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粟島アーティスト・イン・レジデンス(粟島AIR)2012/spring 招へい芸術家一覧
【主な活動歴等】
杉原 信幸(すぎはら のぶゆき) 31歳
1980年4月2日
長野県生まれ。
長野県在住。
2012年 「Jara Island International Baggat Art Exhibition」
Jara島 韓国
2011年 「ストーンサークルフェスティバル」
大山ふるさと資料館 青森
【学歴】
2000年 東京藝術大学美術学部絵画科油画
専攻入学
2002年 一年間渡独 デュッセルドルフ芸術
アカデミー、A.R.ペンクの聴講生
2007年 東京藝術大学大学院美術研究科
修士課程油画専攻修了
2008年 早稲田大学 吉増剛造ゼミ聴講
2011年 「会津・漆の芸術祭2011~東北へのエール~」
二十間蔵 喜多方
2011年 「原始感覚美術祭 -Prayer in a lake-」企画と展示。
西丸震哉記念館・木崎湖畔 長野
2010年 「会津・漆の芸術祭」吉増剛造、山形淑華と参加。
末廣酒造・嘉永蔵 会津
2010年 「湖畔の原始感覚美術展」企画と展示を行う。
西丸震哉記念館・木崎湖畔 長野
2009年 「歌籠り」山形淑華、詩人の吉増剛造をゲストに展示
とマツリを行う。 site 恵比寿
2008年 個展『丸石座』詩人の吉増剛造、山形淑華と マツリ
を行う。 site 恵比寿
【レジデンスでの主な活動予定】
石を拾い、運ぶ行為は祈りのような行為です。石の立つ姿は
死者の立つ影のようであり、男根が大地に立つ、生の意志そ
のもののようです。そこには生と死の再生の祈りが籠められて
います。ストーンサークルはそんな祈りの集まった庭です。3.11
を経た日本という島国が負った傷は深く、その海の鎮魂と再生
のシンボルを作りたいと思います。今回初めて海の傍に暮ら
し、畏れと憧れを抱いていた海と向きあい、島に暮らす人々の
生活に宿るイメージを島の人々とともに作ることで、島にとって
大切な場所になるような空間を作りたいと思います。それは海
の広場なのか、粟島に暮らす人々との出会いが、新たな素材
作品タイトル「蟹田ストーンサークル」 山形淑華、縄文友の会と制作
7700個の石、サメの骨、サケの骨、土器 最大直径50m 2011年 撮影者:片山康夫
© Nobuyuki Sugihara
【招へい期間】
4月1日(日)~7月末予定
【主な活動歴等】
2012年 MOTアニュアル展 東京都現代美術館
田村 友一郎(たむら ゆういちろう) 34歳
1977年10月1日
やイメージを生みだすような制作を行いたいと思います。
富山県生まれ。
東京都在住。
【学歴】
2003年 日本大学芸術学部写真学科卒業
2010年 東京藝術大学大学院映像研究科
修了
2012年 「靉嘔」展関連パフォーマンス「七つの丘の出来事」
東京都現代美術館
2012年 招待作家プログラム「アートの課題」
トーキョーワンダーサイト
2011年 文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞受賞
2010年 トーキョーワンダーサイト国内レジデントアーティスト
(1年)
2010年 佐藤雅彦ディレクション「」これも自分と認めざるを
えない展、21_21 DESIGN SIGHT
【レジデンスでの主な活動予定】
最近は「島」をキーワードとした制作活動をしています。最新
の映像作品「夜明け前/Predawn」は、父島と福島を巡るド
キュメンタリーです。これは日本という国や形への興味から制
作したもので、「日本」というものを考える時に、それ自体も大
きな島であると言え、その構造を解き明かす作業をする上で
は、縮図ともいえる「島」は私にとって大きな関心事になってき
ています。
また、アーティスト側からだけではなく、島民側からも与えて
いただくということも視野に入れた双方の交換に重きをおいた
活動を目指したいと思っています。最終的なこのレジデンス期
間中の成果物のひとつとしては、一本の映像作品に仕上げよ
うと思っています。いま現在、興味をもっているのは、百々手
祭の「弓」です。弓に関しては元々の興味があるので「弓」を巡
る映像作品は制作したいと思っています。
作品タイトル「カンチャンブリの光」 英語:The Light of Kanchanaburi
映像、写真 2012年
©Yuichiro Tamura
【招へい期間】
4月1日(日)~7月末予定
粟島アーティスト・イン・レジデンス(粟島AIR)2012/spring 招へい芸術家一覧
水谷 一(みずたに はじめ) 35歳
1976年7月3日
【主な活動歴等】
三重県生まれ。
神奈川県在住。
【学歴】
2001年 多摩美術大学美術学部絵画科油画
専攻卒業
2003年 多摩美術大学大学院美術研究科
絵画専攻修了
ドローイングを主軸に映像、テキスト、展覧会企画等。
2012年 「40×40」AKIBATAMABI21外壁(東京)
2011年 「DRAWING —線を描くという営為」
island MEDIUM(東京)
2011年 「所沢ビエンナーレ「引込線」2011」
旧所沢市立第2学校給食センター(埼玉)
2011年 個展「私はいつもあなたの計画から外れています」
旧浪岡町立王余魚沢小学校体育館(青森)
2011年 「暴力と宇宙」 island ATRIUM(千葉)
2010年 「VOCA2010 新しい平面の作家たち」
上野の森美術館(東京)
2009年 「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ
2009」 新潟県越後妻有地域
【レジデンスでの主な活動予定】
支持体となる紙を、規則的な描画リズムで埋める鉛筆作品の
制作を基盤とした、滞在、活動を考えています。紙は床に敷か
れて制作され、寝かされたまま4cm程浮かされ展示される予
定。表面には具体的な出来事が描かれるわけではありません
が、粟島にて描く事や眺める事そのものが具体的な出来事と
して感じられるものにするつもりです。この制作以外に何を行
なうか、暮らしの中で考えたいと思っていますが、たとえば、日
本の国土面積は377,914平方km、私の普段暮らす神奈川県が
2,415.85平方km、そして粟島が3.68平方kmである事、或いは
日本は島国だとか、地球は丸く青いらしい事、さっぱりピンと来
ないこうした神話の実態に近付く事が出来ればと思っていま
作品タイトル(手前)
「私はいつもあなたの計画から外れています」鉛筆、紙(W272cm/D500cm)
作品タイトル(奥)
「自分が捕われているどんな檻からも逃れよ」スピーカー、ICレコーダー、音(6時間)
2011年 場所:旧浪岡町立王余魚沢小学校体育館 撮影者:狩野哲郎
©Hajime Mizutani
す。
【招へい期間】
4月1日(日)~7月末予定