37号

第37号
ときめき待夢図
平成22年12月31日
発行者:地域活動支援センター
ときめき
〒794-0032 愛媛県今治市天保山町2丁目2-1
TEL:0898-34-3081
FAX:0898-34-3082
http://www.imabari-shisetsukyo.or.jp/index.htm
レクバレー愛媛県大会にて・・・残念ながら優勝を逃しましたが、
愛媛県 3 位となりましたことを報告いたします
まずは皆さんに感謝申し上げます。コーチ、職員さん、一緒にバレーを楽しんでる方々、
そして松山の試合会場にまで応援に来て下さった方々には大変驚き、嬉しく、心強く、まし
てや大きな声で応援してくださったことにより何倍もの力と勇気をいただきながら一緒に
戦えました。本当にありがとうございました。
10 月 21 日愛媛県身体障害者福祉センターにて・・・地区大会を勝ち残ってきた 6 チーム
中、我が「スマイリーときめき」は 3 位になりました。
競技中には「やればできる!」と強い気持ちを持ちつつ勝利を求めて全力でプレーをして
きました。
この言葉を強いメッセージとしてこれからもレクバレー競技から発信していきます。この
メッセージで何かを感じてもらえれば幸せに思います。
キャプテンK
今回は、日本語について、話して見ましょう。 日本語は、世界の言語の中でも、非常に複雑で
難しい、と言われています。 例えば(同音意義語)、
「はし」
(橋・端・箸)
「はな」
(花・鼻・端)
「はり」(針・張・梁)「すみ」(墨・炭・隅)など、探せば沢山あります。
皆さんも、どのような言葉が、またいくつの意味を持っているかを、考えるのも面白く、
勉強になるのではと思います。少し硬くなったので、関連する笑い話しを一つ
小学校6年生の時でした。国語の授業中、先生が突然、左端の列の一番前の生徒 A に、
‘たっと
れ’と大声で言った。言われた A は、首をかしげながら、しぶしぶ立って、うつむいていた。
(そ
れもそのはず、A は、何故立たされたのか、分からないからである。)
先生は、黒板へ書きながら、再び A の方を指でさして、
‘たっとらんか’と、今度は、強い口調
で言った。A は、顔を赤くして、今にも泣き出しそうになっていた。(立っているのに怒られたか
らである。) 教室のみんなも、ざわつき始めた。
―その時である。一陣の風が、強く窓から吹き込んで、教科書などが、飛びそうになったのであ
る。
(ここまで、話すと勘のいい人は、もうお分かりですね。) そうです、先生の次の言葉で、教
室の中が笑いの渦となったのです。「何しよんぞ、横の戸を‘立っとけ’と言よるんじゃが」―
日本語は、本当に難しいものである。使い方の勉強も、たまには、して見るのも良いものです。
施設長 渡邊 八郎
第37号
ときめき待夢図
平成22年12月31日
もともと「本大好き」人間の私が、今年に入って薬が減ったこともあってか、近くの公民館の図
書室に通うようになって、11 月の文化祭で表彰されるほどの冊数をクリアした。
読むことに集中して時間を忘れてしまえる面白い本は、雑念が無くなるような感覚がする。他の
ことに多少の影響は出ても睡眠時間はけずらないように気をつけている。
N
ぼくにとって今年一年を振り返ってみれば、いろいろなことがありました。たとえば前に仕事に
行っていた会社がつぶれてなくなったり、その前に仕事に行っていた会社でリストラになったりし
ていやでした。
でも、とってもうれしかったことがありました。ときめきに行ったらいろいろな人がいて、行事
にはどんどん参加しました。
今ぼくは昼から通勤しています。月・木はサンアビのバトミントンと卓球の講座に参加していま
す。
将来は今の仕事をしながらバトミントンと卓球の障害者選手になれるようにがんばっていきた
いです。
ヤークン
あまり代わり映えはしなかった一年ですが、少し振り返ってみます。グループホームからこの 4
月に出て一人暮らしをはじめました。面倒ですが、家事も掃除以外はそこそこやっています。セト
ウチデリカに転職して 1 年が過ぎました。仕事は楽しいですが、なかなか大変です。1 日 1 日の繰
り返しが 1 年の基本、そして一生の基礎だと思います。1 日 1 日を大切にしてこれからも生きてゆ
きたいと思います。
B.J
今年の初めは悲しい事から始まりました。3月に僕が学生時代にお世話になった女の先輩が亡く
なったことです。その先輩は僕が貧乏でお金がない時に、ご飯をおごってくれたり、お金を貸して
くれました。先輩が亡くなったという電話を聞いた時のショックは今でも覚えています。今でも学
生時代の写真を見ると涙が出ます。でも、あまり悲しがっても、天国の先輩は悲しむだろうなと思
い、前向きに考えて今は就職を前提に「らぽーる」で作業をしています。
ヨッシー
今日11月18日は私の誕生日です。去年の9月から薬の減量にトライしました。最初の頃妄想は
激しくなり様々な体験をしました。仕事と施設への通所、ドライブやショッピングなど厳しい中で
も楽しみもあった一年でした。去年の10月20日には四国カルストへのときめきバスツアー、今
年の11月2日の高知市へのときめきバスツアーは良い思い出になりました。仕事はあまり入って
来ませんでしたが、趣味のパソコンと音楽鑑賞とドライブには満喫できたと思います。友人と知人
との交流も深まりました。インターネットではみんなからいろいろな考え方や沢山のことを教えて
もらい自分の考え方もだいぶまとまってきたようです。50歳に成るにあたって申し分のない今の
ひとときです。
吉丸
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ときめき待夢図
平成22年12月31日
私は 3 月に糖尿病になり、食べ物に気をつけるようになりました。
健康のありがたさを身につけるための一年でありました。
Y.K
いろいろな出会いがあった。みんなに会えてよかったと思うよ。
今年入って初めて文章を 2 行以上書いた。少しは成長したかなぁ?
発病してから 35 年以上経ちますが、こんなに穏やかに 1 年を通じて過ごせた年は始めてだった
ように思います。
ただ、意欲は乏しく、らぽーるもサボリがちでした。かと言って遊ぶ気もせず、だらだらと時間
が過ぎた日が多かったように思います。落ち着くということは、こんなにも楽チンなんだとしみじ
み思った年でもありました。
新しいことにはしり込みしがちの私ですが、ボチボチ健康を取り戻しつつあるので、せめて来年
はもう少し真面目にらぽーるに行くことから始めたいと思ったりする年の瀬です。
緑虫子
一年中で日中が最も短い時期が来ました。今年の夏は暑く、秋も暖かく、冬になって寒さが厳し
くなってきました。
今年の初め、『仕事が続けばいいなぁ』と思いました。そのために睡眠時間を十分にとることを
心がけました。
今年の残りの日数もあと僅かになりました。この分だと今年は健康を理由に会社を休まなくても
よさそうです。
『来年も今年みたいに仕事が続けばいいのになぁ』と思います。
マサちゃん
ここ最近、将来を考え節制するようになり食欲も無くしていた。
食欲の回復は今もまだまだ十分とは言えない。私も 50 歳。母も 79 歳。将来のことを考えない
わけには行かない。
97 年に 37 歳の誕生日前後に来島共同作業所に通い始めて、県下の作業所交流会(北条青少年ス
ポーツセンター)にも参加してから 12 年くらい考えて来たことになる。
やはり生活技能訓練と地域や友人のつながりを深めること。金銭管理や食事管理を進めていく
しかないと思う。
オセロ惨敗
オセロ大会に出場しました。これまでは割合いいところまで行っていたのですけれど、今年
は 1 回戦で K.A さんと当たり、良い勝負が出来そうだとおもっていました。しかし結果は、ゲー
ムの途中で私の色がなくなり、惨敗しました。序盤で私が待ったをかけて元の盤面に変えたぐら
いから、流れが悪くなり、そのまま押し切られてしまいました。情けなかったけれど、面白かっ
たです。
B.J
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ときめき待夢図
平成22年12月31日
餅つき大会
12 月 5 日、餅つき大会が、ライオンズクラブと、といろの皆さんの協力のもとひらかれま
した。みんなかもしれないけど私も毎年楽しみにしています。よもぎ餅もあった。餅をつく時、
うすが浮きあがるほど力を入れてついた人もいた。つきあがった餅に、あんこを入れるのはおも
しろかったです。
たくさんの人が集まり、久しぶりに会えた人もいて、嬉しかった。お餅 4 個もお土産にもらっ
て帰った。家族皆で食べた。とても美味しかったです。
つんつ
ときめきの本棚に「わが家の母はビ
ョーキです」という漫画がありま
す。この漫画は統合失調症の母をも
った中村ユキさんという漫画家が
書いた本で、僕自身も共感する所が
沢山あります。なぜなら、僕の父も
統合失調症だからです。僕の父が発
病したのは、僕がまだ1才半の時
で、最初に母から父が病気だと知ら
されたのは3才位の時でした。
当時の僕は父がどんな病気なの
かあまり実感できず、父の様子がな
んかおかしいなぁという感じだっ
たです。でも、僕が成長するにつれ
て少しずつ実感できて、僕がまだ1
0代の頃は正直、父を恨んでいまし
た。「どうして僕はこんな家庭に生
まれてきたのだろう」とか考えまし
た。
しかし、今は違います。父は病気
であるにもかかわらず、一生懸命働
いてくれました。だから、今は父に
感謝しています。これからも時々感
情的になることもありますが、暖か
く父を見守っていきたいと思って
います。
ときめきテニス大会について
大変多くの人に支えられ、テニス大会を開く事が
出来、有難う御座いました。これからもテニス大会が
開かれ続ける事を切に願って居ります。
T.O
【編集後記】緑内障とは視野が少しずつ狭くなり、いずれは失明に至る目の病気ですが、症状を自覚
するようになってからでは手遅れだし、予防の手立てが何もなく、40歳以上20人に1人という何
とも確率の高い病気です。ときめき利用者もここ10年で40歳以上の人が多くなって精神病以外に
カラダのガタが来ていても、眼科で診てもらっている人は少ないように思われます。この期に緑内障
検診にも、ぜひ関心を持って頂きたいと思います。
緑虫子