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9 シーズ名 テレビ映像資料のアーカイブ構築とネットワーク化

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データベース
登録
2010.9
シーズ名
テレビ映像資料のアーカイブ構築とネットワーク化についての研究
氏名・所属 等
石田
佐恵子、文学研究科、教授
<概要>
学会における最新の潮流では、
「テレビ研究にはテレビ番組分析が不可欠」との認識が広く共有され、
テレビ研究の意義が再評価されつつあります。
しかし、日本においては、メディア研究に不可欠な分析対象、テレビ番組・テレビCM・映画作品・
ラジオ番組など、資料そのものに研究者がアプローチすることが極めて困難な状態が長く続いてきま
した。近年、フランス・イギリス・アメリカ・韓国・中国などにおいては、テレビ番組や映像資料を
公的に保存・管理し公開する施設整備が飛躍的に進んでいるのに対して、日本における公的映像アー
カイブはいまだに十分に整備されておらず、その方策も定まっていないのです。日本におけるメディ
ア文化研究が、諸外国に肩を並べる水準を確保するためには、体系的に収集・蓄積され系統的に分類・
整理された、検索と広範な利用が可能な映像アーカイブの整備がなによりも急務なのです。
当研究では、より体系的で網羅的な映像アーカイブ構築を目標として、それに必要な諸条件の検討、
基礎的研究を継続的に行います。さらに、期間と分野を限定して、網羅的に映像資料のデータ収集を
行います。収集された映像データは、随時分析資料としても活用しつつ、より効率的で研究・教育目
的に特化した映像アーカイブのあり方を模索していきます。最終的には、公的映像アーカイブ施設の
設置を目標とした研究者・研究機関ネットワークを拡大し、望ましい映像アーカイブのデザインの提
言を目指すことを目標としています。
<アピールポイント>
当研究は、公的映像アーカイブ、研究機関における映像資料アーカイブ、民間・インデペンデント機
関のアーカイブ、私的映像アーカイブを結ぶネットワークを構築することを目指すものです。近年、
インターネットにおけるデータ検索の充実は、人文科学・社会科学系の学問の基礎的データ共有に大
きく貢献し、研究のあり方そのものを変えるような影響を及ぼしています。世界規模で押し進められ
ている映像資料アーカイブの公開と共有は、残念なことに、日本発信のデータを欠いたまま展開され
ています。当研究において収集され公開されるデータは、その欠落を埋めるためにもきわめて重要な
のです。
映像を撮影する/見る/保存する/公開する、といった映像経験がもたらす社会的影響はますます注
目されてきており、映像研究全般に対する社会的ニーズはますます高まっています。それらの状況を
受けて、英米圏の社会学会においては「映像社会学」という新しい研究分野が確立されつつあります。
当研究は、日本における映像社会学の展開と発展のための第一歩となるでしょう。
<利用・用途・応用分野>
映像制作者、市民による情報発信、映像・テレビ文化研究、メディア・リテラシー教育
アーカイブスの公共性、公的映像ライブラリ構築
<関連する知的財産権>
著作権、クリエイティブ・コモンズ
<関連するURL>
UCRCエスノグラフィック映像コレクション http://ucrc.lit.osaka-cu.ac.jp/movie/
持続可能な文化アーカイブ研究会 http://ucrc.lit.osaka-cu.ac.jp/movie/samc/
萬年社コレクション調査研究プロジェクト http://ucrc.lit.osaka-cu.ac.jp/mannensha/index.php
石田佐恵子HP
キーワード
http://www.lit.osaka-cu.ac.jp/user/ishita/
テレビ文化研究、公的映像アーカイブ、メディア社会学
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