哲学Ⅰ 哲学Ⅱ 授業コード 12000 [担 当 者]出村 和彦 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: ●本授業の概要: 実存主義とは, 「物事の存在」とは異なる「人間存在」の特有なあり かたをあくまでも守りぬこうとする思想的文学的な動きを言う―松浪信 教 養 [担 当 者]原田 豊己 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] 授業コード 12010 哲学の学的立場と課題を提示し、古代ギリシアの哲学思想,ヘブライ ズムの宗教思想を概観し、西洋哲学史・人間学の流れを展望する。 三郎「実存主義」― ギリシャ哲学思想、ユダヤ思想、ヘレニズム、イエスの思想と通して 「人間存在」の問題を解説する。 ●到達目標: 過去の哲学思想を学びながら,同時にわれわれの日常生活を反省するこ とを通して,哲学的なものの考え方を習得する。 ●到達目標: ギリシア哲学がヘレニズムを通してキリスト教をいかに準備したかを 理解する。 ●成績評価の基準: 原則毎回の予習課題 50% 授業への参加態度 25% 期末レポート 25% (人数が多いいときには試験) ●留意事項: 毎回、 次回授業のための課題を提示します。その課題を行ったうえで、 出席してください。 オフィスアワー 授業で指示する。 ●授業予定一覧: 1 .イントロダクション 2 .アテネ以前の哲学 3 .ソクラテス 4 .プラトン 5 .アリストテレス 6 .その他の思想家 7 .古代中東史 8 .ヘレニズム 9 .旧約聖書概説 ●成績評価の基準: 小テスト(20点)および中間・期末レポート(80点)。 ●留意事項: 過去の哲学思想が現在の自分にとっていかなる意味があるのか,という 問題意識をもって積極的に聴講していただきたい。 ●授業予定一覧: 授業予定一覧 1 序 哲学の語義および人間学の課題 2 Ⅰ 西洋哲学思想の源流と展開 ヘレニズムとヘブライズム 3 Ⅱ 古代ギリシア哲学の世界観・人間観・倫理思想 4 (1) プラトン・アリストテレスの世界観 5 (2) プラトン・アリストテレスの人間観 6 (3) プラトン・アリストテレスの倫理思想 Ⅲ 聖書の世界観・人間観 7 (1) 聖書の世界観 8 (2) 聖書の人間観 神の似像としての人間 9 (3) 聖書の倫理思想 Ⅳ 古代末期・中世の哲学思想 10 (1) アウグスティヌスの世界観と人間観 11 (2) トマス・アクィナスの哲学思想 Ⅴ 近代現代の哲学思想と人間学 12 ルネサンスの人間観 13 理性と自由と人格 14 現代の人間学 10.ユダヤ思想 11.新約聖書概説 12.キリスト教思想Ⅰ 13.キリスト教思想Ⅱ 15 14.イスラム思想 15.まとめ 教科書の指定箇所や毎回の授業で紹介した文献について、興味のある内 容に関してそれを参考に理解を深めてほしい。特にレポートには講義内 容を踏まえた課題に関してより多角的に、発展的な論述を求める。毎回 授業を真剣に聴くと共に、積極的な質問や文献研究など、十分な授業外 学習を進めてほしい ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <参考書等> 授業中に指示する。 まとめ ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 【必携書(教科書販売)】 『人間学ーその歴史と射程』,金子晴勇,創文社 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <参考書等> 講義中に指示 ( 23 ) 哲学Ⅰ 授業コード 12015 哲学Ⅲ 授業コード 12020 教 養 [担 当 者]出村 和彦 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [担 当 者]﨑川 修 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: ●本授業の概要: 哲学の学的立場と課題を提示し、古代ギリシアの哲学思想,ヘブライズムの 宗教思想を概観し、西洋哲学史・人間学の流れを展望する。 21世紀を生きる私たち人間にとって、哲学はどのような意味と役割を持 ちうるのだろうか。本講義では「哲学」という思考スタイルの特徴と、 その方法を学びながら、19世紀後半から20世紀の哲学者たちの向き合っ た「世界」「自己」「身体」「欲望」「他者」「言葉」といった問題につい ●到達目標: 過去の哲学思想を学びながら,同時にわれわれの日常生活を反省することを通 て考察する。たんに哲学史的な知識の集積に終わらない、現実と対話す る真の哲学的思考の確立を目指したい。 して,哲学的なものの考え方を習得する。 ●成績評価の基準: 小テスト(20点)および中間・期末レポート(80点)。 ●到達目標: 教科書的な哲学史の知識の習得だけではなく、哲学という思考の特徴を 理解し、参加者自身が日常の生活の中で「哲学的対話」を実践していく 姿勢を育むことを目標とする。 ●成績評価の基準: 授業態度、リアクションペーパー 期末レポート 60% ●留意事項: 過去の哲学思想が現在の自分にとっていかなる意味があるのか,という問題意 40% ●留意事項: レポートにおいてネットや文献からの無断流用が認められた場合は、単 位を与えないので注意すること。 オフィスアワー:授業中に指示する。 識をもって積極的に聴講していただきたい。 ●授業予定一覧: 授業予定一覧 1 序 哲学の語義および人間学の課題 2 Ⅰ 西洋哲学思想の源流と展開 ヘレニズムとヘブライズム 3 Ⅱ 古代ギリシア哲学の世界観・人間観・倫理思想 4 (1) プラトン・アリストテレスの世界観 5 (2) プラトン・アリストテレスの人間観 6 (3) プラトン・アリストテレスの倫理思想 Ⅲ 聖書の世界観・人間観 7 (1) 聖書の世界観 8 (2) 聖書の人間観 9 (3) 聖書の倫理思想 (1) アウグスティヌスの世界観と人間観 12 「言葉」を生きる①意味から行為へ 13 「言葉」を生きる②聴取と表現 14 (予備日) 15 まとめ (2) トマス・アクィナスの哲学思想 期末試験(レポート) Ⅳ 10 11 Ⅴ 近代現代の哲学思想と人間学 ルネサンスの人間観 13 理性と自由と人格 15 神の似像としての人間 古代末期・中世の哲学思想 12 14 ●授業予定一覧: 1 導入:対話としての哲学 2 「世界」に出会う①存在の驚き 3 「世界」に出会う②現実と虚構 4 「自己」への問い①関係としての自己 5 「自己」への問い②意識としての自己 6 「身体」への眼差し①「いのち」としての自己 7 「身体」への眼差し②「からだ」としての自己 8 「欲望」を見つめる①「快」と「苦」のあいだ 9 「欲望」を見つめる②「無意識」の深みへ 10 「他者」に向き合う①「こころ」という謎 11 「他者」に向き合う②「すがた」の倫理 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 配布するプリント資料に目を通しておくこと。 現代の人間学 まとめ ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 教科書の指定箇所や毎回の授業で紹介した文献について、興味のある内容に関 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <必携書> プリントを配布する。 してそれを参考に理解を深めてほしい。特にレポートには講義内容を踏まえた 課題に関してより多角的に、発展的な論述を求める。毎回授業を真剣に聴くと 共に、積極的な質問や文献研究など、十分な授業外学習を進めてほしい。 【必携書(教科書販売)】 『人間学ーその歴史と射程 』,金子晴勇,創文社 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 ( 24 ) <参考書等> 随時講義内で紹介する。 哲学Ⅱ 授業コード 12025 哲学Ⅳ 授業コード 12030 [担 当 者]原田 豊己 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: ●本授業の概要: 21世紀を生きる私たち人間にとって、哲学はどのような意味と役割を持 実存主義とは,「物事の存在」とは異なる「人間存在」の特有なありか ちうるのだろうか。本講義では「哲学」という思考スタイルの特徴と、 たをあくまでも守り抜こうとする思想的文学的な動きを言う―松浪信三 その方法を学びながら、19世紀後半から20世紀の哲学者たちの向き合っ 郎「実存主義」― た「世界」 「自己」 「身体」「欲望」「他者」「言葉」といった問題につい 中世「皇帝権と教皇権」問題、十字軍、ルネッサンス、宗教改革、近代 て考察する。たんに哲学史的な知識の集積に終わらない、現実と対話す る真の哲学的思考の確立を目指したい。 の思想家を通して、現代「人間存在」理解をキリスト教を軸としながら 解説する。 ●到達目標: 教科書的な哲学史の知識の習得だけではなく、哲学という思考の特徴を 理解し、参加者自身が日常の生活の中で「哲学的対話」を実践していく 姿勢を育むことを目標とする。 ●到達目標: 現代思想とキリスト教の関連を理解する。 ●成績評価の基準: 授業態度、リアクションペーパー 期末レポート 60% 40% ●留意事項: レポートにおいてネットや文献からの無断流用が認められた場合は、単 位を与えないので注意すること。 オフィスアワー:授業中に指示する。 ●授業予定一覧: 1 導入:対話としての哲学 2 「世界」に出会う①存在の驚き 3 「世界」に出会う②現実と虚構 4 「自己」への問い①関係としての自己 5 「自己」への問い②意識としての自己 6 「身体」への眼差し①「いのち」としての自己 7 「身体」への眼差し②「からだ」としての自己 8 「欲望」を見つめる①「快」と「苦」のあいだ 9 「欲望」を見つめる②「無意識」の深みへ 10 「他者」に向き合う①「こころ」という謎 11 「他者」に向き合う②「すがた」の倫理 教 養 [担 当 者]﨑川 修 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] ●成績評価の基準: 原則毎回の予習課題 50% 授業への参加度 25% 期末レポート 25% (人数が多いいときは試験) ●留意事項: 毎回、次回授業のための課題を提示します。その課題を行ったうえで、 出席してください。 オフィスアワー 授業で指示する。 ●授業予定一覧: 1. イントロダクション 2. 中世(教皇権と皇帝権) 3. 十字軍 4. ルネッサンス 5. 宗教改革 6. 16世紀の思想家 7. 17世紀の思想家 8. 18世紀の思想家Ⅰ 9. 18世紀の思想家Ⅱ 12 「言葉」を生きる①意味から行為へ 13 「言葉」を生きる②聴取と表現 14 (予備日) 15 まとめ 10.19世紀の思想家Ⅰ 11.19世紀の思想家Ⅱ 12.20世紀の思想家Ⅰ 13.20世紀の思想家Ⅱ 期末試験(レポート) 14.キリスト教思想と現代 15.まとめ ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 配布するプリント資料に目を通しておくこと。 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <必携書> プリントを配布する。 <参考書等> 随時講義内で紹介する。 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <参考書等> 授業で指示します。 ( 25 ) 倫理学Ⅰ 倫理学Ⅱ 授業コード 12060 授業コード 12070 教 養 [担 当 者]渡辺 和子 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅱ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [担 当 者]﨑川 修 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義・演習 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: ●本授業の概要: 一人格として生きるとはどういうことか。 かけがえのない自分の人格性の形成について考える。 の視点から見つめ、考える。医療や福祉、教育などの「専門的かかわり」にお いてのみならず、私たちの日常的な生活の中にある「ケア」の可能性について 考えながら、参加者一人一人が自分自身それを自分自身の生き方に取り入れて ●到達目標: 一人格として生きることへの理解と要点について自ら考える。 ●成績評価の基準: 授業への参加度 レポート 私たちの「いのち/くらし」の成り立ちと、そこに横たわる諸問題を「ケア」 30% 70% ●留意事項: 授業前後の礼,授業中の態度を厳しくします。 定員 250名程度 ●授業予定一覧: ① 人格(Person) ② 人格性 ③ 人格化のプロセスとしての成長 ④ 人格としての生き方 ⑤ 人格としての接し方 ⑥ 人間理解について ⑦ 自己概念 ⑧ 愛の性質・自分を愛すること ⑨ 無条件の愛(ごたいせつの愛) ⑩ 愛されること ⑪ 愛における成長 ⑫ 人間の尊さ ⑬ 人格性の特徴 ⑭ 精神衛生 ⑮ 成熟 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <参考書等> 授業中にプリント配布 いく道を探求する。 ●到達目標: 受講者が現代社会の諸問題について、自己の人生と関係付けて理解し、それに 応えていく姿勢を身につける。また、たんに自分の意見を主張し、相手を説得 するだけではなく、他者の言葉に耳を傾けて学び、そこから自分を発見する「対 話」の精神を涵養する。 ●成績評価の基準: 授業参加 :60% 期末レポート:40% ●留意事項: ・本科目は講義だけではなく、テーマについての参加者からの発表やフィード バックを交えて進められる予定である。受講者数によってはグループワークや ディスカッションも取り入れる。詳しいプログラムは受講者数に応じ、相談し て決定する。 ・レポートにおいてネットや文献からの無断流用が認められた場合は、単位を 与えないので注意すること。 ・オフィスアワー:授業中に指示する。 ・定員:100名(初回の授業で抽選を行うので、必ず出席すること) ●授業予定一覧: 1 導入 2 ケアという視点 3 「LIFE= いのちとくらし」の問題圏 4 「ケアの地図」をつくる 5 「育つ」こども・若者の視点から①( 「子ども」とは何か?) 6 「育つ」こども・若者の視点から②(教育空間といじめ) 7 「育つ」こども・若者の視点から③( 「遊び」とゲーム) 8 「働く」おとなと生活者の視点から①( 「おとな」とは何か?) 9 「働く」おとなと生活者の視点から②(貧困と格差社会) 10 「働く」おとなと生活者の視点から③(働くこととケアすること) 11 「生きる」いのちを支えるケアの視点から①( 「いのち」とは何か?) 12 「生きる」いのちを支えるケアの視点から②(生まれることの問題) 13 「生きる」いのちを支えるケアの視点から③(安楽死、尊厳死) 14 「生きる」いのちを支えるケアの視点から④(ターミナルケア・グリーフケ ア) 15 まとめ 他者と共に歩む生へ 期末試験(レポート) ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 次回の授業のテーマについて、各授業の終わりに意見の記入を求めるので、自 分の記入した内容に説得力があるかどうか、文献やネット上の資料などを使っ て理解と考察を深めておくこと。 【必携書(教科書販売) 】 【必携書・参考書等(教科書販売以外) 】 <必携書> 資料としてプリントを随時配布する。 <参考書等> 『教養としての応用倫理学』浅見昇吾・盛永審一郎[編] ,丸善出版 . ほか随時講義内で紹介する。 ( 26 ) 倫理学Ⅲ 授業コード 12080 倫理学Ⅱ 授業コード 12085 [担 当 者]出村 和彦 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: ●本授業の概要: 倫理学とはどういう学問かを概説し、古代ギリシアにおける人間につい 倫理学とはどういう学問かを概説し、古代ギリシアにおける人間につい ての問いを中心に、正義と法、理性と情念、「善」「美」と道徳、愛や幸 ての問いを中心に、正義と法、理性と情念、「善」「美」と道徳、愛や幸 福、文化と宗教等の観点から倫理学の諸問題を紹介する。 福、文化と宗教等の観点から倫理学の諸問題を紹介する。 ●到達目標: 倫理学を踏まえて、人間について、自己と他者の生き方・在り方につい ●到達目標: 倫理学を踏まえて、人間について、自己と他者の生き方・在り方につい て、思索できるようにする。 て、思索できるようにする。 ●成績評価の基準: 小テスト (20点 ) および中間・期末レポート (80点 ) ●成績評価の基準: 小テスト (20点 ) および中間・期末レポート (80点 ) ●留意事項: 古代ギリシアの哲学、文学、歴史書の世界を幅広く紹介しますので、人 間についての普遍的な興味を持って受講してください。 ●留意事項: 古代ギリシアの哲学、文学、歴史書の世界を幅広く紹介しますので、人 間についての普遍的な興味を持って受講してください。 ●授業予定一覧: 1. 序「倫理学」への招待 人間の学としての「倫理学」・エートスの学 としての倫理学 2.3. ソクラテスと無知の自覚 4.5. オイディプスと自己の深淵 ギリシア悲劇の人間理解(1) 6.7 『アンティゴネ』における人間の法と神々の掟 ギリシア悲劇の人間理 解(2) 8.9法と人間 ソクラテスはなぜ脱獄しなかったか 『クリトン』 10.11. 徳は教えられるか 12.13 ポリス的人間の倫理学 14.力と正義 トゥーキュディデース『戦史』より 15. まとめ ●授業予定一覧: 1. 序「倫理学」への招待 人間の学としての「倫理学」・エートスの学 としての倫理学 2.3. ソクラテスと無知の自覚 4.5. オイディプスと自己の深淵 ギリシア悲劇の人間理解(1) 6.7『アンティゴネ』における人間の法と神々の掟 ギリシア悲劇の人間理 解(2) 8.9法と人間 ソクラテスはなぜ脱獄しなかったか 『クリトン』 10.11. 徳は教えられるか 12.13 ポリス的人間の倫理学 14.力と正義 トゥーキュディデース『戦史』より 15. まとめ ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 教科書の指定箇所や毎回の授業で紹介した文献について、興味のある内 容に関してそれを参考に理解を深めてほしい。特にレポートには講義内 容を踏まえた課題に関してより多角的に、発展的な論述を求める。毎回 授業を真剣に聴くと共に、積極的な質問や文献研究など、十分な授業外 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 教科書の指定箇所や毎回の授業で紹介した文献について、興味のある内 容に関してそれを参考に理解を深めてほしい。特にレポートには講義内 容を踏まえた課題に関してより多角的に、発展的な論述を求める。毎回 授業を真剣に聴くと共に、積極的な質問や文献研究など、十分な授業外 学習を進めてほしい。 学習を進めてほしい。 【必携書(教科書販売)】 『ソクラテスの弁明・クリトン』,プラトン,講談社 【必携書(教科書販売)】 『ソクラテスの弁明・クリトン』,プラトン,講談社 『オイディプス王・アンティゴネ』,ソポクレス,新潮社 『プロタゴラス』 ,プラトン 藤沢令夫訳,岩波書店 『オイディプス王・アンティゴネ』,ソポクレス,新潮社 『プロタゴラス』,プラトン,岩波書店 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 教 養 [担 当 者]出村 和彦 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] ( 27 ) 文学Ⅰ 授業コード 12110 文学Ⅱ 授業コード 12120 教 養 [担 当 者]藤川 玲満 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [担 当 者]遊佐 徹 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: ●本授業の概要: 日本の古典紀行文学を学ぶ。 中国文学における小説ジャンルについて、その成立過程と変遷、そして 古来、人々は職務や修行等、様々な旅をし、紀行文を著してきた。また、 特徴を文体、主要モチーフ、近代化などに焦点を当てつつ通覧します。 近世には、旅の隆盛に伴い、名所を題材とする書物も数多く著された。 本授業では、近世期のものを中心に、これらの作品を作者や著述の方法 ●到達目標: に注目しながら読む。 以下の諸点を目指します。 1、本来中国語である「小説」という言葉の原義を知る。 ●到達目標: 紀行文学に関する知識を習得する。 日本古典文学における旅や場所の表現のあり方を理解する。 ●成績評価の基準: 小テスト(適宜実施する)40% レポート60% 2、中国の小説の成立と発展過程を理解する。 3、他言語文化圏の小説ジャンルとの共通点と相違点を把握し、文学 における小説ジャンルの存在意義を理解する。 ●成績評価の基準: 指名回答10%、授業中に課す小課題20%、期末テスト70%で採点します ●留意事項: オフィスアワー:火曜日5・6時限 ●授業予定一覧: 1 導入 2 中古の紀行 3 中世の紀行 4 芭蕉1 5 芭蕉2 6 芭蕉3 7 貝原益軒 8 橘南谿1 9 橘南谿2 10 京都の名所と文学1 11 京都の名所と文学2 12 江戸の名所と文学 13 東海道の旅と文学1 14 東海道の旅と文学2 15 総括 ●留意事項: 小説や物語文学に興味関心があること。また、中国の文学、文化に関心 があること。 16 12、移動する人々:白話小説のドラマの構造 13、短編小説の盛行 14、清代白話小説の特徴 15、中国近代「小説」の誕生:再び魯迅へ レポート ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 指示する文献を読むこと。 ●授業予定一覧: 1、ガイダンス 2、魯迅からの旅1、歴史的概観 3、魯迅からの旅2、小説の原義と近代「小説」 4、文言と白話:中国文学における文学言語と小説 5、神話と物語と小説 6、事実か虚構か:六朝志怪小説、志人小説 7、唐代伝奇小説の文学性 8、庶民の物語の誕生:宋代に始まる変化 9、『三国志演義』の成立:白話小説の時代へ 10、四大奇書:明代傑作小説 11、歴史小説としての白話小説 16、試験 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <必携書> 適宜プリントを配布する。 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: この授業では、できる限り中国の小説作品を原文と翻訳の形式で読みま す。受講者の皆さんは、事前に配布する作品資料をよく読んで出席して ください。また、随時様々な質問を投げ掛けますので的確に答えられる よう予習、復習に励んでください。 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <必携書> 漢和字典 <参考書等> 参考文献については授業中に紹介します。 ( 28 ) 文学Ⅲ 授業コード 12130 文学Ⅳ 授業コード 12135 [担 当 者]村中 李衣 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: ●本授業の概要: テーマ 中国古典白話小説の世界――『三国志演義』を中心に 中国を代表する長編小説『三国志演義』を中心に据えて、白話体で書か れた古典小説の成立と展開のドラマを探ります。 教 養 [担 当 者]遊佐 徹 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] 国内外の児童文学作品及び絵本を鑑賞することを通して、「物語」の もつ力とそれを受容する読者の間に生じる読みのダイナミクスを学ぶ。 毎回、児童文学作品については1~2編、絵本については3作品程度 を読み解く。 ●到達目標: また、創作のベースとなるメルヘンの構造についても、最初に学び、 後の作品読解の手がかりになるようにする。 単なる文学作品を超えて、古典白話小説を文化的存在として捉え、従来 の文学史的記述とは異なる中国小説観を獲得することを目指します。 ●成績評価の基準: 受講態度 20% 質問提示 10% によって評価します。 テスト 70% ●留意事項: 中国史について一定レベルの知識を持っていること。 ●到達目標: 児童文学作品に関心を持ち、積極的に読書するとともに、それぞれの 作品世界について自分なりの意見や世界観を持てるようになる。 また、メルヘンの構造にも理解を深め、巷のメディアに翻弄されない 児童文学作品の選択が書店等に立ち寄っても、できるようになる。 講義と演習の組み合わせによって、児童文学研究の基礎形成を行う。 ●成績評価の基準: 授業への参加態度 レポート 80% 20% ●留意事項: ●授業予定一覧: 1 .ガイダンス 2. 「小説」と中国の「小説」 3 .近代からの視点―近代と「近代小説」 4 .中国小説史概観 5. 『三国志演義』あらすじ1 6. 『三国志演義』あらすじ2 7 . 語り物文芸と『三国志演義』―桃園結義の場面の比較を通して 8 .中国演劇史概観 9 .元曲と『三国史演義』―虎牢関の場面の比較を通して 10.京劇と『三国志演義』―虎牢関の場面の比較を通して ●授業予定一覧: ①児童文学とは ②メルヘンの系譜その1:しらゆきひめ ③メルヘンの系譜その2:あかずきん ④メルヘンの系譜その3:ももたろう ⑤ファンタジーの公式:モーリスセンダックの世界 ⑥ファンタジーの公式:エリック・カールの世界 ⑦幼年童話の構造その1:あまんきみこの世界 ⑧幼年童話の構造その2:神沢利子の世界 ⑨短編童話の構造:安房直子の世界 ⑩文学教材の問題を考える:レオ・レオニ作品について ⑪翻訳児童文学の問題と可能性 11. 『三国志演義』の成立と展開 12.口語共通語の成立と「小説」 13.歴史上・文学上・漢語の「近代」 14.近代的存在としての中国「古典」小説 ⑫文学と語り ⑬読書療法から読みあいへ ⑭読みあい体験 ⑮まとめ 15.文学史の形成と「小説」 16.テスト ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: どのようなバージョンでも結構ですから、『三国志演義』を読んでおい てください。また、原文資料も使用しますから、言葉の意味など漢和字 典で確認してください。 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: テキストを授業内での指示に従って事前に読み考えてきてもらいます。 【必携書(教科書販売)】 子どもと絵本を読みあう,村中李衣,ぶどう社 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <必携書> コピー資料を配布します。 <参考書等> 参考文献については授業中に紹介します。 ( 29 ) 文学Ⅵ 日本語表現Ⅰ 授業コード 12138 授業コード 12140 教 養 [担 当 者]山根 道公 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [担 当 者]山根 道公 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義・演習 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: 『沈黙』は200万部を超えて読み継がれ、戦後の現代文学の傑作の一つであると ともに、世界で読まれ、影響を与えている名作である。今年は『沈黙』刊行50 年で、スコセッシイ監督による映画「沈黙」も公開が予定されている。そうし た日本を代表するキリスト教作家遠藤周作の代表作『沈黙』を取り上げ,その 歴史的背景および聖書的背景を明らかにし,主人公が挫折と屈辱の末に苦しみ を共に分かつイエス像を見出し、人生に何一つ無駄なものはないことに気づい てゆく魂のドラマを読み解いてゆく。 ●本授業の概要: 日本語の表現力を養うために、まず表現力の豊かな日本の詩歌等の文学作品 や歳時記を取り上げて感性や想像力の豊かな表現について学ぶ。また、創造的 な表現と論理的な表現の技法について講義し、あわせて、そうした文章表現の 実作をし、それを授業の中で発表し、評価しあうことで、文章表現力を養う。 ●到達目標: ・感性や想像力の豊かな日本語の表現力を養うための技法を理解し、創造的な 日本語の文章表現力を高める。 ●到達目標: キリスト教作家の作品に,作家の信仰の問題がどのように深く投影されている か,その象徴的表現を読解し , さらに人間の苦しみと神の沈黙,日本の精神風 土とキリスト教,日本人の心に根ざすイエス像、弱者の救い、ユダの問題など といったテーマを自分で考え、分析する力をつける。 ・論理的な文章表現の技法を理解し、ブックレポートを書く力を身につける。 ●成績評価の基準: ○受講態度・リアクションペーパー…30% ○授業中の課題…40% ○期末レポート…30% ●成績評価の基準: 受講態度・リアクションペーパー 30% 課題レポート 20% 学期末レポート 50% ●留意事項: ○授業が一方通行にならないように毎回,意見・質問等を書いたリアクション ペーパーを提出してもらうので、主体的に臨むこと。 ○日本語の表現力を高めることをめざし、多くの課題を出し、その発表をして ●留意事項: ○授業が一方通行にならないようにリアクションペーパーに感想・質問等のメ モを書いてもらう。受講者は主体的に授業に臨むこと。 ○オフィスアワーは授業中に指示する。 ●授業予定一覧: 1 .イントロダクション―遠藤の生涯を信仰と文学を中心に概説 2. 「まえがき」―作品の歴史的背景・切支丹迫害概説 3. 「1 章」―父性的イエス像 4. 「2 章」―かくれ切支丹の信仰 5. 「3 章」―雨の象徴表現,弱者と強者の信仰 6. 「4 章」―信徒の殉教と神の沈黙の問題 7. 「4 章続き」―ユダの裏切りとイエスの愛の問題 8. 「5 章」―罪について,キチジローの信仰 9. 「6 章」―愛(アガペー)について 10. 「7 章」―日本の精神風土とキリスト教の問題 11. 「8 章」―母性的イエス像 12. 「9 章」―沈黙の声とその聖書的背景 13. 「切支丹屋敷役人日記」―新たな信仰共同体 14. 『沈黙』の原題「日向の匂い」の意味するもの 15.日本及び海外への影響、オペラ化、映画化との比較 期末レポート もらうので、積極的に取り組む受講態度が必要。 ○定員は設けないが、少人数が望ましい。 ○オフィスアワーは授業中に指示する。 ●授業予定一覧: Ⅰ 文学作品の表現 1 .導入 2 .表現力豊かな作品を読む (1) 3 .表現力豊かな作品を読む (2) 4 .表現力豊かな作品を読む (3) Ⅱ 創造的な表現 5 .創造的な表現の技法 6 .俳句を作る 7 .詩を作る 8 .手紙を書く(1) 9 .手紙を書く(2) 10.エッセイを書く(1) 11.エッセイを書く(2) Ⅲ 論理的な表現 12.論理的な文章を書く技法 13.ブックレポートを書く(1) 14.ブックレポートを書く(2) 15.まとめ・合評 期末レポート ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: ○『沈黙』の第一印象のレポートを11月に提出してもらうので,それまでに自 分で一読すること。 ○毎回、次の授業で読み進めるテキストの範囲を指示するので予習しておくこ と。 ○期末レポートの参考になるように毎回の授業での気づき等をまとめる復習を しておくこと。 ( 30 ) ・毎回の授業で、次回までにやってくる課題を出し、その中から授業で発表し てもらう課題も出すので、自信をもって発表できるように準備をしっかりする こと。 ・発表した原稿は最後に文集にまとめるので、発表後もさらに推敲して完成度 の高い作品にしあげること。 【必携書(教科書販売) 】 【必携書(教科書販売)】 遠藤周作『沈黙』(新潮文庫) 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <参考書等> 遠藤周作『切支丹の里』(中公文庫)、山根道公『遠藤周作 の真実」(朝文社) ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 速水博司『大学生のための文章表現入門』( 蒼丘書林 ) 大野林火編『ハンディ版 入門歳時記』 (角川書店) その人生と「沈黙」 【必携書・参考書等(教科書販売以外) 】 日本語表現Ⅱ 日本語表現Ⅲ [a] 授業コード 12150 授業コード 12160 [担 当 者]木山 博雅 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] 教 養 [担 当 者]山根 道公 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義・演習 [単位]2 [受講者指定] ●本授業の概要: ●本授業の概要: 日本語の声と身体を含めた総合的な表現に関して、方言の表現力と身体感覚、 文学作品の想像力と身体性に富んだ表現について、朗読を取り入れ、解説し、 さらに方言による詩作や翻訳、身体性に富んだ表現の分析、また、前期に引き 続き、歳時記を使って句作や詩作を授業の中で行って発表し、全員の作品集を 作り、講評・合評することで表現力を養う。なお、テキストとして宮沢賢治の 想像力と身体性に富んだ作品を取り上げる。また、「読むと書く」をテーマに批 評家の若松英輔の特別講義を行う。 新聞の活用が明確に位置づけられた。新関の記事などを題材に、読解力 を養い、分かりやすく説得力のある文章を書くための基礎を学ぶ。 ●到達目標: ・自己表現、コミュニケーションの重要な手段である文章表現の方法を ●到達目標: ・想像力と身体感覚の豊かな日本語の表現力を身につけ、声と身体を含めた総 合的な表現力を高める。 ・論理的な文章表現の技法を理解し、作品を分析してレポートを書く力を身に つける。 ●成績評価の基準: ・受講態度・毎回課すリアクションペーパー…30% ・授業中の課題…40% ・期末レポート…30% ●留意事項: ○授業が一方通行にならないように毎回、意見・質問等を書いたリアクション ペーパーを提出してもらう。 ○身体感覚の豊かな表現力を身につけることをめざし、多くの課題を出し、そ の発表をしてもらうので、積極的に取り組む受講態度が必要。 ○日本語表現Ⅰを受講していることが望ましい。 ○オフィスアワーは授業中に指示する。 ●授業予定一覧: 1 .導入―声と体の総合的表現 2 .方言の表現力と身体感覚(1) 3 .方言の表現力と身体感覚(2) 4 .方言による翻訳 5 .方言による詩の実作と発表 6. 「読むと書く」の特別講義(講師 近年、NIE(Newspaper in Education =「教育に新聞を」)活動の有 効性についての認識が深まり 、小中高校の学習指導要領にも積極的な 若松英輔) 7 .賢治の詩に学ぶ表現力 8 .詩の実作と発表 9 .賢治の童話に学ぶ表現力…比喩表現とオノマトペ(1) 10.賢治の童話に学ぶ表現力…比喩表現とオノマトペ(2) 11.賢治の童話に学ぶ表現力…色彩表現 (1) 12.賢治の童話に学ぶ表現力…色彩表現 (2) 13.作品の表現の分析…レポートの書き方 14.まとめ―作品集の作成 15.講評・合評 期末レポート ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: ・毎回の授業で、次回までにやってくる課題を出し、その中から授業で発表し てもらう課題も出すので、自信をもって発表できるように準備をしっかりする こと。 ・発表した原稿は最後に文集にまとめるので、発表後もさらに推敲して完成度 の高い作品にしあげること。 身につける。 ・論理的、客観的な文章の技法を理解し、リポートや論文を書く力を養 う。 ●成績評価の基準: ○受講態度・リアクションペーパー ○授業中の課題 ○期末レポート 30% 40% 30% ●留意事項: ○授業の中で課題を出し、受講者が発表するとともに相互に批評、ディ スカッションする。 受講者は主体的に授業に臨むこと。 オフィスアワーは授業で指示します。 ●授業予定一覧: 1 新聞というメディア(1)-その過去、現在、未来 2 新聞というメディア(2)-構造とコンテンツ 3 新聞という メディア(3)-文章の特徴 4 記事を書いてみる ( 準備編 ) 5 記事を書いてみる ( 実践編 ) 6 発表と批評・ディスカッション 7 発表と批評・ディスカッション 8 コラムから学ぶ(1)-読み比べ 9 コラムから学ぶ(2)-構造を考える 10 コラムから学ぶ(3)-推敲とは 11 12 13 14 コラムを書いてみる ( 準備編 ) コラムを書いてみる ( 実践編 ) 発表と批評・ディスカッション 発表と批評・ディスカッション 15 まとめ 期末レポート ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 適宜授業で指示する。 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <参考書等> プリント等を授業中に配布 【必携書(教科書販売)】 大野林火編『ハンディ版 入門歳時記』(角川書店) 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <必携書> 宮沢賢治のテキストは授業中に指示する。 <参考書等> 参考図書は授業中に指示する。 ( 31 ) 日本語表現Ⅲ [b] 日本語表現Ⅳ [a] 授業コード 12167 授業コード 12170 教 養 [担 当 者]木山 博雅 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義・演習 [単位]2 [受講者指定] [担 当 者]木山 博雅 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義・演習 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: ●本授業の概要: 近年、NIE(Newspaper in Education =「教育に新聞を」)活動の有 新聞を活用した学びである NIE(Newspaper in Education)は、 思考力、 効性についての認識が深まり 、小中高校の学習指導要領にも積極的な 判断力、表現力を育て、コミュニケーション力をつけるために有効であ 新聞の活用が明確に位置づけられた。新関の記事などを題材に、読解力 るとして近年注目されている。本授業では新聞を教材に、マスメディア を養い、分かりやすく説得力のある文章を書くための基礎を学ぶ。 と社会についての知識を深めるとともに、コラムや論説文などを書くこ とを通して分かりやすく論理的な文章の表現力を養う。 ●到達目標: ・自己表現、コミュニケーションの重要な手段である文章表現の方法を ●到達目標: 身につける。 ・論理的、客観的な文章の技法を理解し、リポートや論文を書く力を養 う。 ・マスメディアとマスコミュニケーションの現在について学び、現代人 として身につけておくべき知識を習得する。 ・情報を批判的に読み解くメディアリテラシーの力をつける。 ・コラムや論説文を書くことで、社会に主体的に関わりながら自らの主 張、意見を表現できる文章表現技術を身につけ、社会のさまざまな場で 活躍できる力を養う。 ●成績評価の基準: ○受講態度・リアクションペーパー ○授業中の課題 ○期末レポート 30% 40% 30% ●留意事項: ○授業の中で課題を出し、受講者が発表するとともに相互に批評、ディ スカッションする。 受講者は主体的に授業に臨むこと。 オフィスアワーは授業で指示します。 ●授業予定一覧: 1 新聞というメディア(1)-その過去、現在、未来 2 新聞というメディア(2)-構造とコンテンツ 3 新聞という メディア(3)-文章の特徴 4 記事を書いてみる ( 準備編 ) 5 記事を書いてみる ( 実践編 ) 6 発表と批評・ディスカッション 7 発表と批評・ディスカッション 8 コラムから学ぶ(1)-読み比べ 9 コラムから学ぶ(2)-構造を考える 10 コラムから学ぶ(3)-推敲とは 11 12 13 14 コラムを書いてみる ( 準備編 ) コラムを書いてみる ( 実践編 ) 発表と批評・ディスカッション 発表と批評・ディスカッション 15 まとめ 期末レポート ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 適宜授業で指示する。 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <参考書等> プリント等を授業中に配布 ●成績評価の基準: ○受講態度・リアクションペーパー ○授業中の課題 ○期末レポート 30% 40% 30% ●留意事項: ○授業の中で課題を出し、受講者が発表するとともに相互に批評、ディ スカッションする。 ○受講者は主体的に授業に臨むこと。 ○オフィスアワーは授業で指示します。 ●授業予定一覧: 1 マスメディアとマスコミュニケーション 2 新聞というメディア(1)-地方紙と全国紙の今 3 新聞というメディア(2)-構造とコンテンツ 4 新聞というメディア(3)-メディアリテラシー 5 新聞の文章作法 6 記事を書いてみる 7 発表と批評・ディスカッション 8 9 10 11 コラムから学ぶ(1)-読み比べ コラムから学ぶ(2)-構造をみる コラムを書いてみる 発表と批評・ディスカッション 12 社説から学ぶ 13 社説を書いてみる 14 発表と批評・ディスカッション 15 まとめ 期末レポート ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 適宜授業で指示する。 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <参考書等> プリント等を授業中に配布 ( 32 ) 日本語表現Ⅳ [b] 授業コード 12175 日本語表現Ⅴ 授業コード 12180 [担 当 者]森田 恵子 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義・演習 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: ●本授業の概要: 新聞を活用した学びである NIE(Newspaper in Education)は、思考力、 本当に伝えたいことは何なのか。 判断力、表現力を育て、コミュニケーション力をつけるために有効であ 伝わる、伝わらない、その差は何かを自ら掘り起こしながら、就職活動 るとして近年注目されている。本授業では新聞を教材に、マスメディア だけではなく一人の社会人として必要なコミュニケーション力を体得し と社会についての知識を深めるとともに、論説文などを書くことを通し ていく。「口頭表現」としては、人との関わりに必要な「聴く」 「伝える」 て分かりやすく論理的な文章の表現力を養う。 を演習、実践を通して学びを深めていく。また、マスコミの記事や情報 誌などを例にあげ、簡潔でわかりやすく、相手の心に届く文章を書くた ●到達目標: めの基礎知識を学び、「文章作成」についても触れていく。 ・マスメディアとマスコミュニケーションの現在について学び、現代人 として身につけておくべき知識を習得する。 ・情報を批判的に読み解くメディアリテラシーの力をつける。 ・コラムや論説文を書くことで、社会に主体的に関わりながら自らの主 張、意見を表現できる文章表現技術を身につけ、社会のさまざまな場で 活躍できる力を養う。 ●到達目標: ・自分のコミュニケーションの状態を知る。 ・「伝える力」を身につけ、日常生活で活かせるようになる。 ・ロジカルな考え方、簡潔で分かりやすい文章を書けるようになる。 ●成績評価の基準: ○受講態度・リアクションペーパー ○授業中の課題 ○期末レポート ●成績評価の基準: レポート提出(テーマは授業内で伝える)50点 定期試験(口頭発表) 50点 授業中のマナーや発言など、授業への取り組み度も評価につながる。 30% 40% 30% 教 養 [担 当 者]木山 博雅 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義・演習 [単位]2 [受講者指定] ●留意事項: ○授業の中で課題を出し、受講者が発表するとともに相互に批評、ディ スカッションする。 ○受講者は主体的に授業に臨むこと。 ○オフィスアワーは授業で指示します。 ●留意事項: ・自分たちで授業を作り上げていく意識をもってほしい。発表など場へ の貢献を大いに望むが、上手に流暢に発表することを目的にはしていな い。 ●授業予定一覧: 1 マスメディアとマスコミュニケーション 2 新聞というメディア(1)-地方紙と全国紙の今 3 新聞というメディア(2)-構造とコンテンツ 4 新聞というメディア(3)-メディアリテラシー 5 新聞の文章作法 6 記事を書いてみる 7 発表と批評・ディスカッション ●授業予定一覧: 1 .講義内容説明~なぜ「日本語表現」を学ぶのか 2 .伝える力・聴く① 自己紹介① 3 .伝える力・聴く② 自己紹介② 4 .非言語がもつ力~表情・しぐさ・身体表現など 5 .新聞・情報誌から見る「伝わる文章」 6 .リサーチと取材について 7 .おすすめの岡山を書く その1(原稿作成) 8 コラムから学ぶ(1)-読み比べ 9 コラムから学ぶ(2)-構造をみる 10 コラムを書いてみる 11 発表と批評・ディスカッション 8 .おすすめの岡山を書く その2(発表) 9 .中間振り返りとフィードバック 10.会の進行~ファシリテーションの役割 11.グループディスカッションの実践 12 社説から学ぶ 13 社説を書いてみる 14 発表と批評・ディスカッション 15 まとめ 期末レポート 12.自分のもっとも身近な女性にインタビューしよう(発表) 13.ノートルダム清心女子大学の PR 文を作ろう(取材) 14.ノートルダム清心女子大学の PR 文を作ろう(発表) 15.まとめ・質疑応答 定期試験(口頭発表) ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 適宜授業で指示する。 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 【必携書(教科書販売)】 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <参考書等> プリント等を授業中に配布 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <参考書等> プリント等を授業中に配布 ( 33 ) 日本語表現Ⅵ 授業コード 12190 芸術Ⅰ 教 養 [担 当 者]森田 恵子 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義・演習 [単位]2 [受講者指定] [担 当 者]大谷 文彦 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: ●本授業の概要: 授業コード 12250 本授業のねらいは、 「他者との関わりを通してコミュニケーションの基 中世以来のグレゴリオ聖歌は,数百年の間に典礼・音楽両面から次第 礎を体得していく」ことである。日頃使っている言葉や表現、相手の表 に形を変え発展していった。授業では時間の始めにグレゴリオ聖歌を歌 現を理解することを改めて振り返り、自分の伝達能力を高め、円滑な人 い,中世のオルガヌムやルネサンスのミサ曲などを鑑賞しながら,祈り 間関係を築いていくことに繋げていく。そのために、本授業では、 「聴く」 のひとつとして民衆に受け入れられていった宗教音楽を味わっていく。 「伝える」 「自分を知る」 「相手を知る」をベースに実践と体験学習を展開。 気付いたことを全員でシェア(共有)しながら学びを深めていく。 中世の音楽理論についても軽く触れたい。 ●到達目標: ●到達目標: ・自分のコミュニケーションの状態を知る ・ 「できない」を「できる」に変える意識がもてるようになる ・協働により学びを深め日常生活に活かせるようになる ・グレゴリオ聖歌や,中世・ルネサンスの宗教音楽の魅力を感じるとと もに,その変遷の様子を簡単に説明できる。 ・音楽に対する新しい視点を持つ。 ・グレゴリオ聖歌を1曲覚えることができる。 ●成績評価の基準: 授業への取り組み度(マナー、発言など) レポート(テーマは授業内で伝える) 定期試験(口頭発表) ●成績評価の基準: ・授業中の関心・態度:14% ・学期末テスト:66% ・グレゴリオ聖歌暗譜唱:20% 40% 20% 40% ●留意事項: 授業への取り組み、定期試験などで上手に発表することを目的にはし ていない ●留意事項: ・ある程度,楽譜が読めることが望ましい。 ●授業予定一覧: 1 .講義内容説明~まずは声を出してみよう。簡単な自己紹介 2 .自己紹介~話す材料・組み立て・自分をアピールする方法 3 .コミュニケーションとは 4 .コーチング入門1~「聴く」「承認する」 5 .コーチング入門2~「質問の種類」「フィードバック」 6 .コーチング入門3~「自分を知る」「相手を知る」 7 .他己紹介~他者を取材するポイント 8 .他己紹介~他者を魅力的にアピールする 9 .言葉づかい~敬語・クッション言葉・NGワードなど 10.電話のかけ方・受け方 11.フリートーク~短いセンテンスでわかりやすく ●授業予定一覧: Ⅰ 単旋律聖歌の変遷 1 宗教音楽とミサ曲 2 グレゴリオ聖歌の実際 3 クラシック音楽の中のグレゴリオ聖歌 4 中世の音楽理論(グィードの左手) 5 トロープスとゼクウェンツィアの役割 6 トロープスの実際 Ⅱ ポリフォニー音楽の発達 7 定旋律とオルガヌム 8 ノートルダム楽派 9 モドゥスリズム 10 モテトゥス 12.フリートーク~話し言葉を意識し自分らしさを活かす 13.ブックリストの交換~好きな本を伝える 14.ブックリストの交換~リストの本について意見交換 15.テレビ・ラジオの世界から~気になる言葉や表現など Ⅲ ルネサンスの音楽 11 定量記譜法 12 ギョーム・ド・マショーとイソリズム 13 ブルゴーニュ楽派 定期試験(口頭発表) 14 フランドル楽派 15 オラショ Ⅳ 学期末試験 16 学期末試験 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <参考書等> プリント等を授業中に配布 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 毎回の授業にちゃんと出て、寝ないで聞いていれば、難易度は決して高 くない。カタカナが出てきて、頭がパニックにならないこと。 【必携書(教科書販売)】 「中世・ルネサンスの音楽」,皆川達夫,講談社学術文庫 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 ( 34 ) 芸術Ⅱ 授業コード 12260 芸術Ⅳ [担 当 者]山本 聡美 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: ●本授業の概要: モンテヴェルディを皮切りとして花開き,音を駆使してテキスト内容 教 養 [担 当 者]大谷 文彦 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] 授業コード 12280 本授業のねらいは、日本美術史に関する通史的な理解を深めることにあ を表現しようとするバロック音楽は,宗教改革を終えたドイツで,プロ る。 テスタントの賛美歌を恰好の題材としながら発展していった。後期は特 講義では、古代から現代までの日本美術の流れについて、絵画・彫刻を に2人の作曲家, イタリアのモンテヴェルディとドイツのバッハにフォー 中心に概説する。 カスを当て,前者の「聖母マリアの夕べの祈り」や,後者の「マタイ受 難曲」を鑑賞しながら,その作曲法の巧みさと霊性を味わっていく。古 各回の授業では、画像を用いて各時代の代表的な作品について、その制 作背景とともに講じる。なお、高校で日本史を選択していない場合を考 楽器についても触れる。 慮して、時代背景の解説にも時間を割く。校外見学(倉敷市の大原美術 館)も予定している。 ●到達目標: ・オリジナル楽器による演奏を鑑賞しながら,バロック音楽の特有の音 楽観を発見することができる。 ・モンテヴェルディやバッハに見るバロック音楽独特の作法を味わい, その面白さを感じ取り,簡単に説明できる。 ・コラールを1~2曲、暗譜で歌うことができる。 ●成績評価の基準: ・授業中の関心・態度:10% ・定期試験:80% ・コラール暗譜:10% ●留意事項: ・芸術Ⅰの単位修得者が好ましい。 ・内1 回,岡山カトリック教会でオルガンについて学ぶ。 ●到達目標: 日本美術史に関する基礎知識の習得を目指す。 各回の授業で、5~10作品を取り上げるので、まずはこれを「覚える」 ことからはじめて欲しい。作品に関する鑑賞体験を蓄積することが、美 術史を理解する第一歩である。 その上で、各時代の政治・経済・宗教的背景を再確認し、美術とそれを 生みだした社会や人への理解を深めることが最終的な到達目標である。 ●成績評価の基準: 授業への取り組み(意欲、履修態度)20% 授業内小テスト20% レポート30% 定期試験30% ●留意事項: ●授業予定一覧: Ⅰ バロックの夜明け 1 カメラータと呼ばれる人々 Ⅱ モンテヴェルディ 2 マドリガーレ集 3 「聖母マリアの夕べの祈り」ⅰ 4 「聖母マリアの夕べの祈り」ⅱ 5 「オルフェオ」ⅰ 6 「オルフェオ」ⅱ Ⅲ ●授業予定一覧: 1日本美術史概観―縄文土器から現代美術までのパースペクティブ 2古代飛鳥と仏教伝来―高松塚と法隆寺金堂壁画 3シルクロードと天平の美―東大寺と正倉院 4平安貴族文化と仏教―両界曼荼羅と平等院 5院政期の絵巻物―「源氏物語絵巻」と「伴大納言絵巻」 6鎌倉仏教と美術―浄土図と六道絵 7中世の肖像―似絵から頼朝像まで Ⅳ 宗教改革 オルガンの魅力 ルターからバッハへ バッハとヘンデル 8室町将軍の唐物コレクション 9室町時代の絵画(やまと絵)―土佐派 10室町時代の絵画(水墨画)―狩野派と雪舟 11校外見学 9 10 11 12 13 14 15 Ⅴ 16 「マタイ受難曲」ⅰ 「マタイ受難曲」ⅱ 「マタイ受難曲」ⅲ 「マタイ受難曲」ⅳ 「マタイ受難曲」ⅴ 「メサイア」 ミサとミサ曲・古楽器 定期試験 定期試験 12校外見学 13江戸のデザイン―宗達と光琳 14江戸の出版文化―浮世絵 15近代国家と美術 16定期試験 7 8 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 毎回、授業に出て、寝ないでちゃんと聞いていれば、難易度は低い。 【必携書(教科書販売)】 美術出版ライブラリー 日本美術史,山下裕二・高岸輝監修,美術出版 社 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 【必携書(教科書販売)】 「バロック音楽―豊かなる生のドラマ―」,磯山 雅,NHKブックス 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 ( 35 ) 歴史学Ⅲ 授業コード 12330 歴史学Ⅳ 教 養 [担 当 者]鈴木 真 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [担 当 者]轟木 広太郎 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: ●本授業の概要: 10世紀以前の中国の歴史について,皇帝による支配およびその理念を 中心に講義する。 授業コード 12340 ①導入として、ポンペイの遺跡を材料に、古代ローマ人の生活と社会に ついて紹介する。 ②西欧を中心とした、16世紀以降のグローバル化を説明する理論=「世 ●到達目標: 界システム論」を紹介する。 中国史において皇帝がどのような存在であるか,また皇帝が自身の家 系や王朝の正統性を確保・喧伝するため,どのような概念・方策を用い ③社会史の具体例として、「性愛」と「富と貧困」のふたつのテーマを 取り上げる。 ていたのかを理解する。 ●成績評価の基準: 小テスト・レポート:10% 期末試験 :90% ●留意事項: 期末試験は,長文の論述形式でおこなう。 また,学期中にレポートを課す場合がある。 オフィスアワー 火曜日 9,10時限 ●授業予定一覧: 1.中国史と皇帝 2.皇帝とエンペラー 3.天子と易姓革命 4.周王と封建制 5.秦の法家思想 6.始皇帝の時代 7.楚漢戦争 8.漢代における儒家思想の発展 9.天人相関説と陰陽五行説 10.宗廟と郊祀 11.国号と年号と暦 12.司馬遷と『史記』 13.漢魏革命と禅譲 14.正史の編纂と正統性 15.まとめ 16.期末試験(長文論述形式) ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 毎回資料プリントを配付するので、講義の前後に熟読して内容を把握 しておくこと。 ●到達目標: ①世界システム論を通して、一国ごとの縦割りの歴史ではなく、モノや 人の移動によって結ばれた地域間のつながりから世界史を捉える見方を 理解する。 ②過去の社会の生活や習俗を、その独自の合理性から考察することを通 じて、現代人とは異なる行動様式・考え方・感性の多様なありようを学 び取る。 ●成績評価の基準: 平常点(30%)と試験(70%)による総合評価。ただし、受講者数によっ ては、試験はレポートに変える可能性もある。 ●留意事項: オフィスアワーは授業中に指示する。 ●授業予定一覧: 1. イントロダクション 2. ポンペイ遺跡から見る古代ローマ1;生活の諸相 3. ポンペイ遺跡から見る古代ローマ2;パンとサーカス 4. 世界システム論1;理論のあらまし 5. 世界システム論2;ヘゲモニー国家 6. 世界システム論3;世界商品をめぐって 7. 世界システム論4;ヨーロッパの生活革命 8. 世界システム論5;ハイチの事例 9. 性愛の歴史1;キリスト教の性倫理 10. 性愛の歴史2;中世 11. 12. 13. 14. 性愛の歴史3;近世 性愛の歴史4;近現代 富と貧困の歴史1;キリスト教初期 富と貧困の歴史2;中世 15. 富と貧困の歴史3;近世 試験 【必携書(教科書販売)】 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <参考書等> 必要に応じて講義中にプリントを配付する。 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <必携書> 毎回の授業でプリントを配布する。 ( 36 ) 歴史学Ⅵ 授業コード 12360 法学Ⅰ [担 当 者]浅沼 友恵 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: ●本授業の概要: 〔人の一生の民俗学〕日本民俗学の成果のうちから人の一生にかかわる 教 養 [担 当 者]小嶋 博巳 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] 授業コード 12370 生まれてから死ぬまで,わたしたちが関わる(あるいは,関わるかも トピックを取り上げ、日本の伝統的な村落社会における死生観・霊魂観、 知れない)さまざまな法制度を分かりやすく解説する。法学の基礎、裁 子ども・若者の地位と役割、性と結婚のあり方について考察する。 判員制度に関わる基礎知識も学ぶ。 ●到達目標: 民俗学は、慣習や伝承を素材として、文字として書き残されることの ●到達目標: 好みや感情によってではなく,客観公平な目で正義を見きわめる力 少なかった民衆の生活やものの考え方の歴史を明らかにしようとする学 問である。日本民俗学の成果を吸収するとともに、民俗学的な文化の見 方を理解することを目標とする。 ●成績評価の基準: 小テスト:20パーセント 期末試験:80パーセント ●留意事項: 成績評価は厳格に行うので、そのつもりで受講されたい。 ちなみに、相対評価ではないが、毎年度の成績分布はおおむね次のよ うな結果になる。 秀または優:30%、良:40%、可:20%、不可:10% (legal mind という)を養う。 ●成績評価の基準: 授業への取り組み度:30点 定期試験:70点 ●留意事項: 六法辞書について、授業では『デイリー六法』を使用するが他にすでに 持っていれば、それを使用してもかまわない。 ●授業予定一覧: 1.民俗学とは/講義の対象について 2.出産をめぐる諸慣行 3.産屋 ( うぶや ) の習俗 4.産穢・血穢という観念 5.子どもの霊魂と産 ( うぶ ) の神 6.子どもの境界性 7.子ども組 8.若者組とその機能 9.若者組の編成原理とイエ ●授業予定一覧: Ⅰ イントロダクション 第1回 法とは何か・国法の体系 第2回 裁判の仕組み・裁判関連の職業 Ⅱ 刑法と裁判員制度 第3回 刑法の基本理念・犯罪の成立 第4回 刑罰の種類 第5回 刑法の及ぶ範囲 第6回 裁判員制度・裁判員の守秘義務 Ⅲ 人の誕生 第7回 “人”とは何か 第8回 嫡出・親権・後見について 第9回 未成年者と法 第10回 少年法と現代社会 第11回 子供の人権条約について 10.成年儀礼 11.民俗社会の性慣行 12.性慣行の変化と性の評価 13.婚姻の諸形態 Ⅳ 家族と法 第12回 婚姻の効力 第13回 夫婦別氏制度 第14回 夫婦の財産関係 14.婚姻類型論と日本の婚姻史 15.まとめ 定期試験 第15回 離婚の効力 Ⅴ 定期試験 オフィスアワーは木曜日5・ 6時限とする。もとより、在室の限りは 随時、質問・相談に応じる。 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 毎回の講義で、考えながら、注意深くノートをとることを求める。そ の上で、疑問点は積極的に質問し、興味をもった点は紹介する文献を読 むなどして、理解を深めていってほしい。 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 教科書は使用しない。しばしば資料プリントを配布する。参考となる 文献は、必要に応じて講義中に紹介する。 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 予習はテキストの次回のテーマの部分に目を通すことを希望します。授 業中はノートの取り方に工夫をしてください。特に説明なども書き加え 復習しやすいノートの作成を希望します。試験前にまとめて復習しよう とすると多岐にわたる内容を網羅することが難しいため、その都度配布 されたプリントやノートの内容を見直し定着をはかるように努めてくだ さい。また、日常生活の中でニュースや新聞、ネットなど関連する記事 に注目してください。 【必携書(教科書販売)】 『現代法学入門』(有斐閣双書),伊藤正巳・加藤一郎編,有斐閣 『デイリー六法』,三省堂 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 ( 37 ) 日本国憲法Ⅰ [ 英日現 ] 授業コード 12380 日本国憲法Ⅰ [ 人児食 ] 教 養 [担 当 者]葛生 栄二郎 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [担 当 者]葛生 栄二郎 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: テーマ「平和と人権」近代憲法と呼ばれるためには,なによりも人権の 授業コード 12390 ●本授業の概要: テーマ「平和と人権」近代憲法と呼ばれるためには,なによりも人権の保障 保障がなければならない。また,日本国憲法が,世界に誇れるのは平和主 がなければならない。また,日本国憲法が,世界に誇れるのは平和主義である。 義である。平和主義と人権の有機的な相互関係を明らかにしたい。また、 平和主義と人権の有機的な相互関係を明らかにしたい。また、この理念が統治 この理念が統治機構にどのように反映しているかを論じる。 機構にどのように反映しているかを論じる。 ●到達目標: ●到達目標: 何よりも、日本国憲法の理念をその原点から正しく把握することが目標 何よりも、日本国憲法の理念をその原点から正しく把握することが目標であ である。 る。 ●成績評価の基準: ●成績評価の基準: 受講態度:30点 受講態度:30点 テスト:70点 テスト:70点 毎回、質問・意見に関するリアクション・ペーパーの提出を求める。質 毎回、質問・意見に関するリアクション・ペーパーの提出を求める。質問に 問には次回回答するとともに、出席状況の把握に用いる。なお、リアクショ は次回回答するとともに、出席状況の把握に用いる。なお、リアクション・ペー ン・ペーパーが白紙で提出された場合には、受講態度に関する評価が0点 パーが白紙で提出された場合には、受講態度に関する評価が0点になるので、 になるので、注意すること。 注意すること。 ●留意事項: 2 クラス開講する。 2 年生以上は対象学部の指定はない。いずれのクラス を取ってもよい。オフィスアワーという概念はない。随時、 質問に応じます。 ●留意事項: 2 クラス開講する。 2 年生以上は対象学部の指定はない。いずれのクラスを 取ってもよい。オフィスアワーという概念はない。随時、質問に応じます。 ●授業予定一覧: Ⅰ.① イントロダクション ●授業予定一覧: Ⅱ.② 憲法とは何か Ⅰ.① イントロダクション Ⅱ.② 憲法とは何か Ⅲ.憲法の歴史 ③ 近代憲法の成立 ④ 近代憲法の理念と近代国家の統治機構 ③ 近代憲法の成立 ⑤ 大日本帝国憲法の成立とその特色 ④ 近代憲法の理念と近代国家の統治機構 ⑥ 日本国憲法の成立 ⑤ 大日本帝国憲法の成立とその特色 ⑥ 日本国憲法の成立 Ⅳ.平和主義 Ⅲ.憲法の歴史 ⑦ 日本国憲法の平和理念 ⑧ 第9条の条文解釈 ⑦ 日本国憲法の平和理念 ⑨ 第9条と自衛隊 ⑧ 第9条の条文解釈 ⑩ 平和主義をめぐる判例 ⑨ 第9条と自衛隊 法の下の平等 ⑩ 平和主義をめぐる判例 Ⅴ.⑪ ⑫ 私人間の憲法適用 Ⅳ.平和主義 Ⅴ.⑪ 法の下の平等 Ⅵ.自由権 ⑫ ⑬ 人身の自由 Ⅵ.自由権 ⑭ 思想良心の自由と信教の自由 私人間の憲法適用 ⑬ 人身の自由 Ⅶ.テスト ⑭ 思想良心の自由と信教の自由 ⑮ Ⅶ.テスト テスト Ⅷ.社会権 ⑮ ⑯ Ⅷ.社会権 生存権と教育権 ⑯ テスト 生存権と教育権 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 授業予定は上記の通りなので、事前に教科書を熟読しておくこと。また、 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 毎日のニュースに関心を持つこと。高校までの教科書を復習することも有 授業予定は上記の通りなので、事前に教科書を熟読しておくこと。また、毎日 益。 のニュースに関心を持つこと。高校までの教科書を復習することも有益。 【必携書(教科書販売) 】 平和と人権の憲法学,葛生栄二郎、高作正博、真鶴俊喜,法律文化社 【必携書・参考書等(教科書販売以外) 】 <必携書> 『平和と人権 ( 38 ) 【必携書(教科書販売) 】 『平和と人権の憲法学』 ,葛生栄二郎ほか 【必携書・参考書等(教科書販売以外) 】 <必携書> 資料集』資料集は第1回目の授業時に配付する。 『平和と人権 資料集』資料集は第1回目の授業時に配付する。 日本国憲法Ⅱ 授業コード 12400 政治学Ⅰ [a] [担 当 者]小田川 大典 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: ●本授業の概要: 本授業では,権利の章典と統治機構から成る近代憲法のうち,統治機 構を中心に説明する。とくに,近代国家誕生以降の権力分立の意義,統 教 養 [担 当 者]高橋 正徳 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] 授業コード 12410 映像資料を用いながら、政治学(国際政治を含む)の重要なトピックに ついて概説する。 治機構の具体的な仕組みなどについて検討する。 ●到達目標: ●到達目標: 人権保障を確保するための統治機構の原則である権力分立の意義につ 政治学についての基本的な知識を身につけるとともに、現代政治の諸問 題について批判的に考察する能力と、自分の意見を組み立てる能力を涵 いて理解する。 養すること。 ●成績評価の基準: 小テスト:30% 定期試験:70% ●成績評価の基準: 授業中に行う小テスト:30% レポート課題:30% 期末テスト:40% ●留意事項: ●授業予定一覧: 1 憲法と近代立憲主義 2 基本的人権と統治機構 3 国民主権―民主主義の基本原理 4 国民主権―国民主権と選挙 5 立法権―国会の組織 6 立法権―国会の権能 7 立法権―国政における議会の位置 8 行政権―内閣の地位および組織 9 行政権―内閣の権限および責任 10 行政権―行政権の課題 11 司法権―司法権の意義 12 司法権―司法権の組織と運用 13 司法権―違憲審査制と憲法訴訟 14 地方自治―地方公共団体 15 地方自治―住民の権利 16 定期試験 ●留意事項: ・オーウェル『動物農場』についてのレポート(2000字程度)を課す。 ・講義についての情報を下記の twitter で公開する。 http://twitter.com/odg700/ ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: ●授業予定一覧: 1 .イントロダクション―政治の学び方 2 .政治家とはどのような存在か(一)(DVD 鑑賞) 3 .政治家とはどのような存在か(二)(DVD 鑑賞) 4 .デモクラシーの政治学 5 .デモクラシーと熟議(一)(DVD 鑑賞) 6 .デモクラシーと熟議(二)(DVD 鑑賞) 7 .メディアの政治学 8 .ジャーナリズムと政治(一)(DVD 鑑賞) 9 .ジャーナリズムと政治(二)(DVD 鑑賞) 10.国際政治学入門 11.外交と危機管理(一)(DVD 鑑賞) 12.外交と危機管理(二)(DVD 鑑賞) 13.レポート課題解説 14.文学と政治(一)(DVD 鑑賞) 教科書の予習・復習を毎回しっかり行うとともに,新聞を読む習慣を つけ,日々の政治や社会の動きに関心をもってほしい。 15.文学と政治(二)(DVD 鑑賞) 16.期末テスト 【必携書(教科書販売)】 『高校から大学への憲法』,君塚正臣編,法律文化社 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <参考書等> 小型六法(どれでもよい) ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: (予習)この授業では毎回論述形式のミニ・レポートを課します。問題 は事前に提示するので、予習段階ではその問題を見て、自分なりの答案 を考えてください。 (復習)この授業では毎回、授業内容に関連する復習問題を提示し、期 末テストの試験範囲に含めます。復習段階では講義内容を思い出しなが ら、自分なりの答案を考えてください。 【必携書(教科書販売)】 『動物農場:おとぎばなし』,ジョージ・オーウェル,岩波文庫 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <参考書等> 授業の中で随時紹介する。 ( 39 ) 政治学Ⅰ [b] 経済学Ⅰ [a] 授業コード 12415 授業コード 12430 教 養 [担 当 者]小田川 大典 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [担 当 者]釣 雅雄 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: ●本授業の概要: 映像資料を用いながら、政治学(国際政治を含む)の重要なトピックに 日本経済を,経済学の考え方や経済情報をもとに読み解きます。 主なテー ついて概説する。 マは,お金,物価,景気,経済成長,経済政策,為替,貿易,財政,金 融などです。経済時事問題も多く扱いますので,一般的な経済知識を身 ●到達目標: につけられ,就職活動や将来の仕事に向けた準備にもなります。過去の 政治学についての基本的な知識を身につけるとともに、現代政治の諸問 題について批判的に考察する能力と、自分の意見を組み立てる能力を涵 日本経済を事例に,なぜ経済はそのように動いてきたのかを学んでいき ます。事例学習を通じて応用力を身につけ,今後の経済状況も理解でき 養すること。 るようになります。 ●成績評価の基準: 授業中に行う小テスト:30% レポート課題:30% 期末テスト:40% ●到達目標: 社会人として必要な日本経済の基礎知識を身につけ,テレビや新聞の経 済ニュースを理解できるようになる。 ●留意事項: ・オーウェル『動物農場』についてのレポート(2000字程度)を課す。 ・講義についての情報を下記の twitter で公開する。 http://twitter.com/odg700/ ●授業予定一覧: 1 .イントロダクション―政治の学び方 2 .政治家とはどのような存在か(一)(DVD 鑑賞) 3 .政治家とはどのような存在か(二)(DVD 鑑賞) 4 .デモクラシーの政治学 5 .デモクラシーと熟議(一)(DVD 鑑賞) 6 .デモクラシーと熟議(二)(DVD 鑑賞) 7 .メディアの政治学 8 .ジャーナリズムと政治(一)(DVD 鑑賞) 9 .ジャーナリズムと政治(二)(DVD 鑑賞) 10.国際政治学入門 11.外交と危機管理(一)(DVD 鑑賞) 12.外交と危機管理(二)(DVD 鑑賞) 13.レポート課題解説 14.文学と政治(一)(DVD 鑑賞) 15.文学と政治(二)(DVD 鑑賞) 16.期末テスト ●成績評価の基準: 期末試験,中間確認試験の結果,出席などによる総合評価 試験は論述式で,暗記ではなく考えるタイプの問題が中心です。 ●留意事項: 質問は,講義終了後の教室か,またはメールでしてください。メールを 送るときには,タイトルに「清心」と入れるとともに,本文に学科・学年・ 氏名を記入してください。メールアドレスは,[email protected] です。 ●授業予定一覧: 1 講義の概要 2 日本経済の温故知新 3 日本経済の見方1 4 日本経済の見方2 5 現代日本経済1 インフレ 6 現代日本経済2 景気循環と経済成長 7 現代日本経済3 高度成長と経済構造の変化 8 現代日本経済4 1980年代の日本経済,経常収支 9 現代日本経済5 バブル経済の発生と崩壊,対応 10 11 12 13 1990 年代以降の日本経済 構造改革への取り組み 財政・財政政策 金融・金融政策 (予習)この授業では毎回論述形式のミニ・レポートを課します。問題 は事前に提示するので、予習段階ではその問題を見て、自分なりの答案 を考えてください。 14 15 16 Topics in 日本経済1 Topics in 日本経済2 定期試験 (復習)この授業では毎回、授業内容に関連する復習問題を提示し、期 末テストの試験範囲に含めます。復習段階では講義内容を思い出しなが ら、自分なりの答案を考えてください。 授業は教科書の内容にそって進みますが,その他に,毎回,時事問題を みます。時事問題を扱う関係上,経済状況によっては予定が大幅に変更 になります。また,中間確認試験を行う予定です。 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 【必携書(教科書販売)】 『動物農場:おとぎばなし』,ジョージ・オーウェル,岩波文庫 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 日々の経済ニュースを読んでください。 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 【必携書(教科書販売)】 『入門 日本経済論』,釣雅雄,新世社 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <参考書等> 『入門・日本経済』,浅子和美・篠原総一編,有斐閣,最新版 ( 40 ) 経済学Ⅰ [b] 授業コード 12435 社会学Ⅰ [担 当 者]二階堂 裕子 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: ●本授業の概要: 教 養 [担 当 者]釣 雅雄 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] 授業コード 12450 日本経済を, 経済学の考え方や経済情報をもとに読み解きます。主なテー 前半では,これまで社会学が蓄積してきた概念や枠組み,研究方法に マは,お金,物価,景気,経済成長,経済政策,為替,貿易,財政,金 ついて講義する。後半では,現代におけるさまざまな社会問題を取り上 融などです。経済時事問題も多く扱いますので,一般的な経済知識を身 げ,それらの現象が生起した背景や具体的な課題,解決に向けた取り組 につけられ,就職活動や将来の仕事に向けた準備にもなります。過去の みの現状などについて解説を加える。 日本経済を事例に,なぜ経済はそのように動いてきたのかを学んでいき ます。事例学習を通じて応用力を身につけ,今後の経済状況も理解でき ●到達目標: るようになります。 ●到達目標: 社会人として必要な日本経済の基礎知識を身につけ,テレビや新聞の経 済ニュースを理解できるようになる。 ●成績評価の基準: 期末試験,中間確認試験の結果,出席などによる総合評価 試験は論述式で,暗記ではなく考えるタイプの問題が中心です。 ●留意事項: 質問は,講義終了後の教室か,またはメールでしてください。メールを 送るときには, タイトルに「清心」と入れるとともに,本文に学科・学年・ 氏名を記入してください。メールアドレスは,[email protected] です。 ●授業予定一覧: 1 講義の概要 2 日本経済の温故知新 3 日本経済の見方1 4 日本経済の見方2 5 現代日本経済1 インフレ 6 現代日本経済2 景気循環と経済成長 7 現代日本経済3 高度成長と経済構造の変化 8 現代日本経済4 1980年代の日本経済,経常収支 現代社会のしくみを捉える視点を養うとともに,今日の諸問題に対す る関心と理解を深める。そのうえで,めまぐるしく変化する今日の社会 において,私たちはいかに生きていくべきかを考える力を獲得する。 ●成績評価の基準: リアクションペーパー(講義で学んだことや意見):30% 期末試験:70% ●留意事項: 受動的に講義を聴くのではなく,社会の諸現象が自らの日常生活とい かに関連しているかを真摯に検討してほしい。 オフィスアワーは,授業中に指示する。 ●授業予定一覧: 1.社会学とは何か 2.社会学の研究方法 3.行為と相互作用 4.地位と役割 5.集団とネットワーク 6.親密性と公共性 7.現代社会の病理 8.家族と現代社会 9.ジェンダーと現代社会 10.教育と現代社会 11.仕事と現代社会 12.地域社会と都市化 13.宗教と現代社会 9 10 11 12 現代日本経済5 バブル経済の発生と崩壊,対応 1990 年代以降の日本経済 構造改革への取り組み 財政・財政政策 14.情報と現代社会 15.グローバル化する現代社会 16.期末試験 13 14 15 16 金融・金融政策 Topics in 日本経済1 Topics in 日本経済2 定期試験 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 授業は教科書の内容にそって進みますが,その他に,毎回,時事問題を みます。時事問題を扱う関係上,経済状況によっては予定が大幅に変更 になります。また,中間確認試験を行う予定です。 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <参考書等> 倉沢進他編『社会学入門〔新訂〕』(放送大学教育振興会,2001年) 西澤晃彦・渋谷望『社会学をつかむ』(有斐閣、2008年) このほか,適宜文献を紹介する。また,講義中に参考資料を配布する。 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 日々の経済ニュースを読んでください。 【必携書(教科書販売)】 『入門 日本経済論』 ,釣雅雄,新世社 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <参考書等> 『入門・日本経済』 ,浅子和美・篠原総一編,有斐閣,最新版 ( 41 ) 社会学 授業コード 12455 社会学Ⅱ 教 養 [担 当 者]二階堂 裕子 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [担 当 者]濱西 栄司 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: 前半では,これまで社会学が蓄積してきた概念や枠組み,研究方法に ついて講義する。後半では,現代におけるさまざまな社会問題を取り上 げ,それらの現象が生起した背景や具体的な課題,解決に向けた取り組 みの現状などについて解説を加える。 ●到達目標: 現代社会のしくみを捉える視点を養うとともに,今日の諸問題に対す る関心と理解を深める。そのうえで,めまぐるしく変化する今日の社会 において,私たちはいかに生きていくべきかを考える力を獲得する。 ●成績評価の基準: リアクションペーパー(講義で学んだことや意見):30% 期末試験:70% 授業コード 12460 ●本授業の概要: 本授業の目的は,アクティブ・ラーニングの方式を用いて,社会学の基本的 な姿勢・技法について理解することにある。社会学は同時代の社会現象を捉え ようとする学問であり,メディアや日常生活を通して形成される先入観や思い 込みから距離を置き,対象に冷静かつ客観的に向き合う姿勢を基本としている。 本授業では,そのような姿勢を理解した上で,議論を通じた視座の多角化や資 料の批判的読解に関する技法を具体的に学び,現代社会を自立的・主体的に生 きる力を身につけていく。 ●到達目標: ①現代社会の諸課題について,多角的に考えることができる。 ②資料やディスカッションをもとに,自分の考えを文章で表現することがで きる。 ●成績評価の基準: 授業への取り組み:35% ワークシート:35% ●留意事項: 受動的に講義を聴くのではなく,社会の諸現象が自らの日常生活とい かに関連しているかを真摯に検討してほしい。 オフィスアワーは,授業中に指示する。 ●授業予定一覧: 1.社会学とは何か 2.社会学の研究方法 3.行為と相互作用 4.地位と役割 5.集団とネットワーク 6.親密性と公共性 7.現代社会の病理 8.家族と現代社会 9.ジェンダーと現代社会 10.教育と現代社会 11.仕事と現代社会 12.地域社会と都市化 13.宗教と現代社会 14.情報と現代社会 15.グローバル化する現代社会 16.期末試験 期末レポート:30% ●留意事項: ・ディスカッションの得手不得手は,成績評価に一切関係しない。 ・各回のテーマ等は『グループディスカッションで学ぶ社会学トレーニング』 (三 省堂)に基づいているが,履修者が同テキストを購入する必要はない。 ・1, 2, 3年生は「ディスカッションから社会を考える」 (自立力育成科目 B 群) として履修する。 ・定員140名 オフィスアワー:授業中に指示する(履修者数に応じて定める) 。 ●授業予定一覧: 1.オリエンテーション 【第1部 いいか悪いか考える】 2.コンビニ深夜営業規制,是か非か――図式化して整理する 3.携帯電話のアンテナ設置に税金投入 ?――多角的に考える 4. 「若者言葉」を考える――言葉と社会を考える・1 5.定住外国人に教える日本語は ?――言葉と社会を考える・2 6.商店街へ税金投入 ?――公共性を考える 【第2部 根本から考える】 7.民族って何だ ?――概念をとらえ直す・1 8.貧困って何だ ?――概念をとらえ直す・2 9.会社は誰のものか――組織とは何か,経済とは何かを考える 10.累進課税を考える――税金のあり方を考える 【第3部 構想する】 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <参考書等> 倉沢進他編『社会学入門〔新訂〕』(放送大学教育振興会,2001年) 西澤晃彦・渋谷望『社会学をつかむ』(有斐閣、2008年) このほか,適宜文献を紹介する。また,講義中に参考資料を配布する。 11.どの記事を採用する ?――メディアを考える 12.どれがよい環境保全活動 ?――環境保全と公共性・1 13.歴史的建造物を保存すべき ?――環境保全と公共性・2 14.どれがよいまちづくり ?――コミュニティを考える 15.大学の未来のプランを作ろう――アイデア発想とコミュニティ・プラン ※各回の授業は,基本的に(1)テーマの説明と資料等の配布, (2)個人での考 察とワークシート前半部の記述, (3)簡単なグループ・ディスカッション,(4) 再び個人での考察とワークシート後半部の記述, (5)全体の総括と解説,とい う流れで進む。 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 【必携書(教科書販売) 】 【必携書・参考書等(教科書販売以外) 】 ( 42 ) ボランティア学Ⅰ 授業コード 12470 心理学Ⅱ [担 当 者]西 隆太朗 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: ●本授業の概要: 教 養 [担 当 者]平松 正臣 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] 授業コード 12510 本授業のねらいは,ボランティアの思想と歴史,現状や課題を広い視野 この授業では、臨床心理学の基礎を概説します。カウンセリング、教 から学習する。また,福祉教育におけるボランティア活動の意義と役割 育、保育などの場で、人と人が出会い、ともに成長していくための心理 を理解する。さらに,様々な領域の専門職と関連する諸分野,市民との 学です。 協働による福祉の向上を目指し,支援を必要とするさまざまな対象への, 臨床心理学の基礎を幅広く扱っていきますが、中でも大事にしたいこ 総合的支援を実現するための知識や技術を身につける。 とは、 「相互性の観点」と「物語」です。カウンセラー自身も、相手と出会っ て成長していること。教えた内容そのものよりも、自由に語り合った夢 ●到達目標: の方に意味があること。 ボランティア実践並びに福祉教育の役割と意義を理解する。 子どもたちと出会った実例など、映像なども使用しながら、心につい て考えていきます。 ●成績評価の基準: 授業への取り組み姿勢 定期試験 70% 30% ●留意事項: 授業に積極に参加すること(質疑など) ●授業予定一覧: 1 ボランティアとは(ボランティアの思想) 2 ボランティアの原則とボランティアの役割 3 ボランティア活動の心構え 4 ボランティア活動における留意点 5 施設での活動 6 コミュニティでの活動 7 福祉教育とボランティア 8 教育現場での活動(体験学習) 9 障害のある児童への教育現場での活動(体験学習) 10 障害のある人への支援活動(知識) 11 障害のある人への支援活動(技術) 12 ボランティアコーディネート 13 アドボカシーとボランティアコーディネート 14 災害支援におけるボランティア活動 15 ボランティア活動の課題 16 定期試験 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 適宜授業で指示する。 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 ●到達目標: 臨床心理学の観点から、「出会うこと、ともに成長すること」に関す るテーマを選び、文献・資料を踏まえながら、自分自身の考察を深める こと。 ●成績評価の基準: レポート 70% 課題 30% ●留意事項: 毎回の授業後に、リアクション・ペーパーを提出してもらいます。その 他の課題は、授業中に指示します。 オフィスアワー 木曜日 7,8時限 ●授業予定一覧: 1. 臨床心理学とは何か 2. 臨床心理学の方法論について 3. 心をどう見るか ― 力動論と行動論 4. カウンセリングの考え方 5. 行動という通路 ― 行動療法 6. ありのままの私 ― 来談者中心療法 7. 子どもと出会う ― 遊戯療法 8. 環境と関係性 ― 精神分析療法 9. 心と物語 ― 夢の分析 10. 語られる言葉をどう聴くか ― コミュニケーションの理解 11. 人間の発達 ― 人生の歴史とその意味 12. 家族関係と社会の影響 13. 教育・保育と心理学 14. 心の「病」について 15. 生涯発達と個性化 定期試験(レポートによる) ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 授 業 に つ い て の 連 絡・ フ ィ ー ド バ ッ ク を 双 方 向 的 に 行 う た め、 manaba folio を使用します。受講者は必ず、manaba folio 掲示板のリマ インダ機能をオンにして、内容を見ておくようにしてください。 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <参考書等> 毎回の講義でお伝えします。図書館1F に西の授業に関する指定図書 コーナーを設けていますので、手に取ってみてください。 ( 43 ) 心理学Ⅲ 授業コード 12520 数学Ⅰ 授業コード 12540 教 養 [担 当 者]多田 志麻子 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [担 当 者]水野 博 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: ●本授業の概要: 人間関係の心理学について学ぶ。人間は人と人との関係のなかで生き、 線形代数の基礎として,行列,行列式及びその応用について学ぶ。その 成長している。人間関係に焦点を当て、人の心の仕組みや働きを知るこ 計算法をまず修得する。次に応用として,連立1 次方程式,線形変換, とは日常の対人関係や自己を見つめなおす機会になると考えられる。講 統計の初歩について述べる。 義では、人間関係の基礎的知識とコミュニケーションスキルを学ぶ。心 理テスト等を実施し、自ら体験しながら、自己を知り、他者との関係を 考えるようにする。さらに、コミュニケーションスキルのなかで「聴く」、 「自己表現する」スキルについて理論やスキルを学ぶ。 ●到達目標: 人間関係の基礎的知識を理解する。 自己を振り返り、人間関係上の問題を考えたうえで、よりよい人間関係 を保つコミュニケーションスキルについて理解し、習得する。 ●成績評価の基準: 定期試験:60% 小テスト:20% 授業への取り組み:20% ●到達目標: 行列式及び行列の計算ができること。 連立1次方程式が解けること。 線形変換ができること。 統計の基本用語を理解すること。 ●成績評価の基準: 授業への取り組み度:20% 小テスト:20% 定期試験:60% ●留意事項: ●留意事項: 一度欠席するとついてくるのが困難になることがあるので注意するこ と。論理的思考力を養うことがこの講義のねらいでもあるので、受講生 はそのことを理解しておくこと。 オフィスアワー 金曜日 1,2時限 ●授業予定一覧: 1.人間関係の発達 ①新生児期・乳幼児期 2.人間関係の発達 ②児童期・青年期 3.人間関係の発達 ③成人期・老年期 4.人間関係の動機 5.人間関係と欲求 6.人間関係とストレス 7.人間関係の諸問題 8.対人認知:印象形成・対人魅力 9.他者との関わり 10.自己理解 11.他者理解 ●授業予定一覧: 1 .2次の行列式 2 .3次の行列式 3 .行列式の性質 4 .多元連立1 次方程式 5 .余因子と小行列式 6 .行列 7 .行列の計算 8 .逆行列 9 .線形変換とベクトル 10.線形変換の行列表示 11.線形変換の合成,逆変換 12.コミュニケーションの基礎 13.コミュニケーションスキル 14.コミュニケーションスキル 15.講義のまとめ 12.統計の必要性 13.統計の基礎 14.統計と行列 15.総合演習 ①聴くスキル ②自己表現するスキル 16.定期試験 16.定期試験 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 受講後、配布資料とノートを見直し、復習し、次の講義を受講する。 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 予習より復習を重視すること。授業中に話すことをまず理解することが 大切であり、わからなければその場で質問すること。授業中にその日の 内容の練習問題を配布するので、それを各自解いておくこと。 【必携書(教科書販売)】 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <参考書等> 毎回、資料を配布する。 参考書は講義中に提示する。 ( 44 ) 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <参考書等> 必要な場合はプリントを配付する。 数学Ⅱ 授業コード 12550 物理学Ⅰ [担 当 者]水野 博 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: ●本授業の概要: 初等教育における数学の不備,特に九九の暗記による四則演算の理解 不足を基本から正すための授業を行う。 教 養 [担 当 者]保江 邦夫 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] 授業コード 12560 惑星,恒星,銀河系,宇宙などについて得られているデータやそれから 推測される天体や宇宙の姿について述べる。宇宙の神秘,調和にふれて もらえば幸いである。 ●到達目標: 数の概念を正しく理解し,たし算,ひき算,かけ算,わり算の正しい 意味を理解することを目標とする。 ●到達目標: 遠い天体の真の姿についての知見を得るために、どんなデータからどう いう論理を用いて導くのか、その過程を理解すること。 ●成績評価の基準: 毎回の小テスト:30% 定期試験:70% ●留意事項: オフィスアワー 授業中に指示する ●授業予定一覧: 1 .数える数,自然数 2 .たし算=和集合=右シフト 3. 3 +5 =5 +3 ,自然数とはなにか? 4 .ひき算=左シフト=差集合 5 .ゼロとマイナスの数 6 .整数と自然数の比較 7 .整数のたし算、ひき算 8 .計算とは何か?かけ算とは? 9 .集合とかけ算,九九 10.九九の効用,分配則,アーベル 11.マイナス×プラス=マイナス,ゼロをかけるとゼロ 12.プラス×マイナス=マイナス マイナス×マイナス=プラス 13.わり算=かけ算=シフト分割 14.余り,整数のわり算 15.まとめ 定期試験 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 予習や復習は必要ありません。授業中に真剣に講義内容を理解するよう に努めてください。 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <参考書等> 保江邦夫著『数の論理』(講談社) ●成績評価の基準: 授業への参加度:20% 小テスト:20% 定期試験:60% ●留意事項: この講義は、天体に関する単なる博物学的な知識を得るためのものでは ない。到達目標にあるように、論理的思考力を養うことが大切である。 受講生はそのことを理解しておくこと。オフィスアワー 金曜日 1,2 時限 ●授業予定一覧: 1 .宇宙の階層,太陽系のスケール 2 .地球のスケール 3 .地球の内部 4 .地球の大気 5 .地球の自転,公転 6 .太陽系の仲間 7 .内惑星の特徴,内部構造 8 .外惑星の特徴,内部構造 9 .太陽の内部構造 10.恒星の内部構造 11.恒星の一生 12.銀河系の構造 13.銀河系の分布 14.宇宙と構造と進化 15.太陽系の起源 16.定期試験 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 予習より復習を重視すること。授業中に話した内容をもう一度確認した り、計算を自分でやってみること。 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <参考書等> 必要な場合にはプリントを配布する。 ( 45 ) 物理学Ⅱ 化学Ⅰ 授業コード 12570 授業コード 12580 教 養 [担 当 者]保江 邦夫 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [担 当 者]北畠 典子 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: 航空宇宙技術における物理学の基本的役割を理解する。 ●到達目標: 基本物理法則の概念的理解だけでなく,飛行や宇宙航行への応用面か ●本授業の概要: 私達の身の回りには多種多様の動物、植物、微生物、鉱物や人工物など多くの 物質が存在している。化学はこれらの物質の性質や特性を調べたり、他の物質 との反応による変化などについて研究する学問である。現在地球上に存在する と思われる数千万種類の物質がたった百種類程度の元素の組み合わせでできて ら実用的理解を得ること。 いる。それらを理解するには物質を作っているの元素についての原子や分子レ ●成績評価の基準: の基礎知識を学んだ上で、身のまわりの「物質」や「現象」について、その本 毎回の小テスト:30% 定期試験:70% ●留意事項: オフィスアワー 授業中に指示する ●授業予定一覧: 1 .慣性の法則 2 .運動の解析 3 .時間と空間 4 .流体力学と飛行 5 .重力と万有引力 6 .月とスペースシャトル 7 .化学ロケットとジェットエンジン 8 .電磁ロケット,光ロケット 9 .光とは何か? 10.相対性理論 11.宇宙飛行で時間は遅れるか? 12.光よりも速く移動できるか? 13.タイムマシンは実現できるか? 14.星の進化と人間の進化 15.まとめ 定期試験 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 予習や復習は必要ありません。授業中に真剣に講義内容を理解するよう に努めてください。 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 ベルでの化学的な基礎知識が必要である。本講義では、原子の構造などの化学 質や変化を分子レベルで理解できるように解説する。化学の基礎知識について は高校で化学を履修しなかった学生を対象にした内容になっているので、高校 で化学を履修した学生には適さないかもしれない。 ●到達目標: 日常生活の中で接する物質や現象に対して、化学的な知識や原理と関連付けて 理解できるようになる。 ●成績評価の基準: 授業への取り組み度:30% 定期試験:70% ●留意事項: 日常生活の中で起こる現象について、疑問点があれば提起してください。 新しい機能を持った化学製品などがあれば、提起してください。 ●授業予定一覧: 1 物質とは何か? 2 身の回りの物質 3 物質を特徴づけるものは何か? 4 物質の状態変化 5 元素の種類と原子の構造 6 化学結合 7 分子と物質量 8 気体と溶液の性質 9 化学反応式とエネルギー 10 酸と塩基 11 酸化と還元 12 光とは何か? 13 有用物質の化学 14 有害物質の化学 15 復習 模擬試験と解説 16 定期試験 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 毎回の授業で、出欠と授業の理解度の確認のために、小テストまたは小レポー トを提出してもらう。 【必携書(教科書販売) 】 化学 入門編 身近な現象・物質から学ぶ化学のしくみ,日本化学会化学教育 協議会「グループ・化学の本21」編,化学同人 【必携書・参考書等(教科書販売以外) 】 <必携書> <参考書等> ( 46 ) 化学Ⅱ 授業コード 12590 生物学Ⅰ 授業コード 12600 [担 当 者]小川 賢一 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: ●本授業の概要: 本授業のねらいは、細胞培養について、また再生医療の材料として 教 養 [担 当 者]宮崎 正博 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] 生き物観察を中心にしたビデオ教材なども用いて、身近な生き物や自 注目される成体幹細胞、ES 細胞、iPS 細胞などの性質と機能について、 然環境を具体的に挙げながら、生態系の成り立ちや生き物の多様性など その基礎的な内容を学習し、修得することである。本授業では、文化系、 を学習する。さらに、「人間と自然との関わり」についても考える。 理科系を問わず、すべての女子大生が興味を持って取り組むことができ るように、再生医療の基礎的な内容をわかりやすく解説する。 ●到達目標: 生き物観察に必要な知識を学習し、人間も自然を構成する多くの生き ●到達目標: 物の一員であることを理解し、生き物や自然にやさしい目を持つことを 細胞培養の基本(培養の設備、無菌操作など)を説明することができ る。また、成体幹細胞、ES 細胞、iPS 細胞などの培養、その移植によ る障害組織・臓器の機能修復について説明でき、さらに、これに伴う生 命倫理問題について考えを述べることができる。 育む。 ●成績評価の基準: 授業中にレポートを課す。成績評価は、レポート60% と受講態度40% により判定する。 ●留意事項: 15回授業の2/3以上に出席した者が成績評価の対象となる。遅刻や欠 席がないように受講すること。 ●成績評価の基準: 授業への取り組み度:30% 定期試験:70% ●留意事項: オフィスアワー 応する) 月曜日 9,10時限(ただし、在室の場合はいつでも対 ●授業予定一覧: 1.細胞の構造と機能 2.細胞培養の基本 3.細胞の継代培養、クローニング、凍結保存 4.ラット肝細胞の初代培養とその移植による肝機能補助 5.ヒト肝細胞の初代培養と不死化 6.不死化ヒト肝細胞移植による肝機能補助 7.成体幹細胞の分離 8.成体幹細胞の培養と分化誘導 9.成体幹細胞と再生医療 10.ES 細胞の作成 11.ES 細胞の培養と分化誘導 12.ES 細胞と再生医療 ●授業予定一覧: 生き物観察をテーマにしたビデオを毎回見てもらうと同時に、以下の内 容についても、講義する。 1. 自然観察とは 2. 自然の見方 3. 自然観察と五感 4. 自然観察の服装、道具 5. 野鳥の聞きなし 6. 自然観察とフィールドマップ 7. 雑木林の観察 8. 水生昆虫・ホタルの観察 9. 磯と干潟の生き物の観察 10. 川の生き物の観察 11. 雑木林の昆虫の観察 12. 川原の野鳥と巣の観察 13. 鳴く虫の観察 13.iPS 細胞の作成 14.iPS 細胞の培養と分化誘導 15.iPS 細胞と再生医療 14. 木の実の観察 15. まとめ 定期試験 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 配布されたプリントや講義ノートの利用、授業中の学修への助言等を参 考にして、予習・復習を行い、授業に臨むこと。 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <必携書> プリントを配布する。 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <参考書等> プリントを随時配布 ( 47 ) 生物学Ⅱ 授業コード 12610 科学史Ⅰ 教 養 [担 当 者]長濱 統彦 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [担 当 者]九鬼 一人 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: 地球に暮らす生物の多様性を学ぶ。生物は地球の歴史と共に多様化し、 地球環境にも大きな影響を与えてきた。生物はどのくらい多様で、どの ように多様化したのか考えてみたい。また、地球の初期生命である微生 物について解説する。 ●到達目標: 地球生物の多様性を理解する 生物進化の仕組みを理解する ●成績評価の基準: 質問カード 20% 定期試験 80% ●留意事項: オフィスアワー 水曜日 5,6時限 出席は質問カードにて確認する。 当日配布のカード以外での提出、もしくは講義時間外の提出は認めない。 ●授業予定一覧: 1. 生物の定義 2. 生物の多様性 3. 生物の基本構造 4. 生物の遺伝 5. 生物の変異 6. 生物の分類 7. 種とはなにか 8. 生物と地球の歴史 9. 生命の起源 10. 微生物の多様性 11. 原核生物 12. 真核生物 13. 菌類の多様性 14. ウイルスの多様性 15. 進化論 16. 定期試験 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 デイヴィッド・サダヴァ , デイヴィッド・ヒリス , クレイグ・ヘラー , メアリー・プライス , 石崎泰樹 , & 斎藤成也 . (2014). カラー図解 アメ リカ版 大学生物学の教科書 第4巻 進化生物学 . 東京 : 講談社 . ISBN: 9784062578752 授業コード 12620 ●本授業の概要: 科学史の哲学。科学の発展と宗教との関係を考察する。西欧において、キリスト教を背 景とする「一般に通用していた思考の枠組み ( パラダイム )」が、どのように近代科学を 育んだかを知り、 19世紀より前の科学史の知識を身につけることができる。途中、キリス ト教についての内省が深められるよう適宜、エピソードを織り込む ( パスカルの賭けの問 題・無神論者の信仰等 )。原則として教材はインターネットの掲示板で確認できるように する。史実の講義は機械論に重点を絞ることにした。とくに科学と人生の問題の関係を詳 論する。 ●到達目標: 近代科学の発展を促したのは、キリスト教の信仰であったことを把握できるようになる。 すばらしい世界の構造の探究は、創造主の偉大な意図を知ることであるとされた。このよ うな訳で前科学期の科学が推し進められたことを学ぶ。 ●成績評価の基準: ・毎回の小レポート 35点 ( 内コミック感想文10点を含む ) ・期末試験 65点 (HP の空所補充題から中心に出題する ) ( それ以外に宿題をボーナス点として加算する ) コミックは、近代人の魂の救済を扱った ものである。学説史の把握と共に的確な質問ができるかを重視する。なお感想文執筆のさ い、コピペ厳禁。引用のさいは出典を明記し、引用符号で括ること。 ●留意事項: 村上陽一郎『新しい科学論』ブルーバックス・講談社が手引きとなるだろう。教科書の代 わりにプリント・コピーを刷って配布する。 積極的に授業に臨むことが望ましい。また manaba folio を活用するので、掲示板に注 意すること ( 質問は掲示板・コレクションで受け付ける )。重点項目を要約した小冊子を manaba でダウンロードできるようにするので、活用すること。なお商大 HP の内容は更 新中である。 ●授業予定一覧: パソコンを使う (word を使う )・教科書のコピーは配布する ( 村上陽一郎『西欧近代科 学〈新版〉 』) 1 . アウトライン : 規約主義という科学観の一端を紹介する 2. 【科学と宗教】自然を通して神に触れることを理解できる : 古代・中世のキリスト教と科学 3. 【規約主義】コペルニクスを題材に「思考の枠組み」を考える 4. 【帰納主義】経験の積み重ねは理論形成にとって有効かを問う 5. 【帰納主義】ベイコンの方法論とキリスト教の結びつきを把握できる :その本来の意図はキリスト教精神であった 参考書:渡辺正雄 (1989)「F・ベイコンの学問革新論-その宗教的起源-」 伊東俊太郎・村上陽一郎共編『講座科学史1、西欧科学史の位相』培風館。 6. 【科学と宗教】機械論は神への信仰に向き合ったものであることを知る .1 7. 【科学と宗教】機械論は神への信仰に向き合ったものであることを知る .2 8. 【帰納主義】経験という根拠がいかに薄弱かを七面鳥の話で理解する :あわれな七面鳥の物語 9. 【帰納主義】確率とは生き方の態度表明であることを学ぶ ( 国語小テスト ) 参考書:大森荘蔵 (1981)『流れとよどみ』産業図書よりテスト出題。 10.【科学と宗教】近代理性と神 ( 啓蒙以前・啓蒙以後 ) 11. 【規約主義】ガリレオの月観察 : 観察は理論に基づくことを理解する 12. 【科学と宗教】ブレヒトの戯曲を題材にしてガリレオ裁判の真相を知る 参考書:B. ブレヒト (1995) 千田是也訳『ガリレイの生涯 』 ( ブレヒト戯曲選集 ; 第3巻 ) 白水社。 13.【科学と宗教】哲学者ニュートンの思想の一端に触れることができる :ニュートンにとって空間は神 ( の感覚中枢 ) そのもの 14. 【科学と宗教】科学のキリスト教からの離脱について知る 15. 【科学と宗教】小休憩 : 魂の救済をめぐるコミック・全体討議 期末試験 ( 科学史/神学に関する空所補充・選択問題・的確な質問設定等 ) ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 〈予習〉この授業では、manaba を利用します。可能な限り授業の前日までに、manaba を 通じて授業に利用するプリントを閲覧し、全体の話の流れや疑問点などを把握した上で出 席してください。(manaba は履修登録後の次の日から利用できるようになります。) 〈復習〉配布したプリントの事項をできるだけ暗記して、次回の授業に臨んでください。 復習を次回に行います。また manaba のコレクションに記入されたコメントを閲覧し、反 省材料としてください。回によっては勉強のすすめ等を課すことがあります。 【必携書(教科書販売) 】 【必携書・参考書等(教科書販売以外) 】 <参考書等> ○村上陽一郎『新しい科学論「事実」は理論をたおせるか』ブルーバックス・講談社 ○塩野七生著『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』新潮文庫 ( 購読を推奨する ) ( 48 ) 科学史Ⅱ 授業コード 12630 医学Ⅰ 授業コード 12640 [担 当 者]齋藤 信也 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: 科学と社会。科学を社会的事象として捉え、科学がどのように社会の文脈に即して営まれ ているか、に目を向ける。それを踏まえて、これからの科学はいかにあるべきかを考える。 同時に19世紀以後の科学史の知識を身につけることができる。途中、比較文化論・原発問 題等が考察できるよう、適宜、エピソードを織り込む。原則として教材はインターネット 教 養 [担 当 者]九鬼 一人 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] ●本授業の概要: ①社会福祉分野専攻の学生にとっては、社会福祉士として働く際に専門 職として必要な、人体の構造と機能及び疾病に関する知識を習得できる 授業とする。 の掲示板で確認できるようにする。なお【物語りと科学】はナラティブ〔物語り〕という (社会福祉士国家試験指定科目『人体の構造と機能及び疾病』に相当する) 方法を、科学論に応用する試みであって、狭義の文学を扱うものではない。とくに科学と ②社会福祉分野以外の専攻の学生にとっては、医学一般の概略が理解で きる授業とする。 人生の問題の関係を詳論する。 ●到達目標: 科学に対する複眼的な見方を養うことができる。自分なりに科学のあるべき姿について、 意見をまとめることができる。また18世紀以降の科学が営まれる様式 = モードの変遷に ついて知識を得られる。前半の授業でやったことは後半の第二部で復習する。 ●成績評価の基準: ・毎回の小レポート 35点 ( 内コミック感想10点を含む ) ・期末試験 65点 (HP の旧課程科学と哲学の空所補充題を含む ) ●到達目標: ① 心身機能と身体構造及び様々な疾病や障害の概要について,人の成 長・発達や日常生活との関係を踏まえて理解できる。 ② 国際生活機能分類(ICF)の基本的考え方と概要について理解できる。 ③ リハビリテーションの概要について理解できる。 ④ 医学の基礎知識について理解できる。 ( それ以外に宿題をボーナス点として加算する ) コミックは原発問題を扱ったものである。 原発利用の是非ではなく、その立論の巧拙・資料の組み立て方によって評価する。コピペ は厳に慎むこと。引用のさいは出典を明記し、引用符号で括ること。意見のまとめ方や的 確な質問能力を重視する。 ●留意事項: 積極的に授業に臨むことが望ましい。また manaba folio を活用するので、掲示板に注意 ●成績評価の基準: 授業への取り組み度 定期試験 40% 60% ●留意事項: されたい ( 質問は掲示板・コレクションで受け付ける )。なお商大 HP は更新中である。 ●授業予定一覧: パソコンを使う (word を使う。 9・10・12回目は power point) 2~7で19・20世紀までの科学を扱い ( 第一部 )、 8~13で20世紀後半以降の現代科学を扱う ( 第二部 )。第一部の復習は第二部で行う。 14.15. はまとめである。 1 . 大人のための科学論 : 授業に臨む姿勢について 2 .【モード論】高木仁三郎・民衆が決断する科学的意思決定を考える:ビデオ鑑賞 3 .【モード論】モード1以前における科学のキリスト教的背景を知る 4 .【モード論】モード1と関連した、現代の科学観について考えを深める 5 .【科学主義】科学者中心的歴史観の限界を理解する ( 国語小テスト ) 参考書:堀田善衛 (1994)『ゴヤ』朝日学芸文庫よりテスト出題。 6 .【科学主義】ゴヤの芸術 : 民衆中心の歴史観の可能性を探る:ビデオ鑑賞 7 .【物語りと科学】近代科学の背景となった西洋の自然観の特質を把握する 8 .【科学と倫理】原爆開発をめぐる科学者の責任を考察できる 9 .【物語りと科学】宮澤賢治をお手本にして、科学者としての生き様を再考する 10.【科学と倫理】エコロジーの極北 :「よだかの星」を題材にして対話編を作る 11.【モード論】モード2と関連して、ロゴス ( 数学 ) を用いた科学の営みを考える :ビデオ観賞 12.【物語りと科学】モード2と関連して、物語りによる科学的啓蒙の意義を探る 13.【科学と倫理】ヴェーバーの人生の問題と科学との関係を学ぶ ( 国語小テスト ) 参考書:佐藤文隆 (2011)『職業としての科学』岩波新書よりテスト出題 14.【科学と倫理】小休憩 : 原発問題をめぐるコミック・全体討議 15.【科学と倫理】ニーチェを手掛かりに、西欧近代科学を思想史的に総括できる 期末試験 ( 科学と社会に関する空所補充・選択問題・的確な質問設定等 ) ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: (予習)この授業では、manaba を利用します。可能な限り授業の前日までに、manaba を 通じて授業に利用するプリントを閲覧し、全体の話の流れや疑問点などを把握した上で出 ●授業予定一覧: 1. 人の成長・発達 (1) 身体の成長・発達 2. 人の成長・発達 (2) 精神の成長・発達 3. 人の成長・発達 (3) 老化 4. 身体構造と心身の機能 (1) 人体部位の名称 5. 身体構造と心身の機能 (2) 各器官等の構造と機能 6. 疾病の概要 (1) 7. 疾病の概要 (2) 8. 疾病の概要 (3) 9. 障害の概要 (1) 10. 障害の概要 (2) 11. リハビリテーションの概要 12. 国際生活機能分類(ICF)の基本的考え方と概要 (1) 13. 国際生活機能分類(ICF)の基本的考え方と概要 (2) 14. 健康の捉え方 15. まとめ 16. 学期末試験 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 【必携書(教科書販売)】 『新・社会福祉士養成講座 第1巻 人体の構造と機能及び疾病』 ,福祉 士養成講座編集委員会編,中央法規出版 席してください。(manaba は履修登録後の次の日から利用できるようになります。) 〈復習〉配布したプリントの事項をできるだけ暗記して、次回の授業に臨んでください。 次回に復習をします。また manaba のコレクションに記入されたコメントを閲覧し、反省 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 材料としてください。回によっては勉強のすすめ等を課すことがあります。 【必携書(教科書販売)】 『科学者とは何か』,村上陽一郎,新潮社 【必携書・参考書等(教科書販売以外) 】 <参考書等> ○見田宗介著『宮沢賢治』岩波現代文庫 ○濱田恂子著『生きる環境の模索』創文社 ○江藤 淳著『夏目漱石―決定版』新潮文庫 ( 49 ) 医学Ⅱ 授業コード 12650 身体科学 授業コード 12890 教 養 [担 当 者]齋藤 信也 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [担 当 者]保江 邦夫・横田 和典 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義・実技 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: ●本授業の概要: 超高齢社会を迎えたわが国において、日常生活を営む上で何らかの援助 身体運動の科学について,静力学・並進動力学・回転動力学等の物理学 を必要とする人たちは増加してきている。家族の介護力が低下した現在、 的観点,並びに日本武道や少林寺拳法に伝わる精神技法的観点から論じ, 医療的ニーズに応えながら生活面のケアを提供する「医療福祉」分野へ 現代社会におけるコミュニケーション技法のひとつとしてのボディーバ の期待は高まっているが、一方、医療福祉の現場で起きる複雑でデリケー ランスコミュニケーション技法にまで進むと同時に,身体運動を前面に トな問題の数々、特に倫理的ディレンマの解決に単一の回答を見いだす ことは困難である。そこで、医療職と福祉職の職能的背景の違いも踏ま 出した新しい身体コミュニケーション技法として学生の自立力育成の助 けとなるように再構築する。 えつつ、チーム・アプローチの中で、その解決試案を探ってゆく力を養 えるような授業を予定している。 また、社会福祉系専攻以外の学生にとっても医学の概論が理解できるよ うな講義を心がけている。 ●到達目標: 単なる座学としての理解ではなく,各自が日々実践することによって自 立力を育成することができるレベルまでの本質的理解を目指す。 ●到達目標: 1. 医療と福祉の違いと共通点が理解できる。 2.医療職と福祉職の協働の必要性が理解できる。 3.医療福祉という概念が説明できる。 4.生命倫理、医療倫理、看護倫理について大まかに理解できる。 5.医療福祉の現場で生じる倫理問題へのアプローチ法が理解できる。 6.医療福祉の現場で生じる倫理問題の解決策について自分の言葉で語 ることができる。 ●成績評価の基準: 実技習熟度と講義内容の理解度の両面から総合的に判断する。 ●成績評価の基準: 授業への取り組み度 40% 課題レポート 30% 定期試験 30% ●留意事項: ●授業予定一覧: 1.生命倫理について 2.看護倫理について 3.医療福祉の場で起こる倫理問題について 4.ケアの倫理について 5.医療福祉倫理事例の問題解決プロセス ●留意事項: オフィスアワー 授業中に指示する ●授業予定一覧: 第1回 講義 武道における身体運動 第2回 講義 身体運動制御と力学 第3回 講義 身体運動制御と精神 第4回 講義 身体と精神と自立力育成 第5回 講義 ボディーバランスコミュニケーション(BBC)とは? 第6回 講義 BBC第一課 三点チェックと簡易骨格調整法 第7回 講義 BBC第二課 歩法(1人でできる簡易骨格調整法) 第8回 講義 BBC第三課 櫓漕ぎ呼吸法(コミュニケーション呼吸法) 第9回 講義 BBC第四課 九転十起修練法と自立力育成法 第10回 講義 BBC第五課 座法による自立力育成 第11回 講義 BBC第六課 立ち会い法による自立力育成 第12回 講義 BBC技法体系の展開とコミュニケーション技法として の確立 第13回 講義 社会コミュニケーションと身体運動による自立力育成 第14回 講義 自者と他者から自他融合という形による自立 6.事例1 医療難民、事例2 個人情報保護 7.事例3 ALS 患者の人工呼吸器の装着、事例4 在宅医療と救急 8.事例5 統合失調症患者とキーパーソン、事例6 在宅終末期医療 9.事例7 認知症の独居高齢者、事例8 介護放棄 第15回 講義 まとめ 第16回 定期試験 10.事例9 利用者間のトラブル、事例10 終末期医療の決定 11.事例11 医療ネグレクト、事例12 超低出生体重児と医療 12.事例13 嚥下障害と胃ろう、事例14 予後の告知 13.医療と福祉の関係 14.医療福祉の専門職とその倫理綱領 15.授業のまとめ 16.試験 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 予習や復習は必要ありません。授業中に真剣に講義内容を理解するよう に努めてください。 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 【必携書(教科書販売)】 ケースで学ぶ医療福祉の倫理,菊井和子他,医学書院 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <必携書> 未定 <参考書等> 未定 ( 50 ) 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 心理学Ⅰ 授業コード 12900 人材育成論 授業コード 12920 [担 当 者]西井 麻美 他 2 名 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義・演習 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: ●本授業の概要: 教 養 [担 当 者]平松 清志・清板 芳子 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ [授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] 人の心理学的理解、日常生活と心の健康、人の成長・発達と心理、心 持続可能な社会に向けたキャリアデザインや主権者としての在り方につ 理的支援の方法と実際などの学習を通して、心理学の概要を理解する。 いて考える一助となる大学-地域・企業-行政の三者連携の生涯学習や ESD(持続発展教育 / 持続可能な開発のための教育) 、主権者教育の活動 ●到達目標: を学ぶことを通して、どんな社会人を目指せばよいのか探ってゆく。また、 科学としての心理学がどのような学問かを知るとともに、人間の心へ の興味と理解を深める。 ライフスキルとライフワークバランスの学習を通して、女性の社会進出に 必要な資質能力開発や力量形成について自ら探求していくように奨励する。 なお、この授業は、複数教員(西井麻美、池田満之、富岡美佳)で担当する。 ●成績評価の基準: 担当ごとに試験またはレポート(80%)、小テスト等(20%)を実施し、 多元的に評価する。 ●到達目標: 主権者に求められる「社会に参画し、自ら考え、自ら判断する」姿勢を 身につける意欲を持って授業にとりくむ。そのために、社会進出に求めら ●留意事項: オフィスアワー:平松 オフィスアワー:清板 れる力量を知識として理解するだけでなくワークショップや様々な地域の 火曜日 火曜日 9・10限 9・10限 活動に参加や視察を行うことを通して、自からのライフスキルを高め、地 域の一員として生きる自分の姿を具体的に設計していく一助とする。 ●授業予定一覧: 本講義はオムニバス形式(複数担当者)で行われる。各担当者の講義 内容は、以下の通りである。 ●成績評価の基準: 人の心理学的理解、日常生活と心の健康<6回> 1 心理学とは,欲求・動機づけと行動(平松) 2 感情・情動(〃) 3 ストレス・適応(〃) 4 感覚・知覚・認知(〃) 5 学習・記憶・思考(〃) 6 心と脳・知能・創造性(〃) 人の成長・発達と心理<4回> 7 乳幼児期 (清板) 8 幼児期・児童期(〃) 9 思春期・青年期(平松) 10 成人期・老年期(〃) 心理的支援の方法と実際<5回> 11 欲求不満と葛藤(清板) ●留意事項: 12 13 14 15 無意識と有意識(〃) 心の病気(〃) 精神療法・カウンセリング・ソーシャルワーク(〃) 心理検査(知能と能力・性格と適性)(〃) 11.ライフスタイルの転換:アクションリサーチを通して 16 定期試験 15.持続可能な社会の主権者を目指して 平松・清板 授業への参加態度20% 課題提出30% レポート提出・小テスト 50%の割合で、総合的に評価する。 オフィスアワー 授業中に指示する ●授業予定一覧: 1.持続可能な社会に求められる人材 2.持続不可能な社会を変えるために「社会に参画する力」をつけるには 3.一人ひとりの日常の中にある ESD 4 .ESD で暮らしを改善する 5 .私たちは何ができるのか:あなたが変わると地球がかわる 6 .未来を創造する 7 .ESD による人づくり 8 .ESD コーディネーターのスキルポイント 9.地域の振興について考える 10. 持続可能な未来をつくるライフスキル:ライフサイクルから見た課題 12.参加と当事者性を創る教育手法 13.ESD の実践プログラム 14.主権者に求められる「社会に参画し、自ら考え、自ら判断する」姿勢 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 【必携書(教科書販売)】 参加型学習を取り入れるため、授業外学習として事前準備や振り返りを各 自で行うことが必要である。課題として出されるものもあるので、十分な 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <必携書> 随時推薦図書を紹介する 授業外学習を行いながら取り組んで貰いたい。 【必携書(教科書販売) 】 持続可能な開発のための教育(ESD)の理論と実践, 西井麻美・藤倉まなみ・ <参考書等> 随時推薦図書を紹介する。 大江ひろ子・西井寿里,ミネルヴァ書房 【必携書・参考書等(教科書販売以外) 】 <参考書等> 授業中に適宜紹介する ( 51 ) 総合科目Ⅳ [a] 授業コード 12930 総合科目Ⅳ [b] 教 養 [担 当 者]山下 美紀 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅳ [授 業 形 態]演習 [単位]2 [受講者指定] [担 当 者]小川 賢一 他 2 名 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅳ [授 業 形 態]演習 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: 現代社会はさまざまなリスクに満ちている。私たちがこの社会のなかで生きて いくうえで、リスクを回避することはできない。むしろ、そのリスクに対峙し、 対処する力=リスクマネージメント力が求められている。 本授業では、現代社会の女性問題を中心に取り上げ、ゼミナール形式で課題の 発議・討論を行う。また、実際に外部の講演会やシンポジウム、裁判傍聴など にも出かけ、実際の社会で生起している問題に向き合う機会を設ける。 ●到達目標: この演習授業を通して身に付けてもらいたい力は次の通り 1.女性の人権について敏感になること 2.生活上のリスクを認知する力とそれに対処しうるリスクマネージメント力 の養成 3.問題に対して自分の頭で考え、自分の言葉で語れる(=発信できる)よう になること ●成績評価の基準: 授業への取り組み:40% 課題(複数回のレポート):40% 最終試験:20% ●留意事項: この授業は演習形式です。授業の概要にも示したように、外部の催しに参加す ることがあるので、決められた授業時間以外の時間的拘束があること、人数制 限があることに注意してください。 オフィスアワー 授業中に指示します 随時、電子メールで質問を受け付けます ●授業予定一覧: 講義 1. ガイダンス 2~15.現代社会と女性 講義 ・女性の視点から見た歴史 ・世界で起こっている女性問題 ・日本で起こっている女性問題 ・人権侵害 など 外部実習 ・外部講演会 ・シンポジウム ・裁判所見学(裁判傍聴) など 討論 外部実習後の共同討議 講義12回、実習12時間 ●本授業の概要: 消費者を取り巻く生活環境は多様化・複雑化している。情報にあふれ た現代に生活する消費者は、消費に関わる事柄だけでなく、広い視野に 立って食環境や自然環境(資源)の利用、エネルギー問題など、生活の 基盤に関するさまざまな環境問題にも向き合っていく必要がある。よっ て、本授業では、消費者問題と環境問題に焦点をあてた演習を通して、 消費者として自立する(賢く生きる)ために必要な能力を育成する。 ●到達目標: 各担当者が提示した課題について各自が調べ、考え、さらにプレゼン テーションやグループ討論などを通して、必要な知識や態度を習得し、 自立した消費者としてさまざまな問題に対処できる能力を身につけるこ とをめざす。 ●成績評価の基準: 授業への取り組み度:30% 課題(レポート等)の達成度:70% ●留意事項: ・身のまわりのさまざまな事例から問題点を考えること ・図書館、Web の利用は必須 ・オフィスアワー 月曜日 9,10時限(ただし、在室の場合はいつでも 対応する) ●授業予定一覧: 1. 消費者とは何か。消費者問題の基礎知識(矢吹・小川) 2. 商品・サービス取引に関する問題 3. 情報通信・決済に関する問題 4. 消費者問題について考える(ワークショップ) 5. 事例研究の発表 6. 自然環境と産業・暮らし(清板・小川) 7. 多様化する人と自然との関わり方 8. 資源利用をめぐる諸問題 9. 課題発表 10. 論点整理・討論 11. 食品廃棄と食品ロス(小川) 12. 世界と日本の現状(発表) 13. 食品廃棄と食品ロスの問題点(発表) 14. 課題研究の発表 15. 総合討論とまとめ ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 毎回の授業で、出された課題を次回の授業までに調べて、プレゼンテー ション並びに討論ができるように準備する。 【必携書(教科書販売)】 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: この授業では、世界の各地で日々生起している問題を題材にします。日ごろか ら新聞やテレビのニュースをチェックするなど、問題関心を深めるようにしま しょう。 また、数回の外部実習後には、討論する機会を設けます。自分の気づきや主張を、 自分の言葉で表現できるよう準備してください。 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 ( 52 ) 授業コード 12935 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 総合科目Ⅳ [c] 授業コード 12940 総合科目Ⅳ [d] [担 当 者]戸田 雅裕 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅳ [授 業 形 態]演習 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: 【子どもと出会う保育学(演習)】 保育は、子ども達と出会い、かかわることで成り立っています。したがって、 保育を理解し、保育を研究するとき、何よりも自分自身で子ども達と出会うこ とが、その出発点になります。 本授業では、附属幼稚園で子ども達と出会い、ともに遊び、その体験につい てディスカッションを行うことで、子どもと保育への理解を深めます。 また、保育をはじめとする、人間関係の研究方法を学びます。自ら人とかか わる中で研究する、心理学的・教育学的・社会学的なフィールドワークの方法 論について考察します。 授業は次のようにして進みます。 <保育参加体験(5回)> 授業時間内に附属幼稚園を訪れ、自由遊びの時間に子ども達とかかわります。 その体験を、次の授業までに記録しておきます。 <ディスカッション> 子ども達と出会った体験について、自由に話し合います。話し合いから生ま れたテーマについて、関連する文献・資料を読み解き、話し合います。 <研究法についての考察> 保育を理解する視点や、事例研究の方法について学びます。関連する文献・ 資料を読み解き、話し合います。 ●到達目標: 子どもとのかかわりとその理解について、体験を通して学ぶ。また、出会い の体験を記述し、文献・資料を踏まえた考察を行うことで、一つの事例研究を まとめ、期末レポートとする。 ●成績評価の基準: 授業への取り組み 50% レポート 50% ●留意事項: オフィスアワー 木曜日 7,8時限 ●授業予定一覧: 1. オリエンテーション 2. 保育を理解する視点 3. 保育参加体験 (1)(子どもと出会う) 4. ディスカッション (1)(子どもと出会う) 5. 保育参加体験 (2)(子どもと親しむ) 6. ディスカッション (2)(子どもと親しむ) 7. 保育参加体験 (3)(遊びを表現として見る) 8. ディスカッション (3)(遊びを表現として見る) 9. 保育参加体験 (4)(遊びの中のイメージの広がり) 10. ディスカッション (4)(遊びの中のイメージの広がり) 11. 保育参加体験 (5)(かかわりの体験と省察) 12. ディスカッション (5)(かかわりの体験と省察) 13. 事例記述の方法論 14. 事例解釈の方法論 15. まとめ 定期試験(レポートによる) 教 養 [担 当 者]西 隆太朗 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅳ [授 業 形 態]演習 [単位]2 [受講者指定] 授業コード 12945 ●本授業の概要: 本授業では、種々の環境問題について、その背景、原因、及び対策に ついて理解を深めるとともに、情報を適切に収集・選択し、プレゼンテー ションやグループディスカッションを通して集団の中で自らの意見を発 表する能力を養う。 ●到達目標: ・環境問題について自らの考えをまとめ、適切に発表する ・情報を適切に収集・選択し、自らの判断で行動する力を身につける ●成績評価の基準: 授業への取り組み度 課題 30% レポート 40% 30% ●留意事項: ・毎回の課題があり、準備が必要である ・オフィスアワー:授業中に指示する ●授業予定一覧: 1.オリエンテーション 2.環境問題の背景 3.環境問題の原因 4.環境問題への対策 5.気候変動と地球温暖化 6.エネルギー資源問題 7.公害 8.森林破壊 9.人口問題 10.食糧問題 11.ゴミ問題 12.有害化学物質による生体影響 13.総合討論 -身近な環境問題- 14.総合討論 -地球規模の環境問題- 15.まとめ ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 身近なところから環境問題を意識するよう心がけてほしい。 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <参考書等> 授業で指示する ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 保育参加の日は、9時過ぎから10時まで、附属幼稚園を訪れます。子ども達に 敬意を持ってかかわり、次回までにその体験を記録にまとめ、ディスカッショ ンに積極的に参加するようにしてください。 授業についての連絡・フィードバックを双方向的に行うため、manaba folio を使用します。受講者は必ず、manaba folio 掲示板のリマインダ機能をオンに して、内容を見ておくようにしてください。 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <参考書等> 毎回の講義でお伝えします。図書館1F に西の授業に関する指定図書コーナー を設けていますので、手に取ってみてください。 ( 53 ) 総合科目Ⅳ [e] 授業コード 12950 総合科目Ⅳ [f] 授業コード 12955 教 養 [担 当 者]髙尾 肇 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅳ [授 業 形 態]講義・演習 [単位]2 [受講者指定] [担 当 者]保江 邦夫 [開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅳ [授 業 形 態]講義・演習 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: ●本授業の概要: まちのバリアフリー点検やボランティア活動などを実践し、その活動の 「愛」について科学的、哲学的、宗教学的な観点からその本質を理解する。 社会的役割を体験的に学ぶことによって、自立・自律力を育成する。 具体的には、大学の内外で車いすを利用するなどしながらまち(地域) ●到達目標: を体感し、地域社会のバリアフリーについて考える。また、自発的にボ 単に概念的理解や論理的把握にとどまらず、感性と直感に訴えた形而上 ランティア活動に参加し、ボランティアの社会的な役割について考える。 学的な愛の理解を目指す。 ●成績評価の基準: ●到達目標: ボランティア活動参加の意義を説明できる。 身近な課題を解決するボランティア活動について、自ら企画開発できる ようになる。 福祉体験から地域社会での役割を考え、貢献できる実践力を身につける。 ●成績評価の基準: フィールドワーク実践 授業への参加・貢献度 レポート 30% 30% 40% ●留意事項: 定員を15名とする 10月第1土曜日又は日曜日に、募金活動に参加する 年度初めに、地元の社会福祉協議会か岡山市社会福祉協議会・ボラン ティアセンターへ行って、ボランティア保険に加入しておくことが望ま しい(日頃のボランティア活動に対応できる、約300円)。ボランティ ア活動も実践しましょう。 ※ オフィスアワー 水曜日 5,6限(変更は、授業中に指示する) 授業中の研究討議や口頭試問により50%、残り50%は期末定期試験 または長文考察レポートによる。 ●留意事項: オフィスアワー 授業中に指示する ●授業予定一覧: 1 講義・研究討議 2 講義・研究討議 3 講義・研究討議 4 講義・研究討議 5 講義・研究討議 6 講義・研究討議 7 講義・研究討議 8 講義・研究討議 9 講義・研究討議 10 講義・研究討議 11 講義・研究討議 12 講義・研究討議 13 講義・研究討議 14 講義・研究討議 15 講義・研究討議 16 定期試験 愛の定義1 哲学・倫理学から 愛の定義2 宗教とは何か 愛の定義3 科学の弱点 愛とは何か どこにあるのか 愛するとはどうすることか 何がどうなるのか 愛の形 どんなものまでが愛なのか 聖書にある放蕩息子の父親の愛について 愛することと愛する努力をすることの違い 愛のない世界に生きるには 愛情と愛の違い 愛を見出すには何が必要か 愛に生きるとは如何なることか 愛に上下、優劣はあるのか 愛の実例報告 これから何を変えていかなければならないのか ●授業予定一覧: 1 授業の進め方、留意事項 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 予習や復習は必要ありません。授業中に真剣に講義内容を理解するよう 2 3 4 5 に努めてください。 ボランティアセンターの利用 ボランティアの活動事例 当事者組織の活動、ソーシャルアクション事例 まちのバリアフリー点検 6 車いす利用・介助体験 7 ガイドヘルプ(アイマスク利用)介助体験 8 福祉体験参加計画作成 9~12 フィールドワーク・福祉体験の実践 13~15 発表・まとめ レポート ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 ( 54 ) 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 総合科目Ⅳ [g] 総合科目Ⅳ [h] 授業コード 12960 授業コード 12970 [担 当 者]木山 博雅 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅳ [授 業 形 態]講義・演習 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科] [対 象 学 科] [対 象 資 格] [対 象 資 格] ●本授業の概要: ●本授業の概要: 教 養 [担 当 者]山根 道公・原田 豊己 [開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅳ [授 業 形 態]演習 [単位]2 [受講者指定] 宗教に絡んだ国際問題が毎日のようにニュースに流れているが、そうし 本授業のねらいは、あらゆる学習の基本である読解力を養うととも た現代社会を生きる私たちは、グローバル化する世界に視野を広げ、様々 に、相手に分かりやすく伝える文章力を磨くことにある。そのための な国際社会の問題に関心を持つことが必要であり、その理解のためには 教材として主に新聞を用いる。近年、わが国の学校現場では「NIE 世界の宗教についての知識が不可欠である。この授業では、世界の主要 (Newspaper in Education) 」 の実践活動が深化しており、 本授業でも日々 な文明社会と深くつながる宗教(キリスト教、イスラム教、仏教、ユダ ヤ教等)の歴史や考え方、および現代の国際社会の問題との関係などの 刻々変化する現代社会の問題をさまざまな形で切り取る記事やコラムを 題材に、作品制作と発表、ディスカッションを通じて自分で考え、表現 基礎知識を学び、そのうえで受講者も自ら調べ、発表し、ディスカッショ するための知識と技術の習得を目指す。 ンすることを通して、世界の宗教と国際社会の問題についての知識と理 解を深めることを目指す。 ●到達目標: ・世界の主要な宗教の歴史や考え方についての基本的知識を身につけ、 そうした宗教と現代の国際社会の様々な問題との関係について理解する 力を修得する。 ・世界の宗教と国際社会の問題について、発表やディスカッションを通 して、自分で考え、自分の意見を述べることのできる力を養う。 ●成績評価の基準: 発表 40% ディスカッション 30% レポート 30% ●留意事項: 受講者各自が調べ、発表し、全体でディスカッションする形式で授業を 進めるので積極的な受講態度が必要。 オフィスアワーは授業中に指示する。 ●到達目標: ・自己表現、コミュニケーションの重要な手段である文章表現の方法を 身につける。 ・論理的で簡潔な文章の構成、表現技法を理解し、レポートや論文を書 く力を養う。 ・膨大な情報が氾濫する多メディア時代にあって、自立した個人として 情報を取捨選択し、有効に活用することのできるメディアリテラシーを 身につける。 ●成績評価の基準: 授業への取り組み度 授業中の課題 期末レポート 30% 30% 40% ●留意事項: 授業の中で課題を出し、発表、批評、ディスカッションするので、受 講者は主体的に授業に臨むこと。 オフィスアワーは授業で指示する。 ●授業予定一覧: 1 イントロダクション 2 世界の主要な宗教についての概説 3 世界の宗教についての発表とディスカッションの説明 4 ①ユダヤ教 5 ②キリスト教 ●授業予定一覧: 1 イントロダクション 2 新聞の構造とコンテンツ・メディアリテラシー 3 新聞の文章から考える 4 記事を書いてみる 6 7 8 9 5 6 7 8 ③イスラム教 ④仏教 世界の宗教の比較についての発表とディスカッションの説明 ①ユダヤ教・キリスト教・イスラム教 発表とディスカッション コラムを読んでみる コラムの構造について考える コラムを書いてみる 10 ②キリスト教と仏教 11 現代の国際社会の問題と宗教との関係について概説 12 現代の国際社会の問題と宗教との関係についての発表とディスカッ ションの説明 13 ①中東の問題 14 ②その他の問題 15 まとめ 9-10 発表と批評・ディスカッション 11 社説を読んでみる 12 社説を書いてみる 13 発表と批評・ディスカッション 14 多様な文章表現に触れる 15 まとめ レポート ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 基礎知識を得るための資料を指示するので、事前に読んで演習のディス カッションに参加すること。 ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容: 適宜授業中に指示する 【必携書(教科書販売)】 【必携書(教科書販売)】 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <参考書等> 参考文献については、授業中に指示する。 【必携書・参考書等(教科書販売以外)】 <参考書等> プリント等を授業中に配布 ( 55 )
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