2012年2月

2012 年 2 月 29 日の一言
うるう年の 29 日。4 年に一度のこの日。にんにくの日、というのが今日という日というこ
とだ。ニンニクの生産量日本一の青森県田子町が実施したという。ニンニクを使用した健
康食品を販売する株式会社健康家族が制定したのがニンニクの日。別ににくの日ともいう。
こちらは毎月あるが、都道府県食肉消費者対策協議会が制定した日と言う。肉をしっかり
食べましょうと言うこと。健康第一、たんぱく質をとることは体のためにも大切なこと。
さて、今朝は雨であるが、関東甲信越地方は雪。朝のニュースでも八王子、新宿、渋谷などで
雪が降って積もっていると言う。ビジネスマンも雪のため朝早くいつもより家を出たなどとい
う街頭インタビューが流れていた。今年は寒い、雪も多い。夏はどうなるのかと思う。午
後には雨も上がり、東海地方ははれるというが、落ち着いた穏やかな天候が望まれる。
2012 年 2 月 28 日の一言
エルピーダメモリが負債 4480 億円を抱えて破綻した。驚きである。日本を代表する半導体
メモリ製造会社であったのに(日立製作所、三菱電機、NECのメモリ事業部を統合してできた)。
リーマンショック以降、経営面で苦しいことは新聞などでも報道されていた。坂本社長は苦しくな
ったときでも強気の経営戦略で乗り切ってきたが、今回は政府も見切った感じである。円
高、韓国など他会社との価格競争、高額な設備投資、と言ったことに太刀打ちできなくな
ってきたことが原因だと思う。また、韓国サムスン電子は脅威である。また、コンピュータへの
DRAMからモバイル系・スマホ系への切り替え戦略への遅れなどもあったかもしれない。国内
の電子機器メーカは総じて、今年度の業績は悪い。ものづくりの根幹として軸足をどこに
置くのか、ものづくりとサービスとの連携を図り、運用サービスで顧客をつなぎとめていく。ビジ
ネスの基盤つくりを急がないと、本当に大変な国内経済状態となってしまうかもしれない。
社会福祉政策ばかりきれいごとで、国の経済が上向かないなら、税金自体も払えなくなっ
ていく。行政自体が破綻するようになっていくかもしれない。そんなことにはならないよ
うに、自由経済政策の下で、しっかりと国を運営して欲しいと思う。
2012 年 2 月 27 日の一言
昨日 JR に乗っていたら、
母親と 2 歳位の子供連れが乗車してきた
(ベビーカーを引いていた)
。
子供と母親は仲良く話していた。降車駅になると、子供が母親のほうを向き話かけながら
出口に向かい、出口から足を踏み出したと思ったら、列車とプラットフォームの間に足を
落とした。幸い、プラットフォームにいた人が子供を引き上げたので、何事も無かったよ
うにすんだが、幼い子供をつれて移動する際の危険性の一こまを見た。ついつい夢中にな
って、集中が別のところに向かうと、何かとんでもないことにつながってしまう。そんな
ことを改めて感じたことであった。さて、昨日は東京マラソンがあり、実業団に所属しな
いフリーランナー前田氏が 2 時間 7 分台で 2 位となった。川内氏が注目されていたが、14 位
に終わった。日本の男子マラソン界は停滞気味。どんな人が出てくるか。大学駅伝で注目
された選手がいまひとつマラソンの世界では目立たない。大学時代に力を出し切ってしま
うからなのか。さびしい気持ちもする。
2012 年 2 月 24 日の一言
模範解答がないこの時代の中で、どのように乗り切るか。全ての分野でそんな感じがする。
昭和 40 年代は見本があり、それを追い抜くことだけでよかったが、今は、自ら開拓して切
り開かなければならない。こうしたいと言う強い意志を持って、それに向かって突き進ん
でいく時代なのかもしれない。みんなの意見をまとめて、調整して、なんていっていては
何も進まないのかもしれない。合議制と言う言葉のいい加減さが、今の日本の状態を象徴
しているのかもしれない。昨夜の NHK テレビ番組で、アフリカの少雨民族の生活の様子が流れ
ていたが、生活に必要なものを持たず、狩猟で生活する人たちであった。文明とは程遠い
ものであったが、その 1 日を生きると言うことで、年なんてないと言っていた。耕作する
と言う考えもない。自然と共存し生活している姿には驚くばかりであった。生きた知恵そ
のものだなと思った。居住地を求めて、移動して生きていく。そんな生活はまさに、日本
での縄文以前の姿なのではなどとも思った。文明の中で便利さや物質的な豊かさを求めて
生きているわれわれであるが、生きていく、と言うことについて考えさせられた。
2012 年 2 月 23 日の一言
地球温暖化とは、地球全体の平均気温の上昇で従来の気候システムが変化し、予期せぬ異
常気象が増える可能性が大きくなる現象と、ネットに出ていた。認識を改めることになった。
今冬のような寒い日本はどしてか。その原因は完全には解き明かされていないが、ネットに出
ていたこの異常気象のメカニズムを読んでいて、なんとなく、その意味がわかった。それ
はこのようなものである。(1)温暖化によって北極海の氷が解ける。(2)海氷は太陽光
の反射率が海よりも高いので、面積が小さくなると従来より太陽の熱を吸収しやすくなる。
また、海氷は海から大気への熱伝達を遮断する働きをするが、海氷面積の縮小で北極海周
辺の待機があたたまる。
(3)温まった大気の上空で気圧が高くなる(4)偏西風帯のジェ
ット気流がスカンジナビア半島北東、北極海のパレンツ海付近で北側に押し上げられ、その反動で
シベリアから中国大陸に向かって南側に大きく蛇行する(5)蛇行によってシベリア高気圧を強
める作用が働き、強い寒気が中国大陸から日本列島に南下する。と言うことであった。さ
らには、海流の流れ、つまり海水温と塩分濃度への影響に伴う、地球規模の海流(太平洋、
インド洋、大西洋間に渡る)の表層海流と深層海流の流れへの影響も見過ごせないと言う。
この海の海流のコンベアが止まって寒冷化が進行すると言う解説もされていた。地球規模
の壮大な仕組みはわからないことも多く、この地球の物理現象の奥深さを感じた。
2012 年 2 月 22 日の一言
修士の発表会が昨日終わり、学科での大きなイベントが一段落した。今年度の残りは、来
年度に向けての準備や体制つくりを考えていかないといけない。今年の入試の状況は昨年
と同様、厳しいものではあるが、最終的にどれくらいの入学生数になるのか。気になると
ころである。それに併せて、学びの体制をどうして行くか。改革路線で突っ走らないとい
けない。これまでと同じやり方では、何も変らないという気持ちである。どこまでできる
か、そんなところである。この頃、年を取っていくことで、無理が利かなくなっているこ
とを感じる。企業にいれば、退職して、次の会社で、残りを送ると言う感じであるが、な
んとなく、違う感じというか、求められているものが違うようにも感じる。はたして、続
くかどうか、ちょっと気になるところでもある。
2012 年 2 月 21 日の一言
山口県光市で 13 年前に発生した母子殺害事件。事件当時18歳の少年に対する司法判断が
5回の判決を経て下された。被告側の上告を退けて、死刑が確定した。事件は、むごいも
のである。一般市民の立場からすれば、18歳の少年が起こした事件とはいえ、母親と幼
児を殺害したことへの同情の気持ちはわかない。昨夜のニュースでは、少年の生い立ちが流れ
ていた。それを見ていると、家庭における夫婦関係がよくなく、家庭内暴力もあったよう
で、その結果か母親は自殺している。その中で、少年の精神も永久を受けていき、成長で
きないまま体だけが大きくなったと言う印象をニュースを聞きて感じた。こういう人間形成が
正常に至らない者が増えているのではないかと感じる。夫婦関係は夫婦2人が耐え我慢し
て築き上げていくものではあるが、戦後教育の慣れのはてで、自分の権利ばかり主張し、
社会コミュニティ内で生きていくと言うことに対して我慢する、相手のことを思いやると言うよ
うなことを親もコミュニティもいわなくなったことの結果ではないかと感じる。日本が抱える社
会のいびつな姿ではないかと感じる。日本社会はこれからどうなっていってしまうのか、
学校って、社会って、どうして行けばいいのか。一つの事件を通して、考えさせられる。
2012 年 2 月 20 日の一言
昨日、ジョギングをしていたら犬を連れた人がいた。あと少しで家に着くというところで
あった。そんな時、犬がワンとほえて足元に。犬が足に絡まったわけではないが、足が何
か引っかかった感じになって、転んでしまった。足、肩、肘に怪我をしてしまった。まあ、
仕方ない。結果は受け止めるだけである。さて、先週末は、卒論発表会があり、1 年間の卒
研取り組みを報告し、無事に終えた。終わればさっぱりしたもの。みんなそれぞれに散っ
ていった。後は、卒業できるかどうかの判定会議の結果を待って、単位も見たいしていれ
ば晴れて卒業である。その前には、就職を決めると言う難題が待っている。未だに内定を
取れていないものもいる。小職の研究室も同様。とにかく、内定を勝ち取れるように、気
を抜くことなく取り組め、と促した。一方で、現 3 年生の卒研配属も決まり、来年度をど
うして行くかと言うことも考えないといけない。今年度と同じようなことをしていては、
苦しい。何か策を打たねばと、考えているところである。
2012 年 2 月 17 日の一言
昨日から寒波が日本列島を覆うようになり、今朝の天気予報では仙台市なども雪で、日本
海側も、また太平洋側も所によって雪になると言う。今年は、気流の流れが例年と違い、
日本列島日本海側では豪雪となっていて、雪による事故も多い。さて、本日は卒研発表で、
1 年間の成果を発表する。しっかりと発表をして欲しいと思う。この時期になると、1 年間
を振り返るようになる。ああだったな、こうだったな、と。そして年度末を迎える。今年
度も残り 1 ヶ月半というところ。さてと、と言う気分である。
2012 年 2 月 16 日の一言
電機メーカ各社の業績が悪い。円高、法人税、電力料金+供給、環境対策、貿易自由化の
遅れ、労働規制の 6 つの要因があると言われている。そんな中で、NEC、東芝、ソニーな
どなど数百億円以上の赤字決算が報告されている。何とか決算で黒なのは日立製作所か。
ソニーなどはストリンガー会長/社長から平井副社長が昇格して社長になるようであるが、
ストリンガー会長は取締役か何かで残るようである。経営責任からいえば、そんなことでよい
の?とも感じる。ソニーは先の出井元社長時代のあたりから、ハードからソフト・コンテンツ重視傾向
になった。一方のアップルは故ジョブス氏の下で、ハードを見直しハードにもこだわり、コンテンツを
乗せると言う発想で攻めて業績を上げているように感じる。テレビも日本のメーカは撤退してい
るが、アップルはテレビに対しても新たな投入を図っていると聞く。今の日本は、何か視点がず
れているのではとも感じる。そんな中、三洋電機の白物家電を買収した中国ハイアールが日本の
市場を狙って攻めてくる。どうなるのか日本の電機産業業界。
2012 年 2 月 15 日の一言
昨日はバレンタインデーであった。事務局に行ったら、小さな箱をいただいて、エット驚
いた。日頃の気持ちです、と、事務局女性職員一同と記されて頂いたら、返さないと・・・。
そんななか、事務局で話をしていたら、12 日の大会のデジタル写真を、皆さんが見ていて、
大会参加者が一生懸命走っている姿を見て、花咲いていた。さて、ニュースなどを見てい
ると、EU における経済、特にギリシャ問題やフランス国債格下げで、その混沌状況がどうな
っていくのかが気になる。景気回復が望まれる中で、日本国内を見ても、さっぱりの状態
で、歳出の無駄削減も中々進まない。国会議員定数削減についても、それぞれの党の思い
もあり、議席数確保のことでなかなか決まらない。総論賛成、各論反対。そんな感じであ
る。強烈なリーダが出て、国のあり方を根底から変えてしまう、と言うくらいなことがな
いと、この国は変らないのかもしれない。明治維新のようなうねりが欲しいように思う。
2012 年 2 月 14 日の一言
かつて、石油危機において日本人は、節約をし、技術開発で乗り切った。
「もったいない」
、
と言う文化は子供の頃からよく言われたものだ。それから、時代は過ぎ、消費が美徳とな
り、無駄をなくすと言うことが失われたが、昨年の大地震で、節約、省エネ、が叫ばれ、
特に、電力供給において計画給電と言う形で、電力が物理的にこない、状態が実際にある
と、その電力のありがたさが実に良くわかる。電気なくして今は過ごせない。産業も経済
も成り立たない。電気を安定供給すると言うことの意義がわかるというもの。東京電力の
経営がどうなるのか、そんなことを連日のニュースを見ていると感じる。これは東京電力だけ
でない。いつ、他の電力会社もどうなるのか、と言うことにつながる。原子力発電所の再
稼動ができなければ、全ての電力会社が、経営において赤字に転落しかねない。安易に電
力料金を上げれば、産業界に影響を与える。昨夜のニュースでは企業ユーザに東京電力は 10 数%
の電力料金の値上げを考えていて、それによって、中小企業では電力量だけで年 300 万円
を超えることになり、利益が吹き飛んでしまうと言うことが出ていた。そんなことでいい
のであろうか。日本の産業や経済はどうなってしまうのか。心配である。津波に対する認
識、軽んじたことが全ての始まりである。どうなっていくのか、ある雑誌によると、資産
家や企業が日本脱出を始めていると言う。この国はどうなってしまうのか。
2012 年 2 月 13 日の一言
昨日、蒲郡市の三河湾健康マラソンの 10km を走った。家を出たときは穏やかで、ちょっ
と寒いくらいであったが、午前 9 時頃からは風が出始め、スタート時には風が吹き、レース中
は向かい風と追い風を受けながら走った。土日は練習がなかなかできなかったが、時計を
見ながら、走った。タイム的には 45 分を破ることはできなかったが、まだ、なんとか走り
きるきることができるな、と思った次第である。さて、歌姫であるホイットニー・ヒュー
ストンさんが宿泊先のホテルでなくなられたと言うニュースが流れた。グラミー賞を 6 回
受賞されている方であるし、まだ 48 歳。なんとも突然の出来事にびっくり。事件性はない
ということらしい。ご冥福を祈る。天気予報に寄れば午後からは天気が崩れ、水曜日まで
雨や雪などが降るらしい。いやはや、天気が悪いことは気分も悪くなる。それにしてもインフ
ルエンザがはやっている。今朝のニュースでもその患者数の上昇傾向に注意を名がかけていた。
A 香港型のようで、幼児へのインフルエンザからの脳症への注意を呼びかけていた。気をつけてい
たいと思う。手洗い、うがいの励行が一番のようである。それと、睡眠を十分にとり、体
力を保つこと。
2012 年 2 月 11 日の一言
本日は建国記念日である。
「建国をしのび、国を愛する心を養う日」として、1966 年に「建
国記念の日」に定められた日と出ている。日本の起源とは?と思うことがある。親の世代
は尋常小学校・国民学校において、国の起こりなど神話等を元に話を聞き、紀元節を祝っ
ていたが、戦後 GHQ が紀元節を禁止し、日本人ながら、日本国の起こりと言うことを知る
こともない状態になってしまった。神社などでは紀元節を祝うことが粛々と続いている。
今、web などで見てみると、日本書記では、日本国を統一したカムヤマトイワレビコノミ
コトとは、初代天皇になった神武天皇であると書かれているという。イワレビノミコト(神
武天皇?)は、現在の建国記念の日にあたる、辛酉元旦(現在の暦に直すと紀元前 660 年 2
月 11 日)に、大和の橿原〔かしはら〕の宮で即位したとされ、そこから 2 月 11 日を「建
国記念の日」に定めたという説もあるという。日本独自の神道は神に由来する。神様を敬
い、日本人であることを、日本の起こりを探ってみることも良いのではないか、と感じた。
2012 年 2 月 10 日の一言
今朝のニュースでは、新潟県(町の名前は覚えていないが)で 3m97cm の積雪だという。
4m 近くも積もる雪なんて、生活が大変だろうなと、数字を見ただけでぞっとしてしまった。
この気象状態を見ていると、高気圧と低気圧の状態が大きな支配要因で、大気の動き、寒
波の動き、さらには海流の動きが加わることで、暑い、寒い、酷寒、酷暑などとなってし
まうようにも思う。自然の力には人は逆らえないとツクヅク思う。さて、今年はうるう年。
地球の自転は 1 日 1 回だが、1 秒の基準(セシウム 133 原子の固有のエネルギー間移行の周期
を元にする)によって作られた時刻(国際原子時)と生活時間帯の地球の自転に基づく世
界時との差分(地球の自転の揺らぎ、月の引力による潮の満ち引きなどで遅れる)の補正
のための「うるう秒」が挿入される。うるう秒は 1972 年から 24 回挿入されたが、賛否両
論があるのだという。廃止論者の言い分は、挿入が規則的でないため、人によるプログラムの
修正などが必要で間違いが発生する可能性をあげていると言う。賛成論は、今まで実質的
に問題なく、天体観測用望遠鏡やアンテナの制御などは両時刻の差が 1 秒を超えないとの
前提で設計されているというのだそうだ。たかが 1 秒、されど 1 秒。先日の国際電気通信
連合の議論でも決着がつかなかったと言うことが新聞に出ていた。もし、うるう秒を廃止
すれば、累積する時刻の差が将来、正午が朝となるような生活になるようになるのかもし
れない(ずっと先のことであるが)
。この「うるう秒」、今年は 7 月 1 日午前 8 時 59 分 59
秒と午前 9 時の間に午前 8 時 59 分 60 秒として挿入されるのだそうだ。
2012 年 2 月 9 日の一言
雪が北日本や日本海側で降り積もっている。例年の 2~3 倍、一晩で数十 cm も積もるとい
うニュースを見ると、大変だなと感じる。連日、雪下ろしをしても、翌日には降り積もる。自
分であれば、そういった生活にまいってしまうであろうが、耐えている方々の様子を見る
と、辛抱強いというか、感心してしまう。環境が人を強くする。そんな感じがする。さて、
昨夜午後 9 時 1 分に、佐渡島で震度 5 強の地震が発生、新潟県の柏崎などで震度 3 のゆれ
と言うニュースがテレビを見ていたら飛び込んできた。昨年の東日本大震災以降、日本各
地で地震が発生している。東で発生した歪が西方各地へと、関東地域へと、広がっている
のかなと感じる。昨年 3 月 11 日の地震は、日本列島を東に動かし、地軸を動かしたようで
あるが、地球規模でどのように影響したのか。それが今後どのように影響していくのか。
本当に気になる。[日本沈没」ではないが、この国はどうなっていくのかと気がかりでもあ
る。
2012 年 2 月 8 日の一言
岡山県倉敷市の JX 日鉱日石エネルギー水島製油所で建設中の海底トンネルで発生した事
故。行方不明 5 名の方が安否が気遣われるが、海底での工事は命と向き合った工事なのか。
助かった人の事故当時に味わった恐怖を思うと、ぞっとする。自分がそういう目にあった
とき、自分ならどうなっていたであろうか。ニュースによれば、困難な救出方法について
検討をしていると言う。このような事故が続かない事を願う。さて、ニュースを見ていると、
日本の製造業の行政状態が思わしくない。シャープ、NEC、三菱電機など名だたる企業が
赤字になっている。その額も数千億円である。円高、東日本大地震、タイ洪水などの要因
はあるが、とにかく、この状態は危ない。日本のものづくりビジネスのあり方を見直すの
か、これが一時のことなのか。大変な事態というべきであろう。上流工程の企画・設計は
国内やユーザ集約地域/国を拠点に役割を決め、製造はコストメリットの出る拠点地域に移り、保
守運用はユーザ各地域ごとに、と言うような形になっていくのではないかと思う。アメリカとの
TPP に関する事前協議が始まったが、アメリカは自国内の雇用の創出・確保が主なる観点
であると思う(オバマ大統領の公約になるから)
。その点で、有利となる事を条件にするだ
ろう。単なる産業製品の自由化貿易と言うことではないと思う(以前の牛肉・オレンジ・綿製
品などの貿易自由化交渉とは違うと感じる)
。そのために、日本に対して何を要求してくる
か。日本もそれに対して交渉できるかどうかということかと思う。
2012 年 2 月 7 日の一言
牛丼はたまに食べるが、ネットを見ていたら、吉野家ホールディングスの「吉野家」の 1 月の売上高
は、」前年同月比 7.8%減だという。
「すき家」は同 4.8%減、
「松屋」も 0.6%減と、牛丼大手
3 社がそろってマイナスとなったという。さて、この状況ではあるが、今後どうなるか。食
は、文化である。どういう流れが、今後、牛丼チェーンに出てくるか。気になるところで
ある。さて。今朝新聞を見ていたら、セブンアンドアイホールディングスの新聞 1 面広告
が出ていた。それを見ていて、西武・SOGO 等もグループなんだと、その他の企業名が並ん
でいるのを眺めた。名だたる企業があり、改めて、この企業群と言うものを認識した。企
業グループを考えた際、生産から流通、小売までを統括して大きなグループを構築するとい
うことが頭に浮かんだ。別の新聞を眺めていたら、太陽光発電システムについて、従来の
メーカおよび販売流通チャネルのビジネスモデルでは、太陽光発電コストが 40 円/kWh であるが、これ
を流通経路を見直すことで 20 円/kWh 近くを目指せると言うことが出ていた。日本国内に
おける流通網における課題を示しているのではないか、と感じた次第である。
2012 年 2 月 6 日の一言
若手ダンサーの登竜門といわれるローザンヌ国際バレエコンクール選考会で、神奈川県厚木市の菅井
円加さんが優勝したと言うニュースをみた。すごいことだと思った。インタビューで、本人が一生懸
命つらい練習をこなしてきたことを述べていたが、まさに、きわめる事をあきらめず、取
り組むと言う気持ちと、努力の賜物である。見習うべきことがおおい。さて、日曜日の番
組での政治討論の番組を見ていて、この国はどのような方向に向かおうとしているのかと
感じた。年金制度とか社会保障制度など、税と社会保障の一体改革というが、自公時代か
らの、国民受けすることを述べて票だけ稼ぎ政争するだけで、本当に国のあり方を変えよ
うとしているのか。官僚の考え方も変えるというくらいの心意気があるのかどうかと感じ
た。給与も増えない、若者の雇用も増えない、少子化・高齢化していく中で、単に、金持
ちの資産を奪えと言うことでは、国は滅びていく。欧米諸国では、国を富ませる施策を検
討している。産業を振興させ国力を増し、経済力を付けると言うことをしなければ、少子
化自体も解消しないと思う。各省庁が抱える行政法人自体、本当に必要なのか。民間に任
せることができないのか。などと思う事もある。それは地方行政でも同じである。税金を
本当に有効に使っているのか。等とも思う。
2012 年 2 月 3 日の一言
地球上で一番北の町、ノルウェーのロングイヤービエン。そこは、フリーゾーンで、国籍
が違ってもビザなしで働けると言うところだと言う。石炭採掘がロングイヤービエンの起
こり。昨夜のテレビでの番組を見ていて、酷寒、太陽を見る日も少なく、照明での人口太
陽で昼間をつくって生活している様子が出ていた。さらに、世界中の人が集まってきてい
る様子はなんとも世界の中の町と言う感じがする。-20℃いかが連日続く中で、太陽を見
ることなう生活する。自分がそんな地に行ったとき、本当に生活できるか、疑問に思って
しまうが、番組を見ていて興味を持った。さて、昨日は名古屋でも 15cm の積雪で、雪によ
る事故が多発したと、ニュースで流れていた。都市部は雪に弱い。雪に対しての生活の防備や
知識が無いことが原因であろうし、生活上、雪がそんなに降る何と言うことが、ほとんど
希であるので、気持ちとしても準備が無いこともある。備えあれば憂いなしとはいうが、
自然現象はいつやってくるかわからない。難しいことである。それはそれとして、本日は
節分。豆まきである。明日は立春で、春になる。
2012 年 2 月 2 日の一言
朝起きたら、一面の雪。5cm くらいは積もっていただろうか。昨夜は寒いと思ったが・・・。
家から、駅までの道中は、横なぐりの雪。走る車も速度を落として運転していた。道路の
一部は凍結しているところもあり、蛇行運転する車もあり、気をつけてて行こうと思いな
がら来た。不思議なもので、雪が降っていたのは豊田市の辺りで、蒲郡や幸田のあたりは
昨夜、雪は降っているがうっすらと言う状態。駅を下りて学校まで歩いていると、交差点
を曲がろうとする車が、白線の上でスリップを目にして、ヒヤーっと。冷えて、凍結状態
になっている。学校前の上り坂は、車が大渋滞。雪が降ると、交通網は影響を受ける。本
日も、昨日同様、定期試験時間が大幅に乱れるのかな、などと思った(昨日は JR の踏切で
の事故で乱れた)。ニュースに寄れば例年に比べ 2 倍近く雪が降り積もっているところも多く、
平成 18 年の豪雪以来の豪雪と言う。いやはや、大変である。雪かき等で亡くなられる方も
いる。こんなときの雪かきボランティアと言うか、職のない人に働く場を与えて生活の糧
にするなどということでも良いのではないかと感じる。日本貿易収支は赤字になったが、
シャープ等、電機メーカも赤字の企業が多い。経済・景気が上向かず、税金ばかりを取り、
国家財政の支出を切り詰めることをせず、国民受けするきれいごとだけをいい票集めだけ、
格差是正の声での悪平等がはびこり、楽して生活することだけに頼り、保護を受けても恥
とも思わない。資産家や企業の資産を分捕ることだけで、国力を高めようと言う発想がな
い状態では、企業も海外に出て行ってしまい、この国には何も残らなくなってしまうので
はないかと感じる。
2012 年 2 月 1 日の一言
2012 年も 1 ヶ月が過ぎてしまった。あっという間である。2 月、如月である。さて、今月
も卒業研究関係でばたばたが。とにかく、卒論の締め切りが来週の月曜日、小生の定期試
験も月曜日。そんな状況で果たして対応できるかと、気になっている。さらには、入試、
や高校へのガイダンスなど。いずれにせよ、一つ一つすすめて行くしかない。さて、今日は午
後から雪も降りそう。気をつけていたい。