平成25年度前期 情報検定 - 一般財団法人 職業教育・キャリア教育財団

情報活用試験
文部科学省後援
平成25年度前期 情報検定
<実施
平成25年6月16日(日)>
3級
(説明時間
10:00~10:10)
(試験時間
10:10~10:50)
・試験問題は試験開始の合図があるまで開かないでください。
・解答用紙(マークシート)への必要事項の記入は,試験開始の合図と同時
に行いますので,それまで伏せておいてください。
・試験開始の合図の後,次のページを開いてください。<受験上の注意>が
記載されています。必ず目を通してから解答を始めてください。
・試験問題は,すべてマークシート方式です。正解と思われるものを1つ選
び,解答欄の
をHBの黒鉛筆でぬりつぶしてください。2つ以上ぬりつ
ぶすと,不正解になります。
・辞書,参考書類の使用および筆記用具の貸し借りは一切禁止です。
・電卓の使用が認められます。ただし,下記の機種については使用が認めら
れません。
<使用を認めない電卓>
..
1.電池式(太陽電池を含む)以外 の電卓
2.文字表示領域が複数行ある電卓(計算状態表示の一行は含まない)
3.プログラムを組み込む機能がある電卓
4.電卓が主たる機能ではないもの
*パ ソ コ ン( 電 子 メ ー ル 専 用 機 等 を 含 む ),携 帯 電 話( P H S ),電
子手帳,電子メモ,電子辞書,翻訳機能付き電卓,音声応答のある
電卓,電卓付腕時計等
5.その他試験監督者が不適切と認めるもの
一般財団法人
職業教育・キャリア教育財団
<受験上の注意>
1.この試験問題は11ページあります。ページ数を確認してください。
乱丁等がある場合は,手をあげて試験監督者に合図してください。
※問題を読みやすくするために空白ページを設けている場合があります。
2.解答用紙(マークシート)に,受験者氏名・受験番号を記入し,受験番号下欄の数字
をぬりつぶしてください。正しく記入されていない場合は,採点されませんので十分注
意してください。
3.試験問題についての質問には,一切答えられません。自分で判断して解答してくださ
い。
4.試験中の筆記用具の貸し借りは一切禁止します。筆記用具が破損等により使用不能と
なった場合は,手をあげて試験監督者に合図してください。
5.試験を開始してから30分以内は途中退出できません。30分経過後退出する場合は,も
う一度,受験番号・マーク・氏名が記載されているか確認して退出してください。なお,
試験終了5分前の合図以降は退出できません。試験問題は各自お持ち帰りください。
6.試験後にお知らせする合否結果(合否通知),および合格者に交付する「合格証・認定
証」はすべて,Webページ(PC,モバイル)での認証によるデジタル「合否通知」,
デジタル「合格証・認定証」で行います。
①団体宛には合否結果一覧ほか,試験結果資料一式を送付します。
②合否等の結果についての電話・手紙等でのお問い合わせには,一切応じられませんの
で,ご了承ください。
情報活用3級
問題を読みやすくするために,
このページは空白にしてあります。
1
情報活用3級
問題1
次の情報表現に関する記述を読み,各設問に答えよ。
論理演算を視覚的にわかりやすく表現する手法としてベン図が用いられる。論理演
算には,論理和(図1),論理積(図2),否定(図3)などがある。
A
B
A
図1
B
図2
図3
例えば,2つの条件があったとき,論理和は2つの条件のいずれか一方または両方
が満たされるとき,真となる演算であり,論理積は2つの条件が両方とも満たされる
とき,真となる演算である。また,否定は条件が満たされないとき,真となる演算で
ある。
<設問1>
述中の
次のように2種類の項目でアンケートを行った場合,集計結果に関する記
(1)
に入れるべき適切な字句を解答群から選べ。
ある 50 人の学生のいるクラスでアンケートを行ったところ,英語が好きな学生の人
数は 28 人,数学が好きな学生の人数が 25 人,どちらも好きでないという学生の人数
が9人という結果がでた。ベン図で考えると,英語も数学も好きな学生の人数が
(1)
人,どちらか一方だけ好きな学生の人数が
(2)
人だと分かる。
また,他のクラスで,通学に電車を利用している学生は 33 人,バスを利用している
学生が 20 人,両方利用する学生が7人,そのどちらも利用しない学生が 12 人いると
すると,そのクラスの学生は
(3)
人だと分かる。
(1) ,(2) の解答群
ア.12
イ.13
ウ.29
イ.53
ウ.58
(3) の解答群
ア.51
2
情報活用3級
<設問2>
次のアンケートに関する記述中の
(3)
に入れるべき適切な字句を解
答群から選べ。
あるクラスで,文化祭の催し物の希望アンケートを実施したところ,"お化け屋敷",
"屋台","演劇" の三つが候補に挙がった。これをベン図で表すと,図4のようになる。
お化け
屋敷
屋台
演劇
図4
ここで,次の図5~図7の塗りつぶしている領域に該当する人について考える。
お化け
屋敷
屋台
お化け
屋敷
お化け
屋敷
演劇
屋台
図5
屋台
演劇
図6
演劇
図7
図5の塗りつぶした領域に該当する人は
(4)
である。
図6の塗りつぶした領域に該当する人は
(5)
である。
図7の塗りつぶした領域に該当する人は
(6)
である。
(4) ~ (6) の解答群
ア.お化け屋敷と演劇を希望する人
イ.お化け屋敷と屋台と演劇を希望する人
ウ.お化け屋敷と屋台は希望するが演劇は希望しない人
エ.演劇と屋台は希望するがお化け屋敷は希望しない人
オ.演劇は希望するがお化け屋敷と屋台は希望しない人
3
情報活用3級
問題2
次の入力装置に関する記述を読み,関係の深い字句を解答群から選べ。
(1) 光を照射し,その反射光を光電子素子で感知し,検定試験の解答用紙などのマー
クを読み取る装置。
(2) 光を照射し,その反射光を光電子素子で感知し,シートに記入された文字や記号
を読み取る装置。
(3) 商品などに付けられた,白黒の縦線の組み合わせによって情報を表した 1 次元の
コードを読み取る装置。
(4) 紙などに光を照射し,図形や写真などの情報を画像データとして読み取る装置。
(5) CCD などの半導体素子を利用して,風景や人物などを撮影し,画像データをディ
ジタルデータとして記録媒体に記録する装置。
(6) タイプライタのようにボタンを押すことで,そのボタンに対応した文字・数字・
記号を入力する装置。
(7) クリックやドラッグなど表面のボタンを操作することで,画面上の位置や移動量,
移動速度などを入力する装置。
(1) ~ (3) の解答群
ア.OCR
イ.OMR
エ.カードリーダ
オ.バーコードリーダ
ウ.USB メモリ
(4) ~ (7) の解答群
4
情報活用3級
ア.イメージスキャナ
イ.キーボード
エ.ディジタルカメラ
オ.マウス
ウ.タッチパネル
問題3
次のネットワークに関する記述に最も関係の深い字句を解答群から選べ。
(1) 複数の異なるネットワーク間でデータのやりとりを中継するための機器で,イン
ターネットに接続する場合にも使用する。
(2) コンピュータやプリンタなどの機器をローカルエリアネットワーク(LAN)に接続
するための拡張カード。
(3) 複数のパソコンを物理的にネットワークに接続するための集線装置。
(4) ネットワーク上で,ファイルを共有するために設置されるサーバ。
(5) ネットワークを通して各機器の時刻を同期させるサーバ。
(6) ネットワーク上で,プリンタを共有するために設置されるサーバ。
(7) ドメイン名から IP アドレスを取得できるサーバ。
(1) ~ (3) の解答群
ア.HUB
イ.LAN
ウ.NIC
エ.ルータ
(4) ~ (7) の解答群
ア.DNS(Domain Name System)サーバ
イ.FTP(File Transfer Protocol)サーバ
ウ.NTP(Network Time Protocol)サーバ
エ.ファイルサーバ
オ.プリントサーバ
カ.メールサーバ
5
情報活用3級
問題4
次の電子メールに関する各設問に答えよ。
<設問1>
次の電子メールの設定に関する記述中の
(1)
に入れるべき適切な字
句を解答群から選べ。
便利な連絡方法として利用されている電子メールは,インターネットを利用してや
り取りする手紙のようなものである。
インターネットを利用するために
(1)
と契約をすると,メールアドレスなど
のメールの送受信に必要な情報を取得することができる。この情報を使用して,メー
ルを受信するために
(2)
サーバ,送信するために
ウント,メールアドレスを設定し,
(4)
(3)
サーバ,メールアカ
ソフトを利用して,電子メールのやり
取りができるようになる。
(1) ~ (3) の解答群
ア.HTTP
イ.ID
ウ.ISP
エ.POP3
オ.SMTP
カ.SNMP
(4) の解答群
ア.DTP
<設問2>
イ.プレゼンテーション
ウ.メール
次の電子メールの送信に関する記述中の
(1)
に入れるべき適切な字
句を解答群から選べ。
電子メールを送信するには,送信したい相手のメールアドレスを宛先に,本文の内
容を簡潔に表すタイトルを件名に,送信相手に伝えたい内容を本文に設定する。
複数の人に同じメールを送信したいときには,CC や BCC に同時に送りたい相手の
メールアドレスを設定する。例えば,宛先に“A 氏のメールアドレス”,CC に“B 氏の
メールアドレス”,BCC に“C 氏のメールアドレス”を設定した場合,受信したメール
から,A 氏は
(5)
の,B 氏は
(6)
の,C 氏は
(7)
のメールアドレスが
わかる。
また,本文の最後に,会社名や学校名,連絡先などを記入することが多いが,これ
はあらかじめ挿入したい内容を設定しておくと,自動的に本文に挿入される。これ
は
(8)
と呼ばれる。
(5) ~ (7) の解答群
ア.A 氏
イ.A 氏,B 氏
ウ.A 氏,C 氏
エ.B 氏
オ.B 氏,C 氏
カ.C 氏
(8) の解答群
ア.暗号
6
情報活用3級
イ.記録
ウ.署名
エ.名刺
問題を読みやすくするために,
このページは空白にしてあります。
7
情報活用3級
問題5
次のワープロ利用に関する設問に答えよ。
<設問1>
次の案内状を作成する手順に関する記述中の
(1)
に入れるべき適切
な字句を解答群から選べ。
1行
2行
平成 25 年 6 月 20 日
お得意様
各位
3行
株式会社 JB総合商事
4行
代表取締役
児栄
賢
5行
ショールームオープンのご案内
6行
7行
8行
拝啓
9行
力を賜り、誠にありがとうございます。
時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は弊社の活動にご協
10 行
さて、このたび弊社OAショールームが新規オープンする運びとなりました。
11 行
つきましては、下記のとおりオープニングセレモニーを開催いたしますので、ぜ
12 行
ひともご臨席を賜りたく、お願い申し上げます。
13 行
まずは、ショールームオープンのご案内まで。
14 行
敬具
15 行
16 行
記
17 行
18 行
1.開
19 行
2.場
20 行
3.問 い 合 わ せ 先
催
日
時
平成 25 年 7 月 7 日(日)
所
渋谷OAセンター(JR渋谷駅
営業部
郷
午後1時より
徒歩5分)
佳久
21 行
22 行
①
以上
6 行は強調するために書体を
(1)
体にし,フォントサイズを 20 ポイントに
した。
②
1,3,4,14,22 行は
③
6,16 行は
④
18~20 行は,左に余白を入れるためにインデントをつけた。また,項目名の字数
(3)
(2)
にした。
にした。
が不ぞろいなので合わせるために
(4)
を行った。
(1) ~ (4) の解答群
8
情報活用3級
ア.均等割り付け
イ.禁則処理
ウ.ゴシック
エ.中央揃え
オ.左寄せ
カ.右寄せ
キ.明朝
ク.両端揃え
<設問2>
次のワープロソフトのページ設定に関する記述中の
(1)
に入れるべ
き適切な字句を解答群から選べ。
ワープロソフトで行うページ設定の項目中に
(5)
されない余白のことで,上下左右に存在する。上下の
がある。これは文章が印刷
(5)
は,ページ番号など
の文書情報を印刷するために使用するヘッダやフッタの場所として使われる。
(5)
と 1 ページ内に入力できる文字数には深い関係がある。
1 行の高さを変えない場合,上下の
が
(6)
(7)
(5)
を増やすと 1 ページに入力できる行数
。反対に上下のマージンを減らすと 1 ページに入力できる行数が
。上下の
(5)
は 1 ページに入力できる行数に影響する。
また,左右のマージンを増減すると,1 行に入力できる文字数に影響する。
(5) ~ (7) の解答群
ア.段組み
<設問3>
イ.増える
ウ.減る
エ.マージン
ワープロソフトの印刷などで用いる用紙の大きさを小さい順に並べたもの
を解答群から選べ。
(8) の解答群
ア.A4,B4,B5
イ.B4,A4,B5
ウ.B5,A4,B4
9
情報活用3級
問題6
次の社会の中のコンピュータシステムに関する記述を読み,最も関係の深い字句
を解答群から選べ。
(1) 携帯電話や PDA(携帯型情報端末)を利用して,移動中や外出先でもコンピュー
タ環境を携帯し業務を行う。
(2) ネットワークを介して商品やサービスを取引する電子商取引の形態のうち,企業
と消費者の間で取引を行う形態。
(3) インターネット上で,複数のオンラインショップがまとめられた Web サイト。消
費者は商品検索や決済を一括して利用することが可能となる。
(4) 商品に印刷されたバーコードなどの情報を読み取り,販売時点で商品の販売情報
を即座に集計し把握するシステム。
(5) 小さな事務所や自宅を職場とし,情報通信ネットワークを活用しながら業務を行
うこと。
(6) インターネットや他のネットワークを活用した教育システムを通して,自宅や職
場のパソコンを用いて学習する形態のこと。
(1) ~ (3) の解答群
ア.C to C
イ.バーチャルモール
ウ.B to C
エ.モバイルコンピューティング
(4) ~ (6) の解答群
10
情報活用3級
ア.POS システム
イ.e-ラーニング
ウ.ビデオオンデマンド
エ.SOHO
問題7
次のWebページ作成に関する記述のうち,適切なものには「ア」,不適切なものに
は「イ」と答えよ。
(1) Web ページ作成にあたっては,Web ペ ー ジ を い ろ い ろ な 人 に 見 て も ら う た め に ,
有名タレントの写真や音楽を無断で掲載してもかまわない。
(2) Web ページに掲載する画像は鮮明にするため,できるだけ高解像度のものを使用
し,画像の容量は気にしない方が良い。
(3) Web ページを閲覧してもらう人に配慮して,ページ替えのボタンなどの画面上の
配置は,統一性を持たせたほうがよい。
(4) Web ページは,一度作成したら,掲載内容の更新は行わずに,そのまま維持して
おくことが重要である。
(5) 自分の作成した Web ページと似た内容で,しかも優れた Web ページがあったので,
自分の作成した Web ページであるかのように掲載した。
11
情報活用3級
<メモ欄>
12
情報活用3級
<メモ欄>
13
情報活用3級
14
情報活用3級