市長への手紙(H25)[PDF:447KB]

■所信表明等について
所信表明、政策運営についてもっと具体的に分かりやすい表現が欲しい。例えば「積み残した
課題を解決し安定した行財政基盤を構築する」とは何をしたいのか?
具体的な数字を列挙し、この数字を達成するための行動計画を表してもらいたい。
[回答]
「積み残した課題を解決し安定した行財政基盤を構築する」ことにつきましては、市報うおぬ
ま3ページの「政策運営・5つの柱」の⑤に記載の「次の世代に安心して引き継ぐための取組」
を行っていくこととしております。
なお、掲載しております文章につきましては、市議会において市長が自ら述べた所信表明を要
約しており、市政における大きな方針を示すなかで、具体的な数字等は控えておりますことを御
理解いただきますようお願いいたします。
(4 月 30 日回答)
■ワクチンの副作用について
子宮頸がんワクチンの副作用があるということを認識をもって取り組んでいただきたい。他の
予防接種、フッ素洗口なども同様です。
[回答]
子宮頸がん予防ワクチンの予防接種の副反応については、新聞報道やテレビ報道などがなされ
ていることは、十分承知しております。
他の予防接種もそうですが、どんなワクチンにも副反応があることは否定できません。そうい
った中でも、厚生労働省は、副反応を考慮してもなお、予防する効果(メリット)があるとし、
予防接種法で定期の予防接種として制度化されたものです。
子宮頸がん予防ワクチンについては、
全国での副反応の状況を把握しながら、ワクチン接種に取り組んでまいります。さらに、子宮頸
がんの予防には、子宮頸がん検診も非常に重要であることから、早期発見早期治療の取り組みを
合わせて実施してまいります。
市としては、接種医療機関と一緒に予防接種の副反応といったリスクと効果を、きちんと予防
接種を受けようとする方にお伝えしていきたいと考えます。また、予防接種事故については、市
がその対応に当たることとしております。引き続き、市民の皆様の健康の保持・増進に努めてま
いりますので、ご理解ご協力いただきますようお願いします。
(5 月 1 日回答)
■職員の接客について
職員の接客対応がよくない。机の配置も悪く、民間における接客研修もするべきではないか。
職員の機構・体質改革を実行してください。
[回答]
日ごろから職員へは、窓口では、各庁舎・部署とも魚沼市の顔として、市民の皆さまと接する
大切な出会いの場として、機会あるごとに接遇の大切さを伝え、お客様と接する窓口での接遇・
あいさつを常日頃から徹底するよう指示してまいりました。
市民の皆さまにとっては、窓口での最初の対応によって市役所に対する印象が決まります。職
員は、市役所の代表であるという意識を持て、笑顔・さわやかなあいさつ・ていねいなお迎えが
自然にできるよう、
「いらっしゃいませ」の気持ちで皆様をお迎えし、見ていて気持ちのいい行動
がとれるよう努めてまいります。今回も早急に、各課へお客様をお迎えする姿勢・対応の徹底を
図る所存です。
(5 月 20 日回答)
■護岸ブロックの修繕工事について・雪崩防止工事の必要性について
1、集中豪雤により川戸堤(護岸ブロック)に穴が開いたため、当時の区長を通じて修理を依頼し
たが、予算がないから待つように言われた。その後、度々の大雤で穴の数が増したが何年たっ
ても工事がされない。なぜ頼んである危険個所を放っておくのか。
2、山の下地区の雪崩防止工事について、大規模な雪崩もなく、また、樹木の成長により雪を支
える力も十分にできていたのに、山菜や野花を求めて春一番に賑わう宝原を破壊して多額な財
政を費やすのでしょうか。
[回答]
1、芋赤沢川土堤の護岸ブロックの陥没について、大変ご心配やらご負担をお掛けしましたこと
を、まず持って深くお詫び申し上げます。当時の引継ぎがしっかり行われなかったことが、こ
のような事態を招いてしまったことと誠に遺憾に思います。お話をいただきましたように、万
が一にも陥没箇所に人が落ちるようなことがあってはならないことであり、また護岸の倒壊も
心配されるため、お手紙をいただいた後すぐに県に出向き、対応について協議をさせていただ
き、県から次の回答をいただきました。
・現地を確認した結果、護岸ブロック積は背面の土砂が吸い出しを受けていますが、ブロッ
ク積自体は健全であるため背後の陥没した穴にコンクリートを充填する補修対応を行います。
補修工事については、業者に発注しました。工事期間は1か月を予定しています。
2、雪崩防止工事について、当地区につきましては、地形上一旦大きな雪崩が起きると集落まで
押し寄せる危険性があり、市民の生命財産を守ることを第一の目的として、この間事業を進め
てきたところであります。このようなことから、是非とも事業につきまして、ご理解ご協力を
賜りたいと存じます。
(5 月 20 日回答)
■市長は市長への手紙を見ているのか
市長への手紙は市長自身が目を通してくださっているのでしょうか。
[回答]
「市長への手紙」は必ず市長まで決裁が回付され、市長の指示のもと、担当課において状況を調
査し、回答する内容も市長決裁を受け、この回答書により、手紙をいただいた方にお返事してお
ります。このように、一事例につき2回にわたって市長の目を通っておりまして、ご心配のよう
な事例はございませんので、改善すべき点等、市に対するご提言がございましたら、お知らせい
ただきたいと思います。
(5 月 20 日回答)
■乗合タクシーについて
路線バス(南越後観光バス運行)が小出の市街地では空バスのような状態で走っているのに、
なぜ上稲倉地域は乗合タクシーなのでしょうか。
堀之内地域乗合タクシー(上稲倉・魚野地)の午前中の便は、小出方面に向かう便はあるのに
なぜ午後から小出方面に向かう便がないのでしょうか。
[回答]
小出市街地を通る路線バス(南越後観光バスが運行)は、単に魚沼市内だけを走っているバス
だけではなく、南魚沼市や小千谷市といった他の自治体間とを結んで走るバスがあり、全ての人
が小出市街地で乗降するものではないことを、ご理解願います。ご質問のように、大光銀行前の
バス停より手前で降りた場合は乗客が減って、小出駅まではバスが空のような状態で走ることが
あります。
また、上稲倉線の路線バスを廃止し、乗合タクシーに移行した経緯は、平成 22 年 10 月から平
成 24 年 3 月末に行った乗合タクシーによる社会実験の結果を踏まえて、
魚沼市全体の公共交通の
見直しを行ったことによるものです。
現在、運行している乗合タクシーは、路線バスと違い運行経路が限定され、事前の電話予約が
必要ですが、原則として、
「玄関から目的地まで」の運行をしておりますので、バス停までの移動
やバス停での待ち時間が不要となります。
なお、乗合タクシーは、予約がまったく無い場合には運行しない方法をとっています。これに
より、乗降客が無くても運行する路線バスと違い、空バスでの運行が無くなり、経費の節約を図
っています。
ご質問にありました、上稲倉発の便が午後からは運行されていないことにつきましては、地域
の皆様の要望等を考慮したうえで、今後の検討課題とさせていただきます。
(5 月 24 日回答)
■里山の保全について
湯之谷芋川温泉裏山の貴重な里山の保全について。
工事を着手する前にぜひ一度視察されるか、
植物調査をして保全に動いていただきたい。
[回答]
当市には、お手紙にいただいたとおり、日本海側に特有な植物が生育しています。また、市内
には日本海側の他の地域には尐ない植物が分布するなど、多様な植物相を見ることができるのも
魚沼市の特徴です。このような自然を毎年楽しみに、多くの自然愛好家の方々が魚沼市を訪れて
いることを承知しておりませんでしたが、大変ありがたいことと存じます。
さて、東北電力の工事の前に植物調査を、とのことですが、当市におきましても、豊かな自然
を知り、保全を進めるための基礎調査としまして、市民参加による自然環境調査を平成23年度
から実施しており、今年で3年目となります。その調査の一環で、植物の調査をすることも検討
したいと思います。
ところで、今回の東北電力が行う工事についてですが、下流にある水力発電所の老朽化した取
水堰を改修し、それに伴う護岸工事や県道工事を行う予定となっております。当市が行う工事で
はありませんが、老朽化した堰を改修することで水力発電を再開し、尐しでもエネルギー問題や
地球温暖化対策に貢献することができることや、管理用道路を整備することによって水害時にも
安全に堰を管理し、人命、財産を守ることができるようにすることも、必要なことと考えており
ます。
その一方で、工事の施工にあたっては関係法令に従ってなされるとはいえ、ご心配のように、
工事によって大切な自然の一部が損なわれてしまうことは否めません。
そうした中で、あらかじめ周辺地域の植生調査を実施するとともに、可能な限り自然環境に配
慮した計画、工事になるよう、東北電力に対してお願いしているところであります。工事箇所に
よっては水田の中を通るなど、今ある自然に影響がない部分もあるようです。
自然環境の保全と人の暮らしのバランスは難しい面もありますが、当市も自然と共生しながら
まちづくりをして行きたいと思っておりますし、後とも、魚沼市の自然を見守り続けていただけ
たら幸いです。
(6 月 11 日回答)
■LED防犯灯の導入について
①市はLED防犯灯の導入時期を設定し、予算措置を講じる必要があります。100 台では指針と
予算との整合性はまったくない。
②LED防犯灯に切り替えることにより、市の自治会への防犯灯電気料補助金の支出額は1/2
以下になります。又、自治会(住民)が負担している維持管理費、電灯料金も1/2以下になり
ます。現状の防犯灯具が壊れて使えなくなった時点での支給ではなく、蛍光灯型防犯灯における
ランプ寿命時にLED防犯灯の支給を。
[回答]
① 平成 24 年 11 月に「魚沼市LED照明導入指針」を示し、自治会が管理する防犯灯のLED
化に向けて、LED型防犯灯 100 台分の購入経費を平成 25 年度の市の予算に計上しました。今
年がLED型防犯灯を導入する初年度であることと、1 台当たりの単価が高額であることから、
一気にという訳にはいきませんでした。先ずは、LED型防犯灯がスタートしたところでござ
いますので、どのような導入方法が効果的か検討を進めたいと考えています。ご理解をお願い
します。
② この点についても、ご指摘のことは理解いたしますが、①でも申し上げましたように、1 台
あたりの単価が高額であること、
LEDの特性がメーカーにおいて均一ではないこと等に加え、
今後、より性能が向上した製品が出てくることも予想されることから、省エネや経費の節減に
ついて考慮していく中で、より安価でしかも管理効率の良い製品を選択して行くことも、行政
として必要なことではないかと考えます。今後、機種の選定を含めて検討を進めて行きたいと
考えています。
(6 月 11 日回答)
■ 退職職員の就職について
事務局長職に、市を退職した職員がすぐに就業するのは、天下りと同じです。若者が就職難の
折、平等であるべき。一般募集で若い人材を育ててほしい。
[回答]
経済がようやく上向きになりつつも、未だその好況感は、地方には届いておりません。魚沼市
では、今年度の重点施策として「産業の発展と雇用創出の推進」を掲げております。若者の働く
場を確保するための企業誘致活動や、ひとり親家庭等の在宅就業支援、雇用創出推進協議会への
取組み支援などにより、求職中の方や起業を志す方の支援を行ってまいります。
また、厳しい行政改革の中、魚沼市でも若干名ではありますが、新規職員の募集も行っており
ます。 ご指摘のありました、市の退職者が就業していることについてですが、現在、魚沼市で
は、再就職先のあっせんは行っておりません。この件は、個人的な問題と考えております。魚沼
市としては、今後も再就職先のあっせんは、行わない方針でいることをお伝えいたします。
(6 月
17 日回答)
■予防の重要性について
特定健診を受けることも大切ですが、まずは予防が重要ということで市民の健康づくりのため
の手立てをお願いしたい。
例)1.ジムの充実(親切なプロトレーナーの育成)
2.市民健康体操発案
3.ウォーキングパークの構想(サイクリング兼)各地区に小さな公園はあっても魅力のな
い所ばかり。
[回答]
魚沼市では、お手紙にあるように、健診を受けることと併せて、市民の皆さまが積極的に健康
づくりに取り組めるような機会の提供や情報発信が必要と考えています。例に示してくださった
内容に関連して、魚沼市では、以下のような取り組みを行っています。
例)1.運動できる市の施設としては、堀之内体育館・小出郷体育館を中心とした体育施設の中
にトレーニングルームがあります。また、NPO法人エンジョイスポーツクラブ魚沼に委託
し、健康運動教室や若返りトレーニング教室を開催しています。
例)2.
『うおぬま元気体操 ~転ばないための十種体操~ 』を作成し、老人クラブや市のホ
ームページ等で紹介しています。
例)3.現在、魚沼市内にはウォーキングロードが6箇所あり、年1回ウォーキングイベント
を開催しています。
以上の取り組みについて、広く市民のみなさまから健康づくりに役立てていただけるよう、引
き続き内容の充実と周知に取り組んでいきたいと思います。
(6 月 18 日回答)
■ 中央公民館の給湯器について
中央公民館(堀之内)2階の給湯器の修理をしてほしい。今年度無理なら来年度お願いしたい。
[回答]
このたび、動作確認をしたところ、エラー表示を確認し、点検した結果、リモコン部分の通信
異常であることが判明いたしました。早速取替修理を依頼しましたので、修理完了までは「コン
セントを抜き、リセットする」ことで使用いただけるものと思われます。ご不便をおかけします
が、今しばらくこの状態でご使用くださいますようお願いします。
(7 月 3 日回答)
■魚沼市の観光の取組みについて
魚沼の長所に目を向け、良いところを伸ばしてもいいと思います。手軽に食べられるおにぎり
屋さんなどお年寄りから若者まで利用できるリーズナブルなものを展開してほしい。
また、アーティストにライブに来てもらう、ゆるキャラをつくる、呼ぶ(TERUHIKO)などしてほ
しい。
[回答]
小出郷文化会館では、各種事業を開催しています。昨年の場合、若者層に人気の「AIコンサ
ート」を開催させていただき、県内外から 800 人を超える入場者があり、賑やかなイベントとな
りました。他にも、プロのダンスパフォーマンス集団、演劇集団、ピアニスト、ヴァイオリニス
ト、ハンドベル奏者、アコーディオン奏者、ギタリスト、太鼓奏者、JAZZマンなど、数多く
のアーティストが訪れています。また、演歌歌手、落語家、お笑い芸人など、プロのパフォーマ
ーが数多く出演する、民間の方による催しものなど、多種多様なイベントが行われています。し
かしながら 10 代や 20 代の方が興味を示すようなコンサートやライブの機会が、事業全体の割合
から見ると尐ないのが現状です。
今後は、新たに完成した屋外ステージを活用したイベントや、県内外のプロモータや企画会社
等との提携及び連携等により、多くの皆様から楽しんでいただけるメニューの提供を考えてまい
ります。併せて、関係者と協力しながら、地域の活性化につながる事業の開催に努めてまいりま
す。
観光面でのイベント等は市が直接取り行うことはなく、外部関係団体と実行委員会を組織して
実施しており、多くの委員の意見を取り入れたものになっております。ゆるキャラ、TERUHIKO の
ご提案もひとつの提案として、ありがたく受け止めさせていただきます。
(7 月 7 日回答)
■リサイクルごみの収集について
今年度からペットボトル等容器包装ごみ収集日の回数が減りストックする場所が無く困ってい
る。個人的には、隔週木曜日をペットボトル回収日とし、土曜日については今まで通り毎週容器
包装ごみを出せるようにしてほしい。
[回答]
容器包装ごみの収集につきましては、容器包装リサイクル法施行(平成 12 年)以来、ペットボ
トル、その他プラスチック、白トレイごとに分別を行い、週1回、一緒に排出をしていただいて
おりましたが、収集車の中で混ざり合い、汚れが他品目まで拡大したり、品目の追加や収集日の
集中等から分別の手間の増加や、更に、リサイクル品としての品質の低下を招き、やむなく焼却
処分をしなければならない状態となり、リサイクル率が向上しない状況にありました。
本年度から「民間にできることは民間に」とする、魚沼市の行政改革の基本的な考え方に基づ
き、中間処理を民間業者に委託することといたしました。これを機に、市民の皆様から手間をか
けて分別をして出していただいている容器包装プラスチック類について、リサイクルの向上はも
とより、別々に収集することによる分別意識の向上、経費の削減、作業効率の向上を目的として、
各地区の搬入量を勘案し、現行の収集体制でペットボトルとその他プラスチックの収集を別々に
し、市民の皆様が混乱を招かない範囲で、収集回数、曜日等を調整し、搬入の平準化が図られる
ものと計画したところであります。
おかげさまで、市民の皆様からご理解とご協力をいただき、6月末におけるリサイクル率は、
前年度に比べ15%も向上し、更に品質面においても向上している状況です。反面、保管等で大
変なご苦労をおかけしておりますが、
「ごみの減量化」に、ご理解とご協力をいただきますようお
願いいたします。なお、それぞれの家庭の事情により保管等が困難な場合は、汚れの落ちないも
のや臭いの取れないものを優先するなど、各家庭の判断により「燃やせるごみ」として排出する
など、無理のない取組みをお願いするものであります。
(8 月 1 日回答)
■平和の折り鶴の数量制限について
市報うおぬま7月 25 日号の平和の折り鶴お礼の記事で
「来年度からは受入れ先の都合等もあり、
折り鶴はお一人様 200 羽以内でお寄せくださいますようお願いします」とあるが、制限するほど
多くの折り鶴が寄せられた事は深い意味があり、その折り鶴をどうするかは市民から知恵を出し
合っていただきたいと思う。制限することの再考をお願いしたい。
[回答]
派遣された中学生たちは、市民の皆さまの様々な想いがこもった折り鶴であることは重々承知
し、心を込めて8月6日に広島平和記念公園の原爆の子の像に捧げています。当市に集まった折
り鶴は、初回の平成22年度は6千羽程だったものが、毎年増加し、今年度は3万羽を超える数
となりました。折り鶴を捧げる場所はそれほど広くなく、記念式典の日は掛ける場所を探すのも
一苦労の状態であり、
そのせいか全国から訪れるみなさんもせいぜい2千羽程度を納めています。
また、当日の公園周辺は、多くの人が訪れるため、大変な混雑となります。中学生たちは宿泊
先から、折り鶴を持って徒歩で公園に向かいますが、式典が炎天下で行われることから、熱中症
対策等で手荷物も多く、そう多くの折り鶴を持って歩くことが困難な状況でもあります。何より
お寄せいただいた折り鶴は、8月6日に中学生が捧げるということで募集していますので、それ
以外の用途とすることはできかねると考えます。
以上の理由によりまして、大変申し訳ありませんが、来年度はお一人様 200 羽以内と制限させ
ていただきたいと思います。説明不足とのご指摘をいただきましたので、来年の募集に当たりま
しては、仔細説明を加えると共に、市民のみなさまの平和への願いを様々な機会で反映できるよ
うな工夫をしながら事業に当たりたいと考えます。
(9 月 17 日回答)
■湯之谷中学校の樹木の伐採、プールの埋立について
湯之谷中学校の樹木伐採と湯之谷プールを埋め立てた理由を教えてください。
[回答]
校庭のイチョウの木は推定 15mの巨木で、風が吹くたびに大きく揺れ、倒れることが心配され
ていました。2年前の7月に体育館脇のヒマラヤシーダ(高さ約 12m)が強風で倒れ、駐車中の
車が被害を受けました。幸いにも、人的被害はありませんでしたが、一歩間違えれば大事故に繋
がりかねないものでした。こうした事故を未然に防ぐため、伐採させていただきました。また、
武道館脇の楓(2本)は、市道敷地の境界付近にあり、枝などが市道敷地にせり出し、道路管理者
(特に除雪関連)
、
通行者及び来校者から指摘を受けたことや一部害虫による被害と思える箇所も
ありましたので、伐採させていただきました。
次に、湯之谷プールの解体理由ですが、湯之谷プールは、昭和48年に建設され、解体当時で
39年が経過し経年劣化が著しく、中越地震の影響もあり、施設の安全管理が難しい状況にあり
ました。また、近年水源としている井戸の地下水位の低下などが理由とみられる赤水等の水質悪
化があり、平成21年度は水質検査でプール水としては不適合となりました。加えて年間の稼働
期間が24日程度の中で、一般開放による利用者も激減という状態でありました。このようなこ
とを勘案し、平成22年7月に小中学校及び保護者に説明を行い、了解を得たうえで、利用を中
止し、平成24年度に解体したものです。現在、湯之谷中学校のプール授業は北部プールを利用
しています。
(9 月 18 日回答)
■サバイバルフィールドの作成について
魚沼市にサバイバルゲームのフィールドを作成することは現実的に可能か。小出スキー場、こ
まみ付近の山を利用しフィールドを開拓したらどうか。
[回答]
小出スキー場、こまみ付近については都市公園法の区域内にあるため、フィールドを作ること
は不可能です。また、区域外の付近の山については、個人が所有者となっている民有地がほとん
どです。所有者の許可があればゲームの利用は可能と思われますが、現状において市が主体とな
ったサバイバルゲームのフィールドを整備することはできません。
フィールドを整備するということは、その土地の所有者をはじめ、地域住民の理解が必要であ
り、その施設の大小にかかわらず、施設の整備費、安全管理に係る維持管理費、土地の賃借料な
ど、施設が存在する限り多くの税金を投じなければなりません。年間どれくらいの愛好者が利用
するか、
作ることで市民や地域にとって有益になるかどうかまでは今のところ予測できないため、
現状では市がサバイバルゲームフィールド建設の計画を立てることに困難性が高いことを、ご理
解いただきたいと思います。なお、河川敷においてゲームを行う場合においても、周辺住民や周
囲の気配に十分留意し、事故のないようご配慮願います。
(10 月 2 日回答)
■魚沼市の観光画像の活用について
魚沼市の観光画像の活用した情報発信について
[回答]
魚沼市内の魅力を如何に市内外に向けて発信していくかが、今後の観光振興の面で大変重要に
なってきております。ご意見の中で、魚沼市の四季風景等の画像の活用ですが、現在、市内印刷
業者により、
写真ハガキや名刺等で市内四季風景等の写真を付けて販売している状況です。
また、
郵便関係での情報発信ですが、魚沼地域 61 の郵便局による魚沼地域連絡会により、オリジナル・
フレーム切手「魚沼の山々」が 10 月 25 日に発行されるなど魚沼市の魅力を県内外に発信してい
ただいているところです。魚沼市としても、平成 26 年は市制 10 周年や石川雲蝶の生誕 200 周年
を迎えるにあたり、民間業者及び(社)魚沼市観光協会等と協力しながら積極的に魚沼市の観光
資源を活用した PR を行っていきたいと思います。今後ともご指導よろしくお願いいたします。
(1 月 14 日送付)
■福祉灯油の補助について・気象観測地の変更・只見線の復旧について
1.低所得者などに対する灯油代を補助する「福祉灯油」の実施を強くお願いしたい。
2.当地方の気象観測地が穴沢から西名になったのはどんな理由があったのでしょうか。また、
元の穴沢に戻してもらいたい。気象庁に強力な働きかけを求めます。
[回答]
1.昨年度は、11 月頃から 1 月にかけ、中東情勢の悪化による原油価格の急騰、アベノミクス
による円安誘導が強まる中、原油価格がどこまで値上がりするか非常に危惧される状況下であ
りましたので、魚沼市は災害救助法適用前に灯油代助成を決定し、独自助成を実施しました。
昨年度に県内 20 市中で助成を行ったのは、魚沼市だけでした。今年度については、県内の
自治体の灯油助成状況も踏まえつつ、検討してきましたが、原油相場を取り巻く最近の国際情
勢を見る限り、原油価格急騰の材料も見当たらず、新興国からの投資引揚等で、逆に円高に振
れている現状でありますので、今年度は見送ることといたしましたので、ご理解をお願いしま
す。
2.地域気象観測所「入広瀬観測所」につきましては、入広瀬会館及び敷地内に新潟気象台が
気象観測装置を設置して気象観測を行ってきたところですが、
平成 26 年度に入広瀬会館の解体
撤去が計画されていることから、昨年 11 月に上条会館グラウンド敷地内に移設されました。新
潟気象台によりますと、従前の入広瀬気象観測所においては、昭和 53 年から観測を開始し、35
年間のデータの蓄積があることから、今後も引続き観測データを接続できる基準となる、距離
5㎞、標高差5m 以内の 20 ヶ所の候補地の中から、積雪が大きく変わらない場所を念頭に選定
したとのことでありますので、ご理解をお願いします。
3.JR只見線は、現在、福島県内の只見駅と会津川口駅の間が不通となっており、同区間は
代行バスが運行されております。JR東日本(株)の発表によれば、
「H23 新潟・福島豪雤災害」
による3つの橋梁落橋の復旧に約 85 億円の費用がかかるため、
その財源の目途が立たないこと
と合わせて只見線の利用が尐ないことを、復旧の目途が立っていない理由に挙げています。
福島県を中心とした「福島県JR只見線復興推進会議」に魚沼市も新潟県とともに参画し、
連携・協力して只見線の早期全線復旧に向けた活動を展開しております。また、JRに対する
只見線の復旧事業等を支援するために福島県が創設した「福島県只見線復旧復興基金」に対し
て、福島県内の沿線市町村や新潟県とともに、魚沼市も財政的な負担を行うべく、平成 26 年度
予算に所要額を計上したところであります。
この基金につきましては、福島県がインターネット等のメディアを通じて全国に寄附金の協
力を呼びかけており、復興推進会議でも全面的に連携・協力していくことを申し併せておりま
す。皆様からもご協力いただけたら幸いでございます。
(2 月 27 日回答)
■人口対策について・議員数等の削減について・エコプラントの移動について
1.人口を増やす対策として、学校を誘致してはどうか。
2.議員、公務員数の削減について
3.エコプラントの移動について
[回答]
1.本市においても人口減尐問題への対応は、必要だと考えており、平成 26 年度から総括担当
部署を設け、今後の対応を検討していきます。
人口を増やす取り組みの一つとしてご提案をいただきました、湯之谷庁舎に学校を誘致しては
どうかとの件ですが、
庁舎の一本化について平成 26 年度中に方針を決定することとしております
ので、空庁舎の利活用についても、幅広く検討させていただきたいと考えております。
2.市議会議員の定数は、議員発議により平成 25 年の改選時に 24 名から 20 名へと4名の削減
がされております。 また市職員については、市役所業務を尐数精鋭で効率的に行うため、定員
適正化計画を作り、計画的な職員数の削減を行っております。
3.エコプラントについては、現在、建替えの予定はありませんが、老朽化に伴い建替えの計
画を検討する時期が来ましたら、位置についても検討させていただきます。
(3 月 17 日回答)
■道路の修繕について・庁舎の駐車について
市の車が道路の傷んでいるところをチェックしないのはなぜでしょうか。地元の区長を通さな
いと修繕しない。一番ひどいと思うところは、魚沼不動産とJAスタンドの間です。
役所の駐車場に魚沼市と書いた車が一番入口の近くに置いてある。後ろのスペースに置くのが
普通ではないか。公務員としての意識が低すぎます。
[回答]
ご指摘の魚沼不動産と JA スタンド間の道路につきましては県道小出奥只見線となり、
新潟県が
管理しております。そのため頂いたご意見は、新潟県に進達いたしたところ、損傷個所について
は、県も把握しており、修繕工事は発注済みとのことです。また、市で発見した道路損傷個所に
ついては随時舗装補修等対応しておりますが、地元自治会、市民の皆様からの通報につきまして
も、現地確認等行い早めの修繕に努めてまいります。
次に、庁舎駐車場の駐車区画について、開庁時は慢性的に駐車区画が不足しており、ご迷惑を
お掛けしております。公用車の駐車場所については、台数に応じてあらかじめ車庫及び市民の利
用制約にならない場所を指定しているところですが、業務の緊急性等による場合も含め、市民の
皆様の利用を最優先した駐車を今後徹底してまいります。
(3 月 27 日回答)