2年 - 東京都立小松川高等学校

平成 28 年度
第 2 学年
シラバス(年間授業計画)
東京都立小松川高等学校
シラバス(年間授業計画)
平成 28 年 6 月 1 日
東京都立小松川高等学校 発行
〒132-0035 東京都江戸川区平井 1-27-10
TEL 03-3685-1010 (代)
FAX
3636-1073
TEL
3658-7181
教務部
平成28年度
教
科
名
国
使 用
教科書
補 助
教 材
授 業
担当者
語
年間授業計画
科
目
名
『精選現代文B』
現代文B
東京都立小松川高等学校
単
位
数
2
対象
学年
2
年
学校必履修科目
筑摩書房
『大学入試 頻出漢字 2500』 文英堂編集部
『大学入試 現代文単語』 いいずな書店
『新訂国語図説』 京都書房
永井 佳子
山村 樹郎
大谷 あけみ
Ⅰ 学習の目標
読解力や表現力を養い、言語生活を豊かにする。
文学によって人間性を養い、評論等を読んで社会や人生についての考察を深める。
大学入試に対応できる学力を身につける。
Ⅱ 学習内容
学習事項・学習内容
重点ポイント・指導目標
時 間
学期
1
学
(前半)
評論4「科学・技術と生活空間」(村上陽一郎)
評論6「『である』ことと『すること』」(丸山眞男)
13
本格的な評論文に慣れ、その
要旨を的確に捉える。
著名な文学作品に親しみ、漢
文訓読調の名文を味わう。
13
小説を読み、そこに描かれた
場面や登場人物について的確
に捉える。
論旨の展開やキーワードに注
意して的確な内容把握をす
る。
13
評論を読み、筆者の価値基準
を正確に理解して、それに対
する自分の意見を表現する。
(後半)
小説1「山月記」(中島敦)
評論2「物語るという欲望」(内田樹)
期
2
学
(前半)
評論1「アイオアの玉葱」(長田弘)
評論5「言語が見せる世界」(野矢茂樹)
(後半)
評論4「ファンタジーワールドの誕生」(今福龍太)
評論5「ノスタルジアと『かわいい』」(四方田犬彦)
期
13
小説3「こころ」(夏目 漱石)
3
学
期
18
評論を読み、筆者の述べる人
間・社会・自然について、的
確に理解する。
論理的な文章の読解に習熟す
る。
漱石の著名な作品を読み、登
場人物・情景・心情などの描
写を的確に捉えて味わう。作
者の人間理解をとおして、人
生や社会についての思索を深
める。
Ⅲ 評価の観点・方法
観点・本格的な評論文を読解するのに必要な語彙や知識を広げ、読解力を高めることができたか。
・明治以降のさまざまな小説の表現、主題等について学び、読解力を高めることができたか。
・漢字や現代語の重要語句についての知識を深めることができたか。
方法・定期テスト・漢字小テスト・宿題テスト等の点数に、平常点を加味して評価する。
現代文の学習について
(1)なぜ「現代文」を学ぶのか。
「国語は勉強の仕方がわからない」という声をよく聞きます。特に「現代文」は、「古典」のよ
うに文法や本文の口語訳といった具体的な作業を必要としないので、何をやればいいのか見当も
つかない、というのが多くの人の実感だと思います。大学を受験するに際しても、「現代文は何も
やらなかった」と言う人がときどきいます。そういう人は、国語の成績が思うように伸びず、本
来の能力に見合った大学に合格できなかったのではないでしょうか。
「活字文化の衰退」ということが指摘されるようになってからすでに数十年が過ぎました。電
車に乗っていると、サラリーマンも学生も、携帯電話を一心に眺めている人やマンガを読みふけ
っている人ばかりが目立ち、車内で本を広げている人はめっきり少なくなりました。にもかかわ
らず、大学入試の現代文の問題が易しくなることはなく、むしろ少しずつ難しくなっているよう
な印象さえあります。それは大学における学問の大部分が活字を媒介として伝達されるものであ
り、学生の研究の成果も多くの部分は活字によって表現せざるを得ないからです。つまり「現代
文」の学力はすべての学問の基礎をなすものですから、きわめて重要であるということがわかり
ます。2年生になった皆さんは、今までの意識を変えて、「現代文」の力を少しずつ伸ばしていく
ことを心がけてほしいと思います。
(2)「現代文」の学力とは。
「現代文」の学力とは、具体的にはどういうものなのか、整理すると、
①漢字の読み書きや、言葉の意味を理解する力。
②文章を読んで、その内容を正確に理解する力。
③理解したことを的確に表現する力。
という3点にまとめられると思います。この他に、「自分の考えを的確に表現する力」ということ
を加えてもよいのですが、それは「小論文」という分野に属することですので、ここでは省きま
す。①の漢字や語句は問題集をやれば着実に身につきますが、それだけでは②や③にはつながり
ません。ではどうしたらよいのでしょう。
(3)どのように勉強したらよいのか。
「現代文」は文学から自然科学まで、きわめて広い範囲の内容を扱う科目ですから、何かを暗
記すれば力がつくというものではありません。また、授業で扱った文章を完璧に 理解すれば、そ
れだけでいいというわけでもありません。授業はいわば「例題の解説」です。授業の中で身につ
けるべきことは、文章の内容を理解するための「方法論」だと考えるべきでしょう。広範な内容
の文章に対する読解力(上記の②や③)を身につけるには、授業中に扱う教科書の文章を読むだ
けでは不十分であり、自発的かつ日常的に本や新聞を読むことがぜひとも必要です。読書を通し
て得られる幅広い見識や言葉の知識が読解力を大きく伸ばすことは間違いありません。ですから、
「現代文」の家庭学習としては、授業の予習よりも読書に重点をおいてほしいと思います。また、
すでに「現代文」の問題集を1冊購入し学習を始めています。授業での解説を経ずに、自力で本
文を読み、問題を解き、その後で解説を読んで理解する、という勉強も積極的にやっていきまし
ょう。問題集の本文を読むこともある意味では読書です。そこから得られる知識を蓄積していけ
ば、貴重な財産になります。
授業中は板書だけでなく口頭で説明されたこともメモを取るようにすると、文章のどこに着目
すればよいのかが掴めるようになるでしょう。板書事項を暗記して定期テストに臨み、そのまま
解答用紙に記入するという姿勢では、実戦的な読解力にはつながりません。理解したことをでき
るだけ自分なりの言葉で表現するように心がけてください。とにかく、いろいろなことを自分の
知識として吸収しようとする姿勢が、現代文の学習において最も大切なことなのです。
平成28年度
教
科
名
国
使 用
教科書
補 助
教 材
語
年間授業計画
科
目
名
古典B
東京都立小松川高等学校
単
位
数
3
対象
学年
2
年
学校必履修科目
『高等学校古典B 古文編』 三省堂
『高等学校古典B 漢文編』 三省堂
『新版三訂完全マスター古典文法』『完全マスター古典文法準拠ノート実力養成』第一学習社
『シンプルスタイルシリーズ 古文単語301』尚文出版
『新明説漢文』『新明説漢文ノート 修訂版』尚文出版
『新訂国語図説』京都書房
新井 一夫
近藤 聡
山村 樹郎
大谷あけみ
授 業
担当者
Ⅰ 学習の目標
文法に習熟して、基本的な古文・漢文を自力で読解できるようにする。
古典の魅力を理解し、文化や伝統を継承する態度を養う。大学入試に対応できる学力を身につける。
Ⅱ 学習内容
学習事項・学習内容
重点ポイント
時 間
学期
1
学
期
2
学
期
3
学
期
(前半)
古文:随筆1「すさまじきもの」「中納言参り給ひて」
「雪のいと高う降りたるを」(枕草子)
漢文:漢詩「鹿柴」「宿建徳江」「早発白帝城」
「楓橋夜泊」「遊山西村」
19
(後半)
古文:随筆2「ゆく川の流れ」(方丈記)
説話「やさし蔵人」(今物語)
物語1「虫めづる姫君」(堤中納言物語)
漢文:小話「孟母断機」(列女伝)
小説「人虎伝」(李景亮)
20
(前半)
古文:日記「あこがれ」(更級日記)
物語2「花山院の出家」(大鏡)
漢文:思想 「子貢問政」(論語)「不忍人之心」(孟
子)「人之性悪」(荀子)「小国寡民」(老子)「渾
沌」(荘子)
19
(後半)
古文:日記「夢よりもはかなき世の中を」(和
泉式部日記)
物語2「光源氏の誕生【桐壺】」(源氏物語)
漢文:史伝「項門之会」「四面楚歌」(史記)
19
古文:物語2「藤壷の入内【桐壷】」「北山の垣間見
【若紫】」(源氏物語)
漢文:史伝「項王最期」(史記)
第2部史伝1 進遇於赤壁(十八史略)
28
基礎的な古文・漢文に慣れる。
1年で学習した基礎的な文法事項
や漢文句法を確認する。
中古の代表的な歌物語を読み、特性
を考え、敬語法について理解する。
平安時代の代表的な随筆を読み、そ
の感性を味わうとともに、敬語法に
ついても確認する。
さまざまな漢詩を読み味わい、鑑賞
を通して、言語感覚や想像力を豊か
にする。
平安時代の日記や歴史物語を読み、
難解な古文の読解に挑戦しつつ、重
要古語の習得に力を入れる。
長い漢文を読み、ストーリーを理解
しながら、漢文の構造を理解すると
ともに、漢文の重要な句法について
理解を深める。
代表的な物語を読み、登場人物の心
情の推移を読み取りながら、古文の
読解力を高める。敬語法を深く理解
する。
中国の思想について認識を深める。
筆者の論理を理解し、論旨を的確に
とらえる。
長編物語の展開と同時に、人物描
写、物語中の和歌の効果をはじめ、
既習の知識を確かめつつ、文法事項
についての理解を深める。
古代中国の史話を読み、漢文の重要
な句法について理解を深める。
Ⅲ 評価の観点・方法
観点・古文の読解に必要な文法・重要語句・古文常識等の知識を深め、読解力を高めることができたか。
・漢文の読解に必要な文の構造・句形・助字等に関する知識を深め、読解力を高めることができた
か。
方法・定期テスト・小テスト・宿題テスト等の点数に、平常点を加味して評価する。
古典の学習について
(1)「古典」とは何か。
言うまでもありませんが、古文と漢文を合わせたものが「古典」です。週3時間のうち、古文を
2時間、漢文を1時間という形を基本として1年間の授業を行います。扱う教材は、古文が奈良時
代から江戸時代までの文章や和歌、漢文はおおむね春秋・戦国時代から清の時代までの詩や文章で
す。古文は物語や日記、随筆といった文学的な作品を多く扱うのに対して、漢文は史伝や思想、評
論が教材の中心であるという違いがあります。いずれにしても、長い歳月を経て今日に伝えられた
作品ですから、文化的な価値も高いものばかりであり、「古典」の学習は語学的な要素と文化的な要
素とをミックスしたものだと考えてよいでしょう。
(2)「古典」の学習の目標。
「現代文」と同様に、「古典」も習ったことを土台として、初めて読む文章を自分の力で理解する
という応用力が最終的な目標です。しかし「現代文」と違って「古典」は言語の壁を越えなければ
ならないという困難が伴いますから、古文も漢文もまず基礎を身につけることがきわめて重要にな
ってくるわけです。では、「基礎」とは具体的には何のことでしょう。
古文の基礎は、(1)文法、(2)単語、(3)古文常識の3点に集約できます。漢文は、(1)文の構造、
(2)句形、(3)助字ということになると思います。これらの基礎を2年生の終わりまでにある程度身
につけ、応用の利く読解力を向上させていくことが「古典」の授業の目標です。
(3)どのように勉強したらよいのか。
古文は、1年生の時には用言の活用から助動詞までの文法学習に力を入れてきました。2年生で
は敬語、助詞について学び、文法学習を完成させます。また重要古語や古文常識(その時代の制度
や生活習慣など)についても少しずつ知識を広げていくように指導します。漢文は1年生ではまず
返り点の仕組みを理解し、本文の音読をして漢文に慣れることを主眼とした授業を行いました。句
形については文中にでてきたものを説明する程度で、系統的な学習はできませんでしたので、2年
生で不足を補っていく予定です。古文も漢文も基礎力を充実させるのが学習の中心ですが、こうし
た「基礎」はあくまで本文の解釈のための手段であり、それ自体が目標であるわけではありません。
目標は「読解力の向上」ですから、「古典」についてはぜひとも予習の習慣を身につけてほしいと思
います。
予習は具体的には、本文の筆写、辞書を使っての意味調べ(漢文の場合は「漢文必携」を見て句
形の確認)をし、用言や助動詞に特に気をつけながら品詞分解をした上で、本文を訳します。予習
でわからなかったところは整理をしてから授業を受けてほしいと思います。授業中には重要な文法
事項の確認と疑問点の解決、本文全体の内容や作品の背景を理解する、ということになります。ノ
ートの取り方は特に定めませんが、本文、自分の訳、授業で確認した訳、文法事項が書けるよう、
ある程度スペースに余裕を持たせて書くと良いでしょう。現代文のページでも述べましたが、教科
書の文章を完全に理解しても、学校の定期テストには通用しますが、模試や入試には通用しません。
大切なのはあくまでも応用力であり、2年生の授業の主眼はそのための基礎を固めることですから、
口語訳の暗記といったテスト対策はこの辺で卒業する必要があります。
「古典」に関しても夏休み前に問題集を1冊購入します。その本文を辞書を使いながら読み、自
力で解釈する、といった勉強を習慣づけて、授業の予習にもそのやり方を適用できれば、確実に読
解力が向上していくはずです。
平成28年度 年間授業計画
東京都立小松川高等学校
教
科
単
対象
科
目
位
学校必履修科目
地理歴史
2
2年
日本史B
学年
名
名
数
使 用
詳説日本史(山川出版社)
教科書
補 助
図説日本史通覧(帝国書院)、詳説日本史史料集(山川出版社)、日本史 B 用語集
教 材
Ⅰ 学習の目標
日本史の展開を、世界を視野に入れて総合的に学ぶことで、自国の文化と伝統についての認識を深める。
過去の出来事の理解を通して、歴史的に思考する能力を身につけ、公民としての自覚と国際社会の中で生きて
いく上で必要な能力を養成する。
Ⅱ 学習内容
学習事項・学習内容
重点ポイント
時 間
学期
1
学
期
2
学
期
(前半)
第1章 1.旧石器文化、縄文文化、弥生文化
2.小国の成立、古墳とヤマト政権、飛鳥の朝廷
第2章 1.律令国家の成立、平城京の時代、天平文化
2.平安朝廷の形成
(後半)
第3章 1.摂関政治(藤原北家の発展、摂関政治)
2.国風文化
3.荘園の発達、武士の成長
第4章 1.院政と平氏の台頭、鎌倉幕府の成立
2.武士の社会、蒙古襲来と幕府衰退、鎌倉文化
(前半)
第5章 1.建武の新政、室町幕府の機構
2.幕府の衰退、室町文化、戦国大名の登場
第6章 1.織豊政権、桃山文化
2.幕藩体制の成立
3.初期の外交と鎖国
(後半)
第7章 1.幕政の安定、元禄文化
第8章 1.幕政の改革、幕府の衰退、化政文化
第9章 1.近代国家の形成、開国と幕末の維新
2.明治維新と富国強兵
3.立憲国家の成立と日清戦争
4.日露戦争と国際関係
12
12
13
13
・原始、・古代文化の基本的な特色
とその発展過程の理解
・古代文化の展開における社会的・
国際的環境からの影響と日本的
な展開、特性の理解
・律令制の変化と摂関政治の成立過
程
・荘園の形成、武士の発生・成長と
の関連の理解
・荘園公領制の成立と、武家政権の
段階的な確立過程の理解
・惣領制解体と守護大名の成長
・日明貿易における国際環境と国内
の政治動向との関連
・室町文化の禅宗的要素の影響
・大航海時代の国際的背景
・身分秩序の編成と経済統制
・文治政治への転換
・江戸の文化の特色と学問思想の発
達についての理解
・江戸の三大改革の背景と結果
・近代化のための諸政策
・日清戦争・日露戦争の経緯が日朝
関係に及ぼした影響や産業革命
の進展の段階的な理解
・第一次世界大戦後の国際関係の変
化と国内の政府・経済動向の推移
を関連づけて理解する
・占領下の諸改革の内容
第 10 章 1.第一次世界大戦、ワシントン体制
3
2.恐慌の時代、軍部の台頭
学
3.第二次世界大戦
20
期 第 11 章 4.占領下の日本、冷戦の開始と講和
5.高度成長の時代、冷戦終結と日本社会
Ⅲ 評価の観点・方法
観点:①各時代の基本事項の正確な理解と、他の事象との関連や前後の時代を通しての流れを理解し、それを
自分の言葉で再構成できる能力の習得。
②地図などにより歴史的事件を空間的に把握できる能力の習得。
③基本的な文字史料や視覚資料を理解し活用できる能力の習得。
④副教材や教科書に収録されたグラフや表など統計資料を読み取り、活用する能力の習得。
方法:定期考査、小テスト・提出課題の他、授業への取り組みも平常点として評価の対象とする。
1.学習指導要領における日本史の目標
我が国の歴史の展開を,世界史的視野に立って総合的に考察させ,我が国の文化と伝統の特色
についての認識を深めさせることによって,歴史的思考力を培い,国民としての自覚と国際社会
に主体的に生きる日本人としての資質を養う。
2.本校における日本史の学習について
(1)授業の進め方~学習内容と到達目標~
2年生の日本史では、原始時代から江戸時代初期までを学ぶことを目標としています。それ以
降の歴史も含め、通史として学びたい人や受験で必要な人は、3年生でも必修選択で日本史を選
択してください。センター入試に対応できる知識を学ぶことを目標として、2年生からしっかり
と授業を行います。
授業は原則として、①みなさんが購入した教科書とともに「史料集」や「用語集」を活用し効
率的に進めます。②教科書・図説資料集も有効に利用し理解を深めます。③多角的な歴史理解を
進めるため、必要に応じてビデオ・CD等の視聴覚資料も用いたいと考えています。④単元ごと
に小テストを行い、到達度を確認するとともに知識の定着を図ります。
(2)日本史の学習方法
中学校でも歴史を学んできていると思いますが、一年間のブランクがありますし、高校ではも
っと詳しく学びますので予習・復習は大切です。
①予習:学習する予定の部分の教科書に目を通してきてください。全く予備知識なしで授業に
臨むよりもずっと理解しやすいはずです。
②授業中:必ず教科書と資料集を持ってきましょう。「史料文」や「図」「写真」「表」など、
さまざまな資料を見て理解を深めてください。また、先生の板書だけを写すのではなく、
話していることも積極的にメモをとり、自分なりにノートを作り上げていってください。
③復習:もう一度教科書を見直し、自分の理解を確認してください。また、興味の湧いた部分
は図書館などで資料にあたり知識をより広げ深めていってください。
3.歴史を学ぶにあたって
E・H・カーは歴史を研究することの意味について、以下のように述べています。
「歴史の二重性格が果たしている条件をここで思い出してみましょう。歴史から学ぶという
のは、決してただ一方的な過程ではありません。過去の光に照らして現在を学ぶというのは、
また、現在の光に照らして、過去を学ぶということも意味しています。歴史の機能は過去と
現在との相互関係を通して両者をさらに深く理解させようとする点にあります」
『歴史とは何か』岩波新書より
これは、歴史研究者についてだけでなく、その研究成果である歴史科目を学ぶ我々にとっても
言えることです。歴史は一般的にそう思われているような、単なる暗記科目ではありません。確
かにある程度暗記しなければならない事項もありますが、過去の歴史事象に見られる政治・経
済・外交・文化の諸関連を理解し、過去から現在への発展の経緯を学びながら、同時にそのよう
な過去を理解する歴史的センスを磨くことは、たんなる小手先の知識を身につける以上に現代社
会に生きていく上で、とても大切なことだと思います。
平成28年度 年間授業計画
東京都立小松川高等学校
教
科
単
対象
科 地理歴史
目 世界史B
位 2単位
2 年
必履修科目
学年
名
名
数
使 用 『詳説 世界史B』
(山川出版社)
教科書
補 助 『最新世界史図説 タペストリー』
(浜島書店) 『新世界史要点ノート 応用編』(啓隆社)
教 材 『改訂版 世界史B用語集』
(山川出版社)
Ⅰ 学習の目標
世界の歴史の枠組みと流れを,我が国の歴史と関連づけながら理解させ,歴史的思考力を培い,国際社会に主
体的に生きる日本人としての自覚と資質を養う。また、受験のための正確な知識理解を中心とする基礎学力習
得を目標とする。
Ⅱ 学習内容
学習事項・学習内容
時 間
重点ポイント
1
学
期
2
1.世界史への扉→自然と人類のかかわり、日本の歴史と
世界の歴史のつながり、日常生活に見る世界史
2.諸地域世界の形成
12
ア.西アジア世界・地中海世界、
イ.南アジア世界・東南アジア世界、
ウ.東アジア世界、内陸アジア
・オリエント文明、ギリシア、ロー
マ文明、南アジア、東南アジア、
日本を含む、東アジア、内陸アジ
アの形成過程を理解させる。
・地域毎に活動を比較させ時間的つ
ながりに着目して理解させる。
3.諸地域世界の交流と再編
ア.イスラーム世界の形成と発展、
イ.ヨーロッパ世界の形成と発展、
ウ.内陸アジアの動向
・イスラーム成立の背景とその特質
を多角的に理解させる。
・キリス
ト教会とヨーロッパ世界の形成
と展開を把握させる。・内陸アジ
アの諸民族が諸地域の交流に果
たした役割を理解させる。
・明・清と朝鮮、日本などの関係を
理解させる。
・ルネサンス、宗教革命、主権国化
家体制の成立、16~18世紀の
ヨーロッパの特質とアジア・アフ
リカの関係を理解させる。
・産業革命、アメリカ独立革命とラ
ンス革命が産業社会と国民国家
の形成を理解させる。
・世界市場の形成、欧米のアジア進
出、オスマン、ムガル、清などの
動揺と改革、19世紀のアジアで
の日本の位置づけを理解させる。
4.諸地域世界の結合と変容
ア.アジア諸地域の繁栄と日本
イ.ヨーロッパ世界の拡大と大西洋世界
12
13
学
ウ.産業社会と国民国家
エ.世界市場の形成と日本
期
13
3
学
期
Ⅲ
5.地球世界の到来
ア.帝国主義と社会の変容
イ.二つの世界大戦と大衆社会の出現
ウ.米ソ冷戦と第三世界
エ.グローバル化した世界と日本
評価の観点・方法
・ 授業に対してどれだけ意欲的に,集中して取り組んでいる
か。時代の流れをいかに把握し,歴史事項を理解しているか。
・ 授業態度・定期考査・提出課題・発問評価
20
・帝国主義諸国の抗争とアジアの民
族運動について理解させる。
・二つの大戦の原因と総力戦として
の性格、日本に及ぼした影響、平和
の意義について考察させる。
・冷戦とその終結、70 年代以降のグ
ローバル化、エネルギー問題を理
解させる。
1.地歴科の目標(学習指導要領)
我が国及び世界の形成の歴史的過程と生活・文化の地域的特色についての理解と認識を深め、
国際社会に主体的に生きる民主的、平和的な国家・社会の一員としての必要な自覚と資質を養う。
2.世界史Bの目標(学習指導要領)
世界の歴史の大きな枠組みと流れを、我が国の歴史と関連付けながら理解させ、文化の多様性と現代
世界の特質を広い視野から考察させることによって、歴史的思考力を培い、国際社会に主体的に生き
る日本人としての自覚と資質を養う。
3.本校における世界史の学習について
(1)学習内容と到達目標
3学年の必修選択世界史(4単位)では、2学年の内容を確認・発展する形で、一般受験に対応でき
るように、2年次より深い内容を扱っていきます。さらに受験対策用の自由選択世界史演習(2単位)
という科目があります。必修選択は日本史、世界史、地理、から選択制になっています。基本的には、
ほとんどの生徒が、受験科目として世界史を考えている生徒が選択しています。授業は、基本的には、
センター入試や、一般入試に対応できるレベルということを意識して行っています。
授業は通常、次のように行っています。
①「要点ノート」を活用し効率的に、ほぼ全範囲を網羅して触れられるように行っています。
②教科書・図説資料集を有効に利用し、担当者の自作プリントを利用します。
③小テスト等を、知識確認のために行うこともある。
(2)生徒の学習方法について
①予習をしよう。
「要点ノート」の穴埋め問題を教科書をみながら入れる。この際、教科書を一度読むことにな
るので効果的である。
②授業中は集中して授業に参加しよう。
板書はもちろん、発問にも積極的に答えること。また、世界史は先生の話もかなり情報量が
多く重要な内容も含まれているので、積極的に聞き、メモを取るなどしよう。
③復習をしよう。
「要点ノート」の整理や、教科書のチェックなど、忘れる前にこまめに復習しよう。学習した
ところは、着実にマスターしていくようにしよう。
4.担当者から一言
世界史は学ぶべきことが多く、暗記するのに大変だと思っている人がいるかもしれません。確かに、世
界の国々の歴史をほとんど扱うので、大変かもしれません。でも、他の国の歴史を学ぶことで、自分の国
の歴史と比較し、相対化することで、見えてくることがたくさんあります。そして、現実には、受験のた
めに学んだ知識であっても、そのことによって身についた世界観の基本は、君たちにとって一生の財産と
なることは間違いありません。また、大学の講義を受ける際にも、世界史の流れを把握していると、さま
ざまな専門分野で役立つことも確かです。
平成28年度 年間授業計画
教
科
数
名
使 用
教科書
補 助
教 材
授 業
担当者
Ⅰ
学
科
目
名
東京都立小松川高等学校
単
位
数
数学Ⅱ
高等学校 数学Ⅱ
3単位
対象
学年
2 年
学校必履修科目
(数研出版)
新課程 4プロセス 数学Ⅱ+B (数研出版)
新課程 チャート式 基礎からの数学Ⅱ+B
(数研出版)
小山、松重、中野、小笠原、玉村、北喜
学習の目標
図形と方程式、指数・対数関数、および微分・積分の考え方について理解させ、基礎的な知識の習得と技能の
習熟を図り、事象を数学的に考察し処理する能力を伸ばすとともに、それらを活用する態度を育てる。
Ⅱ
学習内容
学習事項・学習内容
学期
(前半)
1
重点ポイント
時 間
・図形の性質を方程式・不等式の
第2章 2.2次方程式の解
18
第3章 図形と方程式
性質として調べる。
(重要公ポイント)円と直線の方程
1.点と直線 2.円 3.円の方程式 6.円と直線
式、とその関係
学
(後半)
・指数を任意の実数に拡張し、指数
7.2つの円 8.軌跡と領域
期
18
第5章 指数関数と対数関数
1.指数の拡張 2.指数関数
関数を定義、諸性質を調べる。
3.対数とその性質
4.対数関数
5.常用対数
2
・対数を定義し、基本性質を理解さ
第6章 微分法と積分法
1.微分係数 2.導関数 3.接線 4.関数の増減 極
20
大・極小
る。
・微分係数や導関数の概念を導入
学
し、接線の傾きと対比してその意
(後半)
期
せる。対数関数の諸性質を調べ
味を理解させる。
積分の応用
5.グラフの応用
6.不定積分
7.定積分 8.面積
20
・関数の増加・減少と導関数の正負
の関係を明らかにし、関数のグラ
フを考察、またその応用を取り扱
う。
数学Ⅱ全般の復習と演習
3
学
期
Ⅲ
・数学Ⅱで学んだ全ての内容につ
・センター試験の過去問を題材とした演習
・数Ⅱの微分積分をもととした発展的内容も取り扱う
30
いて復習するとともに、微分・積分
の応用としての面積・体積の求積、
及び極限等の発展的内容も扱う。
評価の観点・方法
(1) 学習内容の理解度および努力
(2) 学習に対する意欲、授業態度
(3) 課題の提出状況
【数学Ⅱの単元構成】
1
式と証明
2
複素数と方程式
数学Ⅱは、数学Bと異なり、上記単元をすべて学習します。他の科
目もそうですが、数学Ⅱは1年次に学習する、「数学Ⅰ」という土台の
上に成り立っていると言ってもいいでしょう。つまり、数学Ⅰの定着
3
図形と方程式
4
三角関数
5
指数・対数関数
がなされていない人が数学Ⅱを勉強するのは、とてもつらいことだと
いうことです。
ですので、2年次における学習においては、数学Ⅰの復習(展開と
因数分解、二次関数、三角比など)が効果的であるのです。高校数学
は、すべてがつながっています。不断の復習が必要不可欠と言えるで
しょう。
6
微分法と積分法
【数学Ⅱの勉強方法】
昨年度と大きな違いはありませんが、あらためて効果的な勉強方法を述べましょう。さらに、2年生だから
こそ、やらねばならないことも書きましょう。
① 予習よりも圧倒的に復習が重要
もちろん、予習をしてくるほうがいいに決まっています。授業が復習になるように家庭学習をしてくるので
す。それができれば、学校の定期考査では直前に慌てて勉強しなくても、ある程度の(平均以上?)点数は取
れます。それが難しいのであれば、とにかく復習を“その日のうちに”やることです。
今年の2年生では、
「クリアー完成ノート」を全範囲にわたって配布しています。この完成ノートは、毎日
の復習用に購入しているものであり、テスト対策にやるものではありません。授業でわかったつもりでも、い
ざ勉強すると、問題が解けない。そんな経験ありませんか?
授業で扱っていることは、ほんの一部に過ぎ
ず、ごく基礎的なことを“理解”するためにやっていることで、“活用”する時間は十分ではありません。だ
から復習するのです。一度習った事柄を、問題の中でどう活用して解決を図るのか、この能力は、復習なく
して身につくことはありません。
② 昨年の単元を復習すべし
先ほども述べましたが、数学Ⅱは、数学Ⅰの内容に準じたものが多いのが特徴です。その数学Ⅰの勉強を、
2年生のときにも継続しようと、計画はありますか?
3年生になってから1年次に学習した単元を勉強し始めるのは、非常にきついものがあります。数学Ⅱにも
大いに役立ちますし、大学進学を目指すのであれば、1年次の内容を常に復習し続ける、くらいの気概で頑
張ってもらいたいものです。
③ 授業中にやることとは(どんなノートですか?)
数学に限ったことではないですが・・・
教員が黒板に書いた内容をただノートに写すのではなく(それでは作業になってしまいます)、授業中の説
明や活字になっていないアドバイスなどに耳を傾け、その言葉こそメモをとっていきましょう。プリントに載
っている問題を解くだけでは不十分です。その単元で学習する内容の流れや他の分野との関連などを聞き逃さ
ないようにしましょう。ノートはキレイである必要はありません。後で復習するときに役立つ自分だけのノー
トを作るように心がけましょう。
平成28年度 年間授業計画
教
科
数 学
名
使 用
高等学校
教科書
補
助
教
材
授
業
担当者
Ⅰ
科
目
名
数学B
数学B
(数研出版)
東京都立小松川高等学校
単
位
数
3単位
対象
学年
2 年
学校必履修科目
新課程 4プロセス 数学Ⅱ+B (数研出版)
新課程 チャート式 基礎からの 数学Ⅱ+B (数研出版)
小山、松重、中野、小笠原
学習の目標
ベクトル、数列について理解させ、基礎的な知識の習得と技能の習熟を図り、事象を数学的に考察し処理する
能力を伸ばすとともに、それらを活用する態度を育てる。
Ⅱ
学習内容
学習事項・学習内容
学期
1
学
(前半)
第1章 平面上のベクトル
1.平面上のベクトル 2.ベクトルの演算
3.ベクトルの成分
4.ベクトルの内積
5.位置ベクトル
6.ベクトルと図形
7.ベクトル方程式
重点ポイント
時 間
・平面上のベクトルの意味、演算を
18
理解する。
・ベクトルの内積の意味、計算方法
を理解し、図形的応用を図る。
・位置ベクトルの意味と、その図形
への応用を学ぶ。
期
2
(後半)
第2章 空間のベクトル
1.空間の基本的図形 2.空間の座標
3. 空間のベクトル 4. ベクトルの成分
5.ベクトルの内積 6.位置ベクトル
7.ベクトルと図形 8.座標平面における図形
(前半)
第3章 数列
1.数列
2.等差数列とその和
3.等比数列とその和
・ 空間のベクトルの意味、演算を
18
理解する。
・ 空間における直線や平面の位
置関係を整理し、点の座標を定
義する。
・平面における演算の諸性質が空間
20
においても同様であることを理解
する。
・数列の定義、一般項の概念の理解。
・等差数列や等比数列の一般項、
学
および和の公式の習得。
期
(後半)
4.種々の数列
6.数学的帰納法
・記号∑の意味を理解し、数列の和
5.漸化式と数列
20
を表したり、和を求めることが
できるようにする。
・数学的帰納法の論理構成の理解
数学B全般の復習と演習
3
学
期
Ⅲ
・センター試験の過去問を題材とした演習
・数Bのベクトル・数列をもととした発展的内容も
取り扱う
・数学 B で学んだ全ての内容につ
30
いて基本を復習するとともに、発
展的内容も扱う。
評価の観点・方法
(1)学習内容の理解度、および努力 (2)学習に対する意欲、授業態度 (3)課題等の提出状況
1.数学とは・・・何のために学ぶのか・・・
数学の苦手な生徒から「数学なんて勉強したって何の役にも立たないじゃないか。」と怨嗟のような声をよく
耳にする。数学は実学ではないからその言はある面では正しい。しかし、本当にそうなのだろうか。それにはみ
んなが学習している数学の歴史を少し知る必要がある。人類が文明を手に入れ、人間として発展していく過程に
おいて世界各地で数学の源流となる数の概念はそれぞれ見出されている。しかしながらその中でギリシャの優れ
た論理学と結びついた数学だけが、今日の近代数学の基となった。その神髄は「論理」にある。中国や日本の算
術は高さ、長さ、広さを測る具体的な事柄-実学から脱却できなかった。近代数学は「論理」を用い抽象的な世
界に踏み込み、無限の発展性を得たのである。みんなが学習しているのはそんな数学なのである。従って、学ぶ
べきは数学の公式ではなく、その「論理」である。日本人は歴史的に論争を好まず、灰色的な結論を認める傾向
があると言われている。だが西洋文明からすると「灰色的な結論」は優柔不断な態度としか見えない。グローバ
ル化している現在、次世代を担うみんなの活躍場所が国内に留まるとは考えにくい。「論理」中心の人々と接す
る機会もあるだろう。そのためにも「論理」的な素養を身につける必要があり、そこに数学学習の目的がある。
2.数学Bの内容紹介
数学 B は「数列」
、
「ベクトル」
、
「統計とコンピュータ」、
「数値計算とコンピュータ」の 4 つの単元で構成され
ているが、この中から 2 単位分(2 つの単元)を選んで学習する事が標準とされている。数学の内容からすると「数
列」
、
「ベクトル」が重要であり、ほとんどの高校でこの 2 単元を学習している。大学入試で数学 B が指定される
場合はこの 2 単元だけが範囲とされる場合がほとんどである。本校でもこの 2 単元を学習する事になっている。
さて、ここでは「数列」について少々述べておきたい。数列とはある規則に従って 1 列の並んだ数の列の事で
ある。
「数列」の歴史は数学の黎明期のまでさかのぼれるが、土地や生産物の分配など経済生活と関連して発展
してきた。教科書でも預貯金の複利計算などが必ず取り上げられている。しかし、それだけではない。ガリレオ
は落下距離と時間との関係を観察によって求め、1,4,9,16,25,‥‥‥ という数列に出会っているし、音
階にも数列は現れる。(振動体の長さは公比が 1.06 の等比数列)、 そのような中でフィボナッチ(12~13 世紀の
イタリアの数学者)の扱った数列に次のようなものがある。
1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,‥‥‥
どんな規則で並んでいるか気がついただろうか。この数列、ひまわりの種の並び方、まつぼっくりのカサの数な
ど自然界に見られるのである。それだけでも不思議なのに、フィボナッチの数列の項と項の比率で数列を作ると
1
2
3
5
8
13 21 34 55 89
, , , , , ,
,
,
,
,‥‥‥となるが
1
2
3
5
8
1
13
21 34 55
この数列は、ギリシャ時代に美学上で重要視された黄金比 1:
1
5
2
に近づくことが知られている。黄金比とは
単純に言うと、ギリシャ時代に最も美しいとされた縦横の比率で、ギリシャ時代の建築物、芸術作品に多く取り
入れられている。ますます不思議ではないか。まさに「世の真実の裏側には数式がある。」こんなロマンに溢れた
世界に君も身を浸してみよう。最後にフィボナッチの数列のもとになったとされる彼の示した問題を挙げておく。
フィボナッチの問題
1 対のウサギがいるとする。この対も、これから生まれるどの対も毎月新しく 1 対のウサギを生み、新しく
生まれた対は 2 か月以降になると子を生むようになるものとする。ウサギが死なないとすれば初めの 1 対のウ
サギから 1 年間に何対のウサギが生まれるか。
平成28年度 年間授業計画
東京都立小松川高等学校
教
科
単
科
目
位
理 科
物 理
名
名
数
使 用 総合物理1、総合物理2(数研出版)
教科書
2
対象
学年
2年
学校必履修科目
補 助 啓林館 ステップアップノート物理
教 材
授 業 宮田 知樹
担当者
Ⅰ 学習の目標
自然界の現象について、観察・実験・考察などを通して、物理学的に探求する能力と態度を身につけるとと
もに、基本的な概念や原理・法則を理解し、使えるようにする。
Ⅱ 学習内容
学習事項・学習内容
重点ポイント・指導目標
時 間
学期
1
(前半)第3編 波
第2章 音
2.発音体の共振・共鳴
3.音のドップラー効果
学
期
2
(後半)第3編 波
第3章 光
1.光の性質
2.レンズ 3.光の干渉と回折
第1編 力と運動
第4章 運動量の保存
1.運動量と力積
2.運動量保存
3.反発係数
(前半)
第5章 円運動と万有引力
1.等速円運動
2.慣性力
3.単振動
4.万有引力
12
①
②
12
12
学
期
(後半) 第2編 熱
第2章 気体のエネルギーと状態変化
1.気体の法則
2.気体分子の運動
の状態変化
4.不可逆変化と熱機関
3
学
期
Ⅲ
第4編
第1章 電場
1.静電気力
2.電場
第 2 章 電流
第1章.1.オームの法則
3.電位
2.直流回路
3.気体
4.物質と電場
① 論理的に考える力と態度を養う。
② 練習課題に対して、生徒同士が教えあい
学びあう。
③ 記憶の蓄積ではなく、物理の考え方に対す
る深い理解に達し、基本的原理を広く深く
応用できる学力を目指す。
以上を期して指導を行う。
14
20
論理的に考える力と態度を養う。
練習課題に対して、生徒同士が教えあい
学びあう。
③ 記憶の蓄積ではなく、物理の考え方に対す
る深い理解に達し、基本的原理を広く深く
応用できる学力を目指す。
以上を期して指導を行う。
① 論理的に考える力と態度を養う。
② 練習課題に対して、生徒同士が教えあい
学びあう。
③ 記憶の蓄積ではなく、物理の考え方に対す
る深い理解に達し、基本的原理を広く深く
応用できる学力を目指す。
以上を期して指導を行う。
① 論理的に考える力と態度を養う。
② 練習課題に対して、生徒同士が教えあい
学びあう。
③ 記憶の蓄積ではなく、物理の考え方に対す
る深い理解に達し、基本的原理を広く深く
応用できる学力を目指す。
以上を期して指導を行う。
① 論理的に考える力と態度を養う。
② 練習課題に対して、生徒同士が教えあい
学びあう。
③ 記憶の蓄積ではなく、物理の考え方に対す
る深い理解に達し、基本的原理を広く深く
応用できる学力を目指す。
以上を期して指導を行う
評価の観点・方法
1.学習への意欲、授業に臨む態度
2. 学習した基本的な内容についての理解の深さと定着状況。
3.学習した内容を応用的に用いて、問題を解決する能力と態度。
以上の観点から、授業中の態度、定期考査、提出物、平常の課題演習などを総合して評価する。
物理
Physics
○物理基礎から物理へ
物理基礎では、一直線上の運動であったが、物理では、放物運動・円運動・単振動といった具合に、力学分野のみならず、
波動、電磁気分野の内容はさらに深まっていきます。それは、以下に示すとおり理工系大学で実際に学ぶ内容の基礎となります。
素粒子物理、物性物理、宇宙物理などの「物理」は勿論、数理物理、化学物理、生物物理、地球物理、経済物理、保健物理・・・・・・
というように、~物理という分野がいろいろあります。
「物理」とつかなくても、工学系では、機械、電気、建築、コンピュー
タとあらゆるところに物理は顔を出します。そのため、理工系大学(看護医療系も含め)1年生では、数学とともに物理が多く必
履修になっています。それは物理が、自然の基本原理、自然に対する考え方・捉え方を追求する学問だからです。
□高校物理で何を学ぶか
小学校・中学校で勉強したことがほとんどです。えっ、と思うかもしれませんが、教科書を覗いてみると分かります。天秤が
あったり、水を温めていたり、光が屈折したり・・・・・・同じ図がでていますね。ただし、現象の本質をきちんと考えていくために、
今まで以上に「物理量の概念」と「数学の言葉」が必要になります。したがって、高校物理では小中学校と異なり、
「物理量の
定義」と「式」が基本的に出てきます。
皆さんは、式と聞くと、公式→暗記
と想像するかもしれません。しかし、式から実際の現象がイメージできることが重
要です。実際の現象から、物理量を抜き出して(違和感なく定義して)その因果関係や時間発展を式として表す、これ
が物理の基本であり、その方法と結果を学ぶことが本校物理の授業での目的です。それらの多くは原子から宇宙までのスケール
で成り立つ自然の法則なのです。
☆学ぶときに気をつけて欲しいこと
1. イメージして!自分の体験と結び付けて!図を描いて!
物理量は目に見えません。例えば、
「質量」
。質量って何でしょう?質量が大きいものは、どんな性質があるので
しょう?質量と重量は違うのでしょうか?自分のイメージと授業で学ぶものにはギャップがあるはずです。そこは
とことん教員や友達に質問しましょう。これは、生徒個人によって経験が異なるため、ある人にはすんなりくるけど
私は全く理解不能、ということがよくあるからです。
2. 式の意味を考える。(比例関係、何かが変化した等)
なぜ
m×a =F
であって
m÷a =F
ではいけないのか、それが「実感」として持てないと、物理は単なる公
式の暗記、数式のお遊びで終わってしまいます(いい例が、キハジ?ハジキ?の法則(!?))。必要な数学は、加減乗除、
指数、文字式、比例を表すグラフと式、および三角比とベクトル(の成分)の初歩のみです。
3. 分らないところはとりあえずそのままにして、いろいろ先を勉強する。
もちろん、
「勉強不足で分からないところ」ということではありませんよ。1.でイメージしても、問題を解いてみ
ても、質問をしても、何かもやもやが残るはずです。そこが数学と違うところ。実際そのもやもやを深く追求して、
アインシュタインは相対性理論を作り上げたのです。そこまでいかなくとも、他の現象(そして数学)を学んでいく
うちに、それらがヒントになりぱっと解決することがよくあります。つまり、
「世界が広がる」のです。ですから、焦
らずしっかり考えながら、楽天的に学んでください(物理Ⅱまで学ぶとそれが実感できると思います)。
○復習は極めて大事です
授業に参加し、教科書を読んだだけでは、理解できていないことがほとんどです。物理量を定義してみる(それも勝手にでは
なく、その定義が自然にあっているなと実感する)、物理現象から法則を導いてみる、でてきた法則をいろいろな現象に当ては
めてみる(問題を解いてみる)
、といったことを必ず自分でその週のうちに行ってください。演習の時間があまり取れないので、
各自でやる必要があります。また、参考書などで疑問を持ったことをどんどん調べていくとよいでしょう。
さあ、一緒に物理の世界に入っていきましょう。
平成28年度 年間授業計画
東京都立小松川高等学校
教
科
単
対象
科
理科
目
生物
位
2単位
学年
名
名
数
使 用
生物(数研出版)
教科書
補 助
三訂版 スクエア最新図説生物 neo(第一学習社)
教 材
新修アクセス 生物(浜島書店)
授 業
山沖 和之
担当者
Ⅰ 学習の目標
2年
学校必履修科目
1年次に学習した「生物基礎」を発展させ、生物や生物現象に対する関心や探究心を高め、目的意識をもっ
て観察・実験などを行い、生物学的に探究する能力と態度をはぐくむとともに、生物学の基本的な概念や原理・
法則の理解を深め、科学的な自然観を育成する。
Ⅱ
学習内容
学習事項・学習内容
学期
1
学
期
2
学
期
3
学
期
Ⅲ
(前半)
動物の反応と行動
ニューロンとその興奮
刺激の受容
情報の統合
刺激への反応
動物の行動
(後半)
植物の環境応答
植物の反応・成長の調節
花芽形成と発芽の調節
(前半)
生物群集と生態系
個体群
個体群内の個体間の関係
異種個体群間の関係
生物群集
生態系における物質生産
生態系と生物多様性
(後半)
細胞と分子
生体の構成―個体・細胞・分子
タンパク質の構造と性質
酵素のはたらき
細胞の構造とはたらき・細胞の活動とタンパク質
代謝
代謝とエネルギー
呼吸と発酵
光合成
窒素同化
時 間
重点ポイント
10
受容器による刺激の受容から効
果器による反応までの仕組みを理
解する。眼や耳の感覚細胞が刺激を
受容するしくみ,筋肉の筋原繊維が
収縮するしくみを扱う。また、神経
に興奮が発生して伝えられるしく
みを扱う。
12
植物が植物ホルモンや光受容体
の働きで環境変化に反応するしく
みを理解する。
12
個体群内の相互作用や個体群間
の相互作用により、個体群が安定し
ていたり、変動したりすることを扱
う。生物群集の成り立ちについて
は、様々な個体群が集まり,それぞ
れが特定の生態的地位(ニッチ)を
占めることを扱う。
14
20
細胞小器官と生体膜の特徴及び
それらを構成する物質の特徴を理
解する。
タンパク質の立体構造と,タンパ
ク質が生命活動で果たす働きとの
関連を理解する。
呼吸において有機物が分解され,
ATPが合成される過程を理解す
る。
光合成において光エネルギーが
化学エネルギーに変換される過程
を理解する。
窒素同化の概要を理解する。
評価の観点・方法
定期考査(含む小テスト)
、授業の様子、提出物等の状況・内容により評価を行い、学習の様子により、加点、
減点を行う。学習の様子が著しく不良の場合は、大幅な減点もありうる。
【生物の授業について】
1.授業の内容
生物(2単位)では、1学年で行った生物基礎の学習をさらに発展させた内容で行います。生物の教
科書および図録を必ず用意してください。生物での教科書の内容を、1学年で学んだ生物基礎の学習内
容を関連付けてより深く理解することに重点を置きます。なるべく多くの実験・観察を行いたいと思い
ます。
この授業の目標は、生物学の面白さや、生物学的思考方法を学ぶことです。疑問が生じたら授業中に
どんどん質問してください。
2.成績のつけ方
5段階で成績をつけます。5段階は、相対評価です。中間考査、期末考査、実験・観察などで評価し
ます。定期考査は大学入試レベルの問題を出題します。
3.勉強のしかた
学習の段階として、①暗記する内容(基礎)、②グラフ・表などをもとにして考察する内容、③生物
学的思考力が必要とされる内容、に大きく分かれます。各単元について、上記の①から③の段階を踏ん
で、学習して行きましょう。
理科の学習法としては、予習よりも復習が重要です。授業では基本的な原理・法則を伝えることしか
できないため、ノートを見返し、問題集で問題を解くなど、理解を深めましょう。
実験は真剣に、意欲的に取り組み、実験・観察結果について十分に考察しましょう。
最新の生物学に対して、日頃よりニュースなどに関心を持ち続けてください。必ず復習を行うととも
に、問題集による演習も行いましょう。
4.本を読もう
生物学は日々進歩しています。生物学を学ぶバックグランドとして、是非本を読んでください。授業
でも紹介はしますが、自分で書店に行って、探すというのも意義があります。
環境問題、遺伝子組換え、臓器移植問題等、生物学が関わっている問題が、社会の中に普通に入り込
み、議論の対象となっています。ごく一般の人々もそれらに関係することなく生活することは難しい状
況です。つまり、将来生物学を志す者のみならず、多くの人々にとっても生物学の知識や考え方が必要
になる昨今の状況です。
動物は刺激にたいしてどのように反応するのでしょうか?動物と植物の反応の仕方に違いにあるの
はどうしてでしょうか? これらは、ごく初歩の疑問です。生物はどのように進化してきたのでしょう
か?これからどのように生物は進化するのでしょうか? 疑問は尽きません。
生物学を学び、生物の将来を考えるのも、また、この授業の目的です。
1 年間、生物学を楽しみましょう。
平成28年度 年間授業計画
教
科
単
科
理 科
目
化 学 基 礎
位 3単位
名
名
数
使 用
東京書籍 化学基礎
教科書
補 助 第一学習社 セミナー化学基礎+化学
教 材 第一学習社 四訂板 スクエア最新図説化学
東京都立小松川高等学校
対象
学年
2年
必履修科目
化学における基本的な概念や原理・法則を理解し、化学的に探究する能力を身につけ、また、化学的な事物・
現象についての観察・実験などを行い、自然に対する関心や探究心を高める。
Ⅱ
学習内容
学習事項・学習内容
学期
1
学
期
2
(前半)
化学と人間生活
物質の分類(混合物とその分離法)
、元素・同素体
拡散と熱運動
原子の構造(電子配置・同位体)
結合と結晶・結晶格子
(後半)
原子量と物質量の概念および質量・気体の体積との関係
化学反応式の基礎、およびその量的関係
濃度の求め方
(前半)
酸と塩基(酸と塩基の定義、電離)
酸・塩基(pH、中和反応)
酸化還元の基礎(酸化還元の概念、酸化数、半反応式)
時 間
18
重点ポイント・指導目標
各用語の理解:化合物・元素・三態
原子構造・電子配置・周期表の意味
電子とイオン・共有結合の関係
配位結合・分子間の結合
いろいろな結晶
18
原子量・分子量の取扱い
原子量 ⇔ 質量・体積の換算
化学反応式の係数の意味、量的関係
濃度の意味と求め方
18
酸塩基の性質・電離と強弱の意味
pHの意味とその計算
中和滴定の実験と量的計算の理解
酸化還元の電子移動の理解
酸化数の理解と反応式への応用
学
期
3
学
期
Ⅲ
(後半)
イオン化傾向と電池、
電気分解とファラデー定数
周期表と元素①
非金属元素の単体と化合物
18
周期表と元素②
典型金属元素の単体と化合物
20
周期表と元素③
遷移元素の単体と化合物
評価の観点・方法
考査素点に課題の提出状況等平常点を加味して総合点で評価する。
イオン化傾向による反応の予測
電池・電気分解の反応の理解
ファラデー定数と量的計算の理解
周期表の活用
非金属元素の性質
14~16族・ハロゲン元素の性質
金属元素全体の理解
アルカリ金属・アルカリ土塁金属
両性金属の性質
遷移金属の性質
陽イオンの定性分析
化学基礎
化学とは??
化学ってなんでしょう?目に見えないもの、難しそうなもの、科学者とかすごい人たちが研究するもの…自分からひどく遠い
世界の関わりのないもの、なんて思っている人はいませんか。化学は、すぐそこに、そして常にあるものです。皆さんの身
の回りで起こっていること、不思議なことも当たり前と思っていることも、そのほとんどの事象に化学が関係しています。ヒトや動
植物の身体でも、外の世界でも、なにかしらの化学反応が常に起こって世界は成り立っているのです。化学 基礎ではそういっ
た身の回りの事象の不思議さに気づき、考え、理解する力を身につけることを目標として学んでいきます。
具体的になにを学ぶ?
化学は大きくわけて理論分野、無機分野、有機分野に分けられます。
化学基礎では身の回りの事象を理解するための基礎を作ります。その中心となるのが理論分野であり、化学反応の骨組み
となる「原子の構造」「結合」「酸と塩基 (酸性・中性・アルカリ性の話) 」 や「酸化還元 (さび) 」、その応用である 「電池・電気分解」
および「無機化合物の性質」を学びます。
つまり「目に見えない」ものからスタートして「目に見える」ものまで話を広げていくのです。少々計算が必要とされる分野でも
あります。でも「難しそう…」なんて苦手意識や決めつけはせずに、ぜひ前向きに取り組んでみましょう!世の中で起きている事
柄がいままでと違う形で理解できる、おもしろい分野ですよ。
三学年では残った理論分野と、あらたに無機分野・有機分野を学んでいきます。無機や有機は理論分野で学んだことを実
際の物質・現象に当てはめて考えていく分野です。生命体は炭素を中心とした物質で成り立っています。この炭素中心の物質
(生命を含めて)を扱う分野が有機分野、それ以外の(炭素中心ではない)物質を扱うのが無機分野です。
学習について
化学は「計算」「暗記」どちらも必要とされます。しかし土台となる基礎知識は暗記によるものが多く、これがしっかりできていな
いと応用力は育ちません。とくに化学基礎においては、基本をコツコツ頑張ることが大事です。
具体的な学習ですが、まず予習について。これは必ずしも要求はしませんが苦手意識があるならば教科書を読んでくるとい
いでしょう。復習は確実にしっかり行ってください。1週間で学んだことはその週のうちにものにしてしまいましょう。そのとき、友
達に説明できるかを意識してみてください。また、ぜひプリントや問題集の問題を解いてください。とくに問題集は指示がなくて
も計画的に取り組んでください。もちろん、質問はいつでも待っています。
また、授業を受けるときもひと工夫するだけで復習効果がアップします。授業中は話されたことを「理解し、覚える」つもりで、
「意味を考えながら」聞いたり書いたりしてみてください。それだけでも大きく違いが出るはずです。また、黒板を写してそれ以外
は知らんぷり、というのももったいない。話のなかでこれは重要だ、と思うことや疑問に思ったことを簡単にメモしたり、しるしをつ
ければ復習の大きな助けになるはずです。プリントは自分のために自分で作る参考書になるのです。
化学では実験も行います。実験の最大の目的は「考えること」にあります。成功した!失敗した!と結果にとらわれず、なぜ
成功できたのか、なぜ失敗したのか考察を大事にしましょう。
最後に
化学を学ぶ上で、ぜひ意識してほしいこと。それは「疑問をもつ」ということです。興味をもつ、ということでもあります。今まで
生きてきた中で「当たり前」「そういうものだ」で済ませてきた様々なことに、ぜひ一度、「なぜ当たり前なの??」と考えてみてくだ
さい。それがきっと、化学を学ぶ原動力になるはずです。
「混ぜるな危険」は何を混ぜてはいけないのでしょう?身体に良いと言われているものは本当に身体に良いのでしょうか?正
しい知識を知ることは身を守り、生きる力を高めることにもなります。化学はその第一歩でもあるのです。
ぜひ前向きな気持ちで、一緒に化学を学んでいきましょう!
平成28年度 年間授業計画
教
科
単
対象
保健体育
体 育
2単位
2年
科
目
位
学年
名
名
数
使 用 現代高等 保健体育(大修館書店)
教科書
担当者
吉川・柴山・宗村・笹島・濱中・田代・桂嶋・中島・渡邉
必履修科目
Ⅰ 学習の目標
① 各種の運動の合理的な実践を通して、運動機能を高め、強健な心身の発達を促す。
② 授業を通して集団の中で、規律ある態度やマナーを養い、健康や安全について十分な配慮が
できるようにする。
③ 自ら進んで運動できる能力を養う。
Ⅱ 学習の留意点
① 自己の健康や体力に応じた課題をもって運動を行う。
② 運動に対する関心や意欲を高め、集団の中で協力して運動ができるようにする。
③ 男女共修の柔道、剣道、ダンスにおいて積極的に授業に取り組めるようにする。
Ⅲ 学習内容
学期
学習事項・学習内容
時間
重点ポイント
1 ①スポーツテスト
・基礎技能
②球技 (ソフトボール、サッカー、バスケットボール、
・基本動作
学
テニス)
・個人技能
24
③男女:柔道、剣道、ダンス、バドミントン
・対人技能
期 ④水泳 (平泳ぎ)
・泳法(1種目)
2
学
① 球技 (ソフトボール、サッカー、バスケットボール、
テニス)
② 男女:柔道、剣道、ダンス、バドミントン
③ 水泳 (バタフライ)
26
① 球技 (3年時の球技の準備として、ソフトボール、
バレーボール、テニス、バスケットボール)
20
期
3
学
期
・基礎技能
・基本動作
・個人技能
・対人技能
・泳法(1種目)
・基礎技能
・基本動作
・個人技能
・指導法
Ⅳ 評価の観点・方法
①実技(技能、課題到達度)
②行動、態度、社会性、習慣
③興味、関心、意欲
④出席状況(欠席、見学)
*********************************************
指導・活動の重点目標
①各種の運動の合理的な実践を通して、運動技能を高め、強健な心身の発達を促す。
②授業を通して集団の中で、規律ある態度やマナーを養い、健康や安全について十分な配慮がで
きるようにする。
③選択制の授業を行い、自ら進んで運動していける能力を養う。
④生涯にわたるスポーツライフの実現に役立つ知識や技能を身につける。
小松川高校の特色と学習内容
本校の第二学年体育は三学年の自主性を考慮して球技を計画した。また、2カ年の武道、ダンス選
択の集大成として、内容の充実した種目選択を実施している。
平成28年度 年間授業計画
教
科
単
対象
保健体育
保 健
1単位
2年
必履修科目
科
目
位
学年
名
名
数
使 用 現代高等 保健体育(大修館書店)
教科書
担当者
吉川 ・ 笹島 ・ 田代 ・濱中
①個人及び社会生活における、健康について理解を深める。
②生涯を通じて自ら進んで健康管理を行い、改善していくための資質や能力を
育てる。
③学校生活や地域での身近な問題を取り上げ、実生活に役立てる。
④他教科との関連をはかる。
Ⅱ 学習内容
学習事項・学習内容
時 間
重点ポイント
①現代社会と健康
・交通事故の要因を理解する
1 ・応急手当の意義とその基本
・応急手当の大切さ
12
・交通事故の現状
・心肺蘇生の原理と手順
学 ② 生活を通じる健康
・性への関心と欲求
・思春期と健康
・母胎の健康
期 ・妊娠、出産と健康、家族計画
① プレゼンテ-ションのレポート作成
2 ・調査、研究、
学 ・レクチャーによる聞きとりおよびまとめ
期
① プレゼンテーション
3 ・発表
学 ・聞き取り
期 ・まとめ
・課題、解決学習を行う
・班ごとでの課題発見、研究
13
・研究内容をわかりやすく
発表する
10 ・他の発表班の内容を理解する
Ⅲ 評価の観点・方法
①健康を守るための理解できたか。
②健康課題への対応と、健康の保持増進について、個人や社会の関わりの中で総合的に理解できた
か。
③授業態度、レポートなどの提出、プレゼンテーションの発表点、出欠席
④定期考査
*********************************************
体育の学習内容
1単位:球技
(男)ソフトボール、サッカー、バスケットボール、テニス、
(女)テニス、バスケットボール、バレーボール、ソフトボール
をローテーションで学習する。
1単位:柔道、剣道、ダンス、バドミントン (男女共修)
柔道、剣道、ダンス(バドミントン) から選択。(武道は第2年間実施)
6月の第3週~9月第2週は水泳を実施
保健の学習内容
① 健康って何。どうしたら健康でいられるの。健康についての様々な考え方を学習。
② 応急手当とその意識、見本
③ 家族計画
芸術Ⅱ
芸術Ⅱの学習目的
芸術Ⅱの目的は、基本的には芸術Ⅰと同様、みなさんが芸術を愛好し、生涯にわたって積極
的に芸術にふれあうこと のできる素養を身に付けてもらうことにあります。 音楽、美術、書道
の各科では、Ⅰの発展として 以下のような取り組みをしています。
音楽科
①様々な音楽への理解―昨年に続き音楽に対する視野をさらに深め 、様々な音楽について広く
理解できるよう工夫しています。
②基礎的な技能の習得―音楽 的技術や技能をさらに磨き、生涯、自らの力でより深く音楽を楽
しめるような授業を研究・実践しています。
③音楽を共有する態度の育成―学校教育ならではの仲間との音楽作りを行います。音楽を追究
しながら意思疎通を図り、音楽の美しさや楽しさ、達成感を共有してほしいと願います。
美術科
①素描、水彩画、木炭デッサン、木彫、デザイン、など1年次に引き続き、様々な素材・テー
マによる制作を通じて画材や技法についての知識、技術を習得するとともに、表現力、美的
感性を磨くことを目指しています。
②個別指導に重点を置き、個々に応じた表現のためのアドバイスをしています。
③生徒同士が相互の作品 を鑑賞し合うことにより、お互いの表現の可能 性を広げて行くことの
面白さを実感できる授業を 目指し、実践しています。
書道科
①書道Ⅰに引き続き、多様な書に触れ鑑賞能力をさらに高め、書を実感できるようにする。
その際、中国と日本の書道の関係・文化等をもとに、日本の伝統芸術としての書 のあり方を
様々な場面を通じて感じて 欲しい。
②実用書をさらに学習し社会で活用できるようになるとともに、 自分の名前を篆刻(篆書)で
彫り、平面だけではなく立体的要素にも目を向けて 欲しい。
③単に作品を完成させることではなく、自ら課題をみつけ解決する過程を重視し、個々 のレベ
ルで技術を磨き、創意工夫 をひきだし、個性ある表現するよう心掛けたい。
④創作する力をつけ(少字数、漢字仮名交じり書等)、協同作品などにも挑戦し人とのふれあい
や書の楽しさを学ぶとともに、書を深く探求します。
教科の学習方法
芸術は長く人生は短い( Art is long, life is short.)
芸術は技術面、精神面の追求に限りがなく、ただ一つの答えも存在しません。 なぜなら、
あなたの作る作品・演奏はあなた自身に他ならないからです。芸術とは自己の追求 です。
将来、専門家を目指す人は別ですが、 それ以外の人たちには、特にこれといった勉強方法は
ありません。むしろ勉強などと肩肘張らず、ただ若いうちに良いと言われているものを見たり
聴いたりする機会を努めて多く持つようにして欲しいと思います。演奏や制作についても必要
に応じてアドバイスしますが、続けていれば技術は必ず上達します。そのうち技術より大切な
ものが見えるかもしれません 。芸術は必ずやあなたの人生 を豊かなものにしてくれる はずです。
平成28年度 年間授業計画
教
科
外国語
科
目
名
東京都立小松川高等学校
単
コミュニケーショ
位
ン英語Ⅱ
名
4単位
数
対象
2年
必履修科目
学年
使用教科書
Element English Communication Ⅱ(啓林館)
補助教材
Element English Communication ⅡWORKBOOK advanced、Data Base 4500、Listening Box3
授業担当者
杉山・佐藤・一井・沢井
Ⅰ 学習の目標
英語を通じて、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成し、情報や考えなどを的確に理解したり、適切に伝えた
りする能力を伸ばす。
英文法知識を深めると同時に、様々な分野の英文を多読することにより、正確に内容をつかむ力を養成する。言いたいことを表
現するのに必要な基礎的な語句を習熟し、発信力を高める。聞き取りの練習を通じて、話し手の意図を正確に理解できる能力を
身につけさせる。
Ⅱ 学習内容
学習事項・学習内容
学期
1
(前半)
・予習・復習の習慣を徹底させる。
Lesson 1 助動詞+完了形・受動態の動名詞・付帯状況を表す with
・音読を習慣化し、英文の構造を考えな
Lesson 2 複合関係詞 S+V+O(=that 節)be 動詞+不定詞
Data Base 4500 テスト3回
サイドリーダー
24
会話・リスニング
・品詞、自動詞、他動詞の区別、可算名
Lesson 3
疑問詞+do you thing 動名詞の意味上の主語・未来進行形
Lesson 4
完了形の受動態・さまざまな分詞構文
Data Base 4500 テスト4回
サイドリーダー
詞、不可算名詞等の違いを理解する
24
会話・リスニング
・英文を、意味的なまとまりごとに、前
から読んで理解する習慣をつける。
期
・新出語句・文法・構文事項を習得する。
(前半)
・長く複雑な文を的確に文節に分け、解
釈できるようにする。
Lesson 5 接続詞+分詞 関係副詞の非制限用法・独立分詞構文
2
がら、内容を正確に掴む訓練をする。
・新出語句・文法・構文事項を習得する。
(後半)
学
重点ポイント
時 間
Lesson 6 二重否定・部分否定・関係副詞の that
Data Base 4500 テスト4回
サイドリーダー
26
会話・リスニング
・内容のある長い文を、パラグラフごと
の関連、全体の構成を考えながら読む。
・新出語句・文法・構文事項を習得する。
学
(後半)
Lesson 7
Lesson 8
期
・既習の文法・構文の知識を英作文にも
活用する。
不定詞の意味上の主語・it を省略した仮定法・同格の that
仮定法の慣用表現・完了形の動名詞・強調構文
Data Base4500 テスト4回
サイドリーダー
26
会話・リスニング
・新出語句・文法・構文事項を習得する。
・論説的な英文を読み、入試問題演習へ
3
Lesson 9 無生物主語・倒置
学
Lesson 10 if 節に相当する表現・複合関係詞
の基礎固めをする。
40
・新出語句・文法・構文事項を習得する。
期
Data Base 4500 テスト4回
サイドリーダー
会話・リスニング
Ⅲ 評価の観点・方法
定期考査、小テスト、予習状況、授業中の活動状況、課題の提出状況を総合的に判断し評価する。
定期考査は 70 分、リスニングと初見英文を含む。
コミュニケーション英語Ⅱの学習について
コミュニケーション英語Ⅰに引き続き、 英文の内容を理解できるようにします。また、
内容を理解するにとどまらず、様々な題材について自分の考えをもち、それを英語で相手
に伝えたり、書いたりすることができるように学習を進めます。
1年生で養った基礎力をさらに伸ばし、年度後半からは大学入学レベルの入試問題にも
挑戦するようになります。今を大事にし、一歩一歩み、目標を達成するように学習をしま
しょう。コミュニケーション英語Ⅱでは、以下のように学習を進めていきます。
英文読解力
① 教科書の英文を2種類のアプローチで読む
速読:英語のまま大意を把握する
精読:大意を把握したのち、英文の構造理解に重点を置く
② 様々なジャンルの英文を読み、知らない単語の意味を推測する力を身につける。
③ 英文の内容を理解し、それに対する意見・考察を英語で述べることができるようにする。
英単語
①教科書等に出てきた単語をしっかり覚える。小
②データベース4500単語熟語集を使用し、大学入試問題を解く際に不可欠な基礎単語を効率よく
覚える。テスト実施する。追試あり。
英文法
英文法を体系的にマスターする。既習事項になる英文法を改めて確認する。
ルールを確認⇒演習のプロセスで定着を図る
リスニング
② 英文の音読を習慣化する。
②週に一回授業時にリスニングテストを実施し、その後復習を通し、。
GTEC
上記の4分野についての到達度を測るために、7月にGTECテストを実施する。各自の弱点を補強し、
受験準備に活かす。
平成28年度 年間授業計画
教
科
外国語
名
東京都立小松川高等学校
科
単
目
位
英語表現Ⅱ
名
使用教科書
補助教材
対象
2単位
学年
2
年
学校必履修科目
数
CROWN English ExpressionⅡ(三省堂)
Intensive English Grammar in 27 Lesson(桐原書店) Vintage (いいずな書店)
授業担当者
Ⅰ
杉山、佐藤、細川、片寄、沢井、櫛野
学習の目標
英語を通じて、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成するとともに、事実や意見などを多様な観点から考察し、論理の展開や
表現の方法を工夫しながら伝える能力を養う。各文法項目の学習到達度を確認し、暗誦や確認テスト等で、英語発信力を身につける。
Ⅱ
学習内容
学習事項・学習内容
学期
Part1 (基礎編)
1
Lesson 1 鉄腕アトムを目指して
Lesson 2 鉄子の夢
Lesson 3
Lesson 4 葉っぱビジネス
日本は水の輸入国
重点ポイント
時 間
・時制を考えて作文することができる。
9
Lesson 5 星の王子さま
・適切な助動詞を使って表現できる。
・準動詞を使った表現を使った文をつく
時制 / 助動詞 / 不定詞 / 動名詞 / 分詞構文
ることができる。
学
期
2
Lesson 6 消えていくミツバチ Lesson 7 神戸の鉄人28号
・仮定法の意味・用法の違いを理解し、
Lesson 8 ケータイを捨てて家に帰ろう
作文できる。
日本の将来
Lesson 9 どうなる?
Lesson 10 笑えばガンが治る?
9
比較 / 関係詞 / 仮定法 / 特殊構文 / 接続詞
文をつくることができる。
Part2 (応用編)
・パラグラフライティングの基本を理解
Lesson 1 ジョン万次郎の手紙
Lesson 2 スヌーピーの気持ち Lesson 3 夏目漱石の『こころ』
11
Lesson 4 小笠原の自然を守ろう
学
・さまざまな構文を使い、場面に応じた
パラグラフの構成
することができる。
・事実と意見を区別できる。
/ つなぎ表現
・例示・比較と対照をしながら説明でき
る。
期
Lesson 5 ナスカの地上絵 Lesson 6 アンネ・フランクの隠れ家
Lesson 7 納豆のおいしい食べ方 Lesson 8 24時間営業に賛成で
・意見と理由・原因と理由を明示した文
10
をつくることができる・
すか、反対ですか
・序論・本論・結論の三部構成の比較的
言い換え / 繰り返し / パラグラフ /エッセイ・ライティングの実際
長めの文を作文することができる
3
Part3 (展開編)
・スピーチとは何かを理解する。
学
Speaking 5 Discussion Speaking 6 Debate
期
要素/プレゼンテーションの実演/ディベートの概要/立論/反駁/
る。
まとめ
・ディベートとは何かを理解する。
Lesson 1 ハワイの日系人 Lesson 2 『バカの壁』
13
・プレゼンテーションとは何かを理解す
・クラス内で3分間のスピーチやプレゼ
ンテーションをすることができる。
Ⅲ
評価の観点・方法
方法:定期考査、Vintage 小テスト、予習状況、授業への取り組み、課題の提出状況を総合的に判断し評価する。
*習熟度によるクラス編成を行っている。
英語表現Ⅱについて
1
英語表現Ⅱとは
英語表現Ⅱの目標は、
「英語を通じて,積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成するとともに,事実や
意見などを多様な観点から考察し,論理の展開や表現の方法を工夫しながら伝える能力を伸ばす。」ことである。1
年次に学んだ文法事項を再確認し、文法の型を正確に用いて、自分の考えを英語で表現する能力を高めるこ
とである。
情報や考えなどを理解したり伝えたりすることを実践するように具体的な言語の使用場面を設定して,次のような
言語活動を英語で行う。
○ 主題を決め,様々な種類の文章を書く。
○ 聞いたり読んだりしたこと,学んだことや経験したことに基づき,情報や考えなどをまとめる。
2 英語表現Ⅱの授業内容
Intensive English Grammar in 27 Lessons
教科書の左ページの基本例文をノートに写し、右ページの問題を解く、参考書『Forest 総合英
語』(桐原書店)を丁寧に読み、必要に応じてノートの左ページに要点をまとめる。EXERCISE
をやる。解答だけでなく問題文もノートに書くこと。授業では解説を聞き、例文のポイントを認
識する。予習で解いた問題の答えを発表し、添削する。間違えた箇所、わからなかった箇所は特
に重点的に聞く。復習では、予習と授業で明らかになった問題点を再度確認し、Training Book
や Master Drills 等の問題を解いて仕上げる。
「家ではなかなか勉強する気にならない。」という人
は図書館を利用したりする等、自分で工夫すること。
その他
Vintage を家庭学習の課題とし,毎授業時小テストを実施する。
Vintage をマスターすることを目標に努力してほしい。
平成28年度 年間授業計画
東京都立小松川高等学校
教
科
単
総合的な
総合的な
対象
科 学習の時間
目
位
1
単位
2 年
必履修科目
学習の時間
学年
名
名
数
使 用
教科書
補 助 プリントなど
教 材
Ⅰ 学習の目標
自分の夢や可能性を探求し、人生目標を自らの意思で設計し、意欲ある努力を維持して、進路実現を果たす。
2年次では「学部・学科研究」を中心に適正で前向きな人生観・職業観を養う。
Ⅱ
学習内容
学習事項・学習内容
学期
1
学
時 間
(前半)
1. ガイダンス
「学部・学科研究」
、
「大学模擬講義」、
「沖縄地域研
究」等について、目標・意図・概要を説明
重点ポイント
・真剣に自己の人生観を考える。
・進路について具体的に考え、行動
に移す。
・沖縄地域研究についての留意事項
を理解する。
2. 志望理由書
3
期
2
(後半)
1. 「学部・学科研究」
:グループ登録、会合
調査項目、調査方法の説明
2. 「教育実習生の話を聞く会」の実施
3. 「進路選択説明会」の実施
4. 「沖縄地域研究」
5. 「沖縄地域研究」
『GAMA―月桃の花』
)上映
・教育実習生がいつ「学部・学科」
8
(前半)
1. 「大学模擬講義」の準備・実施
2. 「学部・学科研究」報告会準備(プレゼンテーション)
学
7
期
(後半)
1. 「学部・学科研究」報告会実施(プレゼンテーション)
2. 「沖縄地域研究」
3. 「進路講演会」の実施
7
3
学
期
1. 「沖縄地域研究」の実施、報告書提出
2. 「親と子の進路講演会」の実施
を決定したのか。
・また大学での現在の状況などを聞
くことによって、大学に関するモ
チベーションを高める。
・沖縄に対する理解を深める。
・大学を訪問することで、インター
ネット検索、進路雑誌で得た情報
を再認識する。
・大学模擬講義を受講して、大学で
の授業を知る。更なる自己啓蒙を
目指す。
・大学に対する認識を深め、学部・
学科への興味関心を高める。
・沖縄を様々な観点から知る。
・進路指導に応じた施設見学になる
ようにする。
・他のグループの報告書を読み、知
10
Ⅲ
識を共有する。
評価の観点・方法
「ウィンズプロジェクト」の計画に従って調査・研究・報告を行う。真剣に自己の将来を考え、夢と学力の両
論の関係を認識し、日々の高校生活を充実させる。すべての活動に参加し、調査・研究・発表を行うことで、
履修・修得が認められる。