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日本食レストランや
PARIS 2区 ♦ オペラ座界隈には、
本屋などが立ち並ぶ日本人街がある。
18
私はキャトル・セゾンに入ってからパリについ
手作業で作られたポワンブルー。
ゆっくりと
て興味を持つようになり、
中でもモノを長年使
珈琲を飲みたいときは、
自然とこのカップに
い続けていくということにとても魅力を感じま
手が伸びます。
珈琲を飲みながら本を読ん
した。
ずっと好きでいられるモノを選ぶ目を
だり、
手紙を書いたり。
ふと耳を澄ますと、
持っていて、
自分らしい暮らし方を楽しんでい
ギャルソンのオーダーを通す声、
スプーンの
るパリの人々に憧れます。
私もと思い愛用して
たてる音、
賑やかなフランス語のおしゃべり
いるのが柳のチェストや麻のクロス、
ミエルの
が聞こえてくるような。
ポワンブルーが、
パリ
タオル。
どれも毎回使い心地が良くなり、
風合
のカフェで過ごした懐かしい音と時間をはこ
んできてくれているのかもしれません。
いも増し、
更に使って良い味にしていくのが楽
(銀座店 大久保 麻依子)
しみです。
日々少しだけパリの暮らしを感じる
瞬間です。
(銀座店 神田 裕美)
私は大のバスケット好き。普段のお出かけ
cimetiere de
montmaritre
7年前のはじめてのパリ旅行で、
フランス語に出
バックはバスケットが多いし、家の中もバス
会いました。
ボンジュー。
ボンソワー。
メルシー。
ケットだらけ。私の中のパリ=バスケット。雑
basrique duと、
シルブプレ。
おみせのマダムにあいさつする
sacrÉ cŒur
誌の中で見た私が憧れた人は、
バスケット
にっこり笑顔で答えてくれる。
あいさつするたび
のある暮らしをしていた。
パリのマルシェで
に、
ちょっぴり得意げになってしまいます。
ひとつ
みかけるバスケットはタオル入れ、大きなト
ひとつの単語のひびきがとってもすてきです。
ランク型のバスケットには本を。大中小様々
un deux trios miel chocolat noir blanc
なバスケットが私の生活の中で活躍してい
ciel なんてかわいい言葉たち。
日常の会話で、
る。
(銀座店 生方 瑞穂)
たまにひょっこりメルシーなんて言ってみたり。
フ
ランス語にかこまれて、
今日もいちにちすてきに
なりますように。
(銀座店 末岡 典子)
S EI
NE
9
「荷開けかご」
と私たちがお店で呼んでいるフ
8
好きなマルシェかごを持って出掛けます。
たくさん入れて運んでもびくともしない頼もし
きっかけは雑誌で見たパリジェンヌでした。
いかご。
パリへ行った時、
長年使い込まれたこ
ぐるぐる巻いたストールとコートにさりげな
のかごをあちこちで見かけた。
食堂の脇では
く合わせたシンプルなかご。
それがとっても
空のボトルを無造作に入れられて。
マルシェで
可愛くて、
おしゃれに見え、真似したい!と
はおいしそうなマフィンをいっぱい詰められて。
思ったことから始まりました。
それ以来、
どこ
荷開けかごの兄弟がフランスでもしっかりと
へ行くにも一緒。
あまりの出番の多さに、
さ
働く姿に、
思わず熱い眼差しを向けてしまった。
すがにちょっぴりくたびれてきたけれど、
そ
銀座の荷開けかごは、
今日もあたり前のよう
こにまた愛着を感じつつ、気持ちは今日も
な顔で働いている。
(銀座店 上野 裕美子)
パリジェンヌです。
(銀座店 平塚 美奈子)
私はまだパリに行った事がない。
人から聞いた
世界中に色々な街があるのにどうして皆パリ
話や雑誌、
映画で見るパリはとっても魅力的。
に憧れるのでしょう。
パリに行った事のない私
行きたいけどすぐには行けないので、
日本でパ
にパリを教えてくれたのはキャトル・セゾンでし
リの匂いのするものを探して楽しむ。
パリに似
た街やおいしいパン屋さんやカフェ。
出会った
た。
お店に訪れる度に緑や生花で溢れる店内
に四季を感じ、
天井からぶら下がる柳のバス
OPERA GARNIER
パンや食材を家に持って帰り、
自分で淹れた
ケットやナチュラルな色彩にパリへの憧れと居
珈琲と一緒に朝食としていただく。
同じように
心地のよさを覚えました。
私にとってパリと言
la bourse
集まった器や布と合わせて。
朝の凜とした空気
えばキャトル・セゾンです!パリを旅する日を夢
の中でいただく朝食の時間は、
私がパリを感じ、
豊かな心になれる、
そしてちょっとだけパリに近
見ながら、
大好きなスタッフ、
大好きな商品、
pi.vendóme
大好きなキャトル・セゾンに関わる事が出来る
付けるひとときです。
(銀座店 田部井 晴世)
CHamps elysées
フランス中からたくさんの香りが集まるパリ
毎日に感謝しています。
(銀座店 泊 裕美)
1
の街。
マルシェやお店、様々な場所で売られ
PL de concorde
ているトワレや石鹸は、
自然の中で育った植
PALAIS ROYAL
物から作られる優しい香り。
キャトル・セゾ
ンのブランシェ・アルモニもその一つ。
スミ
jardin des tuileries
レやレモンの天然の柔らかな香りに、元々
香りものが苦手な私も魅了されてしまいま
した。店内や家でこの香りがすると、
「 パリ
S EI
NE
のマダムもこの香りを楽しんでいるのかな」
と思い、私もパリっ子になった気分で楽しん
////
////
////
////
////
////
////
////
////
////
////
////
////
////
////
////
////
////
////
/
PARC MONCEAU
わたしは、夏はもちろん冬の寒い時でも、大
ランス柳のバスケット。
重たい陶器やガラスを
FORUM DES HALLES
MUSÉE DU LOUVRE
でいます。
(銀座店 栗原 由佳)
6
QUATRE SAISONS GINAZA † 3F MOSAIC-GINZA HANKYU 5-2-1
GINAZA CHUO-KU, TOKYO
10
pl. de la république
ピカソ美術館がある。
PARIS 3区 ♦ マレ地区。
問屋街と昔のパリの面影が残るエリア。
ポンピドゥーセンター、
PARIS 4区 ♦ ノートルダム寺院、
ヴォージュ広場など。
歴史と新しさが調和したマレ地区。
11
CENTRE POMPIDOU
ゆらゆらゆら。真っ暗な部屋で揺らぎたつ
小さな炎とその存在感を放つ香り。
日常を
MUSÉE
PICASO
忘れさり、特別な刻となる。
パリから届けら
れた匂いに酔い、贅沢に過ごす自分にも酔
う。
パリッ子のように春夏秋冬と香りを使い
こなし、
自分の暮らしに合った季節漂う香り
PALACE
DES VOSGAS
を持ちたいものです。
(新宿店 富村 茉莉)
NOTRE DAME
昨年立ち寄った、
神戸にあるカフェ・キャトル
(神
キャトル・セゾンで働き始めて増える楽しみが
戸店の2階にあります)
。
私はケーキセットをオー
出来たもの、
それはキッチンクロスです。
食器を
ダーしました。
店内には優しい光の照明、
味わい
入れた籠にフワッと炊飯器にもフワッと、
キッチ
あるテーブル。
そして運ばれてきた器を見て驚き
ンの物を上手に隠してくれます。
大きなお皿を
ました。
今は店頭に並んでいない、
やわらかな風
拭いたりグラスをピカピカにしたり、
そしてお弁
合いのソレイユシリーズのベージュ色!ずいぶ
当包みにも!お弁当箱におやつも持ち歩く私
ん前に打ち切りになった色のはずなのに、
丁寧
にはすっぽり包めるキッチンクロスが一番なの
に大切に愛情を込めて扱っていたことを感じ、
そ
です。
ちょっとくったりとしたクロスが鞄の中か
れを嬉しく私もそうありたいと思いました。
私に
ら見えるのも毎日の楽しみのひとつ。
キッチンク
とってモノを長く大切にするパリの暮らしを思わ
ロスはささやかな私のフランスの暮らしを楽し
せたひとコマでした。
(新宿店 石原 衣里子)
ませてくれています。
(新宿店 中川 聡子)
フランス柳…実はキャトル・セゾンに入社する
キャトル・セゾンに入り、
パリの人々の暮らしに
12
5
まで柳の原産国を気にしたことがありません
興味を持った私は、
いろいろな本を読むよう
でした。
でも使ってみると違いは一目瞭然!こ
になりました。
そんな中で、
目に止まったのは、
の繊細なデザインのどこにこんな力が隠れて
カトラリーのお話です。
大小さまざまなスプー
いるのかとびっくりする程丈夫です。
フランス
ンやフォーク、
ナイフをおばあちゃんから娘へ、
jardin des plantes
では何世代もずっと受け継がれ使われている
そして孫へ、
大切に受け継がれていくのです。
のだと…わたしもその物を大切にする心を受
はげてきたら、
メッキをかけて、
そのカトラリー
け継いでずっと使って行きたいと思います。
お
と共に、
家族の思い出が刻まれていく…パリ
部屋の片隅にそっといて、
毎朝使う度にその
の人々の、
家族と物を大切にする心が伝わっ
可愛らしい姿で私を癒してくれています。
これ
てきますね。
私も少しずつカトラリーを集め始
からもよろしくね!
(新宿店 早川 敦子)
めています。
(新宿店 甫立 恵美)
私にとっての一番の宝物の一つに、
フランス
キャトル・セゾンで私にパリを感じさせてくれる
の陶器、
アスティエがあります。
一つずつ、
丁
もの…それはマルシェバスケットです。
以前、
あ
寧に作られ、
なかなか、
すぐに買えるものでは
る雑誌で見かけたムフタールのマルシェの風
ありませんが、
じっくりと時間をかけて、
集め
景に釘付けになったことがあります。
新鮮な食
ていきたいものです。
実際に、
パリには行った
材を求めてマルシェバスケットと共に朝の市場
ことがない私ですが、
憧れの陶器のある生活
へ出かける。
そんなパリの奥さんの姿に強い憧
は、
私の生活を豊かにしてくれ、
パリジェンヌ
れを抱きました。
いつか私も奥さんになること
に近づけてくれる気がします。
ができたら、
少しずつ集めたマルシェバスケット
(新宿店 上條 綾子)
の中からその日のお気に入りを1つ選び、
大切
な家族と囲む食卓のために毎日の買い物へ出
かけて行きたいです。
(新宿店 陶山 綾)
キャトル・セゾンで知ったパリ、
それは日々の
い時代にこんなに素晴らしいものを造った人っ
れど、
ベルガモットの香りに包まれてゆっくり
てすごい!と感動しました。
そしてそれが修理
過ごすバスタイムや、
みずみずしいグリーンの
をしながら今も大切にされている。
アンティーク
香りのキャンドルを灯し、
読書にふける夜は最
もそう、
パリって新しさを感じる町だけど古いも
高のリラックスタイム。
ラベンダーのほのかな
のも大切にしている。
人との会話を楽しんだり、
香りのハンカチは私の定番で、
お花屋さんの
人のぬくもりを感じる町でした。
先日、
傘の修理
匂いがするトワレは特別な日のとっておき。
パ
を頼んでいたお客様がいました。
私もそんな風
リから届いた香りは、
私を満ち足りた気分にし
に生活を楽しむものを揃えながら大切に使い
てくれる魔法の香り。
(新宿店 松田 恭子)
たいと思います。
(新宿店 後藤 真美)
E
IN
残っているのは建物、
彫刻、
ステンドグラス…古
トやカフェオレの香ばしい香りも大好きだけ
SE
QUATRE SAISONS SHINJUKU † B2F LUMINE EST 3-38-1
SHINJUKU SHINJUKU-KU,TOKYO
10年以上前に行ったパリ。
遠い記憶の中で
暮らしの中で香りを楽しむこと。
勿論、
バゲッ
8
フランスの国の扉を開けた時、
今まで訪れた
国では感じた事のない何か素敵な物に包ま
れました。
それは香りでした。
旅の疲れを忘れ
させる香り、
笑顔になる香り、
背筋をピンと伸
ばしてしまう香り…フランスは、
たくさんの香り
で包まれていました。
それから、
私の生活に香
りは欠かせない存在になりました。
場所や空
間に合わせて香り選び、
その日の気分に合わ
PARIS 5区 ♦ カルチエ・ラタンと呼ばれる学生の街、
せて香りを変えてみる。
そしてそれらは扉を開
数々の教育機関が点在する地区。
大規模な本屋が立ち並ぶ。
けた瞬間、
フワッとフランスで感じた時と同じ
1
気持ちにしてくれます。
(京都店 浅巻 美喜)
PL de concorde
夏の終わりに短いヴァカンスに出掛けます。
同
休日にパン屋に行くのが私の楽しみ。近所
じ場所、
同じ日にその場所を訪れて今年で4
だけでなくおいしいと聞くと少し遠くても足
度目。
そこで過ごす数日間は非日常と海に沈
を運んでみる。
そして必ず買うのがクロワッ
む夕陽や虫の音、
風の薫りで夏から秋へと変
jardin des tuileries
FOURUM
サン。
まだ訪れたことはないけれど、
きっと
わる一瞬を肌で感じながら過ごす至福の時。
パリではブーランジュリーやカフェからクロ
早足で過ぎていく日々に当たり前の何かを気
ワッサンの香ばしいバターの香りが漂い、
そ
づかせてくれる…パリの人たちが毎年ヴァカ
れをほおばるパリジェンヌ…想像と夢を膨
museé du louvre
ンスに出掛ける理由も同じかも知れませんね。
(京都店 岩城
らませながらカフェオレと共にいただきます。
CENTRE POMPIDOU
子)
(京都店 濱野 由香)
S EI
NE
4
パリに一度だけ訪れたことがあります。
その
朝起きてすぐに、
クレムフレッシュのマグカッ
時一番感じたことは、
京都の空気に似ている
プで私はコーヒーを飲みます。
まだ眠ってい
ことです。
ゆったりとした街並は、
歩いている
る体は、
少しずつほぐれてリラックスし、
一日
だけで、
旅先とは思えない程穏やかな気持ち
の始まりを実感するひとときになります。
好き
になったことを、
今でも覚えています。
古いも
なときに、
紅茶やハーブティ、
その日の気分に
のやことを大切にする気持ちを持つ人が多
よって、
好きなものを入れます。
パリジェンヌ
のように、
気ままに楽しくお茶をいれたい…。
い街同士なのかもしれません。
古いものを上
そんな憧れを抱いて、
今日も私は、
クレムフ
手に自分流にアレンジしたり、
大切にする心。
NOTRE DAME
レッシュに手を伸ばします。
まだまだですが、
自分もそうやって生活し続
(京都店 谷屋 綾)
けたいです。
(京都店 津島 麻里)
PL DE L’ ODÉON
フランス人家庭に滞在する事が
数ヶ月間、
JARDIN DU
LUXEMBOURG
あった時、
普段の日常生活を垣間見る機会
がありました。
その家庭ではバケットを保存
する麻の袋やきのこ狩りに行く時の柳のカゴ
な
など、
想像していた暮らしそのものでした。
肌寒くてもテ
かでも印象に残っているのが、
ラスで食事をとる事。
自然を肌で感じながら、
jardin des plantes
家族や親しい友人と会話を楽しみながら過
PARIS 6区 ♦ パリで最も物価の高い地区のひとつ。
サン・ジェルマン・デ・プレ、リュクサンブール公園。
ごす、
ゆったりとした時間はとても贅沢な暮
らしで、
今でも心に残っています。
(カフェ 南 千晴)
庭があり
昨年まで実家での生活だったので、
14
パリの人はピクニック好き。
と、
何かのコラムで
季節の花が目の前にある事が当たり前でし
私もピ
読んだ時、
なんだか嬉しくなりました。
5月にはスズラン、
梅
た。
春一番にはさくら草、
友人たちといろいろ計画し
クニックが大好き。
雨の頃にはアジサイ…お世辞にもよく手入れ
幸い
て出かけるのも、
とっても楽しいけれど、
実家を離
された庭とは言えませんでしたが、
近
(?)
自然が豊かな場所に住んでいるので、
とても贅沢だった事に思
れた今となっては、
カ
所をお散歩しているだけでピクニック気分。
えます。
今の家ではガーデニングを楽しむ余
ゴにお気に入りの本と飲み物、
たまにちょこっ
裕もないベランダなので、
自然と切花は欠か
公園
と食べ物も詰め込んで…川のほとりで、
テーブルに花、
ささやかで
さなくなりました。
の木陰で…。
四季の移ろいを感じながらゆっ
すが心豊かに生活するために大切にしてい
くりと過ごすひと時は、
私を癒してくれる小さ
ることです。
(カフェ 越智 典子)
(カフェ 入江 浩子)
な幸せの時間です。
毎日の朝食は、
ミルクをたっぷりいれたカフェオ
暮らしの中で感じるフランス。
私は一冊の絵
レと、
厚めにスライスした食パンや時々バゲット
『リネア モ
本の中から感じる事ができます。
バターやジャムやはちみつをそ
をトーストして、
この絵本は、
リネアという少女が
ネの庭で』
の日の気分で塗って食べています。
そんな時、
パリや、
画家モネの庭があるジヴェルニーを
ソレイユのお皿とマ
決まって使う毎日の食器は、
訪れるお話。
マルモッタン美術館を訪れたり、
ぽってりとした形と、
シンプルなデザイ
グカップ。
モネの庭では睡蓮をスケッチ。
川の畔ではピ
ンが気に入っています。
ジャムは、
季節にあわせ
クニック。
あまりにもこの旅が素敵だったの
季節を感じながら作る
て手作りしたものを。
この
で、
実際にフランスを訪れたほどでした。
フランスの暮らしにはまだまだ程遠いで
ジャム。
絵本を開くと、
いつでもリネアがフランスの
すが、
季節を感じながら、
日々のおいしい時間を
13
旅に連れていってくれます。
楽しんでいます。
(カフェ 二重 亜希子)
(カフェ 下戸 有希)
QUATRE SAISONS KYOTO † 4F SHIJOKAWARAMACHI HANKYU
SHIJOUDORIKAWARAMACHI SHIMOKYOU-KU KYOTO-SHI
CAFÉ QUATRE † 2F RYOSUKE NAGATA STORE BUILDING 3-1-4
SANNOMIYA-CHO CHUO-KU KOBE-SHI
PARC MONCEAU
///
//
///
//
///
//
//
//
//
//
//
//
//
//
//
//
//
//
//
//
//
シャンゼリゼ通りが
PARIS 8区 ♦ 凱旋門、
ある最も華やかな一帯。
9
パリのマルシェでの何気ない日常にある1
私の1番身近なパリと言えば、
いつも食べて
マルシェバスケットを片手に、
新鮮
シーン…。
いるバゲットです。
とても晴れた日にバゲット
な野菜や果物を、
楽しそうに会話をしながら
ホーローのお鍋でコトコ
を買って半分に切り、
「ほのぼのしてい
買い物しているおじいさん。
トとイチゴジャムを作って、
バゲットのふわふ
て、
素敵だな…。
」
と思わず笑みがこぼれまし
まだ冷めない温
わの中味にたっぷりバターと、
自然の
た。
マルシェバスケット…・素朴な色、
外側はパリ
かいジャムをのせてほおばります。
フランスに暮らす人々
素材、
シンプルな形…。
パリなので噛むのは大変だけれど、
すごーく
の生活そのものにも感じるバスケット。
バス
素朴だけれど幸せな気持ちになれるのです。
いつも感じ
ケット好きな私の中での パリを、
暖かいお日様の光を浴びて、
ほおばった瞬間
(札幌店 永井 宏子)
られるものです。
幸せ
「セ・ボン!
!」
ずっといつまでも変わらず、
(札幌店 町田 奈緒子)
になれる時間です。
pi.vendóme
学生の頃、
パリに暮らす2人のアーティストが
私の暮らしの中のフランスと言えば、
我が家
チ ーズトレイ、
ノルマン
のテーブルの 上。
作る何とも言えない形をしたフラワーベースに
ディーのワイングラス、
ロシェールのガラスの
受けた衝撃は、
今でもはっきりと覚えています。
気
器、
ポルカナプキン!!こんなにたくさん…。
パリの人々の日常の中
そのフラワーベースは、
なぜか、
チーズト
づいたら集まっていました。
に自然とあふれる花との暮らしを教えてくれ、
私に
『花』
と
『パリ』
を知るきっかけをくれました。
レイに並べただけでウキウキしたり、
ワインが
美味しく感じたり、
デザートがキラキラして見
PL de concorde
1
パリ!)
私もいつか…と数年前
(さすが花の都、
『フランスのどこかでこれと同じ
えたり。
そして
ついにそれを手にし、
飛行機の座席で大事に
のをどなたか使っているのかしらー?』
と思い
今
大事に抱えてきた日のことを思い出します。
年も、
母の自慢
(?)
の庭の花たちを生けて毎日
ながら食事とフランスを楽しんでいる今日こ
(札幌店 井ノ浦 幸子)
の頃です。
jardin des tuileries
眺めています。
(札幌店 冨山 佳代)
S EI
NE
PARIS 7区 ♦ エッフェル塔、アンヴァリッドなどの名所と
官僚邸が並ぶ高級住宅地。
parc du champ
de mars
HÔTEL DES
INVALIDES
ある日のわが家の日常。
父親が日課の朝の
musée rodin
緑のある暮らし…家の中に緑があると心が
ウォーキングに出かける。
その日のコースによっ
和みます。
この写真は友人が南仏のルール
て、
帰りに
「バケット」
を手にして帰ることがある。
マランを訪れた時に撮ったものです。
水色の
それはいつしか母親がバケットを朝食で好ん
扉、
ガラス扉に貼られたレース、
沢山の草花。
で食べるようになってから、
いつもの日常になっ
こんな絵本の中の様なお家が村中にあった
ていました。
そのバケットを楽しみに食べるの
そうです。
私の家のベランダにもとても小さ
は母親と私。
ふたりとも特別パン好きではない
な小さなフランスがあります。
ペイントしたス
けれど、
やっぱりなんだかおいしいね!とほっぺ
ノコを敷き、
オリーブや洋種小判の木やハー
がほころびます。
「気負わず豊かなくらし」
パリ
ブが並んでいて…。
水まきをして眺めている
の暮らし方は、
きっとこんな何気ない日常と同
じなのかも。
(名古屋店 尾野 雅子)
時間が最近の私の楽しみなのです。
(名古屋店 近藤 千穂)
6
odéon
何気ない日々の暮らしの中に楽しみを見つ
けることができるってとても幸せなことだと
思いませんか?部屋に花を飾る習慣や、
イン
テリアに対するこだわり、
古いものを大切に
する気持ち…。
特別なことをしなくても日々
の生活の中に楽しみはたくさんあるんだよ。
とパリの人々の生活から教えてもらった気が
します。
今日は父の畑で摘んだ花をテーブル
に飾ろう。
家族の笑顔を想像しながら…
(名古屋店 島岡 治子)
パリの美術館で感じたこと。
作品と見る人との
距離や空気が堅苦しくなくて、
お互い自然に
そこにあるという感じ。
小さな子どもたちも楽
JARDIN DU
しそうに見ている。
それまで芸術、
美術に対し
LUXEMBOURG
て緊張してどこか構えていた私は肩の力が抜
けました。
いいなと思うものに共感し、
見たい
ものを自由に楽しめばいい、
自分の中にない
表現に出会ったら、
その驚きと発見に笑っ
ちゃおう!そう思いました。
今日はどんな発見
があるかな…と、
美術館をぶらぶらお散歩す
る日々です。
(名古屋店 社本 優子)
15
Notre dum
QUATRE SAISONS NAGOYA † 1F MATSUZAKAYA NORTH BUILDING
3-16-1 SAKAE NAKA-KU NAGOYA-SHI
ぽってりととてもあたたかみのある水玉模様
私の周りには麻のものがたくさんあります。
の
『ポワンブルー』
。
リネンやバスケットたちと
昔は麻って実はあんまり好きじゃなくて、
しわ
一緒で、
使っていくごとに手に馴染んで、
日に
になるとか洗濯できないとかデメリットが気
日に愛着がわいてきて、
私のお気に入りの一
になっていました。
しかしある時、
麻の服を着
つになりました。
天気のよい日の朝、
いつもよ
てみたらとても着心地の良いことに気づきま
りちょっと早起きをして大好きなパン・スープ・
した。
麻の魅力はなんといっても使い込むほ
サラダでゆっくりポワンブルーの朝食の時間
どに風合いや味が出てなじんでくるところで
を楽しみます。
いつか、
ポワンブルーの作られ
す。
キャトル・セゾンに出会ってからは麻がよ
ているフランスの工房に行ってみたい!…そん
り身近なものとなり、
どんどん増えていく一方
な小さな楽しみと共にポワンブルーと過ごし
…。
今では私の生活に欠かせないものになっ
ています。
(名古屋店 城 英子)
ています。
(名古屋店 熊川 綾華)
QUATRE SAISONS SAPPORO † CHIKAGAI AURORA TOWN 3-4-1
ODORI-NISHI CHUO-KU SAPPORO-SHI
2