2012年(平成24年)11月29日 (木曜日) 毎 日 新 聞 Oh Me オー!ミー 1 インターネットと連動した 【滋賀生活情報紙】 い この情報紙は「滋賀ガイド」と提携しています vol.443・11月29日号 毎週木曜発行 4面に プレゼント情報! ● Oh!Me 編集室/株式会社ヤマプラ:近江八幡市桜宮町294 TEL0748-34-8872 FAX0748-34-8927 ●広告/滋賀毎日広告社:大津市打出浜3-16 TEL077-522-2603 発行部数:100,000部 お客さんの注文に直接応えることも少 と思った。 ですてきなハンチングやベレーなど なくない。 「これと同じ帽子を作ってほし 会社を退職後、自宅に工房を構え に変身! 帽子作家・庵原久美子さ い」 「裏地だけこの布に替えてほしい」 。 た。工房の名前は 「布布」 。帽子に んならではの “魔法” だ。その秘密 預かった帽子は分解しないで縫製の仕 なった端布や帽子をかぶった人が を探ってみた。 方などを見て型紙を作る。可能な場合 「フフッ」 と喜ぶ、そんな帽子を作り はお客さんの頭の形を触って確認する。 どんな帽子になりたいの? …と布に聞いてみる 「私が作っているのは作品ではなく ずサイズだけ測って作っ 製品です。帽子は使ってもらってこ 最初に布地を目の前に広げて相 てしまい、出来上がっ そ意味があり、喜んでかぶってもら 談する。お客さんとではない。 た帽子が入らなかった えるのが一番うれしいです」 布地とである。 苦い経験があるからだ。 こうして作られた世界 に たった 一 つ の 「あ に なりた い なただけの帽子」 の?「 」どんな 帽 は、おしゃれで 子になったら 63 たいと願って付けた。 頭の形は人それぞれ。頭の形を確認せ 「どんな 帽 子 こ ありふれた雑多な端布が、カラフル ワークショップや ブログで 「帽子の学校」 も いから、工房で帽子やコサージュのワー 使 い や すく クショップも開いている。 の?」 と、布 地 人気がある。 岡山に住む人から帽子の作り方を教え ふ ふ 詳しくは www.gaido.jp/suteki 12/15(土)∼ 23(日・祝) この楽しさをおすそ分けしたいという思 似合うと思う に問いかける。デザインス 帽子作家 「あなただけの帽子」に変身! い お は ら く み こ 平凡な端布が 庵原 久美子 さん ( 大津市在住・ 歳) ●発行/毎日新聞大阪本社開発宣伝部:大阪市北区梅田3-4-5 カフェ&ギャラリー 月の山 「あったかもの展」 てほしいと依頼があったことをきっかけ ●場所:カフェ&ギャラリー 月の山 ( 大津市和迩春日3 ‐ 8 4 7 ‐ 7) に、その生徒さんのためにと、ブログで ●定休日:会期中無休 ●時間: 1 1 : 0 0∼1 7 : 0 0 ●料金:入場無料 ら。そうすることで、すてきなアイデア 布布 …帽子で人を笑顔にしたい が浮かぶという。 日本大学芸術学部を中退後、摂津 には製図や裁断、縫製 自宅教室 帽子作りに使う材料は主に端布。それ ドレスメーカー女学院で3年間学 の仕方などが画像付き ●時間: 1 0 : 3 0∼1 5 : 3 0 ぞれが持っている個性が全く異なるた び、洋裁教員の免許を取得した。 で分かりやすく解説さ ●料金: 1人35 ,0 0円 (材料費別) め、布に聞くことで持ち味を最大限に生 就職したアパレル会社で、たくさん れていて、誰でも見るこ かす方法が頭に浮かんでくるのだ。 出る端布を使って何かできないか とができる。 無地の布に刺しゅうを入れたり、別の布 と考えていた。 ケッチや型紙を作るのはその後か を貼り付けたり、裏地にハンカチを使っ 「帽子を作ってみよう!」 「帽子の学校」 を企画した。このブログ 「北海道で帽子を作って いる娘と一緒に展示会 ●問い合わせ: 077‐594‐6 1 92 1回につき3人まで ※予約・問い合わせはブログのコメントにて受付 帽子工房 「布布」 ●http://boushifufu.exblog.jp 帽子の学校 ●http://fufugakkou.exblog.jp たり、コサージュを付けたり……。その そう思いついたのは2000年のこと。 を開くの が 当 面 の 夢。 結果、 クロッシュ、キャスケット、ハンチ 帽子なら通信教育で作り方を学ん 手作りの良さを多くの人 滋賀生活情報紙【 滋賀生活情報紙 滋賀生活情報 【Oh!Me Oh!Me】はお近くの 】 はお近くの 毎日新聞販売店からお届けしています。 毎日新聞販売店からお届 毎日新聞販売店 らお届けしていま ています。 ング、ベレーなど色も形もさまざまな帽 だこともあり、作るのもかぶるのも に知ってもらえたらうれ フリーダイヤル ヨムハ フリーダイヤル ヨム ハ マイニチ マイニチ 子が生まれてくる。 大好き。これなら端布が生かせる しいですね」 (取材・澤井) 毎日新聞のご購読お申し込みは
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