FAMILIEのgalerien

博物館事例研究:世界と日本
①ベネッセアートサイト直島
②兵庫県立美術館 芸術の館
③森美術館(六本木ヒルズ内)
④ルーブル美術館
⑤ナショナル・ギャラリー(ロンドン)
1
①ベネッセアートサイト直島
2
直島コンテンポラリーアートミュージアム
3
建
築
と
ア
ー
ト
4
直島の地図
瀬戸内海にある直島は香川県高松市の北
約13km、岡山県玉野市の南約2kmに位
置し、周囲の島々と合わせた直島諸島が
そのまま香川県直島町となっています。
直島本島の面積は8.13km2、人口は約
3,600名。島内には、フェリーの発着港を擁
する宮ノ浦、戦国時代の海城の城下町を
原形とする本村、古くからの漁港である積
浦という3つの集落があります。このほか北
側の三菱マテリアル直島製錬所では大正
時代から銅の製錬が行われており、周辺
の関連企業とあわせて大規模な工業地帯
となっています。中央は直島小学校、直島
中学校のある文教地区です。
ベネッセアートサイト直島が活動している
南部は瀬戸内海国立公園に含まれており、
自然の美しさが残されています。
5
直島コンセプト
6
沿革
ベネッセと直島との出会いは、1980年代にさかのぼります。創業者である福武哲彦は、ここに世
界中の子どもたちが集まり、自然の中で学ぶことができる場をつくりたいと考えました。1986年、
創業者急逝により、直島での活動は現会長の福武總一郎に引き継がれました。当初は、社員と
子どもたちがいっしょにキャンプを行う場所でしたが、1989年、「直島国際キャンプ場」として一
般オープンしました。
その後、日本はバブル経済が崩壊し、社会そのものが大きな変化を受ける中、21世紀を迎えま
した。
ベネッセは1990年、企業理念としてBenesseを発表し、「一人ひとりがよく生きる」ことを支援し
ていく方向性を明確にしました。
1992年、宿泊施設と現代アートの美術館がいっしょになったベネッセハウスをオープンしました。
自然とアート、建築の共生をテーマとするベネッセハウスでは、アートを通してBenesse(よく生
きる)を考える場づくりが行われています。
杉本博司
「Appropriate Proportion」
1998年、人々の生活の営みと、歴史という時間の厚みの要素を加えた「家プロジェクト」が始ま
ります。ここでは、直島町民が作家の制作過程に参加するというスタイルも導入されています。
また、「家プロジェクト」以降、それまで美術館の敷地で展開されていたアートワークが、島内に
広がっていきました。
7
直島:フロアプラン
コレクションの中から、80年代以降の作品を中心に展示しました。60年、
70年代に様々な美術的な実験が行われ、そこで生まれた
ポップアート、コンセプチュアルアート、ミニマルアートなどは、
当初、互いに相容れない動向でしたが、80年代になるとそ
れらは、ひとつの時代の表現として、相互に関連するものと
して次第に理解されてきました。クールな抽象表現もあれば、
画面上を暴れまわるようなタッチの作品やさまざまなジャン
ク(廃棄物)を貼りつけた作品もあります。こういった“多様さ”
はアートが個性の上に成り立っていることの証です。個人こ
そが表現を作り上げる基礎です。多様性が奨励され、様々
な物が自由に存在することこそ、現代アートが求めている世
界です。
秋元雄史 (ベネッセアートサイト直島 アーティスティックディ
レクター)
8
2F作品群
須田悦弘 「雑草」 2002
安藤忠雄 「ベネッセハウス模型、ドローイング 」 1996
蔡國強 「文化大混浴 直島のためのプロジェクト瓦の
ドローイング」 1998
大竹伸朗 「アンブルサイド I 」 1992
大竹伸朗 「シップヤードワークス 船底と穴」 1990
9
1Fレイアウト
10
1F作品群
アルベルト・ジャコメッティ 「石碑の上のディエゴ I 」 1962
大竹伸朗 「シップヤード・ワークス 隔壁I」1990
セザール 「モナコを讃えてMC12」1994
柳幸典 「ザ・フォービドゥン・ボックス」 1995
柳幸典 「ワン・ダラー」 1999
大竹伸朗 「シップヤード・ワークス 隔壁VI」 1990
柳幸典 「バンザイ・コーナー」 1996
ジャスパー・ジョーンズ 「ホワイト・アルファベット」 1968
サム・フランシス 「ブルー」 1952-53
サイ・トゥオンブリー 「無題I」 1968
ジャクソン・ポロック 「黒と白の連続」 1950
デイヴィッド・ホックニー 「木と空が映ったプール」1978
ロバート・ラウシェンバーグ「ラン・オフ」1984
ダン・グラハム 「ニュージャージー州ジャージーシティのハイウェイ・レストランの室内の風景」
1967
リチャード・ロング 「瀬戸内海のエイヴォン川の泥の環」1997
リチャード・ロング 「瀬戸内海の流木の円」1997
リチャード・ロング 「十五夜の石の円」1997
リチャード・ロング 「60分歩く」1990
ダニエル・ビュラン 「25枚のエナメル・プレート」1993
11
BF1作品群
安田 侃 「天秘」 1996
フランク・ステラ 「グランド・アルマダ」 1989
フランク・ステラ 「シャーク・マサカ」 1988
ジョナサン・ボロフスキー 「3人のおしゃべりする人」 1986
杉本博司 「タイム・エクスポーズド」 1980-90
ジェニファー・バートレット 「黄色と黒のボート」 1985
トム・ウェッセルマン 「グレイト・アメリカン・ヌード #39」1962
アンディ・ウォーホル 「フラワーズ」 1967
デイヴィッド・ホックニー 「ホテル・アカトラン 中庭の回遊」 1985
ルイーズ・ニーベルソン 「ナイト・トータリティ」 1974
ジャン=ミッシェル・バスキア 「グア・グア」 1984
イヴ・クライン 「青のヴィーナス」 1983
川俣 正 「プロジェクト・オン・ルーズベルト・アイランド」 1993
ジョージ・シーガル 「オリエンタル・ウーマン」 1981
宮島達男 「カウンター・サークル No. 18」 1993
ウィンストン・ロエス 「ダルース」 1995
ウィンストン・ロエス 「ヒューロン」 1996
ヤニス・クネリス 「無題」 1996
ヤニス・クネリス 「無題」 1996
ヤニス・クネリス 「無題」 1983
ブルース・ナウマン 「100生きて死ね」 1984
12
1F展示室
13
BF1展示室
14
OUTDOOR WORKS
15
ミュージアムの組織
16
集客力
17
株式会社直島文化村(各年3月期)
資本金(百 持ち株
万円)
比率
売上
高
(百万円)
2007 20006 2005
20
100%
652
309
342
18
ベネッセコーポレーションの経営実績
(単位:百万円)
5カ年セグメント別業績(単独)
3月31日に終了した各決算期
2007
223,033
2006
211,128
2005
193,422
2004
2003
174,886 176,010
197,310
188,741
173,737
157,333 159,910
語学カンパニー
26,626
42,025
60,022
24,508
23,927
20,199
21,166
3,267
96
24,300
41,990
59,161
24,656
21,760
16,871
18,597
3,154
121
21,868
37,981
53,363
25,462
20,106
14,954
16,290
2,683
227
20,122
32,960
48,246
26,972
16,865
12,166
14,803
2,090
245
22,266
34,536
49,722
27,553
15,002
10,830
13,984
1,661
81
その他事業
1,192
514
483
414
372
売上高
教育事業グループ
高校講座事業
中学講座事業
小学講座事業
こどもちゃれんじ事業
文教カンパニー
その他
LTVカンパニー
シニアカンパニー
19
家プロジェクト
①角屋:宮島達男「Sea of Time ‘98(時の海 ’98)」1998
「Naoshima‘s Counter Window(ナオシマズ・カウンター・ウインドウ)」
1998 ほか
建築修復監修:山本忠司
②南寺:ジェームズ・タレル「Backside of the Moon(バックサイド・オ
ブ・ザ・ムーン)」1999
建築設計:安藤忠雄
③きんざ:内藤礼「このことを」2001
建築構想・基本設計:内藤礼
基本設計協力・実施設計:木村優、永田直(アートステーション)
※現在、修復作業中のため、2005年2月末(予定)
まで閉館します。
④護王神社:杉本博司「Appropriate Proportion(アプロプリエイト・プ
ロポーション)」2002
建築設計:杉本博司
設計協力:木村優、設楽敏生(アートステーション)
20
家プロジェクト
護
王
神
社
南寺
ぎ
ん
ざ
角屋
21
地中美術館
22
地中美術館の作品
クロード・モネ
"睡蓮" 1914-17年、油彩、200×200cm
"睡蓮-柳の反映" 1916-19年、油彩、100×200cm
"睡蓮の池" 1917-19年、油彩、100×200cm
"睡蓮の池" c.1915-26年、油彩、2枚組、各200×300cm
ウォルター・デ・マリア
"タイム/タイムレス/ノー・タイム" 2004年、花崗岩、マホガニー材、金箔、コンクリート
ジェームズ・タレル
"アフラム、ペール・ブルー" 1968年、プロジェクター
"オープン・フィールド" 2000年、蛍光灯、ネオン管
"オープン・スカイ" 2004年、LED、キセノンランプ
安藤忠雄
"地中美術館"
敷地面積:9990m2
建築面積:34.98m2
延床面積:2573.48m2
構造・規模:鉄筋コンクリート造、地下3階
23
モネの庭園と作品
24
ウォルター・デ・マリア
25
ジェームズ・タレル
26
地中ストアと地中カフェ
地中ストア
地中カフェ
27
地中プログラム
地中プログラムは、美術作品、建築に関する知識と理解を深めるために、
地中美術館が企画するプログラム。
講演:「日本人の文化基盤」をテーマにゲストが語るトークシリーズ
シンポジウム:シンポジウム、連携講座
ギャラリーツアー:美術館、庭園、ストア、カフェをよりお楽しみいただくための
ツアー
スクール:学校と連携しながら行う、小・中学生を対象としたギャラリーツ
アー
旅行:地中美術館、ベネッセアートサイト直島のアート作品をガイド付きで
ご案内
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地中トーク「日本人の文化基盤」をテーマにゲストが語るトークシリーズ。
トークを通じて私たち日本人を支えている文化的基盤について考える場を
提供。
テーマ:「日本人の文化基盤―私たちを支えているものとは何か?」
第1回“瀬戸内海の景観について” [講 師] 西田正憲/奈良県立大学
教授 [開催日] 2006年7月1日(土)
第2回“環境と景観について” [講 師] 中村良夫/東京工業大学名誉教
授 [開催日] 2006年9月30日(土)
第3回“日本人の文化基盤について” [講 師] 千宗屋/武者小路千家
家元後嗣 [開催日] 2006年11月4日(土)
第4回“宗教と景観について” [講 師] 笹生衛/千葉県教育委員会教育
振興部文化財課主任文化財主事 [開催日] 2007年2月24日(土)
第5回“日本人と信仰について” [講 師] 鎌田東二/京都造形芸術大学
教授 [開催日] 2007年3月24日(土)
29
■ ヴェニスビエンナーレ「ベネッセ賞」
ヴェニスビエンナーレは1895年に第1回展が開催されて以来、100年以上の歴史を持つ国際美術展です。ベネッ
セは1995年(第46回)から2005年(第51回)まで「ベネッセ賞」を授与しています。この賞では、受賞アーティスト
が直島で作品を制作する可能性も考慮されています。
■ 直島町とともに
「家プロジェクト」が始まってからは、ベネッセアートサイト直島の活動要素に「地域固有の歴史・生活」が加わって
きました。町民との協力関係も築かれ、町民の作品制作への参加(家プロジェクト「角屋」)や作品・施設の管理・
案内などを通して、町とともに文化を創造する環境を整えています。
■ 福武總一郎が直島町名誉町民に
2004年、代表取締役会長兼CEO・福武總一郎が、直島での継続的なアート活動推進などにより、直島町名誉町
民第3号に選出されました。
■ 「メセナアワード2006」メセナ大賞を受賞
社団法人企業メセナ協議会が実施する「メセナアワード2006」において、財団法人直島福武美術館財団と株式
会社ベネッセコーポレーションによる「直島での継続的なアート活動」がメセナ大賞を受賞しました。
ベネッセ賞受賞者
■第1回(1995年)
蔡國強 「マルコ・ポーロの忘れ物」
■第2回(1997年)
アレキサンドロス・プシフゥーリス「Black Box」
■第3回(1999年)
オラファー・エリアソン 創作活動全般に対して
■第4回(2001年)
ジャネット・カーディフ、ジョージ・ビュレス・ミラー『The Paradise Institute』
■第5回(2003年)
リクリット・ティラヴァニ『Utopia Station』
■第6回(2005年)
タシタ・ディーン『Palast』
企業メセナ
30
②兵庫県立美術館 芸術の館
31
概観・南側
32
東側遊歩道とカフェテリア入口
33
ホールとギャラリー
34
レクチャールームとアトリエ
35
芸術の館の沿革
平成6年 6月 県立美術館基本構想検討委員会を設置
平成7年6月県立美術館基本構想を決定
平成7年11月県立美術館基本計画検討委員会を設置
平成8年10月県立美術館基本計画を決定
平成9年3月国際公募型プロポーザル実施、設計者を
安藤忠雄建築研究所に決定
平成9年9月基本設計完了
平成10年3月実施設計完了
平成11年3月建築工事着工
平成13年9月建築工事竣工
平成14年4月開館
36
芸術の館の組織
37
平成19年度 兵庫県の予算 歳出
38
平成19年度兵庫県の予算の推移
39
平成19年度教育委員会予算
40
平成19年度県立美術館特別展等の実施 予算
246,614千円
@特別展の開催
5展
@2007年度県展の開催等
41
ボランティア活動
ボランティアによる資料整理の一斉作業
42
特別展
43
エドヴァルド・ムンク
《渚の若者たち》1904年
オスロ市立ムンク美術館
(C)Munch Museum,Oslo
2008年1月19日(土)~3月30日(日)
ノルウェーを代表する芸術家工ドヴァルド・ム
ンク(1863-1944)は、近代人の孤独や頽廃を
描いた象徴主義的作品によってわが国でも広
く親しまれています。今回の展覧会では、「吸
血鬼」、「不安」、「赤いツタカズラ」といった油
彩画の代表作に加え、これまで紹介される機
会があまりなかった建築物の装飾プランなど、
約110点の作品をご覧いただけます。装飾と
の関連でムンク芸術を読み解く本展は、彼が
自作をどのように見せようとしていたのかを視
野に入れて作品を展示する初めての試みとな
るでしょう。
44
45
コレクションについて
• 前身の近代美術館時代から約35年にわたって作品収集を
続けていて、コレクション展では7000点余りの収蔵作品から、
毎回、200点を超える作品を選りすぐり展示している。
■金山平三記念室・小磯良平記念室
神戸にゆかりの深い二人の画家の代表作を中心に、その業
績を3期に分けて紹介。
■小企画
収蔵作家、作品に関連した展覧会。コレクション以外の作品
も組み込んだ当館ならではの企画。
■特集展示
テーマを設け、コレクションを重点的に紹介。
46
収蔵作品
• 7000点以上の作品を所蔵している。
• 洋画:本多錦吉郎、神中糸子、岸田劉生、小出楢重、岡田
三郎助、安井曽太郎、前田寛治、和田三造、菅井汲など
• 日本画:村上華岳、竹内栖鳳、富岡鉄斎、橋本関雪、東山
魁夷、三谷十糸子、水越松南、山下摩起、直原玉青など
• 彫刻:オーギュスト・ロダン、エドガー・ドガ、ポール・ゴーギャ
ン、アリスティド・マイヨール、マリノ・マリーニ、ジョージ・シー
ガル、オシップ・ザッキン、ジャコメッティ、棟方志功、淀井敏
夫、佐藤忠良、舟越保武など
• 版画:ゴヤ、エドゥアール・マネ、ジャスパー・ジョーンズ、アン
ディ・ウォーホル、カンディンスキー、ピカソ、長谷川潔、池田
満寿夫、小林清親、東山魁夷、 小林古径、井上安治など
47
美術情報センター
48
ミュージアムショップ
ポストカード、ステーショナ
リー、小物雑貨の他、美
術書籍など幅広い商品
を取り揃えています。
ショップの中を眺めてい
るだけでも胸躍ります。
美術鑑賞の後の楽しい
ひと時をお過ごしくださ
い。
<営業時間>
10:00~18:00
※特別展開催中の金、
土曜日は20:00まで
<定休日>
月曜日(月曜が祝日の
場合翌火曜日)
49
レストランとカフェ
50
観覧料金
• コレクション展(常設展)観覧料
コレクション展 団体
特別展とのセット割引
大人500円
400円
300円
• 高齢者(兵庫県内在住65歳以上)
250円
200円
150円
• 大・高生400円 320円
240円
• 中・小生250円 200円
150円
• ●特別展観覧料
展覧会ごとに異なります。
51
友の会
A会員:年会費4,000円(学生は3,000円)
特別展を何度も見たり、ご家族やご友人
と足しげく来られる美術ファンの方におすすめ。
会員期間中(1年間)すべての特別展にご利用できる招待券を8枚お渡しします
(※学生会員は高校生以上が対象です)
海外美術鑑賞旅行「フィンセントとテオ・ファン・ゴッホの足跡を訪ねて」
B会員:年会費2,000円
「お手軽な値段でもっと美術館を楽しみたい」という方はこち
らに。
会員期間中(1年間)すべての特別展にご利用できる招待券を3枚お渡しします。
特別会員:年会費20,000円
会員期間中(1年間)すべての特別展にご利用できる
招待券8枚と、特別展ごとに招待券10枚ずつをお渡しします。特別展のオープニングへの
ご招待など、特別会員のためだけの特典をご用意いたします。
法人会員:年会費100,000円
会員期間中(1年間)すべての特別展にご利用できる
招待券8枚と、特別展ごとに招待券20枚ずつをお渡しします。法人としてご入会される場合
はこちらにどうぞ。
52
③森美術館(六本木ヒルズ内)
Richard Gluckman
53
54
森タワーの概要
• 森美術館は54 階建ての森タワーの最上階に位置し、六本木ヒルズとい
う巨大文化都心をより魅力的にする文化施設となります。最上階5 層の
アーツセンターの上部53 階が美術館で、その外観は鉄、ガラス、砂岩に
よって構成されています。53 階には上部から光の入る4 つの主なギャラ
リーがあり、建物の最端部まで延びている南北軸沿いの2 か所の小ギャ
ラリーは、52 階展望台上に浮かんだ、光り輝く半透明のガラス箱のよう
に見えます。アトリウム上部には粗面石が使用され、タワーの中央部分
をくり抜くようにして天窓があります。アトリウム中心部に浮かぶ半透明
ガラス製楕円構造物は、森美術館入口部分の円錐形建物を連想させま
す。ミュージアム・コーンと言われる森美術館の入口部分は強力な存在
感を地上階において感じさせ、六本木ヒルズ全体を象徴する要素となっ
ています。入口部分正面にある超軽量鋼材とこけら板状ガラスは提灯の
ような光を隣接する日本庭園に放ちます。内部ではなだらかに曲線を描
くらせん階段から庭園を眺めることができ森タワー中心部にある特別ロ
ビーから、52 階まで高速エレベーターによって森美術館に到達します。
55
森ビル(株)の事業分野
• 教育機関「アカデミーヒルズ」や
会員制クラブの運営など、「アー
クヒルズ」で始まった森ビルの文
化・教育事業。「六本木ヒルズ」
の「森アーツセンター」では、各
界のトップリーダーによるプロ
フェッショナルスクールや24時間
オープンの会員制ライブラリーを
運営。さらにその中核「森美術
館」は、現代アートを中心にジャ
ンルを超えたさまざまな展覧会
やパブリックプログラム(教育普
及活動)を展開するなど、刺激的
かつ国際性豊かな知的文化交
流の場を提供します。
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• 9つの事業分野
オフィスビル
レジデンス
リテール&エンターテイメント
文化/教育
ウェルネス
アーバン・プランニング
海外事業
ノンアセットビジネス
IT関連事業
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森美術館のミッション
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森美術館は、
1. 同時代のアートと文化を反映し、展示し、広めます。
2. 若手アーティストやデザイナーに新作を依頼し、その創作を支援します。
3. 現代アートを多くの人々に開かれたものにするため、パブリック・プログラム(教育普及
活動)やイベントを企画・実施します。
4. 現代アートと文化の変化・歴史を提示し、評論活動に参加する。
5. 現代アートと文化について研究し、発表・出版を行います。
6. ローカルな観点とグローバルな観点の双方からアートと文化の批評を行います。
7. 日本、アジア、その他非西欧諸国の近現代アートに焦点をあてます。
8. 西欧の近現代アートへの新しい視点を提示します。
9. アジアにおける都市再生とライフスタイルの問題について考察し、発信します。
10. 各種展覧会やイベントを企画・巡回します。
11. アーティスト育成のための定期的なプロジェクトやプログラムを実施します。
12. 国際交流プログラムの一環として、アーティストやキュレーターを短期間招聘し、アジア
のアートとその動向を世界へ発信します。
13. 現代アートの発展と奨励のために、他機関と情報・支援のネットワークを構築します。
14. 六本木ヒルズ全域にわたってアートを体験できる様々な機会を提供し、日本における
ダイナミックなアートシーンを創出します。
15. 開館2年後で今後のコレクションの方針を決定する予定です。
57
58
鬼頭健吾
キュレーター・チーム
天野一夫(美術評論家・京都造形芸術大
学教授)、荒木夏実(森美術館キュレー
ター)、
佐藤直樹(ASYLアートディレクター)、椹
木野衣(美術評論家)
参加アーティスト
飴屋法水、池水慶一、伊藤ガビン、岩崎
貴宏、宇川直宏、内原恭彦、内山英明、
Ages5&Up、榎 忠、エンライトメント、小粥
丈晴、鬼頭健吾、小林耕平、
さかぎしよしおう、佐藤雅彦+桐山孝司、関
口敦仁、立石大河亞、田中偉一郎、
田中信行、チェルフィッチュ、辻川幸一郎、
できやよい、中西信洋、名和晃平、
長谷川踏太/TOMATO、原 真一、春木
麻衣子、東恩納裕一、冨谷悦子、眞島竜
男、
丸山清人、山口崇司/d.v.d、横山裕一、
吉野辰海、吉村芳生、四谷シモン
榎忠
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できやよい
四谷シモン
60
パブリックプログラム(教育普及事業)
1.一般プログラム
シンポジウム、レクチャー、セミナー、ワークショップなどを企画。会場では、ギャラリー
トークやこどもツアーを行い、オーディオガイドやパンフレットなどのツールも提供しま
す。
2.学校プログラム
保育園、幼稚園から大学までを対象としたプログラム。美術館や学校で、生徒、教師、
保護者、アーティストとともに、トークやワークショップといったプログラムを展開します。
また、教師への情報提供を行う「先生のためのツアー」や授業案の制作、研修会の実
施も提案します。
3.コミュニティープログラム
港区内を中心に、児童館や福祉会館といった地域の施設と連携し、コミュニティーに
根ざした活動を行います。美術館を訪れることができない人にも森美術館を開いてい
きます。
4.サポートスタッフプログラム
上記のプログラムをサポートするサポートスタッフを育成し、ともにパブリックプログラ
ムを実施していきます。社会と美術をつなぐプロフェッショナルを目指す方々とともに
アートの可能性を育んでいきます。
61
MAMコンテンポラリーとは、森美術館(Mori Art Museum= MAM)
が提案する新しいメンバーシップ・プログラムです。これはアートを楽
しみ、有効に美術館を利用していただくために創設した日本で初め
ての会員組織。その名はMAM=森美術館と現代美術(コンテンポラ
リーアート)のふたつの言葉から成っています。
メンバーの皆様はまず無料で何度でも森美術館の展覧会に入館で
き、様々な交流イベントや魅力あふれるプログラムにご参加いただ
けます。メンバーの方々は森美術館の芸術・文化活動に大いに触れ
ていただき、楽しみながら、日本の美術活動を盛り上げ、その発展
の一助を担っていただけることになります。
62
個人メンバー
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会費(税込)
カテゴリー
入会金
年会費
¥2,100
¥2,100
¥5,250
¥10,500
¥5,250
¥8,400
¥26,250
¥52,500
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学生/アーティスト
フレンド
フェロー
ベネファクター
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特典
展覧会への無料入館
MAMCナイト *2 へご招待(各展覧会に1回)
MAMCウェルカムパーティー *3 にご招待(年1回)
パブリック・プログラムの優先予約およびご優待
混雑時の優先入館
会報誌「MAMコンテンポラリー・ジャーナル」の送付(年2回)
メールニュース「MAMCニュース」にて最新情報をご案内
ミュージアムショップでの割引
63
コーポレートメンバー
MAMコンテンポラリー・メンバーの中で、法人を対象とし、森美
術館の芸術・文化活動にご支援いただきながら、数多くの特
典やプログラム、イベントをお楽しみいただく会員制度です。
コーポレート・メンバーと森美術館のコラボレーションによっ
て、より多くの人々がアートに触れ、楽しむ機会を創出すると
ともに、日本の新しい芸術文化活動への一助を担っていた
だくことを目的としています。
種類
ダイヤモンド
プラチナ
ゴールド
シルバー
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デヴィッド・エリオット
イスタンブール・モダン館長(トルコ、イスタンブール)
グレン・ラウリィ
ニューヨーク近代美術館館長(米国、ニューヨーク)
アルフレッド・パクマン
ボンピドゥー・センター国立近代美術館館長(フランス、パリ)
ノーマン・ローゼンタール
ロイヤルアカデミー・オブアーツ芸術監督(英国、ロンドン)
ペーター=クラウス・シュースター
ベルリン国立博物館群 総館長(ドイツ、ベルリン)
ニコラス・セロータ
テートギャラリー館長(英国、ロンドン)
高階秀爾
大原美術館館長(日本)
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2006年11月森美術館館長就任。国際交流基金(1978年~
1986年)、ICA ナゴヤ・ディレクター(1986年~1990年)、ナン
ジョウアンドアソシエイツ(株)(1990年~2002年)を経て2002
年4月開館準備室より森美術館副館長。これまでの主なプロ
ジェクトとして、第47回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館コミッ
ショナー(1997年)、台北ビエンナーレコミッショナー(1998年)、
ターナープ・ライズ審査委員(1998年)、第3 回アジアーパシ
フィック・トリエンナーレ(オーストラリア)コ・キュレーター、シド
ニー・ビエンナーレ国際選考委員(2000年)、ハノーバー国際
博覧会日本館展示専門家(2000年)、横浜トリエンナーレ2001
アーティスティック・ディレクター(2001年)、第51回ヴェネツィ
ア・ビエンナーレ金獅子賞審査委員(2005年)、第1回シンガ
ポール・ビエンナーレ アーティスティック・ディレクター(2006
年)等を歴任。
様々な大型のパブリックアート計画、コーポレートアート計画
のディレクションを長年にわたり行う。著書「美術から都市へ~
インディペンデントキュレーター 15年の軌跡~」(鹿島出版会、
1997年)にてキュレーターとしての様々な経験を発表。慶應義
塾大学講師として「アートマネジメント」講座を担当。AICA(国
際美術評論家連盟)副会長、 CIMAM(国際美術館会議)理事
ほか、各種財団・基金等の選考委員、審査委員、自治体等に
よるアーティスト・イン・レジデンスプロジェクトへのアドバイ
ザーとしても活動。
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新しいアートの拠点、六本木アート・トライアングルを散歩しよう。
国立新美術館(2007年1月21日開館)に続いて、サントリー美術館
(2007年3月30日開館)の相次ぐオープンにより、一大アートエリアと
してさらなる盛り上がりを見せている六本木。
これら2館に森美術館を加えた3館は、地図上で三角形を描く「六本木
アート・トライアングル」として、新しいアートの拠点がみなさまにお楽し
みいただけることをめざします。
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④ルーブル美術館
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ルーブルの歴史
The Louvre, in its successive architectural
metamorphoses, has dominated central Paris
since the late 12th century. Built on the city's
western edge, the original structure was
gradually engulfed as the city grew. The dark
fortress of the early days was transformed into
the modernized dwelling of François I and, later,
the sumptuous palace of the Sun King, Louis
XIV. Here we explore the history of this
extraordinary edifice and of the museum that
has occupied it since 1793.
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中世:フィリップ・オーギュスト
• During the forty-three-year
reign of Philippe Auguste
(1180–1223), the power and
influence of the French
monarchy grew considerably,
both inside and outside the
kingdom. In 1190, a rampart
was built around Paris, which
was Europe’s biggest city at
the time. To protect the capital
from the Anglo-Norman threat,
the king decided to reinforce its
defenses with a fortress, which
came to be known as the
Louvre. It was built to the west
of the city, on the banks of the
Seine.
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ルーブルからチュイルリー宮殿へ
:16世紀
• The demolition of the Grosse
Tour marked the beginning of
a new phase of building work
that would continue through to
the reign of Louis XIV. The
transformation of François I’s
château continued under Henri
II and his sons. However, the
construction of the Tuileries
palace some 500 meters to the
west led to a rethinking of the
site. Ambitious royal plans to
link the two buildings
culminated in the creation of
the Grande Galerie.
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古典期:17-18世紀
• The reigns of Louis XIII and
Louis XIV had a major impact
on the Louvre and Tuileries
palaces. The extension of the
west wing of the Cour Carrée
under Louis XIII marked the
beginning of an ambitious
program of work that would be
completed by Louis XIV and
added to by Louis XV,
resulting in the Louvre that we
see today. However, following
the completion of Versailles,
royal interest in the palace
waned, plunging the Louvre
into a new period of dormancy.
73
宮殿から美術館へ:18-19世紀
• With the Revolution, the
Louvre entered a phase of
intensive transformation. For
three years, Louis XVI lived in
the Tuileries palace, alongside
the Convention Nationale. In
1793 the Museum Central des
Arts opened to the public in the
Grande Galerie and the Salon
Carré, from where the
collections gradually spread to
take over the building. Anne of
Austria’s apartments housed
the antique sculpture galleries,
and further rooms and
exhibition spaces were opened
under Charles X.
74
グラン・ルーブル:19世紀ー21世紀
• The demolition of the
Tuileries in 1882 marked
the birth of the modern
Louvre. The palace
ceased to be the seat of
power and was devoted
almost entirely to culture.
Only the Finance Ministry,
provisionally installed in
the Richelieu wing after
the Commune, remained.
Slowly but surely, the
museum began to take
over the whole of the vast
complex of buildings.
75
76
ルーブル美術館の予算
• Le budget primitif du musée pour 2003
s’établissait à 137,02 millions d’euros.
• En exécution, le total du budget a
atteint 136,66 millions d’euros
* 約2兆2千億円(euro=163円)
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予算関係
Subvention: 71,0%
補助金
Ressources propres
: 29,0%
自己収入
Répartition des dépenses par
axe
Développement
Culturel:30%
文化開発費
Protection et mise en
valeur du patrimoine:27%
投資・相続財産保護費
Fonctions
administratives et
Techniques:36%
管理技術費
Versement à la R.M.N.:7%
払い込み
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グローバル メンバーシップ
• The Louvre's primary mission is to enable everyone—regardless of
nationality, background, or education—to discover the cultural
achievements of civilizations down the centuries through the works
of art in its collections.
• If you wish to help us achieve this goal, then why not join one of the
following organizations:
•
•
•
•
The Société des Amis du Louvre
The American Friends of the Louvre (based in New York)
The Grand Louvre au Japon (based in Tokyo)
The Cercle Louvre Entreprises (corporate membership
program)
• Your membership will help finance the programs that are
essential to our mission.
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会 費
• Join the association’s
many members and
contribute to the
enrichment of one of the
world’s major cultural
heritage centers.
Membership for
individuals, couples, and
families is available in the
following categories:
Member (€50),
Corporate Member (€100),
Benefactor (€650).
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入場者
Visites payantes
2002
3 902 385
2003
3 740 320
Visites gratuites
1 805 174
1 944 400
Dont collections permanentes
5 440 881
5 413 870
Dont expositions temporaires
426 452
409 510
76 698
41 920
Auditorium
Total des visites
5 784 257
5 726 640
81
コレクション
• Thirty-Five Thousand Works
of Art
•
The Musée du Louvre houses
35,000 works of art drawn from
eight departments, displayed
in over 60,000 square meters
of exhibition space dedicated
to the permanent collections.
Explore the works on display,
taking a thematic or crossdepartmental approach.
82
コレクション
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教育普及事業
• Activities
•
The Louvre offers a
range of cultural and
educational activities,
including guided tours,
workshops, and classes.
A selection of thematic
trails in the galleries
and a changing
quarterly calendar will
help you discover, or
rediscover, our
collections.
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教育普及事業
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⑤ナショナル・ギャラリー(ロンドン)
• 年度予算 £41.1m=約96億円(£=233円)
86
NGの運営費2004/5
£26.4m=約61億円
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Annual average income
In recent years the total annual
2001/2-2005/6
attendance figures have been:
1995: 4,469,019
Income Source
Amount
1996: 5,014,866
1997: 4,809,063
£0.9m
1998: 4,866,000 rounded up to nearest Investment income
Grant in Aid
£20.8m
1000
1999: 4,795,000 rounded up to nearest Other operating income £15.4m
Sponsorship & donations £3.5m
1000
2000: 5,042,000 rounded up to nearest
1000
Operating expenditure 2005/6
2001: 4,918,985
2002: 4,130,973
Expenditure
Amount
2003: 4,360,461
2004: 4,959,782
Study of the Collection
£2m
Care of the Collection
£11.2m
Governance costs
£0.1m
Costs of generating funds
£1m
Access to the Collection
£10.4m
Educational activities
£1.3m
Exhibitions
£2m
89
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Buildings
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ナショナルギャラリーの発祥
1824年、J.J.アンガースタインの遺贈したコレク
ションをもとに開設された。当初の所蔵絵画はわ
ずか38枚だったという。当初はアンガースタイン
の邸宅を改装してギャラリーとしていたが、1838
年、現在のトラファルガー広場に移転した。
最初のディレクターであったチャールズ・イースト
レイクがイタリア・ルネサンスの作品を揃え、3代
目のディレクターであったフレデリック・ウィリア
ム・バートンが18世紀美術や、ハンス・ホルバイ
ン (子)の「大使たち」などを購入。1897年、多くの
イギリス美術は新設されたテート・ギャラリーに移
された。
William Seguier, 1830.
First Keeper of the National Gallery.
Sir Charles Lock Eastlake PRA (1793 - 1865)
First Director,1855
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Opening hours
• Opening hours
Daily 10am-6pm
Wednesday 10am-9pm
(Closing commences 5 mins before
time stated)
• Closed 1 January and 24-26 December
Quietest times are early week-day
morning and 6-9pm Wednesday
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ヤン・ファン・エイク
ルーベンス
ダ・ビンチ
ベラスケス
ラファエッロ
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Renaissance Siena: Art for a City
24 October 2007 - 13 January 2008
95
The National Gallery has a policy of
actively acquiring new works for the
collection, which currently contains
over 2,300 pictures.
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Education
• National Gallery Study
Sessions are designed
especially for BA and
MA students to provide
a general introduction
to exhibitions.
• They include talks by
curators and artists,
opportunity for
discussion and entry to
the related exhibition.
97
教員対象プログラム(CPD)
National Gallery Education organises one-day
CPD courses for primary and secondary
teachers. The courses are both for individual
teachers and for whole staffs.
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Talking Paintings
•
•
•
•
•
Free themed one-hour gallery
talks for UK school students
aged 3 to 18. (There is a charge
for non UK schools and
colleges).
Talks are tailor-made to your
requirements, with links to
many areas of the curriculum at
all Key Stages.
Joint faculty visits can be
arranged for secondary schools,
eg. History/Art, RE/Art,
PSHE/Art.
Group size can range from 10
students to 100 per visit.
Cloakrooms and sandwich
rooms are available for booked
parties only.
99
Family Visit
• The National Gallery offers a
lively and diverse
programme of free talks,
workshops, and drawing
events for families and
young people, providing a
fun interpretation of the
collection and special
exhibitions. Activities run
during weekends, half-term
and the Easter, Summer and
Christmas holidays.
• A range of family trails and
audio guides are also
available in the Gallery.
100
The National Dining Room
101
Museum Shop
There are three shops in
the National Gallery,
each offering an
individual selection
from our huge range of
collection-related
merchandise.
102
おつかれさま・・・
FPを書いて提出してください。
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