1. 食品について 2. 調理について 飲食物の取り扱いについて

飲食物の取り扱いについて
今年度の外語祭で食中毒が発生した場合、来年度以降の外語祭自体が行えなくなる可能性があり
ます。食中毒防止のため、実行委員会からの指示や注意事項を遵守してください。
1. 食品について
専攻語地域に関連のあるメニューのみを扱うことができます。
※メニュー決定の際は以下のことに注意してください。
取り扱うことのできない食材および禁止行為
・生クリームを泡立てる
・生もの
注意が必要な食材および行為(※)
・生クリーム(ホイップ)
・麺をゆでる
・米を炊く
・もちつき
・生菓子
・生地から作る
・とろみのある煮込み料理
・生野菜
企画場所での禁止行為
・原材料の細切などの仕込み行為
・こねる、ねる
・生地をのばす
例
トッピング
生肉、さしみ
例
トッピング
パスタ、うどん、そば、ラーメン
おかゆ、チャーハン、ピラフ
もち、団子、白玉
ティラミス、パンナコッタ、ムースなど
ピザの生地、ぎょうざの皮、小籠包の皮
カレー、シチュー
サンチュ
例
たまねぎを切る、牛肉を切る
コロッケ、ぎょうざのタネ、ハンバーグ
チャパティーの生地をのばす
※これらの食材は食中毒が非常に起きやすい食材です。文化紹介のためどうしても扱いたい場合以
外はメニューに入れないでください。使用団体には直接指導させていただきます。
2. 調理について
・当日調理したもののみ提供してください。前日からの仕込み及び作り置きは禁止です。
・企画場所で水を使用する場合は、清潔なジャグジーや容器に入れた自宅の水道水を使用してく
ださい。キャンパス内に設置される簡易水道の水は飲料水ではないので絶対に調理には使わな
いでください。
・廃油は調理に使用しないでください。
・まな板や包丁は材料ごとに分けてください。
(特に肉・魚は他の食材と必ず分けてください。)
・仕込みをした食品を自宅から企画場所に運ぶ時は、密閉容器に入れるかボールなどにラップを
するかして外気に触れないようにしてください。
※注意が必要な食材
米
米飯は菌が繁殖しやすく大変危険です。調理は大学に一番近い家の、清潔な屋内
スペースで行ってください。炊いたご飯は直接手に触れないでください。企画場
所では 65 度以上で保温し、2 時間以内に必ず販売してください。
麺類
麺類は栄養分を多く含むため菌が繁殖しやすく大変危険です。茹でるお湯は清潔
を保つ必要がありますので、お湯は必ず 1 時間ごとに交換してください。
生クリーム
加熱処理ができないので、衛生には十分気をつけ、企画場所のクーラーボックス
で保管してください。
生菓子
必ず企画場所のクーラーボックスで保管してください。
肉
基本的に冷蔵庫に保管し、販売するのに必要最低限の分だけその都度、企画場所
のクーラーボックスで保管してください。
生野菜など
新鮮なものを適切な方法で保管してください。冷蔵が必要な場合、企画場所のク
ーラーボックスで保管してください。傷んだものは廃棄してください。
3. 食材別食中毒予防ポイント
穀類
ご飯や焼き飯などの米類、スパゲッティ、うどんなどの麺類には、調理後長時
間室温放置するとセレウス菌という細菌が毒素を作って食中毒となることが
あります。
⇒米類は室内(企画構成員の自宅など)で調理し、一度に大量に作り置きせず、
調理後は65度以上に保温し2時間以内に必ず販売してください。麺類も一度に
大量に作り置きせず、調理後はすぐに販売してください。また、ゆでる水は最
低1時間後ごとにこまめに変えてください。
とろみのあるもの
カレーやシチューなどとろみのあるものは、加熱しただけではあまり均等に温
度が上がりません。温度が上がらない部分があると、微生物にとって暮らしや
すい温度になるため、どんどん増殖してしまいます。
⇒こまめに混ぜて、まんべんなく火を通してください。
卵
卵には、サルモネラ菌という細菌が毒素を作って食中毒となることがありま
す。また、鶏は肛門から卵を産むため卵の殻には糞やサルモネラ菌が多く付着
しています。
⇒賞味期限の過ぎた卵やヒビの入った卵は使わないでください。卵の割り置き
はしないでください。加熱する際は、全体的に熱を通してください。
肉
豚肉や鶏肉、牛肉などあらゆる動物の肉は、多くがカンピロバクターという細
菌を保有しています。生肉に直接触れたり、他の食材で使用する調理器具と同
じものを用いたりすると、二次汚染の恐れもあり大変危険です。
⇒肉用のまな板と包丁を別途用意し、加熱の徹底を心がけてください。必ずエ
ンボス手袋を着用してください。
4.飲料について
☆「アルコール」扱いにならないもの
以下のようなアルコール度数が1%未満のものは「アルコール」扱いにはなりませんが、
「アルコ
ール」と同様、歩き売りは認められませんのでご注意ください。
・ノンアルコールビール
・甘酒