭および尿の培 養が繰り返し陰性になれば標準予防策 を実施する そ 局所、限定 鼡径部肉芽腫(ドノヴァン 症、性病性肉芽腫) 鼡咬熱 罹患期 間(創病 変は排 膿しな くなる まで) 標準 ドレッシングされていないか、ドレッシ ングが排膿を適切に包んでいない ドレッシングが排膿を適切に覆って包 み込んでいる 標準 標準 ヒト-ヒト伝播はみられない 10 た 帯状疱疹 すべての患者において、播 種性病変がみられる場 合 免疫不全患者において、限 局性病変がみられる場 合(播種性病変が除外さ れるまで) 免疫システムが正常な患者 において、限局性病変(病 変が覆われている)がある 場合 空気 接触 罹患期 間(創病 変は排 膿しな くなる まで) 免疫のあるケア提供者がいれば、感受性 のある HCW は病室に入るべきではない。 免疫のある HCW の防御についての勧告 はない。感受性のある HCW への防御の種 類(外科用マスクまたはレスピレータ) についての勧告はない 標準 罹患期 間(創病 変は排 膿しな くなる まで) 免疫のあるケア提供者が他にいれば、感 受性のある HCW は患者の直接ケアをお こなうべきではない 大腸菌胃腸炎(⇒「胃腸炎」を参照) 多剤耐性菌(MDRO)、発症または 標準 保菌 接触 MRSA,VRE,VISA/VRSA,ESBL, 耐性肺炎球菌など) 単純ヘルペス 新生児 脳炎 皮膚粘膜, 再発性(皮膚, 口,性器) 皮膚粘膜,播種または原発 性,重症 接触 MDRO は地区、州、地域、全米の勧告に 基づいた感染制御プログラムにて判断 され、臨床的および疫学的に重要であ る。伝播が進行しているエビデンスのあ る環境、伝播の危険性が高い急性期現 場、ドレッシングで覆うことができない 創には接触予防策が推奨される。2006 年の医療ケア環境における多剤耐性菌 の管理ガイドラインの管理オプション のための勧告を参照する。新しいまたは 新興 MDRO に関する手引きについては州 の保健所に連絡する 病 乾 痂 す で 変 い 皮 る が て 化 ま 病 乾 痂 す で 変 い 皮 る が て 化 ま 経膣または帝王切開で出産した新生児 に曝露があれば、無症状でも接触予防策 を実施する。母親に活動性感染症であ り、粘膜に 4・6 時間以上の亀裂があれ ば、生後 24・36 時間で施行した乳児の表 面培養が 48 時間培養したあとで陰性と 判明するまで接触予防策を実施する 標準 標準 接触 炭疸病 標準 肺 皮膚 標準 標準 一般的に、感染者は伝播のリスクを有し ていない ヒト-ヒト伝播はみられない 排膿のある病変に創のある皮膚が接触 して伝播する可能性はある。それ故、大 量の封じ込められていない排膿がある ならば、接触予防策を用いる。アルコー 11 環境:エアロゾル化する芽 胞を含んだ粉末やその 他の物質 環 完 除 れ で 境 全 染 る が に さ ま ルは芽胞への活性を有していないので、 水のないアルコールベースの消毒薬の 使用よりも石鹸と水による手洗いの方 が好まれる 環境の除染が完了するまで、レスピレー タ(N95 マスクまたは PAPR)、防御着を装 着する;粉末がついている人々を除染す る (http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mw rhtml/mm5135a3.htm) 手指衛生:芽胞に接触したあとは石鹸と 水、または 2%グルコン酸クロルヘキシ ジンにて 30-60 秒間、手洗いする(擦式 アルコール製剤は芽胞に活性がない) 環境曝露に引き続く曝露後予防:60 日 の抗菌薬(ドキシサイクリン、シプロフ ロキサシン、レボフロキサシン)および IND 下の曝露後ワクチン接種 ち 腸炎、クロストリジウム・ディフィシレ(⇒「クロストリジウム・ディフィシレ、胃腸炎」 を参照) 腸炎ビブリオ(⇒「胃腸炎」を参照) 腸管ウイルス感染(A 群および 標準 オムツまたは便失禁の小児では罹患期 B 群コクサッキーウイルスお 間、接触予防策を用いる。施設での集団 よびエコーウイルス)(ポリオ 感染の制御でも接触予防策を用いる ウイルス以外) 腸球菌属(⇒疫学的に重大またはバンコマイシン耐性ならば「多剤耐性菌」を参照) 腸チフス(チフス菌)(⇒「胃腸炎」を参照) て 手足口病(⇒「腸管ウイルス感染」を参照) デング熱 標準 伝染性紅斑 (⇒「パルボウイルス B19」を参照) 伝染性単核症 標準 伝染性軟属腫 標準 伝染性膿痂疹(オルフウイル 標準 ス) 天然痘(⇒ワクチン接種され 空 気 罹 患 期 た人々の管理には「種痘疹」 接触 間(創病 を参照) 変は排 膿しな くなる まで) ヒトからヒトへの感染はみられない すべての瘡蓋が痂皮化して剥がれ落ち るまで(3~4 週間)。免疫のある HCW が いるなら、ワクチン未接種の HCW はケア を提供すべきではない。感受性がある人 およびワクチン接種が成功している人 は N95 またはそれ以上の呼吸器防御を おこなう。曝露 4 日以内の曝露後ワクチ ンには防御能がある と トキシックショック症候群 (ブドウ球菌疾患、連鎖球菌疾 患) トキソプラズマ症 標準 A 群連鎖球菌が病因である可能性があ れば、抗菌薬治療の開始後の最初の 24 時間は飛沫予防策を実施する ヒトからヒトへの伝播は稀である。母親 から子供への垂直伝播、臓器および輸血 標準 12 による伝播は稀である トラコーマ、急性 標準 トリコモナス症 標準 トリインフルエンザ(⇒「インフルエンザ、トリ」を参照) な 軟性下疳(H.ducreyi) 標準 ヒトからヒトへ性的に伝播する 尿路感染(腎盂腎炎を含む), 尿カテーテルあり,またはな し 二次性細菌感染(黄色ブドウ 球菌、A 群β溶血連鎖球菌) 標準 標 準 接触 病原体特異的な勧告(連鎖球菌とブドウ 球菌が最も多い)に従い、排膿の程度を 考慮する 猫ひっかき病(良性接種性リ ンパ細網症) 熱傷皮膚症候群,ブドウ球菌 性 標準 ヒトからヒトへの感染はみられない 膿痂疹 接触 に ね 接触 罹患期 間(創病 変は排 膿しな くなる まで) ⇒「ブドウ球菌疾患」を参照 の 効果的 な治療 の開始 後 24 時 間 脳炎もしくは脳脊髄膜炎 (⇒それぞれの起因菌を参照) 膿瘍 排膿,大量 接触 罹 患 期 ドレッシングも封じ込めもしていない 間(創病 排膿;排膿が止まるかドレッシングで封 変 は 排 じ込めるまで 膿しな くなる まで) 排膿,少量または限局 標準 ドレッシングカバーして排膿を封じ込 める ノカルジア症,排膿病変もし 標準 ヒトからヒトへの感染はみられない くは他の症状 ノロウイルス胃腸炎(⇒「胃腸炎」を参照) は 肺炎 アデノウイルス 飛 沫 接触 罹患期 間(創病 変は排 膿しな くなる まで) 13 小児および施設環境での集団感染が報 告されている。免疫不全の宿主では、ウ イルス排出が遷延しているので、飛沫お よび接触予防策の期間を延長する インフルエンザ菌,タイプ b 成人 標準 幼児と小児(どの年齢も) 飛沫 効 な の 後 間 果 治 開 24 的 療 始 時 ウイルス 成人 幼児と年少小児(⇒「呼吸器感染症,急性,特定のウイルス」を参照) クラミジア 標準 水痘‐帯状疱疹ウイルス(⇒「水痘」を参照) ブルクホルデリア・セパチ ア 嚢疱性線維症の患者.気 接触 不明 嚢胞性線維症の他の患者に接触するこ 道への定着を含む とを避ける。個室が好まれる。D/C 予防 策の基準は確定していない。CF 基金ガ イドラインを参照する 嚢胞性線維症のない患者(⇒「多剤耐性菌」を参照) ニューモシスティス・イロ 標準 免疫不全の患者との同室は避ける ベジー(ニューモシステ ィス・カリニ) A 型連鎖球菌 成人 飛沫 効 果 的 連鎖球菌疾患(A 群連鎖球菌)を参照す な 治 療 る。皮膚病変があれば接触予防策を実施 の 開 始 する 後 24 時 間 幼児と年少小児 飛沫 効 果 的 皮膚病変があれば接触予防策を実施す な治療 る の開始 後 24 時 間 黄色ブドウ球菌 標準 ⇒MRSA については、 「多剤耐性菌」を参 照 真菌 標準 髄膜炎菌性 飛沫 効 果 的 ⇒「髄膜炎菌疾患」を参照 な治療 の開始 後 24 時 間 肺炎球菌 標準 患者ケア病棟や施設で伝播のエビデン スがあれば飛沫予防策を使用する 多剤耐性(⇒「多剤耐性菌」を参照) マイコプラズマ(原発性非 飛沫 罹患期 定型肺炎) 間(創病 変は排 膿しな くなる まで) 14 レジオネラ属 他に列挙されていない細菌 (グラム陰性菌を含む) 梅毒 潜在性,梅毒反応陽性で無 症状 皮膚と粘膜,先天性,原発 性,二次性 白癬(皮膚糸状菌症、皮膚真 菌症、白癬) 標準 標準 破傷風 バベジア症 標準 標準 パラインフルエンザ感染症, 幼児と年少小児の呼吸器 接触 パルボウイルス B19(伝染性紅 斑) 飛沫 標準 標準 標準 稀に、医療ケア現場(NICU、リハビリテ ーション病院で集団感染が発生する。集 団感染には接触予防策を実施する 罹患期 間(創病 変は排 膿しな くなる まで) 輸血にて稀に感染する以外はヒトから ヒトへの感染はみられない 免疫抑制患者ではウイルス排出が遷延 するかもしれない。長期入院患者をいつ 接触予防策から解放するかを決定する ための抗原検査の信頼度は不確かであ る 免疫不全患者で慢性疾患が発生したと きは、入院期間中は予防策を継続する。 一時的な無形成発作や赤血球発作の患 者では、7 日間予防策を継続する。PCR が持続的に陽性の免疫不全患者での予 防策の期間は確定していないが、伝播が 発生したことはある ヒトからヒトへの感染はみられない ハンタウイルス肺症候群 標準 ハンセン病(⇒「らい病」を参照) ひ 非結核性抗酸菌 肺 創部 ヒストプラズマ症 ヒトメタニューモウイルス 標準 標準 標準 接触 ヒト-ヒト伝播はみられない 風疹(⇒「先天性風疹」も参照) 飛沫 ヒトからヒトへの感染はみられない 罹 患 期 HAI は報告されているが、伝播経路は確 間(創病 定していない。このウイルスは RSV に密 変 は 排 接に関連しており、臨床所見や疫学が類 膿 し な 似しているため、RSV と同様に接触予防 く な る 策がよいと思われる。標準予防策に従っ まで) て、マスクを装着する ビブリオ・パラヘモリティクス(⇒「胃腸炎」を参照) 百日咳 飛沫 効 果 的 個室病室が好まれる。コホートはオプシ な 治 療 ョンである。呼吸器分泌物に長期曝露し の 開 始 ている家族および HCW には曝露後化学 後5日 予防をおこなう。成人での Tdap ワクチ ンの勧告は制作中である ふ 発疹が 始まっ たあと 15 免疫のあるケア提供者がいれば、感受性 のある HCW は病室に入るべきではない。 免疫のある HCW の顔面防御(外科用マス ブドウ球菌疾患(黄色ブドウ 球菌) 皮膚、創部、熱傷 大きい 小さい、または限局して いる 腸炎 接触 効果的 な治療 の開始 後7日 ク)についての勧告はない。免疫のない 妊婦はこれらの患者をケアしてはなら ない。非妊婦の感受性のある人が曝露し たら 3 日以内にワクチンを接種する。曝 露した感受性のある患者は飛沫予防策 下におき、感受性のある医療従事者は曝 露後ワクチンの接種の有無に拘わらず、 「最初の曝露から 5 日目」より「最後の 曝露から 21 日目」までは休務する 罹患期 間(創病 変は排 膿しな くなる まで) ドレッシングされていない、またはドレ ッシングが排膿を適切に封じ込めてい ない 標準 ドレッシングが排膿を覆って、適切に封 じ込めている オムツまたは便失禁の小児には罹患期 間中は接触予防策を実施する 標準 多剤耐性(⇒「多剤耐性菌」を参照) 肺炎 標準 熱傷様皮膚症候群 接触 罹 患 期 託児所や NICU の集団感染の感染源とし 間(創病 て医療従事者が考慮されている 変は排 膿しな くなる まで) トキシックショック症候群 標準 ブラストミセス症(北アメリ 標準 ヒトからヒトへの感染はみられない カ、皮膚、肺) プリオン病(⇒「クロイツフェルト-ヤコブ病」を参照) ブ ル セ ラ 病 ( 波 状 熱 , マ ルタ 標準 精子銀行や性的接触にて稀に感染する 熱,地中海熱) 以外は、ヒトからヒトへの感染はみられ ない。検査室での曝露後は予防抗菌薬を 提供する 糞線虫症 標準 へ 閉鎖腔感染症 開放ドレーンが留置され、 排 膿が限局性または少量で ある 排膿がないか、閉鎖式ドレ ー ンシステムが留置されて いる ペスト 標準 封じ込められていない大量排膿があれ ば、接触予防策を行う 標準 16 腺ペスト 肺ペスト 標準 飛沫 効 果 的 曝露した HCW には抗菌薬予防をおこな な治療 う の開始 後 48 時 間 ヘモフィルス・インフルエンザ(⇒疾患特異的な勧告を参照) ヘルパンギーナ(⇒「腸管ウイルス感染」を参照) 鞭毛虫病 標準 ほ 蜂巣炎 胞虫症 ボツリヌス中毒 発疹チフス 発疹チフスリケッチア(流 行性またはシラミ発疹チ フス) 発疹熱リケッチア ポリオ(灰白髄炎) 標準 標準 標準 マイコプラズマ肺炎 飛沫 麻疹 空気 ヒトからヒトへの感染はみられない ヒトからヒトへの感染はみられない 標準 標準 接触 濃厚なヒトまたは衣類の接触を通じて、 ヒトからヒトに伝播する ヒトからヒトへの感染はみられない 罹患期 間(創病 変は排 膿しな くなる まで) ま 罹患期 間(創病 変は排 膿しな くなる まで) 発疹が 出てか ら 4 日 間、免疫 不全患 者では 罹患期 間 免疫のあるケア提供者がいれば、感受性 のある HCW は病室に入るべきではない。 免疫のある HCW の顔面防御についての 勧告はない。感受性のある HCW への顔面 防御の種類(外科用マスクまたはレスピ レータ)についての勧告はない。感受性 のあるヒトが曝露したら、72 時間以内 に曝露後ワクチンを接種するか、6 日以 内に免疫グロブリンを投与する。曝露し た感受性のある患者は空気予防策下に おき、感受性のある医療従事者は曝露後 ワクチンの接種の有無に拘わらず、最初 の曝露から 5 日目より最後の曝露から 21 日目までは休務する マラリア 標準 マールブルグ病(⇒「ウイルス性出血熱」を参照) む ムコール症 ムンプス(感染性耳下腺炎) 標準 飛沫 効果的 17 腫脹が始まったあとに予防策を実施す な治療 の開始 後9日 る。免疫のあるケア提供者がいるなら ば、感受性のある HCW はケアを提供すべ きではない。注意: (健康な 18・24 歳で の集団感染の最近の評価では唾液腺の ウイルス排出は疾患経過の早期に起こ っていて、耳下腺炎の発症後の 5 日の隔 離が市中では適切であることが示され た。しかし、医療従事者およびハイリス ク患者集団への影響はまだ明確ではな い) や 野兎病 肺 排膿病変 標準 標準 ヒトからヒトへの感染はみられない ヒトからヒトへの感染はみられない ライ症候群 らい病 ライノウイルス 標準 標準 飛沫 感染状態ではない ら 罹患期 間(創病 変は排 膿しな くなる まで) 飛沫が最も重要な伝播経路である。NICU および LTCF では集団感染が発生した。 湿性分泌物が大量であったり、濃厚な接 触(幼児など)が発生しそうならば接触 予防策を追加する ライム病 標準 ラッサ熱(⇒「ウイルス出血熱」を参照) ランブル鞭毛虫症(⇒「胃腸炎」を参照) ヒトからヒトへの感染はみられない リウマチ熱 リケッチア痘瘡(小胞性リケ ッチア症) リケッチア熱,ダニ伝播(ロッ キー山紅斑熱,発疹チフス) リステリア症(リステリア菌) 標準 標準 感染性状態ではない ヒトからヒトへの感染はみられない 標準 リッター病(ブドウ球菌性熱 傷皮膚症候群) 接触 輸血を介して稀に感染する以外はヒト からヒトへの伝播はない ヒトからヒトへの伝播は稀である。新生 児環境での交差感染の報告はある ⇒「ブドウ球菌疾患、熱傷様皮膚症候群」 を参照 淋菌性新生児眼炎(淋菌性眼 炎,新生児の急性結膜炎) リンパ球性脈絡髄膜炎 淋病 標準 標準 標準 ヒトからヒトへの感染はみられない 類鼻疸,すべての型 標準 ヒトからヒトへの感染はみられない レジオネラ症 レプトスピラ症 標準 標準 ヒトからヒトへの感染はみられない ヒトからヒトへの感染はみられない り 標準 罹患期 間(創病 変は排 膿しな くなる まで) る れ 18 連鎖球菌疾患(A 群連鎖球菌) 皮膚、創部、熱傷 大きい 接 触 飛沫 小さい、または限局して いる 子宮内膜炎(産褥性敗血 症) 幼児および年少小児での 咽頭炎 標準 幼児および年少小児での 猩紅熱 飛沫 効 な の 後 間 果 治 開 24 的 療 始 時 ドレッシングされていない、またはドレ ッシングが排膿を適切に封じ込めてい ない ドレッシングが排膿を覆って、適切に封 じ込めている 標準 飛沫 肺炎 飛沫 重症侵襲性疾患 飛沫 効 な の 後 間 効 な の 後 間 効 な の 後 間 効 な の 後 間 果 治 開 24 的 療 始 時 果 治 開 24 的 療 始 時 果 治 開 24 的 療 始 時 果 治 開 24 的 療 始 時 重症侵襲性疾患の集団感染が患者と医 療従事者の間の伝播に引き続いて発生 した。排膿している創部には接触予防策 を実施する。特定の状態では抗菌薬予防 についての推奨に従う 連 鎖 球 菌 疾 患 (B 群 連 鎖 球 標準 菌)、新生児 連鎖球菌疾患(A 群でも B 群で 標準 もない)、他にリストされてい ない 多剤耐性(⇒「多剤耐性菌」を参照) ろ ロタウイルス感染(⇒「胃腸炎」を参照) ロッキー山紅斑熱 標準 稀に、輸血を介して伝播する以外は、ヒ トからヒトへの伝播はない わ ワンサン・アンギーナ(⇒「塹 壕性口内炎」を参照) 標準 19
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