「周囲を幸せに導くリーダーへ」

た び だ ち
新たなる出発
「周囲を幸せに導くリーダーへ」
10 期生リレートーク
⑦
電通九州
第1営業局営業部 俵田 剛氏(42 歳)
今までは自分自身の業務のみを
考え、周囲への気配りに不十分だ
ったと思います。KAIL入塾以降
は、後輩の業務サポートにかなり
◆人生の指針となる言葉
—「 一日一日をど真剣に生きる」
心や時間を配ることを意識するよ
(稲盛和夫氏の言葉より)
うになり、後輩の成功を自分のこ
◆小さいころなりたかった職業
とのように喜べるようになりました。
—漫画家
◆生まれ変われたらやりたい職業
最近新しくサポートし始めた後輩
—小学校の先生
が、自分のことを「元々面倒見が
良いタイプだ」と思っていた事を知
■なぜ KAIL に入塾しようと思
り、自分が少しずつ変わってきてい
KAIL に入塾しようと思ったのは、
また、
「ひとつ上の目線から見
ったのか。また入塾した経緯は。
るのだと実感できました。
日々成長し続けないとビジネスマン
る」という意識を持つようなり、会
として生き残っていけないという危
社全体の事を考えて行動できるよ
機感があり、自分が働き抜くため
のぶれない軸を確認したかったか
らです。35 歳に設定した人を幸せ
にしたいという「志」が、単なる
偽善ではないかと思い始めたことも
あり、社内公募に応募しました。
■入塾して学んだことは。
一番学んだ事は自分自身と周囲
の関わりの大切さです。
セッションの中で「自分の日々
の現実は、自分が周囲とどう関わ
っているか、共感を深めているか、
何を生み出しているかによって『作
られて』いる」という話から、周囲
の人に深く関わる必要があり、人
のせい、環境のせいになど絶対に
出来ないと感じました。
また「 相 手の行 動の源、 願い
を本質から知ることに努める」「そ
の為に、観察して、話して、動機
(=心の利き手)を理解する」な
ど、周囲の人の事を思い、気持ち
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Zaikai Kyushu / FEB.2015
を想像し、自分の価値観を押付け
うになってきたと感じています。
■今後 KAILとどのように関わ
ず、寄り添う事の重要性を学びま
っていきたいか?また、自身の今
そして、人に囲まれ、支えられ
セッションで学び、仲間と議論
した。
後の展望は。
せっさたくま
ているからこそ、
「利己」ではなく
「利
して切 磋琢磨した時間は本当に楽
という事に気付くことができました。
間とは今後も刺激し合い、そして、
他の心」を持つ事が非常に大切だ
『人を幸せにしたいという「志」
しく充実していました。KAIL の仲
仲間と会う際に恥ずかしくないよう
が、単なる偽善ではないかという
に、しっかり日々努力を続けたいと
ではなく本能からの「自己主張」
今後辛いことがあっても、「艱難
迷い』は、
『貢献心は「自己犠牲」
考えています。
かんなん
である』という講師の言葉で解消
汝を玉にする」を胸に踏ん張り、
No mission」という、きれいばか
よう、タフな心で前に進み続けたい
しました。また、
「No margin、
関わってこられた方に恩返しできる
りではなく、適正な利益なくして使
と思います。
学びました。
駆り立て、殻を破って行動し、広
命は果たせないという事も改めて
■入塾後、自身にどのような変
化があったのか。また KAIL での
学びを職場等でどのようにいかし
ているか。
また、自責の覚悟で自分自身を
告コミュニケーションを通じて、他
者に尽くし、九州及び日本中の人々
の幸せに「貢献」出来るように頑
張っていきたいと思います。