信託銀行の業務と事業概要 グローバル 受託財産部門 出資・提携も活用し、グローバルな資産運用・資産管理サービスを国内外のお客さまに 資産運用ビジネスでは、 グローバルな成長が持続するとともに、 ス」のもと、各種資産管理サービスをワンストップで提供するな 資産管理ビジネスにおいては新しい手法を取り入れたオルタナ ど幅広いお客さまのニーズにお応えしています。 ティブファンドの管理領域における高い成長が予想されていま インベスターサービス資産管理残高 す。当社は出資・提携も活用し、 このような成長分野へのグロー (10億ドル) バルな資産運用・資産管理ビジネスの拡大を進めています。 お客さまのグローバルな資産運用ニーズには、当社が運用す るグローバル株式・債券等に加え、資本・業務提携先(英国アバ ディーン・アセット・マネジメント、豪州AMPキャピタル・インベス ターズなど)の運用商品も提供しています。 資産管理の分野では、新ブランド「MUFGインベスターサービ 運用・管理からコンサルティングまで 多様な投資ニーズに応える幅広いサービスを展開しています 投資信託 1,000 800 600 400 200 0 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 (年度) 高付加価値の資産運用サービスを提供、 「貯蓄から投資へ」を促進 投資信託を運用する三菱UFJ国際投信では、豊富なライン て投資をされる方にも適した商品です。 ナップとMUFGのネットワークをはじめとする充実した販売網 今後も、高付加価値の資産運用サービスを提供することで、 三菱UFJ信託銀行の受託財産業務では、 グローバル、投資 投信投資顧問が合併して誕生した三菱UFJ国際投信がお 信託、年金の各分野において、国内外のお客さまの大切な 客さまの幅広い資産運用ニーズにお応えし、中長期の資産 資産をお預かりし、 その運用・管理を行っています。 形成に貢献していきます。 グローバルの分野では、持続的な成長が期待される資産運 年金の分野では、高齢化の進展や、年金を取り巻く制度の 用・資産管理ビジネスにおいて、国内の運用・管理基盤に加 変更などを受けたお客さまの企業年金制度の導入や運営に 年トップクラスの受賞本数を獲得しています。 え、 出資・提携も活用し、 ビジネスの拡大を進めています。 対応し、高度かつ専門的なコンサルティングや豊富な商品・ また、 これにとどまらず、新たな取り組みとして、2016年3月 投資信託の分野では、2015年7月に三菱UFJ投信と国際 サービスの提供を行っています。 にネット投信で業界初となるロボ・アドバイザーサービス「ポー によって、幅広い資産運用ニーズにお応えしています。同社は、 常に魅力的な商品を提供し、さまざまな評価機関において毎 “貯蓄から投資へ” の促進を通じ、お客さまの中長期の資産形 成に貢献していきます。 トスター」の提供を開始しました。簡単な質問に答えることで、 「ポートスター」がお客さまのリスク許容度に応じたファンドを 提案します。購入までの煩雑さが回避されるため、少額投資非 課税制度「NISA」 「ジュニアNISA」を利用される方や、はじめ 幅広い商品ラインナップで時代のニーズに応えていきます 年金 ロボ・アドバイザーサービス「ポートスター」 高い専門性やノウハウをもとに、お客さまの高度かつ多様なニーズにきめ細かく対応 受託財産部門長 岡本 純一 当社は、 日本の企業年金制度の創設以来、その発展に貢献して 資産運用では、高度な専門性を追求し、本邦トップクラスの商 して高度化しています。受託財産部門は、三菱UFJ投信と国際投信投資顧問の統 きました。長年培ってきた高度な専門性やノウハウをもとに、企 品ラインナップによって、お客さまの運用ニーズに的確にお 合、海外でのファンド管理会社の買収など、その事業領域を拡大し、機能を高めて 業年金制度の設計から資産運用・管理に至るまで、総合的なコ 応えしています。 います。 ンサルティング&サポートを提供しています。 制度の管理・運営では、業界唯一の専門部署である年金カスタ お客さまの人事戦略・財務戦略を踏まえた制度構築のサポート マーサービス部が、制度変更手続きから日常の年金事務手続 では、業界トップクラスの企業年金の専門家である年金数理人 きまで、 ワンストップでサポートする年金コンシェルジュ機能を を擁し、 高度な専門ノウハウで多様なニーズに対応しています。 提供しています。 グローバル経済の拡大により、資産運用・資産管理へのニーズは一段と拡大し、そ はじめて投資をされる個人のお客さまから、 グローバルに資金運用される機関投 資家のお客さままで、時代とともに変化する多様なニーズに対して、豊富なライン ナップのサービスを、最高の品質でお届けしていきます。 19 三菱UFJ信託銀行レポート 2016 三菱UFJ信託銀行レポート 2016 20
© Copyright 2024 Paperzz