ユニットエイド: 世界の保健衛生に貢献する 革新ファシリティー Dr. ドゥニ・ブルーン UNITAID事務局長 1 5か国の創設メンバー (2006年9月): 2006年9月19日、5か国の創設メンバー代表が調印しUNITAIDが誕生しました。 ニューヨークの国連総会にて。 2 ユニットエイドのミッション HIV/エイズ、マラリア、結核に苦しむ発展途上国 の人々のために、それらの国々では現状手に入れ ることが困難な高品質の医薬品・診断技術の価格 を下げて、広く供給が行き届くようにすること。 (UNITAID 憲章) 3 UNITAIDメンバー28か国 ベナン ブラジル ブルキナファソ カメルーン 中央アフリカ共和国 チリ コンゴ コートジボワール キプロス フランス ガボン ギニア リベリア ルクセンブルク マダガスカル マリ モーリシャス モロッコ ナミビア ニジェール ノルウェー 大韓民国 サントメ・プリンシペ セネガル 南アフリカ スペイン トーゴ 英国 2006年創設メンバー5か国: ブラジル、チリ、フランス、 ノルウェー、英国 今日: 28 か国とゲイツ財団 理事長 Dr. フィリップ・ドスト=ブラジ 4 革新的資金調達のメカニズム ユニットエイド資金の70%は航空券税から • • • • • • • • • • カメルーン コートジボワール、 チリ フランス + 多年にわたるコミットメント 大韓民国 マダガスカル モーリシャス マリ ニジェール まもなくさらに多くの国で それらの国を出発するすべてのフライトに適用 • 額は様々で各国政府が決定 » » • 国内線エコノミーに1ユーロ(フランス) 国際線ビジネスに40ユーロ(フランス) すべての国の航空会社に同じように適用され、特定の航空会社 へのマイナスの影響はありません 30% はマルチバジェット貢献 • • • • • • • 英国 + 多年にわたるコミットメント スペイン ルクセンブルク キプロス ブラジル + 多年にわたるコミットメント ゲイツ財団 ノルウェー 2006年以来20億米ドルを超える資金調達 航空券連帯税 連帯のグローバリゼーション アフリカの6カ国が、航空券連帯税を取入れ、 ユニットエイドに貢献しています: カメルーン、コートジボワール、 マダガスカル、マリ、 モーリシャス、ニジェール = 南南協力の一形態 6 ユニットエイドのサポートを受けている94か国 HIV/エイズ 51の受益国 - 小児抗レトロウイルス薬 第2選択抗レトロウイルス薬 母子感染予防 CD4/ウイルス負荷 >9億1700万米ドル マラリア 29の受益国 結核 76の受益国 第1選択結核治療薬 小児医療 多剤耐性結核 診断技術 - 長期残効型防虫蚊帳 -アルテミシニンベース薬 -AMFm – 補助金 -迅速診断テスト - >4億2600万米ドル >2億4300万米ドル - マルチセクトラル型プロジェクト:医療と診断技術の事前承認と水平的プログラム(医薬品特許プール・・・)に 1億1900万ドルを 7 援助を受けている アフリカ連合の42か国 主要医薬品にユニットエイドの資金援助上位10か国: ナイジェリア、ウガンダ、ケニア、ザンビア、 モザンビーク、コンゴ民主共和国、 タンザニア、ガーナ、ジンバブエ、エチオピア HIV治療と診断 (2007-2012) 4億2600万米ドル 結核治療と診断 (2007-2012) 2000万米ドル マラリア治療と診断 (2007-2012) 4億米ドル 8 ユニットエイドはどのように機能するか 9 革新的支出 対価価値 資金を効果的に –使いやすさ 効き目/品質/価格 –運営・事務経費 (10 パーセント以下) 公衆衛生 に明らかに有益な製品に投資 • よりたくさんの医薬品を購入し普及 = より多くの命を救う 対 価 価 値 市場の形成と改善 • 生産者が市場参入または市場を発展させるためのインセンティブ • より良い交渉価格 – 多くの国に大量購入 • 市場インパクトは、製品によって変化 – – – – 料金 クオリティ 在庫量 そして 配布の時期 積極的外部効果 • UNITAIDが達成した利益と結果はすべてに役立つ 10 5つのプロジェクトにスポットライト 1.小児HIV 2.マラリア治療薬購入促進機関 3.成人第2選択HIV薬 4.多剤耐性結核 5.WHO事前承認 11 より良い製品をより廉価に 小児用抗レトロウイルス薬 以前は: 今は: 一服分ずつのシロップ 月に16瓶のシロップ 多剤混合薬 一日3錠 患者一人当たり年間200米ドル 患者一人当たり年間60米ドル 12 マラリア治療薬購入促進機関 (AMFm) ユニットエイドはAMFm(マラリア治療薬購入促進機関)の最大の資金提 供者 AMFmの目標は、マラリア治療にもっとも有効なアルテミシニンをベ ースとした併用療法(ACT)の消費者市場を創出すること AMFmのパイロット・プロジェクトは、ACT(アルテミシニン併用 療法)を入手可能とすることを目標として、マラリアが慢性的な7つ の国で発足 AMFmが介入している国々では、ACT治療毎の費用が以前は8から10米 ドルかかっていたのが0.33から1.32米ドルになった。2010年から 2011年ではこの治療の市場サイズは倍になった 4600万以上の治療 13 成人第2選択HIV薬 主な第2選択抗レトロウイルス薬は、累積で 最大60%価格が低下 年間10万人以上の患者が、より効果的な治療 に転換して存命 2011年までに品質保証された第2選択HIV薬の ジェネリック製薬会社12社が市場参入。健全 な競争体制に 14 多剤耐性結核: ストック循環戦略 ストック循環戦略により、多剤耐性結核MDR-TB薬の 緊急発注に迅速に対処 緊急発注に対するリードタイムが30日に短縮 2011年には対象国では在庫切れが報告されていない 15 WHO世界保健機関 事前承認 2006年以来のユニットエイドプロジェクトポートフォ リオの主要要素である事前承認は、市場に参入する あらたな薬品・製剤が品質の保証されたものである ことを立証。 ユニットエイドは、WHOの事前承認プログラムの80% 以上に資金提供。このプログラムは、ユニットエイド および世界基金(Global Fund)の製品購買の前提条 件です。 16 活動を共にする実施機関 Merci! www.facebook/UNITAIDJapan www.unitaid.org 18
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