初めての人も安心・・・ まずは試してみることから 乗馬って聞くと「難しそう」「高いんじゃないの」なんて 声が聞こえてきそうですが意外と身近なスポーツなの です。 馬に乗って呼吸を合わせ一体になって動くとストレス 解消になり、乗れば乗るほど馬との信頼関係も築ける ココロとカラダのスポーツなのです。 乗馬は自転車に乗るとか水泳・スキーをするみたいにバランスが大切なので、ちょっと運動が苦手 な人でも楽しめます。走るのは馬ですから。 馬は人なつっこくて おとなしい動物 初めて馬を間近で見ると「大きいなあ」と実感するはず。でも 馬はとっても利巧で人なつっこい動物。しかも乗馬としてきちん と調教を受けた優等生ばかりだから安心です。 初めての人を乗せる「体験乗馬スクール」の馬たちは選りすぐ りのベテランばかりです。乗っている人を気遣って、自分から動 いてくれます。そんな馬たちに乗れば、最初のころの不安感はあっという間になくなってしまい、乗 馬を楽しめ馬たちがかわいくなってしまうでしょう。 準備するものは特にないから 気軽に参加できます 初めて馬に乗る人には装具(ヘルメット・ブーツ・プロテクター)をす べてレンタルでお貸ししています。足首まであるズボンと靴下、あとは 軍手を用意してもらえば、すぐに「体験乗馬スクール」で馬に乗ること ができるのです。 乗馬は「一度はやってみたいスポーツ」の上位に常にランキングされるスポーツですが、なかなか きっかけが見つからないのも乗馬の特徴です。 乗馬クラブクレインでは、馬を間近で見たことない、触ったことがないような人でも、気軽に乗馬を 楽しんでもらうため、国内30箇所の乗馬クラブで「体験乗馬スクール」を随時、実施しています。 馬に触れることから、実際に騎乗し、ゆっくり歩かせたり、止めてみたりしながら、少し走るところま でを体験できる1日コースです。騎乗時間は約 20 分~30 分ですが、初めての人にとっては、乗馬 を十分に体験できる内容になっています。 【スクールの流れ】 ※クラブによって、順番や内容が違いますのでご了承ください。 ①まずは受付から 乗馬クラブに着いたら、まずはフロントに「体験乗馬スクールに 来ました」とお伝えください。担当者が受付いたします。 受付では「騎乗申込書」「騎乗確認書」「騎乗保険」の記入をお 願いいたします。また、この時にスクール料金の精算もいたしま す。 ②装具レンタルを合わせる 申込書の記入と料金の清算が終わった人から、装具レンタルを合わせます。 装具はヘルメット・乗馬ブーツ・ボディープロテクターの 3 つです。装具をつけると「これから乗馬す るんだ」という気になります。 ③馬に触れてみる スタッフがスクールを担当する馬たちを連れてきますので、怖 がらずに馬に触れてみましょう。 まずは、自分の乗る馬の名前を呼んであげましょう。馬は頭が いいのでちゃんと人を見分けてくれます。 ④スタッフの見本騎乗を見る 皆さんが乗る前に、スタッフが実際に馬を使って体験コースの 流れを説明します。馬の乗り方から発進・停止の号令のかけ方、 今回のスクールで体験する常歩(なみあし)や速歩(はやあし)、 軽速歩(けいはやあし)の乗り方、馬から降りる方法まで一通り 実演します。 ⑤台を使って乗ってみる では、さっそく乗ってみましょう。サラブレッドは背が高いので 踏み台を使って乗ります。乗ってみるとまず視線の高さに驚く でしょう。特に女性や子供の場合は、普段の生活で上から人 を見下ろすことが少ないので、視界の違いを楽しむことができ ます。 ⑥動かしてみる(発進の練習) 馬に乗って、手綱の持ち方・鐙のはき方・騎乗姿勢ができたら、 さっそく馬を動かしてみましょう。お腹を蹴ることで馬はゆっくり 歩き出します。 ⑦止めてみる(停止の練習) 馬の歩く速度や揺れに慣れたら、止める練習をします。止めるの は両方の手綱を一緒に引っ張れば止まってくれます。 ⑧馬の上で簡単な体操をして、緊張をほぐす(馬上体操) 発進・停止の練習をして馬に乗っていることに慣れたら、馬の上 で簡単な体操をしてさらに緊張をほぐします。 ⑨スピードを上げたり、下げたりする(スピード調整の練習) 馬上体操で緊張がほぐれたら、今度は、馬の歩くスピードを早く したり遅くしたりする練習をします。この練習で乗っている人の号 令が馬にちゃんと伝わっているかがわかります。 ⑩慣れてきたら少し走らせる(速歩体験) スピード調整ができたら、馬の 2 番目の走り方、速歩(はやあし) を体験してみましょう。急にスピードと揺れが大きくなるので少し怖いかもしれませんが、2 拍子のリ ズムを体で感じることができれば OK です。 ⑪止まった状態で、鞍の上に立つ練習をする (鞍の上でバランスを取る練習) 速歩(はやあし)の 2 拍子のリズムを感じることができた ら、次はこの走り方を楽に(体に負担を少なく)乗る方法 を練習します。バランスをとりながら鞍の上で立ち上が る練習をします。 ⑫ゆっくり歩きながら、鞍の上で立つ座 るの練習を する (軽速歩の練習) バランスよく立つことができたら、ゆっくり 歩きながら 鞍の上に立ったり座ったりする練習をし ます。今度 は馬が動いているので少し難しいかもし れませんが、 コツさえつかめればすぐにできるようになります。まずは「考えるより慣れろ」で体を動かしてみてく ださい。 ⑬少し走りながら、鞍の上で立つ座るをする(軽速歩体験) 常歩でリズムが取れるようになったら、速歩のスピードでリズムを 取ってみましょう。初めはリズムがとりにくいかもしれませんが、だ んだん慣れてきて一回うまくリズムが取れたら何となく感覚でわ かるようになります。体を柔軟に使ってリズムを取って軽速歩(け いはやあし)をマスターしましょう。 ⑭馬をゆっくり歩かせながら馬上体操をして体をほぐす (整理体操) 何回か軽速歩が取れるようになったら、馬に乗って走る感覚が わかると思います。あとは馬をゆっくり歩かせ、再度、馬上体操を して体をほぐします。乗馬は普段使わない筋肉を使うので意外 なところに力が入っているものです。軽速歩まですると、最初の 頃のドキドキ感が嘘のように無くなって、本当にリラックスして馬 に乗っていられることを実感できるはずです。 ⑮停止させて馬を愛撫してから、ゆっくり馬から降りる(下馬) 最後に、名残惜しいでしょうが馬からゆっくり降ります。降りる前に 馬の首をよく叩いて褒めてあげましょう。乗馬では馬の首筋を叩く ことを「愛撫」と呼んでいます。体が大きい馬にはオーバーリアク ションでないと伝わりません。 ⑯騎乗後のアンケートをお願いいたします 馬から降りた後は装具レンタルを返却し、着替えなどをした後に「騎乗後のアンケート」にご協力く ださい。 また、体験乗馬スクールを参加され、ご希望される人に、乗馬クラブクレインの会員システムをご案 内しています。 予め会員として乗馬を続けることを検討している人については、この時間に会員料金やシステムな どのご相談をお受けいたします。
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