プロゴルファー山戸未夢（やまとみゆ）さんインタビュースポーツを楽しむコツは、同じ目標を持つ仲間と一緒にやること。一緒だったら頑張れるし、何より楽しいんです。宮の森スポーツ倶楽部との出会いはテニスが最初と聞きましたが？もともと父がレッスンプロをしていたので出入りはしていたんですけど… 7歳の時、北野校のテニスレッスンに通い始めました。一時期、体操も習っていたこともあります。ゴルフを始めてやったのは、2歳か3歳くらいのとき。お父さんが練習場に行くのに、ついていっていたみたいです。大人のクラブを切って、小さくしてくれたものを使って。だから物心ついたときには、すでにクラブを握って、振っていたみたいですね。それでも最初はレッスンプロのお父さんの練習について行って、遊んでいるという感じで…きちんと習い始めたのは小学4年生のときでした。本気でゴルフに取り組んだきっかけは？スクールに通うようになった年、ジュニアの大会に初めて参加しました。最初は遊び半分で、とりあえず出てみようという感じだったんですくやが、同級生に負けちゃったんです。それがすごい悔しくて悔しくて、それから一生懸命練習して。おかげで次の年はスコア81で優勝することができました。実は優勝したら犬を飼ってもらえる約束をしていて、めっちゃ頑張って優勝したのに飼ってもらえなくて（笑）でも優勝したことがやっぱりすごく嬉しくて、「ここからまた頑張ろう！」って思いました。本気でプロを目指そうと思ったのは、光星高校ゴルフ部に入ってから。進学校で勉強との両立が大変だったんですけど、テスト前もいつも通り練習して、夜寝ないで勉強したりということもありましたね。しゅんかんプロテスト合格の瞬間は？プロテストは3日間なんですけど、2日目終わった時点で全然ダメで、かなり落ち込んだんですけど、もう最終日は開き直ってやろうと思って。そしたらすごくいい結果が出て、なんとか合格できて…嬉しかったですね。プロになったら、今度は賞金もからんでくるし、一打一打にしゅうちゃくかける執着心が変わってきます。そこがプロとアマの一番の違いかなと思います。てんかん勝つためにしていること、気分転換法は？かつゲン担ぎなどは特にしてないんですけど…ウエアの色くらいかな。私は黒とピンクが好きなので、最終日にはどちらかの色を選ぶことめぐが多いですね。父は神社巡りが好きで、一緒に出かけた時は必ず神社を探してお参りしてましたね。きんちょう気分転換は…私緊張しやすいし、気負いやすいのでなるべくゴルフ以外のことを考えるようにしてます。家ではゲームしたり、マンガ読んだり。同級生とご飯食べに行ったりもします。そういう時は全然ゴルフのこと考えてないですね（笑）プロになって、第一の目標は？早く一勝して、今まで支えてくれたり、応援してくれた人たちに恩返しがしたいです。両親や学校の先生、応援してくれた後輩達。みんなの励ましがずっと心の支えになってきて、とても感謝しているので。特に両親はトーナメント中はいつもついてきてくれて、プロテストの時もお休みをとって応援してくれました。小さい頃は二人に勧められて「じゃあプロにならなくちゃ」と思っていたんですけど、今思えばそれかんきょうがなかったら今の自分はいなかったな、恵まれた環境にいたなと感じますね。ひけつゴルフが上達する秘訣を教えてください！それはもう…練習するしかないですね（笑）地道に練習、です。毎日やらないと感覚が違ってしまうのでクラブは毎日振ったほうがいいし、練習場で人口マットの上から打つのと、芝から打つのでは感覚が全く違うのでなるべくコースに出て練習した方がいいと思います。あとは仲間や友達と、楽しみながら練習してラウンドすることですね。プロを目指すジュニア達へメッセージを。ジュニア強化クラスは北野校にしかなくて、今は小学3年生から高校2年生まで色んな年齢の子達がいます。いつも近くで見てきたし、一緒にラウンドしたりもする仲間なので頑張ってほしいなと思います。ここに来ている子達は週2回のレッスン以外にも自分で練習して、コースにも出て、ほんとうに努力している。ここからどんどんプロが出てくればいいなと願っています！