ブックレビュー 12月号

2015 年12月10日発行
大分県大分市上野丘2-10-1
大分県立大分上野丘高等学校
文責:
図書館
坂井君子(学校司書)
日本の不思議な習慣
クリスマスは、フランシスコ・
ザビエルとともに伝来して 450 年の
外国から見た日本のクリスマスは、不思議
歴史があるといわれています。1552
な習慣があるそうです。
年、
1.チキンを食べる。 これはケンタッキー・
現在の山口県の教会で降誕祭の
フライド・チキンが広めた。
ミサを行ったのが最初のようで
2.クリスマスの25日ではなく24日のイ
す。
ブに盛り上がる。 これは山下達郎のせい?
しかし、江戸幕府のキリスト
3.プレゼントは1個。 欧米では、たくさ
んのプレゼントを貰う。
教
禁止令により消えてしまいます。再びクリスマス
4.定番のショートケーキは日本だけ。
が始まったのは、明治時代でこの頃から「子ども
欧米では、クッキーや焼き菓子が多い。
福袋」が登場しクリスマスのプレゼントとして定
5.イヴに恋人と過ごす
着したようです。今では年中行事になり、12 月
で祝う。
欧米では、家族
(インターネットから)
に入ると街はクリスマスのイルミネーションや音
楽で華やぎ、心浮き立つ季節の風景になりまし
た。
『世界で一番の贈りもの』
マイケル・モーパーゴ著
『クリスマス・カロル』ディケンズ著
村岡花子訳
『飛ぶ教室』ケストナー著
丘沢 静也訳
『クリスマス・プレゼント』ディーヴァ著
『クルミわりにんぎょう』
ホフマン 原作
ジーン・リチャードソン 再話
マイケル・モーパーゴ著
『クリスマスってなあに?』
ジョージ・G・ロビンソン著
『大統領のクリスマス』 鷺沢 萠著
らの手紙』
戦の最中におきた実話を
元に書かれています。
物語は、古道具屋で見
つけた机の引き出しに入
っていた一通の手紙から始まります。それは、最前線
で戦う兵士が妻に送ったものでした。そこには、戦場
『世界で一番の贈りもの』
『ファーザ・クリスマス
1914 年第一次世界大
サンタクロースか
トールキン著
の様子が綴られていたのです。
クリスマスの朝、イギリスの兵士ジムは、敵であるドイ
ツの兵士から「メリークリスマス」の声を聞きます。それ
が、この後に続く夢のような出来事に・・・。
この本を読むと、愛する家族や人がいることに思い
をはせ、争いを止めて欲しいと思います。
Q
開館日は?
Q 冬休み中の貸し出しは?
A
2015 年 12 月 25 日(金)
A
2016 年 1 月 6(水)/7 日(木)
Q
A
冊数は、読みたいだけ。(フリー)
貸し出し開始は 12 月 10 日(木)
期間は、3 学期の始業式(1 月 8 日)まで。
開館時間は?
借りたい本が見つかったら、カウンターで学
8 時 30 分~16 時 30 分
年・クラス・名前を告げると係がピッピッ・・。
貸し出し・返却ができます。
返
却・・2016 年 1 月 8 日(金)
今年、もっとも読まれた本は?
あ
る
の
で
、
期
待
し
ま
す
。
ダ・ヴィンチ1月号より
【小説トップ5】
1位 『火花』
又吉 直樹著
2位 『君の膵臓をたべたい』
3位 『ラプラスの魔女』
住野 よる著
東野 圭吾著
4位 『有頂天家族 二代目の帰朝』
森見 登美彦著
5位 『サラバ!』上・下
生
は
利
用
者
が
増
え
ま
し
た
。
1
・
2
年
生
読
書
が
行
わ
れ
て
い
る
こ
と
も
あ
り
、
3
年
3
年
生
の
総
合
的
学
習
の
時
間
で
西 加奈子著
【文庫トップ5】
1位 『舟を編む』
2
年
生
の
現
代
文
で
利
用
の
予
定
が
は
、
固
定
化
さ
れ
て
い
ま
す
が
、
十
二
月
に
三浦 しをん著
2位 『ソロモンの偽証』上・下
宮部 みゆき著
3位 『何者』
朝井 りょう著
4位 『禁断の魔術』
東野 圭吾著
5位 『ロスジェネの逆襲』
池井戸 潤著
網掛けの本は図書館にあります。文庫本の作品は
単行本であります。冬休みのお供にいかがでしょう
10・11月の貸出
合計 285冊
10 月
11 月
1年生
75冊
40 冊
2年生
16冊
39 冊
3年生
61冊
31 冊
職 員
12 冊
11 冊
合 計
164 冊
121 冊