6月1日号を掲載しました。

JA全厚連情報
(毎月 1日
発行)
№1020 2014 年6月 1 日
目
□
次
平成 26 年度厚生連病院財政調整事業の実施について協議................
1
本会理事会を開催
□
JA厚生事業実施条件の整備等について協議...........................
2
事業企画委員会を開催
□
アメリカ合衆国の6施設を訪問.......................................
3
春季海外医療事情視察団を派遣
通信員だより
胃集団検診車が新しくなりました!(平鹿総合病院)
市民公開講座「脳卒中の予防と治療」開催(かづの厚生病院)
秋田厚生医療センターに名称変更しました!(秋田厚生医療センター)
鳥インフル患者想定し訓練実施(JAとりで総合医療センター)
いばらき看護の祭典で厚生連4人が受賞(JA茨城県厚生連)
厚生労働大臣より感謝状授与(相模原協同病院)
第 44 回日本人工関節学会 in 沖縄(学会長 秋月 章) -成功裏に終了―
(長野松代総合病院)
第 17 回 篠ノ井総合病院祭開催(篠ノ井総合病院)
第 68 回 佐久総合病院 病院祭開催(佐久総合病院)
JA新潟厚生連 新潟医療センター消化器病センターおよび外来棟増改築工事 起工式
(新潟医療センター)
看護師目指す決意を新たに(静岡県厚生連看護専門学校)
オカリナ演奏で楽しいひととき(阿波病院)
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お知らせ
◇会議日程
全国厚生農業協同組合連合会
JA全厚連
〒100-6827 東京都千代田区大手町 1-3-1 JAビル
TEL(03)3212-8000 FAX(03)3212-8008
E-Mail: [email protected]
(経営支援グループ)
http://www.ja-zenkouren.or.jp
編集責任者 瀧 幹男
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№1020 2014 年 6 月 1 日
平成 26 年度厚生連病院財政調整事業の実施について協議
本会理事会を開催
本会は5月 13 日、東京・大手町のJAビル「全厚連会議室」において理事会
を開催した。
協議事項では、平成 26 年度厚生連病院財政調整事業の実施について協議し、
原案どおり承認された。
平成 26 年度厚生連病院財政調整事業の実施については、本年度の償還金 11
億 3,664 万円のうち、11 億 2,604 万円を原資に、各厚生連へ貸与することとし
ており、実施については7月に開催される厚生連病院経営改善委員会に諮問す
ることとしている。
報告事項では、(1)厚生連の平成 25 年度経営収支実績、(2)厚生連の平成 26
年度賃金改定交渉状況―について報告を行った。
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№1020 2014 年 6 月 1 日
JA厚生事業実施条件の整備等について協議
事業企画委員会を開催
本会は5月 19 日、東京・大手町のJAビル「全厚連会議室」において事業企
画委員会を開催した。
協議事項では、(1)平成 25 年度経営収支状況による健全性指標とその対応、(2)
経営改善が必要な厚生連の対応、(3)JA厚生事業実施条件の整備、(4)厚生連間
における検診車の相互利用、(5)巡回検診における医師の立会い、(6)規制改革会
議「農業改革に関する意見」への対応―について協議を行った。
(3)では、①消費税にかかる取り組み、②介護報酬改定要望、③読影の外部委託
―について協議し、そのうち①では、損税解消に向けて、医療関係団体との連携
など、効果的に取り組むための方法について協議した。②では、各厚生連から要
望が多かった、緊急時訪問看護加算の改善や、居宅介護支援費の増額など 20 項目
を、平成 27 年度介護報酬改定に向けて、要望していくこととした。
報告事項では、(1)平成 25 年度厚生連の経営収支実績、(2)厚生連常勤役員研修、
(3)厚生連との情報交換、(4)平成 26 年4月診療報酬改定の影響、(5)特別交付税
措置の活用状況、(6)財政調整事業の事務処理の変更―について報告を行った。
そのうち(2)では、厚生連の常勤役員を対象に研修を年1回程度開催し、テーマ
は経営者として必要な知識、厚生連特有項目(法人税非課税措置、農水省監督指
針にかかる固定比率と員外利用の取扱い、厚生連の経営改善の指針等)の修得と
することが報告された。平成 26 年度については、9月 25 日に厚生連常勤役員・
参事会議と併せて開催する予定としている。
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№1020 2014 年 6 月 1 日
アメリカ合衆国の6施設を訪問
春季海外医療事情視察団を派遣
今年で 42 回目を迎えた恒例の春季厚生連役職員海外医療事情視察団(団員
12 名)は5月 26 日、ホテル日航成田において打合せ説明会を行い、アメリカ
合衆国の6施設を訪問する 12 日間の視察に出発した。
説明会では、団長に古田悟氏(JA岐阜厚生連 岐北厚生病院・臨床検査技師
長)
、副団長に仲沼照夫氏(JA福島厚生連・業務部長)を選出したほか、旅程
や視察先の確認などを行った。
一行は翌5月 27 日に最初の訪問地ニューヨークへ飛び立った。
ニューヨーク
では総合病院を1カ所と高齢者施設1カ所、マイアミでは診療所 1 カ所と高齢
者施設 1 カ所を視察する。ヒューストンでは高齢者施設、ラスベガスでは総合
病院を視察し、6月6日に帰国する。
[視察先リスト]
都市名
ニューヨーク
施設名
概要
モリスタウンメディカルセンター
(総合病院)
649 床の一般的な医療および外科施設がある州ランキング2
位の医療センター。心臓外科、
老年医学、
産婦人科は全米 TOP100
にランキング、がん、消化器・胃腸外科、神経・脳神経外科、
呼吸器科、泌尿器科は優秀と評価されている。
ハブロウホーム
建物9棟、総床面積約3万坪、中間看護、特別養護老人ホー
ム 870 床、
健常高齢者向け居住施設が約 200 室ある高齢者施設。
リハビリ患者向け 100 床等を始め、特化ケアもしっかりしてい
る。ケアを行っている高齢者の平均年齢は 85 歳で、うち認知
症が 65%を占めている。
簡易医療と称する小売店舗内クリニック。全米最大のドラッ
グストアCVSの店舗は現在全米に7,600店舗あり、そのうち
の800店舗で簡易クリニックを併設。医師ではなく、医師補佐
や上級看護師といった専門スタッフが診断、治療を行ってい
る。
(高齢者施設)
マイアミ
ミニッツクリニック
キービスケイン・コミュニティ
センター
(高齢者施設)
ヒューストン
ヒューストンホスピス
(緩和ケア)
老若男女向の施設で、高齢者に的を当てたプログラムを提供
している。施設見学の後、同地域の高齢者リーダーを集めて頂
き、高齢者向けプログラムの会合を開いて頂ける予定。
1980 年に設立され、独立系としては最も古く、ヒューストン
を代表する非営利ホスピス。看護師、ホスピススタッフ、ソー
シャルワーカー、ボランティア、牧師等様々な専門家が在宅ケ
アも提供している。施設では、24 時間、年中無休で医師、看護
師が勤務。
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ラスベガス
№1020 2014 年 6 月 1 日
サマーリンホスピタル
(総合病院)
同病院の親会社はラスベガス市内外で5箇所の病院を運営し
ている。450 床病床と5箇所ある病院では最大規模である。第
一次脳卒中・胸痛センター、集中利リハビリ療法、ダビンチ・
ロボット外科手術、又未熟児集中治療室を含む大きな参加を所
有。小児科も充実しており、小児専門救急、小児集中治療室、
小児外科と特化が進んでいる。
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№1020 2014 年 6 月 1 日
胃集団検診車が新しくなりました!
(平鹿総合病院)
3月 28 日、JA秋田厚生連・平鹿総合病院(平山克病院長)は、平成5年に
配備された検診車の更新として、秋田県からの助成を受け、胃胸部併用Ⅹ線テ
レビ検診車を配備しました。
胃部・胸部の併用車であることから、検診の複合化を求められている地域で
は、受診率の向上につながり、大変有用な検診となります。また、デジタルⅩ
線撮影により、リアルタイムで画像を確認しながら異常所見の追加撮影判定を
行うことができ、質の高い画像を提供する事ができます。
デジタルシステムは、
撮影する技師にとっては今まで以上に注意深い観察力と所見の認知力が必要と
なります。合わせて、胃Ⅹ線検査における撮影方法の進化により8枚撮影法を
実施し、より質の高い画像を提供する努力をしています。画像の管理保存(画
像サーバー)は、地域および個人の情報を管理運営する検診システムとして運
用します。
今後も日々の技術修練と習得を怠ることなく、地域医療の充実のため胃集団
検診事業に取り組んで参ります。
(落合恵子通信員)
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№1020 2014 年 6 月 1 日
市民公開講座「脳卒中の予防と治療」開催
(かづの厚生病院)
3月 28 日、JA秋田厚生連・かづの厚生病院
(松谷富美夫病院長)は、秋田県と鹿角市が岩
手医科大学に対し開設する寄付講座事業として、
同大学・脳神経外科学講座・小笠原邦明教授を
講師にお招きして、同病院講堂で市民公開講座
を開催しました。
今年で3回目となる公開講座のテーマは「脳卒中の予防と治療~健康に長生
きするために」です。秋田県での患者数が全国のワーストワンとも言われる「
脳卒中」に関し、その原因、症状、後遺症等を手術映像も使って説明され、特
に初期症状を的確にとらえた病院での受診の重要性等をお話いただきました。
講演を聞かれた 170 人程の市民の皆様の中には、普段見る事のない動脈硬化
の血管映像や手術シーン等には驚きの表情が隠しきれない方もいました。
講演後の質問コーナーでは、自らの食生活を披露しながら、
「現在は病気とは
無縁であるけれど、今後の生活についてどうすればいいか」と質問した方に対
して、先生から「生活の仕方が間違っていないから病気になっていない。これ
までどおりの生活が大切」と褒められて喜んでいました。また、ご主人の生活
パターンを心配するご婦人に対しては、先生の大学での外来診察日に受診を勧
め、
「心配を解消してあげます」と声をかけていました。
「私も南部藩出身。
鹿角の皆さんと同郷」
と自己紹介し、時折交える南部弁での説明
に参加された方々は親近感を感じ、終始和
やかな雰囲気の中で講座が進みました。
本講座は自分自身や家族の健康、生活習
慣の大切さを一層考えていただく良いきっ
かけになりました。
(落合恵子通信員)
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№1020 2014 年 6 月 1 日
秋田厚生医療センターに名称変更しました!
(秋田厚生医療センター)
JA秋田厚生連・秋田組合総合病院(阿部栄二病院長)は4月1日、
「秋田厚
生医療センター」と名称を改め、新たに生まれ変わりました。
今年5月に改築開院した湖東厚生病院(中鉢明彦病院長)との連携を深めな
がら、秋田県秋田市北部および隣接する男鹿・南秋地域一帯をカバーするセン
ター病院として、これまで以上に大きな責任と役割を果たして参ります。
14 年前に現在の秋田県秋田市飯島
地区に移転して以来、同病院は激変す
る医療環境に対応すべく様々な課題に
取り組んできました。基幹型臨床研修
病院として毎年多くの研修医を育成し
ているほか、一昨年には、専門分化さ
れた現代の医療現場において、地域医
研修風景(研修医、総合診療医)
療に不可欠とされる総合医としての能
力を十分に備えた医師を養成するための研修機関として秋田県の委託を受けて
「秋田県総合診療・家庭医研修センター」を設置しました。
また、同病院は救急患者の受入数が県内で最も多い病院でもあり、平成 24
年 12 月には救急総合診療部を設置するなど機能強化を図っています。
こうした医療機能の充実に加えて、
アメニティの向上にも取り組んでい
るところです。患者さんや来院され
る皆様のための“憩いの場”を提供
しようと、現在、1階中庭を緑豊か
なオープンテラスにする改修工事を
行っています。天気の良い日には、
同じく1階にあるベーカリーカフェ
の焼きたてパンとカフェラテを持っ
ベーカリーカフェ
てオープンテラスでリラックスタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。
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№1020 2014 年 6 月 1 日
私たちは“昨日よりも今日、今日よりも明日”の精神で、同病院の理念であ
る「患者中心の医療」「質の高い医療」を提供し続け、
「センター病院」として
これからも地域に愛され、信頼される病院を目指して参ります。
病院全景
(落合恵子通信員)
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№1020 2014 年 6 月 1 日
鳥インフル患者想定し訓練実施
(JAとりで総合医療センター)
茨城県で唯一、第一種感染症指定医療機関でもあるJA茨城県厚生連・JA
とりで総合医療センター(新谷周三病院長)は5月 15 日、強毒性鳥インフルエ
ンザに感染の疑いがある患者の受け入れ訓練を行いました。訓練は竜ヶ崎保健
所など5団体と合同で実施し、医師や看護師ら約 70 名が参加しました。
同病院は昨年、中国で鳥インフルエンザが流行したことを受けて「新型イン
フルエンザ等発生時における診療継続計画」を策定しており、今回は計画の実
用性を確認することが目的です。
訓練は、起こり得る最悪な事態を想定し、医師や看護師らが防護服を身に付
け、鳥インフルエンザが疑われる患者の対応に当たりました。保健所の連絡か
ら感染症病棟までの受入れ手順のほか、検体の採取やレントゲン検査の実施方
法、防護服着脱手順の確認を行いました。
訓練を指揮した太田正康感染管理室長は「現場のスタッフが入れ替わること
があり、手順を繰り返し確認する訓練は大切。一人一人が自覚を持って行動で
きるよう準備していきたい」と話しました。
患者役の女性の鼻から検体を採取する防護服姿の医師
(内田大輔通信員)
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№1020 2014 年 6 月 1 日
いばらき看護の祭典で厚生連4人が受賞
(JA茨城県厚生連)
第 50 回いばらき看護の祭典(茨城県、県看護協会主催)が5月 10 日、水戸
市で開かれました。看護職関係者約 1,100 人が参加し、暮らしと医療を支える
看護業務の重要性を再確認しました。
また、県優良看護職員知事表彰が行われ、多年にわたり看護業務に献身的に
従事した県内の保健師、助産師、看護師合わせて 11 人に賞状が授与されました。
JA茨城県厚生連(高橋惠一・代表理事理事長)からは助産師1人、看護師
3人が受賞しました。受賞したのは、県北医療センター高萩協同病院(高橋良
延病院長)の糸賀三恵子さん(看護師長)
、秋山はる江さん(前看護部長)
、総
合病院土浦協同病院(家坂義人病院長)の松本俊子さん(看護師長)
、横田純江
さん(看護師長)です。
賞状や花束を手に、4人は「先輩の指導、職場の支援、家族の支えに改めて
感謝したい」と喜びを語りました。
県知事賞を受賞した糸賀さん、松本さん、秋山さん、横田さん(左から)
(内田大輔通信員)
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№1020 2014 年 6 月 1 日
厚生労働大臣より感謝状授与
(相模原協同病院)
JA神奈川県厚生連・相模原協同病院(高野靖悟病院長)は4月 14 日、厚生
労働大臣から感謝状が授与されました。この感謝状は、平成 23 年3月 24 日~
26 日に、東日本大震災における被災者の支援活動として、同病院が病院長を含
む7名の協力支援隊を結成、福島県南会津郡桧枝岐村へ派遣し、被災地で診療
活動を行ったことに対する功績を称えたものです。感謝状は推薦した相模原市
医師会に代わり、神奈川県相模原市の山口副市長が来院され、
授与されました。
災害医療拠点として、相模原市で災害が発生した場合だけでなく、様々な地
域で災害が発生したとしても、迅速に対応できる体制を整え、支援協力を行っ
ていきます。
感謝状授与の様子
山口副市長と記念撮影
(浅川美有希通信員)
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№1020 2014 年 6 月 1 日
第 44 回日本人工関節学会 in 沖縄
(学会長 秋月 章) -成功裏に終了―
(長野松代総合病院)
2月 21 日、22 日、JA長野厚生連・長野松代総合病院の秋月章統括院長が
学会長を務めた「第 44 回日本人工関節学会」が沖縄県宜野湾市の沖縄コンベン
ションセンターで開催されました。当日は晴天に恵まれ、国内外から医師をは
じめとした約 2,500 名の医療関係者が集まり、ホットでさわやかな議論が交わ
されました。
今回のテーマは“Scientific Art―次の世代へ―”であり、
「人工関節は、妥
当な適応、良質な製品、適切な手術手技、適切な周術期管理とリハビリテーシ
ョンがそろって初めて患者に満足感を与えうるものであり、そのいずれもが
Scientific に基づいた Art である。そして Art は次の世代へ引き継ぎ発展させ
るべき技術である」という秋月統括院長の想いが込められたテーマでした。
会長講演は、これまで秋月統括院長が日頃考え、実践してきた「Conservative
Knee Arthroplasty への「思考、志向、試行、施行」
」という演題で行われまし
た。会場は多くの聴衆であふれ、使える組織はできるだけ残して関節再建する
という、これまでの会長の思考、志向、試行、施行の過程を熱心に聞き入る姿
が見られ、関節外科の将来を担う次の世代にとって大変参考になる内容でした。
海外からも英国整形外科学会会長の M.Poter 博士をはじめとして、現在活躍中
の 10 名の関節外科医による貴重な講演が行われ、さらに、シンポジウム、パネ
ルディスカッションでも英語での熱い議論が交わされました。
学会運営のため同病院から 27 名と信州大学整形外科関連から 11 名が参加し
て、記憶に残る学会にしようと様々な企画(おもてなしコーナー、懇親会での
サプライズ企画など)の運営を行いました。持ち歩きに便利なポケットサイズ
の学会プログラムや、スマートフォン・タブレット端末向けのアプリを導入し、
現在進行中のプログラムなどが簡単に確認できるツールを取り入れました。ま
た、会場内に託児所を設置するなど、参加者の利便性に配慮したこれらの新た
な試みは好評をいただきました。学会では最後まで多くの参加者による熱い議
論が行われ、参加者から今までにない充実したすばらしい学会であったとの感
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№1020 2014 年 6 月 1 日
謝の言葉をいただくなど、成功裏に無事終了しました。最後の会長挨拶、終了
後の記念撮影など、3年間にわたって準備してきた我々スタッフにとっても感
慨深いものとなりました。
(湯本昌弘通信員)
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№1020 2014 年 6 月 1 日
第 17 回 篠ノ井総合病院祭開催
(篠ノ井総合病院)
JA長野厚生連・篠ノ井総合病院(木村薫病院長)は4月 27 日、同病院で「患
者本位の医療の実践~地域が必要とする基幹病院をめざして~」をテーマとす
る第 17 回病院祭「あいまつり」が開催されました。1,600 人以上が来場し、終
日賑わいを見せました。
26 日は前日企画として、木村病院長による記念講演会が開催され、
「私の歩
んできた道~篠ノ井総合病院とともに~」と題し、産婦人科医として、
「子ども
に恵まれない夫婦を何とかしたい」との思いで、体外受精や顕微授精に取り組
んだ自身の歩んだ道を披露し、約 200 人が聴講しました。
病院祭当日は天候に恵まれ、メイン会場のふれあい広場ステージでは、和太
鼓演奏やプロゴスペルグループ「Gifts」によるミニコンサートなど、各種イベ
ントが行われ、来場者や入院患者を魅了しました。
特別講演ではAC長野パルセイロ
スポーツディレクター・足達勇輔氏が
「スポーツで街づくり」と題し、スポ
ーツを通じて長野の子供たちに夢を与
えたい、また夢の力は大事であると熱
く語り、聴講者も熱心に耳を傾けてい
ました。
夢の力について熱く語る足達氏
筋肉量、体脂肪率の測定コーナーで
は、長い列ができ、地域の方の健康に
対する意識の高さが伺われました。そ
の他、救急蘇生体験コーナー、健康や
介護の相談コーナーなどがあり、病院
をより身近に感じることのできる病院
祭でした。
救急蘇生体験コーナーで指導を受ける来場者
(湯本昌弘通信員)
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№1020 2014 年 6 月 1 日
第 68 回 佐久総合病院 病院祭開催
(佐久総合病院)
JA長野厚生連・佐久総合病院(伊澤敏病院長)は5月 17 日、18 日、同病院
と看護専門学校で第 68 回病院祭を開催しました。病院分割再構築後の初めての
開催となりましたが2日間で延べ 15,540 人が来場し終始賑わいました。
メインテーマⅠの「佐久医療センター開院元年」のコーナーでは、3月に開
院したJA長野厚生連・佐久総合病院佐久医療センター(渡辺仁病院長)の救
命救急、がん診療、脳卒中・循環器病、周産期母子医療、高機能診断の5つの
センターを中心に地域に果たす役割を紹介しました。
今年1月に開院 70 周年を迎
え「つなぐ」をメインテーマに
1年間さまざまなイベントを企
画することになり、応募総数
155 題のなかから「ゆるキャラ
をつくろう」が最優秀賞に選ば
れ、いこいの広場でお披露目会
を行いました。佐久総合病院本
院のゆるキャラに星の町臼田に
ちなんだ「星太郎くん」、佐久総
病院長と記念撮影する佐久総合病院本院の「星太郎くん」(左)
と佐久総合病院佐久医療センターの「さくらちゃん」(右)
合病院佐久医療センターのゆる
キャラには、桜並木が美しく花
びら型の病棟にちなんだ「さく
らちゃん」が紹介され、ゆるキ
ャラとの記念撮影も行われ一躍
人気者となりました。
同企画第2弾「モザイクアー
ト」では団結力として、職員や
細かな写真を張り合わせた歴代病院長のモザイクアート
家族などの小さな写真を貼り合
わせて歴代病院長の肖像写真を作成し展示しました。
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JA全厚連情報
№1020 2014 年 6 月 1 日
メインテーマⅡの「健康あふれるまち臼田」のコーナーでは、新しくなる佐
久総合病院本院再構築の概要や交流と協働で織りなす健康あふれるまちづくり
を目指した将来住みたいまちを考える場として参加者の興味をひきました。
第2会場の同学校では、リフレッシュコーナーを設置し来場者の肩や背中、
手のツボのマッサージをサービスし「とても癒される」と好評でした。
このほか、循環器センター開設記念市民公開講座や「健康チェック館」では、
体脂肪や血圧、血糖測定、JA佐久浅間の農産物販売なども行われ、盛りだく
さんの企画に大勢の来場者が楽しみました。
リフレッシュマッサージをする看護学生
(湯本昌弘通信員)
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№1020 2014 年 6 月 1 日
JA新潟厚生連 新潟医療センター
消化器病センターおよび外来棟増改築工事 起工式
(新潟医療センター)
4月 30 日、JA新潟厚生連・新潟医療センター(田中憲一病院長)において、
晩春の小雨降る中、消化器病センターおよび外来棟増築工事の起工式が行われ
ました。
同病院は平成 21 年 10 月に医療法人博医会旧新潟こばり病院を譲り受け、同
厚生連における新潟県内下越地区のセンター病院として診療機能の整備に取り
組んで参りました。昨年4月に分娩の取扱いを再開、本年2月の病理センター
開設に続き、今回は施設南口の患者駐車場に外来棟を増築し、医事課会計窓口
や薬剤部門・待合室を移設、前述の部門移設後の跡地に「消化器病センター」
を開設することになりました。これにより4月から2倍(3名→6名)に増え
た消化器内科医による専門分野の拡充が図られる見込みです。また、増築され
た外来棟の待合室には、同厚生連での初の試みとして専門店による「コーヒー
ショップ」が置かれ、来院者や患者さんへ憩いのひと時をお届けできる予定で
す。
当該工事は本年秋の最終完成を目途に順次行われていくもので、起工式は施
設南口玄関前へ新潟市内にある新潟縣護国神社の神職と巫女をお迎えして、土
地の祓い清めと共に工事期間中の安全が祈願されました。
(堀内和弘通信員)
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№1020 2014 年 6 月 1 日
看護師目指す決意を新たに
(静岡県厚生連看護専門学校)
JA静岡厚生連・静岡県厚生連看護専門学校(松浦千穂子学校長)は、「第
44 回生看護立志式」を5月 24 日、静岡県浜松市東区の同校で開きました。本
格的な臨床実習に入る2年生 40 人が、
ナイチンゲール像から蝋燭の灯を受けと
り、看護師を目指す決意を新たにしました。
全校生徒と教職員、来賓が見守る中、学生一人ひとりが「立志の決意」を手
形とともに色紙に収め力強く決意を宣言しました。
松浦学校長は、「今日のこの誓いを貫く、強い意志と熱い情熱を持ち続けて下
さい」と挨拶し、お祝いのメッセージとしてJA静岡厚生連・清水厚生病院(中
田恒病院長)の野嶋看護部長が看護師としての心構えや励ましの言葉を贈りま
した。
立志生を代表し下位菜摘さんは「今日の決意、皆で立てた目標を胸に全員で
看護師を目指すことを誓い、責任を自覚し、実践能力を高めていけるよう日々
努力してまいります」と誓いを述べ、最後は、キャンドルを持った2年生が、
ナイチンゲール誓詞を唱和し、厳かに場内を一周しました。蝋燭に照らされる
凛とした表情は、看護師を目指す彼らの決意が表れているようでした。
キャンドルを手に誓詞を唱和する生徒ら(24 日、浜松市で)
(中西彩乃通信員)
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№1020 2014 年 6 月 1 日
オカリナ演奏で楽しいひととき
(阿波病院)
JA徳島厚生連・阿波病院(藤原晴夫病院長)は5月 15 日、
「看護の日・看
護週間」
(11 日~17 日)の一環で、徳島県阿波市文化協会に所属するオカリナ
サークルによる演奏会を、1階中央待合ホールで開きました。
童謡やアニメソングを
はじめ、
「瀬戸の花嫁」な
どの懐かしい曲を 14 曲
演奏し、入院患者さんや
病院を訪れた人たちは、
オカリナの心地よい音色
に癒されました。会場か
らはメロディに合わせ自
オカリナ演奏を楽しむ患者さんたち
然と口ずさむ声が聞こえ、
演奏終了後にはアンコールが起こるなど、大いに盛り上がりました。
運営した看護師自治会の酒巻京子看護部主任は「高齢の患者さんもリズムに
合わせて楽しんで頂き、表情も穏やかになってきた。イベントを通じて地域の
方々に喜んで頂けたと思います」と話しました。
同病院では、毎年看護週間に合わせ健康に関する催しや、各種行事を行って
います。5月 13 日には、市内のショッピングセンターで栄養相談、体脂肪率測
定などの健康相談を行い、また骨密度測定といった普段はあまり行わない検査
も実施し、来場者から大変好評でした。看護の心の普及啓発を通じて、地域住
民一人一人に介護や看護についての関心と理解を深めてもらう一助とする事を
目的として、開催しています。
なお、JA徳島厚生連(市原敏樹・代表理事理事長)では阿南共栄病院(東
博之病院長)
、麻植協同病院(橋本寬文病院長)も看護週間に合わせ、健康相談
活動に取り組んでいます。
(長谷祥伯通信員)
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JA全厚連情報
№1020 2014 年 6 月 1 日
□会議日程
6月11日(水) 理事会 15時30分(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
6月13日(金) 経営管理委員会 10時30分から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
7月09日(水) 理事会 15時30分から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
7月11日(金) 経営管理委員会 11時から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
7月18日(金) 医薬品セミナー 14時から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
7月22日(火) 通常総会 11時から(東京・大手町・KKRホテル東京10階「瑞宝の間」)
経営管理委員会 上記終了後(東京・大手町・KKRホテル東京10階「平安の間」)
理事会 上記終了後(東京・大手町・KKRホテル東京10階「葵の間」)
7月24日(木) 厚生連経営管理職員層育成研修会(未定)
~25日(金)
7月29日(火) 法定監査厚生連情報連絡会(東京・御茶ノ水・東京ガーデンパレス)
8月28日(木) 健診取組情報連絡会(未定)
9月04日(木) 第36回厚生連病院事務長研修会(東京・御茶ノ水・東京ガーデンパレス)
~05日(金)
9月10日(水) 理事会 15時30分から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
9月18日(木) 経営管理職層育成研修会(未定)
~19日(金)
09月25日(木) 厚生連常勤役員・参事会議 13時から(東京・丸の内・東京會舘12階「ロイヤルルーム」)
10月09日(木) 第36回厚生連病院看護部長研修会(東京・御茶ノ水・東京ガーデンパレス)
~10日(金)
10月15日(水) 理事会 15時30分から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
10月17日(金) 経営管理委員会 10時30分から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
10月31日(金) 診療情報管理士研修会(未定)
11月06日(木) DPCデータ活用情報連絡会(未定)
11月18日(火) 理事会 15時30分から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
11月20日(木) 経営管理職層育成研修会(未定)
~21日(金)
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JA全厚連情報
№1020 2014 年 6 月 1 日
11月29日(土) 病院長セミナー(東京・御茶ノ水・東京ガーデンパレス)
12月03日(水) 理事会 15時30分から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
12月04日(木) 経営管理委員会 15時30分から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
12月11日(木) コンプライアンス・リスクマネジメントセミナー(未定)
平成27年
1月16日(金) 理事会 13時から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
01月20日(火) 健康管理厚生連情報連絡会(未定)
1月22日(木) 厚生連常勤役員・参事会議 13時から( 東京・日暮里・ ホテルラングウッド2階「鳳凰」 )
2月06日(金) 厚生連会長会議 11時から(東京・大手町・KKRホテル東京10階「瑞宝の間」)
2月10日(火) 介護取組情報連絡会(未定)
2月18日(水) 理事会 15時30分から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
2月20日(金) 経営管理委員会 13時から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
3月05日(木) 臨時総会 11時から(東京・大手町・KKRホテル東京10階「瑞宝の間」)
3月12日(木) 労務関連セミナー(未定)
3月18日(水) 理事会 15時30分から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
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