日時 2011年7月 28 日(木)

船橋→名古屋→岡崎
連続チャリティ公演プロジェクト
≪photo de Mirco Magliocca≫
☆ 演奏曲目
☆
J.S.バッハ/無伴奏チェロ組曲
第3番
ハ長調
BWV1009
黛敏郎/無伴奏チェロのための
≪BUNRAKU≫(1960)
休
憩
G.フォーレ/ロマンス
op.69
夢のあとに
op.7-1
C.サン=サーンス/白鳥
中木健二
永田美穂
J.ブラームス/歌曲集
op.102 より「メロディー」
S.ラフマニノフ/チェロとピアノのためのソナタ
op.19 より第三楽章
A.ドボルジャーク/森の静けさ
R.シューマン/幻想小曲集 op.73
アンダンテ
op.68/V
日時●2011年7月 28 日(木)
開場 18:30
開演 19:00~
場所●きららホール(船橋市民文化創造館)
千葉県船橋市本町 1-3-1 フェイスビル 6 階
(JR船橋駅から徒歩 3 分、京成船橋から徒歩 2 分)
℡:047-423-7261
チケット●2,000 円(全席自由)
(経費除き全額日本赤十字社・被災地寄付)
主催:中木健二 被災地支援チャリティー・コンサートを実現する会(代表:澤野次郎)
後援:船橋市、船橋市教育委員会、船橋商工会議所(会頭:伊藤賢二)、災害救援ボランティア推進委員会(会長:石原信雄)、
特定非営利活動法人IT化推進支援センター(理事長:遠藤安彦)、㈱伊藤楽器
協賛:大川水産株式会社、川口明浩公認会計士事務所、公認会計士山田英裕事務所 協力:㈶浦安市施設利用振興公社、
“コンカドーロ”
チケット販売:㈱伊藤楽器 弦楽器工房 ℡047-420-2033 〒273-0005 千葉県船橋市本町 2-1-1 船橋スクエア 21 ビル 1 階
開催に対する思い
震災が発生したとき僕はフランスに戻って仕事をしているところだったんですが、その1週間前まで
日本でリサイタルツアーを行っており、東北でも公演していたので、あまりのことに動揺するばかりで
した。こんなときに海外在住の音楽家は無力で、どんな形で被災された方のお役に立てるかについて考
えてみると、結局、音楽家は音楽でしかその意義を全うできないことを感じて今回の構想が始まりまし
た。初めにパリでコンセルヴァトワールの先生方と義援金コンサートを行い、その後、所属するボルド
ー国立歌劇場管弦楽団にもお願いして、6月28日のバレエ公演の収益を、日本赤十字を通して寄付す
ることを計画して頂きました。当初から帰国の予定があったこの夏の期間、出来る限りそのお役に立ち
たく今回のプロジェクトとなりました。
僕が音楽家として一番大事にしている“演奏会を通して同じ空間を共有すること”を一人でも多くの
方に感じて頂き、文化的・精神的な面からもこれからの日本を元気づけられたらこんなに嬉しいことは
ありません。
中木 健二
中木 健二
なかぎ・けんじ
愛知県岡崎市出身。3 歳より才能教育研究会にてチェロを始める。
名古屋市立菊里高等学校、東京芸術大学を経て 2003 年、渡仏。財団法人ロームミュージッ
クファンデーションからの奨学金を受け、パリ国立高等音楽院、ベルン高等音楽院の両校を
首席で卒業。
第 72 回日本音楽コンクールチェロ部門第 3 位。 2005 年、ポーランドにて行われた第 5 回
ルトスワフスキ国際チェロコンクール第 1 位、併せてポーランド放送局賞、EMCY 賞を受賞。
同年、パリにて行われた第 16 回 FLAME 音楽コンクール優勝。
2008 年パリ近郊にて行われた第 1 回 Note et Bien 国際フランス音楽コンクールグランプリ。
およびドビュッシー特別賞、ブーレーズ特別賞を受賞。
2010 年、ラファエル弦楽四重奏団として第 6 回ボルドー国際弦楽四重奏コンクール第 2 位。
2004 年-2009 年キジアーナ音楽院マスタークラス(イタリア)を受講し、最優秀ディプロ
マを取得。また Banca monte dei paschi 特別賞を受賞。
2009 年にはスイス・ベルンにて E.Tschumi 音楽賞を受賞。
ヨーロッパを拠点に独奏者、室内楽奏者として幅広く活動しており、これまでにサイトウキ
ネン・フェスティヴァル松本、小澤塾オペラプロジェクト、東京オペラの森、宮崎国際室内
楽音楽祭、マッジョーレ湖音楽祭、モンテヴェッロ国際室内楽音楽祭、ラヴェッロ音楽祭、
オランジュリー音楽祭等に参加。2006 年にはイタリア北部にてリサイタルツアーを行い、好
評を博す。また近年ではペトロブラス交響楽団、セントラル愛知交響楽団、パリ国立高等音
楽院管弦楽団、ベルン交響楽団とコンチェルトを共演。
これまでにチェロを久保田顕、林良一、河野文昭、向山佳絵子、P.ミュレール、
A.メネセスの各氏に師事。また室内楽を松原勝也、岡山潔、B.パスキエ、C.イヴァルディ、
F.サルク、E.ルサージュの各氏に師事。
2010 年度よりフランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団首席奏者に就任。
永田 美穂
ながた・みほ
山形県上山市出身。桐朊女子高等学校音楽科を経て桐朊学園大学音楽学部演奏学科卒業。
その後フランス・パリ・エコールノルマル音楽院、イタリア・イモラ国際ピアノアカデミー
に入学。 2008 年パリ・エコールノルマル音楽院最高課程コンサーティストの
修了試験で、マルタ・アルゲリッチ、シプリアン・カツァリス、
アブデル・ラーマン・エルバシャ、デビット・ライブリー各氏が審査員の中、
満場一致の首席でディプロマ取得。イモラ国際ピアノアカデミーのディプロマ取得。
2007 年第 10 回ジャン・フランセ国際コンクール第3位(第2位無し)。
2008 年第1回ヴァル・ディゼール国際コンクールグランプリ受賞。2009 年第 11 回
イルド・フランス国際コンクール第 2 位、併せて特別モーツァルト賞受賞。
ベルギー・ブリュッセルで行われた音楽祭ではオーディションに合格し、
王立音楽院ホールでニージニー・ノヴゴルド・クレムリン交響楽団と
チャイコフスキーピアノ協奏曲第1番を共演。ウィーン・ラズモフスキー弦楽四重奏団と
ウィーン、東京、山形で共演。2010 年飯森範親指揮山形交響楽団定期演奏会で
ラヴェル ピアノ協奏曲ト長調を共演。また“アフィニス夏の音楽祭 2010 山形”にて
室内楽演奏会にゲスト出演。フランス、イタリア各地でソロ・室内楽演奏会に出演。
現在パリ・エコールノルマル音楽院研究科、パリ地方音楽院室内楽科に在籍し研鑽を積む。
これまでに一柳多津子、一柳和男、須田真美子、ギグラ・カツァラバ、
レオニード・マルガリウス、リカルド・リザリティ、アンヌ・ケフェレック、
室内楽をエリック・ルサージュ各氏に師事。