J’aime aime Paris! 18ème anniversaire J’aime Paris! 「パリ」 と聞いて思い描くもの。 映画、 音楽、 ファッション、 アート、 カフェ、 ワイン、 色彩、 香り、 etc・・ ・ たくさんのさまざまな魅力に満ちあふれているパリ。 豊かな風土に支えられながら、 古い歴史と最新のモードが同居し、 調和する この街は 「古くていつも新しい街」 。 キャトル・セゾンもそんなパリで生まれました。 日本で皆様と出会ってから 18 周年を迎えることができた今年、 キャトル・セゾンにとっても、 スタッフにとっても 特別な思いのある 「パリ」 をテーマに、 それぞれが思い描く 私の中のパリ を集めてできたのが、 このフリーペーパーです。 いろいろなパリの顔を再発見してみたり、 新たな側面に気づいたり、 行ったことのある方もない方も、 パリの空気を少しでも 身近に感じていただけたら・・・ そして、 キャトル・セゾンはこれからも、 さまざまなフランス、 パリの 魅力的な暮らしを皆様に発信し続けたいと思っています。 10代半ば頃はみんなと同じじゃなくて、少し癖 のあるファッションやスタイルに憧れを抱いてい た頃でした。 ドキドキしながら、大阪のシネマ ヴェリテという小さな映画館に行くのも背伸び の一つで、 それなりに感動したり、時には眠って しまったりしたけれど、 そこには未知の世界が広 がっていて、 いつもわくわくして通っていました。 さまざまな情報やアート、音楽、 カフェ、精一杯 大人っぽいお洒落に小粋なパリジェンヌ気分で ベレー帽。私の青春ともいえる映画館とベレー 帽は、 パリを知らない当時の私の未熟な自己表 現だったといえるでしょう。 (真加部 陽子) 初めてパリへ行ったのは10年前の冬。飛行機を 降りると、 日本とは違う空気、違う香り。 いつも 降りた瞬間の空気感が好きです。 パリ・・・大好 きなものがたくさんある場所・・・マルシェ、 エッ 青空市場 みのない まりなじ 買い物を 本ではあ で 日 。 分 ェ 気 歩 マルシ みんな散 あって、 持った人 が を 感 ゴ 放 には開 大きなカ 印 象 的。 買う側 など。 いるのが るマダム 楽しんで い て し 吟味 りを楽し ワインを 、 おしゃべ て、 だったり い て し りと え、 ものんび 表 情 を変 も、売る側 とともに り。季 節 パリ シェ。 のやりと ないマル の み な がら と こ 飽きる って、朝 早 通っても カゴを持 通っても に入りの す。 まずお気 ら、 きたいで 行 に行った て け ェに出か てマルシ 起きをし 衣) (大藤 留 フェル塔、 チーズ、 ワイン、蚤の市、絵本、 パン・・・ すべてがキラキラして見えます。早起きしてゆっ くり朝食を楽しむのも大好きです。 そして、 たく さんたくさんたくさん歩きます。歩いていて、 エッ フェル塔を遠くからも近くからも見るのが大好 きです。大好きがたくさんあるパリ。 日本にいて 初めてのパリ旅行で、何度もセーヌ河へ足を運 びました。 そして歩き疲れてひと休みしたくなる も、 いろんなところでパリを探してしまいます。 (小倉 淳子) と、BATOBUSに乗ります。BATOBUSは、 セー ヌ河沿いの主要な観光地をめぐりながら河を往 復する水上バスです。時にはぼんやり景色を眺 めながらまるまる往復してしまったり、思い立っ たら降りて、観光やお買い物を楽しんだり・・・メ トロを乗り継ぐのも楽しいけれど、街の中を移動 するのに船に乗るのもなかなか優雅な気分です。 そして何よりセーヌ河はゆったりおおらか、心地 よいのです。 日常にあんな素敵な場所がある、 パ リの人たちがうらやましい!! (前本 良子) 海外です。定 パリは、私が生まれて初めて行った る旅でした。 番の観 光スポットを地下 鉄でめぐ らしく、 「芸術の都」 パリの地 下鉄の駅や車内は あちら 、 絵画や音楽で溢れていました。車内では ンなどの楽器 こちらでバイオリンやアコーディオ の壁には一 を演奏する人たちがいたり、駅構内 日本では見られな 面に絵が描かれていたりと、 その時 す。 い様子 に驚いた記憶 が残っていま は、10年以 上 (回数 券) 使った地 下鉄のカルネ ってい 経った今も、写真と一 緒にアルバムに眠 ウィンドウ 撮った写真。 前回、パリに旅に行って パチリ。子供服を扱うお かれて に惹 プレイ ディス 中 込まれてしまった。 店なのに、大人の私が引き 物。今はどんなディ 買い がお 親子 落な ではお洒 ろう。次のパリ旅行が スプレイがされているのだ (船木 由実子) ます。 (大渕 都) 楽しみだ。 まだ実際に訪れたことのないパリ・・・私には想 いつかゆっくりと旅をす 像しかできないけれど、 べ ることができるのなら、最初にパリを思い浮か フランス映画に登場する女優さんのよ るだろう。 うな洒落た装いに憧れたのがきっかけで、映画 自然とパリの雰囲気 や雑貨、食に興味が湧き、 パリは毎日の を味わえる店へ足を運んでいた。 暮らしのスパイスになるようなモノ・コトが集 それを自分の手に馴染むようにしていく まった、 日本とは違うよさ 楽しみが詰まった街だと思う。 のんびりと を探しに、大好きなパンを手に持ち、 (角山 佳美) パリの街を歩いてみたい。 まだ学生だった頃に、一度だけパリを訪れたこ とがあります。 ヨーロッパのいくつかの国の美術 館を駆け足でまわる旅で、最後に訪ねた街がパ リでした。 自由行動の日、曇り空の下、蚤の市へ と出向きました。 その時買ったのは、 アンティー クの小さな敷物2枚。10代の終わりの私は、 そ モンソーのパン屋さんでサブレを買うこと 。 まだパリに足を踏み入れたことのない私は、映 れだけしか選べませんでした。 その後、古いもの 8年前のパリ旅行のリストに加えたものの一つ 画や本で空想するばかりですが。例えば古い映 への思いはゆっくりと膨らみました。一緒に写っ です。大好きな映画や歌や小説に出てくる街を 画で・・・イヴ・モンタン主演の 『ギャルソン』 。恋 ているガラスの器は、 中野の救世軍バザーで5 少しずつ旅して一生を送りたいと、 なんとなく思 にも人生にも奔放すぎるくらいの男性の役柄が、 年ほど前に買ったもの。帰ってからよく見ると、 い始めたのがその頃で、 パリはその舞台としてよ じつにやわらかな笑顔を持つ彼にぴったりです。 底にはFRANCE VERECO とありました。 パリ く登場する街でもありました。 主人公と同じ場所 この映画の中に流れるような、 どんなことがあっ の蚤の市へ、 いつかまた―。思いは続きます。 ても清々しく、人生を楽しんでしまおうとする感 (大湊 美穂) で佇んでみたり、 同じものを食べてみたり…きっ と見る人が見ればわかってしまうような可笑し 性が、私のパリのイメージです。私たちのお店に なこともやっていたのかも、 あるいはこれからも もこんな空気感を漂わせることができたら。彼の するのかもしれません。私にとってパリは、 そん 笑顔を思い描きながら、毎日お店に立ちたいと 思います。 (柏木 奈穂美) な楽しみ方のできる大好きな街です。 (松田 愛子) かわいい化粧箱に一つ一つきれいに並んで入っ ている色とりどりのマカロンは、 まるでお洒落し たパリジェンヌのようで、箱を開ける度に楽しい 気持ちにさせてくれます。友達とのお茶の時間 や特別なおもてなしの時に、 カラフルなマカロン が顔をのぞかせると、 その場の空気を華やかに 演出してくれて、何となく私たちもパリジェンヌ の気分に。 そんな とっておき のものです。 (永井 宏子) 何という名前の映画だったのかは覚えていない けれど、友人と初めて観たフランス映画の中に 出てきたパリジェンヌ。 ブルージーンズに白地に ブルーのボーダー姿がとてもキュートでした。高 校生だった私と友人は、 どうしてもボーダーが 欲しくなり、何件もの店をまわり、探し、見つけた のがこの 「TRANS・PAC」 のボーダーです。 パリ ジェンヌに憧れて、 フランスに憧れて、初めて手 にしたボーダーも今年で10年目。 ボーダーは今 までも、 そしてこれからも、私の中のパリそのも のです。 (冨山 奈々) 私の中のパリは、映画で観たシャンゼリゼ通りを 歩く新聞売りの女の子から始まりました。数年 前、実際に訪れたパリでは、音楽を身近に感じま した。 メトロでハーモニカを吹いている人。街角 でギターを弾き、 タンバリンを叩いている二人組。 ノートルダム寺院では、飛行機雲がいくつも残る 青空が広がっていて、 アコーディオンの音色が 空高く響いていました。空気がまだ冷たい、一月 の風景です。 (西村 あゆみ) かべ オペラ座を思い浮 えば、 私の中のパリとい すが、 うこともあるので とい 好き ラが オペ ます。 た美しさ、鮮や けて積み重ねてき 長い時間をか に 人の感性を感じず ンス フラ きな かな色彩が好 内装 にシャンデリア、 絨毯 赤い ん。 はいられませ シャガールが すが、天井画は も華やかで素敵で は パリに行ったこと まだ 。 です 描いたものだそう を夢見て…今日も こと く か行 いつ ないのですが、 す。 眠りにつくので 音楽を聴きながら (永桶 可奈子) 【PERNOD/ペルノ:仏産のアニス酒】興味をひ パリには大都市にもかかわらず公園がいくつも あり、季節を問わず人々で溢れかえっています。 ショッピングもカフェも大好きな私ですが、時間 を気にせず公園で物思いにふけったり、本を読 んだりするのは大切なひとときです。 パリの中で も大好きな公園の一つ 「リュクサンブール公園」 は、 ソルボンヌ大学が近いせいか、華やいだワク ワクするような雰囲気です。 ジャズを演奏してい る人、 ロバに乗っている子供たち、 マロニエの木 の下でおしゃべりに夢中になっている学生た ち…。 そんな風景が、 私の中のパリなのです。 (猪股 千草) かれるまで、大した時間は要しませんでしたが、 味を好むまでに2か月を要したお酒です。 パリ 郊外クレティーユで作られるペルノは、 フランス では昼間から飲まれるほど愛されているお酒で、 その話を聞いた瞬間に惹きつけられ、最初に口 にした時はなんてまずい!と思ったのですが、好 きになるまでずっと飲み続けたわけです、勝手に パリを感じつつ昼間から。 いつかきっと、 まだ見 ぬパリへ行ったなら、 まずは昼からペルノを飲む と固く心に誓っております。人に勧めると、 だい たいは顔をしかめるこのパリのお酒は、今年で 200歳を迎えたそうです。 (阿部 祐介) デパート、 スーパー、朝市・・・私はどこに行って も、食材のコーナーを見て回るのが大好きです。 旬の野菜や果物、 肉、魚、調味料・・・そこに集ま る人々の活気を見ながらの買い物は、 日常のこ とではあるものの、 ちょっとした気分転換になり ます。 そして、 その買い物を楽しくしてくれるのが、 パリのマルシェを行き交う人々が持っているよう なカゴのバッグです。 このバッグを持つだけで、 なぜか気持ちが弾みます。 おぉシャンゼリゼ∼♪ (渡部 綾子) パリといえば、 ファッションの街。私の中のパリ パリといえば、 カフェというイメージが強いかも のイメージは、 おしゃれなパリジェンヌたちです。 しれませんが、 たくさんのサロン ド テもありま ブランド物を派手に着飾るというよりは、 シンプ す。 パリのサロン ド テは、 たいてい年配のマダム ルな服をさらりとカッコよく着こなすのが上手な が切り盛りしており、 きびきびと働く姿がとても 印象。 きっと、 シワくちゃのシャツも、穴の開いた かっこいいのです。店はそのマダムの好みのイン ジーンズも、 ぴょいとはねた寝グセまでも絵に テリアで統一され、 お菓子の味もさまざまです。 なってしまうんだろうなぁ。 自分なりのスタイル そんな中で気に入った店を見つけ出すのが、私 を気ままに楽しむ姿こそが、何よりの魅力なの のパリの旅の楽しみでもあります。 まるで、彼女 かもしれません。 いつかは挑戦してみたい、 ボー たちの家にでもいるように、 自然な空間と気負い ダーにベレー帽の王道コンビ。 自分なりの着こ のない接客がとても好きです。 (工藤 美季) なしを楽しめたら、 パリジェンヌに少し近づける かも!? (佐藤 志保)
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