日本美術史 - 名古屋芸術大学

日本美術史
総合教育・専門 / 講義 / 2単位
鯨井秀伸
◆授業の到達目標およびテーマ
学生は、日本美術の流れをたどりながら、視覚芸術的視点も踏まえ
て、初期美術時代から近現代までの各時代を代表する作品を取り扱
い、その特質を理解する。また、各作品の芸術的側面を中心に、歴史
的・文化的背景などさまざまな視点をもって理解を深める。
◆授業の概要
講義は、参考書となる日本美術の概論書をもとに進めるが、それに囚
われずに授業中心の講義とする。学生は、各時代の主要な事柄につい
て、パワーポイントや配布資料により理解を深める。
◆授業計画と内容
1回目
2回目
3回目
4回目
5回目
6回目
7回目
8回目
9回目
10回目
11回目
12回目
13回目
14回目
15回目
縄文・弥生・古墳時代
飛鳥・奈良時代
平安時代前期(密教美術を中心に)
平安時代中期(和様化の時代)
平安時代後期(院政美術)
鎌倉時代
室町時代
桃山時代
江戸時代前期(桃山美術からの展開)
江戸時代中期(町人美術の形成)
江戸時代後期(町人美術の成熟)
近代1(明治大正美術)
近代2(大正昭和美術)
現代(戦後の美術)
総合;期末レポート
◆履修にあたっての準備学習(事前学習)
・参考図書には予習・復習において目を通しておくこと。
・日本美術史の用語については辞書・辞典を参照すること。
・美術全般にわたり機会を捉えて、さまざまな作品などを実見するよ
う努めること。
◆成績評価の方法と基準
平常点40%、コメントペーパー10%、期末レポートの評価50%。期末
レポートは日本美術史の基本的事項の理解度を問う。
◆教科書
特に使用しない。適宜資料を配布する。
◆参考書・参考資料等
書名:日本美術史 著者名:辻惟雄監修 出版社:美術出版社
書名:日本美術の歴史 著者名:辻惟雄 出版社:東京大学出版会
書名:日本美術史 著者名:佐藤康弘 出版社:放送大学教育振興会