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A-10
QSにとっての宝物 お客様 1
「いつもここに来るのが楽しみなんです。」とお話しくださる
方がいます。そんな風にご来店くださる全ての方々に何かを
感じていただき、また商品だけでない何かを私たちは伝えら
れていますか?お店は決して一方通行ではないと思います。
私たちもお客様とお話ししていろいろと教えてもらうことも
あり、“ありがとう”の一声が嬉しくて、笑顔がこぼれたり。
そんな風に誰かの笑顔が誰かの笑顔を生み…沢山の笑顔でい
っぱいになるような、お店を作っていけたら!って思います。
これからもお客様と一緒に!
(トキオ)
大切な記念日を前に我が家へやって来た小さなカメラ。 気持ちのよい空気や楽しいひと
とき、好きなモノも大好きな仲間も、みんなこの小さなレンズの中に収めてゆく。 形あ
B-2
るものも、そうでないものも、日々の暮らしの中のほんの小さな宝物を記憶してくれる
このカメラは、私にとってなくてはならない大切な道具。 写真を撮る、という行為も私
の宝物の一つかもしれない。
( A-10 町田店・安藤 真澄)
B-1
bague
二十歳の誕生日から毎年、記念として 「自分にプレゼント」 をしています。 これは二十
歳の時に買ったリングで、シンプルなデザインと側面に刻まれた 「座って空を見上げて
ごらん」 という前向きになれそうな仏語の一節に惹かれ、以来毎日つけています。 決し
て高価なものではないけれど、5 年間の様々な出来事と共に存ったこのリングは、今で
B-4
はお守りのような私の宝物です。 ひとつひとつ揃えたお気に入りの物たちが、時を経て
私の定番として馴染んでゆく。 その姿を思い描きながら次回のプレゼントを選ぶのも、
また一つの楽しみなのです。
( B-1 札幌店・武山 まどか)
B-3
この指輪と出会ったのは、弟が初めてひとりで買い付けした商品の一つでした。 何十点
もの指輪の中からひとつひとつ指にはめては眺めてみる。 石の色やデザインが気に入っ
ても、 自分の手に映えてしっくり馴染むものと馴染まないものがある。… 何度か繰り返
して選んだ一点です。 私が生まれる何十年も前から、 女性の手を輝かせ大切に扱われ
てきた指輪が、時を経て私の手を輝かせてくれていると思うと、とても愛しい気持ちに
なります。 決して高価なものではないけれど、私にとって大切な宝物です。
( B-2 神戸店・岩城 吉子)
batteur
飾り気のないごくごく普通の泡立て器。 幼い頃、初めて手にした自分用の道具にとても
ワクワクしたことを思い出します。 それ以来、私のお菓子作りには欠かせないものとな
り、 使うたびに長い時間をかけて湧いてきた愛着を実感し、 幸せな気持ちになります。
そんな思い出のつまった泡立て器から生まれだすお菓子は、どれも優しく懐かしい味で
す。 たくさんの甘い記憶と楽しいひとときを作ってくれる素朴な泡立て器。 私にとって
お守りのようであり、かけがえのない宝物です。
( B-3 京都店・甲斐 真澄)
bicyclette
「宝物」 というには、 少々働き過ぎな私の自転車。 大切にしまっておく宝物ではなく、
私にとってなくてはならない存在となった愛車です。 もちろん、毎日の通勤もいっしょ。
片道 30 分の道のりは、季節を肌で感じながら物思いにふける、私だけの大切な宝物の
時間。 この文章も、じつはこんな時間に出来上がりました。 これからもずっと、自転車
B-5
に乗る時間は私にとって大切な宝物となって行くんだろうな…秋、私の大好きな時間が
また始まります。
B-6
(B-4 名古屋店・尾野 雅子 )
bijou
いつも肌身離さず身につけているアクセサリー。 沢山喧嘩もしたけど、私にとって親友
のような存在だったひいおばあちゃんの形見の指輪。 おばあちゃんからもらったネックレ
ス、それにつけている鍵。 これらは私がいつもどこでも肌身離さず身につけているアク
セサリーです。 私が落ち込んでいる時や悩んでいる時、おばあちゃん達が見守って元気
づけてくれているような気がするし、鍵は未知の世界の扉を開けてくれるような、私の
進むべき道を示して導いてくれるんじゃないかと思って。 私にとってなくてはならない
お守りのようなものなのです。
( B-5 プラン・菅 敦子)
boîte
小学生の頃、父は旅行に行くとお土産を買ってきてくれました。 私は父の帰りをとても
楽しみにしていました。 その中のひとつがこの箱。 これを見ると、あの頃を思い出すタ
イムカプセルのよう。 この箱の中にはあの頃のまま、海で拾った貝やガラスの石が入っ
ています。 お気に入りで、最近見かけないなと思っていた物も、ある時ふと開けるとこ
んなところに ! ということも。 自然と宝物入れになっているみたいです。 私の雑貨好き
もこの頃から始まったのかもしれません。
(B-6 名古屋店・小川 知美 )
B-7
nous avons 16 ans.
quelque chose de très important
B-8
boîte en bois
あの古い木箱を開けた瞬間のことは忘れられない。 まるで時が止まったかのようだった。
そこから出てきたのは、古い小さな虫眼鏡と方位磁石、それと今の物より素敵なパッケー
ジの文房具たちだった。 それは私が会ったことのない祖父の使っていたもの。 私は前々
から祖父の残したたくさんの本や写真、郷土玩具を見て、絶対気が合いそうだなぁと思っ
ていたので、 なんだかずっと会いたかった祖父に会えたようで不思議な気持ちだった。
こんな小さな物でも時を超えてぬくもりを伝えてくれる、その発見が何よりも私の宝物だ。
( B-7 小倉店・木村 昌代 )
bol à café au lait
フチに小さなカケ。 白い表面には何本もの貫入。 黄色い模様が愛らしいカフェオレボウル。
毎日、繰り返し使ってきたからすっかり古くなってしまった様子に、年月の経過を感じずに
はいられません。 ただのもの、と思えばそれまでだけど、気に入ったものを大切に愛用し
てきたこと、食器棚の決まった位置にある当たり前の日常を知らせてくれる存在は、他の
何にも変えられない宝物です。
( B-8 心斎橋店・森 小冬)
B-9
bol à riz
さかな柄の、赤色のお茶碗。 わたしのというよりは父、母、兄、ずっと一緒に過ごして
きた 4 人にとって宝物のような存在かな、と思っている物です。 もう 20 年も昔になり
ますか、百貨店の上の階にあるせともの売場で、たくさん並ぶ茶碗の中からいちばんの
お気に入りを選び出しました。(選ぶの、楽しかったなあ) わたしがこのさかなを選ん
だので、兄は色違いの青。 赤よりひとまわり大きかった、とまでは覚えてなかったけど、
記憶力のよい兄はそう言います。 さすがにもうぼろですが、まだまだ元気。 今日も実家
の食卓で、 白いごはんをのっけてゆらゆら泳いでいます。 さかな柄。 この模様を選ん
だ当時の自分のセンスが今とてもうれしいです。 FISH。
( B-9 心斎橋店・宮田 正子)
B-11
bol à thé de cérémonie
忙しい毎日の中に、ほっと出来る時間を作ってほしいと、結婚の際に抹茶茶碗を贈って
くれたのは、書を嗜む父と、着物好きの母からでした。 粉引きのやさしい雰囲気の器は
あたたかみがあり、お茶の時間をよりいっそう穏やかにしてくれます。 やさしさの中に
も凛と背筋を伸ばしてくれ、遠く離れた家族を思い出す器は、私の大切な宝物です。
( B-10 トキオ・小倉 淳子)
B-10
bouteille
キャトル・セゾンに入社して間もない去年のクリスマス、 大阪店のスタッフの方から思
いがけずもらったクリスマスプレゼントがこのアンティークの瓶でした。 瓶が入っていた
麻袋には、手作りの刺繍、瓶のフタには 「これからも一緒に頑張りましょうね」 と書か
れたメッセージカード。 ひと手間かけたぬくもりのある贈り物は、入社したばかりの私に
とって、それはそれは嬉しいものでした。 以来、この瓶はサンキライの実を入れてソファ
正面のいつも目につく場所にディスプレイしています。 いつまでも、あの時の喜びを心
にとめておけるように。
( B-11 大阪店・菖池 美佳)
bracelet
「モノ」 に対しては、 自分なりにこだわりはあっても執着はそれほどない私ですが、こ
の SERGE THORAVAL のブレスレットは別。 30 才の誕生日にたまたま入ったお店で
出会ってしまった 「幸せの手錠」 という名のブレスレットは、フランス語で “素晴らし
い幸せが待っている”と刻まれていました。 自分が年を重ねることに漠然と不安に感じ
B-12
ていたあの頃、何度この言葉に勇気づけられたことでしょう。 でも悲しいことに、この
ブレスレット、先日失くしてしまったのです……。
( B-12 町田店・宮本 昭子)
message par inventrice
QSにとっての宝物 お客様 2
トゥシェ・タオル
ショップに来てくださるお客様は、皆さん素敵なライフスタイルが
あり、その中にキャトル・セゾンを溶け込ませて楽しんでくださっ
私にとって、 一日の 中で最も大切 な 時 間はバスタイム。 よいソープ、
ています。お客様一人一人の生活……ご家族とゆっくり過ごしたり、
バスソルトと同じぐらいタオル の質感にはこだわります。 日々の暮らし
おいしい料理を作ったり、休日はお散歩をしたり。そんな皆様の日
の中でよいものに触れることは、 よいものを作り出すことにつながりま
頃のお話を聞かせて頂くことが、スタッフの楽しみとなっています。
す 。 キャトル・セゾン の 定番タオル はそれぞれに特徴 がありますが 、
最近では、キャトル・セゾンオリジナルのウェアを身に着けてご来
その中でひとつあげるとすれば “トゥシェ” というタオル。“トゥシェ”
店くださったりしていて、とても嬉しく思います。今後も楽しい提
はフランス語で 「触る、触れる」 という意味です。 どこかノスタルジ
案をしていきながら、皆様の人柄やライフスタイルに刺激を受け、
ックさを感じさせるやさしい 風合いの理由は、コットンのありのままの
さらにショップもスタッフも成長していきたいと考えています。私
色を生かした無染色の糸が秘密です。 肌に触れるとなごむような、 そ
たちにとって「あこがれ」のお客様、これからもお会いできること
をいつも楽しみにしております。
(銀座店)
んなタオルを表現したい…。 その思いがカタチになりました。
(商品企画 ・内藤 志央里)
C-1
C-2
café
子供の頃からコーヒー豆を挽くことが大好きでした。子供にとって意外と力の必要な
その作業を床に座り、足の間にミルを挟んでガラガラガラガラ…カタカタカタカタ…
軽快な音に変わると細かくなった豆が小さな引き出しに入っている。今考えると、も
うその頃から家コーヒー(家でコーヒーを飲むこと)は私にとって大切な存在だった
のかもしれません。これからも周りの環境は変わっていくことと思いますが、家コー
ヒーがあれば、不思議とその変化を受け入れ楽しめるような、そんな気がします。も
ちろん、その時のコーヒーの味も。
(C-1 プラン・金丸 亜由子)
chaise
私がこのアンティークの椅子と出会ったのは 2003 年 2 月。ふらっと立ち寄った店に
二つ並んでいました。初めは「可愛いな」と思いながらも素通りして他の雑貨を見て
いました。だけど、どうしてもその椅子が気になり、遠くから眺め、また近寄っては
離れと繰り返しているうちに、「この椅子を私の部屋のどこに置こう?誰と座ろう?」
C-4
と考え、この椅子はきっと私と一緒にこれからも歳を重ねていくんだと思い、家に連
れて帰りました。今ではそのおじいちゃんとおばあちゃんのような椅子にいつも見守
られているようで、私にとって宝物の一つとなりました。
(C-2 大阪店・野中 佑紀子)
C-3
châle
このストールは、アンティークの魅力に気づくきっかけを与えてくれました。このス
トールを持つと、それをとりまくいろいろな背景を想像し、このストールはどんな人
がつくって、そしてどんな人が身につけていたのかなと思うと感慨深い思いになります。
何かの縁で私の手元にやってきて、そしてまた誰かの手へとつながっていくのかなと
想像は膨らんでいきます。古き良き物を大事にする気持ちを大切にしたい、そんな思
いを持たせてくれたこのストール、宝物です。
(C-3 心斎橋店・杉原 恵子)
chandail
「おそろいセーター」私 3 才・姉 7 才のとき、私を自分の子供のように大切にしてく
れた叔母が編んでくれたもの。毎年、冬になると 1 つずつ編んでくれました。今、私
の手元に残っているのは、この赤いセーターだけ。小さい頃の写真を見ると、嬉しそ
C-6
うにこのセーターを着ている私と姉が沢山います。今でも衣替えの度に出してはしまっ
てと繰り返しては懐かしさを感じています。今、着ることが出来ないのが残念 !! いつ
か自分の子供が着てくれたらいいな…。
(C-4 名古屋店・窪田 真希 )
C-5
chat
家族の一員でもあるグリ(ロシアンブルー)とマリ(ヒマラヤン)。本当にかわいくて
かわいくて、しかたがありません。残念ながら 3 ショットを撮るのは困難なため、今
回はグリと一緒に写真を撮りました。マリには心が痛みます…。また機会があれば、
宝物としてマリを紹介したいと思います。仕事から帰ってくると、走ってドアの前ま
で来て出迎えてくれるマリ、ちょっと後ろから覗いて出迎えるグリ、ちいさい体なが
らにまったく違う性格を持つ 2 匹。いつも私の心をホッとさせてくれる大切な大切な
存在、宝物です。
(C-5 トキオ・大渕 都)
chemisier
ある日、母のタンスの奥にしまわれた青い小花柄のブラウスを見つけました。アルバ
ムで見ていた若い頃の母が着ていたもので、いつの日か忘れられていたもの。ブルー
グレーの色とふわっとした形がとても気に入りました。「懐かしいわ」と言ってお下が
りをもらってから、何度も夏を過ごしました。そよそよと風に揺れる青いブラウスは
とても気持ちよさそうで、これから先も変わらず傍にあるのだろうなと思います。そ
していつの日か、ハンカチか小さな巾着に姿を変えているかもしれません。
(C-6 札幌店・西村 あゆみ)
C-7
chien
私の一番の宝物、それは去年のお誕生日に大切な人がプレゼントしてくれたウニ(黒
パグの男の子)です。3 年前、ペットショップで黒パグを見てからずっと飼いたいと
思っていて、勝手に名前まで考えていました。初めて家に来た時は、まだ生後 2ヵ月
C-9
で手の平に乗るくらいの大きさでした。あの時の感動は、今でも忘れられません。仕
事から帰ってウニの顔を見ると、疲れも忘れてしまいます。これからも私の一番の宝
物と仲良く暮らしていきたいと思います。
(C-7 トキオ・浅沼 亜紀子)
ふたりを前にすると自然に笑みがこぼれます。楽しいことも、嬉しいことも、辛い時
や悲しくて泣いた時も、いつも傍らにいて一緒に時を過ごしてきました。繊細で女の
子らしい「ワトソン」は、嬉しいとお尻をふります。やんちゃ坊主の男の子「ラルフ」
は、全身で喜びを表現するので、たまに痛い目に遭わされます。そんなふたりに出逢
えたこと、一緒に過ごす時間も、私にとって大切な大切な宝物です。笑顔でいること
の大切さ・勇気・元気・希望を与えてくれるワトソンとラルフを、私もこれからずっ
と笑顔で見守っていこうと思っています。
(C-8 札幌店・永井 宏子)
最近疲れているなあ∼と思う日々に癒しを与えてくれるようになった私の宝物は、我
が家で最近飼い始めた愛犬マメです。軽い気持ちでペットショップをのぞきに行った
のが、すでに縁の始まりだったのでしょうか。まるでテレビ CM で見たような場面に
なったことは言うまでもありません。女の子ですが、かなりのやんちゃ娘で子育てに
苦戦の日々です。でも、つぶらな瞳に見つめられるとついつい甘やかしてしまうのです。
毎日がこのやんちゃ娘との闘いですが、それと同時に安らぎを与えてくれる大切な存
C-8
在でもあるのです。
(C-9 銀座店・長谷川 陽子)
nous avons 16 ans.
quelque chose de très important
C-10
ciseau
私の宝物は、祖母からもらった「にぎりバサミ」です。とても器用で、手芸が好きだ
った祖母が毎日使っていたハサミです。幼い頃の私は、祖母からいろいろな物作りを
教えてもらい、一緒に作るのがすごく楽しくて、祖母が大好きでした。とても古いに
C-11
ぎりバサミだけど、使いやすいので、今でも大切に使っています。どこにあるか見つ
けやすいようにと、祖母がつけた鈴もとても気に入っています。
(C-10 名古屋店・佐瀬 菜穂 )
clef
現在の自宅のカギと実家のカギ。 私に新しい世界の扉を開いてくれたのがそのひとつ。
新しい世界へ出るために閉めた扉のそれがもうひとつ。 実家を出てひとり暮らしを始め
た私を、キャトル・セゾンへ送り込んでくれた、大切なものだと思っています。 少し大
げさでしょうか。 たくさんの思い出や家族がいる宝箱のような実家と比べたら、まだま
だ隙間だらけの箱ですが、キャトル・セゾンとの生活の中で少しずつ埋めていけたらと
思っています。 ふたつのカギのどちらもが、宝箱のカギになるように…。
( C-11 カフェ・藤山 雅代)
cœur
ある本屋の店主が言いました。 文字が書ける、 何かを生み出せる、 大切な人に触れる
C-12
ことができる。 手は僕の宝物。 だから汚れの落ちる手でありたい。 その方は、牛の本
屋さん。 私の宝物は何だろう?と考えました。 何かを感じる、いろいろな感情が生まれ
る、 大切な人・モノを想う。 私の宝物は、 私のココロ。 だから空や木を見ます。 ココ
ロに透明な風が流れるように。 素直な、真っすぐ前を向いたココロであるために。
( C-12 心斎橋店・朴 由記子)
collegue
毎日長く過ごしている売場はまるで私の家のようで、 一緒に働いているスタッフは私の
家族のようです。 もちろん、それぞれの仕事を真面目にやっていますが、10 人の個性
C-13
が集まるこの空間はとても不思議で、心の奥ではどこか気持ちが同じで、何も言わずと
も通じ合っているような気がします。 あわただしい日々でも、 みんな明るく頑張ってい
る姿や厳しい仕事の指摘も受け入れ取り組む姿、そして気持ちが落ち込み疲れていても
優しく笑顔で迎えてくれる皆は大きな心の支え。 身の周りの大切にしている物よりも、
銀座店の皆が今の私にとっては大切な宝物です。
( C-13 銀座店・黒田 美賀)
D-1
détente
ゆっくりと時間をかけておいしいお茶をいれる。 大好きな音楽を聴く。 肌ざわりのよい
ベッドリネンでごろごろする。 太陽のあたたかさや土のぬくもりを感じながら花の手入れ
をする。 いつもの街並みをちょっと目線をかえて散歩してみる…そんなゆったりとした
気分で過ごすひとときが私の大きなエネルギーとなっています。 普段何気なく過ごして
いる 『くつろぎの時間』。 これからも大切にしていきたい私の宝物です。
F-1
( D-1 イクスピアリ・柴田 純子)
F-2
flûte
10 年以上もの付き合いになるフルート。 長い間、一緒に過ごしてきた、私の大切な仲
間です。 毎日練習に励んだ学生時代と、 今、 気の向くまま、 自由に音を楽しむ日々。
それぞれの場面で、いつも感動と素敵な思い出をもたらしてくれました。 そして、何よ
りこのフルートが与えてくれたのは、たくさんの人々との出会い。 フルートは世界をど
んどん広げてくれるきっかけでした。 そんなすべてを含めて大切な宝物です。 これから
先、今までよりもずっと長く、おばあちゃんになるまで、きれいな音色を響かせてあげ
られたらな…と思います。
( F-1 プラン・穂崎 真弓)
fusée
私 の 宝物は、 木製 の 小さなロケットです。 これはベ ル ギ ー生まれ の キャラクタ ー
TINTIN が、 物語の中で人類初の月世界探検へ旅立った時に乗っていたロケットです。
10 年程前に友人から贈られたのですが、その当時 TINTIN が大好きだった私は、本当
に嬉しくて嬉しくて、ロケットにぴったりの場所を見つけるために、丸一日費やして部屋
の模様替えまでしたほどでした。 今では大切なものも増えてロケットの横に並んでいま
すが、これが一番いばって見えるのは、やっぱり一番の宝物だからだと思います。
( F-2 小倉店・大塚 恵美)