6月号(No.114) - 上尾中央医科グループ

2012.06
vol.2 NO.114
“くた
かけ
”とは鶏 の
ときを告げる一
古名です。さわやかな 暁に
番 鶏 の声……
それは
かもしれません。
、我々に希
教えようとしているの
望、力、勤勉、和、愛等々幾多の事を
上尾中央医科グループ
地域の活動・医療に貢献を
今こそ全職員の心をひとつにし、
会長中村 秀夫
会長挨拶
新年度を迎え早や3か月が過ぎようとしております。診療報酬・
介護報酬のダブル改訂、3・11の大震災にて行えなかった業務・行
事等の再構築に追われ、
忙しい毎日を過ごされている事と思います。
751名を迎えた新入職員入職式、AMG学会、AMGバレーボール
大会と、毎年の行事を当たり前に行える事の幸せを感じずにはいら
れません。
2010/11シーズンにてVチャレンジリーグ初優勝したにも関わら
ず、プレミアリーグへの入れ替え戦が中止となり悔し涙を流した上
尾メディックスも、2011/12シーズンではVチャレンジリーグ準優
勝し入れ替え戦に進む事が出来ました。結果としては惜しくも昇格
を逃しましたが、ひとつの大きな目標に向かって挑戦し続けるその
姿は、多くの人々へ勇気と感動を与えたと確信しております。
また、新年の計画で発表した通りAMG内の病院・施設は新築移
転、増築等を次々と進めております。変化の激しい世の中の流れに
対応すべく、また未来を見据えたAMGを構築すべくまさに変革の
真っ只中にいると言えます。
今年度のテーマは貢献です。AMG全職員が心をひとつにして地
域の活動・医療に力を注ぎ、患者様・利用者様そして職員から信頼
される人となれる様切望しております。
第
回AMG新年診療部交流会
47
平成24年1月21日(土)
京王プラザホテル
◆主催
杉並リハビリテーション病院
ハートケア市川
◆参加人数
377 名
平成24年1月21日(土)
、
「第47回AMG新年診療部交流会」が京王プラザホテルにて“地域に貢献
できる、夢のある医療・介護とは”のテーマのもと行われました。
中村会長、中村副会長のご挨拶の後、病院フォーラムではAMG協議会 人材開発部 渡邉部長
より「AMGアメリカ視察研修報告」が行われました。次にメディカルトピア草加病院 麻酔科 藤岡副院長より「山椒は小粒でもピリリと辛い」と題しご講演をいただき、最後に東邦大学 学長
補佐兼産学センター長の中野先生より「支援型の治療モデルと診療における薬以外のアプローチ」
と題しご講演をいただきました。講演後には質問も飛び交い大変熱気を帯びた講演となりました。
一方、老健フォーラムにおいては、三菱UFJリサーチ&コンサルティング 保健医療福祉グルー
プ長の星芝先生をお招きし、
「高齢者の終末期ケア・看取りについて」
と題しご講演をいただきました。
その後、会場をエミネンスに移し、病院・施設部門が一堂に会した懇親会が開催されました。懇
親会は終始和やかな雰囲気の中行われ、
病院・施設を超えてより一層の連携が図れたことと思います。
病院
学会長 門脇院長
人財開発部 渡邉部長
メディカルトピア草加病院
藤岡副院長
東邦大学 学長補佐
産学センター長
中野 弘一先生
交流会を主催して
杉並リハビリテーション病院 リハビリテーション科医師 猿田
はじめに「第47回新年診療部交流会」が諸
先生方のご協力により、盛会のうちに無事終
了しました事を心より御礼申し上げます。
前半の特別講演では東邦大学の中野弘一先生
より「支援型の治療モデルと診療における薬以
外のアプローチ」と題したお話を伺いました。常
に患者様と向き合う我々医療従事者にとって大
変感慨深いお話であったと思います。
一彦
後半の懇親会では各病院の先生方が他の病
院の先生方と交流されている様子を拝見させ
ていただき、グループの更なる発展を再確認
したと同時に、今回の診療部交流会運営の大
役を無事果たせたと安堵いたしました。
最後に、運営に携わった当院のスタッフの
皆様に深く感謝いたします。
地域に貢献できる、夢のある医療・介護とは
老健
老人保健施設診療部交流会を主催して
ハートケア市川 施設長 岸 清
平成24年1月21日、京王プラザホテルにてAMG診療部交流会が開催され、
老人保健施設部門を担当させて頂きました。
特別講演として、三菱UFJリサーチ&コンサルティング主任研究員の星芝
由美子先生に「高齢者の終末期ケアについて」と題してご講演を頂きました。
星芝先生は、我が国の死亡者数と死亡場所の年次変遷にはじまり、老人保健
施設における終末期ケアの現状、さらには地域包括ケアにおける老人保健施
設の役割について、広範な調査結果に基づいた分析と今後の展望をお話にな
りました。老人保健施設関係者が今後早急に対応しなければならないテーマ
であり、参加者一同は熱心に傾聴致しました。
会長、副会長をはじめ、AMG協議会、施設各位のご尽力を頂き、会を無事
に終了することができましたことを深く感謝致します。
懇親会
院長会代表挨拶
市村院長
乾杯 新江院長
閉会挨拶 藤澤院長
4
学会長 岸施設長
三菱 UFJリサーチ&コンサ
ルティング 保健医療福祉
グループ長 主任研究員
星芝 由美子先生
第47回
AMG学会
平成24年4月15日(日) 大宮ソニックシティー
主催:浅草病院 参加人数:4,159名
春の穏やかな陽気に包まれ、平成24年4月15日(日)、
第47回AMG学会が開催されました。昨年は東日本大
震災の影響で開催中止となりましたが、今年は無事に
開催することができました。また、従来の上尾市文化
センターからさいたま市にある大宮ソニックシティへ
と会場を移し行われました。
開会式では、井原学会長の挨拶から始まり、中村会
長、中村副会長のお言葉をいただきました。更には島
村上尾市長からもお言葉をいただきました。また、昨
年BS日テレにて放映された「美空ひばり23回忌追悼記
念番組もうひとつのひばり伝説」のVTRが写し出され、
会長と美空ひばりさんのエピソードに会場中が感動に
包まれました。
そして、261名の優良職員表彰式、キックオフ大会
が行われ、中村副会長より平成24年度AMG方針等が
発表されました。その後、
「総力」をテーマにした第
12回ワークアウト大会決勝が行われ、予選会を勝ち抜
いた13題の発表が行われました。さらに、SMSファー
スト認証式、DPCマスター資格認定授与式が行われ
ました。
中村会長・中村副会長と 30 年表彰の皆様
SMS ファースト二期修了生
AMG学会を主催して
DPCマスター資格合格者の皆さん
浅草病院 事務長 中村 正行
平成24年4月15日、大宮ソニックシティにて第47回AMG学会が東日本大震災の影響で2年ぶりに開催となりま
した。
「地域へ そして社会へ 貢献できる医療と介護を!」というスローガンの下、約4,000名のAMG職員が参加し、
ご来賓として、島村上尾市長よりAMGへの期待と応援メッセージをいただきました。中村会長からご挨拶を頂戴
し、若き日の会長と美空ひばりさんのVTRでは、私たちに感動を与えてくださいました。261名の優良職員表彰、
中村副会長キックオフ、ワークアウト大会決勝では13のプロジェクトが発表され、どのプロジェクトも完成度が高
く、参考になるものばかりでした。SMSファースト2期生修了式・DPCマスター資格認定証授与と例年より内
容の濃い学会ではなかったでしょうか。最後に、協議会の方々、学会運営委員の方々には大変お世話になりました。
有難うございました。
5
キックオフミーティング
今年度も、より多くの職員の皆様に年度方針
を理解してもらうため、第47回AMG学会の中
で平成24年度キックオフミーティングが開催さ
れました。
まず始めに、平成23年度の検証を重点目標ご
とに振り返りを行いました。続いて、AMGの
Visionが説明され、それを実現するための平成24
年度の基本施策が発表されました。そして最後
に、
今年度の統一テーマ
「貢献」
が発表されました。
6
第12回
ワークアウト大会 決 勝
テーマ「総 力」
たこともあり、問題点をあらゆる角度から検証できました。ま
た実際にワークアウトの取り組みが始まってからは、ミニ出前
講座に参加している病院職員から、たくさんの協力をしても
らっています。解決方法は適切なものであったか等、講座に参
加する地域の方から、直接の意見を頂き、検証できました。
このような病院の多職種からの協力のもと、ワークアウトメ
ンバーは毎週1回集まって活動しました。大変なことでしたが、
メンバー間で業務分担をするなど工夫しました。メンバーが所
属する各部署には深い理解を頂いています。今回、最優秀賞を
頂くことができたのは、病院全職員が目標達成にむけて一丸と
なった大きな結果だと思います。病院の一職員として、広く地
域の皆様に貢献をしたいという気持ちを持ち続けたいと思いま
す。
最優秀賞 埼玉回生病院
私たちワークアウトチームは“ミニ出前講座活動で地域との
連携強化”をテーマに取り組みました。最初にテーマの指定を
受けた時は、どのように取り組んで良いのか戸惑いました。埼
玉回生病院が約3年前に一般外来を本格的に始めた時から、地
域の方に病院を広く知って頂くことは大きな目標であり、結果
が出せるのか不安だったからです。
ワークアウトチームに対して、具体的なアドバイスをしてく
れたのは、
“外来増対策委員会”の方々でした。委員会は埼玉
回生病院を知ってもらうために、既に活動している部門です。
委員会主催で、看護師が地域に訪問し、健康相談等を行ってい
順位
病院・施設名
最優秀賞 埼玉回生病院
第2位 伊奈病院
第3位
特別賞
敢闘賞
白岡中央総合病院
杉並リハビリテーション病院
屏風ヶ浦病院
笠幡病院
三郷中央総合病院
金沢文庫病院
あけぼの
笛吹中央病院
ハートケア横浜小雀
三郷ケアセンター
ケアセンター習志野
題 目
ミニ出前講座活動で地域との連携強化 ~もっと埼玉回生病院を知ってもらうために~
最大需要電力の抑制への貢献 コードエコ
看護部と医事課の連携強化による会計率アップへの取り組み
安全な入院生活のスタートに向けて ~早い情報共有・早い介助方法統一~
学生諸君!いざ屏風ヶ浦へ!!~「僕らのリハ科」の挑戦~
省エネ・リサイクル活動
総力!効果的な病床管理
外来待ち時間対策 ~スマイル増やそう!!~
ショートステイあけぼの 震災からのイノベーション~地域貢献&空床利用~
みんなが主役!目指せ節電15% ~当院の一丸となった取り組み~
10:1 なじみの関係の取り組みについて
みさとゆへようこそ! ~上位進出への道!!~
個別ケアの充実に向けて
7
社員総会・理事会・定時総会
平成24年5月26(土) 京王プラザホテル
5月26日(土)
、平成24年度各法人における社員総会、理事会、およびAMG定時総会が京王プラザホテルにて開催
されました。
はじめに、各法人の社員総会が花Dにて滞りなく議事は進み、続いて各法人の理事会も開催されこちらも滞りな
く議事が進み、すべての会にて過半数以上の出席及び全会一致の承認をいただきました。
その後、花ABCにて平成24年度AMG定時総会が開催されました。千葉愛友会記念病院の市村院長の司会進行のも
と、第1号議案から第4号議案まで滞りなく進みました。また、人財開発部の渡邉部長より職員意識調査アンケート
報告が発表されました。そして最後には今年度よりAMGに参画した勝田病院の浦川院長より、勝田病院のガンマナ
イフについて発表がありました。今年もさらなるAMGの躍進を決意し、総会は無事終了となりました。
社員
総会
理事会
定時総会
浦川院長
渡邉部長
9
福島本部長
小林本部長
優 良 職 員 祝 賀 会
平成24年5月26日(土) 京王プラザホテル エミネンスホール
5月26日(土)京王プラザホテルにて優良職員祝賀
会が開催されました。
「永年勤続表彰を受賞して」
ハートケア流山 副施設長 松尾
永年にわたりAMGの発展に貢献されました優良職
員を中村会長、令夫人、中村副会長および各病院・施
設の院長、施設長、看護部長、事務長がお祝いに駆け
このたび優良職員として表彰の栄誉を賜り、また盛
大な祝賀会までも催していただきまして、誠に有難く
つけ、会場は400名以上の人数となり盛大に開催され
ました。
中村会長の挨拶では勤続40、30年を迎えられた方々
厚く御礼申し上げます。
昭和56年4月に上尾中央総合病院に入職以来、あっ
という間の30年でした。上尾駅から初めて病院を見た
の思い出話とそれぞれのスピーチが行われ、現在の礎
を築かれた皆様へ多くの拍手が送られました。続いて、
優良職員代表の謝辞、花束贈呈が行われ、その後、柳
時の喜びは、今でも覚えております。この年月を、楽
しく働ける事が出来ましたのも、中村会長、副会長を
はじめとした職場の先輩方々、皆様方のご指導とご協
力があればこそのおかげです。振り返りますと、表彰
に値するような功績は何一つ思い当たりませんが、ご
指導を頂きながら与えられた仕事に取り組んできたそ
谷局長による乾杯のご発声、各事務長による施設ごと
の表彰者紹介が行われました。
会長・副会長を囲んでの記念撮影、楽しそうな笑い
声があちらこちらで飛び交い、宴たけなわの中、大変
名残惜しい気持ちではありましたが終焉となりました。
優良職員の皆様、今後も更なるご活躍をご期待して
おります。
の喜びはしっかり掴み取ることが出来たと思っており
ます。AMGの発展を見るたびに、頑張ってきて本当
に良かったとしみじみ感じております。 また同時に、この表彰を受けたのを機に、この感激
を思い起こしつつ、AMG発展のために微力ながら精
一杯の努力をしてまいります。今後ともどうぞ宜しく
お願い申し上げます。
▲会場の様子▼
中村会長・中村副会長と30年表彰の皆様
三郷中央総合病院
稔
メディカルトピア草加病院
10
AMGバレーボール大会
第47回
平成24年5月20日(日) 《於》北本市体育センター 《参加人数》3,886名 《主催》浅草病院・あげお愛友の里
5月20日(日)
、北本市体育センターにてAMGバレーボール大会が開催されました。中村会長・
中村副会長をはじめ、島津北本市長も応援に駆けつけてくださいました。
開会式ではエルサ上尾の武山事務長がAMGバレーボール大会の歴史をお話ししてくださいま
した。職員間の親睦を深める為に中村会長のご提案により、記念すべき第1回大会が昭和41年
に開催され、上尾中央総合病院の院内バレーボール大会から始まり、以降毎年開催されるAM
Gの恒例行事となっております。当初は9人体制の2チーム制で行われており、中村会長も競技に
参加されご活躍されていたそうです。中村会長はコート外でも応援団長となり、参加することの必
要性、心を1つにして戦うことの大切さを身をもって教えてくださいました。そのことは今でも職員の
心に強く刻まれ、忘れられない大切な思い出となっている事などを聞かせていただきました。
武山事務長の心温まるお話を胸に刻み、選手・応援者が気持ちを1つにし熱いプレーが繰り
広げられる素晴らしい大会となりました。
Aブロック優勝
Bブロック優勝
上尾中央総合病院
三郷中央総合病院
「Aブロック優勝」
「AMGバレーボール大会、ブロック優勝について」
放射線技術科 石川 応樹
リハビリテーション技術科 仲盛 和伸
今回のバレーボール大会で、我が上尾中央総合病院バレーボールチームは
12連覇を達成する事ができました。大会当日はたくさんの方々に応援いただき、
ありがとうございました。決勝では第1セットを先取され、厳しい立ち上がりとなり
ましたが、選手達の頑張りと皆様の応援のおかげで第2セット、第3セットを連
取し、辛くも優勝する事ができました。
最終セットでは6-10からの逆転勝利と、大会史に残る名勝負であったと感じ
ています。
また、コーチの方々にも色々な場面でフォローしていただき、スタッフにも恵ま
れた大会でした。
体調不良をおして頑張っていただいた伊藤さんもおつかれさまでした。
また、来年も13連覇目指してがんばりますので、熱い応援をよろしくお願いします。
今回の優勝を一言で表すと「貢献」だと思います。練習では、職種を超
えて多くの職員の方に参加頂き、設営、ボール拾い、練習相手など、選手が
気持ちよく練習できるようにサポートして頂き、試合では声を張り上げ、常に選
手を鼓舞し続けてくれました。選手達も練習では、他の選手のミスをフォローす
る為に動き、声を出し、回りを気遣いながら練習を行い、試合では、職員の
声援に応えるように存分に実力を発揮し、
チーム、職員が一丸となって勝ち取っ
た優勝です。他者を気遣い、目標に向かって、職種を超えて病院が一丸となっ
て努力することは、日々の業務に必ず活きてくると思います。サポートして下さっ
た皆様方に感謝いたします。
上尾
三郷中央
4-15
三郷中央 15-4
8-15
15-8
さがみ
15-8 15-11
HC 東大宮 8-15
桜ヶ丘
桜ヶ丘
15-6
8-15
15-8
さがみ
7-15
白岡
HC東大宮
浅草
協議会
6-15
さがみ
15-1
15-7
白岡
11
15-7
15-4
15- 5
15-10
三郷中央
愛友の里 4-15
協議会
千葉愛友
1-15
三郷中央
7-15
浅草
蓮田
3-15
千葉愛友
9-15
越谷誠和 15-9
千葉愛友 愛友の里
蓮田
上尾看専Ⅰ 4-15
屏風ヶ浦
15-3
7-15
12-15
三郷中央
千葉愛友
13-15 15-4
横浜相原 15-13
12-15
15-12
5-11
越谷誠和
津田沼
屏風ヶ浦
15-11 5-15
15-5
蓮田
八潮
4-15 11-15
15-4
上尾看専Ⅰ
上尾
津田沼
金沢文庫
横浜相原 横浜相原
15-11 15-12
12-15
八潮
9-15 11-15
15-10
15-12
上尾
東大宮
金沢文庫
5-15
伊奈
上尾医専 15-9
上尾
15-5
東大宮
15-9
伊奈
6-15
上尾医専
9-15
東大宮
柏厚生
杉並
15-6
柏厚生
船橋
杉並
上尾
杉並
杉並
船橋
15-7
15-8
15- 7
8 -15
11-13
11-15 15-10
10-15
選手宣誓
Cブロック優勝
Dブロック優勝
笛吹中央病院
ハートケア左近山
「Cブロック 優勝!
!」
「皆で勝ち取った優勝!!」
運動部長 長田 美樹
笛吹中央病院が石和町立峡東病院から移管して節目の10年目のバレー
ボール大会で、Cブロック優勝という結果で大会を終了することができました。
初戦6対1とリードを許したときは、このような結果になるとは、想像もつきません
でした。終わってみれば4試合一つのセットを落とすこともなく優勝することがで
きました。これは選手、応援団が一つになって試合に集中することができたこと、
練習日には病院職員一丸となってのバレー部との練習試合に取り組んだこと、
そして新調したユニフォーム効果?の結果であり、この大会で得られたものはと
ても多かったと思います。来年はBブロックで職員一丸となって優勝を目指して
頑張ります。
笛吹
エルサ
エルサ
草加回生
NP 港北
エルサ
エルサ
横浜小雀 8-15 15-12
12-15
NP港北
15-10 15-8
HC 横浜 10-15
草加回生
あけぼの
横浜小雀
15-12 13-15
15-13
4-15
5-15
HC横浜
一心館
4-15 12-15
15-4
あけぼの あけぼの
笠幡
あおば
15-11
15- 6
一心館
12
15-11 15-5
5-15
笠幡
左近山
15-7 11-15
7-15
あおば
9-15 15-13
左近山
習志野
RP 横浜
あおば
HC左近山
習志野
15-9
13-15
15- 7
15-12
RP横浜
15-7
上尾甦生 7-15
CC 八潮
HC左近山
上尾看専Ⅱ
CC八潮
上尾看専Ⅱ
15-9 15-10
10-15
上尾甦生
15-11 9-15
HC 流山 11-15
笛吹
上尾看専Ⅱ
AML
笛吹
15-9
AML
15-7
9-15
15-10
15-11
HC流山
10-15 7-15
HC 市川 15-10
吉川
吉川
東川口
東川口
HC市川
NP 流山 15-12 15-9
9-15
笛吹
吉川
NP流山
15-5 12-15
5-15
10-15
9-15
HC左近山
笛吹
吉川
三郷 CC
三郷CC
NP流山 湘南芦名
湘南芦名
13-15
13-15
中林 未央
今年の左近山は、バレーボール大会に対する意気込みが違いました。3月中
旬より始めたバレーボールの練習。
バレーボール経験者の職員が新たに加わり、年齢やフロアーも様々でしたが、
練習を重ねていくうちにコミュニケーションが計れ、5月の練習では、強い結束
力が芽生え、
いつしか「目指せ優勝」という目標が自然と生まれてきていました。
選手以外でも、練習に毎回参加して下さった職員、当日の大会で応援をし
てくれた職員、優勝の一報を受けて横断幕を用意してくれた職員など、皆の
力が重なり、「優勝」という結果を勝ち取れたと思います。
今大会を通して、
新たにチームワークの大切さを強く感じ取る事が出来ました。
大会運営委員の皆様、どうもありがとうございました。
15-5 11-15
5-15
15-11 15-9
9-15
平成24年度
入 職 式
平成24年4月2日(月) 上尾市文化センター
入職式で挨拶をする中村会長
新緑のまぶしい季節にフレッシュな新入職員 751 名が AMG に仲間入り
しました。
期待と不安が入り混じった中、医療職員としてスタートをきった皆さん、
努力を惜しまず、日々の業務に取り組んでください。
「医療人として、今思うこと」
八潮中央総合病院 島村
竜也
私は、今年度より医療従事者として勤務するにあた
り、患者様の不安を取り除き、安心して医療を受けら
れる環境をどのように提供できるか考えています。
まず、薬剤師として病院に勤務し始め、新人として
病院業務を確実に把握することが安全な医療提供に繋
がると強く感じました。それは実際に、調剤において
決められた手順で行わなければ、監査時にミスの発覚
漏れが起きてしまうと感じる場面があったのがきっか
けです。しかし、まだ入職して日が浅いため業務内容
をすべて把握できず、先輩方には忙しい業務の中、作
業手順を一から教わる身です。覚えなければならない
事は多くありますが、少しずつ確実に身に付けていき
歓迎の言葉
誓いの言葉
たいと思います。
また、私は薬学部6年制の一期生であり、カリキュ
ラムに新しく組み込まれた「病院実習」、「薬局実習」
を通し、臨床現場のさまざまな取り組みを経験してき
ました。今は目の前の業務内容を覚えることで精一杯
ですが、徐々に医療人としての視野を広げ、臨床現場
辞令交付をする中村副会長
の経験で学んだ知識を活かしていきたいです。そして、
より深い視点から処方せんや調剤された薬剤等の監査
を考えられるよう成長していきたいと思います。
まだ不慣れなことばかりですが、一日でも早く患者
様に信頼され、少しでも力になれる医療人として自立
したいと思い、これからも精進の心を忘れず取り組ん
でいきたいです。
13
し、この研修の中で患者様に対してはもちろん職員同
士が笑顔で接することの重要性を社会人になった今、
平成24年度
部門別研修会
改めて学ぶことが出来ました。
もう一つは「コミュニケーション」です。「病院と
いう組織はそれぞれの職種がそれぞれの持ち場でのみ
平成24年4月2日(月)〜5日(木)
仕事をするのであろう。」私が今まで患者側としての
病院に対するイメージでした。研修中、患者様を中心
に各職種が円になる図を何度も見ました。それと共に
自分が思っている以上に他の部門との関わりがあると
いう事を感じました。各セクション間でのコミュニ
ケーションの円滑化が患者様へ良いサービスの提供に
繋がることを学びました。
「新入職研修会に参加して」
津田沼中央総合病院 安孫子
雄太
他にも医療事務研修や接遇研修を愛講し、まだまだ
知らない事や自分が思っている以上に出来ていない事
今、新たなスタートラインに立ち新入職研修会を終
え、たくさんの事を学ばせて頂きました。その中でも
があり、努力をしなければならないと痛感しました。
研修後、配属された部門で業務することになります
が、この研修で学んだことを礎に、一社会人として、
また一医療人として社会に貢献できるよう成長してい
きたいです。
特に二つの事が印象に残りました。
まず一つ目は「笑顔」です。中村会長をはじめ、多
くの職員の方がお話の中で「笑顔」という言葉を出さ
れていました。今までの学生生活や日常の中で笑顔と
いう事に対し意識することはありませんでした。しか
接遇研修
看護研修
リハビリ研修
上尾中央総合病院
放射線技術科 佐々木健主任
前園部長
上尾中央総合病院
放射線技術科 佐々木庸浩主任
ディスカッション
上尾中央総合病院
薬剤部 田坂さん
講義
上尾中央総合病院
健康管理課 吉泉主任
14
人財開発部
戦略的経営研究会(SMS)ファースト
第二期修了生誕生!
平成22年5月にスタートしたSMSファースト二期、全17回の講義と最終課題の中間プレゼンテーション、そして平成24年1月18日に
実施した最終課題のプレゼンテーションをもって終了しました。スタート時は二期生27名+一期生1名の28名だったメンバーも、途中
リタイヤや直前リタイヤもあり、中間プレゼンに臨んだのは22名、最終プレゼンへのエントリーは14名と、修了へのハードルは高いも
のとなりました。
SMSファーストの最終課題は、「5年後を見据えた自院or自部署or自組織の戦略立案」です。リーダーとして、自分の考え抜いた戦略
を根拠を示して的確に伝え、納得させることができるか、評価のポイントはそこにありました。最終プレゼンには、評価者として、川
村総局長、宮坂執行役員、伊藤本部長、袴田部長が出席して下さり、この4名に人財開発部渡邉を加えた計5名が、実現性・具体性など
7つの項目で評価を行います。評価者の方からは、問題点の本質はそこか?戦略を実現する際の障害は?など辛口のコメントがあった
一方、これは是非実現して欲しい!と力強い激励をいただいた発表もありました。
気になる修了の判定は、最終プレゼンの評価は勿論のこと、出席要件、受講態度、課題や毎回の振り返りを加味して、総合的に判断
し、最終プレゼンに臨んだ14名全員が合格ラインを突破、修了となりました!
SMSファースト二期修了生 14名
戦略的経営研究会(SMS)とは
より健全な病院経営を目指して、経営戦略スキルを備えたマネ
ジメント人材の発掘と育成のために発足したプロジェクトです。
医療実務だけではなく、経営戦略の策定や管理手法、誤解のない
意思疎通を図るための論理的思考力を養うことを目的としています。
SMSファーストでは次の内容の講義を行いました。
○クリティカル・シンキング
論理の組立て、構造化(ピラミッドストラクチャー)
MECE
ロジックツリー
問題解決
○経営戦略を進める手法と汎用されるフレームワーク
内部/外部の環境分析(PEST分析、3C、SWOT、5F、PPM)
(前列左より)安部主任(あけぼの)、小澤課長(寿)、辻本主任(蓮田)、渡邉、小島科長(上尾)、
菊池主任(あけぼの)、中村主任(あけぼの)
(後列左より)片山課長(協議会)、大野事務長(杉並)、宮河係長(エルサ)、天野係長(さがみ)、
赤澤主任(HC流山)、立川課長(桜ケ丘)、松森課長(上尾)、矢嶋部長(協議会)
意思決定
BSC
○マーケティングの基本
全過程を振り返って、部活で味わったような懐かしい達成感、と記したメンバーがいましたが、何事も、その時全力を出し切らなけ
れば、達成感も成長もありません。無事プレゼンまで走り切ったという喜び、リタイアした仲間を残念に思う気持ちを表したメンバー
も多く、共に頑張った仲間を自然と思いやる姿勢も印象的でした。講師の渡邉からのNGや厳しい指摘にもめげずに挑戦し続け、仲間
と励まし合い、全力でやり切ったこと、そして、幹部の前でプレゼンをしたこの経験は、今後の大きな財産になることでしょう。
SMS ファースト二期を修了して
さがみリハビリテーション病院 医事課 係長 天野 広一
1期修了生の酒井事務長より勧めて頂き、スキルアップを図りたい!と
いう気持ちから、この研修に参加させて頂きました。
研修を通し、物の見方・考え方・伝え方が大きく変わったと実感してい
ます。「こんな感じかな~」で考え・行動してきた自分に気が付き、これ
では相手に何も伝える事が出来ない事が良く分かりました。また、的確な
打開策・業務提案を行なっていく為には、細かく・丁寧にを意識して考え、
根拠を持って伝えられるように成りました。
このように感じられるようになったのは最近で、研修では毎回脳みそが
沸騰するほど考え・議論し合い、課題に追われる1年半でした。反省を繰
り返し、挫折しそうにもなりましたが、講師の渡邉部長はじめ、共に悩み
学んだ仲間の存在や人財開発部の支えがあり、何とか修了に至ることが出
来ました。ここで得た経験・知識・仲間という財産を生かし、業務に生か
して行くという意味で、ここからが本当のスタートだと思っています。
AMGでは「人財」という様に、「職員」「教育」にとても力を入れて頂
いています。職員全員がお互いに高め合いながら働ける組織へと、更なる
成長への手助けとなる人財として、頑張っていきます!
▲あけぼの 菊池主任
▲さがみリハビリテーション病院 天野係長
SMS ファースト二期修了生
上尾中央総合病院
上尾中央総合病院
桜ケ丘中央病院
さがみリハビリテーション病院
杉並リハビリテーション病院
蓮田一心会病院
ハートケア流山
エルサ上尾
あけぼの
あけぼの
あけぼの
協議会
協議会
寿エンタープライズ
検査技術科
巡回健診課
医事課
医事課
医事課
介護看護部
医療相談室
特養 経理課
デイサービス 生活指導員
特養 生活指導員
薬剤部
人財開発部
小島科長
松森課長
立川課長
天野係長
大野事務長
辻本主任
赤澤主任
宮河係長
安部主任
菊池主任
中村主任
矢嶋部長
片山課長
小澤課長
修了生には、平成24年4月15日に行われた第47回AMG学会にて、中村康彦副会長より直々に修了証を授与して頂きました。壇上でのあけぼの
菊池主任による決意表明を聞き、修了生一同、身が引き締まる思いだったと思います。SMSファーストの修了はゴールではなく、リーダー人財として
のスタートです。学びを実務で活かせるレベルに落とし込み、周囲を巻き込んで、未来に向かって進んでいくことを期待します!
平成 24 年 5 月からは、15 病院・2 老健・6 施設から 34 名が集い、SMS ファースト三期がスタートしています!
23
平成23年度 職員意識調査アンケート
全体結果報告
平成24年2月13日~27日に実施した、平成23年度AMG職員意識調査アンケートの集計が終わりました。回収率は年々上昇し、今回の
実質回収率はAMG全体で95.0%となり、11,519名の職員の声を頂くことができました。施設別では、実質回収率100%の施設が4病院、
3老健、11施設と、昨年の1病院9施設から大幅に増え、各病院・施設での認知が高まっていることを実感します。職員一人一人の声
はAMGの貴重な財産です。ご協力ありがとうございました!
実施概要
調査施設数
対象者数
除外者数
最終配布数
回収数
: 63(26病院,17老健,10クリニック,他10施設)
: 13,002人(平成23年12月末在籍の常勤・嘱託・パート職員)
: 872人(退職済、休職中、アンケート期間中の出勤なし等)
: 12,130人
: 11,519通
最終配布数に対する回収率<実質回収率>
AMG全体
95.0%(88.6%)
AMG病院全体
94.7%(88.6%)
AMG老健全体
94.6%(87.7%)
過去 5 年間の回収状況
*( )内は対象者に対する回収率
回収数
回収率
2006年
7,246人
75.6%
2007年
7,923人
79.6%
2008年
9,149人
83.8%
2009年 10,227人
86.1%
2010年 10,971人
92.7%
実施結果
大項目平均は継続して上昇しています(左下図)。また、職員の自律性向上を促す要因を探る目的で、質問項目を現在の内容・構成
に変更した2008年度結果と比較すると、この4年間では、病院に比べて老健が非常に大きく伸びています(右下図)
。三役の皆様によ
る働きかけは勿論のこと、より働きやすい職場を作りたい!という一人一人の思いが、徐々に行動に移されている結果ではないでしょ
うか。
アンケート結果は、平成24年5月26日に実施された定時総会で報告後、各病院・施設宛にデータでお返ししています。平成22年度の
アンケート結果を受け止め、組織として職員と向き合った成果が、平成23年度に表れた病院・施設もあることでしょう。例えすぐに結
果が出なくとも、組織全体で職員と向き合うことが大切です。
ご要望があれば、人財開発部より病院・施設に伺い、個別の分析を加えた結果報告会や結果に基づいた研修会を実施いたします。昨
年は14病院、5老健、3施設で実施しました。報告対象者を主任以上と一般職に分け、内容を変えて実施した病院・施設もあり、病院・
施設の希望に応じて対応します。今年度もお気軽にお声掛けください。
実質回収率 100%まで あと 1 通
実質回収率 100%!
桜ケ丘中央病院
杉並リハビリテーション病院
蓮田一心会病院
埼玉回生病院
ハートケア流山
ハートケア湘南・芦名
ハートケア東大宮
エイトナインクリニック
みどり診療所
上尾甦生病院
ハートケア横浜
アルシェクリニック
上尾中央腎クリニック
天王洲シーフォートクリニック
365クリニック
桶川腎クリニック
協議会
関連事業本部
アムル
ころぽっくる保育園
恵和園
人間ドッククリニック柏
上尾中央医療専門学校
実質回収率 100%まで あと2通
さがみリハビリテーション病院
越谷誠和病院
三郷ケアセンター
ナーシングプラザ流山
▲赤字は2年連続で100%を達成した病院・施設
24
ナーシングプラザ港北
花クリニック
西大宮腎クリニック
平成24年度 AMG看護局 新卒者研修
看護局 看護局長 柳谷 良子
平成24年度 看護局新卒入職者研修は、4月4日上尾市文化センター大ホールで311名の参加者を招き開催されました。
午前中は、私から新卒者達へ歓迎と応援メッセージ。午後からは、看護師2年目東川口病院勤務の鈴木彩美さんと、同じ
く介護福祉士2年目の一心館勤務の堤羽純さん、また緩和ケア認定看護師で八潮中央総合病院に勤務の高橋千春さんから経
験を通してやりがいある現場からのお話し。また、応援講演として冒険家・エッセイスト石田ゆうすけさんによる「困難に
挑むおもしろさ」― 夢を形にする喜びと生きている実感 ― と題して、自転車で世界一周を7年半かけて達成したお話しを
お聞きしました。
和歌山県出身の石田さんは小さな頃、自転車をさっそうと走っているお兄さんを見て「カッコイイ。いつか僕も自転車で
格好良く走りたい」と夢を持ち、高校時代に四国一周、大学生時代には日本一周を果たしました。その後、社会人となり3
年半勤務しましたが、夢を持ち続け、
お金を貯め、世界一周に挑んだそうです。砂漠の炎天下では気が遠くなりかけた時も、
雪深く氷点下の中では凍傷になりそうな時も、高山病になるほどの高い山を登っていく時も、どんなときにも進むしかない。
前進あるのみ。前進すれば厳しい景色が一転して爽やかな景色に変わる。人生も同じこと。苦しい時も嫌になってしまった
時も止まらずに前進する。絶対に厳しい景色も変わってくるから。と応援をいただきました。実は、この私もちょっとした
ことで落ち込んでいた時でしたので、非常に元気と勇気をいただきました。ありがとうございました。
どんな人にだって苦しい時はあります。皆さんどうか前進して夢を勝ち取っていきましょう。素晴らしい石田さんにお会
いでき、感謝した一日でした。
『研修に参加して』
『研修に参加して』
吉川中央総合病院 姫野 彩(浦和学院看護専門学校卒)
ハートケア横浜小雀 近藤 翔平(神奈川社会福祉専門学校卒)
今回新入職員研修に参加し、専門職でありAMGの組
織の一員になったということを再認識しました。今後、
悩むことがあってもこの研修を思い出し、AMGの名に
恥じぬよう自己の技術に磨きをかけ続けて行きます。
私は入職式に参加して、社会人としての姿勢や一人一
人が負う責任の重さとは何かという事を改めて感じまし
た。介護福祉士としての道を歩むものとして、更なる知
識・技術を身に付けていくよう努めたいと思います。
前列 左端 姫野さん
右から2番目 近藤さん
25
平成24年度の新人看護・介護職員教育について
看護局 教育育成担当科長 小林 亜紀
4月から各施設で新人看護・介護職員の方々が、それぞれの新人教育プログラムに沿って指導を受けています。
看護職においては「新人看護職員研修制度」が3年目になりました。各病院毎年評価をしながら、新人一人ひとり
が自分のペースで成長できるような指導・教育をしようと努力しています。リハビリや精神などの専門単科病院は、
グループ内の総合病院で研修を受けることで、基本技術はすべて経験できるようになっています。今年も看護局で
は研修責任者会議を行い、グループ内全病院の新人看護職員が基本技術を経験でき、一人の離職もなく成長してい
けるように支援していきます。
介護においては「介護職員処遇改善交付金制度」から続いている「キャリアパス」に沿った教育計画を考え、各
レベルに合った研修プログラムを組んでいます。各施設とも新人教育は整ってきていますが、看護局では新人担当
者会議を開催し、新人一人ひとりの持っている力を引き出せる指導・教育について検討していきます。また、看護
局研修として教育企画運営者研修を行い、新人以外の教育計画も構築できるように支援していきます。
それぞれの病院・施設で新人研修が行われました。
4施設の新人研修風景をご紹介いたします。
東大宮総合病院
金沢文庫病院
がん相談支援室 看護係長 佐山 順子
新入職員オリエンテーション責任者 看護係長 渡部美紀子
今年は11人の新人看護師さんが入職しました。
4月の1ケ月間はオリエンテーションの期間中で、点
滴などの技術演習を中心に励みました。
1人1人の個性を伸ばして成長できるよう全力を尽く
し教育していきます。
今年度、当院のキーワードは『Link』
。
院内全体でつながりを持つこと、そのつながりを通して前
進していく事を目標に、プログラムを組んできました。
『Link』をスタッフ全員に周知し、新入職員の皆さんと
盛り上げていけるように頑張ります。
ハートケア市川
ケアセンター習志野
介護福祉士 網代 希
介護主任 佐川 可純
今年度当施設の新人研修は教育委員が講師を務め、初
めてづくしの中で自分の言葉として相手に伝える事の難
しさなど学び、研修後も新人の興味・疑問に対し答える
機会があることが、職員が研修担当をした強みであると
思いました。
当施設では介護福祉士4名、リハビリ3名、相談員1名の入職
者を迎え、サテライト型介護老人保健施設「あっとほーむ」の新
入職者4名と共に施設内研修をスタートしました。
初日、朝礼にて辞令交付し、午後からは各部署のチーフ・主任
と輪になり、自己紹介の場を設けました。当初はやや緊張した表
情でしたが、徐々に緊張もほぐれ、和やかな雰囲気の中行われま
し た。 1週 間 程 の 施 設 内
研修を終えた後、各フロ
アーをローテーションに
て体験して頂きました。
5月 よ り 各 フ ロ ア ー に
配属となりました、共に
安心で安全なケアの提供
を目指していこうと思っ
ています。
26
AMG TOPICS
病院・施設の最新情報をお伝えします。
埼玉回生病院
『地 鎮 祭』 平成23年10月6日(木)
エイトナイン内科クリニック
平成23年10月12日(水)
『竣工式』
『移転オープン』平成 23 年 11 月1日(火)
住所:〒362-0075 埼玉県上尾市柏座1-10-2
℡:048-772-0089
桜ヶ丘中央病院
『地 鎮 祭』 平成23年12月21日(水)
メディカルトピア草加病院
『竣工式』
平成24年1月26日(木)
『新病院診察開始』
平成24年2月1日(水)
あっとほーむ習志野
平成24年3月7日(水)
『竣工式』
平成24年4月2日(月)
『オープン』
船橋総合病院
『地 鎮 祭』 平成24年3月16日(金)
住所:〒275-0011 千葉県習志野市大久保4-2-11
℡:047-470-1051
利用人数:入所29名/通所リハビリテー
ション40名
利用サービス:
入所・短期入所療養介護
通所リハビリテーション
介護予防短期入所療養介護
介護予防通所リハビリテーション
27
AMG TOPICS
勝田病院
『AMGに仲間が増えました』 平成24年4月1日(日)
直江理事長
大山看護部長・浦川院長・山㟢事務長
住所:〒 312-0011 茨城県ひたちなか市中根 5125-2
℡:029-272-5184
病床数:85 床(一般 59 床・療養 26 床)
診療科目:外科・内科・整形外科・脳神経外科・消化器内科・消化器外科 ・呼吸器内科・泌尿器科・皮膚科・リハビリテーション科・麻酔科・肛門外科
付帯施設:水戸ガンマハウス
ユノトレメゾンさがみ
『AMG初!サービス付き高齢者向け住宅 オープンしました!』
竣工日:平成24年3月31日(土)/オープン:平成24年5月1日(火) AMGグループ初となるサービス付き高齢者賃貸住宅「ユ
ノトレメゾンさがみ」を5月1日に開始いたしました。入
居戸数20室、居室面積は1室あたり20.25平方メートルあり、
各室に浴室・トイレ・洗面台・収納スペース・ミニキッチ
ンを完備。 共用の機械浴室や食堂もあり、1人の時間も他の
入居者様との時間も自由に楽しめるようになっております。
「ユノトレメゾンさがみ」は、1Fに訪問看護ステーショ
ン
「ルピナス」
及び 訪問介護ステーション
「菜のはな」
を併設。
そこから、2F、3Fで暮らす入居者の方々に対して サー
ビスを提供していき、自分の家で暮らすような毎日を過ご
していただきます。1人ひとりのライフスタイルに沿って、
必要な部分を支援していきます。
この活動を通して地域密着型医療・介護をさらに深めて
ゆく所存です。今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻の程よろ
しくお願い致します。
住所:〒 252-0254 神奈川県相模原市中央区下九沢 67-1
℡:042-775-6903
住戸数:20 室
施設概要:サービス付き高齢者向け住宅
■個室 20.25㎡/浴室・トイレ・洗面台・収納庫・台所・エアコン
■共用設備/介助機械浴槽・食堂・談話室
リハビリケアかつしか
『オープン』 平成24年6月1日(金)
住所:〒 124-0025 東京都葛飾区西新小岩3丁目 37 番 8 号
℡:.03-5672-1178 施設概要
■利用定員/入所:120 名
4階 一般棟 個室 20 室
3階 一般棟 個室6室 4人室 11 室
2階 認知棟 個室6室 4人室 11 室
通所リハビリテーション 40 名
■その他 居宅介護支援事業所併設
28
第33回
Hawaii
CMS海外研修
H24.4.17㈫〜4.22㈰
CMS 海外研修旅行参加者
埼玉回生病院
院長
AMG 協議会
総局長
AMG 協議会
AMG 協議会
財務本部 本部長
看護局
千葉愛友会記念病院
事務長
アムル
上尾中央総合病院
上尾中央総合病院
上尾中央総合病院
三郷中央総合病院
伊奈病院
蓮田一心会病院
武蔵野社
上尾甦生病院
上尾中央総合病院
局長
所長
看護部
科長
看護部
科長
検査技術科
科長
看護部
係長
看護部
係長
医事課
主任
事務
課長
薬剤科
係長
総務課
主任
岳 眞一郎
川村 勇造
福島 啓司
柳谷 良子
矢島 健二
飯田真佐栄
岩屋 芙美
十文字敦子
小島 徳子
西村百合子
辻田美恵子
辻本実奈子
宮倉 雅幸
堀越 貴文
玉根 美絵
CMS海外研修について
株式会社 武蔵野社 宮倉 雅幸
『百聞は一見にしかず』という言葉があります。百回聞くよりも、たった一度
でも自分の目で見たほうがよく分かるし、確かだということですが、この言葉の
延長として『百聞は一触にしかず』という言葉があります。何事も聞くよりも、
見るよりも、実際に触れてみることが大切だということです。
今回のハワイ研修においても、その言葉のとおり、多くのことや多くの人に触
れてきました。それは、海外の医療システムについて学び、海外の医療機関を
見学し、そこで働く人々と交流し、さらにはハワイの文化を肌で感じることが出
来るという、とても貴重な体験でした。また、ハワイ研修に同行したAMG職
員の方々と色々なことを語り合うことが出来るという、とても有意義な時間でし
た。そのような経験と時間を通じて、新たな発見や刺激、知識や情報を得るこ
とが出来ました。
今後、この新たな発見や刺激、知識や情報を活かし、社会人として、AMG
職員として、個人的な成長をしていきたいと考えています。個人の成長が、いず
れは会社さらにはAMGへの貢献につながるものと信じているからです。ホノル
ル空港から飛び立った飛行機は、
未来へ向かって飛んで行くような気がしました。
また、最後になりますが、このような貴重な機会を与えて頂いた会長、ならび
に研修中私たちの背中を押し続けて頂いた副会長、心より感謝申し上げます。
29
卒業式
上尾中央看護専門学校
平成23年度
平成24年3月2日(金)
上 尾 市 文 化 セ ン タ ー
第 一 学 科 17期生 75名
第 二 学 科 32期生 39名
通 信 学 科 6 期生 141名
計 255名
「卒業のことば」
上尾中央看護専門学校 通信学科 六期生 阿部 幸子
入学式を振り返ると、これから始まる学生生活への期待と「果たして出来る
のだろうか」という不安とが入り混じっていたことをよく覚えています。また、
仲間となった同期生も皆同じ気持ちでいたことを知り、とても心強く、また身
近に感じることが出来ました。
入学後は沢山の課題レポートや紙上事例演習、放送大学科目の学習などがあ
り、自分の想像以上の努力が必要だということに気付きました。
准看護師としての仕事や、家庭での役割をこなしながら、さらに学習を重ね
ることは簡単ではありませんでした。勉強のための時間をいかに作り出すか、
どの参考書を利用するか、記憶する方法はどうするかなど苦労の連続で、時に
は真っ赤に添削され返却されたレポートに自分の理解の浅さを痛感し、涙する
こともありました。そんな時、先生方は「いつでもどんな小さなことでも聞い
てね」と声をかけて励ましてくださいました。また、仲間とは本当に些細なこ
とも相談し、質問し、共に乗り越えることが出来ました。グループワークでは、
皆が今までの経験で培われた様々な意見を出し合い、とても刺激を受けると同
時に、自らの看護観を振り返る貴重な体験をすることが出来ました。
このような素晴らしい経験だけでなく、素敵な先生方、友人達に出会えたこ
とに感謝しています。私は、この二年間で夢を持つことの素晴らしさ、目標を
持って頑張ることの尊さを学びました。この先もずっと新たな夢や目標を持ち、
更に努力を重ね、より良い看護を目指してまいります。
第一学科(17期生)75名
第二学科(32期生)39名
30
上尾中央看護専門学校
戴帽式
平成24年度
「戴帽式をむかえて」
上尾中央看護専門学校 小川 美樹
入学してから、多くの方々に支えられ、戴帽
式を迎えられることをうれしく思います。
この一年間、多くのことを学び経験し、看護
師になることの厳しさを実感しました。また3月にあった基礎看護学
実習1−3では、患者様にとって何ができるのか、自分のしているこ
とが患者様にとって正しいことなのか悩み、自分の無力さに悔しさを
覚え、今まで以上に勉強に励まなくてはいけないと決意しました。
式に向けてこの12月からの4ヵ月間は、係りと勉強との両立の難し
さに悩んだり、また戴帽式係の話し合いの中で意見が分かれたり、時
平成24年4月27日(金)
上尾市文化センター
第 一 学 科 19期生 81名
には涙を流したりと色々ありました。そんな中での学年全員での練習
で、最初はバラバラだったのが次第にそろっていき、みんなの心が一
つになっていくのが感じられました。看護師への道を進む中でまた一
歩、大きく踏み出せたのではないかと思います。
19期生誓詞
私は常に向上心を持ち、自分の課題に向き合っていきたいと思いま
す。戴帽式で戴くナースキャップの重みをかみしめ、日々努力を怠ら
ずに頑張り続けたいと思います。
この灯を手にした今、
19期生はここに誓う
正確な知識・技術・判断力を持ち、
信頼ある看護師になることを
命を預かる責任の重さと
思いやりの大切さを自覚し
新たな一歩を踏み出した
今日この誓いを胸に
看護の道を歩み続ける
31
上尾中央看護専門学校
平成24年度
入 学 式
平成24年4月5日(木)
上尾市文化センター
第一学科 20期生 87名
第二学科 34期生 44名
通信学科 8期生 129名
計 260名
「看護学校に入学して」
上尾中央看護専門学校 佐藤
真夕子
私は3月に准看護学校を卒業して入学し
ました。進学しようと決めた理由は、実習
や勤務中に自分自身の知識不足を感じるこ
とがあり、より質の高い看護を提供するた
めに知識・技術を向上させたいと思ったか
らです。
入学して1週間が経ちました。授業も始
まりました。先日受けた看護技術の授業で
は根拠に基づいた看護の大切さを学びまし
た。看護師は患者様の命に直接関わる仕事
です。そのためしっかり根拠を理解した上
で行わなければならないと思います。根拠
をふまえ、患者様の安全・安楽にも配慮し
た看護が求められてきます。私は2年間の
学校生活でそのような看護を行えるよう
日々授業や実習に一生懸命取り組んで行き
たいと思います。
これからの2年間、悩んだり、自分の未
熟さに悔し涙を流すこともあると思いま
す。そんな時、同じ国試合格という目標を
持った仲間と助け合い、高め合いながら学
校生活を送っていきたいです。
第一学科(20 期生)87 名
第二学科(34 期生)44 名
32
卒業式
上尾中央医療専門学校
「卒業のことば」
平成23年度
平成24年3月14日(水)
上尾中央医療専門学校 3階講堂
理学 療 法 学 科 ( 4 期生)37名
作業 療 法 学 科 ( 4 期生)31名
計 68名
理学療法学科 大嶺 菜央
作業療法学科 田村 侑司
3年前の4月、新たな環境への期待と不安を胸に
この学校へ入学しました。高校生気分の抜けない私
達にとって、先輩方はとても大人びて見えました。1年生では机上での学習が
主でしたが、2年生になり初めて患者様を担当させて頂くことになった時は、
治療を終えた後の「あなたのおかげで少し楽になった気がするよ」という言葉
に何とも言えない充実感を感じました。しかしその反面、先生方のように一人
前の治療はできていないのに…といった申し訳ない気持ちもありました。
3年生になり、両親と離れて暮らした2ヶ月間の臨床実習では、周囲の方々
に支えられていることを強く実感しました。今まで助けてもらっていた部分が
ありすぎたせいか、とても苦労しました。共同生活ではなかなか穏やかな気持
ちで過ごすことができずに迷惑をかけてしまったこともありました。今後、も
し辛い出来事に直面したとき、実習中頑張ったことを思い出すことで、自分に
自信が持てるような気がします。
最後に学校長をはじめ両学科の諸先生方、暖かく見守ってくれたお父さん、
お母さん、本当にお世話になりました。皆さんへの感謝の気持ちを忘れず、今
後も精一杯精進して参ります。
理学療法学科(4期生)37名
作業療法学科(4期生)31名
33
上尾中央医療専門学校
平成24年度
「誓いのことば」
入 学 式
平成24年4月2日(月)
上尾中央医療専門学校 3階講堂
理学療法学科(7期生)40名
作業療法学科(7期生)40名
計 80名
理学療法学科 北條 秀也
作業療法学科 神田 直美
私たち理学療法学科40名、作業療法学
科40名は上尾中央医療専門学校の第七期
生として入学を許可されました。
同じ目標を志す仲間と共に、日々の学業の中で人として成長し
ながら、全ての人との出会いに感謝し、思いやり、優しさ、人を
愛する気持ちを持つ理学療法士、
作業療法士になることを誓います。
理学療法学科(7期生)40名
作業療法学科(7期生)40名
34
News ROTARY
キャリアサポートセンター
キャリアサポートセンター 新年度研修スタート!!
昨年10 月のAMG 学習館竣工と同時期にスタートした
「平成23 年度認定看護管理者研修ファーストレベル教育
課程」及び「平成23年度看護学生実習指導者講習会」の長
期間に亘る二つの認定研修と「介護福祉士実習指導者講習
会」が無事修了しました。いずれの研修も、AMG内外の
栃木・茨城・群馬及び首都圏から合わせて278名の受講生
ファーストレベル教育課程(26日間 修了者89名)
が集い、研修本来の目的とともに、普段気付かなかった自
施設の良い点を確認することができたようでした。また、
研修期間の一部がインフルエンザなど感染症の流行する時
期とも重なり、勤務調整を図りながらの受講でしたが、約
半年に及ぶ研修の修了に、受講者の皆さんも感慨ひとしお
の様子でした。
看護学生実習指導者講習会(45日間 修了者63名)
介護福祉士実習指導者講習会(4日間 修了者126名)
新企画研修
今年度は、診療報酬・介護報酬のダブル改定の年でもあり、診療報酬加算取得に必要な研修として、新たに「医師事務作
業補助者研修」や、今話題のテーマを企画した実学セミナーも開催することになりました。
和気あいあいとした雰囲気に
学びも深まりました
実学セミナー「目標管理完全マスター」の様子(4 月28 日実施)
研修の案内は、ダイレクトメールで首都圏の病院・施設へ広報されるだけでなく、当センターのホームページでも公開し
ています。研修テーマによっては、医療職だけでなく事務職の参加も可能ですので、皆さんどんどんご応募ください!
AMGキャリアサポートセンター
yahoo やgoogle の検索ワードに
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キャリアサポートセンターのホームページ
各種研修をご案内しています
受講者の皆さんが、研修で学んだ知識や知恵を実践の場で活用できるよう、職員一同願っています。
AMGキャリアサポートセンター センター長 井上 由紀子
35
News ROTARY
上尾中央総合病院
乳がん撲滅啓蒙活動に
参加して
乳がん看護認定看護師 伊藤 りか子
3月4日(日)
、伊奈町の埼玉県県民活動総合センター
で行われた『子ども・夢・未来フェスティバル2012』の中
の「りぼんの部屋」というピンクリボン活動としては初め
てのブース開催依頼がありました。子どもの母親を乳がん
から守るというスローガンで、乳がんの早期発見・早期治
療に繋げる活動です。
乳がんの啓蒙活動として日頃から活動を一緒にさせて頂
いている交流渉外課の長岡室長に相談したところ、乳がん
撲滅に向けたチーム立ち上げのアドバイスを頂きました。
そこで健康管理課や乳がん診療には欠かせないエコーとマ
ンモグラフィから生理検査科と放射線科、そして上野副院
長にもお願いしてチームを立ち上げることになりました。
主催者を招いた顔合わせから始まり、参加チームでの話
し合いを重ねポスターやパネルの準備や作成、パンフレッ
トや粗品の手配、パーテーションや役割の確認など本番に
向けて準備を行っていきました。準備を行う中でNACK5
さんから2回ものラジオの宣伝や、検査科の声掛けで東
芝の最新エコー器とマンモカーが当日搬入可能となりまし
た。私たちの活動に賛同して下さり全て無料での参加です。
本当にありがたく思いました。
今回のイベントは、昨年3月11日の震災から1年を迎え
るにあたって「あなたのことを忘れない」という重大な出
来事を風化させない意味合いも含まれ、トークディスカッ
ションなども行われました。
私たちは医療の立場から、自分自身の体や検診に少しで
も関心をもってもらい「自分や自分の家族を守る」という
観点で活動に参加させて頂きました。
当日は事前に準備していたピンクのポロシャツを皆で着
て、院内使用のネームとピンクリボンのバッチをつけて参
加しました。初めての参加であり、手探り状態の中、来客
数およそ100名を想定し準備しました。どのくらいの方が
足を運んで下さるのか、3階というブースにはたして来て
もらえるのかとても心配でした。しかし当日は予想を遥か
に上回り270名の方が来場され、その内マンモカーは90名
の見学者がありました。
前日からの準備と、当日は8時~17時まで活動を行いま
した。5分で昼食を食べ、過ぎればあっという間の時間で
した。誰一人として「疲れた…」という言動は無く、それ
ぞれが役割を果たしたという状況でした。ですので、他の
会場でどのようなイベントが行われ、どんな様子だったの
かを感じることは出来ませんでした。終わった時は特別な
思いは無く「終わったな…」という具合でした。ですが、
日常業務に戻った時なぜか初めて安堵感が込み上げてきま
した。今思えば、おそらく疲れ過ぎてそれ以外は考えられ
なかったのだと思います。業務をこなしながらの準備で手
探りの中、業務で都合の悪い方が多く、かなり神経を使っ
ていたせいもあったと思います。時間が経って初めて
「もっ
とこうすれば良かった」等の反省点が見えてきました。来
場された方のアンケートを確認しましたが、多くの方が喜
んで下さったようでした。しかし、まだまだ改善の余地は
ありますし、啓蒙活動としてはこれからだと感じます。今
後またこのような機会が与えられた場合には、事前準備を
もっと充実させてチーム全体で各自の知識や情報、役割の
共通理解を深め、もっと自信ある活動が出来ればと思いま
す。
今回、私個人はもとより、院内の乳腺診療に携わるチー
ムのメンバーとして貴重な経験をさせていただいたと感じ
ます。この経験を活かしもっと賛同していただける啓蒙活
動が出来ればと思っています。
このような経験をさせて頂いたことを感謝するととも
に、上尾中央総合病院のスタッフの素晴らしさを知る良い
機会ともなりました。このような仲間と働けることを誇り
に思いますし、皆で力を合わせることの素晴らしさとその
相乗効果を知りました。
この活動にあたり忙しい診療の合間にご協力いただいた
上野副院長をはじめ、力を貸して下さった方々に深くお礼
を申し上げます。今後とも努力していきたいと考えます。
36
News ROTARY
さがみリハビリテーション病院
H23年度 はたらく母子家庭
応援企業表彰 受賞!!
はたらく母子家庭応援企業とは?
厚生労働省より、母子家庭の母親を積極的に採用した
り、就業時間の柔軟対応をしたり、幼児のための設備を
整えたりなどの母子家庭の母親の就労支援を積極的に
行っている企業に対して表彰されるものです。
応募により厳しい審査を通過し、平成23年度は全国で
13社のみが選定され、そのうちの1社として『さがみリハ
ビリテーション病院』が受賞することが出来ました。
【当院の実績】
全従業員における母子家庭の割合 4.3%
母子家庭の母の平均勤続年数 4年6ヶ月
News ROTARY
埼玉回生病院
『ふれあいの場』老人福祉センターで
ミニ出前講座を試みて
埼玉回生病院は地域高齢者の健康増
進の為に、老人福祉センターで専門職
による「ミニ講座」をH23年5月から実
施しています。講座項目は、院長先生
はじめ、薬剤師、検査技師、管理栄養士、
リハビリ職員、看護師の六講座で週一
回の割合で行っています。又、八潮市
生涯学習まちづくり「出前講座」を寿
楽荘でと希望される老人クラブも増え
てきています。講座以外にも口腔体操
や血圧測定・健康相談を行っており皆
さん認知症予防や健康増進には関心が
高くどの講座も真剣に聴いて頂け質問
が殺到し、時間で帰れない日もありま
す。地域高齢者の方より「年寄が聞い
て分かる講座で本当に有難い。またやっ
てほしい」と大好評です。今回センター
長の推薦で、八潮市老人クラブ連合会
だより「きらめき」第1号に掲載され
ました。24年度も地域貢献を目的とし
て継続することになりました。
37
津江 洋子
News ROTARY
あげお愛友の里
そば打ち実演
重盛 晃
『そば打ち実演』の2~3日前より、ポスターを目にした
利用者様からの問い合わせが多くあり、楽しみにされてい
る様子が伺えました。
2月8日、『そば打ち実演』当日。そば打ちを経験した
昔を思い出しての会話に花が咲いたり、通常と異なる雰囲
気に「これから何が始まるの?」と聞かれる方がいたりと、
ザワザワとした空気に包まれる特設会場。
いざ、日清医療食品スタッフの方による「そば打ち」が
始まると、会場は一気に静まり返りました。①水回し②ね
り③きくねり④のし⑤たたみ⑥切りの手順で進んでいく工
程には、身を乗り出してステージ上の職人さんを見つめる
利用者様もいらっしゃる程でした。
工程最後の「切り」の作業は、希望された利用者様が実
際に体験されました。こうして出来上がった「挽きたて」
「打ちたて」
「茹でたて」のおそばを昼食で召し上がる利
用者様の表情には、満足感が溢れておりました。
<そばうちの手順>
①水回し(みずまわし)
②ねり
③きくねり
切りの作業は利用者様も
一緒に行いました。
④のし
⑤たたみ
⑥切り
患者様の元気な笑顔が
私たちの励みです。
38
祝 準優勝 !!
上尾メディックス
V チャレンジリーグ女子
2011/12
2011年12月のVチャレンジリーグ開幕から約4か月。
上尾メディックスは見事準優勝を獲得することが出来ました。惜しくもプレミアリーグ昇格、リーグ戦優勝
は成し得ませんでしたが、前リーグ戦王者の名に恥じぬ戦いぶりを見せてくれました。その姿はファンの方の
みならず、多くの方々に勇気と感動を与え、心に残る戦いぶりだったのではないでしょうか。
リーグ戦を終えて
監督 吉田 敏明
まずは、御礼させていただきます。皆様のご支援、応援のお陰で、今シーズンのリーグ戦準備、
リーグ戦22試合を全うし準優勝で入替戦に進むことができました。ありがとうございました。心
の底より感謝申し上げます。
昨年一昨年は、昇格には手が届かなかったものの、尻上がりに調子を上げました。しかし、今シー
ズン「そうは甘くないぞ」と勝利の女神から叱咤されることとなりました。
1月29日の日立との第1戦。快勝でした。その後勝ち星を重ねるも、2月25日と26日の佐賀県嬉
野での2連敗。その2連敗を取り戻すために、悲願のプレミア昇格のかかる入替戦には、一層の「気
合い」を入れて臨みました。しかし、相手の力を上回ることができませんでした。
今シーズンの試合内容、結果を受け止めて、来シーズンへ向けての改善へと繋げなければなり
ません。皆様に元気を与えなければなりません。メディックスはがんばります。変らぬご支援、
ご声援、よろしくお願いいたします。
39
上尾メディックス試合結果表
V・チャレンジリーグ女子2011/12 レギュラーラウンド
◯3−0
◯3−1
◯3−0
◯3−1
◯3−0
◯3−1
◯3−0
◯3−0
◯3−0
◯3−0
◯3−0
●1−3
●0−3
◯3−1
◯3−0
◯3−0
◯3−0
◯3−0
◯3−0
◯3−0
◯3−0
◯3−0
◯3−0
●1−3
●1−3
◯3−0
●0−3
◯3−1
◯3−0
◯3−0
◯3−0
◯3−0
◯3−0
●0−3
◯3−0
◯3−0
●1−3
●2−3
◯3−0
◯3−2
◯3−0
◯3−0
◯3−1
◯3−0
●1−3
●0−3
●0−3
●0−3
◯3−1
●1−3
◯3−1
◯3−1
◯3−1
◯3−1
◯3−0
●0−3
●1−3
●0−3
◯3−0
◯3−0
●2−3
◯3−1
◯3−0
◯3−0
◯3−1
◯3−0
●2−3
●1−3
◯3−0
◯3−0
◯3−1
◯3−0
◯3−1
◯3−2
◯3−0
◯3−1
◯3−0
●0−3
●0−3
◯3−1
●0−3
●1−3
●1−3
●1−3
◯3−1
◯3−2
◯3−1
●0−3
●0−3
●0−3
●1−3
●1−3
●1−3
◯3−0
◯3−1
◯3−0
◯3−0
◯3−0
◯3−1
●1−3
●0−3
◯3−2
●0−3
◯3−1
◯3−0
●2−3
◯3−2
●2−3
◯3−0
◯3−0
セット率
◯3−0
失セット
◯3−0
◯3−0
得セット
◯3−0
◯3−0
勝 率
◯3−0
◯3−0
負
◯3−0
◯3−0
勝
◯3−0
◯3−1
GSS
◯3−0
◯3−1
試合数
Befco
三洋電機
◯3−0
◯3−0
柏
6
仙 台
P F U
熊 本
5
◯3−2
◯3−0
健祥会
大野石油
三洋電機
4
P F U
KUROBE
◯3−1
◯3−0
大野石油
3
KUROBE
上 尾
◯3−1
◯3−1
尾
2
●0−3
日 立
上
1
日 立
順 位
チーム
22
21
1
0.95
63
10
6.30
22
20
2
0.91
61
10
6.10
22
16
6
0.73
53
22
2.41
22
13
9
0.59
44
34
1,29
22
13
9
0.59
45
37
1.22
22
12
10
0.55
44
37
1.19
チャレンジマッチ女子 2011/12 試合結果
12/04/01(日)
上尾 0―3 トヨタ車体 14 − 25 18 − 25 27 − 29
12/03/31(土)
上尾 0―3 トヨタ車体 13 − 25 16 − 25 21 − 25
敢 闘 賞
ブロック賞
皆本明日香
安藤 典子
今回敢闘賞をいただき本当に嬉しく思っています。
このような素晴らしい賞をいただけたのもチームをい
ろんな形で支えていただき、応援して下さっている方々
のおかげだと思います。本当に感謝の気持ちでいっぱい
です。
今季リーグは終わりましたが、これからも上尾メ
ディックスの応援をよろしくお願いします。
ブロック賞をとることができました!
初めての個人賞でとても嬉しいです!これからも頑
張っていきます!
応援よろしくお願いします。
40
平成 24 年2月 25 日(土)
実施
平成 24 年2月 25 日(土)
実施
平成 24 年2月 18 日(土)
実施
平成 24 年2月 25 日(土)
実施
受験者数・合格者数
医事課上級に合格して 平成24年2月25日(土)実施
区 分
受験者数 合格者数
DPC
88
埼玉回生病院 開化 敏彦
不合格者数
合格率
平均点
平成 24 年2月
18 日(土)
実施
平成 24 年2月 18 日(土)
実施
3
85
3.4%
30.9
今回医事上級に合格しましたが、私が行ったことは次の三つです。
「①目標を明確にすること ②目標を達成しようと強く願うこと ③目
平成 24 年4月 20 日 現在
標を達成するためのそれ相応の準備・努力を図ること。」これは我が
家の教育方針でもあります。私が子供達に繰り返し説いてきたことを今
回私自身が実践したまでです。①は難しくありません。問題は②と③で
平成 24 年4月 20 日 現在
平成 24 年4月 20 日 現在
合 格 者 合 計
保
健
師
17
助
産
師
5
看
護
師
214
薬
剤
師
32
診 療 放 射 線 技 師
12
理
学
療
法
士
141
作
業
療
法
士
79
言
語
聴
覚
士
21
視
能
訓
練
士
2
臨
床
検
査
技
師
26
臨
床
工
学
技
士
12
士
18
社
会
福
祉
精 神 保 健 福 祉 士
介
総
護
福
合
祉
す。思わないことは論外ですが、思うだけでも目標達成はできません。
行動に移すことが重要です。ハードルが高ければ高いほど助走を長くと
り、しっかりと準備しなければなりません。根気がいることと思います。
投げ出しそうになった場合には、②に戻り見つめなおすことが重要で
す。そして、③再び歩き出すことです。
是非、みなさんも参考にしてみて下さい。
2
士
180
計
761
看護師となり、今思うこと 上尾中央総合病院 左近允 愛咲
辛かった実習や国試を乗り越えてずっと夢だった看護師と
受験者数・合格者数
区 分 受験者数 合格者数 不合格者数 合格率
平均点
初級
211
183
28 86.7%
72.4
医 事
して働けることをすごく嬉しく思います。同時に、もっと看
CMS 事務資格認定試験
中級
336
26
310
7.7%
41.8
上級
259
6
253
2.3%
35.6
中級
95
25
70
26.3%
60.2
上級
95
5
90
5.3%
44.6
中級
22
7
15
31.8%
57.4
上級
39
6
33
15.4%
56.7
中級
41
23
18
56.1%
69.7
上級
49
2
47
4.1%
46.5
合 計 1,147
283
864
護を知りケアを提供できるようになりたいという気持ちとた
くさんの不安やプレッシャーでいっぱいです。これからさ
総 務
まざまなことに直面すると思いますが、今のこの気持ちを忘
れず同期と励まし合いながら笑顔で頑張りたいです。目標や
夢に向かって一生懸命頑張り、休日は思いきり楽しみプライ
ベートも充実させたいです。
経 理
健康管理
41
24.7%
53.9
(全体平均) (単純平均)
平成24年6月30日発行(年3回発行) AMG協議会 総務部広報室 編集・発行人/川村勇造 埼玉県上尾市柏座1-10-3-58 TEL.048-773-1113㈹ 監修/㈱寿エンタープライズ 印刷/㈱博愛社