宮崎大学 / 膠原病感染症内科 ( クリニカル・クラークシップ )

宮崎大学 / 膠原病感染症内科 ( クリニカル・クラークシップ )
実習期間:4週間
受入数:3
初日の集合時間・場所
9:00に附属病院5階外来(第2内科)医局に集合。
指導医等:内科学講座免疫感染病態学分野
内科学講座免疫感染病態学分野
補助:
内科学講座免疫感染病態学分野
膠原病・感染症内科
膠原病・感染症内科
内科学講座免疫感染病態学分野
教授
講師
助教
助教
助教
助教
岡山 昭彦
長友 安弘
野村 創
高城 一郎
甲斐 泰文
上野 史朗
到達目標
(1) 膠原病や感染症を前提とした適切な病歴聴取・診察ができる。
(2) 鑑別疾患を考えて必要な検査をオーダーし解釈できる。
グラム染色などベッドサイド検査については自ら実施できる。
(3) 頻度の高い疾患について標準的な治療法、予後を説明できる。
(4) 抗菌薬・ステロイド・免疫抑制剤の具体的使用方法について説明できる。
(5) 院内感染の標準予防策および基本的な感染経路別予防策を実施できる。
行動指針
(1) 自らが主治医となった前提で行動し、考え、学習することを基本とする。
(2) 患者と良好な人間関係を築く。
(3) 医師、看護師、技師、事務職などを含めたチーム医療を実践する。
注意事項
(1) 常に患者との信頼関係を失わないように気を配る。
(2) 自らが感染や事故などに会わないように注意する。
(3) 医療チームの中で人間関係を良好に保つ。
週間スケジュール
第1週
時間
曜日
午 前
午 後
月
病棟実習・検査
病棟実習、ケーススタディ・抄読
火
外来実習・検査
全体回診とカンファレンス
水
病棟実習・検査
検査部実習(第 1 週)
木
外来実習・検査
グループ回診とカンファレンス
金
病棟実習・検査
検査部実習(第 3 週)
指導医との面談
検査部実習(第 3 週)
1
2008 年度版
備考:適宜、膠原病、感染症に関する講義、ICT会議、ICTラウンドなどにも出席。
適宜、ビデオ・パソコンを使い解説する。
≪学外実習≫
第 1 週金曜日:市民の森病院
第 2、3、4 週水曜日:むらい内科クリニック
準備、携帯品等
内科一般の臨床実習の準備
参考書
番号
1
2
3
4
5
6
参考書名
著者・編者等
Mandell et al 編
青木 眞
塩沢 俊一
河合 忠他編
Harris et al 編
福井次矢、黒川清
Principles and Practice of Infectious Diseases(6thed)
レジデントのための感染症診療マニュアル
膠原病学(改訂第2版 )
異常値の出るメカニズム(第4版)
Kelleys Textbook of Rheumatology(7thed)
ハリソン内科学 第2版
発行所
価格
Elsevier 2005 年
医学書院 2007 年
丸善 2005 年
医学書院 2001 年
Elsevier 2005 年
MEDSi 2006 年
許容される基本的医行為の例示
1)水準 I :指導医の指導・監視のもとに実施が許容されるもの
一般的診察、非侵襲的検査、採血、カルテの記載
2)水準 II :状況によって指導医の指導・監視のもとに実施が許容されるもの
危険性の少ないその他の検査、インフォームドコンセントを行う場への参加
3)水準 III:原則として指導医の実施の介助または見学に留めるもの
内視鏡など専門的な検査、治療
その他
【実習内容】
○受持ち症例:担当患者の入院から退院まで医療チームの一員として診療に加わる。
a. 担当医と連絡を取り合い、検査・治療など日常診療に参加する。
b. 担当医が可と判断した場合は患者への説明にも加わる。
c. 回診などでケースプレゼンテーションを行う。
○典型症例についての診断と治療 : 膠原病・感染症の中でコモンな疾患例について
診断と治療の具体的計画を挙げられるよう机上訓練を行う。
○外来初診 : 指導医の初診外来診療に加わる。
○ ICT 活動への参加 : 感染対策師長と院内の耐性菌検出状況分析などを行う。
可能なものは ICT 会議に参加する。
○感染症コンサルテーション : 院内での感染症発生時のコンサルテーションに参加する。
○学外実習:市民の森病院とむらい内科クリニックにおいて行う。
○検査部実習:検査部において期間中 2 日、実習を行う。(血清検査、遺伝子検査など)
2
2008 年度版