初夏号

図書館だより
時
の
旅
初夏号
発 行:図 書 委 員 会 ・ 図 書 室
発行日:平成25年6月29日
お はじ き
花岡大学氏の『かたすみの満月』『赤い蝶』『百羽のツル』を鑑賞
しました。
群読と言われる読み方でお話をしてくださいました。何人かで一
つの作品を読み継いでいく方法です。お互い向かい合い、読んでいる
方の表情や息づかいが間近に感じられる中、花岡大学さんの幻想的な
作品や、世界中で翻訳されている有名な作品を楽しみました。
会の最後には「読書は、知らないことを体験できる機会であ
る。」「図書室の本を全部読むくらいのつもりで読んで欲しい。」
「5分でも良いので毎日読む習慣をつけることが大事だ。」など読書
の楽しさや、コツを伝えてくださいました。
これを機会に読書をしたいけれど、どんな本を読んだら良いのかわ
からないときはいつでも先生や司書に相談してください。
読みたい本を奈良県立図書情報館が
すばやく貸します。
2. 宅 配 便 で
3.学校の図書館で
申し込み
送ります
受け取ります。
注 奈良県立図書情報館からお借りした本は 3 週間貸出します♪
○
4 学校の図書館へ返却
読書や調べ学習に、おおいに活用してください。
詳しくは、学校の図書館司書までお問い合わせください。
1.学校の図書館で
♪6月13日に図書室で開催されました♪
図書委員と希望者、先生方合わせて4 0 名で
大淀町朗読サークル「響」の方の朗読を聴きました。
金子み すゞ
空いっぱいのお星さ ま 、
きれいな、きれいな、おはじき よ。
ま
ぱ ら り 、と お は じ き 、撒 き ま した 、
どれから、取ってゆ き ま しょか。
あの星
はじいて
こう当てて、
あ れか ら
学校に無い
あの星
こう取って。
取っても取っても、な くならぬ、
空のおはじき、お星さ ま 。
(美しい町・下 金子みすゞ童謡全集②)
『JALU出版局』より
クイック
サービス
のお知らせ
人
花岡大学さんは、以前に大淀高校
に勤務されていた方で僧侶でもあ
り、童話作家でもありました。
図書館には
『地獄のラッパ』 花岡 大学 著
花岡作品の解説書
『大人のための仏教童話』
東 ゆみこ 著があります。
書架だより
『名探偵コナン
理科ファイル
星と星座の秘密』
青山剛昌 原作
コナンと共に科学
を楽しもう!のコン
セプトで編集された
星と星座の入門編。
『星空がもっと好きになる』
駒井 仁南子 著
第 1 章 星空を見上げる
第 2 章 星のことを知る
第 3 章 星の見つけ方
第 4 章 満点の星がみたい
第 5 章 星空の写真を撮る
第 6 章 双眼鏡と天体望遠鏡のこと
☆イラストや写真が多く、
楽しく星の見方が
身にけられる。☆
『眠れなくなる
宇宙のはなし』
佐藤 勝彦 著
宇宙の95%は
正体不明らしい。
宇宙に「生物」
が存在するのか?
この本を読んで
夜空を眺めると、
きっと昨日と違っ
て見える。
宇宙・星座・流れ星
『宇宙へ「出張」してきます
-古川聡の ISS 勤務 167 日』
古川 聡 編
やんちゃ少年が医師から宇宙飛行士
へ転職。出張先は宇宙!!
167 日間で行ったミッションとは。
そして、次なる挑戦とは・・・。
リクエストの本が
入りました
『93番目のきみへ』
山田 悠介 著
『 キアズマ』 近藤 史 恵 著
『グレート・ ギャツビー
まんがで読破』
フィッツジェラルド 作
『いつか、君へ 』シリーズ
ナツイチ編集委員会 編
『聖なる怠け者の冒険』
森見 登美彦 著
『イノセントブルー』
神永 学 著
『流れ星が消えないうちに』
橋本 紡 著
奈緒子、加地を引き裂い
た交通事故。悲しみに沈む
奈緒子にそっと手をさしの
べる巧。せつなさあふれる
名作。
『流星ワゴン』 重松 清 著
「死んじゃってもい いか
な、もう・・・。」疲れ果てた
僕の前に不思議なワゴン車
が止まった。
『みじかい眠りにつく前に』
金原 瑞人 森 絵都 編
真夜中に読みたい 10 の話
サ ン = テ グ ジ ュ ペ リ
Saint Exupery
(1900 年 6 月 29 日生~1944 年 7 月 31 日没 )
フランス、リヨンに生まれる。「星の王子さま」の原作者
として有名。
郵便飛行機のパイロットであると同時に、南米やアフリ
カへの路線を開拓した空の時代の先駆者だった。
小学生の頃から飛行機乗りになりたいと思うようにな
り、大人になって民間飛行機の飛行免許を取得。飛行機で
サハラ砂漠を縦断し、郵便を届ける仕事をしていた。その
後、偵察飛行を行う部隊に所属するなど生涯飛行機に携わ
り続け、偵察飛行中に帰らぬ人となった。
『南方郵便機』
『夜間飛行』
サン=テグジュペリ 著
堀口 大学 訳
砂漠地帯や雪のアンデ
ス山脈を越える飛行、時
間短縮のための夜間飛
行、不時着した仲間の捜
索と、現代では考えられ
ない冒険飛行を繰り返し
たサン=テグジュペリ。
その時の体験をもとに上
記の作品を残した。
『星の王子さま』
サン=テグジュペリ 著
内藤 濯 訳
砂漠で遭難したパイロ
ットが、人が誰もいない
はずの場所で少年「星の
王子さま」に出会う。
王子さまは、生まれて
初めてバラの花に出会
う。バラは王子を愛して
いるのにうまく表現出来
ない。失望した王子は宇
宙を巡る旅に出たのだっ
た。