1. 一般廃棄物処理実施計画

1. 一般廃棄物処理実施計画
(1)実施計画策定趣旨
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」第 6 条第 1 項の規定により、木曽岬町の区域
内の一般廃棄物の処理に関する実施計画を策定します。
(2) 基本的方向
本計画を実施するに当たっての基本的方向を以下に示します。
・ 一般廃棄物発生・排出抑制の努力
・ 再利用、再資源化の推進
・ 分別収集の徹底
(3)計画期間
本計画は、平成24年 4 月 1 日から平成25年 3 月 31 日までの 1 年間とします。
(4)計画対象区域
本計画は、木曽岬町全域(12.08k㎡)を対象区域として実施します。
(5)計画対象人口
本計画時の推定対象人口は、6,806人(平成24年 3 月 31 日総人口)とします。
-1-
2. ごみ処理実施計画
(1)ごみの発生量及び処理量の見込み
平成23年度のごみの収集実績は、以下に示す通りです。
平成23年度ごみ収集実績
(単位:t/年)
区分
公共ご み収集 量
可燃ごみ
年度
平成 23 年度
人口
6,806 人
可燃ごみ
1286.290
不燃ごみ
65.030
粗大ごみ
64.270
プラスチックごみ
プラスチック製容器包装ごみ
37.330
可燃ごみ
可燃ごみ
158.890
不燃ごみ
0.450
粗大ごみ
2.650
不燃ごみ
粗大ごみ
不燃ごみ
(家庭系)
(事業系)
粗大ごみ
紙類
町による資源回収量
可燃ごみ
新聞
49.492
チラシ
42.874
雑誌・雑紙
58.405
段ボール
27.770
牛乳パック
布類
1.060
ウエス
プラスチック類
缶類
不燃ごみ
ビン類
14.274
ペットボトル
8.690
トレー
1.100
アルミ缶
4.460
スチール缶
6.170
透明ビン
10.550
茶色ビン
10.140
その他の色
住 民団体資源回収量
紙類
可燃ごみ
布類
プラスチック類
不燃ごみ
缶類
ビン類
2.800
新聞
48.470
雑誌
25.640
段ボール
20.940
牛乳パック
0.737
ウエス
2.730
ペットボトル
1.030
トレー
0.100
アルミ缶
1.956
スチール缶
0.495
リターナブルビン
2.290
総量
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1955.983
平成24年度のごみ処理量の見込みは、以下に示す通りです。
平成24年度ごみ収集量見込み
(単位:t/年)
区分
可燃ごみ
年度
平成 24 年度
人口
7,020 人
公共ご み収集 量
可燃ごみ
1247.701
不燃ごみ
64.380
粗大ごみ
63.627
プラスチックごみ
プラスチックごみ
38.450
可燃ごみ
可燃ごみ
154.123
不燃ごみ
0.446
粗大ごみ
2.623
不燃ごみ
粗大ごみ
不燃ごみ
(家庭系)
(事業系)
粗大ごみ
町による資源回収量
242.541
住民団体資源回収量
106.476
総量
1920.367
※公共ごみ収集量のうち、可燃ごみは平成23年度比で3%の削減、不燃ごみ、粗大
ごみは1%の削減、プラスチックごみは3%の増加と設定
※資源回収量は総量で2%の増加と設定
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(2)ごみの排出の抑制のための方策に関する事項
ごみの排出の抑制のために、以下の方策を実施します。
◎町の方策
●ごみの発生・排出抑制と再資源化の啓発
●排出抑制・再資源化の助成
●循環型・再資源型商品の案内と普及促進
●フリーマーケット等の開催によるリサイクルの基盤整備
●ごみ減量方法の検討
●資源ごみの常時受入拠点の整備
●不法投棄対策の徹底
◎町民の方策
●ワンウェイ商品の使用自粛
●循環型・再資源型商品の利用推進
●生活様式の改善による省資源型生活の実行
●生ごみ処理槽・処理機による自家処理の実施
●資源ごみ回収への積極的な参加
●リサイクルによる商品の延命を図る
◎事業者の方策
●過剰包装の抑制
●循環型・再資源型商品の普及
●ごみの排出抑制に努める
●資源ごみの受入拠点の整備
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(3)分別して収集するものとした一般廃棄物の種類及び分別の区分
ごみの適正な処理と再利用・再資源化を勘案し、分別収集する公共処理ごみの種類及
び分別の区分は以下の通りとします。
なお、町による処理が困難となる適正処理困難物等は、排出者の責任において、商品
製造・販売事業者の協力の下、適正な処分を行なうこととします。
公共収集ごみの種類と区分
ごみの区分
家庭系
可燃ごみ
不燃ごみ
粗大ごみ
プラスチック
製容器包装
主な品目
生ごみ、紙くず(再生可能なものを除く)
、
プラスチック製品(容器包装プラを除く)
ガラス製品、金属製品、陶磁器、小型電化製品
家具、大型電化製品、ふとん、自転車、ロープ等長物
(特定家庭用機器5品目及びパソコンを除く)
プラマーク表示のある容器包装(プラスチック製品を除く)、
食品トレー、発砲スチロール
ごみ
事業系
事業所から排出された紙くず(再生可能なものを除く)
、
可燃ごみ
プラスチック製品(容器包装プラを除く)
※産業廃棄物を除く
不燃ごみ
事業所から排出されたガラス製品、金属製品、陶磁器、小型電
化製品 ※産業廃棄物を除く
事業所から排出されたオフィス用品、電化製品、ロープ等長物
粗大ごみ
(特定家庭用機器5品目及びパソコンを除く)
※産業廃棄物を除く
資源ごみ
新聞
チラシ
紙類
雑誌・雑紙
段ボール
可燃ごみ
牛乳パック
布類
プラスチック類
缶類
ウエス
ペットボトル
トレー
アルミ缶
スチール缶
透明ビン
不燃ごみ
ビン類
茶色ビン
その他の色
廃油類
廃食油類
台所用品類
台所用品
家庭用農具類
家庭用農具
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(4)ごみの適正な処理及びこれを実施する者に関する基本的事項
収集・運搬体制は、以下に示す通りです。
公共収集ごみの種類と区分
ごみの区分
家庭系
可燃ごみ
不燃ごみ
主な品目
収集方法
生ごみ、紙くず(再生可能なものを除く)
、
粗大ごみ
週2回
プラスチック製品(容器包装プラを除く)
ガラス製品、金属製品、陶磁器、小型電化
月2回
製品
粗大ごみ
回数
ステーション
(特定家庭用機器5品目及びパソコンを除
収集
月1回
く)
プラスチック
プラマーク表示のある容器包装(プラスチ
製容器包装
ック製品を除く)、食品トレー、発砲スチロ
ごみ
事業系
週1回
ール
事業所から排出された紙くず(再生可能な
可燃ごみ
ものを除く)
、プラスチック製品(容器包装
プラを除く) ※産業廃棄物を除く
事業所から排出されたガラス製品、金属製
不燃ごみ
品、陶磁器、小型電化製品
戸別収集
随時
※産業廃棄物を除く
事業所から排出されたオフィス用電化製品
粗大ごみ
(特定家庭用機器5品目及びパソコンを除
く)
、ロープ等長物 ※産業廃棄物を除く
資源ごみ
新聞
チラシ
紙類
雑誌・雑紙
段ボール
可燃ごみ
牛乳パック
布類
ウエス
プラスチック類
缶類
ペットボトル
トレー
ステーション
アルミ缶
収集
スチール缶
透明ビン
不燃ごみ
ビン類
茶色ビン
その他の色
廃油類
廃食油
台所用品類
台所用品
家庭用農具類
家庭用農具
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月1回
一般廃棄物収集運搬業許可業者(許可の期限:平成26年 3 月 31 日)
事業者名
事業所所在
丸武商店
木曽岬町大字西対海地 14-2
カネヒラ商店
木曽岬町大字富田子 307-8
㈱アイ・エヌ・ジー
木曽岬町大字和泉 279-1
㈱東海環境サービス
桑名市大字東汰上 1009
㈲松田商店
桑名市大字福島 969-1
(有)サンカイ
桑名市多度町大字戸津 428-3
(有)福徳産業
桑名市大字下深谷部 4895-8
(有)進栄サービス
四日市市中野町 2010
備 考
限定許可
中間処理及び最終処分は、本町及び桑名市(多度町、長島町を含む)
、いなべ市(員弁
町)
、東員町の 2 市 2 町により構成する桑名広域清掃事業組合の管理により処理します。
(5)一般廃棄物の処理施設の整備に関する事項
中間処理施設並びに最終処分業者、再生資源業者は、以下に示す通りです。
中間処理(RDF 処理、不燃・粗大ごみ処理施設等)
施設名
桑名広域清掃事業組合
所在地
桑名市多度町力尾
構成市町名
桑名市・いなべ市・東員町・木曽岬町
RDF 化施設
230 トン/16h
(ごみ固形燃料)
3 系列(76.7 トン/16h:1 系列あたり)
施設規模
(1) 不燃・粗大処理施設 55 トン/5 時間×1 系列
リサイクルプラザ
(2) 再資源化施設
施設規模
7 トン/5 時間×1 系列
(内訳)缶選別施設
ビン選別施設
5 トン/5 時間×1 系列
2 トン/5 時間×1 系列
最終処分、再生資源業者
業者名
区分
種類
三重中央開発㈱
最終処分
焼却残渣
桑名金属協同組合
資源回収
金属プレス
千代田産業㈱
資源回収
木材
北勢商事㈱
資源回収
紙・布
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(6)その他一般廃棄物の処理に関し必要な事項
ア、ごみリサイクル等推進協議会
木曽岬町廃棄物の処理及び清掃に関する条例第 8 条に基づき設置されたごみリサイ
クル等推進協議会により、一般廃棄物の発生・排出抑制及び再資源化の方策を協議し
ていきます。
イ、資源ごみ回収の促進(資源ごみ回収事業助成制度)
木曽岬町分別収集事業(資源ごみ回収事業)報奨金交付要綱に基づき、毎月第 4 日
曜日に資源ごみの分別収集事業を行う自治会に対し、報奨金(1 自治会当たり 1,300
円/月、資源ごみ売上金)の交付を行います。なお、収集場所は町内に 20 箇所ありま
すが、その他に役場でも回収場所を整備し、住民が常時資源ごみを出せる体制を構築
しています。
報奨金交付の実績及び予算
平成23年度実績
報奨金
239,175kg 回収
平成24年度予算
1,333,783 円
1,737,000 円
ウ、資源ごみ回収の促進(資源ごみ回収団体育成助成制度)
木曽岬町資源ごみ回収団体育成助成金交付要綱に基づき、資源ごみ回収活動を実施
する団体(子ども会等)に対し、助成金(4 円/kg)の交付を行います。
平成23年度は7団体が登録、平成24年度も7団体登録しました。
助成金交付の実績及び予算
平成23年度実績
助成金
104,388kg 回収
平成24年度予算
417,592 円
440,000 円
エ、生ごみ処理槽・処理機助成制度
木曽岬町生ごみ処理槽並びに電気式生ごみ処理機設置補助金交付規程に基づき、家
庭内のごみの減量化と環境意識の高揚を図ることを目的として、補助金の交付を行い
ます。
(購入金額の 1/2 以内、上限生ごみ処理槽 4,000 円、電気式生ごみ処理機 20,000 円)
補助金交付の実績及び予算
平成23年度実績
補助金
生ごみ処理槽
平成24年度予算
0件
0円
電気式生ごみ処理機 1件
20,000 円
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212,000 円
3.生活排水処理実施計画
(1)処理形態別人口と処理量の実績と見込み
平成23年度生活排水処理形態別人口と処理量の実績並びに、平成24年度の見込み
は、以下に示す通りです。
処理形態別人口及び水洗化率
(単位:人)
平成23年度実績
計画処理区域内人口
平成24年度見込み
6,806
6,800
6,724
6,724
4,409
4,409
0
0
2,315
2,315
2,315
2,315
0
0
2,315
2,315
0
0
53
49
29
27
し尿収集人口
29
27
自家処理人口
0
0
0
0
98.8
98.9
水洗化・生活雑排水処理人口
公共下水道
コミニティ・プラント
浄化槽
合併処理浄化槽
補助事業合併処理浄化槽
農業集落排水処理
その他の合併処理浄化槽
単独処理浄化槽
非水洗化人口
計画処理区域外人口
水洗化率(%)
平成23年度のし尿・浄化槽汚泥処理量の実績と平成24年度の処理量の見込みは、
以下に示す通りです。
し尿・浄化槽汚泥処理量の実績と見込み
(単位:キロリットル)
平成23年度実績
し
浄化槽等
尿
平成24年度見込み
96.152
93.267
集
715.347
729.654
浄化槽汚泥
105.779
102.606
917.278
925.527
農
合 計 量
※し尿、浄化槽汚泥は平成23年度比で3%の削減、農集は2%の増加と設定
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(2)し尿・浄化槽汚泥の適正な処理及びこれを実施する者に関する基本的事項
し尿及び浄化槽汚泥の収集運搬の方法と処理主体
し尿・浄化槽汚泥の収集運搬は、現行通り町の許可業者による戸別収集とし、その料金
は利用者負担とします。
生活排水の処理主体
水洗化
処理の種類
生活排水の種類
処理主体
公共下水道
浄化槽汚泥
木曽岬町
農業集落排水処理
浄化槽汚泥
木曽岬町
単独処理浄化槽
浄化槽汚泥
個人等
計画収集
し尿
個人等
自家処理
し尿
個人等
非水洗化
浄化槽汚泥の収集運搬は、現行通り町の許可業者による収集とします。町の許可業者
は、以下に示す通りです。
し尿等収集運搬業者(許可の期限:平成26年 3 月 31 日)
業者名
事業所の所在地
種類
区分
㈱コスモ
桑名市大字播磨字岸西下 2545
し尿・浄化槽汚泥
委託・許可
し尿・浄化槽汚泥の最終処分
中間処理及び最終処分は、本町及び桑名市(多度町、長島町を含む)、いなべ市(員
弁町)、東員町の 2 市 2 町により構成する桑名・員弁広域連合の管理により処理します。
し尿・浄化槽汚泥の処分施設の概要
中間処理
施
設
名
桑名広域環境管理センター
所
在
地
桑名市大字上之輪新田字永長 707
処 理 能 力
164kl/日(し尿:25kl/日、浄化槽汚泥:139kl/日)生ごみ:1.0t/日
水処理方式
浄化槽汚泥対応型膜分離高負荷生物脱窒素処理方式 + 高度処理方式
資源化方式
堆肥化(汚泥乾燥 + 生ごみ醗酵)醗酵
敷 地 面 積
約 17,600 ㎡
建 築 面 積
地下 1 階:457 ㎡、1 階:4231 ㎡、2 階:2709 ㎡、延べ床面積:7397 ㎡
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(3)し尿・浄化槽汚泥の処理施設の整備に関する事項
農業集落排水処理施設は、以下に示す通りです。
農業集落排水処理施設
施設名
木曽岬北部地区クリーンセンター
所在地
木曽岬町大字加路戸 885-1
施設名
木曽岬北東地区クリーンセンター
所在地
木曽岬町大字見入 198-2
施設名
木曽岬西部地区クリーンセンター
所在地
木曽岬町大字西対海地 239
施設名
木曽岬南部地区クリーンセンター
所在地
木曽岬町大字源緑輪中 505
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