平成25年度定例会 [291KB pdfファイル]

平成25年度三沢市と三沢基地米軍との連絡協議会(概要)
日 時:平成26年2月21日(金)10:30~11:35
場 所:三沢基地将校クラブ
出席者:別紙のとおり
1 開 会
2 開会の挨拶:三 沢 市 長
種市 一正
米軍三沢基地司令官 スティーブン・ウィリアムス大佐
3 出席者紹介
米 軍 側:第35戦闘航空団報道部次長
ケイトリン・サティ中尉
三沢市側:三沢市政策財政部参事兼基地渉外課長 平出 修一
4 議 事
(1)案件(三沢市)
①米軍提供地の臨時使用について(産業政策課)
:大澤委員(経済部長)
これまでも米軍三沢基地関係者の皆様にご協力をいただきながら三沢まつりやアメリカン
デーなど、日米の良好な友好関係によってイベントを開催しており、三沢市の特徴的なイベ
ントとして市内外の方々に好評を得ているところである。
これらの取り組みは他の自治体ではまねのできない非常に価値のあるものであり、三沢市
としては、日米交流の盛んな当地の特色をいかしながら地域の魅力発信と経済の活性化に繋
げたいと考えており、今後も、米軍三沢基地のご協力をいただき、より一層発展させていき
たい。
これらのことから日米のこれまで以上の交流促進と三沢市の活性化を目的としたイベント
を開催するため、米軍基地正面ゲート前緑地帯の使用についてお願いする。
(回 答)ウィリアムス司令官:
正面ゲート前の緑地帯の使用について、最大限努力し、できる限りご協力したい。
それぞれのイベントの開催に当たっては、基地報道部へ依頼文書や詳細について、提出・
お知らせをいただきたい。三沢市から依頼を受け、警備上とか規則上何か問題がないか検討
させていただき、また、ほかのイベントと重複しないように配慮していきたい。
これまでも緑地については、アメリカンデーのイベントで使用した経緯もあるし、昨年末
三沢ライオンズクラブより依頼を受け、クリスマスライトの飾り付け、ホリデーメッセージ
の取り付け等のため緑地スペースを使用していただいた。
基地と三沢市の交流を深めるために、この緑地スペースの使用については最大限協力した
いと考えている。
②イングリッシュキャンプ開催への協力について(教育委員会学校教育課)
:山本委員(教育部長)
今年度、三沢基地米軍ご協力のもと、青森県教育委員会主催の「イングリッシュキャンプ
インミサワ」を開催したところ、募集人数40名に対し応募が240名と大変好評であり、
また「とても良かった」との感想をたくさんいただいたところである。
県教育委員会では、平成26年度も三沢市で「イングリッシュキャンプ」を行いたいとの
意向を示しているため、再度ご協力をお願いしたい。
また、県主催のイングリッシュキャンプは、県内全域の中学生を対象としており、参加希
望が多数の場合は抽選となり、昨年、三沢市内生徒の参加者は1名だけだった。そこで三沢
市教育委員会では平成26年度、三沢市内の中学生を対象に、市主催の「イングリッシュキ
ャンプ」を独自に開催したいと計画している。日程が、県のイングリッシュキャンプと近
く、米軍関係者の方々にも大変な負担をかけることになると思うが、協力いただきたい。
日程については、県教育委員会主催のイングリッシュキャンプが平成26年7月31日よ
り8月2日までとなっており、8月1日に基地内見学等を予定している。
また、市主催イングリッシュキャンプは、平成26年8月6日より8月8日までとなって
おり、8月7日に基地内見学等を予定している。
ご協力いただきたい内容は、基地入門パス申請、基地内の見学及び体験する各施設との連
絡調整及び昼食会場の手配である。
(回 答)ウィリアムス司令官:
昨年に引き続き、今年も三沢基地としてイングリッシュキャンプを支援していきたい。
昨年は昼食の時にイングリッシュキャンプに参加された皆さんと話をする機会があった。
このプログラムは非常に素晴らしいもので、今年はさらにより良いものになるよう期待して
いるし、その努力をしていきたい。
今年は、青森県教育委員会主催のものと、三沢市の教育委員会主催のものがあると伺って
おり、両方とも支援をしていきたい。
日米交流が頻繁に行われているが、特に青少年の子供たちにとってこのような機会という
のは、大変意義深く思い出に残るものと思っている。私の高校2年生の娘も、三沢高校の英
語クラブの皆さんといろいろ交流しており、私の娘の所属する高校のクラブの子供たちもイ
ングリッシュキャンプに対して何かお手伝いができるのではないかと思っている。
青森県の主催するものと三沢市の主催するもの、
どちらもちょうど多忙な時期ではあるが、
一定の調整等最大限の努力をしてサポートしていきたい。基地報道部を通じて参加者名簿の
提出、また、基地への立ち入り等様々な調整を行うので、詳細については市の担当とともに
進めてまいりたい。
(2)報告事項(米 軍)
ウィリアムス司令官
本日は、本当にお忙しい中おいでいただき御礼申し上げる。まずは去年のイベントをとり
まとめたビデオを作ったので、それを見ていただきたい。
(スクリーンにスライド上映。5分程度)
このように皆様とのイベント、交流に参加することは、私たちがここ三沢に滞在するため
に、とても意義深い。
この場を借りて、三沢基地と三沢市の友好関係をさらに発展させるために提案させていた
だきたい。基地の多くの住民が、地域住民の方々と理解と、そして交流をたくさん深めたい
と願っており、そのために、基地の団体と、市の団体同士で交流を持っていただきたい。す
でに基地内のいくつかの団体が、市内の団体との交流を始めているので、例を紹介したい。
基地には青年商工会という団体があり、そちらと三沢青年会議所の皆さんと昨年から主に
交流を開始している。三沢まつりの中日に実施されている神輿フェスティバルでは、まず共
同で神輿を作り、そして当日祭りに参加している。
また、市内で野菜等の収穫の手伝いをしたりして地域の理解を深める努力をしている。お
互いに年齢が近いので、パートナーとして交流し、個人のレベルからだんだんとお互いの団
対同士の関係を深めていっているので、こういった交流はこれからもずっと継続してほしい
と願っている。
それから基地にはフォーカス56という団体がある。これは下士官の皆で構成されている
組織だが、ここ最近の活動としては、社会福祉協議会の会員と協力して、ここ何回か降り積
もった除雪のボランティアに参加している。この団体は、夏は市内の清掃活動のボランティ
アもやっている。除雪の活動については、助けを必要としている方がたくさんいて、我々も
その一助になれればとは思っているけれども、
ボランティアに携わる基地の隊員にとっては、
雪を経験したことのない者もいることから、
こちらとしても大変貴重な体験にもなっている。
このような素晴らしい取り組みや活動をさらにいろいろな機会を通じて拡大していきたい。
基地住民には率先してボランティア活動等様々なことに市の皆さんとともに取り組んでいっ
てもらいたいと思うので、本日ご出席の皆さまからのご協力で、そのような機会を作ってい
ただきたい。そして、三沢市と三沢基地の強固なパートナーシップをより強い絆として益々
発展させていきたいと願っており、それが三沢市の指針である「共存共栄」に繋がっていく
というふうに思っている。
今年三沢市では大きなイベントがいくつもあると伺っている。港まつりは30周年、七夕
まつりは60周年、そして夏に行われる三沢まつりが90周年を迎えると聞いている。基地
としても、これらイベントの重要性を十分理解し、皆様とともに協力し楽しみたい。
また、様々な機会を通して皆様とともに協力し、いろいろなことを達成できる機会がたく
さんあることを願っている。
三沢市の皆様と良好な友好関係を保つためにも、本当は案件として出すのが良かったが、
案件がないということは「良い」というでもあり、様々いろいろなことが発生しても、案件
とする前に皆様から様々多くの形で話をいただき、
それに従って取り組みを考えていきたい。
私がいつも皆様からいただいている好意に対し、私も精いっぱいのお返しということで取り
組んでいきたい。
“ありがとうございます。
”
(3)その他
城殿3空団司令
本日は正に日米の交流、そして三沢市との友好を醸成する良い場であった。航空自衛隊三
沢基地も三沢市に在住する基地として次の年度に向けて、いろいろな大きな行事にしっかり
と参加していきたいと思っている。そして、米軍とは同じミリタリー同士ということで、引
き続き協力していきたい。先ほど航空祭の写真などが写されましたが、日米の間、そして三
沢市と自衛隊の関係を引き続き良好な形で維持できるよう協力してまいりたい。
5 閉会の挨拶:三 沢 市 長
種市 一正
米軍三沢基地司令官 スティーブン・ウィリアムス大佐
6 閉 会
出席者名簿(米軍三沢基地側)
(敬称略)
(米側)
◎構成委員
第 35 戦闘航空団司令官兼米軍三沢基地司令官
第 35 任務支援群司令
米海軍三沢航空基地隊司令
第 35 整備群司令
第 35 医療群司令
第 35 作戦群副司令
第 373 情報/監視/偵察群副司令
第 35 戦闘航空団先任下士官
第 35 戦闘航空団報道部長
第 35 戦闘航空団報道部次長
大佐 スティーブン C. ウィリアムス
大佐 ダニー P. ジョンソン
大佐 クリストファー ロードマン
大佐 ベンジマン ディヴィス
大佐 アルデン ヒルトン
中佐 ジョン スーエル
中佐 ベヴァリー テンプレマン
最上級曹長 ゲーリー シャープ
大尉 コーリー レヴェレット
中尉 ケイトリン サティー
◎通訳
第 35 戦闘航空団司令部
米海軍三沢航空基地隊渉外室
長谷川 京子
西堀 裕子
出席者名簿(三沢市側)
(敬称略)
◎構成委員
三沢市長
三沢市副市長
三沢市議会副議長
航空自衛隊第三航空団司令兼三沢基地司令
東北防衛局三沢防衛事務所長
独立行政法人駐留軍等労働者労務管理機構三沢支部長
三沢警察署長
上北地域県民局地域健康福祉部保健総室長(上十三保健所長)
三沢市教育委員会委員長
(市長の指定する者)
三沢市教育長
三沢市消防長
三沢市政策財政部長
三沢市総務部長
三沢市民生部長
三沢市経済部長
三沢市建設部長
三沢市上下水道部長
三沢市教育委員会教育部長
◎その他
航空自衛隊第三航空団司令部監理部長
東北防衛局三沢防衛事務所業務課長
上北地域県民局地域健康福祉部保健総室
青森県総務部防災消防課総括主幹三沢市駐在
青森県総務部防災消防課主幹
三沢市政策財政部国際交流課長
三沢市経済部産業政策課長
三沢市教育委員会学校教育課長補佐
◎通訳
航空自衛隊第三航空団司令部監理部対米調整班
東北防衛局三沢防衛事務所業務課
三沢警察署渉外官
三沢市政策財政部基地渉外課
◎事務局
三沢市政策財政部参事兼基地渉外課長
兼基地渉外課副参事兼課長補佐
基地渉外課課長補佐
渉外係長
種市
米田
堀
城殿
後藤
渡邊
安達
工藤
熊野
一正
光一郎
光雄
保
公孝
茂
敏行
淳子
稔
吉田 健
田村 斎
中西 敬悦
佐々木 卓也
宮古 直志
大澤 裕彦
沼山 明
今村 哲也
山本 文彦
荒川
菅野
蛯名
栗本
三上
中里
遠藤
東
富美子
高広
勇登
一彦
英昭
聖子
恵介
直実
中奥
工藤
町屋
山端
勝貴
睦美
司
幸雄
平出
三浦
山下
山本
修一
剛
勝憲
京子