事 務 連 絡 平成 28 年 10 月 19 日 保護者各位 沖縄県立豊見城高等学校 校 長 津 留 一 郎 ( 公 印 省 略 ) 携帯電話の校内持込について(お知らせ) 秋冷の候、保護者の皆様にはますます御健勝のこととお慶び申し上げます。 さて、本校では昨年度、学校経営方針として「学校への携帯電話持込禁止」を実 施してきました。その理由として、校時中における携帯電話指導件数(平成 25 年度 約 400 件、平成 26 年度約 450 件)の多さをはじめ、懸念される事項が多くあったか らです。 平成 27 年度における「携帯電話持込禁止」の効果として、校時中の指導件数が減 り(205 件)、授業の集中度の高まりや生徒同士の会話が増えたことが挙げられます。 一方で、生徒会を中心として、生徒自らがより良い学校生活が過ごせる環境づく り・ルールづくりを行うとの観点から、「携帯電話持込許可」に向け、 5月に校内ア ンケートの実施、「豊見城高校携帯電話マナー宣言」(本校 HP 掲載予定)の作成、リーダ ー研修会による2学期の取組計画等について、約半年間にわたり、取り組んできました。 学校長として、 生徒自らがより良い学校生活を過ごすためのルールづくりを生徒会 が中心となり、 約半年間にわたり取り組んできたことを評価するとともに本校生の自治 の力を育成していきたいとの観点から、「学校への携帯電話持込」を許可することに致 しました。 保護者におかれましては、この度の「学校への携帯電話持込許可」に対するご理 解とお子様が携帯電話のルールとマナーを守って学校生活を送れるよう、ご協力を お願い致します。 記 (1)携帯電話校内持込許可日: 平成28年10月24日(月)からとする。 (2)「携帯電話校内持込」のルール及び取組 ①校内に入ったら電源を切る。放課後は、原則16:30からの使用とする。 ②原則、かばんに入れ管理する。移動教室等の際は、見せないように管理する。 ③指導件数が105件を越えたら、それ以降「携帯電話持込禁止」とする。 ④「携帯電話使用マナー」を怠っているという声や様子が見られたら、校内放 送や集会(学年・全体)を実施し、宣言文を確認し改善を図る。 (3)違反した生徒への返却・指導方法 第1段階;放課後生徒に返却し、担任から保護者へ連絡。特別指導 5 日間 第2段階;放課後生徒に返却し、担任から保護者へ連絡。特別指導7日間 第3段階;放課後生徒に返却し、保護者召喚(厳重注意)。特別指導10日間 第 4 段階以降はより厳しい指導になります。(随時、保護者召喚になります。) 「豊見城高校携帯電話マナー宣言」 ①携帯電話利用ルールを徹底します・・・登校して校門~16:30 まで電源 OFF、カバンにしまう。 ②生活習慣を改善します・・・23時~6時までの使用・連絡・返信はしない。 ③思いやりを持ちます・・・傷つくような言葉は使わない。無断で写真を使わない。 ④学生の本分を怠りません・・・勉学に支障をきたさない(勉学が第一である) ⑤携帯電話使用マナーを守ります・・・ 1.SNSでの情報モラルの徹底(個人情報取り扱い・金銭トラブルに関する注意など) 2.「ながらスマホ」をしない(歩きながら、聞きながらなど) 3.時間や使用場所などにけじめをつける(校内ではカバンの中にしまっておく) [人の迷惑にならないように使用する。校内でゲームをしたり、音楽を聴いたりしない] ⑥携帯電話を購入・所持・使用するためのアルバイトはしません。 上記をもって、平成 28 年度の豊見城高校生徒会の「携帯電話マナーを宣言」とする。 1.目 的 ・高校生の本分は勉学であるのスタンスを崩さず、勉学に支障をきたすような使用をしないため。 ・睡眠不足やラインによるいじめなど、高校生の諸問題に携帯電話が大きく関わっている現状を把握し、 全生徒で共通認識を持つため。 ・携帯電話のルール・マナーを規定し、学校生活や今後の将来に活かしていくため。 ・携帯電話の校内持ち込みを申請する中で、豊見城高校生としての自覚を促し、 普段の行動から見つめ直す機会とするため。 2.守れなかった場合 ・指導件数が105件(昨年度の指導件数の2分の1)を越えたら、 それ以後「携帯電話の校内持ち込み禁止」とする。 (40件:60件:80件に達した段階で全体集会を行い、宣言文を確認し改善を図る) ・「携帯電話使用マナー」を怠っているという声や様子が見られたら、 校内放送や学年集会・全体集会を実施し、宣言文を確認し改善を図る。
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