発行日 2015.4.30 男女共同参画室だより NO.40 柏崎市 今、日本の男性の育児休業取得率は・・・・ 厚生労働省の雇用均等労働調査の結果によると、平成 25 年度に育児休業を取得した男性は 2.03%となり、24 年度調査(1.89%)と比べ 0.14 ポイント上昇しました。産業別では、「建設業」と「医療、福祉」での取得率が高くなって います。 ちなみに、国が今年 3 月に定めた「少子化社会対策要綱」では、平成 32 年に 13%とする目標が設定されています。 「男性の育児休業取得促進奨励金制度」 柏崎市では、仕事と家庭を両立できる環境づくりに取り組む中小企業を応援し、子育て世帯の仕事と育児の両立を 図るため、平成 26 年4月より男性の育児休業取得促進奨励金制度を創設しました。 今回、より多くの方にご活用いただけるよう、下記のとおり一部支給要件の見直しを行いました。 《見直し内容》 見直し前 見直し後 連続10日以上育児休業を取得した男性従業員 連続5日以上育児休業を取得した男性従業員 本市の制度は、男性が連続 5 日以上の育児休業を取得した場合に、その男性従業員を雇用する中小企業等事業 主及び男性本人に対して奨励金を支給するものです。 対象者の主な要件と奨励金額は、次のとおりです。 ◎支給額 5日以上育児休業を取得した男性従業員:1日5千円(上限10万円) 上記男性従業員を雇用する事業主:20万円 (各年度に1回限り、通算3回まで) ◎対象者 【 男 性 】 ・市内に住所がある ・勤務地が市内である(勤務地が市外でも、本 社が市内にある場合は対象になります) ・養育する子が1歳2か月に達するまでの間 に、勤務を要しない日を除いて連続5日以上 の育児休業を取得し、原職に復帰している ・市税を滞納していない 【 事 業 主 】 ・市内に本社又は事業所がある ・常時雇用する従業員が300人以下である ・支給対象の男性従業員を雇用している ・雇用保険の適用事業主である ・育児休業の制度を労働協約又は就業規則に 規定している ・市税を滞納していない ・ハッピー・パートナー企業(新潟県男女共 同参画推進企業)に登録している、又は一 般事業主行動計画の届出をしている 今は、仕事も家庭も大事にしたいと希望する人が増えています。社員のライフ スタイルを実現できる環境を提供することが、他の労働条件と並んで、優秀な 人材を引き付ける、重要な要素の一つとなっています。 社会の気運も少しずつ変わってきています。 「女性人材登録制度」 「女性人材登録制度」 柏崎市では、男女共同参画基本計画「かしわざき男女共同参画プラン」に基づき、政策・ 方針決定過程への女性の参画を拡大するために、各種審議会などにおける女性委員の割合 を 40%以上にすることを目標に取組を進めています。その取組のひとつとして、女性人材 登録事業を実施し、登録していただく女性を募集しています。 登録名簿は、各種審議会などの委員の選任にあたり情報を必要とするとき、また、 市が行う諸事業推進のため、女性の人材を必要とするときに活用します。 ※登録いただいた個人情報は、柏崎市個人情報保護条例の規定に基づき管理し、登録票の活用は 市役所内部に限られます。 ◎登録対象者・・柏崎市内に居住もしくは勤務、または市内の団体に所属している 20 歳以上の女性で、 次のいずれかの分野に関心のある方または専門知識や技能をお持ちの方 <分野> 法律・行政/医療・保健・福祉/生活・環境/防災・地域安全/まちづくり/国際交流/ 商工業・農業・労働/文化・芸術・スポーツ/教育・子育て/人権・男女共同参画 ◎登 録 方 法・・ 「柏崎市女性人材登録票」を人権啓発・男女共同参画室へ郵送または直接お持ちください。 登録票は人権啓発・男女共同参画室に備え付けてあるほか、市ホームページからもダウ ンロードできます。 公開講演会 「自分らしく輝く生き方をみつけよう~イラストレーターと大学教員 どちらも本当の自分~」を開催しました (主催:かしわざき男女共同参画推進市民会議) ■と き:4月25日(土)午後2時~3時30分 ■ところ:柏崎市市民プラザ ■参加者:50 人 講師に新潟産業大学経済学部講師の権田恭子さんをお迎えしました。 順調だった大学院までの道のりが、研究での行き詰まりや人間関係の悩 みによるストレスから大病を患い一転し、西山町の実家に戻ることに…。 療養とリハビリを兼ねて描き始めたタレントの似顔絵が仕事となり、ま た教員としても地域に貢献することができ、廻り道をしたけれど自分の道 を見つけることができたと語られました。 ~6月23日から29日まで男女共同参画週間です~ “地域力×女性力=無限大の未来” 平成27年度のキャッチフレーズは ちいきりょく かける じょせいりょく いこーる むげんだいのみらい 暮らしやすく元気な地域社会をつくるためには女性の活躍・リーダーシップが必要です。これまで男性 目線で考えていたことに発想の転換が生まれ、活力ある地域づくりが期待されます。 そこで、今年度のキャッチフレーズは、 「身近な女性の活躍を地域ぐるみで応援するキャッチフレーズ~ 女性の力を活かして元気な地域社会をつくるために~」をテーマに募集し、応募総数 2,331 点の中から坂 本直哉さん(千葉県)の作品が選ばれました。 男性と女性が、職場で、学校で、地域で、家庭で、それぞれの個性と能力を発揮できる「男女共同参画 社会」を実現するためには、市民のみなさん一人ひとりの取組が必要です。私たちのまわりの男女のパー トナーシップについて、この機会に考えてみませんか? 編集・発行 〒945-8511 新潟県柏崎市中央町 5 番 50 号 柏崎市市民生活部 人権啓発・男女共同参画室 TEL 0257-20-7605 FAX 0257-24-7714 E-mail : [email protected]
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