ばっけ 75 号

 文部科学省認可通信教育
ばっけ
第75号
発 行 平成 27年 10月
放送大学秋田学習センター
TEL 018-831-1997
『教わることと教えること』
放送大学秋田学習センター客員教授 妹尾 春樹 この4月から放送大学秋田学習センターの客員教授にしていただき、「新々解体新
書」と題して、正常な人体の「しかけ」と「しくみ」をお話しています。
毎回熱心に聴いていただき、こちらも新しい経験をすることが度々です。
さて、題に掲げましたように「教わること」と「教えること」はそれぞれ生徒(ある
いは学生)の営為と教師の営為であり、一般にそのベクトルの向きは正反対のように考
えられているのではないでしょうか。いったいこれは正しいでしょうか。
私ども教師は教えるためには講義の時間の何倍もの時間をかけて準備します。内外の
教科書(時には新しいものだけでなく、古典的なものにも)にあたり、最新の文献にも
目を通します。さらに、専門的な内容を、平易な言葉を選び時には比喩を使って、聴く
方々がスムースに理解してしかも楽しんでくださり、貴重な時間を割いて聴きに来てよ
かったと感じていただけるような「面白くて、しかもためになる」話し方の工夫を凝ら
します。
ということは、教師は教える前に非常に多くのことを教わっているのです。
さて、教わる側に立つといかがでしょうか。
私のゼミを聞きにきてくださる学生さんは実によく質問してくれます。時には虚を衝
かれるような質問にも遭遇します。その場ですぐに答えられない場合は、ゼミのあとで
調べることもしばしばです。こうなると、教わる側と教える側が逆転していて、教師こ
そが学生さんから教わっています。
ここまで考えてくると、教わることと教えることはそう画然とは分けられないように
思えて来ます。
そうであればこそ、孟子は「君子に三楽あり。しこうして天下に王たるは与り存せ
ず」のあとの3つの楽しみの第三に「教育すること」を挙げているのでしょう。(因に
お茶の水にある三楽病院は東京都の高校の先生方が運営していて、その名称の由来は上
記の孟子の言葉にあるそうです)。
また語学の天才と言われ、ノーベル賞候補にも挙げられたという関口存男は、アテネ
フランスにフランス語を学びに行き、その3年目にはフランス語の教師に抜擢され、生
徒にフランス語をフランス語だけで教えることになり、そのため、フランス語の力がめ
きめき伸びたと述べています(関口存男「私はどういう風に独逸語をやってきた
か?」。これは彼の著書である「中級講話趣味のドイツ語」(三修社)に収められてい
ます)。また田中菊男(英語広文典を書き、あのN. E. D. とかO. E. D. の略称で知られ
る大部のA New English Dictionary on Historical Principleに範を取った岩波英和辞典を実は
一人で編集したといわれる)は著書「英語研究者のために」(講談社学術文庫)の付録
2「私はいかに英語を教えてきたか」の中で「じゅうぶんに予習して自信をもって教壇
に上がるほど愉快なることは天下にない、これこそ実に地上の天国である」とまで述べ
ています。
私も毎回のゼミで(予習の時間も含めて)楽しい時間を過ごさせていただ
いています。
ご卒業おめでとう
ございます!
秋田学習センターでは、平成27年度第1学期
をもって、教養学部から15名の方々が卒業され
ました。職員一同心からお祝い申し上げます。
10月3日(土)には、秋田学習センターにお
いて和やかな雰囲気の中、学位記授与式が行われ
ました。
【秋田学習センター卒業・修了者数】
24年度
23年度
25年度
26年
27年
合 計
2学期以前
1学期
2学期
1学期
2学期
1学期
2学期
1学期
教養学部
363
19
17
12
11
17
10
15
464
大学院
21
0
23
0
2
0
卒業された方からご寄稿いただきました。
「卒業にあたって」
教養学部 【専攻:心理と教育】 武田 ミツさん
退職して余暇が出来、挑戦してみたいものに「放送大学」がありました。
当初は進めて行ける自信も定かではなく、とにかく臨んで見ようと思い入学を決意しまし
た。
他の人達よりも随分と時間はかかりましたが卒業の日を迎えることができ、気持の上で
の余裕が出たのでしょうか。何か役立つ事が出来ないかと模索しながら別のコースに入学
した頃ボランティアの話があり、私でもお手伝い出来るのならと承諾し、全く考えたこと
も、経験したこともない分野に入り現在に至ってます。その中での研修やセミナーにも参
加したり、施設や学校の訪問の機会もあり、2回目の自分の登録したコースにも関連があ
り、理解度も高まったようにも思います。小学校にも月1回の挨拶運動や年2回位の授業
参観などもあり、子供達との接触する機会も得、子供達から元気や、声を掛けられること
もあったり、高齢者(自分もそうであるが)の調査で訪問した時などこころ快くお話をし
て下さる方もおり、少しでも役立つ事が出来ているのかなと思ってます。
小さな事ではありますが自分にとっては新しい出会いであり、このことを大切に前向き
に歩んで行きたいと思っており、これもこの学校でいろいろな興味のあることを学びなが
ら友達にも恵まれ「放送大学」と出会えてよかったと思っております。今後も続けて行き
たいと考えております。長い間お世話になり、有難うございました。
「老いてなほ学び喜び豊の秋」
-1-
ご入学おめでとう
ございます!
10月3日(土)秋田学習センターにて「平成27年度第2学期入学者の集い」が開催されました。
当日は天候にも恵まれ、21名の新入生が参加しました。オリエンテーション、施設案内も行われ、
新たな学習への思いを胸に新学期が始まりました。
ご参加いただいた方々、ありがとうございました。
秋田学習センター在籍者数
(H27年10月16日現在)
【教養学部】
全科履修生
368
選科履修生
96
科目履修生
54
特別聴講生
39
合 計
557
【大学院】
修士全科生
6
修士選科生
17
修士科目生
3
合 計
26
所長の祝辞のようす
今回入学された方からご寄稿いただきました。
『入学にあたって』 【選科履修生】H・Kさん
大学を卒業してから、四半世紀をとうに過ぎ去りました。
その間、仕事において様々な職務を経験してきました。職場が変わる度に新たな知識等
を独学で学習して来ましたが、書籍とOJTだけでは本質は本質を理解出来ないのではな
いかとも、考え始めていました。
その時に職場の同僚が放送大学を利用していることを知りました。それまでは放送大学
に興味は無かったのですが、科目を確認したところ、これからの自分の仕事上で必要と考
えられる知識を修得できることを知り、今回、入学することといたしました。
仕事との両立など、難しい点が多々あるとは思いますが、単位取得まで行き着ければと
考えています。教職員の皆様、同窓の皆様方には、ご迷惑をおかけすることもあるかとは
思いますが、今後ともよろしくお願いいたします。
『入学にあたって』 【科目履修生】H・Sさん
誰しもが後々気づくこと。若い時にもっと勉強しとけばよかったな~。そんなことを思
いながらの毎日。
3人の子供がおりますが、すでに成人して子育ては終わったつもりでいましたが・・・。
末の子供から、いろいろ心の悩みや葛藤を告げられました。掛けてやる適切な言葉も見つ
からず、書店や図書館で手にした本を読むうちにちゃんと学問として学んでみたいと思っ
たのが今回の入学につながりました。
しかしながら、授業というといつも、机の上に突っ伏して居眠り状態だった学生時代。
こんな私がラストまで乗り切れるかどうか。でもスタートしたからには、単位認定試験ま
では頑張りたいと思っています。
よろしくご指導お願い致します。
-2-
「卒業研究」成果発表会を行いました
10月3日(土)学位記授与式・入学者のつどい終了後
には、「卒業研究」成果発表会が開催されました。本年
3月に人間と文化コースを卒業された六平 光悦さんに
よる卒業研究テーマ「東北地方への浄土真宗の伝播と
普及」の発表が行われ、参加された皆さんは熱心に耳
を傾けていました。発表後には活発な質疑応答があり、
より理解を深められていました。
「卒業研究」成果発表会の様子
お
知
ら
せ
27年度第2回目の所長と学生の「おしゃべりの会」を
開きます。
日 時:平成27年11月28日(土) 13:30~15:00
場 所:放送大学秋田学習センター会議室
話 題:秋田学習センターをめぐるさまざまな事項
参加費:無料
多くの皆様のご参加をお待ちしています。
新入生も歓迎いたします。お申し込みは事務室まで。
学生証の交付について
平成27年10月に新規入学・継続入学された方、および学生証の有効期限が27年9月末
になっている全科履修生の方は、秋田学習センターの窓口で学生証をお受け取りください。
新規入学・継続入学の方は「入学許可書」を提示してください。
学生証は、視聴学習室の利用や単位認定試験の受験・面接授業の追加登録・各種証明書発行
の際に必要ですので必ず手続きをしてください。
なお、出願の際に写真票を提出されなかった方は早めに本部へ提出してください。写真のな
い学生証は無効です。
-3-
★追加登録を受付します★
面接授業とは、教養学部生が学習センター等で直接教員から指導を受ける授業です。
空席があれば、追加登録を受け付けます。新入生や、「予定が分からず科目登録を見送った」「科
目登録の機会を逃してしまった」という在学生は、授業開始直前にある追加登録の機会を活かして面
接授業にご参加ください。
◎お申込みは(事前申請、先着申請)
①学習センターの窓口で申請…申請書・授業料・学生証をご持参ください。
②郵送による申請…申請書・学生証の写し・授業料・返信用封筒(82円切手貼付・宛名明記)を全
て同封のうえ、現金書留にて郵送してください。
【空席発表】
【受付期間】
【受付時間】
10月17日(土)12時(事前申請 10月17日(土)~22日(木))
10月23日(金)10時 ~ 開講日の1週間前(一部例外あり)の
土曜日まで
10:00から17:30
※受付期間内でも定員になり次第締切となります。授業準備の都合上、1週間前まで受け付けられ
ない科目がありますのでご了承ください。
※空席数の確認については、キャンパスネットワークホームページや学習センター掲示板で確認、
または事務室へお問い合わせください。
開 講 日
10/24(土)・ 25(日)
10/ 31(土)・ 11/1(日)
11/ 7(土)・ 8(日)
11/14(土)・
15(日)
科 目 名
生活環境情報学
ウッド・エンジニアリング入門
新聞記者の文章(術)
心理学実験1
メタ倫理学入門:倫理学とは何か
水圏環境学
英語表現を学ぶ
金属工芸(鍛金)入門
11/21(土)・ 22(日) 子どもと臨床心理学
11/28(土)・ 29(日)
12/ 5(土)・ 初歩からのパソコン
生物学と人間社会
6(日) 心の哲学
12/12(土)・ 13(日)
12/19(土)・ 20(日)
お知らせ
9(土)・ 10(日)
北島
正 人 先生
佐々木 芳 宏 先生
石井
照 久 先生
銭谷
秋 生 先生
がんとともに生きる人のケア
煙山
晶 子 先生
映画から読み解く現代中国
インターネット理解の基礎
羽田
朝 子 先生
五十嵐 隆 治 先生
12/26(土)・ 27(日) 地震波で地下を透視する
1/
担 当 講 師
川 原 靖 弘 先生
林
知 行 先生
髙橋
康 弘 先生
中野
良 樹 先生
立花
希 一 先生
片 野 登 先生
中尾
信 一 先生
尾 澤 勇 先生
地域づくり入門
筒井
智 樹 先生
植 村 円 香 先生
共修生・・・定員に余裕のある科目について、一般の方、大学院生にも広く聴講できる機会を設けて
います。大学学部生も一度修得した科目の再受講が可能です。
共修生として面接授業を聴講した場合、単位の認定を受けることはできません。詳細は事務室にお
問い合わせください。
今学期末で除籍となる方へ
4学期間科目登録をしない場合は除籍となります。除籍を希望されない場合は今回の
登録を忘れないようご注意ください。
-4-
所長からのメッセージ その1
平成 27 年度の第 2 学期が始まりました。9 月 20 日までの第 2 回目募集で手続きを行わ
れた方には,学びの準備はできましたでしょうか。全科履修生,選科履修生,科目履修生,
連携協定校の特別学生を含めると,170 名余りの方々が放送大学に入学されます。新入学
の皆様には,早く放送大学のシステムになれていただくことをお願い致します。不明な点
やご疑問は遠慮なく秋田学習センター窓口にお問い合わせ・ご相談ください
メールマガジン「ばっけネット」も御覧頂いているでしょうか。年間4回の「ばっけ」
の発行の間に発生する種々の秋田学習センターの動きや情報,更に学びの予定を「ばっけ
ネット」で随時(今のところ月1回と急ぎの時)送っています。是非,キャンパスネット
ワークに登録されているメールアドレス(学生番号)@gmail で見て下さい。秋田学習セン
ターの行事や講演会などの企画の情報を見ることができます。予算の減少があっても情報
の流れや学習のサービスを保つためには,郵送ではなく電子メールの利用が欠かせないこ
とをご理解いただきたく存じます。
「ばっけネット」
は在学中の学生向けだけの情報として,
一般公開のホームページに掲載はしていません。最低限のインターネット利用などが利用
できる技術能力を磨いて頂いて,情報を取りに行くという積極的な学びの姿勢を期待して
います。
そろそろ,初冬です。朝夕の気温は低くなっておりますが,日中はまだまだ暑からず寒
からずの気候で過ごしやすく,勉学も野外での活動もしやすい時期であるといえます。学
生の皆様にはお体には十分に気をつけて,この時期を逃さずに学びに励まれることを期待
しています。
所長からのメッセージ その2
2月までの学びの予定をお知らせします。
イベント等秋田学習センターに関係する日程を以下に示します。学びの機会を逃さない
日程の調整にご活用下さい。
1)10月17日(土) 研修旅行 「加茂水族館と羽黒山五重塔見学研究」
2)10月24日(土)
,25日(日) 面接授業「生活環境情報学」
,
「ウッド・エンジ
ニアリング入門」
3)10月24日(土)13:30〜15:00 特別企画講演会
「日本を沸かせた『はやぶさ』の知られざる側面を企業技術者が語る」村田健司先生
(日本工機株式会社)
,3 階セミナー室
4)10月31日(土)
,11月1日(日) 面接授業「新聞記者の文章(術)
」
,
「心理学
実験 I」
5)10月31日(土)13:30〜15:00 秋田県立図書館との連携セミナー講演
会
「秋田の文学について語る」山﨑義光先生(秋田大学准教授)
,秋田県立図書館3階多
目的ホール
6)11月7日(土)
,8日(日) 面接授業「メタ倫理学入門:倫理学とは何か」
,
「水
圏環境学」
7)11月14日(土)
,15日(日) 面接授業「英語表現を学ぶ」
,
「金属工芸(鍛金)
入門」
(秋田公立美術大学)
8)11月21日(土)
,22日(日)
9)11月28日(土)
面接授業「子どもと臨床心理学」
所長と学生の「おしゃべりの会」
10)11月28日(土)
,29日(日)
面接授業「初歩からのパソコン」
,
「生物学と人間
社会」
-5-
11)12月5日(土)
,6日(日)
面接授業「心の哲学」
12)12月12日(土)
,13日(日)
面接授業「がんとともに生きる人のケア」
13)12月12日(土)13:30〜15:00
秋田県立図書館との連携セミナー講演
会
「音楽セミナー「歌とことば」
」〜自然への思い〜
佐々木久春先生(秋田大学・秋田県
立大学名誉教授)他
14)12月19日(土)
,20日(日)
面接授業「映画から読み解く現代中国」
,
「インタ
ーネット理解の基礎」
15)12月26日(土)
,27日(日)
面接授業「地震波で地下を透視する」
16)12月28日(月)〜1月4日(月)
17)1月9日(土)
,10日(日)
18)1月22日(金)〜1月31日(日)
19)2月6日(土)
20)2月13日(土)
年末年始閉所
面接授業「地域づくり入門」
平成27年度第2学期単位認定試験
大学説明会(平成28年度第1学期募集)
平成27年度学生交流会(予定)
所長からのメッセージ その3
第2学期の面接授業の追加申込申請を待っています
第2学期の面接授業で満席になっているのは「心理学実験 I」位です。10月に入学さ
れた方,受講を迷っていた方には,是非追加して受講申込をお願いします。なお,単位を
必要としない場合にも,「共修生」という資格で聴講できます。
12月26,27日「地震波で地下を透視する」
(筒井智樹秋田大学准教授)は,第1学
期に開講した「地下を探る」(西谷忠師秋田大学教授)との連続性を持つ講義です。地震,
火山などの災害の検知に共通する地下の振動の研究をしておられる先生の特別な講義です。
少し気温の低い開講の時期かもしれませんが,秋田大学の実験装置を実際に見ながら講義
していただきます。実は,筒井先生は,
「鹿児島の桜島の地震」も研究対象としており,NHK
の特集でもコメントをしておられました。秋田学習センターでは,災害に関係する一連の
講義を企画しており,来年は地盤に関係する講義も計画中です。多くの聴講をお待ちしま
す。
ばっけ 75 号記事
2015 年 10 月発行
所長からのメッセージ その4
平成28年度のカリキュラムや授業の変化にご準備を
平成28年度(2016)4月からのカリキュラム編成が変わることになっています。
講義科目区分の変更,卒業要件の見直し,講義に番号付けをして学生が授業内容やレベル
を勘案できるようにする,などが骨子になっています。基本的には,来年4月入学者から
変更の開始となります。在学中の学生にも影響が若干出るものですので,通知等を注視し
ていただき,不利にならないようにご対応頂きたいと思います。詳細は,大学本部からの
学生向けの広報をお待ち下さい。
また,インターネットを使ったオンライン講義を増やす計画が進んでいます。単位認定
も日頃のオンライン講義でのやり取りを基本にするような案も出ています。オンライン講
義は,即時(リアルタイム)ではありませんが,講義担当教員との電子メールでの交流が
期待でき,学びが広がる可能性を秘めています。自ら情報を取りに行く積極的な体制を整
えておきたいと思います。このことから,今以上に学生の皆様の情報機器の利用能力を向
上させて,慣れておき,準備を始めておくことが望まれます。
-6-
「古代アンデスに魅せられた男 天野芳太郎展」が
終了しました
この展示会は6月28日(日)~7月20日(月)まで秋田魁新報社さきがけホールで
開催され、7月19日(日)には稲村哲也放送大学教授の講演会も行われました。この
期間、延べ1625名もの方が会場に訪れ、秋田学習センターのサークル、同窓会、また
秋田大学の学生も加え総勢23名のボランティアの活躍もあり、大盛況のうちに無事終了
しました。
展示ホールの様子
稲村哲也教授の講演会の様子
ボランティアとして
ご協力いただいた
皆さん、ありがとう
ございました!!
会場の売店隣には放送大学の資料コーナーも設けました!
秋田をまなぶ講座シリーズⅦ
第2回「『がん』とともに生きる人を支えるには」を開催しました
8月29日(土)に秋田大学大学院医学研究科准教授 煙山晶子先生による講演を八郎潟
町立図書館えきまえ交流館はちパルにおいて開催しました。約40名の参加で、幅広い年代
の方が訪れていました。なお、煙山先生には第2学期面接授業「がんとともに生きる人の
ケア」も担当されます。10月17日(土)から面接授業の追加登録を受け付けますので、
この講演会に参加できなかった方や興味のある方はぜひお申し込みください。
-7-
「さまざま展示会in横手」を開催しました
今年1月から2月にかけて秋田学習センター内で開催しご好評を得た「さまざま展示会」
を横手市駅前わいわいプラザで9月1日(火)~5日(金)に開催しました。充実した
内容で横手市民の方に放送大学を知っていただく良い機会になりました。
ご協力いただいたサークル皆さん、ありがとうございました。
所長と「染と織サークル」の皆さん
展示会準備の様子
パネル7枚の展示コーナー完成!!
作品の前で記念写真♪
石黒純一先生のミニ講演会を行いました
最終日の9月5日(土)には放送大学秋田学習センター客員教授・石黒純一先生のミニ
講演会『「南外の農作業着」に見る染織について』を開催しました。続いて井上所長による
生涯学習説明会(個別相談)「生涯学習と放送大学について」も行われました。横手市近郊
から在学生、卒業生、入学希望者など約20名の参加がありました。
石黒純一先生による講演
井上所長による大学説明会
-8-
キャンパス・ネットワーク・システムについて
学習センターに配置された教育相談・学習用のパソコンは、大学本部との間をインターネットを利用
したネットワークで結んでいます。初めて利用する方はログインID:学生番号(ハイフンなし、10ケ
タ)、初期パスワード:西暦誕生日(8ケタ)でログイン後パスワードを変更してください。
通信指導について
通信指導とは、授業の一定範囲から出題された問題の答案を提出して、担当教員の添削指導を受ける
ことです。通信指導合格により単位認定試験の受験資格が得られます。
☆第1章~第8章までの「提出型」の答案を本部へ提出します。
☆第9章~第15章までの「自由型」は自学用です。提出の必要はありません。
通信指導提出期間 11月16日(月)~11月30日(月) 本部必着
※web通信指導による提出 11月9日(月)10:00~11月30日(月)17:00まで
※問題は印刷教材と一緒に送付していますが、一部の新規開設科目については別に送付する場合もあり
ます。
問題が11月6日(金)までに届かない場合は大学本部(043-276-5111(総合受付))へ連絡してください。
※通信指導の添削結果は大学本部から1科目ずつ送付され、その合否は同時期に別に送付される「受験
票」によって通知されます。添削結果より先に受験票が届く場合もあります。
※添削結果が1月15日(金)までに届かない場合は大学本部(043-276-5111(総合受付))へ連絡してく
ださい。
※1月15日(金)になっても単位認定試験の受験票が届かない場合、あるいは紛失した場合は大学本部
(043-276-5111(総合受付))へ連絡してください。
※提出については一部の科目を除き、インターネット上で通信指導問題の解答・提出・解説の閲覧がで
きる『web通信指導』が利用可能です。『web通信指導』で問題の提出(送信)を行った場合には、
郵送による提出は不要です。対象科目・受講方法についてはキャンパス・ネットワーク・ホームページ
をご覧ください。
証明書発行について
証明書の発行は学習センターで行っています。『学生生活の栞』巻末にある「諸証明書交付願」に必
要事項を記入の上、学習センターに請求してください。「諸証明書交付願」は放送大学HPからもダウ
ンロードできます。
なお、教員免許状申請のための単位取得証明書が必要な場合は「教員免許状申請用証明書」と書かれ
ている様式を使用してください。
証明書発行手数料は1通につき200円です。郵送の場合は、発行手数料(現金書留または郵便定額
小為替)と返信用封筒(長形3号・切手貼付・宛先明記)を同封のうえ学習センターに請求してくださ
い。
学割証の発行について
全科履修生・修士全科生が自宅から学習センターへ通う場合や他センターの面接授業・研究指導を受
けに行く場合等に「学割証」を発行します。
JRの回数券・乗車券を2割引きで購入できます。通学定期券は対象外です。ご希望の方は事務室窓
口へお申し出ください。
なお、他学校の行事への参加は対象になりません。
住所に変更はありませんか?
入学後、現住所や連絡先の電話番号に変更があった時は、住所変更の手続きが必要です。通信制大学
にとって、郵便は大変重要なものです。単位認定試験受験票、科目登録申請要項等の郵便物が届かなく
なりますので、変更があった場合は、早めに手続きをしてください。
【手続き方法】
システムWAKABAで届出を行うか、「住所変更届」を提出してください。※郵便局にも転居届を提
出してください。
★提出先
【学部生】所属学習センター
【大学院・修士全科生】大学本部教務課
【大学院・修士選科、科目生】大学本部学生課
-9-
視聴学習室・図書室からのお知らせ
単位認定試験期間に伴う放送教材の貸出停止について
・単位認定試験の1週間前から試験終了日までは放送教材の室外貸出が停止となります。
この期間は視聴学習室内での視聴のみ可能です。室外貸出を利用する方は計画的に学習を
してください。
・特別講義の放送教材は貸出できます。
貸出停止期間 1月15日(金)~2月2日(火)
単位認定試験問題公表について
・平成27年度第1学期の試験問題はインターネットで閲覧することが出来ますが、図書室のパソコ
ンからはプリントアウトできませんのでご注意ください。
・室内で、試験問題(紙)の閲覧もできます。但し、コピーはできませんので、ノートに書き写す
か、カメラで写してください。
放送教材の貸出について
・単位認定試験前の放送教材の貸出は登録科目のみです。
・試験前までは放送教材の利用者が多いので、他の学生さんの学習に支障を与えないよう返却期限
は必ず守ってください。
・試験終了後から学期の終わりまでは履修登録外の放送教材も貸出しますので、興味のある科目を
体験したり次学期の予習や今後の履修の参考にしてください。
郵送による放送教材の貸出について
・開所時間内に来所ができない方には、郵送による室外貸出を行います。
・貸出期間は発送日と返却日を含め9日間、一度に貸出できる巻数は3巻までです。
・「郵送貸出申込書」を秋田学習センターへ郵送してください。
・送料は学生負担となります。(例:DVD3巻の場合35円)
・禁帯出指定の放送教材は室外貸出はできません。
・申込書は入学時に配布していますが、紛失した方は学習センター受付でもらうか、
秋田学習センターHPからプリントしてください。
※詳しくは「利用の手引」の8頁をご覧ください。
横手視聴施設について
横手駅前にある、横手交流センターY²ぷらざ1階に、放送大学の教材が視聴できる部屋があり
ます。 但し、この部屋に配架されている教材は、学生からリクエストがあった科目だけです。リ
クエストをしてから教材が横手に届くまでに、1ケ月半程度かかる場合もありますので 、急ぐ方
はインターネットでの視聴や、秋田学習センターからの郵送貸出を利用してください。 読書の秋
秋田学習センター内に配架している5,000冊の図書の他にも、放送大学附属図書館に
は33万冊もの図書があり、取り寄せて読むことができます。
本の予約は、各自がインターネットでいつでもどこでもできます(秋田学習センター内で
も検索できます)。 附属図書館からは、2日程で秋田学習センターに届きますので、貸出の
手続きをしてください。31日間も借りられます。
- 10 -
今後のスケジュール
11月
日
月
10/31・1日
火
水
3
木
4
金
5
6
土
1
2
8
9 10 11 12 13 14
4日
7・8日
7
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
9日
14・15日
16日
21・22日
27日
28日
28・29日
30日
面接授業
『新聞記者の文章(術)』
〃
『心理学実験1』
27年度卒業研究報告書提出期限
面接授業
『メタ倫理学入門:倫理学とは何か』
〃
『水圏環境学』
通信指導問題提出受付開始(web)
面接授業
『英語表現を学ぶ』
〃
『金属工芸(鍛金)入門』
通信指導問題提出受付開始(郵送)
面接授業
『子どもと臨床心理学』
単位認定試験受験センター変更願提出期限
(システムWAKABAでの届出~12/4日まで)
所長と学生の「おしゃべりの会」
面接授業
『初歩からのパソコン』
〃
『生物学と人間社会』
通信指導提出期限【本部必着】(web~17時まで)
12月
日
月
6
7
火
水
木
金
1
2
3
4
8
9 10 11
13 14 15 16 17 18
20 21 22 23 24 25
27 28 29 30 31
土
1日
5・6日
5
12日
12
12・13日
19 19・20日
26
26・27日
28~31日
平成28年度第1学期出願受付開始(~3/20日まで)
面接授業
『心の哲学』
公開講座『音楽セミナー「歌とことば」~自然への思い~』
面接授業
『がんとともに生きる人のケア』
面接授業
『映画から読み解く現代中国』 〃
『インターネット理解の基礎』 面接授業
『地震波で地下を透視する』 年末閉所
1月
日
3
月
4
火
5
水
木
6
金
7
土
1
2
8
9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
1~4日
9・10日
15日
22・23日
24日
29日
2月2日
年始閉所
面接授業
『地域づくり入門』
放送教材貸出停止期間(~2/2日まで)
大学院単位認定試験
学部単位認定試験(~1/31日まで)
センター閉所日(試験期間中の休日)
センター閉所日(試験終了後の休日)
31
・・・閉所日
・・・通信指導提出期限
・・・試験日
・・・室外貸出停止期間
※予定は変更する場合もありますのでばっけ最新号でご確認ください
【学 生 募 集】
【センター開所時間】
期 間
平成28年度第1学期(4月入学)の学生募集要項冊子は、
曜 日
センター開所時間
視聴学習室開室時間
火~金
9:30 ~ 18:00 10:00 ~ 18:00
通常期間
土・日
単位認定試験期間
9:00 ~ 17:30
9:00 ~ 19:00
9:00 ~ 17:00
9:00 ~ 18:45
教養学部・大学院ともに12月1日(火)から配布いたします。
○出願受付期間 平成27年12月1日(火)~平成28年3月20日(日)
(郵送・インターネット) 【本部必着】
みなさんの友人・知人・職場の方などで、勉強したい!大学で 学びたい!生涯学習を始めたい!という方がいらっしゃいまし
たら、ぜひご紹介ください。体験入学も随時実施しております
ので、お気軽にセンターに足をお運びくださるようお勧めくだ
さい。
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