甲状腺全摘術を受けられる患者さんへ 検査 活動・安静度 食事 清潔 患者

甲状腺全摘術を受けられる患者さんへ
患者さん用
患者氏名
月日
項目
達成目標
治療・薬剤
(点滴・内服)
・処置
・リハビリ
受け持ち医師:
/
手術前日
/
手術日(手術前)
/
術後3日目
/
術後4日目
/
退院日
・特に制限はありません。
・特に制限はありません。
・ベッド上で安静にします。
・手術後の最初の歩行 ・制限はありません(状態によっては主治医から安静の制限が出る場合もありま
(手術後の状態によってトイレ歩行が出 は看護師が付き添い す)。
来る場合もあります。)
ます。歩行の状態に問
題がなければ、その後
は1人で歩くことできま
す。
・普通食を摂取できます。
・絶食です。
・絶食です。
・医師の診察後、医師より食事開始の許可が出たら食事が始まります。3分粥から始まり、摂取状況に応
手術後は腸の動きを確認できたら水分 じて5分粥、全粥、常食へとかえていきます。
を摂ることができます。看護師に確認し
てください。
・入浴ができます
・入浴できません。
・入浴できません。
・制限はありません。
・手術室へ行く前に排尿を済ませてくだ ・尿の管が入ります。
・尿の管を抜いた後はトイレまで歩行することができます。
さい。
・最初にトイレに行く時は看護師が付き
添います。
食事
患者様及びご
家族への説明
栄養指導
服薬指導
/
術後2日目
・予定されているものがあるときは随時説明します。
活動・安静度
排泄
/
術後1日目
・手術に向け心身の準備がで ・手術前準備として、絶飲食が守れる。 ・医師の指示した安静を守ることができ ・痛み、吐き気、出血、テタニー症状(口唇や手指の痺れ、ふるえ等)などの症状があ ・退院後の生活の
きる。
・不明点は医療者に質問し解決できる。 る。
る際は医療者へ伝えることができる。
注意点を述べるこ
・必要物品の準備ができる。
・痛み、吐き気、出血、テタニー症状(口
とができる。
・不明点は医療者に質問し解
唇や手指の痺れ、ふるえ等)などの症
決できる.。
状がある際は医療者へ伝えることがで
きる。
・看護師が手術に必要な物品 ・6:00~7:00頃看護師が体温、血圧を測 ・手術当日から翌朝まで点滴をします。
の確認をします。
ります。
・手術後は3~5日間、傷に余分な血液が貯まらないようにする管が入ります。 引っ張らないように注意しましょう。
・毎日服用されているお薬は医師に従
い服用して頂きます。
・手術着に着替えます。(下着は全て脱 ・手術後に痛みや吐き気があるときは ・必要に応じて、3~5日間抗生剤の内服をします。
いで下さい)必要時、弾性ストッキング 申し出て下さい。痛み止めや吐き気止
も着用します。
めを使います。
・医師・看護師と一緒に手術室(3階)ま
で歩いていきます。(介助が必要な方は
車椅子またはストレッチャーで搬送いた
します)
検査
清潔
/
手術日(手術後)
受け持ち看護師:
・医師が本人、御家族へ手術 ・御面会の方は病室もしくは7階デイ
の説明を行います。
ルームでお待ち下さい。
・看護師がこれまでの生活に
ついてお話を伺い、手術前後
の経過について説明を行いま
す。
・麻酔科医師が麻酔について
説明を行います。
・手術室の看護師が訪問し、
手術室での様子について説
明を行います。
・手術後、医師が手術について説明を
行います。
・点滴や管は大切なものなので引っ張
らないようにしましょう。
・傷に余分な血液が貯まらないようにする管が入っている間は上半身は温タオルで体を拭きます。
・下半身はシャワー浴ができます。
・点滴や管は大切なものなので引っ張らな
いようにしましょう。
この経過表は入院から退院までのおおよその経過をお知らせするものです。
諸処の理由で経過通りにいかない場合もありますことをご了承ください。
退院後の生活での注意点
・創部に腫れや痛み、熱感を感じた際は受診、もしくは病棟
まで連絡をください。
・手術をしてしばらくの間は、激しい運動をせず安静に過ごし
てください。
宮崎大学医学部附属病院