印刷雑誌 2015年9月号 (立ち読み)

2015 年9月 15 日発行
第98 巻第9号 ・毎 月 1回 15 日発行
ISSN OO20-1758
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灘
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墓伊
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( 」 グラビア・
フレキソ・
軟包装
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◆ グラビア製版の基礎
◆ グラビア印刷機の基本構成としくみ
◆ フレキソ印刷成功への機械の特徴
堀 示会開催 直前 議
20 ■5
September
9 月 11 日か ら IGAS
印刷学会 出版部
発行
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Ibr Heavy Production Printing
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デザイ ンか らは, 時代 の潮流 を見
ヂザインと印刷の世界
るこ とがで きる。 印刷業界 に関係
あ るギ ャラ リーや 団体 が 開 いた展
覧会 を紹介 す る。
ブ ロが選 ぶ優 れ たデザ イ ン
あ らゆ る印刷物 を含 め, 身の まわ
活 の豊 か さの一要 素 とな る。 そ し
東 京 ADC
りにあ るもののデザ イ ンは 日常生
て人 々 の二 一 ズが反 映 され て い る
東京 アー トデ ィ レクターズ クラブ
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lKIKOF
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KIK@:F'。
∵
KIKO ∵。
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東京 ADC
グランプ リは AD の植原亮輔氏 と渡邉良重氏が手掛 けた, 「
KIKOF
ク トデザイ ン, 環境空間, マー ク とロゴタイ フ.が受賞 した
東京 ADC
原 弘賞 を受賞 した浅葉克 己氏 の 『
浅葉克 己デザ イ
ン 日記』 の ブ ック& エデ ィ トリアル
14 1 印刷雑誌2015 (Vol.98)9
」のポスター とグラフィックお よびプロダ
東 京 ADC
一 般応 募 で はポス ターや コマ ー シ ャル フ ィル ム,
パ ッケー ジな ど 10 作 品が受賞 した
グ ラ ビア ・フ レキ ソ ・軟包装
グラビア製版の基礎
松崎 徳治 *
キー ワー ド グ ラ ビア : グ ラ ビア製版 : シ リンダ
画像処理作業
グラビア製版では, クライアン トか ら入稿 された
デー タは図 2 の よ うな フローで, シ リンダー を
グラビア印刷 にお ける製版 とは どの よ うな ものだ
ろ うか。 まず はパ ッケージ印刷 の流 れの中での製
版 の位置付 けを説 明 した い。
作 る前工程であ る画像処理が行 われ る。
画像処理工程で はグラビァ印刷特有 の処理が あ
るため, 専用 の編集 ソフ トで作業 す るのが一般 的
パ ッケ ー ジ印刷 は, 図 1 の よ うに製 品開発 に
である。 グラビア印刷では, 印刷時の原反の伸 び
始 ま り, 出来上が ったデザイ ンデー タか ら製版 を
縮 み な どに よ り印刷見 当が合 わ な いので, 図 3
行 い, 包材 に印刷 して製 品 とな る。パ ッケージ印
のように色 と色が重なる部分 において, 濃い色の
刷 で はオ フセ ッ ト印刷 の よ うに定型 のサ イズ はな
下 に薄い色 を食 い込 ませ るニゲ処理 を行 ってい る。
く, 様 々なサイズ ・形状の製品 となるため, それ
この処理 を行 わない と, 色 と色 の境 目に隙間が
を軟 包装 に無駄 な く印刷 す るた めの製版 シ リンダ
で きて しまい, 下地 の色 (軟包装で は白) が見 え
ーが必要である。 また, グラビア印刷で は様 々な
て しま うの だ。 図 3 と同様 に図 4 の よ うな カ ラ
用途の フィルムに印刷す るため, イ ンキの転移性
ー写真 (クッキー) の周 りの色 もニゲ処理 を行 う。
や濡れ性 な ど, 色 の再現が非常 に困難で あ る。 グ
それ らのニゲ処理 を, 専用 ソフ トで 自動 または
ラビア印刷 において, 顧客 の二一ズ に合 った色 を
手動で作業 し, 印刷 として見栄 えよ く仕上 げてい
再現す る版 は, 非常 に重要 な位置付 け とな る。
る。 また, 製版手法 によ り, 文字 につ いて も細 ら
グラフィツク
デザ イン
製版
刷版
作成
印刷
配送
校正
サ ンブル
作成
構造デザイン
⊂AD/ ⊂AM
レイアウト
抜 き型作成
型抜き/
仕上 げ
メーカー
メー カー
図 1
*MATSUZAKI,
パ ッケ ー ジ印刷 フロー
Tokuji
東洋 FPP 株 式会社
経 営本 部 副本 部長
〒 334-00 フ4 埼玉 県川 口市江 戸 3 _
23-3
[email protected]
グ ラビア製版 の基礎
印刷雑誌2015 (Vol.98)9117
グ ラ ビア ・フ レキ ソ ・軟包装
■フ
クフビノ
印刷機 の基本構成 としくみ
亀 1 _■
堀江 栄孝 *
キー ワー ド グ ラ ビア : グ ラ ビア印刷 : 軟包装 :
サイズはフリーサイズであ り, 基材 としては, 各
シ ャ フ トレス エ ア ー チ ャ ック : テ ン シ ョン コ ン ト
種 プ ラ ス チ ッ ク フ ィ ル ム (PE, PET,
ロー ル
CPP な ど), アル ミ箔, 紙 な どが用 い られ る。柔
OPP,
軟性 に富んだ基材 のため, 軟包装材 と呼 ばれてい
日本 の グラビア印刷 は, 出版 印刷 グラビア と特殊
る。 ここで は, 特殊 印刷 グラビア印刷機 について
印刷 グラビアに大別 され る。出版 印刷 グラビアは,
説 明す る。
美術 印刷 ・雑誌印刷 ・カタログ印刷で, サイズが
規格化 されてお り, 基材 は紙で あ る。
グ ラビア印刷機
特殊 印刷 グラビアは, 包装 印刷 ・建材 印刷 ・転
印刷機 の しくみを簡単 に言 うと, ロール状 に巻か
写 印刷 な ど, 食 品や 日用 品 といった商品 に用 い る。
れている基材 (原反) を送 り出 して, 再 び巻 き取
る。 その間 に印刷 ユニ ッ ト部 を設 けて印刷 を行 う
紙・ フ ィ ル ム
機械 で あ る。
印刷方式 には, 印刷 に用 い る版式 によ り, 呼び
名が異 な る。版式 には次 の 3 つが あ る。
圧胴
・グラビア方式 (凹版方式)
¥¥ ノ デ
・フレキソ方式 (凸版方式)
ド ク タ ー
・オ フセ ッ ト方式 (平版方式)
印刷 ユニ ッ ト部 の印刷方式が グラビア方式 の も
のをグラビア印刷機 と呼ぶ。 ここで は, グラビア
方 式 の み を説 明 とす る。 図 1 に グ ラビア方 式 の
原 理 を示 す。
イン キ パン
グ ラ ビ ア イ ン キ
図 1
グラビア印刷の版胴 は, 円筒形 の鋼管上 に胴 メ
グ ラビア方 式 の原 理
1
*HORIE,
Hidetaka
図 2 グラビア印刷機 の構成 左か ら巻 出部, イ ンフィー ド部,
印刷 ユニ ッ ト 1, 印刷ユニ ッ ト2, アウ トフィー ド部, 巻取部
富士機 械 工業株 式会社
製造本 部設計 1 部機 械設 計課 課長
〒 739-0146
広 島県東広 島市八本松飯 田 2 一
フ_l
horiehidetaka@fuj
ikikai.co.jp
グ ラビア印刷機 の基本構 成 とし くみ
印刷雑誌2015 (Vol.98)9123
グ ラ ビア ・フ レキ ソ ・軟包装
フレキソ印刷成功への機械の特徴
百野 秀 臣*
キー ワー ド
フ レキ ソ印刷機 ; アニ ロ ックス ; ナ
ロー ウ エブ
縮やた るみが起 きに くく, 高 い見 当精度 の印刷 を
高速で行 え る。
イ ンライ ン型 は, 印刷 ユニ ッ トをライ ン上 に並
フ レキ ソ印刷 とフ レキ ソ印刷 機 の 主 な
べた構造で, ウエ ブは印刷ユニ ッ トをガイ ドに沿
種類
って搬送 され る。ユニ ッ トご とに印刷直後 に乾燥
フレキソ印刷 は, 厚 みのあ る高弾性 の フレキソ版
を行 うことで, イ ンキ トラッピングが向上 し, ク
に, アニロックスロール と呼ばれ る転移 ロールに
リアでシ ャー プな網点が再現で きる。乾燥装置 に
よって直接被 印刷体 にイ ンキを転写 す る凸版 印刷
は UV
で あ る。 アニ ロ ックス ロールでイ ンキ盛 り量 を調
搭載 す る こ とが で き, 使用 す る UV
整す るが, ベ タの ような厚 い皮膜 のイ ンキを被 印
ンキ, 水性 フレキソイ ンキのタイ プに合 わせて乾
刷体 に転写 す る時 はセ ル容積 の大 きいアニ ロ ック
燥装置 を選択す る。 また, レール上 に加工機 を搭
スロールを使用 し, 網点の ようなイ ンキ皮膜 を薄
載で き, 印刷 にプラス して, 箔押 しや ダイカ ッ ト
くす る時 はセ ル容 積 の小 さい アニ ロ ックス ロー ル
や ラ ミネ ー シ ョンな どが ワ ンパ スで加 工 もで き る。
を使用 す る。
ランプ と熱風乾燥 の どち らか また は両方 を
フ レキ ソイ
ス タ ック型 は各 々 に独立 した印刷 ユニ ッ トが メ
イ ンキ盛 りはアニ ロ ックス ロールの種類 で固定
イ ン フ レー ム に て 上 下 に 1 列 も し くは 2 列 に積
され るため, 継続 して同 じ印刷状態 を保持 す るこ
み重ね られた構造 になってい る。 コンパ ク ト設計
とが可能である。 そのため, 印刷会社 内での作業
が可能 で あ る。
標準化 に も貢献 す る。
また, フレキソ印刷 は低粘度, 高顔料濃度 のイ
フ レキ ソ印刷機 の特徴
ンキを使用で きる為, 着肉性, 隠蔽性 に優れた印
ナ ロー ウエ ブフレキ ソ印刷機 は, シール ラベル,
刷が可能 で あ る。
段 ボール, 紙器パ ッケージ, 軟包装 な どの印刷会
フレキ ソ印刷機 の種類
フレキソ印刷機 の構造 は, セ ンターイ ンプレッシ
ョン型 (CI), イ ンライ ン型, ス タック型 の 3 種
類 に分類で きる。 (写真 1 ∼ 3)
セ ンターイ ンプレッシ ョン型 は, 温度調整 され
た共通圧胴 の周 りに印刷 ユニ ッ トを搭載 す る構 造
で, ウエ ブがセ ンター ドラムに巻 き付 くように固
¥*
定 され搬 送 され るた め印刷 ユ ニ ッ ト間 で原 反 の伸
写真 1
*HYAKUNO,
セ ンター イ ンプ レ ッシ ョン型
Hideomi
株 式会社 T&KTOKA
開発 部機械 課
〒 174-0055 東京都板橋 区泉町 20-4
hideomi_[email protected]
フ レキ ソ印刷成功 へ の機械 の特徴
印刷雑誌2015 (Vol.98)9131
9 月11日からlGAS
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多機能型 イ ンライ ン品質検査装置搭載菊全判両面
オ フセ ッ ト枚 葉 印刷機 LITHRONE
GX840RP
国際 印刷機 材 展 IGAS が 9 月 11 ∼ 16 日, 有 明
PDF 照合機 能 ・シー トナ ンバ リングシステム搭
の東京 ビッグサイ トで開催 され る。フ月末 日時点
載 菊 全 判 オ フ セ ッ ト枚 葉 印 刷 機 LITHRONE
で わか って い る出展 社 の 出展 の一 例 を紹 介 す る。
G640+C
(内容 は変更 され る場合がある。)
イ ン ライ ンカ ラー コン トロー ル シス テ ム ・色 調管
理装 置新 モ デル搭載 A 全判 オ フセ ッ ト枚葉 印刷
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機 LITHRONE
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イ ンキ削減機 能 ワー ク フロー XMF
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定期 点検 サ ー ビス KOMORI
軟包装用 UV
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面 モ ニ ター シス テ ム
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ハ イ ブ リッ ドワー クフロー システ ム FUJIFILM
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刷版交換装置 「
サイマルチ ェンジ ャー」搭載 四六
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XMF
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フセ ッ ト印刷機 薄厚兼用機
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インクジェッ トデジタル印刷機 JetPress 720S
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トナ ー 型 デ ジ タ ル 印 刷 機 Versant 2100 Press,
LED _
UV
Color I000i Press, DocuColor
9 月 ll 日か ら IGAS
1450 GA,
iGen
SYSTEM
な どサ ンプル展 示
・窒 素 パ ー ジ装 置 搭 載 フ ィル ム基 材 対
応 ス リー ブ式 オ フセ ッ ト輪 転 印刷機 MHL18A
印刷雑誌2015 (Vol.98)9137
オフ輪 の基本
6. 給紙装置 と印刷部 の機 能 と動作
阿多 春彦 *
イ ンフィー ド (IF) ダンサー ローラー
それ ぞれ につ いて説 明す る と印刷用 紙 の伸 び は,
インフィー ドダンサーロー ラーは, 印刷用紙の①
用紙 自体 の持つ性状の差, 湿 し水 とイ ンキ吸収量,
テ ンシ ョン変動 を吸収 して一定化す る, ② 印刷 テ
そ して印圧 な どが関わ る こ とに よる印刷用紙 の伸
ンシ ョンを設定す る, 機能 を持つ。 また, その機
びに起因す る。紙離れ は, ゴム胴表面 に保有す る
械的動作 は,支点部 を中心 に円弧 を描 いて上下 (図
イ ンキ量 (絵柄) の違 いか ら発生す る。印刷資材
6-1) す るが, これ はペース ターダンサー ロー ラ
の径 時変化 は, ゴム胴 の径 の変化つ ま り, 印圧 に
ーの動作 と同様 であ る。上下作動範 囲 は, エ ァー
よるヘ タ リや延 び によるゴム胴表面 の用紙 が搬送
シ リンダー (低摩擦 シ リンダー) のス トロー ク量
され る周速変化が挙 げ られ る。 ゴム胴 のギ ャップ
と同様 で あ る。エ アーシ リンダーの圧 を利用 して
の通過 とは, 用紙が ゴム胴のシ リンダーギャップ
い る ところか ら, エ アー式 ダンサー ロー ラー とも
を通過 す る ときに印圧 が変化 しテ ンシ ョンの変化
呼称 され てい る。
に影響 す ることを言 う。
イ ンフィー ドダンサー ロー ラ∵の動作原理 は,
これ らの事象 に よ りテ ンシ ョン値 が絶 え間 な く
エ アーシ リンダー に よ り設定 したテ ンシ ョン設定
変動 す る とい うわ けで あ る。 印刷用紙 のテ ンシ ョ
値で常時用紙 を押 し下 げてい る状態 にある。テ ン
ンの変動 を機械的に吸収 し, かっ電気的にダンサ
シ ョン設定値 よ り高 いテ ンシ ョンが 印刷用紙 に作
ー ロー ラーを位置制御 す ることが, イ ンフィー ド
用 した場合, ダンサーロー ラーは上方 に押 し上 げ
ダンサーロー ラーの働 き とな る。図 6_
2 は, 給紙
られ, 逆 に低 いテ ンシ ョンが作用 した場合 は押 し
部 のテ ンシ ョン不 良 を系統 図で示 した。
下 げ られ る。 この ようにダンサー ロー ラーの上下
お もなテ ンシ ョン不良時の点検 区分, 部位, 処
動作 によ りテ ンシ ョンの変化 を瞬時 に吸収, 紙パ
置の内容 について ま とめた。点検 区分 の機械, 資
スを補正 し, 同時 に支点部 に付属 されてい るポテ
材 については, オペ レー ター 自身のや るべ き保守
ンシ ョメー ター に よ りイ ン フ ィー ドロー ラー の 引
だ と留意 され たい。
き率 を制御 して ダ ンサー ロー ラー位置 を コン トロ
イ ン フ ィー ドロー ラー
ール してい る。 このダンサー ロー ラーは常 に小 さ
イ ンフィー ドロー ラーは, ① 印刷ユニ ッ トへ適正
く動作 して テ ンシ ョン変 動 を吸収 ・制御 す る とこ
紙 押 えローラー
ろが, ペース トダンサーロー ラー との違 いである
(ペース トダ ンサ ー ロー ラー は印刷 中 に上下動作
しないのが正常 な動作)。
イ ンフィー ドテ ンシ ョンが変動 す るメカニズ ム
は, ① 印刷用紙の伸 び, ②紙離れ, ③ 印刷資材の
ゴム胴
インフ ー ドロー 一
千 一
支 点部
インフィード
径時変化, ④ ゴム胴 ギャップ通過 による と言 える。
ノな,.
、エアーシリンダー
ダンサ ー ローラー
図 6-1
イ ンフィー ドダ ンサー ロー ラー略 図
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株式会社小森 コーポ レーシ ョン
つ くばプラン ト小森 グラフィックテ クノロジーセ ンター (KGC)
プ リンテ ィ ン グカ レ ッジ & トレー ニ ン グ
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茨城 県つ くば市 中山 203-1
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印刷雑誌2015 (Vol.98)9143
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平成27年9月15日発行 第98巻9号 毎月1回15日発行
株式会社印刷学会出版部 〒10410032東京都中央区八T堀 41211 電話 03(3555)7911 FAXO3(3555)7913
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