庄原市 男女共同参画 Vol.10 情報紙 2011.4 ファミリング講座シリーズ 3/13(日) 庄原市保健センター にて・・・ 子育ては、楽しいことも大変なこともいっぱい! パパとママが一緒に子育てし、感動も苦労も共有できれば、 夫婦の絆が深まり、子どもも安心して大きくなれるのではないでしょうか。しかし、男性が出産や子育てについ て学ぶ機会は少なく、また仕事が忙しくなかなか子育てに関わる時間がとれないパパも多いようです。 そこで、市では子育てを通じた夫婦でのコミュニケーションについて考えてもらうセミナーを開催しました。 産前産後の パートナーと考える家族のハッピーバランス ココロとカラダの変化を知ろう ~「イクメン」のススメ~ 瀬戸 照美さん(助産師) 塚本 麻里さん(保健師) 是貞 聡志さん(ファザーリング・ジャパン中国) 第 2 部では、是貞さんが、なぜ今『イクメン』なの 第 1 部では、瀬戸さんが受精の神秘について説明 され、 「実感が湧かないというパパもいますが、間違 いなくパパの遺伝子が入っている証拠です」と染色 体写真を見せてくださいました。また、つわりや頻 尿、マタニティブルーや産後うつなど、産前産後の ホルモンバランスの変化による、ママの身体と心へ の影響などを、分かりやすくお話されました。 塚本さんは、赤ちゃん訪問や乳幼児健診などで、 ママから聴く悩みや、パパがしてくれてうれしかっ たこと、 「子育てを“手伝う”のではなく、 “一緒に” がいいな」など、子育てママの生の声を伝えてくだ さいました。 妊娠は当たり前のことでは なく、赤ちゃんは“70 兆分の 1”と いう奇跡的な確立でお二人の元に やってきました┿ か、その背景や広島県の子育て事情などを、データを 示しながら説明されました。また、パパが今日からで きることとして「家族のスケジュールを年間カレン ダーに書いておき、仕事を効率的にすること」「パパ が自分一人でも子どもをみられるように、普段から母 子健康手帳や保育所の連絡帳をチェックしておくこ と」など、先輩パパの立場からアドバイスされました。 第 3 部では、パパはファザーリング・ジャパン中国 の鍋島さんから、絵本の読み聞かせ術をうかがいまし た。その間ママは座談会。「 (第 2 部の)パパへの手紙 は恥ずかしかったけど、感謝の気持ちが伝えられて良 かった」という声もありました。 ←第 1 部のようす DVD による出産 シーンでは、涙 ぐむママの姿も ありました。 ママがして欲しい ことは☆食事を作る☆話をちゃ んと聴く☆子どもと遊ぶ☆お風 呂に入れる、などかな?と いう意見が出ました。 第 3 部ママの 座談会のようす→ 体操で、ココロも カラダもほぐして あげましょう┿ アロマの香りとハー ブティでホッとひと いき┳たまには、育 児 か ら 離 れて リ フ レッシュできる時間 も大切ですね♪ 参加されたパパの感想は、 第 2 部ワークショップのようす→ 参加されたパパは、しっかり ママの気持ちを理解されてお られるようでした┻すごい! 「育児を一緒にする大切さを学んだ」「実際に育児を 頑張っている方の話は、同性として印象深かった」な ど、みなさん『イクメン』の素質は十分でした! 男女共同参画週間事業 2011 リレーコラム 『パパにおススメ ! 絵本の旅へ』 鍋島 和貴 (ファザーリング・ジャパン中国) 絵本大好き♪ 鍋島パパの オススメ絵本 しょうばら 「ぼくんちカレーライス」 絵・作 つちだのぶこ 出版社 佼成出版社 笑腹フェスタ 平成 23 年 6 月 26 日(日) 男女共同参画 ■とき ■ところ 庄原市ふれあいセンター ほか 鍋島さんは、呉市在住の看護師さん。10 才・8 才・6 才の男 の子と、1 才の女の子、4 人のお子さんのパパです。 ファザーリング・ジャパン中国(FJC)は、NPO 法人ファザー リング・ジャパンの中国地方メンバーによる任意団体です。 「良 い父親より笑っている父親を増やそう!」をミッションに、セ ミナーや講座など様々な父親支援事業を行っておられます。 『地域づくりの場での男女共同参画を考える』 ともだち むげんだい ~‘男女達’が響けば“夢限大”~ ※ イベント詳細は、6 月初旬にチラシ、回覧、HP 等でお知らせします。 ふと思った。一体絵本、何が面白い?絵?色? しょうばら 市では『男女共同参画 笑腹フェスタ』の企画運営をお デザイン?本の内容?ストーリー?作者?音? 手伝いしていただける方を募集しています! いろいろ考えてみた。ひとつこれかなって思う ◆ 何かおもしろいことをやってみたい ことがあった。それは、子どもと一緒に絵本の中 ◆ イベントの運営を手伝ってみたい を旅することができること。 ◆ いろんな人と知り合ってつながりたい テレビゲームやビデオは作り手の時間の中、せ そんな思いをお持ちの“あなた”をお待ちしています♪ わしなく旅しなくてはならないのに、絵本はこち 出展・出店のみでも大丈夫!もちろん男女は問いません。 らのペースで自由にファンタジーの世界を行った ※ ボランティアとなりますので、ご了解のうえ、 り来たり。すぐ前に戻ることだってできる。こち 市役所女性児童課までお問い合わせください。 らのペースでファンタジーの世界に入れるという のは、一緒にいる子ども達の次への期待の表情、 サポートスタッフ会議 話の展開の驚きの表情、ユーモラスな表現での笑 では、ワークショップを交 顔を身近に感じることができるからかなって。 えながら「こんな企画が 長男が5歳の頃、子どもと共に絵本の世界を旅 した「ぼくんちカレーライス」という絵本。 祭 あったら参加したい」な ど、いろいろなご意見をい カレーってふと食べたくなる食べ物。 ただいています。第 1 回の そんな食べ物をめぐる物語。 会議では今年のテーマを、 是非、自分の家の晩ご飯がカレーだった時、カ 第 2 回ではキャッチフレーズや、イベント内容を考えてい レーの香りがする場所で読んでみて。この絵本が ただきました。 「楽しいフェスタにしたい♪」と思っていま もっとリアルに感じられるかも。 すので、どうぞご期待ください! 第 2 回サポートスタッフ会議のようす 『なぜ、男は老いに弱いのか』という本に、 なづいてしまいました。言葉も理屈も全く通じず、こ 熟年離婚する妻からの訴えには「 (かつて) ちらの思い通りになってはくれない子どもとの悪戦 子育てを夫がちっとも手伝ってくれなかっ 苦闘は、「自分でコントロールできないこともある」 た」というものが多いという話がありました。昔子育 という気持ちの良い諦めと、「生」についてあらため てをしなかった恨みというよりは、育児を“引き受け て考える機会を与えてくれます。「育児」に向き合う た”女と、 “逃げた”男とで、人生観や人間観が大きく ことは、「老い」に向き合うことにも、どこかでつな 違ってきたからではないか、という話に思わず深くう がっているのかもしれないなぁと思います。 庄原市男女共同参画情報紙 あかり Vol.10 a 平成23 年 4 月 発行 発行元・お問合せ先 庄原市女性児童課 男女共同参画係 〒727-8501 庄原市中本町1丁目 10-1 TEL(0824)73-1243 FAX(0824)75-0195 Email: [email protected] URL: http://www.city.shobara.hiroshima.jp/ 庄原市役所>各課のページ>女性児童課>男女共同参画
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