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犬は猫をなめ

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大造じいさんとガン ブックトーク
今日は「大造じいさんとがん」についてのブックトークです。
「大造じいさんとがん」に出てくる「大造じいさん」は狩りをする人ですね。
宮沢賢治の「なめとこ山の熊」の主人公、淵沢小十郎も猟師です。熊をとって生活してい
ます。
「淵沢小十郎はすがめの赤黒いごりごりしたおやじで、胴は小さな臼ぐらいはあったし、
掌は北島の毘沙門さんの病気を治すための手形ぐらい大きく厚かった」
と書いてあります。
そんな小十郎が熊を撃つところを、少し読みます。
→読む
「なめとこ山の熊」
「けれども、いくら熊どもだって」~「この次には熊なんぞに生まれるなよ。」
なめとこやまの熊たちと小十郎の関係は、獲物と猟師というのとは少し違う気がします。
気になった人は、読んでみてください。
さて、動物の中でも身近なのは、やはり犬とネコではないでしょうか。
その犬とネコの絵本を2冊ずつ紹介します。
ではまず犬の本から。
山本容子「犬のルーカス」
→見せる 「食事もテーブルでするようになった。
」のページ
子犬を拾った作者は、ルーカス・クラナッハという立派な名前をつけて飼い始めます。ル
ーカスの毎日の様子や表情がいきいきと描かれていて、この犬のことがとても好きなんだ
なあということが伝わってくる本です。
マーク・シーモント「のら犬ウィリー」
ピクニックにいった家族が、1匹ののら犬と出会います。そのときは置いてかえって来る
のですが・・・。
→読む
「車の中で、おねえちゃんが」~「あみをもったおじさんに、おいかけられてい
たのです。
」
→次頁の絵まで見せる。
このあとどうなったかは、また読んでください。
つぎにネコの本です。
和田誠「ねこのシジミ」
→見せる 「ケイサツのひとがきて」のページ
シジミというのはネコの名前です。この本は、文章がネコの立場から書かれているのがお
もしろいです。
家に泥棒が入ったてんまつも、なんだかユーモラスに聞こえますよ。
ガブリエル・バンサン「15ひきのおしかけねこ」
→見せる 「もうよそうよ。かえろうよ」のページ
絵がとても魅力的な本です。簡単にサササと描いてあるように見えますが、それって実は
とてもすごいことです。ネコを飼っている人なら、こんな顔しているときあるなー!と思
うのではないでしょうか。
しかし私たち人間は、自分たちの都合に動物を巻き込むことがあります。
井上こみち「犬やねこが消えた」。
第二次世界大戦中のことですが、家で飼っている犬やネコを「供出」するように、という
命令がありました。
「供出」というのは「国のために差し出す」ということです。
犬やネコをつれて、何月何日の何時までに指定された場所に来るように、という回覧版が
きます。
・・・でも、なんのためにでしょう?
つれていった犬やネコは、その場で殺されます。毛皮をはいでとるためです。
家族と同じようにかわいがっている動物を、殺されるとわかっていながら差し出さなけれ
ばならなかった気持ちを、想像してみてください。
犬やネコを飼っている人にはショックな本かもしれませんが、これは本当にあったことな
のです。
でも、供出しろという命令をことわって犬やネコを差し出さなかった人も、少ないけれど
いました。そのことも書いてありますから、読んでみてください。
国松俊英「ペルシャ湾の水鳥をすくえ」はもっと最近の、湾岸戦争のときの話です。19
91年、いまから20年前です。みんなはまだ生まれていないけれど、お父さんやお母さ
んなら、覚えているかもしれません。
戦争でイラクの石油タンカーが爆撃されて、大量の原油がペルシャ湾に流れ出してしまい
ました。
→読む 11 ページ
「ペルシャ湾の海岸は、ずっとあさい入り江がつづいている。
」~「動けなくなったのだ
った。
」
この本に大きな写真があったので、持ってきました。
→見せる「湾岸戦争全記録」
18 ページ 油まみれになった水鳥です。
9ページ 羽に油がしみついて飛べなくなり、死んだ鵜です。
獣医である馬場国敏さんは、テレビのニュースでその水鳥の姿を見て、ペルシャ湾に行く
決意をします。
→見せる 48・49 ページ
この本には、動物を助けようと努力する、たくさんの人たちの様子がのっています。
こうしてみると人と動物の関係って、さまざまですよね。
外の机に置いてある本は、新学期になってもしばらく置いてもらえるそうなので、手にと
ってみてください。
参考文献
宮沢賢治「なめとこ山の熊」 ミキハウス E
山本容子「犬のルーカス」 ほるぷ出版 E
マーク・シーモント「のら犬ウィリー」あすなろ書房 E
和田誠「ねこのシジミ」 ほるぷ出版 E
ガブリエル・バンサン「15 ひきのおしかけねこ」 BL出版 E
井上こみち「犬やねこが消えた 戦争で命をうばわれた動物たちの物語」 学研 916
国松俊英「ペルシャ湾の水鳥をすくえ」 金の星社 916
「湾岸戦争全記録 毎日グラフ別冊」 県立図書館所蔵
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