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こんにちは。
「考えるバスケ」普及会 会長です。
メールスクール「バスケットボール 最新上達法マガジン」の読者にご登録いただき、
ありがとうございます。
今回、ご登録いただきましたあなたに、無料プレゼントを差し上げます。
内容は、これまでのメールスクールで説明してきたバスケの上達法の一部を
再編集してまとめたものです。
メールスクールでは、ウェブサイトでは公開していない特別の上達法を提供しています。
メールスクールをお読みいただければ、
あなたのバスケ上達が加速させることができると自負していますが、
それを早く実感していただくため、この無料プレゼントをご用意しました。
まずはこの無料プレゼントをお読みになり、
今後のメールスクールの内容にご期待ください。
それでは、無料プレゼントをお楽しみください。
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このテキストの内容の無断複写、無断転載を禁じます。
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【目次】
1.「何を伸ばすか」
3
2.「緊張」
5
3.「センターの動き」
7
4.「セーフティ・ディフェンス・早く動く」
9
5.「意図をもった練習とは、何かを捨てること」
12
6.「股関節の使い方・トレーニング」
14
7.「ディフェンス、 1 歩目のスキル」
17
8.「チームオフェンス・ディフェンス」
20
9.「試合中の動きと予測」
24
10.「1対1で使えるドリブル」
28
11.「スティール、ファウルをしないディフェンス」
30
12.「ディフェンスの 1 歩目を早くする」
33
13.「試合になるとシュートが入らない」
39
14.「ドリブルで抜くときのフェイク」
42
15.「合わせに対する動き」
45
16.「判断力とパスの精度」
50
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1.「何を伸ばすか」
ご質問は、次のような内容でした。
「一応ガードやってますが自分の長所がよくわかりません、
僕は高さも身体能力も恵まれてないのですが
どんなところを鍛えて行けば良いと思いますか?」
「自分の長所がわからない」
「何を伸ばせばいいかわからない」
という疑問を持つひとは少なくないとおもいます。
考えるときのアプローチの仕方は2通りあります。
(1)自分の得意なこと、好きなことは何か
(2)自分の苦手なこと、短所は何か
私も、自分の何を伸ばすかを考えました。
このとき、2通りのアプローチをしました。
(1)シュートが好き
(2)身長が低い(167cm)
これらから、まず私が伸ばそうとおもったのは、
・スリーポイントシュート
・フェイクやダブルクラッチをからめたレイアップシュート
の2つです。
基本的には、こういった形で「何を伸ばすか」を考えていきます。
質問者さんのように「高さも身体能力も恵まれてない」という場合、
身長やスピードを生かしたプレイはむずかしいとおもいます。
それでも、伸ばせるところはいくらでもあります。
・フィジカルの強さを生かしたキープ力やポスト気味のプレイ
・視野の広さを生かしたパス
・キープ力があり、カットインもできるドリブル
・ボディバランスのよさを生かしたすばやいジャンプシュート
!!
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練習量の少ないうちから
「長所がない」
「得意なことはない」
と言っていても仕方ありません。
練習して、いろいろなスキルが上がってきた状態で、
それでも飛びぬけているスキル――
これこそ長所・得意なプレイです。
まずはそれを見極められるまでスキルを上げてください。
そうすれば、おのずから長所や得意なことが見えてくるはずです。
それでも、「早く長所を見つけたい!」とおもうひとがいるでしょう。
それならば、まずは好きな練習をたくさんするといいとおもいます。
私もシュートを打つのが好きだったので、シュートをたくさん打ちました。当然、うまくなります。
それがチームでも飛びぬけたものになれば、長所・得意なことになります。
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2.「緊張」
次のような質問をいただきました。
私は試合に出ると、どうしても緊張してしまい、
「普段の力の1/10も出せてない」
と言われて、下げられてしまいます。
せっかく試合に出ても緊張してしまい、力を出し切れない、
という悩みを抱えているひとは、少なくないのではないでしょうか。
緊張してしまう理由は、大きく2つあります。
(1)試合に慣れていない
(2)プレイに自信がない
まず(1)試合に慣れていない、について。
これを読んでいる方の多くが、通勤・通学をしているとおもいます。
もししていなければ、なじみのスーパーに行くときのことを考えてください。
あなたには「通い慣れた道」があるとおもいます。
そこをまったく通らず、いままで通ったことのない道から通わなければならないとします。
このとき、意気揚々と、迷いなく、ズンズンと進むことができますか?
ほとんどのひとは、できないとおもいます。
緊張するでしょう。
「慣れていない」というのは、「先が見えない」「予測できない」ということです。
ひとは初めての経験をするとき、緊張します。
これは自然なことです。
むしろ、「何があるかわからない」という状態でのほほんとしていられるということは、
危険が迫っても対処できないということです。
慣れないことへの緊張は、当然の反応なのです。
いっぽう、慣れてしまえば緊張はやわらぎます。
ふだんの行いにイチイチ緊張していては、精神がまいってしまいますから。
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通いなれた道なら、緊張どころか他事を考えながらでも進んで目的地に着くことができるでしょう。
試合にも慣れが必要です。
慣れて緊張しなくなることで初めて、ふだんの力が発揮できるのです。
次に、(2)プレイに自信がない、ということについて。
さきほどの通勤・通学の話で、これも説明することができます。
いつもとちがう道を通るということは、それが正しい道なのかどうか自信がないということです。
自信がないと、緊張します。
学校の授業で手を挙げたとき、
答えに自信がないときは「当てられないだろうか」と緊張しませんでしたか?
それと同じことです。
自分のプレイに自信が持てないと、
失敗の許されない試合ではそれを恐れるあまり、緊張してしまうのです。
また、おなじように、なすべきプレイがわからない場合も緊張します。
「自分の役割は何か」
「ここでシュートを打つことは、チームから求められていることか」
といったことがわからない場合、緊張してしまいます。
自分がそのプレイをしていいかどうかに自信がないからです。
「慣れ」と「自信」。
これが、試合で緊張しないために必要なことなのです。
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3.「センターの動き」
※今回は簡単のため、アウトサイドのプレイヤーをガード、
インサイドのプレイヤーをセンターと表現しています。
今回のメールスクールの内容は、「センターの動き」についてです。
次のような質問をいただきました。
試合でどう動いたらいいのか分かりません。
ムリに動くと、逆に邪魔をしてしまうんです。
バスケはチームスポーツですから、オフェンスではパスやドリブルを使って、
できるだけフリーの状態でシュートを打つことが大切です。
一般的にセンターの動けるスペースはガードと比べて限られてはいますが、
動きが大事なチームプレイの要素であることには変わりありません。
センターの動きは、大きく3種類あります。
(1)インサイドにボールを入れてもらい、そこを起点にして攻める
(2)スクリーンなど、ほかのプレイヤーのマークを外す
(3)ほかのプレイヤーが1対1をするため、スペースをつくる
この3つのプレイを、状況に応じて使い分ける必要があります。
基本的には、ポイントガードからの指示(どこにボールを回すか、だれが攻めるか)
に応じて動けばいいのですが、
ポイントガードの指示が明確にチーム全員に伝わるとは限りません。
ですから、個々人でどうすべきかを考える必要があります。
判断のポイントは、「どこから攻めるか」です。
パスもドリブルも、最後にシュートを入れるためのつなぎです。
ただ、適当にパスやドリブルをしているだけでは、いいシュートを打つことはできません。
「どういう形で、シュートを打つか」
プレイヤーの動きも、ここに注目して決められます。
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ただ、もちろん、全員の考えがつねにおなじとは限りません。
センターはインサイドから攻めたいのに、
ガードは外から1対1をしかけたいとおもっているかもしれません。
その場合も、状況から判断して「どう攻めるか」を相談してください。
バスケの場合の相談は言葉を使うことができませんので、
アイコンタクトやパス、ドリブルの動きなどで会話します。
ですから、ふだんから一つひとつのプレイにどんな意味があるのか、
意味がこめられているのかを考えながらプレイすることが大事なのです。
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4.「セーフティ・ディフェンス・早く動く」
次のようなメールをいただきました(まま掲載)。
「僕は監督にポイントカードをやるように言われて
最近練習試合などで少し出してもらっているんですが、
まったく攻められずに24秒が終わってしまうことが多く、
先輩にはトップでしかボールをもらってないと言われたんですが
セーフティとかあるからどうしたらいいかわからないんですが!
それと、つい最近僕は高校生ですが中学生が高校に来たとき
中学生に簡単に抜かれてしまったんですがディフェンスは
具体的にどんな練習をしたらいいですか?
僕は足も遅いんですが坂道ダッシュなどしたほうがいいでしょうか?」
チャンスが与えられてよかったですね!
3つ質問がありますので、1つずつお答えします。
1.セーフティ
セーフティは重要な役割です。
セーフティは確かにポイントガードがやることが多いのは確かですが、
セーフティは必ずポイントガードがやらなくてはならないわけではありません。
たとえばポイントガードがペネトレイトしてシュートした場合、
セーフティは別のプレイヤーがやるはずです。
ポイントガードがセーフティをやらなくてはならない、
という意識が強くあるのだとおもいます。
ですが、それは「実際」的にそうなることが多いだけで、
必ずしもそうである「必要」はないということを知ってください。
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「必要」という意識があるから、トップから離れられずにいるのだとおもいます。
トップにいるプレイヤーがそこから動かないと、ひとの動きは限定され、
最悪の場合、止まってしまいます。
足が止まっている状態で攻めることほど、むずかしいことはありません。
足が止まることを一番恐れなくてはならないのは、
ゲームを動かしオフェンスを指示するポイントガードですから、
むしろ積極的に動くようにしてください。
セーフティは45度や0度の位置からであっても、シュートを打った後で十分に間に合います。
また、自分が行けそうになければ、チームメイトに指示を出せばいいのです。
2.ディフェンス
ディフェンスをするときに大事なことは、
・脱力する。力むと、身体をすぐに動かせないため
・オフェンスが動いてから動く。それでも間に合うほど、サイドステップを早くする
・すぐにクロスステップしない
※詳細はブログに書いています→「スキのないディフェンスのための第一歩」
http://blog.livedoor.jp/flipflick_basketball/archives/51628299.html
練習としては、まず
・股割りや四股(しこ)などで、股関節をやわらかくする
・サイドステップのスピードを上げる
といったところでしょう。
ディフェンスはスーパープレイなどない、基本の塊のようなものですので、地道に練習してください。
その代わりに、シュートとちがって日によるプレイのバラつきはありません。
練習するだけ、確実に上達します。
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3.早く動く
バスケに必要なのは、瞬間的なスピード(瞬発力)です。
適切な筋トレも効果はあるとおもいますが、
私が推したいのはやはり身体の使い方の改善です。
じつは走るとき、大腿四頭筋(ももの表側の筋肉)で動いているひとが少なくありません。
大腿四頭筋はブレーキ筋とも言われ、身体の動きを止めるときに使われる筋肉です。
これを主体とした走り方では、車でブレーキをかけながらアクセルを踏んでいるようなもの。
非常にムダが多い。
大腿四頭筋がブレーキ筋と言われるいっぽう、
アクセル筋と言われているのがハムストリング(ももの裏側の筋肉)です。
海外のアスリートやプロスポーツ選手は
日本の選手よりハムストリングが発達しており(よい筋肉の使い方をしているため)、
だから高い運動能力を示すことができます。
(これは、両者の足の筋肉のつき方のちがいを見ればわかります)
ハムストリング主体の走り方にするには、股関節を使うことが欠かせません。
日本ではひざ中心の走り方の信仰が根強いため修得は簡単ではありませんが、
股関節(ハムストリング)を使って走るほうが身体の構造的にも理にかなっているため、
確実に早く走れるようになります。
詳細はHPに書いてありますので、こちらを読んでください
→http://www.basketball-school.net/kiso/kiso8.html
じつは「早く動く」というのは、私のバスケットボール指導の根幹となっている身体論にとって重要な
テーマです。
いま、「早く動く」というテーマについて体系的にまとめようと動いているところですので、詳しい解説な
どはしばしお待ちください。
まとめしだい、何らかの形で公開したいとおもいます。
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5.「意図をもった練習とは、何かを捨てるこ
と」
練習をするとき、
「今日は○○について、しっかり練習しよう」
という意図をもって練習できていますか?
意図をもった練習の重要性は、
「1週間でうまくなる!上達するためのマインド(考え方)」でもお伝えしています。
※もし、このマインドについて学んでなかったら、ぜひこちらを読んでみてください
→http://blog.livedoor.jp/flipflick_basketball/archives/51332722.html
さて、意図をもった練習が重要だということには変わりありませんが、
意図をもって練習するということには裏の一面があります。
それは、「何かを捨てる」ということです。
つまり、「何かの練習をしない」ということです。
私はいま、次の練習でどれを練習するか迷っています。
具体的には次の2つのうち、どちらを練習するか、です。
(1)ドリブルから、すばやくジャンプシュートを打つ練習
(2)バスケットに向かって右から左にステップしてジャンプシュートを打つ練習
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1のシュート練習には、
・フリースローライン付近のミドルレンジから、ブロックされないジャンプシュートを確実に決める
・ドリブルのスピードをいかに効率的にジャンプの力に変えるか
という2つの要素が含まれています。
2のシュート練習は、
右利きの自分が右足→左足または右足からのギャロップステップシュート
(どちらもバスケットに向かって右から左にステップ)があまり得意ではないため、
それを克服してジャンプシュートの選択肢を増やすことを目的にしたものです。
意図をもった練習とはこの場合、
1か2のどちらの練習に集中するか、ということです。
1に集中する場合、
バスケットに向かって右から左にステップするシュートの確率を低いままにしてでも、
ミドルレンジからの左足→右足というステップのすばやいシュートの確率を上げる、
ということです。
2に集中する場合、
すばやいシュートの確率を上げないままにしてでも、
苦手な右から左にステップするシュートの確率を上げてシュートの選択肢を広げる、
ということです。
大雑把に言ってしまえば、
・シュート確率をとるか
・シュートの選択肢を広げることをとるか
ということです。
バスケでもほかのことでもそうですが、
何かを上達させるということは、何かを現状維持にするということ。
上達とは、選択なのです。
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6.「股関節の使い方・トレーニング」
次のような質問をいただきました。
「いつも普及会を見たりメールでお世話になってます。
ところで1つ分からないことがあります。
股関節のトレーニング方法や、股関節での走り方などをもうちょっと分かりやすく教えていただけませ
んか。
申し訳ありませんが教えていただくと有難いです。
よろしくお願いします。」
やはり、バスケのスキルや練習方法などを文章で伝えるには限界がありますね。
いずれ、写真や動画を使っての解説も取り入れていく予定で、
いま準備をしていますので、もうしばらくお待ちください。
■股関節のトレーニング方法
質問者さんも書いているとおり、HPにやり方が書いてあります。
→http://www.basketball-school.net/kiso/kiso5.html
とはいえ、文章だとよくわからない、と言われてしまいますね。
ですので、おそらくみなさんがよく知る「スクワット」でトレーニングする方法をお伝えします。
スクワットといっても、股関節のトレーニングをするためには注意が必要です。
注意点は、
・すねを立てる:屈伸のように、ひざを曲げてすねを寝かせるようにはしない
・腰を入れる:お尻の後ろに穴があることをイメージして、そこにお尻を入れるようにします。このとき、
お尻を突き出すのではなく、できるだけ真下に落とすようにする
といったところです。
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できているかどうかは、どこに負荷がかかっているかでわかります。
すねが立ったままで、腰を入れるスクワットができている場合、
裏もも(ハムストリング)に負荷がかかります。
いっぽう、すねが寝て、お尻が突き出すようなスクワットになってしまっている場合、
ふくらはぎや大腿筋に負荷がかかります。
しっかりと前者になっているかどうか確認して、スクワットしてください。
ただし、スクワットの目的は股関節のトレーニングです。
回数を重ねたり、重いものを持ちながらやることで筋肉に負荷をかけるのではなく、毎日ちゃんと続け
ることを大切にしてください。
■股関節での走り方
こちらも質問者さんも書いているとおり、HPにやり方が書いてあります。
→http://www.basketball-school.net/kiso/kiso8.html
走り方はここにあるとおりなのですが、
・これでできているのか
という確認がとれない、という状況だとおもいます。
イメージとしては、「腰で走る」感じです。
ファッションモデルが歩くとき、腰をぐいっぐいっと入れて歩きますが、
大げさに言うとあのようなイメージです。
いっぽう、「ひざで走る」という状態のときは、地面をひっかくような形になっています。
極端にいえば、砂のグラウンドで走るとき、後ろに砂が巻き上がる感じです。
この場合、見てわかるとおり、力が後ろに逃げてしまっています。
こうした力のムダをなるべく減らし、地面を蹴った反発力を最大限に使う地面の蹴り方をするのが大
切です。
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さらに、地面を最大限の力で蹴るために、
下半身でもっとも大きな力を持つ股関節を使います。
ですから、地面を蹴るときは股関節(腰のあたり)から足先までが
一本の棒になったイメージで蹴ります。
地面を蹴った後は、さきほど紹介したHPの記事のとおり、
滑車のように足を回していきます。
まずは歩くところから始めて、
股関節が一輪車のペダルのようにぐるぐると回る感覚をつかんでください。
腰に手をあてて、手でペダルを回すイメージで股関節を動かすと、
感覚がつかみやすいかもしれません。
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7.「ディフェンス、 1 歩目のスキル」
次のような質問をいただきました。
「ディフェンスで頑張っても抜かれてしまうのですが
フェイクにかからないようにするにはどうしたらいいですか?
それとスライドのスピードを速くするにはどうしたらいいですか?」
「ディフェンスで抜かれてしまうのですが、どうすればいいですか」
という質問をいただくことはかなり多いです。
バスケットボールの1対1の場合、抜かれるかとめられるかは、
ほとんど1歩目で決まります。
1歩目をディフェンスが止められた場合、ほとんど抜かれることはありません。
もちろん、中級者以上になると、1歩目を止めた後も気を緩めることはできませんが、
1歩目を止められた段階でさらに抜き返すには
オフェンスにかなりのスキルや読みが要求されますので、今回は取り上げません。
つまり、ディフェンスではまず、「1歩目をいかに止めるか」が大事になるのです。
1歩目を止めるときに大切なのは、質問にあるとおり、
・フェイクに引っかからない
・サイドステップのスピードを上げる
ことです。
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ほかにも大事なスキルはありますが、まずはこの2つでしょう。
以前、このメールスクールでもお伝えしましたが、フェイクにかからないためには、
・オフェンスより先に動かない
・オフェンスの重心を捉える
ことです。
バスケの1対1は、「いかに相手を先に動かすか」の勝負ともいえます。
ですから、先に動いたら負けです。
後出しじゃんけんをするのです。
そういう意識をもてば、フェイクに引っかかりにくくなります。
一度、「ディフェンス時には絶対にオフェンスより先に動かないぞ」
という意識をもって練習してみてください。
止めるのはむずかしいかもしれませんが、フェイクには引っかかりにくくなるはずです。
さらにフェイクに引っかからないようにするには、オフェンスの重心を捉えることが大切です。
たとえばシュートフェイクには、
・顔をバスケットに向けるものから、
・身体を上に伸ばすものまで
いろいろな種類があります。
シュート動作に近いものほど、重心は大きく動きます。
この場合、フェイクに引っかけやすくはなりますが、
次の抜き去る動きに移るまでに時間がかかります。
ですから、こうしたフェイクに多少引っかかるのはアリなのです。
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つまり、フェイクかどうかの見極めは、「重心の移動距離」で判断してください。
重心移動が小さいフェイクに引っかかってしまうと、
オフェンスは次の動作に移るまでの時間が小さいので、簡単に抜かれてしまいます。
フェイクに引っかかりにくくなった後は、サイドステップを早くすることですね。
1対1でまず使いたいサイドステップは、
進行方向にある足で床を蹴るスライドステップです。
スライドステップのスピードを上げるために必要なことは、細かく足を動かすことです。
オフェンスが1歩動いたら、2歩3歩と足を動かすのです。
脚力云々という部分もありますが、
ディフェンスで抜かれないために大切なのは、とにかく足を動かすことです。
1歩でも多く足を動かして、オフェンスのコースに入る意識をもってみてください。
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8.「チームオフェンス・ディフェンス」
●●さんから以下のような質問をいただきました。
「こんばんは、
いつも拝見させていただいています。
とても勉強になっています。
ありがとうございます!
質問1:私たちのチームには、オフェンス力はあるんですが、
個々のプレイばかりで、パスがなかなか回りません。
どういう練習や心がけをしたらいいでしょうか?
質問2:私たちは、全体的にディフェンス力がありません。
いつもマンツーマンでついていて、中に切り込まれてしまいます。
それを止めようとして、ファウルをしてしまい、
ひどいときには5ファウルで退場する人が3人ほど出ます。
どういう練習をしたら、中に切り込まれませんか?
足がついていけるようになりますか?」
●●さん、質問ありがとうございます。
このメールスクールやHP、ブログでは個人のスキルアップに関する内容が多いですので、
質問でチームプレイをいただけると、幅広く伝えられていいですね。
さて、回答です。
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■質問1:チームオフェンス
個性が強かったり、シュートを打ちたいプレイヤーが多い場合、
こうした単調なオフェンスになってしまいますね。
まずは、そうしたことをチーム全体が意識して、単調なオフェンスでは勝てない=おもしろくないことを
認識する必要があります。
私もシュートを打つのが大好きです。
先日も試合でシュートを打ちまくり、チームの得点51点中26点を私が決めました。
でも、これってあまりよくないとおもうのです。
私は試合を撮ったビデオをチームメイトに共有して、
「インサイドの得点力を上げましょう」
と伝えました。
私一人では、どうしてもスリーポイントシュートやミドルシュートが多くなり、
アウトサイドばかりでボールがまわります。
インサイドプレイは減り、ディフェンスは守りやすくなるばかりです。
相手のアウトサイドのディフェンスがもっとよくなれば、
たちまち得点力は減ってしまうでしょう。
バスケットボールは一人のスタープレイヤーが1対1で得点を取りまくるというより、
チームでボールをまわしてフリーをつくる、戦略的なスポーツです。
これをチーム全員で意識して、
・自分のためにみんなにパスをしてもらいたいなら、
・自分もみんなのためにパスをする
と考えられるようになることが大切です。
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スリーを打つひと、ミドルを打つひと、
カットインからシュートを狙うひと、
ハイポストから狙うひと、
ローポストからガリガリ攻めるひと
!!と、いろいろなプレイヤーがいるからこそ、
オフェンスにバリエーションが出て、それによって一人ひとりのプレイ(特徴)が生きてくるのです。
チームプレイが自分のために最大限なるという意識を、チームに植えつけてください。
そうはいっても、そう伝えれば「はい、そうですか」とはならない、
という意見をもたれるとおもいます。
そうですよね、そう簡単にはいきません。
個人的にオススメなのは、ビデオを撮ることです。
プレイ中はそうでなくても、ビデオを見れば自分のプレイを客観視できるからです。
ですから、私は練習でも試合でもなるべくビデオを撮るようにしています。
ビデオで客観視、オススメです。
■質問2:ディフェンス
ディフェンスについては前のメールスクールでも書いていますが、
バスケットボールのディフェンスの基本はマンツーマン。つまり1対1で守るディフェンスです。
ですから、簡単に抜かれるようなディフェンスでは、どうしようもありません。
抜かれないためのスキル、というのはいくつかあり、
それもメールスクールやHP、ブログで書いていますので、参照してみてください。
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これだけだと投げっぱなしになってしまって、メールスクールの意味が薄れてしまいますので、
>足がついていけるようになりますか?
これにお答えしたいとおもいます。
簡潔に答えると、足がついていかないのは、踏ん張っているからです。
ちょっと待って。
ディフェンスは踏ん張れって教わったよ。
そう言うひともいるとおもいます。
でも、残念ながらこれはまちがいです。
踏ん張ってはいけません。
私がHPなどで何度も主張しているとおり、ディフェンスの基本は脱力です。
踏ん張るというのは、真逆のことなのです。
これがちがっていることは、簡単にわかります。
やってみるだけです。
まず、踏ん張ってください。
そして、どの方向でもいいですので、急に動き出してみてください。
次に、だらーんとしてください。
ジャンプして身体をゴムのように伸ばすのがオススメです。
そして、おなじように急に動き出してみてください。
このとき、踏ん張らずに脱力したままやらなくては意味がありません。
うまくできれば、脱力していたときのほうが、ずっと早く動けるはずです。
つまり、すばやく動くのに力みは大敵なのです。脱力こそ、すばやい味方です。
ぜひ、試してみてください。
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9.「試合中の動きと予測」
●●さんから、次のような質問をいただきました。
「はじめまして。僕は、プレイ中、立っている場面が多く、(パスした後等)よく注意されます。
自分では、なんとなく分かっているいるつもりでも、
なかなか、瞬時に、動くことができません。
予測する判断も欠けているように思います。
少しでも、改善できる方法は、ありませんか?」
ご質問、ありがとうございます。
内容は、「試合中に動きつづけること」と「予測の仕方」の2つですね。
1つずつお答えしたいとおもいます。
1.試合中に動きつづけること
これはとてもいい質問です。この質問をするためには、
「自分が試合中に動けていない」ということを自覚する必要があります。
これが、試合中に動きつづけるための第一歩です。
さて、今回はその次のステップのお話。
試合中に動きつづけるためには、「足を止めないこと」が大切です。
当たり前のことですが、「動きつづけるぞ」と意識するより、
「足を止めないぞ」と意識したほうが動きつづけやすいのです。
なぜか。
「動きつづけろ」と意識しても、ほかにも集中しなければならないことの多い試合中では、
意外と何をすればいいかわからないのです。
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上達のためには、指示は簡単かつ少ない(できれば1つ)のほうがいい。
ひとが意識できることは意外と少ないのです。
この意味で、「動きつづけろ」という指示は失格です。
いいのは、「足を止めない」という指示。
現状、あなたは試合中に足を止めてしまっている状態です。
まず、それがダメだということに気づかせなければいけない。
自分はきっと「動いている」とおもっているから、
「足を止めるな」ということで自分をハッとさせるのです。
2.予測の仕方
さて、「足を止めない」ことはできるようになってきた。
でも、どこに動けばいいかわからない。
あるいは、「どこに動けばいいかわからないから、動けない」という壁があるとおもいます。
むやみに動きまわることはムダではありませんが、効果的でもありえません。
動きを効果的にするには、予測する力が欠かせません。
※本当は予測力に加えて、バスケの基本的な動きを知らなければなりませんが、
長くなりすぎるのでここでは省きます
さて、予測とは、何を予測するのでしょうか?
ありがちな答えは、「次の動き」「チームメイトの動き」といったものでしょう。
これは、70点くらいの答えです。
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本当の予測とは、「シュートまでのイメージ」です。
どういうふうにパスがまわって、どんなシュートを打つのか――
このイメージ。
バスケの動きやパス、ドリブルはシュートを打つためにあります。
何とはなしに、
・足を止めると怒られるから動く
・そこにひとがいるからパスをする
・ボールが来たからシュートを打つ
ではいけません。
すべてはシュートを打つために必要な過程です。意味があるのです。
ですから、予測するには、シュートまでのイメージをもつことに他なりません。
もっといえば、シュートまでのイメージを共有することです。
そのために、チームで練習を重ねるのです。
昨日、サッカーの日本対アルゼンチン戦がありました。
バルセロナではあそこまでチームの起点となりチャンスメイクをするメッシが、
今回の試合や南アフリカW杯のアルゼンチンでは力を存分に発揮することができませんでした。
これは、メッシとほかの選手がゴールまでのイメージを共有しきれていないからです。
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あれほどの選手たちがそろっても、
短時間でゴールのイメージを共有することは簡単ではありません。
国際Aマッチで格下チームが勝つことが往々にしてあるのは、このためです。
だから練習するのです。ゴールのイメージを共有するために。
(サッカーの例になってしまって恐縮です。
でも、サッカーはチームスポーツとしてもバスケに役立つ部分がかなり多いですので、
ぜひ勉強してみてください)
例が長くなってしまいました。
つまり、予測とはシュートまでのイメージです。
それを共有することで、チームで点をとることができるようになります。
そのためにはまず、自分がシュートまでのイメージをもつことが大切です。
そのうえで、チームでそれを共有する。
こうして、あなたの予測をより確実なものに近づけていってください。
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10.「1対
で使えるドリブル」
10.「 対1で使えるドリブル」
次のような質問をいただきました。
「ドリブルに関して。
試合中1対1になったとき、
どうしても、途中で止まって
しまいます。
基本的にはほとんどクロスオーバーしかしていません。
何か1対1に使えるドリブルテクニックはありませんか?
その練習方法があれば教えて下さい。(1人での時)」
ドリブルというのはバスケットボールのなかでシュートの次に興味のある分野らしく、
私のもっているメディアでも、シュートの次にドリブルについて
知りたくて来ているひとが多いスキルです。
「抜く」というものに限らず、ドリブルで使えるスキルは基本的に4つだけです。
・クロスオーバー:正面でボールを右から左(またはその逆)にチェンジするドリブル
・レッグスルー:股の間を通して、左右をチェンジするドリブル
・ビハインドバック:ボールを背後に回して、左右をチェンジするドリブル
・リバースターン:左足を中心に、時計回り(右足の場合は、反時計回り)に180度回転するドリブル
まずは、これらを使ってボールキープできるようになってください。
そのうえで、「抜き」に使うことができます。
抜く場合に使えるのは、
・チェンジオブペース(速さの変化)
・チェンジオブディレクション(方向転換)
です。
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チェンジオブディレクションのスキルとして、さきほどの4つのうち、
クロスオーバー・レッグスルー・ビハインドバックが使えます。
1対1では、ドリブルを止めてはいけません。
「止める」のはいいですが、「止められる」のは負けになってしまいます。
止められた場合は、素直にパスをしてください。
再度チャレンジしても、流れが悪くなってしまうことが多いからです。
まとめます。
スキルとしてはまず、
・チェンジオブペース(速さの変化)
・チェンジオブディレクション(方向転換)
ができるドリブルスキルを身につけてください。
そして、
4つのスキル=クロスオーバー・レッグスルー・ビハインドバック・リバースターン
を身につければ、技術で相手を抜き去ることができるでしょう。
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11.「スティール、ファウルをしないディフェン
ス」
次のような質問をいただきました。
「ボールをカットしに行かない方が良いのでしょうか?」
「ファウルをとられやすいのですが、
やっぱり、足が、うごいていないからなんでしょうか?」
順番にお答えします。
1.スティール
まず、スティールというものについて、次のことを確認してください。
(1)スティールは、リスクが高い
スティールは成功すればほぼ速攻で2ポイント獲得が約束されますが、
失敗したら抜かれたのとおなじことになりますので、
とてもリスクの高いプレイです。
スティールをしに行くかどうかは、このリスクを踏まえて決めなければなりません。
(2)スティールはチームプレイの結果
スティールは個人のスキルではありません。チームプレイの結果です。
ボールマンにきびしいマークにいる、ダブルチームに行ってパスコースが制限される。
こうした前提があって、スティールが成功するのです。
いっぽう、こうしたディフェンスをチームでやっているのに、自分がスティールを狙っていなければ、
チームメイトはがっかりするでしょう。
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ですから、スティールはやるかどうかについては、
チームに求められる場合はやり、求められていない場合はやらない、
というのがシンプルな答えになります。
ディフェンスにとって、スティールは遠くから打ったブザービーター
(ブザーが鳴るのと同時に打って、入ったシュート)のようなものです。
スティールよりずっと大事なのは、しっかりとしたディナイです。
そうしてがんばった結果として、時々スティールができる、という認識でいいとおもいます。
2.ファウルをしないディフェンス
これについて本気で書くと長くなってしまいますので、それは別の機会に譲ります。
また、ここでは「ブロッキングバイオレーション」について書きます。
まず、ディフェンスには、
オフェンスに侵されるとオフェンスファウル(チャージング)になるスペースがあります。
それは、ディフェンスが立っている面積を、真上に無限に伸ばした“柱”の領域です。
バスケットボールは、これ以外で身体の接触があるとディフェンスファウルになる
という、シビアなスポーツです。
ですから、ディフェンスは、
・オフェンスよりも先に、
・オフェンスが進みたいスペースに
入ることが重要です。
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そのために必要なのは、質問者さんもわかっているとおり、「足を動かすこと」です。
とはいえ、
それはわかっていて、がんばって足を動かしているけど、ファウルになってしまう、
というのがあなたの悩みだとおもいます。
私が見ている限り、
がんばって足を動かしている(動かそうとしている)ひとほど陥っているのは、
“手で押さえようとしてしまっている”ということです。
これは、「オフェンスを先回りしなければならない」という気持ちがあるからだとおもいます。
その気持ちの急きが、“手で押さえる”というところにいってしまうのです。
ですから、ディフェンスするときには次のことに気をつけてください。
「ディフェンスは、オフェンスを胸で受け止める」
これを意識すれば、手で押さえるということはなくなるはずです。
胸で受け止めるためには、オフェンスの正面に入らなければならないからです。
自分の胸をオフェンスの正面にもってくることを意識して、ディフェンスをしてみてください。
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12.「ディフェンスの 1 歩目を早くする」
次のような質問をいただきました。
「僕はディフェンスでいつも1歩目が遅いと言われます。そしてよく抜かれてしまいます。
1歩目を速くするにはどうしたらいいですか?」
ディフェンスの1歩目についての質問は、かなり多いです。
私などはディフェンスをちゃんとやろうとおもったのは高校2年生くらいですから、
早いうちにこうしたことを悩むことじたい、すばらしいことだとおもいます。
さて、回答です。
1歩目が遅い理由について、起きる順番で見ていくと、次のようになります。
(1)オフェンスが抜き始めたことに対する反射が遅い
(2)抜き始めたことを理解してから、1歩目を出すのが遅い
(3)1歩目を出した後、コースに入るまでが遅い
単に1歩目が遅いといっても、どの時点の話かによって理由も対策(練習法)も変わってきます。
順番に見ていきましょう。
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(1)反射が遅い
よく「反射神経」と言われるものですね。
「あいつは反射神経がいい」とか「わたしは反射神経が悪いから、球技は苦手」とか。
でも、これ実はウソなんです。
それは、人間がどうやって反射するのか、ということを考えれば、すぐにわかります。
学術的な話なので、簡単に説明しましょう。
生物で習ったかもしれませんが、ひとが何かを見たり、考えたり、反応したりするとき、
神経を電気信号が走ります。
電気の速さは、みんな同じです。
1歩目を出すまでを生物学的に分けると、
・眼がオフェンスが動き始めたのを映して、
・その情報が脳にいき、
・脳がこっちに動け、と命令し、
・その命令が筋肉に伝わって筋肉が動く
となります。
すべては電気信号によって伝えられ、そのスピードはみんな変わりませんから、
オフェンスの動き出しを見てから、命令が筋肉に伝わるまでにかかる時間は、
みんな一緒なのです。
ですから、1歩目が遅いかどうかには、反射神経がいいとか悪いとかは関係ないのです。
では、何が問題なのでしょう?
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(2)1歩目を出すのが遅い
問題の1つめはここにあります。
「1歩目を出すのが遅い」と聞くと、
「さっき、命令が伝わるまでにかかる時間は一緒って言ったじゃん」となるかもしれません。
ですので、理解するときはこう言い換えてください。
「命令が筋肉に伝わってから、筋肉が動き始めるまでが遅い」
ひとの筋肉は、脳から「動かせ!」といわれてすぐに動くわけではありません。
動かすまえに「動かす準備」を整えます。
この準備のなかで、もっとも大切なのは「重心」です。
重心が動く準備をしておかないと、動いた後にすぐに倒れてしまったり
バランスを崩してしまったりして、望んだとおりの「動き」ができなくなってしまうからです。
やるまでもないほど簡単な実験で、そのことがわかります。
両足を肩幅に開いて、立ってください。その状態から、「右に1歩、踏み出す」という動きをするとき、
a.左足に体重をかけた状態
b.両足に均等に体重をかけた状態
c.右足に体重をかけた状態
のそれぞれの状態から行ってみてください。
a,b,cの順番に、1歩踏み出すのが遅かったとおもいます。
つまり、1歩目を出すために、「まず重心を移動させること」が必要なのです。
どちらに重心を置くかは、ディフェンスの位置の取り方によって変わります。
・オフェンスに対して正対するなら中心
・オフェンスに対して片足を出すなら、出したほうと反対側(後ろにある足)の方
に重心を置くのが、ふつうはよいことになります。
ディフェンスは基本的に正対しますが、チームディフェンスの戦略上、必要な場合は
片足を前に出したやり方になります。
たとえば、
・ベースライン側を絶対に抜かれたくない場合
・ミドルライン側をあえて抜かせて、ダブルチームにいく場合
などです。
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(3)コースに入るまでが遅い
「1歩目が遅い」というのは、よくコーチなどから言われる指摘ですが、
1歩目が遅いかどうかなんて、実はどうでもいいのです。
問題は、「ちゃんと抜かれないディフェンスができているかどうか」ですよね。
ですから、あなたがいくら重心だなんだといって1歩目を早く出せるようになったとしても、
ちゃんとコースに入ってオフェンスを止められなければ、けっきょくダメ出しをされてしまいます。
そういう意味では、このステップはとても重要です。
せっかく1歩目を早く出せてもコースに入れないひと、というのは、
「コースに入ろうとしていない」というのが、私の観察の結果です。
いや、本人はコースに入る気があるのかもしれません。
でも傍から見ていて、「彼はコースに入る気がない」とおもえてしまうのです。
なぜでしょうか?
それは、
「オフェンスと同じスピードでサイドステップをしているから」
です。
もちろん、こんなことをしていてはコースに入ることなどできません。
でも、やってしまうのです。
オフェンスに合わせてしまうのです。
こういうひとは、いくらサイドステップの練習をしても、サイドステップがものすごく早くなっても、
オフェンスのコースに入ることはできません。
あなたはディフェンスをするとき、オフェンスのコースに入らなければなりません。
そのためには、オフェンスよりも早く動く必要があります。
そのためには、オフェンスの何倍も足を動かして、サイドステップをする必要があります。
こうした意識をつねに持つことなしに、オフェンスのコースに入れることなど、ありえません。
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最後は精神論になってしまいましたが、本当にそういう部分はあります。
私もここ2回の練習を見るだけでも、それを強く感じました。
前々回の練習のとき、私はどうしてかディフェンスをサボってしまいました。
オフェンスから見ると、「止めよう」という気迫のないディフェンスだったでしょう。
案の定、何回も抜かれてしまいました。
基本的に1日の練習でせいぜい1,2回しか抜かれることのない私としては、
かなりショックでした。
それを反省し、前回の練習では一所懸命にディフェンスをしました。
「絶対に止める」という気迫をもって臨みました。
結果的に、抜かれることは一度もありませんでした。
「抜かれなければいいや」じゃ、ダメです。抜かれます。
「絶対に止める」「すぐにコースに入り、スティールする」
そのくらいの気迫でディフェンスをしてください。
ディフェンスに自信がないうちは、こうした気持ちを持つことはむずかしいかもしれません。
でも、フェイクにひっかからないことより、サイドステップを早くすることより、
気持ちを切り替えることはずっと簡単にできるはずです。
このメールスクールを読んだ次の瞬間からできます。
実力は伴わなくてもいい。
まずは気迫のあるディフェンスを心がけてください。
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13.「試合になるとシュートが入らない」
次のような質問をいただきました。
「シュート練習では入るシュートが試合になってしまうと入らなくなってしまいます。
理由としては体の軸がぶれてしまっていることが原因だと思っています。
なので何か良い練習法がありましたら教えてください。」
すばらしいですね!
何がすばらしいって、自分で原因を探ろうとしているところです。
こういう姿勢が、バスケをどんどん上達させます。
ぜひ、今後もつづけてください!
さて、質問への回答に進みましょう。
練習で入るシュートが試合になると入らないという悩みを読んで、
ぱっと思いついたのは「試合になると緊張してしまうから」というものでしたが、
分析を見ると違うようですね。
ちなみに緊張を和らげる方法は、以前メールスクールで書いたとおり、
「いつもと同じことをすること」でした。
分析によると、原因は「身体の軸がブレてしまうから」のことです。
「身体の軸がブレることで、シュートが入らない」という事態が試合のときにだけ起こるのなら
、試合という「いつもとは違うプレイ条件」と「身体の軸のブレ」は関係がありそうですね。
そうすると、身体の軸をブレないようにするための練習を、いつもすることが、もっとも効率的な解決策
になります。
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とてもよい解決策がありますよ。
私もプレイしていると「身体の軸がブレているなぁ」と感じることがあって、一時期悩んでいました。
ですが、ある練習を5~10回程度するだけで、ブレを改善できることがわかったのです。
これに気がついてから、私は試合だけでなく練習前には必ずこの練習をするようにしています。
これを、メールスクールに登録してくださっているあなただけに、お伝えしますね。
どんな練習かといいますと、やり方は簡単。
※ワンハンドシュートの場合の説明です
※右利きを例に説明していますので、左利きの場合は左右を反対にしてください
(1)右手だけでボールを持ち、右足だけで立ちます
(2)左手は使わず、右手だけでボールをセットします
(3)右手から右足までの軸がブレなくなったと感じたら、シュートを打ちます
これだけです。簡単ですよね。
この練習がシュート練習に効くのには、3つの理由があります。
・右手だけでボールをコントロールできるようになるから
・ワンハンドシュートの軸は、右手から右足までの一直線上にあるから
・軸がブレていない状態を、身体で感じることができるから
軸がブレない状態でシュートが打てるようになったと感じたら、
その感覚が薄れるまえにふつうのジャンプシュートをして、身体の軸がブレないのを確認します。
これだけで、身体の軸のブレは格段に少なくなるはずです。
「身体の軸がブレてきたなぁ」と感じたら、もう一度、片手・片足シュートをやればいいだけ。
簡単に身体の軸がブレないシュートが手に入ります。
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片手・片足シュートの練習は、シュートフォームがちゃんと固まっていない段階でも、とても有効です。
シュート練習のまえに必ず片手・片足シュートの練習をすること。
次の練習から、これを習慣づけてしまってください。
また、ブレない身体の軸づくりは、家でもどこでもできます。
そのために必要なのは、「マイボール」だけ。
学生の場合、「学校のボールもあるし、なかなかマイボールは!!」と思うかもしれません。
でも、絶対に持つことをオススメします。
マイボールがないと、
・ボールがくるまでの間、練習ができなかったり、
・練習ごとにボールが違って練習しづらかったり、
いろいろと不便だったり、練習の成果を左右することが起こってくるんです。
私の所属しているいくつかのグループでも共有のボールはありますが、
うまい人はかならずマイボールを持っています。
あなたの周りのひとがマイボールを持っていなかったら、
マイボールを持つだけで追い抜くチャンスです。家でも練習できますからね。
あなたの周りのひとがみんなマイボールを持っているなら、
あなたは知らない間にみんなに差をつけられている可能性がありますよ。
ちなみに、買うならよいボールを選んでください。
雑に扱わなければ何年も使えますから、使える日数で割ればたいした金額ではありません。
1万円のボールを高いと思うかもしれませんが、3年間使えば1ヶ月あたり約277円の出費です。これ
でも高いと思いますか?
バスケ上達のために、1ヶ月にペットボトルのジュース2本を我慢するなんてできない!と思うのは、
あなたの自由ですけどね(笑)
ちなみに私が使っているボールは、moltenのジウジアーロ天皮(http://amzn.to/gS2oG1)です。
使えば使うほど、使いやすくなるボールで、オススメですよ。
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14.「ドリブルで抜くときのフェイク」
次のような質問をいただきました。
「ドリブルで抜く時のフェイクを教えてください」
以前にお送りした「1対1でのドリブル」メールスクールで、
ドリブルに使える4つのスキルについて解説しました。
・クロスオーバー:正面でボールを右から左(またはその逆)にチェンジするドリブル
・レッグスルー:股の間を通して、左右をチェンジするドリブル
・ビハインドバック:ボールを背後に回して、左右をチェンジするドリブル
・リバースターン:左足を中心に、時計回り(右足の場合は、反時計回り)に180度回転するドリブル
そこで、抜きに使えるのはこれらのスキルを使って、
・チェンジオブペース(速さの変化)
・チェンジオブディレクション(方向転換)
した場合に限るとお伝えしました。
このなかでも特に重要なのは、チェンジオブディレクションです。
もっと詳しくいえば、相手の重心を行きたい方向と反対側に移してから、
チェンジオブディレクションして行きたい方向に抜き去ることです。
・クロスオーバー
・ビハインドバック
・リバースターン
これらの3つが、重心移動を使って抜くときに重宝するスキルです。
まずは1つの方法を極めるだけでも、かなりのディフェンスを抜くことが可能になります。
1つに集中して練習してみてください。
ちなみに私は、クロスオーバーをメインに「抜き」を組み立てています。
あとよく使うのは、チェンジオブペースですね。
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さて、具体的な抜き方に話を進めましょう。
■クロスオーバー
クロスオーバーでは、右に抜くと見せかけてボールを左手に渡し、
左側に抜く(左右逆も可)という方法になります。
クロスオーバーの成否を決めるのは、「いかに見せかけられるか」です。
たとえば右に抜くと見せかけたいのに、自分の身体が明らかに左に倒れていれば、
ディフェンスは引っかかりません。
コツは、すばやく右に抜くフェイクをすることです。
ひとは速い動きに対して、瞬間的に反応してしまいます。
ゆっくりと右に抜こうとしてもなかなか動いてくれませんが、
パッと右に抜こうとすると、無意識に身体が反応するのです。
実際に抜くときはゆっくり動くのではなく、急に動いて抜こうとします。
その動きにディフェンスがつられてしまうんですね。
■ビハインドバック、リバースターン
この2つは、「抜き方」という面ではほぼ同じになります。
クロスオーバーとちがうのは、
ビハインドバックやリバースターンで抜くときは一瞬逆方向に反応させて反対側を抜くのではなく、
本当に抜きにかかるというところです。
クロスオーバーとちがってビハインドバックやリバースターンには、
チェンジオブディレクションに時間がかかります。
この時間をかせぐために、
ディフェンスにしっかり抜きたい方向と反対側に動いてもらう必要があるのです。
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一番効果的なのは、ディフェンスがスティールに来たときでしょう。
ディフェンスがスティールに来たとき、
ビハインドバックやリバースターンを使えば、ディフェンスをするりとよけて抜き去ることができます。
このようにビハインドバックやリバースターンでは、いったんディフェンスに守らせると、
成功率が高まるのです。
まずは自分の得意な(得意にしたい)抜き方を徹底的に練習して、
ディフェンスの重心を動かすコツをつかんでください。
そうすれば、むずかしいスキルを使わなくても、ディフェンスを抜くことができるようになるはずです。
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15.「合わせに対する動き」
次のような質問をいただきました。
「こんばんは
北海道の高校1年生のものです
ポジションは2か3番といったところです
ハンドルネームで申し訳ないのですがuver00と申します
さて今回質問したいのは「合わせ」についてなのですが・・・
知りたいことは2種類あって、ざっくり挙げますと
1.自分がオフェンスの時の「合わせ」の動き方
2.自分がディフェンスの時の「合わせ」に対する守り方
です。
自分なりには1を知れれば2もできるのかなと思ってはいるのですが
考えても考えても1すら考えつくことができなかったので
今回このように質問させていただく次第です。
またさきほどざっくりと言いましたように
1についても知りたいことは数種類あるのですが・・・
例えば ・逆サイドにいる仲間がベースライン側をドライブしてきたときに自分がどう合わせるか
・ハイポストでセンターがボールをもらったときに自分が45度あたりにいて
裏カットしてパスを貰いたいが見方のセンターもパスを狙ってはくれてるけど、
入れてもらえない 動き方をどう改善すれば良いのか
などです。
思いつくがままに書いてしまったので、読みづらいこと、また長文となりましたことをお赦しください。
ぜひご教授願います。」
uver00さん、こんにちは。
丁寧にご質問いただきまして、ありがとうございます。
いろいろ考えたあげくの質問ということで、とても深い内容になっていて、私としても答えやすいです。
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では、ご質問にお答えします。
※今回の内容には専門用語が多用されています。基本的に、これまでのメールスクールやブログで
説明しましたので、注釈は入れていません。
わからない場合は、インターネットで調べてみてください。
わからないことを調べるクセをつけることも、バスケ上達には欠かせない習慣です。
どうしても意味のわからない単語や文章がありましたら、聞いてください。
調べたうえでしたら、しっかりとお答えしますので。
1.合わせに対するオフェンスの動き
合わせのパターンは無限にありますので、uver00さんが挙げてくださった場合で考えてみましょう。
チームメイトがベースライン側にドライブしてきたとき、ヘルプサイドにいる場合ですね。
ドライブの位置にもよりますが、パターンとしては、
(1)エンドライン付近
(2)ウィング
(3)トップややウィング寄り
があります。
ヘルプサイドといっても、こちらもエンドライン付近から
トップのヘルプサイド側のウィング寄りまでいろいろありますので、
各ドライブに対してボールをもらえる位置ということで説明していきましょう。
基本的には、以前にブログにも書きました
「パスをもらうためのポジショニング」のビジョンエリアという考え方がとても大事になります。
http://bit.ly/hqjmgB
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以下は、すべてヘルプサイドにいる場合のみについてです。
(1)エンドライン付近からのドライブ
この場合のビジョンエリアは、ヘルプサイドのエンドライン付近でしょう。
とはいえ、自分のマークマンが3線を引いていますので、ボールマンもかなり見づらいかと思います。
この場合のもっとも基本的な合わせは、ハイポスト付近になるでしょう。
自分のマークマンがカバーに行ったのを見計らって、ハイポストに動きます。
パス自体は出しづらくないので、見えていればパサーとしては出しやすいでしょう。
(2)ウィングからのドライブ
ローポストからハイポストもいいかもしれませんが、
・もう一方のインサイドプレイヤーがボールサイドのローポストにいる場合は、自分のマークマンはヘ
ルプに行かない
・もう一方のインサイドプレイヤーがハイポストにいる場合、ハイポストが空いていない
ので、あまり実践的ではありません(もちろん、インサイドが一人の場合は別ですが)。
すると、ビジョンエリアを考えると、せいぜいウィングからトップへの動きくらいになるでしょう。
これでも、ボールマンから見えるかどうかはかなり怪しいですが。
(3)トップややウィング寄りからのドライブ
これも(2)と同様になりそうです。
ただ、ウィングからトップに動いても、ほとんど見えないでしょうね。
というわけで、ベースライン側のドライブに対してヘルプサイドのオフェンスがボールをもらうのは、
ビジョンエリアの観点からもスペースの観点からも、かなりむずかしいことがわかります。
実践的な意味で合わせられるのは、エンドライン付近からのドライブくらいでしょう。
こうなってしまうのには、2つ理由があります。
・ヘルプサイドにいる場合、自分のマークマンがドライブのヘルプに行くことがほとんどないから
・ベースライン側にドライブした場合、ボールマンのマークマンの位置から考えて、ヘルプサイド側の
ほとんどはブラインドエリアになるから
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ですから、ヘルプサイドで合わせる場合は、ミドル側のドライブに絞ったほうが効率的でしょう。
あるいは、ボールサイドにいる場合も合わせのチャンスです。
というわけで、
「ヘルプサイドでのドライブへの合わせはむずかしい」という回答になってしまいました。
とはいえ、合わせを考えるうえで
・自分のマークマンの動き
・ボールマンのビジョンエリア
が大切だということは理解していただけたかと思います。
これらを踏まえて、
・ミドル側へのドライブの合わせ
・ボールサイドでの合わせ
について考えていただけますと幸いです。
またわからないことがありましたら、どんどん聞いてください。
2.合わせに対するディフェンスの動き
uver00さんがおっしゃっているとおり、
「1を理解できれば、2もできるようになる」というのは、半分正解です。
半分というのは、ディフェンスはあくまでもチームでやるものだからです。
uver00さんが理解してできるようになっても、ほかのチームメイトがそうでなければ、
合わせ(チームオフェンス)を守れないのです。
ですから、1を理解すれば、ディフェンスが「どう動くべきか」というのは考えればすぐにわかります。
あとは、「それを実践できるか」という問題です。
ヘルプにいったら、2線と3線が動いてヘルプに行ったマークマンをカバーしなければなりません。
こうした訓練を、チームディフェンスの練習としてしておく必要があるのです。
そうはいっても、チームディフェンスは一朝一夕では身につきません。
「そのために一人でできることはないのか?」という疑問は、当然抱くでしょう。
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1つだけ、お伝えしましょう。
それは、「チェックバック」というものです。
これは、「ヘルプに行く(チェック)フリをして、マークマンのもとへ戻る(バック)」というプレイです。
チェックによってボールマンにドライブをためらわせて、
その間にボールマンのマークマンに追いつかせます。
ボールマンはヘルプに来たと思って、合わせのオフェンスにパスをしようとしますから、
そのパスカットを狙うのです。
これだったら、一応、一人でもできますよね。
とはいえ、チェックバックは1つのスキルでしかありません。
かならずチームディフェンスの練習をして、合わせに対してチームで守れるよう訓練してください。
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16.「判断力とパスの精度」
次のような質問をいただきました。
「僕は中1で、ガードをやっていますが、判断力・パス力(パスの精度)が弱くて困っています。
この2つを鍛える方法を教えてください。お願いします。」
中学校1年生ということで、ミニバスの経験が長いわけではないのでしたら、
まだ判断力やパスの精度が悪いということで悩む必要はありません。
判断力はバスケットボールを知れば知るほど身につくものですし、
精度を上げるにも時間が必要です。
ですので、ポイントガードとしてじっくりレベルアップするために
判断力とパスの精度をどう上げていくのか、というお話をしましょう。
■判断力を上げる
判断力をつけるためにまず必要なのは、「視野を広くする」ということです。
コートの状況がわからない状態では、判断も何もありませんから。
そのうえで、「どう判断するか」ということが問われるのです。
視野を広くするためには、まず「見ること」が大切です。
当たり前だ、と思われるかもしれませんが、意外とこれができていない人は少なくありません。
パスを出したい方、パスを出せそうな方、そういった方向ばかりを見て、それ以外を見ない。
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あなたにもこんな経験はありませんか?
自分はすごくよいスペースに走りこんでいるのに、パサーが見てくれていない、ということが。
「ちゃんとこっち見ろよ!」
と思うはずです。
ですが、あなたのチームメイトも、あなたに対して同じことを思っていないと、
自信を持っていえますか?
パスを出した後、スペースに走りこんでいたり、
フリーでボールを待っていた味方選手が目に入ったことはありませんか?
知らなければ、判断するための選択肢にもあがりません。
判断力を上げたいと思うのでしたら、まず「できるだけ多くの選択肢を知ること」を大切にしてください。
さて、見るためには「見る余裕」が必要ですね。
ボールを持っているときはいいですが、
ドリブルをついているときにボールを見ていてはコートは見られません。
ですからもちろん、ボールを見ないでドリブルがつけることも必要になります。
ディフェンスがうまくなれば、ドリブルへのプレッシャーも強くなるでしょう。
そういうプレッシャーのなかでもミスなくドリブルを続け、コートを見渡す余裕が必要になります。
ですから、判断力を身につけるためにはまず
・コート全体を見るクセをつけること
・ドリブルしながらでもコートを見渡せる、ドリブルスキルを身につけること
が必要です。
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次に「どう判断するか」ですが、これは正解のない問いです。
点数が入ったかどうかでも、判断が正解だったか不正解だったかはわかりません。
まさに「よい判断だったか」を判断するために、あなたがちゃんと考えることが必要になります。
そのとき、いくつか判断基準があります。
・試合の残り時間は何分か?
・そのクォーターの残り時間は何分か?
・得点差はいくつか?
・流れはどっちのチームにあるか?
・味方や敵の心理状態はどんなふうか? などなど
こうしたなかから、
・すぐに攻めるか、ゆっくり攻めるか?
・インサイドとアウトサイド、どちらのシュートを打たせるか?
・シュートは誰に打たせるか? などなど
こうした判断をしなければなりません。
ポイントガードのパスを含めたプレイは、このような判断の結集で、
それを味方に伝えるための方法です。
「どう判断するか」という意味の判断力を身につけるには、次のサイクルが欠かせません。
(1)考えながらプレイする
(2)プレイ後、どう判断したかを振り返り、どこを修正すべきか考える
(3)考えたことを生かしてプレイする
(4)また判断を振り返り、修正点を考える
!!
この繰りかえしです。
つねに考えつづけることで、あなたの判断力は磨かれます。
ほかの人のプレイを見ているときも、自分ならどう判断するかを考えてください。
この訓練に、休みはありません。
ディフェンスをしているときも、オフェンスの判断について考えるのです。
これが、ディフェンスの役にも立つでしょう。
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■パスの精度を上げる
まずは、ちゃんとしたチェストパスができるよう、練習してください。
チェストパスは、慣れないうちはむずかしいですから、
どうしてもやりやすいワンハンドパスに頼りがちです。
ですが、ワンハンドパスだけでは、かならず限界がきます。
ワンハンドパスはパスの強さの面でも、精度の面でも、チェストパスに及びませんから。
ですから、ちゃんとしたチェストパスを、まずは身につけてください。
やり方はこちらに詳しく書きました。
http://www.basketball-school.net/p-d/index.html
それができたら、後はチェストパスの強さと精度を磨くだけです。
速いチェストパスを出すために必要なのは、
・身体の連動
・逆回転をボールにかけること
・筋力アップ
です。
詳しくはこちらに書きました。
http://www.basketball-school.net/p-d/p-d3.html
さて、パスの精度を上げるための話のなかに、
速いパスを出す方法について触れたのには理由があります。
なぜなら、パスの精度を上げるために、速いパスを出せることは不可欠だからです。
あなたがチェストパスをちゃんとできるようになったとします。
そのとき、スピードは遅くてもいいので、
5mほど先に立つひとの胸元にパスすることはむずかしいでしょうか。
そんなことはありませんよね。
難なくできると思います。
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では、限界に近いスピードでパスした場合はどうでしょう?
あるいは、何とか届くくらいにいる人の胸元にパスすることは?
これらは、そう簡単ではないはずです。
なぜ、そうなるのでしょうか。
それは、速いパスを出したり、パスを遠くに飛ばすために、
チェストパスの体勢が悪くなっているからです。
パスならわからなくても、シュートならわかるはず。
ちゃんと練習してシュートフォームを身につければ、
1m離れたバスケット正面からのシュートはほとんど入るでしょう。
では、ハーフラインの中央あたりからのシュートはどうでしょうか?
入れようと思ってシュートすれば、まっすぐにすらボールは飛ばないでしょう。
これは、バスケットにボールを届かせるために無理に力をかけて、シュートフォームがバラバラになっ
てしまっているからです。
パスも同じこと。
パスカットを恐れて速いパスを出そうとしたり、遠くにいる味方にパスを出そうとしたとき、
あなたは無理に力を入れることになるはずです。
そうすれば、パスのフォームは崩れて、まっすぐ飛ばず、結果的に精度が悪くなってしまいます。
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ですから、パスの精度を高めるには、
・ちゃんとしたフォームでチェストパスが出せること
・速いパスを出せるようにして、フォームを崩さずにパスできる範囲を広げること
が必要になるのです。
たとえば私は、チェストパスでハーフラインからバスケットまで簡単に届きます。
ですから、ハーフラインからチェストパスしてリングに当てることは造作もありません。
それどころか、けっこうな確率で、バスケットに入ります。
これは、とくにすごいことではありません。
ちゃんとしたチェストパスのフォームを身につけ、
ハーフラインからでもバスケットに余裕で届くほどの速いパスが身につけば、
誰にでもできることです。
チェストパスの精度を高める練習として、
いまお話したハーフラインからバスケットに入れる練習というのは、悪くありません。
私もチェックのひとつとして、ときどきこの練習をしています。
ワンマン速攻のパスを考えると、
バックコートのフリースローラインあたりからバスケットに入れられるくらいには、
なったほうがいいかもしれませんね。
私は試したことはありませんが、
たぶんできないと思いますので、まだまだ練習が足りないということです。
パスの精度の目安として、どこどこからバスケットに入れる、というのは、楽しいですしオススメです。
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お疲れさまでした。
無料プレゼントは以上です。
あなたのバスケ上達のお役に立ちましたでしょうか?
もしよろしければ、ご感想をお送りいただけますと幸いです。
また、今後のメールスクールの配信内容や
その他の提供情報の参考にしたいと思いますので、
「こんなことについて教えてほしい」
「こんな情報があれば、もっといい」
といったご意見もございましたら、お願いします。
ご感想・ご意見のメールは、
・宛先:[email protected]
・件名:無料プレゼント読みました
でお送りいただけますと幸いです。
それでは、今後とも「考えるバスケ」普及会を、よろしくお願いいたします。
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