〔川崎市福祉サービス第三者評価結果報告様式〕 (認可保育所版)

中瀬新生保育園
〔川崎市福祉サービス第三者評価結果報告様式〕
(認可保育所版)
対象事業所名(定員)
宗教法人日本バプテスト同盟大師新生教会
中瀬新生保育園 (60 人)
経営主体(法人等)
宗教法人日本バプテスト同盟大師新生教会
対象サービス
認可保育所
事業所住所
〒210-0818
川崎市川崎区中瀬 3-20-16
事業所連絡先
TEL 044-280-1017
評価実施期間
平成 26 年 9 月~平成 26 年 12 月
評価機関名
社会福祉法人 川崎市社会福祉協議会
評価実施期間 平成 26 年 6 月 25 日(水)~9 月 19 日(金)
評価実施シート
(評価方法)園長、主任の2名で各々自己評価を行い、その後合議を
(管理者層合議用)
重ね、管理者合議用に取りまとめた。個別評価に 5 時間×3 日、合議
用とりまとめに 2 時間×7 日を要した。
評価実施期間 平成 26 年 6 月 25 日(水)~9 月 19 日(金)
評価実施シート
(評価方法)6 月に全職員説明会を開催。全職員が評価項目の理解を
(職員用)
深め、幼児担当、乳児担当に分かれて話し合いを重ねたのち、個人で
評価実施シートの記入に取り組んだ。
配付日)平成 26 年 9 月 1 日(月)
回収日)平成 26 年 9 月 24 日(水)
(実施方法)利用者保護者 60 世帯に、保育園を通じて封筒に入れた
利用者調査
アンケート用紙配布。保護者は無記名で記入および封入し園内設置の
回収箱に投函。9 月 24 日(水)に保育園から評価機関が回収し、開封
および集計作業を行った。回収率は 75%(回収 45 世帯/配布 60 世
帯)
訪問調査(実施日)/平成 26 年 10 月 22 日(水)・28 日(火)
(調査方法)
・初日は園長・主任と調査スケジュール確認後、午前は保育観察を行
い、給食は幼児クラスで子どもと同席した。午後からは、評価領域に
評価調査者による
沿って園長・主任のインタビューを実施、合間に午睡、おやつの様子
訪問調査
を観察した。延長保育観察を行い終了した。
・2 日目は、早朝保育および受け入れ時の様子を観察。午前中は散歩
に同行し、その後初日に続き園長・主任インタビューを行った。午後
から看護師、栄養士、保育士インタビューを実施、書類確認を行った。
夕方、保育園側とまとめの意見交換を行い、訪問調査を終了した。
1
社会福祉法人川崎市社会福祉協議会
福祉サービス第三者評価機関かわさき
中瀬新生保育園
【総合評価】
<施設の概要・特徴>
中瀬新生保育園は京浜急行大師線「東門前」駅から歩いて 7 分ほどのマンション群の中にあります。
コンクリート 2 階建ての園舎は、窓が大きく壁も明るい色に統一されていて、室内は明るい印象に
なっています。園庭にはおままごとの家や砂場、サッカーのゴールなどがあります。園は、広いフォレ
シアム公園に隣接していて、子どもたちは日常的に運動場として用いています。また、近くには多摩川
の河川敷や公園が複数あり、子どもたちの散歩コースになっています。
園は、2010 年に運営法人である宗教法人日本バプテスト同盟大師新生教会によって、設立されま
した。運営法人は、川崎区内に認可幼稚園を 1 園、認定保育園を 1 園運営しています。定員は 60 名
(0 歳児~5 歳児)
、開園時間(延長保育を含む)は平日、土曜日とも 7 時~20 時です。
保育理念として「キリスト教に基づき、神の愛を伝える保育園」
、保育方針として「一人ひとりに不
えられている『命』
『人格』
『個性』
『感性』を大切に豊かに育てる。」を掲げています。
【全体の評価講評】
<特によいと思う点>

子どもたちは自分の思いを素直に表現し、園生活を送っています
園は一人ひとりを大切に保育にあたっています。保育士は子どもの言葉に耳を傾け、気持ちを受け
止めるよう努めています。自由遊びでの子どもたちは、友だちと一緒にままごとをしたり、一人で童
話を読んだり、保育士と一緒に図鑑を見たりし、好きな遊びを選んで遊びこんでいます。子どもたち
は保育士にやってほしいことや友だちとのやりとりで嫌だったことなどを伝え、自分の思いを素直に
表現することができています。また、自分の思いを十分聞いてもらっている様子がうかがえ、保育士
の話を聞く時は落ち着いて、集中して聞くことができています。

専門職員を配置し、その専門性を保育に活かしています
看護師や栄養士、調理師を専任職員として配置し、専門性を活かした取り組みを行っています。園
長、主任、看護師、栄養士、事務で毎週主任会を開き、それぞれの視点を活かした意見交換を行い、
園の運営に反映しています。また、専門性を活かし、保護者の相談にのっています。看護師は子ども
の健康管理だけでなく、幼児クラスの子どもへの手洗い等の保健指導を計画的に行ったり、職員に汚
物処理、感染症予防等の園内研修をしています。また、栄養士は保育士と協力し、食育や食事マナー
の指導等を行っています。

保育理念の浸透に向けた取り組みを行っています
目指す保育を明確にするため、園は保育理念の浸透に力を入れています。毎週の職員会議では、園
長がキリスト教についての話をし、子ども一人ひとりを大切にすることについての職員の理解を促し
ています。また、
「
『私たちが作る中瀬新生保育園』職員申し合わせ事項」に配慮すべきことを具体的
に記載し、周知を図っています。園児に対しては、行事礼拝や毎週の幼児礼拝、食前の讃美歌とお祈
り等の具体的な取り組みを通し、子どもが体験を通して保育理念を感じ取れるように働きかけていま
す。
2
社会福祉法人川崎市社会福祉協議会
福祉サービス第三者評価機関かわさき
中瀬新生保育園
<更なる改善が望まれる点>

中・長期的視点に立った事業計画の策定が期待されます
今年度は地ならしの時期と定め、中・長期的な目標達成のための基本的条件を整えることを目指し、
事業計画(年次計画)には保育や地域との連携等の園の方向性を明示していますが、中・長期計画は策
定していません。職員に対しては、年度初めの職員会議で説明していますが、具体的な話し合いは行っ
ていません。また、前年度の振り返りを職員とともに行い、意見を吸収し計画策定に反映させる取り組
みも今後の課題です。職員の安心のためにも、今後の中・長期的な園の方向性について文書化し、職員
と目標や課題を共有することが期待されます。

職員間のコミュニケーションを深めるためのさらなる取り組みが期待されます
毎週の職員会議は、子どもの午睡中に開催され、主任会議や各クラスの様子、ヒヤリハットや事故、
研修の報告、行事の打ち合わせと多岐にわたる内容となっています。ただし、時間的な制約もあり活発
に意見を交わす場にまではなっていません。また、クラスごとの日常的な取り組みについて話し合う機
会も尐ないです。非常勤職員も含め全職員で課題について話し合う機会を作るなど、職員間のコミュニ
ケーションを深めるための取り組みを工夫し、常に情報共有し、連携して保育を行うための土壌を醸成
することが期待されます。

マニュアルなど文書化に向けてのさらなる取り組みが期待されます
職務分掌表、事故対応、災害、虐待防止など、各種マニュアルの作成・改訂をすすめています。嘔吐
処理などのマニュアルは実践に即したわかりやすいものとなっていて、必要な場所に掲示しています。
しかし、個人情報保護や苦情解決、プライバシー保護等まだ作成されていないものもありますので、日々
の保育を振り返りつつ園の実情に合ったマニュアルの作成を期待します。また、人材育成や研修などの
計画や各種記録についても未策定のものがありますので、さらなる文書化をすすめ、今後の園運営に活
かされることが期待されます。
3
社会福祉法人川崎市社会福祉協議会
福祉サービス第三者評価機関かわさき
中瀬新生保育園
<サービス実施に関する項目>
共通評価領域
1
サービスマネジメントシステムの確立
就学がスムーズに行われるように取り組んでいます。5 歳児は各自でハンカチ・ティッシュを持って
過ごし、年明け 3 月ごろより午睡をなくし、裸足での保育から小学校同様に上履きを履いて生活してい
ます。幼児では朝の会や保健指導、礼拝等を行うなかで人の話を聞くことが身につくよう配慮していま
す。また、小学校との交流で学校見学をしたり、地区内保育園との交流では、就学予定の学校別にグル
ープとなりゲームをして顔なじみになるよう工夫をしています。職員が小学校教員と意見交換し、就学
に向けて必要な情報を保護者に伝えています。
指導計画はクラス担任で作成・反省をし、必要に応じて園長、主任が助言をしています。配慮の必要
な子どもやクラスの様子について、毎週行われる職員会議で共有するよう努めています。しかしながら、
幼児クラスや乳児クラスでの話し合いは年度初めや行事の際にあるものの、日常の保育で十分に情報共
有を図り意見交換するまでには至っていません。今後は、クラスの様子や一人ひとりの子どもの様子、
各指導計画・保育内容の評価・見直しなどについて、より一層職員間で共有を図り、意見交換を行って
連携を図ることが望まれます。
マニュアルは各種作成・改訂をすすめています。健康に関しては看護師が見直しを行い、保育室に嘔
吐処理についてなどわかりやすいマニュアルを掲示しています。災害に関しては防火管理者の資格のあ
る職員が研修を活かして見直しを行い、実際に避難訓練の充実を図っています。しかしながら、個人情
報の取り扱いや苦情対応、プライバシー保護などまだ作成されていないマニュアルがあります。今後は、
非常勤職員を含め、職員への周知方法を工夫し、日々の保育を振り返りつつ園の実情に合ったマニュア
ルの作成を期待します。
評価分類
A
(1)サービスの開始・終了時の対応が適切に行われている。
①サービス選択に必要な情報は、パンフレット、川崎市のホームページ、園庭開放、移動水族館などの
地域住民が参加できる行事などで提供しています。園の見学は見学者の希望に沿って日程を決め、園
長と主任がパンフレットを用いて丁寧に説明し、園内や隣接した公園の見学をしています。園独自の
ホームページの立ち上げを予定しています。
②入園前説明会で、入園のしおりを用いて、保育目標、費用、持ち物、災害時の対応、延長保育など具
体的に説明しています。さらに別の日に行われる個人面談で個別に説明し同意を得ています。
③慣らし保育は、子どもの状況や保護者の就業の状態によって柔軟に対応しています。子どもの丌安が
軽減され安心して過ごせるよう、授乳やおむつ交換などはなるべく同じ保育士が関わったり、職員配
置を厚くするなどの配慮をしています。
④就学に備え、5 歳児は小学校の見学をしたり、地区内保育園の年長児交流会でゲームやドッジボール
をしています。また、職員が小学校の授業参観をし、小学校教員と意見交換を行い、保護者に就学に
向けて必要な情報を提供しています。保育所児童保育要録による引継ぎもしています。
実施の
可否
評価項目
①
保護者等(利用希望者を含む)に対してサービス選択に必要な情報を提供している。
○
②
サービスの開始にあたり保護者等に説明し同意を得ている。
○
③
サービス利用開始後に、子どもの丌安やストレスが軽減されるような支援を行っている。
○
④
就学がスムーズに行われるよう、保育の方法や保護者とのかかわりに配慮されている。
○
4
社会福祉法人川崎市社会福祉協議会
福祉サービス第三者評価機関かわさき
中瀬新生保育園
評価分類
(2)手順を定め、その手順に従ったアセスメントを行い、サービス実施計画を策定している 。
A
①入園前に園長、主任、看護師、栄養士が保護者と面談を行い、入園時提出書類などの決まった様式に
より子どもの心身の状況や生活状況、家庭状況、離乳食、アレルギーなどを確認し記録しています。
面接後に担任に周知し、年度末の職員会議で新入園児の子どもの身体状況や生活状況について全職員
で共有を図っています。
②保育課程は、平成 26 年度に見直しをし、職員会議で周知を図りました。非常勤職員にも配付をして
います。年間指導計画、月間指導計画、週日指導計画(週案)は担任が作成し、必要に応じて園長、主任、
看護師、栄養士が助言をしています。0・1・2 歳児は主任などから助言を得ながら毎月個別指導計画を
作成しています。離乳食やトイレトレーニングなどは保護者と連携を図り、無理なくすすめています。
各指導計画は最終的に園長が確認しています。配慮が必要な子どもについては、職員会議で周知を図
るよう努めています。
③月間指導計画、週日指導計画(週案)はクラスで毎月、毎週評価・反省をし、次月につなげています。年
度末に年間反省をし、職員会議で共有しています。年度初めに幼児会議で年間予定の話し合いをして
います。
実施の
評価項目
可否
①
手順を定め、その手順に従ってアセスメントを行っている。
○
②
指導計画を適正に策定している。
○
③
状況に応じて指導計画の評価・見直しを行っている。
○
評価分類
A
(3)サービス実施の記録が適切に行われている。
①日々のサービスは、保育日誌、個人連絡帳(0・1・2 歳児)、睡眠チェック表(全クラス)、保健日誌、
園外保育実施表などに記録しています。また児童票、健康診断記録表、歯科健康診査票、発達個人票・
予防接種状況、緊急連絡票などはそれぞれ全クラスでファイルし、「個人記録、面談記録」はクラス
ごとにファイルしています。連絡帳などの記録の書き方については、主任が個別に指導をしています。
②個人情報に関わる書類は事務室内の施錠できる書棚に保管し、園外持ち出し禁止とし、書棚から取り
出すときのルールも決めて職員会議で周知をしています。守秘義務について正規職員とは誓約書を交
わしています。非常勤職員には守秘義務について個別に伝えています。就業規則に守秘義務について
明記されていますが、個人情報に関する取り扱いについての明文化が望まれます。
③配慮を要する子どもなどの状況は毎週行われる職員会議で共有を図るよう努めています。非常勤職員
には職員会議録をコピーして配付しています。また、各職員が記載する「遅早簿」や「その日の職員
配置シフト表」があり、その日の子どもの状況や伝達事項を全職員が共有できるしくみがあります。
実施の
評価項目
可否
①
子どもに関するサービス実施状況の記録が適切に行われている。
○
②
子どもに関する記録の管理体制が確立している。
○
③
子どもの状況等に関する情報を職員間で共有している。
○
5
社会福祉法人川崎市社会福祉協議会
福祉サービス第三者評価機関かわさき
中瀬新生保育園
評価分類
A
(4)提供するサービスの標準的な実施方法が確立している。
①マニュアルは各種作成・改定をすすめています。子どもの健康管理に関しては、川崎市の健康管理マ
ニュアルを活用しています。「『私たちが作る中瀬新生保育園』職員申し合わせ事項」には、「子ど
も一人ひとりを大切にする」などの子ども尊重や職員の基本姿勢を明示しています。職務分掌表、事
故対応マニュアル、災害マニュアル、丌審者対策マニュアル、虐待防止マニュアルなどがあり、職員
へ配付しているマニュアルはありませんが、マニュアルは事務室に置かれていていつでも確認できま
す。
マニュアルは職員会議で周知しています。「嘔吐処理」「けいれんの応急処置」「熱性けいれんの子
どもの連絡マニュアル」などは各保育室に掲示しています。
②健康に関するマニュアルは看護師が、災害に関するマニュアルは防火管理者の資格のある職員が担当
し見直しをしています。災害時の対応に関する研修に職員が参加し、避難の仕方などについて見直し
を図り、避難訓練をしています。主任会議で清掃の仕方、歯ブラシ・コップなどの衛生管理について
見直しを図るなど、主任会議で見直しを図る仕組みがあります。
実施の
評価項目
可否
①
提供するサービスについて、標準的な実施方法が文書化されサービスが提供されている。
○
②
標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。
○
評価分類
A
(5)利用者の安全を確保するための取組が行われている。
①事故対応マニュアル、災害マニュアル、丌審者対策マニュアルがあり、職員会議で周知しています。
職員は保育所における防災対策・救急救命研修などの外部研修を受講しています。看護師が職員に汚
物処理、熱性けいれんの座薬の使い方、アナフィラキシーへの対応(エピペン(アドレナリン自己注尃
薬)使用方法)など実技を交えて指導しています。各保育室に嘔吐処理セットを常備しています。
②災害に備えて自衛消防隊組織表があり、各職員の役割について年度初めに周知しています。避難訓練
は防災訓練年間計画に沿って、地震・火災を想定し、想定場所・想定時間を変えて毎月実施していま
す。散歩時やプール活動を想定した訓練、引き取り訓練や緊急メールによる一斉配信の訓練、また津
波災害時に備えて隣接するマンションへ避難訓練も実施しています。丌審者侵入訓練も実施していま
す。
③保育室に「ヒヤリハット用紙」を常備し、日ごろから小さなケガやヒヤリハットの記載を心がけ、原
因や事故防止のための改善策を検討しています。事故発生の際は「事故発生報告書」に記録し、再発
防止策を図っています。ヒヤリハット報告や事故発生報告は、職員会議で周知しています。
実施の
評価項目
可否
①
緊急時(事故、感染症の発生時など)における子どもの安全確保のための体制が整備され
ている。
○
②
災害時に対する子どもの安全確保のための取組を行っている。
○
③
子どもの安全確保のためにリスクを把握し対策を実行している。
○
6
社会福祉法人川崎市社会福祉協議会
福祉サービス第三者評価機関かわさき
中瀬新生保育園
<サービス実施に関する項目>
共通評価領域
2
人権の尊重
一人ひとりを大切にするキリスト教保育を理念として掲げ、園長が毎月の職員会議で周知しています。
「職員申し合わせ事項」に子どもや保護者に対する呼称や態度、接し方、言葉遣い等、配慮すべきこと
を具体的に記載しています。保育士は否定的な表現は避け、子どもや保護者に前向きな言葉をかけるよ
う努めています。気になる事例があった時には、園長、主任が個別に指導を行い、周知徹底を図ってい
ます。
服務規程に守秘義務と個人情報の保護について定め、職員に周知しています。常勤職員からは誓約書
を取っています。保護者に対しては、入園のしおりに個人情報は目的以外に使用しない旨を記載し、入
園説明会で説明しています。メールの一斉配信や保育所児童保育要録など、個人情報を外部とやり取り
する必要が生じた場合にはつど保護者に説明し、同意を得ています。規定の策定や非常勤職員からの誓
約書の取得など、情報保護に向けたさらなる体制の整備が期待されます。
子どものプライバシーに配慮し、トイレは男女別にし、廊下から見えないようになっています。子ど
もや保護者と一対一で話をしたい時には、保健室を利用し他の人に聞かれないよう配慮しています。た
だし、2・3 歳児および 4・5 歳児の保育室は、大きな一部屋を必要に応じて区切って用いていて、子ど
もが落ち着いてひとりで過ごせるようなコーナー等はありませんので、さらなる工夫が期待されます。
評価分類
(1)サービスの実施にあたり、利用者の権利を守り、個人の意思を尊重している。
A
①保育士は子どもや保護者に対して、否定的な言葉をできるだけ避け、前向きな表現となるよう心がけ、
日常の保育の中で、子どもに問いかけ子どもの意向を確認するよう努めています。日常の保育の中で
気になる事例があった時には、園長・主任がそのつど注意するとともに、職員会議で周知しています。
②常勤職員が出席する毎月の職員会議で、園長がキリスト教保育についての話をし、人権の尊重の周知
を図っています。「職員申し合わせ事項」に子どもや保護者に対する呼称や態度、接し方、言葉遣い
等、配慮すべきことを具体的に記載し、折にふれて園長、主任が説明しています。職員による対応の
違いを防ぎ、職員自身が常に人権について意識できるよう、「申し合わせ事項」に基づいてチェック
リストを作り自身で振り返る機会を設ける、非常勤職員を含む全職員に「申し合わせ事項」を配付す
るなど、さらなる取り組みが期待されます。
③虐待防止マニュアルを定め、それに基づき虐待の防止や発見に努めています。虐待や虐待の疑いがあ
る場合には、区役所や川崎市こども家庭センター等の関係機関に通告・連携する体制ができています。
実施の
評価項目
可否
①
日常の保育にあたっては、個人の意思を尊重している。
〇
②
子どもを尊重したサービス提供について共通の理解を持つための取組を行っている。
〇
③
虐待の防止・早期発見のための取組を行っている。
〇
7
社会福祉法人川崎市社会福祉協議会
福祉サービス第三者評価機関かわさき
中瀬新生保育園
評価分類
A
(2)利用者のプライバシー保護を徹底している。
①服務規程に守秘義務と個人情報の保護について定め、常勤職員からは誓約書を取っています。非常勤
職員については、入職時に説明していますが誓約書を取るまでには至っていません。今後は非常勤職
員に対しても誓約書を取ることが望まれます。また、情報開示を含む個人情報保護についての規定が
ありませんので、策定が望まれます。保護者に対しては、入園のしおりに目的以外に使用しない旨を
記載し、入園説明会で説明しています。メールの一斉配信や、保育所児童保育要録など情報を外部と
やり取りする必要が生じた場合には、そのつど説明し、保護者の同意を得ています。
②プライバシーについてのマニュアルはありませんが、トイレは男女別にし、廊下から見えないように
する等の配慮があります。子どもや保護者と一対一で話をしたい時には、保健室を利用し他の人に聞
かれないよう配慮しています。ただし、2・3 歳児および 4・5 歳児の保育室は、大きな一部屋を必要に
応じて区切って用いていて、子どもが落ち着いてひとりで過ごせるようなコーナー等はありません。
さらなる工夫が期待されます。
実施の
評価項目
①
②
可否
子どもや保護者に関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、子ど
もや保護者の同意を得るようにしている。
子どもの気持ちに配慮した支援を行っている。
〇
〇
8
社会福祉法人川崎市社会福祉協議会
福祉サービス第三者評価機関かわさき
中瀬新生保育園
<サービス実施に関する項目>
共通評価領域
3
意向の尊重と自立生活への支援に向けたサービス提供
保護者の要望や意向にはできる限り耳を傾け、応えるよう努めています。要望や意向は送迎時の会話、
連絡帳、保護者会などで把握し、保護者からの希望で「園長と話し合うつどい」も開催しています。保
護者からの意見、要望は主任会議で議題として取り上げ、4 月の保護者会は土曜日に、5 歳児お別れ遠
足の実施、5歳児午睡の見直しなどを図りました。また、登降園簿をタッチパネルに、緊急メール配信
システムの見直しなどサービス向上に努めています。今後は2歳児以上の保育参観と幼児の定期的な個
人面談、アンケートの実施が望まれます。
自由遊びでは子どもたちは自分のしたい遊びをじっくりと楽しんでおり、自分の思いを職員に伝えて
います。保育室には子どもの発達や興味に沿ったおもちゃやごっこ遊びに必要な小道具、絵本、図鑑、
童話、トランプなどのゲーム、粘土などが揃えられています。友だちと一緒にままごとをしたり、一人
で童話を読んでいる子ども、図鑑を保育士と一緒に見ている子どもなど、それぞれ好きな遊びを選んで
じっくりと遊ぶ姿が見られます。子どもたちは保育士にやってほしいことや友だちとのやりとりで嫌だ
ったことなど自分の気持ちを伝えています。
園では他園や小学校との交流、高齢者デイサービスの訪問など、さまざまな人との交流ができるよう
努めています。地域内の保育園との交流会ではドッジボールやリレー、ゲームを楽しんでいます。小学
校との交流では学校見学をしたり、ランドセルを背負うなど 1 年生と交流しています。4・5 歳児は高
齢者デイサービスを訪問し、歌をうたったり、一緒に遊ぶなど高齢者とのふれあいのひとときを持って
います。冬には園に隣接した公園でサッカー教室に参加しています。移動水族館には近隣の住民、系列
園の幼稚園の子どもが来園しています。
評価分類
(1)利用者の意向の集約・分析とサービス向上への活用に取り組んでいる。
A
①保護者の意向は、送迎時の会話、個人連絡帳(0・1・2 歳児)、年 2 回の保護者会のほか、保護者の
希望で「園長と話し合うつどい」を行い、把握しています。玄関に苦情受付箱を設置しています。
0・1 歳児は保育参観・個人面談を実施しています。2 歳児以上の個人面談は保護者からの希望をうけ
その都度行っていますが、2 歳児以上の保育参観は実施されていません。保護者の意向集約を目的と
したアンケートはまだ実施されていません。
②保護者からの意見、要望は主任会議で議題として取り上げています。例えば、4 月の保護者会は土曜
日へ変更、5 歳児お別れ遠足の実施、5 歳児午睡の見直しなどサービス向上に努めています。また、
登降園簿をやめてタッチパネルに変更する、一斉メールシステムを変更して必要に応じて一斉配信で
きる仕組みにする、延長保育時間帯のシフトを変更し職員配置を厚くするなどの工夫をしています。
保護者からの意見、要望については、「苦情処理記録」に記録しています。
実施の
評価項目
可否
①
利用者満足の把握に向けた仕組みを整備している。
○
②
利用者満足の向上に向けた仕組みを整備し、サービス向上に取り組んでいる。
○
9
社会福祉法人川崎市社会福祉協議会
福祉サービス第三者評価機関かわさき
中瀬新生保育園
評価分類
A
(2)利用者が意見等を述べやすい体制が確保されている。
①保護者が意見、要望を言いやすいよう、保育士は登降園時に保護者との会話に努めています。主任は
「保護者との関わり・カウンセリング」の研修を受け、保護者対応について具体的に保育士へ指導を
しています。今回の調査の利用者アンケートでは要望への対応をより望む意見もありますが、それを
受けて、幼児クラスにはできる限りフリー保育士を配置し子どもからの話を受け止めて要望、思いを
汲み取る、延長時間の保育士を手厚くするなど改善に努めています。
②苦情解決のしくみは園内に掲示するとともに、入園のしおりにも明記されています。「苦情受付につ
いて」には、受付担当者、責任者、第三者委員 3 名の名前、連絡先、役職が明記されています。第三
者委員には毎月園だよりを配付し、運動会などの行事にも招待し、保護者に紹介しています。今回の
調査の利用者アンケートでも、第三者委員の認知度は 84%と高いです。
③日常会話や連絡帳、文書などで把握した保護者の意見・要望があったときは、主任・園長に報告し、
主任会議で話し合い、職員会議で報告しています。苦情の内容、対応、解決策を苦情処理記録に記録
していますが、苦情解決マニュアルはまだありません。苦情対応の内容によって、その解決結果を園
だよりに掲載しています。
実施の
可否
評価項目
①
子どもや保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備している。
○
②
苦情解決の仕組みが確立され十分に周知・機能している。
○
③
子どもや保護者からの意見等に対して迅速に対応している。
○
評価分類
A
(3)子ども一人ひとりの発達の状態に応じた援助を行っている。
①「一人ひとりを大切にすること」を最も重要な基本理念とし、0・1・2 歳児は個別の目標を毎月設定し、
毎月個別計画を策定しています。毎週行われる職員会議で配慮の必要な子どもの関わりについて共有
するよう努めています。散歩先の公園で保育士が一人ひとりの子どものつぶやきや思いに応えるよう
努める姿が見られました。
②基本的にはクラス別保育ですが、異年齢で散歩に行ったり、園庭で一緒に遊んだりしています。移動
水族館、丂夕の集い、夕涼み会、高齢者デイサービス訪問、運動会、節分の集いなど日々の生活に変
化を持たせたり伝統文化を体験する行事のほか、収穫感謝祭やクリスマス礼拝なども行っています。
幼児クラスは毎週礼拝を行っています。
③保育室には子どもの発達や興味に沿ったおもちゃやごっこ遊びに必要な小道具、絵本、図鑑などが揃
えられており、子どもの発達によって適宜入れ替えをしています。自由遊びでは、子どもたちはそれ
ぞれ自分のしたい遊びをじっくりと楽しむ姿が見られます。
④特別な配慮が必要な子どもには職員を配置し、援助をしていく体制はあり、必要に応じて川崎市保育
課や家庭支援センターとの連携を図っています。
実施の
可否
評価項目
①
子ども一人ひとりを受容し、その発達の過程や生活環境などの理解を深めて働きかけや
援助が行われている。
○
②
様々な人間関係や友達との協同的な体験ができ、生活が豊かになるような環境が整備さ
れている。
○
③
子どもが主体的に活動し、自分を表現し、他者の表現を受け入れる力が育つように支援
している。
○
④
特別の配慮が必要な子ども(障害のある子どもを含む)の保育にあたっては、他の子ど
もとの生活を通して共に成長できるように援助している。
○
10
社会福祉法人川崎市社会福祉協議会
福祉サービス第三者評価機関かわさき
中瀬新生保育園
<サービス実施に関する項目>
共通評価領域
4
サービスの適切な実施
天気がよければできる限り戸外で遊んだり、散歩に行き、身体を動かす活動を取り入れるよう努めて
います。乳児クラスは園庭や隣接する公園で三輪車や砂遊び、ボール遊び、かけっこなどを楽しんでい
ます。幼児クラスはボール遊び、鬼ごっこ、なわとび、ままごとなどをしたり、5 歳児の運動会の競技
が刺激となって 4 歳児が障害物競争に挑戦したりしています。5 歳児はサッカーやドッジボールも楽し
んでいます。散歩先の公園では、乳児クラスの子どもが強い風が吹く中、斜面を駆け上がったり下りた
り、アスレチックの遊具に挑戦しています。
「食に興味を持とう」を年間テーマに栄養士を中心に食育をすすめています。栄養士は各クラスの喫
食状況を把握し調理方法や盛り付けを工夫しています。丂夕やクリスマスの行事食も実施しています。
園庭できゅうりやトマト、さつまいもを栽培し、調理して食べています。子どもが食に興味が持てるよ
う、とうもろこしの皮むきやしめじを裂く、おはぎ作りなどをしています。食事のマナーを身につける
ことも大切にしています。また 0 歳児の保育参観で離乳食の試食をしてもらったり、各クラスの保護者
から食に関する相談にのっています。
看護師を専任職員として配置し、子どもや職員に対して看護師の専門性を活かした取り組みを行って
います。看護師は毎日各クラスをまわって子どもの健康状態を把握し、保育士と情報共有を図っていま
す。幼児クラスの子どもに手洗いやうがい、歯磨き、うんちの話などの保健指導を計画的に行っていま
す。職員には汚物処理、感染症予防、熱性けいれんの座薬挿入の仕方など実技を交えて園内研修をして
います。保護者には毎月園独自のほけんだよりを配付し、感染症や熱中症予防などについて伝えたり、
予防接種について周知を図るなどしています。
評価分類
A
(1)家庭と保育所の生活の連続性を意識して保育を行っている。
①受け入れ時は保育士が必ず保護者に子どもの様子を確認し、必要な連絡事項は遅早簿に記録して職員
間で共有しています。看護師は毎朝各クラスを見回り、子どもの様子によって保育士は看護師に伝え、
体調を見守っています。
②基本的生活習慣の自立に向けて、保育士は年齢に応じた援助を行っており、保護者と連携を図りなが
ら無理なくすすめています。
②乳児クラスも幼児クラスも天気がよければできる限り外あそびをし、身体を動かす活動を取り入れる
よう努めています。室内では全クラス裸足で、音楽に合わせて楽しそうにダンスや体操をする姿がみ
られます。
③0・1 歳児の午睡時間は個別に対応しています。幼児クラスは眠くなくても横になり体を休めています。
5 歳児の午睡は、2・3 月ごろから徐々に午睡を減らすようにしています。
④その日の子どもの状況は担任がいるときは担任から伝えるよう努めています。ケガをしたときや特別
な伝達事項があるときは遅早簿に記載し、保護者へ伝達できるよう工夫していまます。
⑤連絡帳、個人面談、クラスごとの保護者会、送迎時など、保護者の意向や提案を受ける機会を設けて
います。保護者会には園長、主任も出席しています。
実施の
可否
評価項目
①
登園時に家庭での子どもの様子を保護者に確認している。
○
②
子どもが基本的な生活習慣を身につけ、積極的に身体的な活動ができるよう支援を行っ
ている。
○
③
休息(昼寝も含む)の長さや時間帯は子どもの状況に配慮している。
○
④
お迎え時に、その日の子どもの状況を保護者一人ひとりに直接伝えている。
○
⑤
保育所の保育に関して、保護者の考え方や提案を聴く機会を設けている。
○
11
社会福祉法人川崎市社会福祉協議会
福祉サービス第三者評価機関かわさき
中瀬新生保育園
評価分類
(2)保育時間の長い子どもが落ち着いて過ごせるような配慮をしている。
A
①延長保育は、18 時ごろまでは乳児と幼児は別室で過ごし、18 時から全クラス一緒に過ごします。季
節のよいときは 17 時ごろまでは外遊びをしています。延長保育時はかるた、トランプ、パズル、絵
本など座って落ち着いて過ごせる遊びを設定しています。また、延長保育の子どもが多いことからベ
テランの非常勤職員を延長保育時間に配置し、出来る限り同じ職員が関わることができるよう配慮し
ています。26 年 10 月より、延長保育時間帯の職員配置を見直し、保護者ができる限り担任に会える
機会が多くなるよう努めています。
②18 時以降は乳児、幼児が一緒に過ごし、幼児は年下の子どもと遊んだり面倒を見るのを楽しみにして
います。職員は年上の子どもと年下の子どもとの関わりの様子を危険のないよう見守っています。ま
た、乳児に危険のないよう安全に配慮しつつ、幼児用のおもちゃも用意するなどの工夫をしています。
日中は、乳児クラスと幼児クラスが一緒に散歩に行ったり、園庭で一緒に遊んだりしています。2・3
歳児と、4・5 歳児はそれぞれ一つの保育室をパーテーションで区切って過ごしていますので、自由遊
びのときは異年齢で一緒に遊ぶ姿も見られます。
実施の
評価項目
可否
①
保育時間の長い子どもが落ち着いて過ごせるような配慮をしている。
○
②
年齢の違う子どもとも楽しく遊べるような配慮をしている。
○
評価分類
(3)子どもが楽しく安心して食べることができる食事を提供している。
A
①「食に興味を持とう」を年間テーマに栄養士を中心に食育年間計画に基づいて食育をすすめています。
食事の前に讃美歌を歌い、祈りをしてから落ち着いた雰囲気で食事ができるようにしています。幼児
クラスでは会話を楽しみながら食事をし、乳児クラスは職員が適宜援助をしながら自分のペースで食
べています。食事のマナーを身に付けることも大切にしています。
②川崎市の統一献立を基本に、栄養士は各クラスの喫食状況を把握し、調理法や盛り付けを工夫してい
ます。丂夕やクリスマス、ひな祭りなどの行事食を工夫したり、5 歳児ではおにぎりにして園庭でピ
クニック気分を味わったりしています。
③食物アレルギーのある子どもに対しては、保護者ときめ細かく連携を図り、除去食・代替食を提供し
ています。食事提供時には別の色のトレーとネームプレートを利用し、担任に直接手渡すなどの対応
をしています。体調丌良の子どもには園独自の食事チェック表を活用して配慮食を提供しています。
④0 歳児の保育参観で離乳食の試食を行っています。毎日の食事サンプルを玄関前に展示しています。
栄養士は保護者から声をかけられることも多く、調理方法などを伝えています。
実施の
可否
評価項目
①
子どもが楽しく、落ち着いて食事を取れるような雰囲気作りに配慮している。
②
メニューや味付けなどに工夫をしている。
○
③
子どもの体調や文化の違いに応じた食事(アレルギー対応を含む)を提供している。
○
④
保育所の食育に関する取組を保護者に対して伝える活動をしている。
○
○
12
社会福祉法人川崎市社会福祉協議会
福祉サービス第三者評価機関かわさき
中瀬新生保育園
評価分類
A
(4)子どもが心身の健康を維持できるよう支援を行っている。
①保育士は毎日視診をし、気になることがあれば看護師に伝えています。看護師は各クラスを周り、健
康観察をして保健日誌に記録しています。看護師は幼児を中心に風邪予防、手洗い、うがい、歯磨き、
うんちの話などの保健指導をしています。保育士はケガを防止するために外あそびや公園での遊び、
室内での危険な行為について、年齢に応じて繰り返し子どもに伝えています。
②健康診断、歯科健診、身体計測の結果は、「すこやか手帳」「歯科健康診査結果」に記録し保護者に
伝えています。医師からの所見は個別に伝えています。看護師は幼児に歯磨き指導を行っています。
③保護者には毎月看護師作成の「ほけんだより」を配付し、感染症予防や熱中症予防、生活リズムの見
直しなどについて伝えています。感染症時は速やかに玄関、階段踊り場、各クラス入口に掲示してい
ます。感染症が流行った時は緊急メール配信システムでメール配信しています。乳幼児突然死症候群
については、入園前説明会で保護者に伝えています。0・1 歳児は 10 分毎、2 歳児は 20 分毎、幼児
は 30 分毎に呼吸チェックをし記録しています。
実施の
評価項目
①
②
③
可否
けがや病気を防止するため、日頃から身の回りの危険について子どもに伝えている。
健康診断・歯科健診の結果について、保護者や職員に伝達し、それぞれの保育に反映さ
せている。
保護者に対して感染症や乳児突然死症候群(SIDS)等に関する情報を提供し、予防に
努めている。
○
○
○
13
社会福祉法人川崎市社会福祉協議会
福祉サービス第三者評価機関かわさき
中瀬新生保育園
<組織マネジメントに関する項目>
共通評価領域
5
運営上の透明性の確保と継続性
保育理念として「キリスト教に基づき神の愛を伝える保育園」、保育方針は「一人ひとりに不えられ
ている『生命』『人格』『個性』『感性』を大切に尊重し、豊かに育てる」を掲げ、園のしおりに明記
し、毎週の職員会議で園長がキリスト教への職員の理解を促しています。園児に対しては、イースター
やクリスマスなどの行事礼拝、毎週の幼児礼拝、食前の讃美歌とお祈り等の具体的な取り組みを通し、
子どもが体験を通して保育理念を感じ取れるようにしています。保護者には年 2 回の保護者会で園長や
牧師がキリスト教についての話をしています。
園長は 5 年先を見通した中・長期的視点に立って運営にあたっていますが、中・長期計画を策定し文
書化するまでには至っていません。今年度は今後の 5 年に向けての地ならしの時期と定め、事業計画(年
次計画)には運営方針と保育目標、保育や地域との連携等について園の方向性を明示しています。職員
に対しては、年度初めの職員会議で事業計画について説明していますが、具体的に全職員で話し合うこ
とは行っていません。職員の安心のためにも、今後の中・長期的な園の方向性について文書化し、職員
と目標や課題を共有することが期待されます。
月間保育指導計画や週日指導計画(週案)・日誌には、評価・反省の欄があり、日々の振り返りが行わ
れています。年間指導計画は、「年間指導計画反省」を用いて評価を行い、次年度の計画に反映してい
ます。業務の振り返りや行事の反省、事故やヒヤリハット記録から抽出された課題は、職員間で話し合
い改善につなげています。ただし、一定の書式を用いて保育所としての自己評価を行い、改善計画を作
成するまでには至っていません。また、保護者に対してのアンケートを基にした利用者評価も課題とな
っています。今後の取り組みが期待されます。
評価分類
(1)事業所が目指していること(理念・基本方針)を明確化・周知している。
A
①保育理念として「キリスト教に基づき神の愛を伝える保育園」、保育方針は「一人ひとりに不えられ
ている『生命』『人格』『個性』『感性』を大切に尊重し、豊かに育てる」を掲げ、園のしおりに明
記しています。
②職員に対しては、保育理念、保育方針、保育目標を保育課程に明示するとともに、毎週の職員会議で、
園長や牧師がキリスト教的な講話を行い、キリスト教への職員の理解を促しています。
③園児に対しては、イースター、花の日、収穫感謝祭、クリスマスの行事礼拝、週 1 回の幼児礼拝、誕
生会や入園式等の行事での礼拝、食事前の讃美歌とお祈り、花の日と収穫感謝祭の慰問などの具体的
な取り組みを通し、子どもが感じ取れるよう働きかけています。このような取り組みを通し、子ども
たちは集中して話を聞くことを身につけています。保護者に対しては、年 2 回の保護者会で園長、牧
師が話をしています。また、行事等での礼拝の様子を見てもらい、園の取り組みへの理解を促してい
ます。
実施の
評価項目
可否
①
理念・基本方針を明示している。
〇
②
理念・基本方針について、職員の理解が深まるような取組を行っている。
〇
③
理念・基本方針について、利用者本人や家族等の理解が深まるような取組を行っている。
〇
14
社会福祉法人川崎市社会福祉協議会
福祉サービス第三者評価機関かわさき
中瀬新生保育園
評価分類
B
(2)実践的な課題・計画策定に取り組んでいる。
①園長は 5 年先を見通した中・長期的視点に立って運営にあたっていますが、中・長期計画を策定し、
具体的な目標を設定とその達成に向けての段階的な取り組みを文書化するまでには至っていません。
今年度を今後の 5 年に向けての地ならしの時期と定め、中・長期的な目標達成のための基本的条件を
整えることを目指しています。
②事業計画(年次計画)には運営方針と保育目標、保育や地域との連携等について園の方向性を明示し
ています。今後、中・長期的な課題とそれに向けた具体的な取り組み、目標達成度を評価する指標等
を明示した事業計画を、組織をあげて話し合い策定していく予定です。
③園長が作成した事業計画案を役員会が承認しています。ただし、前年度の振り返りを職員と行い、意
見を吸収し計画策定に反映させるなどの組織的な取り組みは今後の課題となっています。
④年度初めの職員会議で事業計画について説明していますが、具体的な取り組みについて全職員で話し
合うまでには至っていません。職員の安心のためにも、今後の中・長期的な園の方向性を文書化し、
職員と目標や課題を共有することが期待されます。
⑤保護者への事業計画の開示は行っていません。
実施の
評価項目
可否
①
理念・基本方針の実現に向けた中・長期計画が策定されている。
●
②
中・長期計画を踏まえた年度単位の事業計画が策定されている。
●
③
事業計画の策定が組織的に行われている。
●
④
事業計画が職員に周知されている。
○
⑤
事業計画が保護者等に周知されている。
●
評価分類
(3)管理者は自らの役割と責任を職員に対して表明し、事業所をリードしている。
A
①職務分掌表には園長始め、各職種が果たすべき役割と責任が明記されています。園長は職員会議を主
宰し、自らの責任を職員に表明し、園をリードしています。
②重要な案件や日々の保育から抽出された課題、職員や保護者からの意見等は、園長、主任、看護師、
栄養士、事務による毎週の主任会議にて協議し、園としての方向性を決定しています。主任会議での
決定事項は職員会議で報告し、職員の意見を聞いています。職員会議に出席しなかった職員に対して
は、議事録を配付するとともに、必要に応じて担当主任が個別に説明しています。
③朝の玄関の混雑を防ぐための登降園簿のタッチパネルへの変更、保護者の意向を配慮しての行事の土
曜日開催、メール配信システムの改善など、経営や業務の効率化と改善に向けての事例があります。
また、保護者からの要望で「園長と話し合う集い」を開き、組織の長として保護者との意見交換を行
い、保護者の理解を促すなどの取り組みも行っています。
実施の
評価項目
可否
①
管理者自らの役割と責任を職員に対して表明している。
○
②
質の向上に意欲を持ちその取組に指導力を発揮している。
○
③
経営や業務の効率化と改善に向けた取組に指導力を発揮している。
○
15
社会福祉法人川崎市社会福祉協議会
福祉サービス第三者評価機関かわさき
中瀬新生保育園
評価分類
B
(4)質の向上に向けた取組が組織的に行われている。
①月間保育指導計画や週日指導計画(週案)・日誌には、評価・反省の欄があり、日々の振り返りが行われ
ています。年間指導計画は、「年間指導計画反省」を用いて各領域について評価を行い、それをもと
に年度末に職員間で話し合い、次年度の計画に反映しています。また、行事後には反省会を行い、評
価しています。ただし、一定の書式を用いて保育所としての自己評価を行い、職員間で話し合うまで
には至っていません。また、保護者に対してのアンケートを基にした、利用者評価も課題となってい
ます。今後の取り組みが期待されます。
②日々の業務の振り返りや行事の反省会、事故やヒヤリハット記録などから抽出された課題は、主任会
議および職員会議で話し合い、つど見直しを行い改善につなげています。しかし、自己評価をもとに
課題を抽出し、長期的な視点に立った改善策を事業計画に反映させる等、組織としての取り組みを行
うまでには至らず、課題となっています。
実施の
評価項目
①
②
可否
サービス内容について定期的に評価を行う体制を整備している。
○
評価結果に基づき組織として取り組むべき課題を明確にし、改善策・改善実施計画を立
て実施している。
評価分類
●
A
(5)経営環境の変化等に適切に対応している。
①園長は、川崎市や川崎区の園長会、幼保小連携会議等の各種会議や研修に出席し、国や市の動向や方針、
地域の実態や課題など、事業経営を取りまく環境についての情報の収集に努めています。経営面に関し
ては、顧問である社会保険労務士や公認会計士からアドバイスを受けています。
②把握した情報は主任会議にて共有し、園としてどのように取り組んでいくか検討し、必要な体制整備を
行っています。職員に対しては、職員会議で、子ども子育て新制度等必要な情報を提供し、園の対応に
ついて説明し、意見を聞いています。
実施の
評価項目
可否
①
事業経営をとりまく環境が的確に把握されている。
○
②
経営状況を分析して改善すべき課題を発見する取組を行っている。
○
16
社会福祉法人川崎市社会福祉協議会
福祉サービス第三者評価機関かわさき
中瀬新生保育園
<組織マネジメントに関する項目>
共通評価領域
6
地域との交流・連携
昨年度より園庭開放を開始し、平日の 9 時半から 11 時まで実施しています。また、移動水族館、夕
涼み会、節分の集いに地域住民の参加を呼びかけ、園庭開放の利用者や卒園生、マンション住民等の参加
がありました。園は地域に開かれた保育園を目指し、今後も地域の子育て支援に取り組んでいく姿勢です。
園の専門性を生かした育児講座の開催など、園の特色を生かした取り組みが期待されます。
開園後 5 年がたち、地域の施設として地域住民に認識されつつあり、園としても地域との連携に本格
的に取り組み始めました。多くの園児が就学する東門前小学校と連携し、4・5 歳児が小学生と交流して
います。中学生の福祉体験も受け入れています。また、年長児が地区の保育園児と交流しています。敬老
の日には近くの高齢者デイサービスを 4・5 歳児が訪問し、お年寄りと交流しました。花の日と収穫感謝
祭(キリスト教の宗教行事)には、お年寄りに花や収穫物を届けています。
子育て支援担当者会議の情報紙「ふれあい新聞」に園の子育て支援に関する情報を掲載しています。ま
た、夕涼み会、移動水族館、節分の集いなどの行事のポスターを玄関前や園庭のフェンスに掲示するほか、
教会やマンションの管理組合にも掲示を依頼しています。子育て支援についての情報発信を今後も工夫し
ていく予定でいます。
評価分類
B
(1)地域との関係が適切に確保されている。
①子育て支援担当者会議の「ふれあい新聞」に園の子育て支援に関する情報を掲載しています。また、夕
涼み会、移動水族館、節分の集いなどの行事のポスターを玄関前や園庭のフェンスに掲示するほか、協
会やマンションの管理組合にも掲示を依頼しています。今後、園のホームページを立ち上げ情報発信を
行う予定です。
②昨年度より園庭開放を開始し、平日の 9 時半から 11 時まで実施しています。また、移動水族館、夕涼
み会、節分の集いに地域住民の参加を呼びかけ、園庭開放の利用者や卒園生、マンション住民等の参加
がありました。園は地域に開かれた保育園を目指し、今後も積極的に地域支援に取り組んでいく姿勢を
持っています。
③地域住民からカブトムシの幼虫をもらうなど、尐しずつ地域の施設として定着しつつあります。ボラン
ティアに関しては、園として体制を整えてボランティアを受け入れるまでには至ってなく、今後の課題
となっています。
実施の
評価項目
可否
①
地域社会に対して、開かれた組織となるよう、事業所に関する情報を開示している。
○
②
事業者が有する機能を地域に提供している。
○
③
ボランティアの受け入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。
●
17
社会福祉法人川崎市社会福祉協議会
福祉サービス第三者評価機関かわさき
中瀬新生保育園
評価分類
B
(2)地域の福祉向上のための取組を行っている。
①市や区の園長会や主任会、幼保小連携会議等に参画し、連携して様々な取り組みを行っています。多く
の園児が就学する東門前小学校とは、4・5 歳児が小学生と交流しています。また、年長児が地区の保育
園児と交流しています。敬老の日には近隣の高齢者デイサービスを 4・5 歳児が訪問し、お年寄りと交
流しました。花の日や収穫感謝祭には、花や収穫物をお年寄りに届けています。また、川崎区役所大師
支所区民センターの展示会に園児の作品を展示しています。
②地域の関係機関・団体と協働した取り組みは行っていません。
③市・区の園長会・主任会に出席し、地域の福祉ニーズの把握に努めています。園は、地域との連携に本
格的に取り組み始めたところで、今後さらに深めていく予定です。
実施の
評価項目
①
②
③
可否
関係機関・団体との定期的な連絡会等に参画している。
○
地域の関係機関・団体の共通の課題に対して、解決に向けて協働して具体的な取組を行
っている。
地域の福祉ニーズを把握するため事業・活動に参加している。
●
○
18
社会福祉法人川崎市社会福祉協議会
福祉サービス第三者評価機関かわさき
中瀬新生保育園
<組織マネジメントに関する項目>
共通評価領域
7 職員の資質の向上の促進
より良い保育を行うためには専任常勤の有資格保育士数が基準を満たすことが必頇と言う方針で常勤
職員を確保しています。さらに、専任保育士の補助として有資格非常勤保育士を配置していて、職員配
置基準以上の手厚い職員体制となっています。また、栄養士、看護師、調理師の有資格者を専任職員と
して確保しています。看護師は担任を持たず、園児と職員の健康管理を行い、専門性を活かしています。
園長によるキリスト教保育についての話のほか、園内研修として汚物処理、けいれんの応急処置、エ
ピペン(アドレナリン自己注尃薬)の使用法等の研修を行っています。また、救急救命法、事故事例と
危機管理、発達相談支援コーディネーター養成研修、子ども子育て支援新制度等の外部研修に参加して
います。ただし、個別の育成計画に基づいた個人別の研修計画の策定は今後の課題となっています。
園は職員が働きやすい環境整備に力を入れています。有給休暇簿を整備し、職員が平均して取得でき
るよう定期的にチェックしています。有給休暇の取り方を周知したことにより、有休取得率が前年度に
比べアップしました。シフトを決める際にも職員の子どもの学校行事のかねあいなど職員の要望を考慮
しています。年 1 回の園長との個人面談では、職員の意向や要望を聞いています。ただしアンケート等
を用い幅広く意見聴取するなどは行っていないのでさらなる取り組みを期待します。
評価分類
(1)事業者が目指しているサービスを実現するための人材構成となるよう取り組んでいる 。
A
①より良い保育を行うためには専任常勤の有資格保育士数が基準を満たすことが必頇と言う方針で常勤
職員を確保しています。さらに、専任保育士の補助として有資格非常勤保育士を配置していて、職員
配置基準以上の手厚い職員体制となっています。
②職員の採用は園独自で行い、最終決定は役員会で行っています。また、栄養士、看護師、調理師の有
資格者を専任職員として確保しています。看護師は担任を持たず、園児と職員の健康管理を行い、専
門性を活かしています。
③園長は遵守すべき法令や規範、倫理等の把握に努め、職員にも周知しています。また、園長は研修や
社会福祉労務士から必要な情報を得、職員の立場を順守するように努めています。
④報酬や昇進、昇格は就業規則、給不規定および法人の規定に沿って行われていて、透明性が保たれて
います。
⑤保育専門学校からの実習生を受け入れています。担当は主任で、園の規定に基づき育成にあたってい
ます。
実施の
評価項目
可否
①
必要な人材や人員体制に関する具体的な考え方が確立している。
○
②
具体的なプランに基づく人材の確保に取り組んでいる。
○
③
遵守すべき法令・規範・倫理等を正しく理解するための取組を行っている。
○
④
⑤
職員の育成・評価・報酬(賃金、昇進・昇格など)が連動した人材マネジメントを行
っている。
実習生の受入れと育成が積極的に行われている。
○
○
19
社会福祉法人川崎市社会福祉協議会
福祉サービス第三者評価機関かわさき
中瀬新生保育園
評価分類
B
(2)職員の質の向上に向けた体制が確立されている。
①園長は毎週の職員会議でキリスト教について講話し、キリスト教の一人ひとりを大切にすることを保
育実践に活かせる保育士の育成を目指しています。正規職員には比較的若い保育士が多いため、経験
が長い非常勤職員から見て学べるよう組み合わせを考慮しています。園長との年度末の面談では、1
年間の振り返りを行い、園長から次年度へ課題等を話しています。ただし、役割や経験、特性に応じ
た期待水準を明示し人材育成を計画的に行うまでには至っていません。
②園長によるキリスト教保育についての話のほか、園内研修として汚物処理、けいれんの応急処置、エ
ピペンの使用法等の研修を行っています。また、市や区などの外部研修に職員が参加しています。個
別の育成計画に基づいた個人別の研修計画の策定は今後の課題となっています。また、非常勤職員に
対して年 1 回は理念等の研修を実施するとともに、職員間でお互いの保育を見合い話し合うなどの研
修の工夫が望まれます。
③外部研修に参加した職員は、研修報告書を作成し職員会議で報告しています。園長・主任は研修成果
を確認していますが、研修計画の評価・見直しは行っていません。
実施の
評価項目
①
②
③
可否
職員の教育・研修に関する基本姿勢が明示されている。
○
個別の職員に対して組織としての教育・研修計画が策定され計画に基づいて具体的な
取組が行われている。
定期的に個別の教育・研修計画の評価・見直しを行っている。
●
●
評価分類
A
(3)職員の就業状況に配慮がなされている。
①園は職員が働きやすい環境整備に力を入れています。有給休暇簿を整備し職員が平均して取得できる
よう定期的にチェックしています。有給休暇の取り方を周知したことにより、有休取得率が前年度に
比べアップしました。シフトを決める際にも職員の子どもの学校行事のかねあいなど職員の要望を考
慮しています。
年 1 回の園長との面接では職員の意見・要望を聞いていますが、アンケート等を用い非常勤職員を含
め全職員の意見を幅広く聴取することは行っていないので、さらなる工夫が期待されます。
②福利厚生としては、私立学校共済組合に加入しています。定期健診やインフルエンザの予防接種は園
負担で行っています。外部のカウンセラーの紹介等は行っていませんが、看護師が専門性を活かし職
員の相談にのっています。
実施の
評価項目
可否
①
職員の就業状況や意向を把握し必要があれば改善する仕組みが構築されている。
○
②
職員の福利厚生や健康の維持に積極的に取り組んでいる。
○
20
社会福祉法人川崎市社会福祉協議会
福祉サービス第三者評価機関かわさき
H26中瀬新生保育園 保護者アンケート(公表用)
認可保育所 利用者調査項目(アンケート)
●アンケート送付数(対象者数) (
●回収率
75% (
60 )人
45 )人
サービスの提供
利用者調査項目
1 落ち着いて過ごせる雰囲気になっているか。
2 子どもの体調変化への対応は適切か。
3 提供されている食事は、子どもの状況に配慮されているか。
4 子どもの保育について、保護者と園に信頼関係があるか。
5 園の生活で身近な自然や社会と十分かかわっているか。
6 安全対策が十分に取られているか。
はい
いいえ
どちらとも
いえない
無回答
69%
4%
27%
0%
31 人
62%
28 人
82%
37 人
64%
29 人
69%
31 人
80%
36 人
2 人
9%
4 人
2%
1 人
18%
8 人
9%
4 人
2%
1 人
12 人
29%
13 人
16%
7 人
18%
8 人
22%
10 人
18%
8 人
0 人
0%
0 人
0%
0 人
0%
0 人
0%
0 人
0%
0 人
利用者個人の尊重
7 一人ひとりの子どもは大切にされていると思うか。
8 子どものプライバシーは守られているか。
76%
34 人
69%
31 人
4%
2 人
9%
4 人
20%
9 人
22%
10 人
0%
0 人
0%
0 人
相談・苦情への対応
9 保護者の考えを聞く姿勢があるか。
10
第三者委員など外部の苦情窓口にも相談できることを知っている
か。
11 要望や不満はきちんと対応されているか。
67%
30 人
84%
38 人
49%
22 人
13%
6 人
11%
5 人
11%
5 人
20%
9 人
4%
2 人
38%
17 人
0%
0 人
0%
0 人
2%
1 人
周辺地域との関係
12 周辺地域と園との関係は円滑に進められているか。
64%
29 人
0%
0 人
33%
15 人
2%
1 人
利用前の対応
13
【過去1年以内に利用を開始され、利用前に説明を受けた方に】
サービス内容や利用方法の説明はわかりやすかったか。
72%
13 人
6%
1 人
22%
4 人
0%
0 人
社会福祉法人川崎市社会福祉協議会
福祉サービス第三者評価機関かわさき