(案)に対する意見と市の考え方(PDF:284KB)

「刈谷市国際化・多文化共生推進計画」
パブリックコメントの結果について
1 実施状況
(1)意見募集期間 :平成23年12月1日(木)~平成24年1月4日(水)
(2)提出意見の内訳:
提出方法
件数(件)
電子メール
11
FAX
4
持 参
0
郵 送
0
合 計
15
No.
1
章
3
章
ページ
12~15
要約意見
国籍や文化が異なれば、価値観や
生活習慣が違う。そんな人々が“だ
れもがめざす目標”などを持つこと
ができないため実現が困難な目標で
はないか。
考え方
誰もが住みよいまちにするためには、国籍
や文化が違っても、
そのまちに住む人たちが、
共通の目標を持ち、その目標の実現に向けて
共に取り組んでいくことが必要かつ重要と考
えます。
2
2
章
6
外国人市民も地方自治法上の「住民」であ
り、また、日本が批准している「国際人権規
約」
、
「人種差別撤廃条約」等に示されている
ように、外国人市民に対しても日本人と基本
的に同等の行政サービスを受けられるように
することが求められています。
また、
“共生”を進めることは、第2章 P.6
~9 に掲げた目的を実現することに寄与し、
日本人にとっても生活のしやすさや住みやす
さが失われることにはならないものと考えま
す。
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章
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~29
文化・伝統や快適な生活基盤など、
先祖代々この国土を作って来た日本
人と、何も貢献していない外国人と
は待遇に差があって当然である。外
国人が、私たちと同じ待遇を要求し
たり、
“だれもがめざす目標”などと
生活習慣も主義や考えの違う人たち
と“共生”したりすることは納得で
きない。“共生”を進めることによ
り、日本人が作り上げてきたこの生
活のしやすさや住みやすさを失いた
くない。
公共施設における外国人向けの案
内看板、通訳者の配置は、諸外国と
比べても過剰な配慮であり、税金の
無駄遣いである。
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章
6
近年、日本への移住が増えている
某外国人は、全員とは言わないが、
法律や規則を遵守する精神が欠け、
自分勝手な行動をしている。
“共生”
を進めることにより住み易くなる
と、さらに大挙して押し寄せて来る
恐れがあり、他国の例のように、無
法地帯ができて、事態が深刻化する
ことが危惧される。そのため、“共
生”を進めるべきではない。
地方自治法上の「住民」である外国人市民
に対して、必要に応じて案内看板や通訳者を
配置することは、等しく必要な行政サービス
を受けられるようにするための必要な配慮で
あると考えます。
外国人の出入国に関する行政は国の所管で
あり、外国人をどのような形態で日本社会に
受け入れるかについての基本的な考え方の決
定は、国が第一義的な責務を有しています。
市としては、正当な理由で刈谷市に住みたい
とする外国人市民との、よりよい“共生”の
形を探り、推進することが必要かつ重要であ
ると考えます。
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全
体
-
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体
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外国人の中には日常会話ができて
も、病院などでの専門用語が分から
ず困ることが多いが、市内の総合病
院でも通訳制度はない。名古屋国際
センターでは、一般市民による外国
人医療受診サポートボランティア
(中国語・スペイン語・ポルトガル
語・英語)が登録制で運営され、研
修も行われている。刈谷市でも、多
くいるであろう英語以外の外国語を
話せる市民の能力を生かし、医療通
訳ボランティアの機会ときっかけづ
くりを行って欲しい。自分も貢献で
きる。
在日外国人の多い他都市では、総
合病院などに医療通訳者が常勤・非
常勤で雇用されている。刈谷市にお
いて、市役所と各病院が連携し、通
訳ができる医療従事者の雇用を推奨
するとよい。
JICA中部が実施している「出
前講座(長期海外ボランティア経験
者を地域に派遣し講義をさせるとい
うシステム)
」は、
“海外で活躍した
人の授業での活用”という取り組み
に生かせる。
本計画は、過保護すぎるほど過保
護に外国人を優遇し、外国人を過分
にもてなし、日本人に受け入れるよ
うにせよという意図を感じる。自ら
の意思で、日本を訪れたり滞在した
りしている外国人は、我が国の法律
や地域の習慣等に従うべきである。
「郷に入っては郷に従え」は世界共
通の概念である。
日本が好きで、日本の風土や習慣、
文化が好きで日本に訪れているの
に、日本人が自分達外国人に合わせ
て対応しようとするのは、ありがた
迷惑になる。我々日本人が、外国人
に合わせて自国の理や習慣を変える
ことは、日本が好きで訪れたり滞在
する外国人の楽しみや、体験の機会
を根こそぎ奪うことに繋がる。
ご提案の制度については、公共施設・機会
No.1の取り組み内容のうち、
「④ 公共施
設職員や市民ボランティアの外国語力の育
成、活用のしくみをつくる」及び「⑤ 市内の
医療機関における医療通訳などの対応をすす
める」を合わせた取り組みと考えられます。
愛知県において、研修を受けた県民が参加
する「あいち医療通訳システム」制度を開始
したため、ご提案の内容も含めて、医療通訳
支援について検討していきます。
教育の場No.1取り組み内容「③生きた教
材、海外で活躍した人の授業での活用を充実
させる」にある“海外で活躍した人”に中に
は、JICA中部関連の人材も想定されてお
り、JICA中部との連携を考えています。
市としては、正当な理由で刈谷市に住みた
いとする外国人市民との、よりよい“共生”
の形を探り、推進することが必要かつ重要で
あると考えます。
本計画案における各種取り組みは、必要と
する市民に対し必要に応じて行われるもので
あり、日本の文化や習慣を変えようとするも
のではないと考えます。
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章
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外国人の人権、特に弱い立場にあ
る外国にルーツを持つ子どもの人権
は、既に守られていると言える。ま
た、外国にルーツを持つ子どもに対
する人権配慮を強調することは、次
の3つの観点から相対的に日本の子
ども達の人権を損なうと考える。
①日本の子ども達が悪いと主張さ
れているように思える。
②逆に、日本の子どもが外国にル
ーツを持つ子どもからイジメや暴力
の被害に遭っている現状がある。
③外国にルーツを持つ子どもを優
遇することは、日本人の子ども達に
対する逆差別となる可能性が高い。
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章
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市内小学校で某国籍の教師(講師)
が日本の子ども達を侮辱する発言、
イジメや差別的発言をした実態があ
る。日本人でも外国人でも教師が生
徒に対する人権侵害や不適切発言を
することは言語道断である。外国人
を講師として招くのは良い面もある
が、こうした発言によって傷つくの
は子どもであり、外国人の心温まる
話で外国人のイメージアップをはか
っても、こうした実体験があると意
味がなくなる。
「外国にルーツを持つ子どもが主
役になり、認められ褒められる機会
を作る」という取り組み内容は、
「外
国人だから優遇されている」という
理由で、大多数の日本の子ども達か
ら反感をもたれる可能性が高く、外
国人だからと優遇する体勢そのもの
を糾し、分け隔てなくするべきであ
る。
平成 22 年度に行ったアンケート調査によ
ると、子どもを持つ外国人市民の 55%が「子
どもへの差別やいじめ」に対して不安や悩み
を抱えていたり、親等の都合で十分に教育を
受けられなかったりする現状があることか
ら、外国にルーツを持つ子どもの人権は「既
に守られている」とは言えないと考えます。
言葉の違い等により弱い立場におかれてい
る外国にルーツを持つ子どもだけに配慮する
のではなく、弱い立場におかれている子ども
には等しく配慮がなされるものと考えていま
す。本計画では一つの切り口として外国にル
ーツを持つ子どもに焦点を当てており、表題
のように最終的な目的は「すべての人の人権
をまもる」ことにあります。
ただし、すべての外国にルーツを持つ子ど
もが必ずしも弱い立場とは限らないので、
「弱い立場にある」という表現を「弱い立場
におかれている」に訂正します。
刈谷市には、ご指摘の国籍を持つ教師(講
師)は採用されておりませんが、採用に関わ
らず、日本人でも外国人でも教育者が生徒に
対する人権侵害や不適切発言をすることは許
されることではないと考えます。
また、日本人も外国人も、お互いに偏見を
なくすための取り組みが必要であると考えま
す。
「外国にルーツを持つ子どもが主役になり」
には、
「日本人の子どもだけでなく」
という意
図がありますが、
「外国人だから優遇されて
いる」
と思われる可能性を考え、
「すべての子
どもが、認められ褒められる機会を作る」に
訂正します。
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全
体
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外国人の中には、犯罪を侵す、夜
間に騒ぐ、ゴミ出しルールを守らな
いなどの迷惑行為をする者が多くい
る以上、賃貸住宅会社から入居を断
られたりするなどの具体的措置をと
られることは、仕方のないことであ
る。これは実例と経験則に基づく必
要最小限の予防策である。これは差
別ではなく区別である。逆に、これ
らの措置を差別として、日本人に意
識改革を促し、行政の介入によって
改善を強要することは人権侵害であ
る。「外国人への差別や偏見をなく
すように日本人へ意識啓発を進め
る」のではなく、外国人に日本の習
慣や社会秩序、ルールに合わせるよ
うに徹底指導をするべきである。
外国人は、個人の意思で日本に来
た以上、日本での就労や生活が出来
ないのなら、本国に戻るべきである。
日本人が日本国内での就職が困難に
なっている今、日本人を差し置いて
外国人を優遇する対応は、本国に暮
らす日本人への人種差別であり、不
当である。まずは、自国民に対する
救済をするべきである。
外国人を優位に立たせるような対
応は、日本人に我慢を強要すること
になり、日本人への人権侵害である。
行政として公平・中立の観点から不
適切である。本計画案は廃案ならび
に改善すべきである。
一部の外国人の行いが、すべての外国人の
資質として評価されることは「偏見」であり、
それが実際の行動に表れると「差別」になり
ます。
だれもが地域で気持ちよく共に暮らすため
には、軋轢や摩擦がおきる前に、対話や説明
などを通して相互理解を図る必要があると考
えます。
日本が批准している「国際人権規約」
、
「人
種差別撤廃条約」等の要請から、就労や生活
できない外国人でも、正当な理由で日本に留
まり、就労を希望する者に対して、関係機関
において就労の「機会」が得られるように配
慮するものであり、外国人を優遇するもので
はありません。
計画案に示されている取り組みは、外国人
を優位に立たせるものではなく、日本人と外
国人が同じまちで暮らす上で、お互いが気持
ちよく生活でき、市民やまちの成長につなげ
ることができるような取り組みとしていま
す。