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FIMスポーツコード規律および裁定規定 - 日本モーターサイクルスポーツ

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FIM
スポーツコード
規律及び裁定規定
2010 年度版
目次
略語及び定義
定款
1
2-47
1
歴史
2
2
エンブレム
3
3
権限
3
4
本部及び法的立場
4
5
裁定条項
4
6
目的
4
7
目標
4
8
公用語
5
9
財政源
5
10 財政
6
11 メンバーシップ
6
12 コンチネンタルユニオン
9
13 専門団体
12
14 FIM執行機関
13
15 定款の改訂
36
16 細則
36
17 コード
36
18 定款と他の規則との間の矛盾
37
19 解散
37
20 定款の採用と適用開始日
37
スポーツコード
51-82
1
FIMスポーツコード
51
2
定義
51
3
権能及び裁定条項の認識
51
4
FIM規則の解釈
52
5
スポーツコードとその付則及び規則の改訂、あるいは追加
52
10 競技会
52
20 カレンダー
56
30 FIM競技会
62
40 オフィシャル
68
50 FIMスチュワード及び国際審査団
70
60 参加者
71
70 FIMライセンス
74
100 大会特別規則、その他書類及び競技会の種々運営
77
110 保険
79
120 FIM競技会へのエントリーとエントリー受理
81
130 競技会の開始と運営
81
140 レース終了後
81
規律及び裁定規定
83-95
1
原則
83
2
ペナルティー
83
3
国際規律及び裁定組織
84
4
抗議と控訴
88
5
すべての規律および裁定組織が取る手順
92
6
判決の公表
94
7 ペナルティーの相互作用
94
8
罷免
94
9
裁定条項
95
略語及び定義
本定款を用いるにいたって、下記の用語と略語が使用される:
“ AG ”
総審議会
“ BE ”
最高委員会
“ CAS ”
スイスのローザンヌにあるスポーツ仲裁裁判所
“ CCP ”
トラック・レース委員会
“ CdD ”
運営委員会
“ CCR ”
ロードレース委員会
“ CDI ”
国際規律法廷
“ CEO ”
最高経営責任者(チーフ・エクゼクティブ・オフィサー)
“ CER ”
エンデューロおよびクロスカントリー・ラリー委員会
“ CFM ”
モーターサイクル女性委員会
“ CIE ”
国際環境委員会
“ CJI ”
国際司法パネル
“ CMI ”
国際メディカルパネル
“ CML ”
レジャー・モーターサイクリング委員会
“ CMS ”
モトクロス委員会
“ CMT ”
モビリティ、移動、道路安全、産業、一般委員会
“ CONU ”
コンチネンタル・ユニオン
“ CTI ”
国際技術パネル
“ CTR ”
トライアル委員会
“ デレゲート”
FIM運営委員会、各委員会、あるいは各パネルの選出された、あるいは
指名されたメンバー
“ FIM ”
国際モーターサイクリズム連盟
“ FMN ”
各国モーターサイクル協会
“ モーターサイクリング”
総審議会(AG)の決定するクアド、および/あるいはキャタピラ
・トラック、またはスキーを例 外 とする四 輪 未 満 のホイールを持
つモーター付き陸上車両に関連するすべての活動が該当する
“ オフィシャル ”
FIMの発行する国際オフィシャル・ライセンスの所持者全員
“ SE ”
FIM執行事務局
“ TAC ”
規律諮問委員会
“ TIA ”
国際控訴裁定委員会
(歴史的理由から、使用される頭文字は主にフランス語の呼称から採用されている)
1
定 款
1.
歴史
1904年 にFederation Internationale des Clubs Motocyclistesという呼 称の
もとに設立されたFederation Internationale de Motocyclisme(国際モーターサイク
ル連盟 )は、モーターサイクルのスポーツとツーリングの両面 を管理 、促進 し、これらの分 野
におけるモーターサイクル・ユーザーを支 援 することを目 的 として創 立 された国 際 組 織 であ
る。
1904年 9月 15日 にフランスで国 際 レースが開 催され、オーストリア、デンマーク、フラン
ス、ドイツ、そして英 国 が参 加 した。レースで優 勝 したのはフランスだったが、レース状 況 に
関して議論が持ちあがった。
その結果 、参加 した5カ国のスポーツ組 織が結集 し、Federation Internationale de
s Clubs Motocyclistes(FICM)を創 立 する案 が提 案 された。この連 盟 は1904年 12
月 22日 にパリで創立 されたが、未 熟 なものであった。1906年 7月 にボヘミアのパコフで行
われた“インターナショナル・カップ”の際に、参加国―オーストリア、フランス、ドイツ、および
英国―の代表者は満場一致でFICMの解散に合意した。
5年後 、英国のオート・サイクル・ユニオンが主 導権を握って、1912年 11月28日にロン
ドンのオリンピアでミーティングが行われた。このときに、Marquis de Mouzilly St-
Marsがパトロンに選出され、Arthur Stanley MP卿が会長に選出された。
このミーティングには、ベルギー、カナダ、デンマーク、フランス、英国、イタリア、オランダ、お
よびアメリカの代 表 者 が出 席 した。このミーティングの結 果 、モーターサイクルのスポーツと
ツーリングの両 面 を管 理 、促 進 し、これらの分 野 におけるモーターサイクル・ユーザーを支
援することを目的として、FICMが再設立された。
1929年 、FICMは、スポーツおよびツーリズムに携 わる国 際 団 体 のひとつとして、国 際
連盟の発行するリストに記載された。
1937年 、FICMとAIACR(国 際 承 認 自 動 車 クラブ組 織 )との間 で、両 組 織 の相 互 関 係
を明白にし、極めて密接な協力関係を築き上げていくという合意がなされた。
1949年 、FICMはFederation Internationale Motocycliste(FIM)となり、1959
年1月にFIMの本部は、1912年の再設立以来本部のあった英国からスイスに移された。
1951年 、FIMは国 際 協 力 連 合 から、政 治 色 のない国 際 組 織 として認 められた。1959
年 からFIMはジュネーブに本 部 を持 つ半 官 民 国 際 団 体 連 合 (FIIG)のメンバーとなってい
る。
2
1967年、FIMは国際スポーツ連盟(GAISF)の創立メンバーとなった。
1984年、FIM は国際スポーツ科学及び体育審議会(ICSSPE)のメンバーとなった。
1994年、FIMはヨーロッパ交通安全審議会(ETSC)のメンバーとなった。
1998年1月、FIMはIOCによって暫定的に承認協会の地位を与えられた。
1998年5月にFIMはIOC承認国際スポーツ連盟(ARISF)のメンバーになった。
1998年に、名称がFederation Internationale de Motocyclismeに変更された。
2000 年 9 月、シドニー・オリンピックゲーム開催期間中、FIM は IOC 公式協会として正式
に認可された。
2001 年、FIM は世界ツーリズム機構(WTO)のメンバーになった。
2003 年、世界アンチドーピング機構(WADA)の世界アンチドーピングコードに準拠したア
ンチドーピングコードを承認した。
2006 年 12 月、FIM と国連環境計画(UNEP:United Nations Environmental Programme)
との協同覚書契約書に署名した。
2.
エンブレム
4 色の加工処理された FIM エンブレムには、白い文字で FIM のイニシャルを中央に記し
た青い円が配置されている。この様式化された円(ディスク)は、メタリックグレー色の羽に支
持されている。この円(ディスク)の下部には同色の月桂樹の冠が飾られている。
FIM のモットーは、ラテン語で“Pro Virtue et Scientia”(名誉と科学のために)であり、
一 方では人間の勇 気と才能 、そしてもう一 方では科学 と技 術の革新 であり、モーターサイク
リングを創造することにあります。
3. 権限
FIMは、モーターサイクル活 動 に関 連するすべての事 柄 に関 与する国 際 組織 で、スポー
ツ、ツーリズム、レジャー、環 境 、モビリティ、道 路安全 、法律に関連する用 件、そしてモータ
ーサイクル・ユーザーの権利と利益を保護するという分野において活動を行う。
モーターサイクルスポーツに関 して、FIMは世 界 中 でFIMの管 轄 のもとに行 われる国 際
モーターサイクルスポーツ活 動 を管 理 する権 限 を有 する最 高 、かつ唯 一 の組 織 である。こ
のため、国 際 モーターサイクルスポーツ活 動 の運 営 上 生 じた問 題 点 の調 停 に関 して、FIM
3
は最高の裁定権を有するものであるが、CASに提訴される件は例外とする。
モーターサイクルスポーツのすべての分 野 における世 界 選 手 権 、コンチネンタル選 手 権
(認 定 されたCONUの権 限 下 で行 われる大 会 は除 く)及 びFIMプライズイベントの公 式 タイ
トルはFIMに独 占 的 に帰 属 するものとする。その結 果 、FIMはこれらのタイトルに関 連 する
イベントの運営に必要だと判断した規則を適用することができる。
FIMは、世 界 選 手 権 、コンチネンタル選 手 権 、およびFIMプライズイベントに関 するすべ
てのテレビ、ラジオ、ビデオ・カセット、スポンサーシップ、マーケッティング、宣 伝、販売 、プロ
モーション、ライセンス、および他すべての権利の所有者である。
4. 本部、および法的立場
FIM本部はスイスのMies(Vaud州)にある。FIMはスイス民事法典第60条(およびそれ
に続く序文)に定義されている団体で、スイス職業 登録所に登録されている。したがって、FI
Mの法的立場はスイスの法律に準じるものである。FIMとその執行機関 、あるいはメンバー
間の論争、またはFIMとその執行機関、あるいはFIMに関連する個人、中でも特にライセン
スを所持するライダーとの間の訴訟はスイスの法律によって管理される。
FIMに対する訴訟で、裁定条項(事項5を参照)によってカバーできない訴訟の審判法廷
はジュネーブとする。
FIMは、政治 的、経済 的、および行政 的に独立 している。また、FIMは政治的 、宗教的 、
性的、あるいは民族的差別を認めない。
5. 裁定条項
裁定組織、あるいはFIMの総審議会(AG)が下 した最終決定は通常の法 廷への提訴の
対 象 とならない。このような決 定 はスポーツ仲 裁 裁 判 所 (CAS)に提 訴 され、スポーツ仲 裁
裁 判 所 (CAS)はスポーツに該 当 する裁 定 規 則 に基 づいて最 終 的 な決 定 を下 す権 限 を独
占的に有する。
6. 目的
FIMの目的は、世界中のモーターサイクル活動を発展、促進、調整、指導し、管理してい
くことである。
7. 目標
FIMの目標には特に下記がある:
a) モーターサイクリングの発展に貢献する可能性のあるすべてのプロジェクト、または
創意の実施を支持することによってモーターサイクリングを全面的に奨励し、世界中
のモーターサイクル・ムーブメントを統一し、FIMメンバーの物質的、および道義的な
利益を守っていく。
4
b) FIMメンバー間、およびモーターサイクリングに関連するすべての関連団体との協調、
友好関係を促進させることによって、FIMメンバーの利益を保護する。
c) FIMの名称を冠したイベントの運営を管理し、イベントが安全で環境にやさしい状況で
進行するように促進する。
d) 責任のあるモーターサイクルスポーツおよびツーリズムを促進すると同時に、安全
で環境にやさしいロード・ライディングとモビリティを促進する。
e) 政府当局と公的および私的存在に対して、モーターサイクリストの権利と利益を擁護、
保護し、代表する。
f) モーターサイクル・ユーザーのためにさまざまな利益を得る。
g) 世界中のモーターサイクリスト間に友好関係を築き、維持していく。
h) モーターサイクル活動及び FIM の準組織への女性の参加を促す。
8. 公用語
FIMの公用語は英語とフランス語とする。すべての公式文書、および出版物はこの2ヶ国
語で作成される。
総 審 議 会 (AG)と運 営 委 員 会 (CdD)のミーティングでは、公 用 ニカ国 語 の同 時 通 訳 が
用 意 される。運 営 委 員 会 (CdD)は最 大 三 つまでの実 務 言 語 の同 時 通 訳 を用 意 する決 定
を出 すことができる。この場 合 に発 生するすべての経 費 はFIMが負 担するものとする。しか
しながら、要 請 があった場 合 、FIMは他 のミーティングに関 して、非 公 用 語 の逐 次 、または
同 時 通訳 を用 意することができる。この場合 、発生するコストは追 加のサービスを要 請する
団体が負担するものとする。
FIMの公 式 文 書 、および発 行 物 の解 釈 に関 して論 争 が生 じた場 合 、あるいは二 つの公
用 語 の文 面 に相違 があった場 合 で、特 にフランス語 版 が優 先 されると記 されている文 書 の
場合を除いて、英語版が優先される。
9. 財政源
FIMの主要財源は下記の通りである:
a) 総 審議 会(AG)、およびあるいは運営 委員 会(CdD)によって出 された決定 に基 づいて
行われるFIMの活動によって生じる収入
b) FIMの資本を投資して得られる収入
c) 公的、または私的団体による賛助金、または補助金
d) 加盟会員、あるいはFIMに関連する、またはFIMの承認した団体が支払う加盟金お
5
よび会費
e) FIMカレンダー記載料
f) ライセンス授与、および発行料
g) テレビ、およびラジオ放送権、ビデオ・カセット、スポンサーシップ、マーケッティング、
宣伝、販売、プロモーション、ライセンス、およびFIMが所有する他のすべての権利に
よって生じるロイヤリティー
10.
財政
FIMの会計年度は暦の年度と同じとする。
運 営 委 員 会 (CdD)がFIMの財 政 運 営 、および財 政 的 な手 順 と規 則 の管 理 に関 して規
則を作成する。これらの規則は総審議会(AG)によって承認されなくてはならない。
FIMによって選 出され、運 営委員会(CdD)が指 定 した外部の会 計事務所の補佐を受け
た3名の内部会 計監査役が、FIMの年 間会計 監査に関 して責任 を持つ。内部 会計監査 役
は年次会計報告書を総審議会(AG)に提出する。
11.
メンバーシップ
FIMは下記によって構成される:
a) 加盟協会(FMN)
b) 名誉会員
c) 礼遇会員
11.1 加盟協会
11.1.1 定義
当 該 国 の代 表 としてFIMがみなす国 内 協 会 は、国 内 のモーターサイクル活 動 を有 効 に
管轄する代表団体で、FIMのメンバーとして認められる可能性がある。
国 際 連 合 (UN)か国 際 オリンピック委 員 会 (IOC)に認 められた世 界 中 の国 々がFIMに
代表を送ることができるが、一ヶ国につきひとつのFMNとする。
11.1.2 FMNの権能
FIMの加 盟 協会 として認められた各 FMNは、当 該国 において、本 定 款 、細則 、スポーツ
コード、およびFIMの諸規則 に定 義 されているFIMの権 限 を行 使する資 格 を有 する唯一 の
組織である。各FMNは、会員を辞退する、あるいは資格を停止される、資格を剥奪される、
あるいは解 散 するといった事 態 にならないかぎり、この権 限 を行 使 する権 利 を有 する。各 F
MNは、総審議会(AG)のミーティングに出席し、事項 14.1.2 に基づいて投票する権利を有
する。
6
11.1.3 FMNの加盟に際して取られる手順
FIMの加盟会員となるために、FMNは下記と共に加盟申請を FIM 執行事務局(SE)
に提出しなくてはならない:
a) 当該協会の定款と細則を各2部ずつ
b) 過去、および現在の活動の概略
c) 当該協会の運営組織メンバーのリスト
d) 当該国でスポーツを管理する公式団体からの推薦状、あるいは当該FMNの国内に
おける権限を証明する証拠、および当該FMNの運営組織メンバーに関する情報
e) 加盟金と年会費を支払うことを確約する文書
f) 下記に同意するという宣言書を提出する。
― 当 該 協 会が、FIMの定 款 、諸 規 則 、および決定 に従 うこと及び当 該 FMNのメンバー
とライセンス所持者をこれらに従うようにさせることの確約
― 全ての関連する第三者、特に契約を交わした団体、組織とともに本規則を遵守する
― 運営委員会(CdD)の承認のある場合を除き、本規則の権威を失墜させない
これらの文書はすべて公用語のうちのひとつで書かれなくてはならない。
すべてのFIM会 員申 請は、総 審 議会 (AG)に承認要 請 を出す前に、最 初に運 営 委員 会
(CdD)によって検 査 される。運 営 委 員 会 (CdD)は申 請 を出 しているFMNがFIMのメンバ
ーシップの条件を満たしているとみなした場合には、さらにチェックが必要だと判断した内容
に関して問い合わせを行う。
運 営 委 員 会 (CdD)が、当 該 FMNがFIMのメンバーシップの条 件 を満 たしていないと判
断した場合には、申請を却下するように総審議会(AG)に勧めることができる。
FMNの加盟 は、最も早くても総 審議 会(AG)が承認 を行った年の翌年の1月 1日から有
効となる。ただし、これは当該FMNが加盟金と年会費を支払った場合にのみ有効となる。
11.1.4 加盟金および会費
FIMのメンバーになるにあたって、FMNは加盟 金を支 払う。その金額は運営委 員会(Cd
D)の提案に基づいて総審議会(AG)が決定する。
すべてのFMNは、運 営 委 員 会 (CdD)が提 案 して総 審 議 会 (AG)が決 定 する年 会 費 を
支払う。年会費は毎年1月1日に支払うものとする。
加盟金は、最初の年会費と同時に支払うことができる。
7
11.1.5 メンバーシップの失効
11.1.5.1 辞任
FMNの辞 任 は、6ヶ月 間 の告 知 期 間 を持 って、書 留 書 簡 でFIMに送 られた場 合 、その
暦の年度末に承認され、有効となる。
11.1.5.2 資格停止
年 会 費 の支 払 い、および/あるいはFIMの作 業 に対 する支 払 いを期 限 までに支 払 わな
かった場合、ただちにFIMメンバーとしての資格が停止される。資格停止は、支払いが完全
に行われるまで続くものとする。
11.1.5.3 除名
運 営 委 員 会 (CdD)、またはFMNからの提 案 に基 づく総 審 議 会 (AG)の決 議 にしたがっ
て、FMNが除名されることもある。
a) 当該FMNがメンバーとしての義務を怠る、あるいは自国においてモーターサイクリン
グの利益を効果的に代表しなかった場合
b) 書留書簡により、支払い請求を受けてから最大期間二年以内にFIMに対して債務
の支払いを怠った場合
FMNを除 名 するという提 案 は、運 営 委 員 会 (CdD)が当 該 FMNの意 見 を聴 取 したのち
に検討され、運営委員会(CdD)によって下記が行われる:
a) 当該FMNの国において地元調査を行う
b) 手許にある書類に関して、さらに問い合わせを行う
c) 当 該 FMNがFIMのメンバーシップの条 件 を満たしていないと判 断 した場 合 、総 審 議 会
(AG)に当該FMNの除名を勧める
11.1.5.4 解散
FMNの解散は、解散理由が何であれ、当該FMNのメンバーシップ権利の喪失を意味す
る。
11.1.6 メンバーシップ失効による結果
辞 退 した、あるいは除名になった、あるいは解 散 したFMNは、メンバーとしての立 場 を失
う。
FMNが暦年度の途中でメンバーシップを失った場合でも、FIMに対する義務はその暦年
度 末 まで存 続 する。また、その年 度 に関 する支 払 いも完 全 に行 われなくてはならない。メン
バーシップの喪失は、FIMの資産に関する請求権をすべて放棄するものである。
8
11.2 名誉会員
運 営 委 員 会 (CdD)の提 案 に基 づき、また過 去 の貢 献 をたたえるため、総 審 議 会 (AG)
はFIM内 で役 職 についていた者 に名 誉 会 員 の称号 を与 えることができる。名 誉 会 員 のタイ
トルは、その人物がFIM内でついていた役職に関連するものとする。
名 誉 会 員 は総 審 議 会 (AG)のミーティングと彼 らが名 誉 会 員 である執 行 機 関 のミーティ
ングに出 席 することはできるが、投 票 権 は持 たない。しかしながら、名 誉 会 員 は、彼 らが所
属するFMNから総審議会(AG)の投票権のあるデレゲートに指名されることができる。
名誉会員資格を有するものは、名誉職 を与えられた同一組織内の役職への立候補をす
ることが認められない。
11.3 礼遇会員
運営委員会 (CdD)の提 案に基づき、総審 議会(AG)は、FIMまたはモーターサイクル活
動 一 般 に関 して行 われた重 要 な貢 献 に対 して、FIM外 部 の個 人 、あるいは団 体 に礼 遇 会
員の称号を与えることができる。
礼 遇 会 員 は総 審 議 会 (AG)のミーティングに出 席 することはできるが、投 票 権 は持 たな
い。
12.
コンチネンタルユニオン(CONU)
12.1 コンチネンタルユニオン(CONU)の認定
地 理 的に同 じ大 陸 (アフリカ、アジア、ヨーロッパ、南米 、北 米 、およびオセアニア)に属す
るFMNはコンチネンタルユニオン(CONU)を形成し、FIMに認定を求めることができる。
コンチネンタルユニオン(CONU)の会長は、運営委員会(CdD)の職権メンバーとする。
一 度 コンチネンタルユニオン(CONU)が認 定 されたら、FIMはその大 陸に存 在 するすべ
てのFMNが当該コンチネンタルユニオン(CONU)のメンバーになることを推奨する。
FIMの運 営委 員 会 (CdD)は、例 外 的 状 況において、あるコンチネンタルユニオン(CON
U)が地 理 的 に別 の大 陸 に存 在 し、その大 陸 のコンチネンタルユニオン(CONU)に所 属 し
ていないFMNに、存 在 するコンチネンタルユニオン(CONU)にメンバーシップを与 えること
を承認する。ただし、これはその当該 大陸のコンチネンタルユニオン(CONU)が反対 しない
ことを条件とする。
12.2 コンチネンタルユニオン(CONU)認定の条件
FIMの認定 を受けるために、コンチネンタルユニオン(CONU)は下記の主要 条件 を満 た
さなくてはならない:
9
a) 下記に同意するという宣言書を提出する。
― 当 該 協 会が、FIMの定 款 、諸 規 則 、および決定 に従 うこと及び当 該 FMNのメンバー
とライセンス所持者をこれらに従うようにさせることの確約
― 全ての関連する第三者、特に契約を交わした団体、組織とともに本規則を遵守する
― 運営委員会(CdD)の承認のある場合を除き、本規則の権威を失墜させない
b) 運 営 委 員 会 (CdD)の承 認 を受 けるために当 該 コンチネンタルユニオン(CONU)の定
款のコピーを提出する。
c) 当 該 大 陸 に位 置 し、すでにFIMのメンバーであるFMNの最 低 3/4(正 数 に繰 り上 げ
て)によって構成される。
d) 経済的、および管理的に独立している
e) コンチネンタルユニオン(CONU)のメンバー国のひとつに本部を持つ
f) 選挙に関して民主的なシステムを採用する。会長職の任期は4年とする。
運 営 委 員 会 (CdD)はコンチネンタルユニオン(CONU)認 定 にあたって追加 の条 件 を科 す
ことができる。
12.3 コンチネンタルユニオン(CONU)認定の手順
コンチネンタルユニオン(CONU)の認 定 申 請 は、最 初 に運 営 委 員 会 (CdD)によって検
査される。その後、運営委員会(CdD)が総審議会(AG)に承認を勧めることができる。しか
しながら、CdDは、申請を出しているコンチネンタルユニオン(CONU)が認定の条件を満た
していないと判断した場合には、認定却下、あるいは認定延期を勧めることもできる。
認定は、総審議会(AG)が承認した直後から有効となる。
12.4 コンチネンタルユニオン(CONU)の権利
FIMがコンチネンタルユニオン(CONU)に委任する権利は下記の通りである:
a) コンチネンタル選手権に関してFIMのスポーツ的権限を行使する。
b) すべてのモーターサイクルの種目に関して、当 該コンチネンタルユニオン(CONU)の権
限下で行われるコンチネンタル選手権の公式タイトル権利によって生じる収入を得る。
c) すべてのモーターサイクルの種目に関して、当 該コンチネンタルユニオン(CONU)の権
限 下 で行 われるコンチネンタル選 手 権 のテレビおよびラジオ放 送 権 、ビデオ・カセット、ス
ポンサーシップ、マーケッティング、宣 伝 、販 売 、プロモーション、ライセンス、および他 の
すべての権利に関して、単独の権利保有者となる。
d) FIMの運 営 委 員 会 (CdD)、あるいは総 審 議 会 (AG)の決 定 により、当 該 コンチネンタ
ルユニオン(CONU)に与 えられる他 の権 限 を行 使 することができる。この決 定 には、権
利の詳細、中でも特に権利が与えられる期間について明記される。
コンチネンタルユニオン(CONU)は、FIMの認 定 を受 けている限 り、FIMによって与 えら
れる権利を行使することができる。
10
複数のコンチネンタルユニオン(CONU)が協力することもできる。特に、FIMの運営委員
会 (CdD)の承 認 を事 前 に受 けた場 合 には、複 数 のコンチネンタル選 手 権 を組 み合 わせる
ことができる。
12.5 コンチネンタルユニオン(CONU)の義務
コンチネンタルユニオン(CONU)の義務は下記の通りである:
a) FIMの目標を当該大陸を通じて促進する。
b) 同じ大陸間にあるFMNの協力関係を強化する。
c) モーターサイクルスポーツ、ツーリズム、レジャー、道 路安 全 、およびモビリティに関 して
大陸レベルで奨励していく。
d) スポーツと一般モーターサイクリングの両方に関して、若者たちの間でモーターサイクリ
ングを促進する。
e) 当 該 コンチネンタルユニオン(CONU)に所属するメンバーの経 済的 発展を大 陸レベル
で奨励する。
f) 将来当該コンチネンタルユニオン(CONU)とFIMのメンバーとなる新しいFMNの設立を
奨励する。
g) 事前にFIMの承認 を得て、すべてのモーターサイクル種目に関してコンチネンタル選手
権を開催する。
h) インターナショナル・イベントの開 催 及 びモーターサイクル一 般 に関 係 するすべての事
柄に関してFIMと協力していく。
i) 各 国 協 会 が、当 該 コンチネンタルユニオン(CONU)とFIMの同 意 を得 ずに国 際 的 なグ
ループを形成しないようにする。
j) FIMから要 請 があった場 合 、当 該 コンチネンタルユニオン(CONU)の活 動 に関 する報
告と情報を詳細にわたって提供する。
k) 当 該コンチネンタルユニオン(CONU)の定 款 を改 訂する場合 、FIMに提出 して運営 委
員会(CdD)の承認を受ける。
l) FIMからの要 請 に基 づき、解 散 した、あるいはFIMから除 名 されたメンバーを除 名 とす
る。
12.6 コンチネンタルユニオン(CONU)認定の喪失
コンチネンタルユニオン(CONU)がFIMの認 定条件 を満 たさなくなる、義 務を果 たさない、
あるいはなんらかの理 由 により解 散 した場 合 、当 該 コンチネンタルユニオン(CONU)はFI
Mの認定を取り消され、認定に付随するすべての権利を喪失する。
暦 年 度 中 にコンチネンタルユニオン(CONU)の認 定 が取 り消 された場 合 でも、当 該 コン
チネンタルユニオン(CONU)がFIMに対 して持っている義 務は、その暦 の年 度 末 まで継続
される。
認定の喪失は、FIMの総 審議会(AG)で有 効投票 の2/3という過半数が得 られた場合
に確認される。
11
13.
専門団体
13.1 定義
FIMの専 門 団 体 は、FIMの利 益 のため、および国 際 的 なモーターサイクリングのために
活 動 をする国 際 組 織 、企 業 、あるいは団 体 で、総 審 議 会 (AG)の決 定 によってこの地 位 を
与えられる。
13.2 専門団体の地位の申請
FIMの専 門団体 としての地 位の授与 を希 望する法的 主体 は、下記 を添 えて FIM 執行
事務局(SE)に正式な申請を送る:
a) 当 該 団 体 がFIM定 款 、諸 規 則 、および決 定 に従 うことを承 認 すると同 時 に、当 該 団 体
のメンバーにもこれに従うようにさせるということを明記した宣言書。
b) 独自の定款と細則のコピー2部
c) 過去および現在の活動概略
d) 当該団体の運営評議会メンバーのリスト。
e) 当該団体のメンバーのリスト
13.3 専門団体としての地位授与の手順
FIMの専 門 団 体 としての地 位 の申 請 は、最 初 に運 営 委 員 会 (CdD)によって検 査 され、
その後 承 認 のために総 審 議 会 (AG)に提 出 される。しかしながら、運 営 委 員 会 (CdD)は、
提出された書類、または団体の種類が本定款の事項 13.2 の条件を満たしていない場合に
は、加 盟 会 員 に問 い合 わせを行 ったのちに総 審 議 会 (AG)に申 請 を提 出 することができ
る。
専 門 団 体 としての地 位 の授 与 は、総 審 議 会 (AG)が承 認 したのちにただちに有 効 となる
が、加盟金と地位が授与された翌年分の年会費が支払われた時点でのみ有効となる。
13.4 専門団体の権利と義務
1. 専 門 団 体 はFIMの総 審 議 会 (AG)に代 表 者 を送 ることができる。代 表 者 に投 票 権 は
ないが、彼らは、総 審議会 (AG)のすべてのミーティングと各委員 会およびパネルの全
公開会議に出席し、発言する権利を有する。
専門団体は、FIMの発行物を受ける権利を有する。
2. 専門団体は下記のことを行う:
a) 下記に同意するという宣言書を提出
― 当 該 協 会が、FIMの定 款 、諸 規 則 、および決定 に従 うこと及び当 該 FMNのメンバー
とライセンス所持者をこれらに従うようにさせることの確約
― 全ての関連する第三者、特に契約を交わした団体、組織とともに本規則を遵守する
― 運営委員会(CdD)の承認のある場合を除き、本規則の権威を失墜させない
12
b) 自国のFMNの権限を支持する。
c) 加 盟 金 と年 会 費 を支 払 う。金 額 に関 しては、運 営 委 員 会 (CdD)の提 案 を受 けて総 審
議会(AG)が決定する。年会費は毎年1月1日に支払われるものとする。
13.5 専門団体の地位の喪失
FMNの辞任および解散に当てはまる諸規則が専門団体にも該当する。
総会またはバイエニアル・セッションのときに総審議 会(AG)はFIM専門団体 の地位を撤
回することができる。
13.6 専門団体の地位の喪失にともなう結果
専 門 団 体 が、暦 年 度 の途 中 でその地 位 を失 った場 合 でも、FIMに対 する義 務 はその暦
年 度 末 まで存 続 する。また、その年 度 に関する支払 いも完 全に行 われなくてはならない。メ
ンバーシップの喪失は、FIMの資産に関する請求権をすべて放棄するものである。
14.
FIM執行機関
FIMの執行機関は下記のとおりである:
― 総審議会 (AG)
― 運営委員会 (CdD)
― 最高委員会 (BE)
― 内部会計監査役
― 各スポーツ委員会、および臨時スポーツ委員会
― 各パネル
― 国際規律法廷 (CDI)
― 国際控訴裁定委員会 (TIA)
― 規律諮問委員会 (TAC)
14.1 総審議会(AG)
総 審 議 会 (AG)はFIMの最 高 権 能 である。総 審 議 会 (AG)は、FIMの利 益 と総 審 議 会
(AG)の一 般方針 を考慮 し、提出された提案 を承 認、却下 、変 更、あるいは延期することが
できる。審議と話し合いは、本定款に明記されている手順に基づいて行われる。
総 審 議 会 (AG)が別 の期日 を決 定 しないかぎり、総 審 議 会 (AG)の決 定 はただちに有 効 と
される。
通 常の総 審議会 (AG)は年に一度 、総 会 、またはバイエニアル・セッションの際に行われ
る。
運 営 委 員 会 (CdD)は、必 要 だと判 断 した場 合 に臨 時 総 審 議 会 (AG)を招 集 することが
できる。
13
運 営 委 員会 (CdD)は、FMNの最 低 1/5が、招 集依 頼 の理 由 を明らかにして招 集 を依
頼した場合には、臨時総審議会(AG)を召集しなければならない。
14.1.1 出席・参加
総審議会(AG)への参加は下記の通りとする:
a) ある特 定 の総 会 、またはバイエニアル・セッションに参 加 するようFMNに指 名 された投
票権を有する代表(デレゲート)、または他の人物。FMNごとに最高3名まで
b) 総 審議 会(AG)によって選ばれた、あるいは運 営 委員 会 (CdD)によって指 名 された代
表(デレゲート)
c) 自らのコンチネンタルユニオンを代表するコンチネンタルユニオン(CONU)の会長
d) 名誉会員、および礼遇会員
e) 各専門団体から最高2名までの代表者
14.1.2 投票権
FMNのみに投票権がある。
FIMのメンバーとして承認された各FMNは、総審議会(AG)で1票の投票権を有する。
FMNがFIMのメンバーとして承 認 されてから2年 間 の間 に、各 総 会 、またはバイエニア
ル・セッションに最低1名のデレゲートを送り続けた場合、当該FIMは次の総会、またはバイ
エニアル・セッションで2票目の投票権を得る。
投票は、FMNのメンバーで、彼/彼女の代表するFMNによって投票権のあるデレゲート
として公式に指名された単独のデレゲートによってのみ行われる。
FMNは、規定期日までにFIMに対する債務を完全に支払った場合にのみ投票権を行使
することができる。
代理人による投票は許可されない。
すべてのFMNによって文書によって承認された提 案は、総審議会(AG)の決定に等しい
ものとする。このような決定 は、FIM 執 行 事 務 局(SE)にからただちに通達 されるものとす
る。
14.1.3 ミーティングの告示
通 常 の総 審 議 会 (AG)への出 席 告 示 は、総 審 議 会 (AG)の期 日 の遅 くとも90日 前 まで
に出 される。臨 時 の総 審 議 会 (AG)に関 しては、最 低 30日 前 までに告 示 が出 されなくては
ならない。
14
14.1.4 議題
通常の総審議会(AG)の議題には、主に下記が含まれる:
a) 総審議会(AG)の構成の立証
b) 前回の総審議会(AG)の議事録が適切である場合、それの承認
c) 前 年 度 の収 支 報 告 および会 計 の承 認 、内 部 会 計 監 査 役 の提 出 した会 計 報 告 の承 認 、
および決定組織に与えられた責任の免除
d) 翌年の予算の承認
e) 空席の選挙
f) 運営委員会(CdD)からの推薦事項と提案
g) FMNの提案
h) コンフェレンス・ミーティングの際 に、委 員 会 、またはパネルが出 した提 案 に対 して、支
持する論証を添えて出されたFMNの反対意見
FMNが、通 常 の総 審 議 会 (AG)で審 議 を要 請 する提 案 は、文 書 により、提 案 の理 由 を
添 え、総 会 またはバイエニアル・セッションの遅 くとも60日 前 までに、FIM 執 行 事 務 局 (S
E)に届けられなくてはならない。
提 案 が定 款 、あるいは細則 の改訂 に関 するものである場合 、新 たな文 面 、または改 訂 さ
れた文面が全文提出されなくてはならない。
議 題 とそれの関 連 文 書は、総 会 、またはバイエニアル・セッションの30日 前に、全 メンバ
ーに送られなくてはならない。
議 題 に記 載 されていない要 件 は、投 票 により2/3の過 半 数 によって承 認 された場 合 を
除 いて考慮の対象 とはならない。しかしながら、定款 、または細則の改訂は、議 題に記載 さ
れていないかぎり投票の対象とはならない。
14.1.5 定足数
本定款の事項 19.1 に基づいて、総審議会(AG)の決定は、投票権のあるFMNのうち最
低 25のFMN、またはFMN総 数 の1/3(次 の正 数 に繰 り上 げ)-いずれか多 い方 ―が出
席 している場 合 に有 効 だとみなされる。定 足 数 に満 たなかった場 合 、出 席 しているFMNは
ミーティングを行うことを決 定することができる。しかしながら、このミーティングで出 された決
定は、次の総審議会(AG)で確認されなくては総審議会(AG)の決定とはみなされない。
14.1.6 総審議会(AG)の議長
総審議会(AG)の議長はFIM会長がつとめる。
15
14.1.7 権能
総審議会(AG)の主要権限には下記がある:
a) 運 営 委 員 会 (CdD)の提 案 に基 づいて、FIMの活 動 全 般 に関 して一 般 方 針 を決 定 す
る。
b) 前回のミーティングの議事録を必要な場合には承認する。
c) 運 営 委 員 会 (CdD)の年 次 報 告 、最 終 的 な会 計 収 支 、および会 計 報 告 を承 認 し、運 営
委員会(CdD)から責任を免除する。
d) 運営委員会(CdD)の提出する年間予算を承認する。
e) 新しいFMNを加盟させる、あるいは現存のFMNを除名する。
f) 新 しいコンチネンタルユニオン(CONU)を認 定 する、あるいは現 存 のコンチネンタルユ
ニオン(CONU)を除名する。
g) 専門団体の地位の認定を与える、または撤回する。
h) 定款、細則、コード、およびFIMの他の規則を採用する、および改訂する。
i) FIMの会長、副会長、および内部会計監査役を選出する。
j) 委員会、またはパネルが運営委員会(CdD)に出した提案に関して審議 し、適切な場合
は決定を出す。
k) FMNから受けた提案に関して決定を出す。
l) 問責動議、およびデレゲートの任期取り消しに関して審議を行い、必要な場合には決
定を出す。
m) 名誉会員と礼遇会員を指名する。
n) FIMの新しい執行機関を設立する、および/あるいはすでに選出されている組織を
解散させる。
o) FIMが、その活 動 の特 定 分 野 における目 標 を達 成 するために役 立 つ場 合 、運 営 委員
会 (CdD)の提 案 に基 づいて、商 業 取 引 を行 う会 社 や私 的 財 団 などをFIMが設 立 し、運
営 すること、および商 業 取 引 を行 う会 社 や私 的 財 団 などにFIMが参 加 することを承 認 す
る。
p) 運 営 委 員 会 (CdD)の提 案 に基 づいて、加 盟金 と会 費 、およびイベント登 録 料 、および
さまざまなライセンス料を設定する。
q) 総 審 議 会 (AG)の際 に投 票 を監 督 する、あるいは選 挙 を監 督 し、投 票 を数 える独 立 し
た検査員を指名する。
r) 国際司法パネル(CJI)のメンバーの指名を確認する。
s) 運営委員会(CdD)の提案に基づいて、FIMの名誉称号を与える。
t) FIMを解散する。
14.1.8 決定
本 定 款に明 記 されないかぎり、投 票は挙 手 、または点 呼 式 とする。点呼 式 の際 、投 票 権
のあるデレゲートが要請した場合、投票は秘密投票とされる。
総審議会(AG)では下記の過半数が要求される:
Ⅰ. FIM解散の場合: 投票数の3/4
16
Ⅱ. 定 款 改 訂 、FMNの除 名 、CONU認 定 の授 与 および撤 回 、問 責 動 議 およびデレゲ
ートを役職から除外する: 投票数の2/3
Ⅲ. 他の決定: 絶対過半数、すなわち投票総数の50%+1票
すべての過半数は次の正数に繰り上げられる。
タイの場合 、2回 目の投票 が行 われるが、それでもタイになった場 合 、この提 案 は却下 さ
れる。
白紙、または無効投票用紙、あるいは他の投票棄権は、投票数を計算するときに考慮さ
れない。
14.1.9 議事録
総審議会(AG)のすべての議事録が FIM 執行事務局(SE)によってFIMの公用2カ国
語 で作 成 され、すべてのFMN、およびデレゲートに、総 審 議 会 (AG)終 了 後 6週 間 以 内 に
発送される。
議事録に関する反論は、それを支持する論旨を添えて文書で FIM 執行事務局(SE)あ
てに連 絡 されなくてはならない。反 論 は議 事 録 の発 行 後 2ヶ月 以 内 にSEに届 かなくてはな
らない。期 限 以 内 に反 論 が届 かなかった場 合 、議 事 録 は承 認 されたものとみなされる。期
限以内に反論が出た場合、議事録は次の総審議会(AG)で承認される。
14.1.10 選挙
総 審 議 会 (AG)の選 挙 は、二 年 に一 度 、総 会 時 に輪 番 制 で行 われる。埋 めるべき空 席
がないかぎり、バイエニアル・セッション時に選挙は行われない。
14.1.10.1 FIMの会 長 、副 会 長 、および内 部 会 計 監 査 役 のポジションへの候 補 者 に
適用される基準
― 候補者は、ひとつ、または複数のFMNから出される。
― 各候補届けには、候補者の詳細にわたる履歴書が添付される。
― 初めての任期に関して立候補する者は、正当な理由がある場合を除き、総会或いは空
席がある場合にはバイエニアル・セッションに出席しなくてはならない。
会長はその理由を承認するか拒否するか決定する。
― 投 票 に入 る前 に、全 ての候 補 者 は、自 己 紹 介 、豊 富 及 び目 的 を口 頭 で総 審 議 会
(AG)に会長の判断する適切な時間内に行うことができる。
17
― ひとりのデレゲートがFIM内で同時にひとつ以上のポジションに立候補することはで
きない
― FIM内ですでにポジションについている者は、立候補することができるが、新たなポジシ
ョンを得た場合には、すでについているポジションから即座に辞任しなくてはならない
14.1.10.2 資格
資格に関しては、下記の条件を満たしていなくてはならない:
― FIM会長及びFIM副会長
― 候補者は、最低でもFIM公用2ヶ国語のうちのひとつが堪能でなければならない。
― 財政担当の副会長、および内部会計監査役
― 候補者は、財政および経理の分野で資格を持ち、FIM公用2ヶ国語のうちのひとつ
に堪能でなければならない
14.1.10.3 すべての選挙ポストへの立候補にあたって取られる手順
総会、または必要 な場合 にはバイエニアル・セッションの60日前までに、FIM 執行事務
局(SE)はすべてのFMNに選挙で選ばれる空席に関して連絡する。
各FMNは、選挙で選ばれる空席ごとに1名の候補者のみを立てることができる。
候 補 届 けは書 留 書 簡 で送 られる。候 補 者 のリストは、総 会 、または必 要 な場 合 にはバイ
エニアル・セッションが開始される30日前に締め切られる。
候補者のリストが、締め切り後、早急にFMNに送られる。
14.1.10.4 選挙の手順
選挙を監督し、投票用紙を数えるための独立した投票集計員が総審議会(AG)によって
任命される。
すべての選挙において、投票は秘密投票で行われる。
投 票 用 紙 は、埋 められるポジション数 以 上 の氏 名 、あるいは公 式 候 補 者 リストに名 前 が
載っている者以外の氏名が書かれていない場合にのみ有効とみなされる。
白紙、無効用紙、あるいは他の棄権投票は、投票総数を計算する上で考慮されない。
FIM 会長として選挙で選ばれるためには、候補者は投票総数の絶対過半数(有効投票
18
数 の50%+1票 、次 の正 数 に繰 り上 げられる)を必 要 とする。第 1次 投 票 で選 出 されない
場合、最も得票の高い 2 名により、第2次選挙が行われる。
FIM 副 会長 または内 部監 査の選挙 の場 合 、第 1次 投 票で絶対 過半 数 (有効 投 票数 の
50%+1票、次の正 数に繰り上げられる)を得票したものが選出される。第2次投票におい
ては、有 効投票 数の40%またはそれ以上が必要とされる。最 も得票 の高い候 補者が当 選
とされる。
得 票 でタイが生 じた場 合 、立 候 補 した職 種 により長 く仕 事 に従 事 していたもの、または
FIM の職務についていたものが当選とされる。
最初の投票が終わった段階で、空席数よりも多くの候補者が残った場合、2回目の投票
の対象 となる候補 者の数は、最 初の最 も多い投票数によって決定 され、それは空席数 +1
名 とされる。最初 の投 票が終った段 階 で、候 補者数 と空席 数が同 じかそれ以 下 であった場
合、候補者全員が2回目の投票の対象となる
3回目の投票は行われず、残りのポストは空席のままとされる。
任期が終わる前に空席が生じた、あるいは前回の選挙で空席のままになっていたポスト
は、次の総会 、またはバイエニアル・セッションの際に埋められる。しかしながら、埋められる
ポストの任期が異なる場合、ポストの割り当ては投票数の多い順とする。
14.1.10.5 デレゲートのポジションの非両立性
―FIM会 長 はFMN、コンチネンタルユニオン(CONU)あるいはモーターサイクルに関 連
する産 業 またはビジネスで、役 職 、またはポストにつくことはできない。選 挙時 にこのよ
うな関 係 が存 在する場 合、FIM会 長は選 挙後 4ヶ月 以 内にこのような関係を終 わらせ
なくてはならない。
―運営委員会(CdD)において、委員長、副委員長は全員異なるFMNの者とする。
―運営委員会(CdD)において、コンチネンタルユニオン(CONU)の会長、または副会長
は、同時に複数のポストにつくことはできない。
― 当 選 した副 会長 は、コンチネンタルユニオン(CONU)において、幹部組 織 内に従 事 し
たはならない。
注:本 規定は2010年 FIM 総会から適用する。しかしながら、本規則 は最高委員会
(BE)のメンバーである副会長には既に適用されている。
―内 部 会 計 監 査 役 は、FIM内 で別 のポジションにつくことはできない。また、それぞれ異
なるFMNの者とする。
19
―各 委 員 会 のメンバー(テクニカル・メンバーを除 く)は、それぞれ異 なるFMNの者 とす
る。
14.2 運営委員会(CdD)
14.2.1 構成
運営委員会(CdD)のメンバーは下記の通りとする:
―FIM会長
―FIMの副 会 長 6名 。そのうちの1名 がFIM会 長 の要 請 に基 づき、CdDによって会 長 代
理に任命される
―FIMによって認 定 されたコンチネンタルユニオン(CONU)の会 長 。コンチネンタルユニ
オン(CONU)内における任期が終了するコンチネンタルユニオン(CONU)の会長は、
彼 の後 継 者 によって置 き換 えられる。後 継 者 は、ただちに運 営 委 員 会 (CdD)内 にお
ける任務を継承する。
―最高経営責任者(CEO)。ただし、投票権はない
6つのコンチネンタルユニオン(CONU)のうち、いずれかが、事項 12.1 に基づいて認定さ
れなかった場 合 、運 営 委 員 会 (CdD)内 におけるメンバーとしてのポストは、その数 の分 だ
け副 会 長 によって埋 められる。このような場 合 、新 たにコンチネンタルユニオン(CONU)が
認 定されたあとで、前 回の選 挙で一番少 ない票数を獲得 した副 会長は、新たに認定 された
コンチネンタルユニオン(CONU)の会 長 のために自 動 的 に自 分 のポジションを明 け渡 すこ
とになる。
運 営委員 会(CdD)が認める不可 抗力の場合 、コンチネンタルユニオン(CONU)が選 出
する代 替者 がコンチネンタルユニオン(CONU)の会 長の代 わりを務めることもできるが、投
票権は与えられない。
14.2.2 権能
運営委員会 (CdD)には、FIMの運 営に関する全般 の責任がある。FIMの定 款と諸規則
により、運 営 委 員 会 (CdD)には、総 審 議 会 (AG)やFIMの他 の執 行 機 関 が単 独 で有 する
権限以外のすべての権限が与えられる。
運営委員会(CdD)の主要責任には下記がある:
a) 総審議会(AG)の決定が執行されるように計らう。
b) 定 款の規定 、FIM 規 則または総 審議 会における決 定 等の、適 用 される組織 間 または
FIM とそのメンバー間で発生しうる解釈の相違を結束させる。
c) FIMを管理、運営していく。
d) 不動産、および他の資産を購入、売却、借用、貸与、あるいは抵当に入れる。
20
e) FIMの代 理 として他 の契 約 、中 でも特 にスポンサーおよびメディアとの契 約 に署 名 す
る。
f) 寄付、または遺贈を受け入れるかどうかを決定し、銀行口座を開設し、資本、または
歳入の投資に関する決定を出す。
g) 特定の活動分野において、FIMの目標達成を促進するために、総審議会(AG)の承認
を得 て、商 売 を行 う会 社 、私 的 財 団 などを設 立 し、運 営 する、あるいは商売を行 う会 社 、
私的財団などに参加する。
h) 運 営 委 員 会 (CdD)、および/あるいは各 委 員 会 、および/あるいは各 パネルの作 業
を補佐するために、専門家、あるいはコンサルタントを指名する。
i)
運 営 委 員 会 (CdD)が関 与 するすべての訴 訟 手続 きにおいて、この目 的 のために
特 別 に運 営 委 員 会 (CdD)によって指 名 された委 員 長 または副 委 員 長 を介 してFIMを
代表する。
j) 最高経営責任者(CEO)を指名する。
k) FMNが候補届を出した各委員会及びパネルの委員長を任命する。
l)
各 委 員 会 、およびパネルの委 員 長 の勧 めを考 慮 し、FMNが候 補 届 けを出 した各 委 員
会、およびパネルのメンバー全員を指名する。
m) 次 の総 審 議 会 (AG)まで決 定 が待 てない場 合 、総 審 議 会 (AG)に代 わってこの決 定
の適用開始期日を決める。
n) 総審 議会(AG)の承 認を受け、特別 な要件 、または活動に関 して内部 の規則を導入す
る。
o) 会長または成功経営責任者(CEO)とともに FIM が委任するか責務を課すかという全
ての書面に署名する者を任命する。
p) 各委員会またはパネルの決定または率先して推進するための特別な規則を作成する。
q) 堅調な外部監査を任命する。
14.2.3 ミーティング
運 営 委 員会 (CdD)は必要 なときに招集 され、通常 のミーティングは最 低でも年 に2回 招
集 される。それは委 員 長 によって召 集 される。しかし、運 営 委 員 会 (CdD)メンバーの1/3
が要 請 した場 合 に、最 高 経 営 責 任 者 (CEO)によってその要 求 から20日 以 内 に招 集 され
る。
委 員 長 が決 定 した場 合 、運 営 委 員 会 (CdD)は、電 話 会 議 、ビデオ会 議 または代 替 会 議
の決定がなされる。
原 則 として、運 営 委 員 会 (CdD)のミーティングは非 公 開 とされる。しかしながら、審 議 さ
れる内 容 が直 接 特 定 のFMN、FIMのデレゲート、または専 門 団 体 に関 わる場 合 、運 営 委
員 会 (CdD)は彼 らが出席 する、あるいはこの件 を担 当 する代 理 人 を送ることを許 可 するこ
とができる。必 要 な場 合には、運 営 委 員 会 (CdD)によって第 三者 に出 席が求 められること
もある。
会長が議題を決定する。運営委員会(CdD)の各メンバーは、FIM 執行事務局が各運営
21
委員会(CdD)のメンバーに暫定議題を送付する前に、議題を提出することができる。
各 委 員 会 およびパネルの委 員 長 、および内 部 会 計 監 査 役 は、運 営 委 員 会 (CdD)の通
常 ミーティングに出 席することができ、臨 時 ミーティングに関 しても招 聘 されることもある。彼
らに投票権はない。
14.2.4 決定
決 定 は、運 営 委 員 会 (CdD)メンバーの過 半 数 が承 認 された場 合 にかぎり有 効 だとみな
される。タイの場合、委員長が決定票を投じる。
14.2.5 署名
署名権利は運営委員会(CdD)によって決定される。
14.2.6 運営委員会(CdD)の議長
運営委員会(CdD)ミーティングの議長は、FIM会長、FIM会長代行、あるいは運営委員
会(CdD)が指名するFIM副会長の順で勤める。
14.2.6 FIM会長
FIM会長の任務には下記がある:
― すべての状況においてFIMを代表する。
― 総審議会(AG)および運営委員会(CdD)と最高委員会(BE)において議長を務める。
― 総 審 議 会 (AG)、運 営 委 員 会 (CdD)及 び最 高 委 員 会 (BE)の決 定 が遂 行 するよう努
める。
― 常時FIMの各執行機関がスムーズ、かつ効果的に機能するように務める。
― 総審 議会 (AG)、および運 営 委員 会(CdD)、最 高 委員 会(BE)、各 委員 会 およびパネ
ルのミーティングを招集する。
― 本 定 款 に示 唆 されている目 的 達 成 のためにFIMが運 営 を行 えるようにすると同 時 に、
定款、および細則が守られるようにする。
緊急時に、FIM 会長は最高委員会(BE)と相談し、同意を得た上で、FIM の利益を保
護 するための決 断 を行 うことが出来 る。そのような場 合 、運営 委 員会 (CdD)には即 座に報
告されなければならない。
FIM会 長 は、最 高 経 営 責 任 者 (CEO)、または指 定 された1名 の副 会 長 と共 に、FIMに
関する取り決め、あるいは義務について書かれたすべての文書に署名することができる。そ
のような文書には、その目的のために適切な 2 名の署名を必要とする。
FIM会長は、FIMの各委 員会、あるいはパネル、あるいはFIMの設けた作業 部会のいず
れにも出席することができるが、投票権は持たない。
22
14.2.8 FIM会長代行
FIM会 長 代 行 は、FIM会 長 が欠 席 、病 気 、あるいは彼 /彼 女 が職 から辞 任 した場 合 に
会長職を代行する。この場合、彼/彼女の義務は事項 14.2.7 に明記されたものとする。
FIM会 長 代 行 は、FIMの各 委 員 会 、あるいはパネル、あるいはFIMの設 けた作 業 部 会
のいずれにも出席することができるが、投票権は持たない。
14.2.9 FIM副会長
総審議会(AG)は、事項 14.2.1 に基づいて6名、あるいはそれ以上の副会長を選出す
る。
運営委員会(CdD)の決 定によって、各副会長はひとつあるいは複数の特 定の委員会と
運 営 委 員 会 (CdD)の仲介 役 を務 める。必 要 に応じて、運 営 委 員 会 (CdD)は、副 会 長 を委
員会またはパネルの委員長に指名することが出来る。1名の副会長には、FIMの財政管理
の役割が与えられる。
FIMの活 動 の発 展 に貢 献 する目 的 で、FIM副 会 長 に特 定 のFMNあるいは他 の組 織 と
の作業 を行う権限 を伴う特 別 任務が要請 されることもある。このような場 合、FIM副 会長 の
特殊な能力、あるいは特定の状況が考慮される。
指 名 された副 会 長 は、FIM会 長 、または最 高 経 営 責 任 者 (CEO)と共 に、FIMに関 する
取 り決 め、あるいは義 務について書 かれたすべての文 書 に署 名することができる。このよう
な文 書 は、この目 的 のために権 限 を与 えられた二 人 の人 物 によって署 名 されなくてはなら
ない。
FIM副 会 長 は、運 営 委 員会 (CdD)、またはFIM会長 の権 限 によって特 別 な任 務 を与 え
られた場合には、公式組織としてFIMを代表することができる。
FIM副会長は、FIMの各委員会、あるいはパネル、あるいはFIMの設けた作業部会のい
ずれにも出席することができるが、投票権は持たない。
14.2.10 コンチネンタルユニオン(CONU)の会長
コンチネンタルユニオン(CONU)の会長は、運営委員会(CdD)の職権メンバーとする。
FIMの活 動 の発 展 に貢 献 する目 的 で、コンチネンタルユニオン(CONU)の会 長 に特 定
のFMNあるいは他 の組 織 との作 業 を行 う権 限 を伴 う特 別 任 務 が要 請 されることもある。
そのような場 合 、コンチネンタルユニオン(CONU)の会 長 の特 定 の能 力 、あるいは特 定 の
状況を考慮される。
コンチネンタルユニオン(CONU)の会 長 は、FIMの各 委 員 会 、あるいはパネル、あるい
23
はFIMの設けた作業部会のいずれにも出席することができるが、投票権は持たない。
14.3 最高委員会(BE)
14.3.1 構成
最 高 委 員 会 (BE)は、FIM会 長 、FIM会 長 代 行 、および財 政 コーディネーターの役 目 を
果 たす運 営 委 員 会 (CdD)の副 議 長 によって構 成 される。最 高 委 員 会 (BE)のメンバーが
職 務 を行 えない場 合 、FIM会 長 、あるいは彼 /彼 女 が欠 席 している場 合 にはFIM会 長 代
行が、臨時の代替としてもうひとりの副会長を指名する。
最高経営責任者(CEO)は、最高委員会(BE)のメンバーであるが、投票権を持たない。
14.3.2 権能
最 高 委員 会(BE)は、運営 委 員会 (CdD)のミーティングとミーティングの間に、日々のビ
ジネスを指揮していく。
最 高 委 員 会 (BE)には、安 全 性 に関 するすべての問 題 、あるいは至 急 決 定 を要 する最
重 要 課 題 について取 り扱う権 限 が与 えられる。最 高 委 員 会 (BE)は、これらの決 定 の適用
開 始期日 を設 定することができる。緊急 の場合 、最 高委員 会(BE)には、FIMに代わって、
該当する法廷で法律、または規律に関する訴訟を起こす権限も与えられる。
14.3.3 ミーティング
最高委員会(BE)は、FIM会長が要請したときにいつでも招集される。最高委員会(BE)
は、電話会議またはビデオ会議で行われる場合がある。
14.3.4 決定
決 定は、最高委 員会(BE)のメンバーの過半数によって承認 された場合にのみ有 効だと
みなされる。タイの場合、FIM会長が決定票を投じる。
最 高 委 員 会 (BE)によって出 された決 定 は、運 営 委 員 会 (CdD)の決 定 と同 じ効 力 を持
つ。いかなる状況においても、運営委員会(CdD)の決定が最高委員会(BE)によって変更
されてはならない。
最 高 委 員 会 (BE)の報 告 書 が運 営 委 員 会 (CdD)に提 出 される。運 営 委 員 会 (CdD)に
は、最高委員会(BE)によって出された決定が、ただちに報告される。
14.4 内部会計監査役及び外部監査役
3名 の内 部 会 計 監 査 役 は、収 支 報 告 書 、予 算 の綿 密 なる検 討 、最 高 経 営 責 任 者
(CEO)の準備する年次収支報告に関して責任を持つ。
外 部 会 計 監 査役 は、スイス法 の条 項に準 拠 し収 支について堅実 に監査 を行い、総 審 議
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会(AG)及び内部監査役に報告書を提出する。任期は 3 年とする。再任は妨げない。
外 部 監 査 役 からの報 告 書 を承 認 した後 、内 部 会 計 監 査 役 は、運 営 委 員 会 (CdD)及 び
総審議会(AG)の承認を得るため、収支報告に関する見解を報告する。
14.5 FIM 執行事務局 (SE)
FIM 執行事務局(SE)は、FIMの常設管理組織であり、FIM本部内に設けられる。
FIM 執行事務局(SE)は、FIMの管理に関して運営委員会(CdD)に対して責任を持ち、
また、FIMの全 執行 機関のコーディネーション、およびプロモーション活動 に関 しても責任 を
持つ。
特に FIM 執行事務局(SE)は、通常のミーティングおよび臨時ミーティングの招集、およ
びFIM執 行 機 関 の全 ミーティングの議 事 録 作 成 に関 して責 任 を持 つ。議 事 録 は、各 ミーテ
ィング終了後6週間以内に、公用2カ国語で用意され、発行される。
FIMの公式伝達も FIM 執行事務局(SE)を介して伝えられる。
FIMあてに発送されるすべての公式伝達文書は、個人宛ではなく、FIM 執行事務局(S
E)宛とされる。
FIM 執行事務局(SE)の運営に関しては、最高経営責任者(CEO)が担当する。
14.5.1 最高経営責任者(CEO)
最高経営責任者(CEO)は、運営委員会(CdD)によって指名される。
最 高 経 営 責 任 者 (CEO)は、運 営 委 員 会 (CdD)および最 高 委 員 会 (BE)のメンバーで
あるが、投票権を持たない。
最 高 経 営責 任 者 (CEO)は、FIM会長 に対 して責任 があり、FIM会 長 を介して運 営 委 員
会(CdD)に対 して責任を持つ。彼は、FIM執 行機 関が出したすべての決定 の適用と FIM
執行事務局(SE)の活動全般に関して責任を持つ。
最高経営責任者(CEO)は、FIM全執行機関のミーティング議事録が作成され、特定の
期日までに発行されるようにする。
最高経営責任者(CEO)は、FIMの利益と威信を守り、FIMの利益に反する、あるいは
害 を与 えると判 断 した件 に関 して、FIM会 長 、運 営 委 員 会 (CdD)、および最 高 委 員 会 (B
E)の注意を促す。
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最 高経 営責 任者 (CEO)は、FIMの公用 2ヶ国語で会 話 、読み書 きができなくてはならな
い。
最高経営責任者(CEO)は、FIMの規則が遵守されるようにしなくてはならない。
最高経営責任者(CEO)は、FIM会長、あるいは運営委員会に指名された者と共 FIM
に関 する取 り決 めあるいは義 務 について書 かれたすべての文 書 に署 名 することができる。
このような文書は、この目 的のために権限 を与 えられた二人の人 物によって署名されなくて
はならない。
FIMの運営全般に関して、最高経営責任者(CEO)は運営委員会(CdD)が確立した方
針 に従 うものとする。最 高 委 員 会 (BE)の承 認 なしで執 行 スタッフを雇 用 、または解 雇 する
ことはできない。
最高経営責任者(CEO)は、すべての決定に関する告示が、適用開始の遅くとも60日
前までに、全FMNあてに FIM 執行事務局(SE)から送られるようにする。
最高経営責任者(CEO)は、FIM 執行事務局(SE)と各FMNおよびコンチネンタルユニ
オン(CONU)の事務局間の協調を保つようにする。
最 高 経 営 責 任 者 (CEO)は、FIMの公 式 セレモニー中 、すべての議 定 書 (プロトコール)
に関して責任を持つ。
最高経営責任者(CEO)は、FIMの各委員会、あるいはパネル、あるいはFIMの設けた
作業部会のいずれにも出席することができるが、投票権は持たない。
最高経営責任者(CEO)は、FMN、あるいはモーターサイクルに関連する産業またはビ
ジネスで、役職、またはポストにつくことはできない。
14.6 委員会
各委員会は、それぞれの専門分野に関して運営委員会(CdD)によって相談される。
運 営委 員会 (CdD)の提案 を受けて、総 審議 会 (AG)は、下記 に明 記される委 員会 の他
に委員会を設立する、あるいは現存の委員会を解散させることができる。
運 営 委 員 会(CdD)は、各 委 員 会 を通 じて、FIMが監 督する特定 の種目 における活 動 を、
発展、および管理していく。
14.6.1 構成
各 スポーツ委 員 会 は、当 該 種 目 に関 して実 績 のある5-15名 のメンバー(委 員 長 を含
む)によって構成される。各スポーツ委員会においては、技術的能力に関して実証のある技
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術メンバーが、最低2名含まれるものとする。
特 別 スポーツ委 員 会 は、各 種 目 の活 動 に関 して実 績 のある5-15名 のメンバー(委 員
長を含む)によって構成される。
10名以上のメンバーがいる委員会は、メンバーの中から2名の副委員長を選出する。
10名未満の委員会は、1名の副委員長を選出する。
副委員長は単純多数決により選出される。タイが生じた場合、当該委員会で最も長期に
わたり従 事 してきたものに優 先 権 がある。投 票 は秘密 投 票 で行 われる。各 投票 用 紙 には、
空席を埋めるだけの氏名が記入される。
14.6.2 各委員会メンバーの立候補と指名に関して適用される手順と条件
毎年2月末に、FIM 執行事務局(SE)は各FMNに空席になる指名職務に関して告知す
る。
候補者は、候補者が所属する FMN により、書留書簡で、遅くとも4月30日までに FIM
執行事務局(SE)に送られなければならない。
全ての候補者は、彼らの所属する FMN により届け出が行われる。
スポーツ専門委員会において、初めて立候補する者は、競技監督、レフリー、またはスポ
ーツ・スチュワード(当 該 種 目 )のFIMライセンスを、立 候 補 にさかのぼる2年 間 に関 して所
持 していなくてはならない。技 術メンバーは、FIMテクニカル・スチュワード・ライセンスを同 じ
く2年間所持してなくてはならない。
各委員会のメンバーは、立候補時に文書でFIMに、モーターサイクル産業、またはビジネ
スと直 接 的 、または間 接 的 な関 係 の有 無 に関 して通 達 する。これを怠 った場 合 は、ただち
に除 名 となる。チーム・オーナー、チームのパートナー、または関 係 者 、およびFIMスポー
ツ・イベントの競技者は、立候補の資格を持たない。
運 営 委 員 会 (CdD)は、各 委 員 会 およびパネルの委 員 長 、およびメンバーの指 名 を、総
会、またはバイエニアル・セッションの最低75日前までに発表する。
任 期 途 中 で空 席 が発 生 した場 合 、段 落 1、2に従 い、その残 任 期 間 満 了 までの空 席 が
埋められる。
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14.6.3 権能
すべての委員会は、それぞれの専門種目における活動において、平等の権限を有する。
各 委 員会 は、独自 の判 断、または運営 委 員会 (CdD)に相 談 したのちに、新規 則 を導入
する、あるいは現 行 のFIM規 則 を改 訂 する準 備 を行 い、これを提 案 する。また、各 委 員 会
は、提案 された規則の適用 開始期日も勧める。運営 委員会(CdD)は、各委 員会の提 案を、
承認のために総審議会(AG)に提出することができる。
各委員会は、運営委員会(CdD)が承認した個々の予算の範囲内で活動を行う。
14.6.4 スポーツ専門委員会
FIMのスポーツ委員会には下記がある:
a) ロードレース委員会 (CCR)
b) モトクロス委員会 (CMS)
c) トライアル委員会 (CTR)
d) エンデューロおよびクロスカントリー・ラリー委員会 (CER)
e) トラックレース委員会 (CCP)
14.6.4.1 各スポーツ委員会の義務と権能
各 スポーツ委 員 会 は、FIMとモーターサイクルスポーツにおける最 大 の利 益 のために活
動 し、FIM規則 が、系 統的 に、忠 実かつ誠 実に守られるようにする。各スポーツ委員 会は、
FIM規則の改訂案を用意し、提出する。
a) ロードレース委員会(CCR)
ロードレース委 員 会 (CCR)は、クローズド・サーキットでのレース、およびロードレースに
適 用 されるすべての規 則 を検 討 し、作 成 する。ロードレース委 員 会 (CCR)は、これらの種
目 におけるFIM選手 権 およびプライズイベントを監督 する。ロードレース委 員会 (CCR)は、
スプリント、およびドラッグレースに関 する問 題 も取 り扱 う。ロードレース委 員 会 (CCR)は、
この種 目 のFIM選 手 権 およびプライズイベントに関 連 する事 故 統 計 を最 新 化 し、維 持 して
いく。ロードレース委員会(CCR)は、世界記録挑 戦、公道およびクローズド・サーキットにお
けるヒストリック・ビークルによるロードレースに関する問題、およびこれらの種 目における計
時に関して責任を持つ。
b) モトクロス委員会(CMS)
モトクロス委員会(CMS)は、モトクロス、スノーモービル、スーパーモト、スノークロス及び
フリースタイルモトクロスに適 用 されるすべての規則 を検 討 し、作 成 する。モトクロス委 員 会
(CMS)は、これらの種 目 におけるFIM選 手 権 およびプライズイベントを監 督 する。モトクロ
ス委員会(CMS)は、これらの種目のFIM選手権およびプライズイベントに関連する事故統
計を最新化 し、維持 していく。モトクロス委 員会(CMS)は、これらの種目における計時に関
しても責任を持つ。
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c) トライアル委員会(CTR)
トライアル委 員 会 (CTR)は、トライアルに適 用 されるすべての規 則 を検 討 し、作 成 する。
トライアル委 員会 (CTR)は、これらの種目 のFIM選 手権 およびプライズイベントを監 督する。
トライアル委 員 会 (CTR)は、この種 目 のFIM選 手 権 およびプライズイベントに関 連 する事
故 統計 を最新 化 し、維 持していく。トライアル委 員会 (CTR)は、これらの種目 における計時
に関しても責任を持つ。
d) エンデューロおよびクロスカントリー・ラリー委員会(CER)
エンデューロ委 員 会 (CER)は、エンデューロおよびクロスカントリー・ラリーに適 用 される
すべての規 則 を検 討 し、作 成 する。エンデューロ委 員 会 (CER)は、これらの種 目 のFIM選
手権およびプライズイベントを監督する。エンデューロ委員会(CER)は、この種目のFIM選
手権およびプライズイベントに関連する事故統計を最新化し、維持していく。エンデューロ委
員会(CER)は、これらの種目における計時に関しても責任を持つ。
e) トラックレース委員会(CCP)
トラックレース委 員会 (CCP)は、トラックレース(スピードウェイ、ロングトラック、グラス・レ
ース、アイスレース)に適 用 されるすべての規 則 を検 討 し、作 成 する。トラックレース委 員 会
(CCP)は、これらの種目のFIM選手権およびプライズイベントを監督する。トラックレース委
員 会 (CCP)は、モトボールに関連 する問 題も取り扱 う。トラックレース委 員会 (CCP)は、こ
の種目のFIM選手権およびプライズイベントに関連する事故統計を最新化し、維持していく。
トラックレース委員会(CCP)は、これらの種目における計時に関しても責任を持つ。
14.6.5 特別スポーツ委員会
FIMの特別スポーツ委員会には下記がある:
a) レジャー・モーターサイクリング委員会 (CML)
b) モビリティ、移動、道路安全、産業、一般および法律的事柄委員会 (CMT)
c) 国際環境委員会 (CIE)
d) モーターサイクル女性委員会(CFM)
14.6.5.1 特別スポーツ委員会の義務と権能
特 別 スポーツ委 員 会 は、FIM、およびレジャー、公 道 走 行 におけるモーターサイクリング
の最 大 利 益 のために活 動 し、モーターサイクル・ユーザーの権 利 と利 益 を守 る。運 営 委 員
会(CdD)に対して規則変更の提案を行うことが出来る。
a) レジャーモーターサイクリング委員会(CML)
レジャーモーターサイクリング委員会(CML)は、モーターサイクル・ライディング・ツーリス
トのために特 別 なサービスを行 うすべての活 動 を検 討 し、調 整 すると同 時 に、公 道 走 行 用
のモーターサイクルをレクリエーションと交通手段の合法的な手段として発展させていき、他
の特別スポーツ委員会との間に密接な協力関係を築き上げていく。レジャーモーターサイク
リング委 員会(CML)は、モーターサイクリングを土地 開発計画 局、および環境 保護団体 に
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対 して促 進 していく。レジャーモーターサイクリング委 員 会 (CML)は、FIMのタイトルのもと
で行われるツーリストの会合を指揮し、これにふさわしい規則を設ける。
レジャーモーターサイクリング委 員 会 (CML)は、ヒストリカル・ビークルが参 加 する非 競
技 活 動 を、この分 野 で活 動 している国 内 、および国 際 組 織 と協 力 して調 整 していく。レジャ
ーモーターサイクリング委員 会(CML)は運営 委員会 (CdD)に、このような分 野 で取られる
べき措置に関してアドバイスを与える。
b)モビリティ、移動、道路安全、産業、一般事柄委員会(CMT)
モビリティ、移 動 、道 路 安 全 、産 業 、一 般 事 柄 委 員 会 (CMT)は、公 道 におけるモーター
サイクル・ユーザーの安 全 性 に関 するすべての件 を扱 う。モビリティ、移 動 、道 路 安 全 、産
業 、一 般 事 柄 委 員 会 (CMT)は、モビリティを促 進 し、道 路 安 全 規 則 、およびユーザーのた
めの製品の品質 と安全性 の改善を求めていく。モビリティ、移 動、道 路安全、産業、一般事
柄 委員 会(CMT)は、他の特別 スポーツ委員会 との間に密 接な協力 関係 を築 き上 げていく。
モビリティ、移 動 、道 路 安 全 、産 業 、一 般 事 柄 委 員 会 (CMT)は運 営 委 員 会 (CdD)に、国
際 統 治 組 織 、および/あるいは非 統 治 組 織 、またはモーターサイクルおよびアクセサリー・
マニュファクチュラーとの関 係 で取 られるべき措 置 についてアドバイスを行 い、市 民 として、
そして消費者としてのモーターサイクル・ユーザーの権利と利益を守っていく。
c) 国際環境委員会(CIE)
国 際 環 境 委 員 会 (CIE)は、環 境 保 護 に関 するすべての件 を扱 い、すべてのスポーツ委
員 会 、および特 別 スポーツ委 員 会 、そしてパネルとの間 に密 接 な協 力関 係 を築 き上 げてい
く。国 際 委 員 会 (CIE)は運 営 委 員 会 (CdD)に、この分 野 で取 られるべきすべての措 置 に
関してアドバイスを行う。
d) モーターサイクル女性委員会(CFM)
モーターサイクル女 性 委 員 会 (CFM)の活 動 は、平 等 性 機 会 の構 築 及 び女 性 のモーター
サイクルに関 連 する活 動 における公 正 な待 遇 の促 進 をすることである。スポーツ委 員 会 、
特 別 スポーツ委員 会 、パネル及びモーターサイクル界 の専門 家 たる外 部パートナーと密 接
な関 係 を構 築 する。設 定 された目 的 を達 成 するために取 られなければならない全 ての措
置・手段に関する助言を運営委員会(CdD)に与える。
14.7 パネル
各 パネルは、それの活 動する分 野に関 して、運 営委 員 会 (CdD)および各委 員 会 から相
談を受ける。
各 パネルは、FMNによって提 案 され、当 該 パネルの委 員 長 の推 薦 を考 慮 したうえで運
営 委 員 会 (CdD)によって指 名 されるメンバーによって構 成 される(メンバーの人 数 は需 要
によって異なる)。
30
各パネルは、メンバーの中から2名の副委員長を選出する。メンバーが10名未満のパネ
ルは1名の副委員長を選出する。
副委員長は単純多数決により選出される。タイが生じた場合、当該委員会 で最も長期に
わたり従 事 してきたものに優 先 権 がある。投 票 は秘密 投 票 で行 われる。各 投票 用 紙 には、
空席を埋めるだけの氏名が記入される。
パネルには下記の種類がある:
a) 国際司法パネル(CJI)
b) 国際メディカルパネル(CMI)
c) 国際テクニカルパネル(CTI)
a) 国際司法パネル(CJI)
国 際 司 法 パネル(CJI)の目 的 は、FIMの公 用 語 のうちのひとつに堪 能 で、大 学 で法 律
の学 位 を取 った者 のリストを提 供 することである。国 際 司 法 パネル(CDI)、国 際 控 訴 裁 定
委員会(TIA)、および規律諮問委員会(TAC)のメンバーは、このリストから選ばれる。
国際司法パネル(CJI)は、FMNによって指名 されたメンバーによって構成 される。各FM
Nは、所属するメンバーを1名 、または2名 指名することができる。任命は総審議 会(AG)に
よって確認される。
国 際司法 パネル(CJI)は、規律 および裁 定規則の改 善に関 して、運営委 員会 (CdD)に
勧告を提出すことができる。
b) 国際メディカルパネル(CMI)
国際メディカルパネル(CMI)は、医療問題とモーターサイクリストの健康状態に関する問
題 を取り扱 う。国際 メディカルパネル(CMI)は、各委 員会に対 して、ライダーがライセンスを
取 得するにあたって満 たさなくてはならない健康 条件 とモーターサイクル・イベントの際に提
供 され、用意 されていなくてはならない医療 サービスに関 してアドバイスを行う。要 請 が出 さ
れた場 合 には、国 際 メディカルパネル(CMI)は、事 故 の統 計 を取 るにあたって各 委 員 会 を
補 佐する。国 際メディカルパネル(CMI)のメンバーが、イベントの際に医療デレゲートとして
指名されることも可能である。
国 際 メディカルパネル(CMI)は、医 療分 野 での活動 に関する規 則 とそれにふさわしい適
用開始期日を運営委員会(CdD)に提案する権利を有する。
国 際 メディカルパネル(CMI)は、FMNによって指 名 された医 療 組 織 のメンバーとして登
録 された開業 医によって構 成 される。各FMNは、所 属するメンバーを1名 、または2名指 名
することができる。
31
国 際メディカルパネル(CMI)は、世界アンチドーピング機 構の承認 した世界アンチドーピ
ングコードが適用されることを確実にする。
c) 国際テクニカルパネル(CTI)
国際テクニカルパネル(CTI)は、スポーツ委員 会が提出した技術的 な提案に関して意見
を述べる。
ひとつの種目だけではなく他の種目にも影響をおよぼす技術的問題があった場合、国際
テクニカルパネル(CTI)は、運 営 委 員 会 (CdD)に技 術 規 則 の採 用 を提 案 し、適 用 開 始 期
日を示唆することができる。
国 際テクニカルパネル(CTI)は、さまざまなスポーツ委員会 の技術 メンバー全 員によって
構成される。国際 テクニカルパネル(CTI)は、モーターサイクル、およびアクセサリー産業の
代表者を含むこともでき、彼らは諮問および顧問的立場で参加する。
14.8 各委員会およびパネルのビューロー
各 委 員 会 、またはパネルのビューローは、当 該 委 員 会 、またはパネルの委 員 長 、および
1名、または2名の副委員長によって構成される。
委 員 会 及 びパネルのミーティングの間 に、ビューローは当 該 委 員 会 、またはパネルの通
常の作業 を実行 、管 理し、必要 な場 合には緊急 措置 を運営 委員会 (CdD)、または最 高 委
員会(BE)に提案する。
14.9 各委員会およびパネルの委員長
各 委 員 会 およびパネルの委 員 長 は、彼 らの委 員 会 、またはパネルがスムーズかつ効 率
良く運営されることに関して責任を持ち、割り当てられた作業が完了するように務める。
緊 急 事 態 の場 合 、委 員会 、またはパネルの委 員長 は、彼 らに裁 定 権 のある分 野 で規 則
の解釈を行うことができる。このような場合、委員長は FIM 執行事務局(SE)を通じて運営
委 員 会 (CdD)及 び当 該 委 員 会 またはパネルのメンバー、そしてFMNにその旨 を報 告 す
る。
各 委 員 会 およびパネルの委 員 長 は、FIM執 行 機 関 のミーティングに出 席 することはでき
るが、投票権は持たない。
委員長は、FIM選手権およびプライズイベントの対象となるイベントで、FIMを代表するこ
とができる。
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14.10 各委員会及びパネルのメンバー
さまざまな委 員 会 及びパネルのメンバーは、FIM選 手 権 およびプライズイベントの対 象 と
なるイベントで、国 際 審 査 団 あるいはFIMスチュワードのパネルの委 員 長 、またはメンバー
に指名されることがある。
14.11 各委員会、およびパネルの事務局
最高経営責任 者(CEO)は、FIM執行機 関のミーティングの議事 録作成 と各委員会およ
びパネルの活動をコーディネートするために必要なスタッフを雇うことができる。
14.12 国際規律法廷(CDI)
国 際 規 律 法 廷 (CDI)は、規 律 に関 する件 を扱 う権 限 を有 する。国 際 規 律 法 廷 (CDI)の
司 法権 、構成 、および手順 に関 しては、総 審議会(AG)が承認 した規律 および裁定規 則 の
条項によって決定される。
14.13 国際控訴裁定委員会(TIA)
国 際 控 訴 裁 定委 員 会 (TIA)は、規 律に関する件 を扱 う権 限 を有する。国 際控 訴 裁 定委
員 会 (TIA)の司 法 権 、構 成 、および手 順 に関 しては、総 審 議 会 (AG)が承 認 した規 律 およ
び裁定規則の条項によって決定される。
14.14
規律諮問委員会(TAC)
規律諮問委員会 (TAC)は、規律に関する件を扱 う権限を有する。規律諮 問委員会(TA
C)の司法権に関しては、総審議会(AG)の承認した規律および裁定規則の事項 3.5 に明
記される。
14.15 役職の任期、役職につく、役職を失う
現 行 の定 款 によって規 定 されないかぎり、選 挙 で選 ばれる、あるいは指 名 される各 ポジ
シ ョン の 任 期 は 4 年 間 と し、期 限 が 終 了 した 時 点 で更 新 できる も の とす る 。運 営 委 員 会
(CdD)は、異なった任期を設定することが出来る。
総 会 、またはバイエニアル・セッション中 に選 出 された、あるいは指 名 されたデレゲートは、
選 出 、または指 名 された直 後 から役職 につく。ただし、FIM会 長 の場 合は例外 とし、FIM会
長は、総会、またはバイエニアル・セッション終了直後から役職につく。
運営委員会(CdD)によって承認された理由なしで、彼/彼女が選出、または指名された執
行 機 関 のミーティングに2回 連 続 して欠 席 した場 合 、彼 /彼 女 はただちに完 全 に役 職 を失
うものとする。これによって生 じた空 席は、次の総会 、またはバイエニアル・セッションまで空
席のままとされる。
14.16 辞任または職務遂行不可能な場合
職務についている者が、彼/彼女のポジションから辞任する、または何らかの理由(病気、
33
死去、など)で職務遂 行 が不可能になった場合 、次の総会 、またはバイエニアル・セッション
時にこの役職が埋められるまで、下記の手順が取られる。:
― FIM会長の場合は、自動的に会長代行が代行する。
― FIM副 会 長 、コンチネンタルユニオン(CONU)会 長 の職 務 代 行 に関 しては、FIM会
長の提案に基づき、運営委員会(CdD)が決定する。
― 各 委 員 会 、またはパネルの委 員 長 は、運 営 委 員 会 (CdD)の決 定 によって代 行 され
る。
14.17 デレゲートの席に空席が生じた場合に取られる手順
デレゲートの辞任、役職からの除名、あるいは彼/彼女が職務遂行不可能となり空席が
生じた場合には、ただちにFMNにそのことが連絡される。
このような空席は、次の総会、またはバイエニアル・セッションまでそのままとされる。
14.18 運 営 委 員 会 (CdD)、最 高 委 員 会 (BE)、各 委 員 会 及 びパネルのミーティングに
おける投票権
すべてのFIMデレゲートには投票権が与えられる。投票が行われるときには、各デレゲー
トは1票を投じる権利を有する。代理人による投票は認められない。
ある提 案に関 して金銭的または個 人的 な理由による利 害衝突の発生 したデレゲートは、
当 該 提 案 に関 しての関 心 及 び投 票 する意 志 のないことをミーティング前 に表 明 しなければ
ならない。もし、如何 なる事 項に関 してもデレゲートに投票資 格 を与 えようとする試みのある
場合、当該委員長が決定を下す。
14.19 運 営 委 員 会 (CdD)、最 高 委 員 会 (BE)、各 委 員 会 及 びパネルのミーティングの
定足数
運 営 委員 会 (CdD)、各委 員 会及びパネルの決定 が有効 となるには、メンバー総 数の半
分プラス1票(次の正数に繰り上げ)が必要となる。最高委員会(BE)に関しては、最低2名
の出席が必要となる。
14.20 問責動議
FIMの執 行 機 関 で、効 率 良 く機 能 していないものは、総 審 議 会 (AG)によって問 責 動 議
の対象となる。
手順は下記のとおりとする:
―問 責 動 議 の要 請 は、FMN、または運 営 委 員 会 (CdD)によって出 される。これを支 持
34
する論 証 を添 えた要 請 が、総 審 議 会 (AG)の開 始 に指 定 された期 日 の遅 くとも60日
前までに FIM 執行事務局(SE)に届かなくてはならない。
最 高 経 営 責 任 者 (CEO)は、提 出 された問 責 動 議 と支 持 論 証 を総 審 議 会 (AG)の議
題に含む。
―適 切 な文 書 を添 付 し、FMNの総 数 の最 低 1/4の数 の投 票 権 を持 つデレゲートが署
名 した問 責 動 議 案 は、総審 議 会 (AG)中 にも審 議にかけることができる。関連 文 書 は、
すべてのデレゲートに配布されるものとする。
―問 責 動 議 の対 象 となった執 行 機 関 のメンバーは、自 らを弁 護 する、あるいは代 理 人 を
立てることができる。
―問責動議案が維持された場合、これは秘密投票にかけられる。
―問 責 動 議 を可 決 するためには、投 票 総 数 の2/3の賛 成 票 によって支 持 されなくては
ならない。
―問責動議が可決されたら、該当する執行機関は、新たな執行機関が設立 されるまで、
日々の業務のみを取り扱っていく。必要な場合、AGは必要と見なされる措置を取る。
14.21 役職解任
FIMにおける職 務 を遂 行 中 のデレゲートが、規 則 に違 反 した場 合 、総 審 議 会 (AG)によ
って役 職 を解 任 されることもある。さらに、彼 らは、規 律 および裁 定 規 則 に明 記 された罰 則
の対象となることもある。
手順は下記のとおりとする:
―FMN、運 営 委 員 会 (CdD)、あるいは委 員 会 またはパネルは、デレゲートを役 職 から
解 任 するよう要 請することができる。これを支 持 する論 証 を添 えた提 案 は、AGの開 始
に指定された期日の遅くとも60日前までに FIM 執行事務局(SE)に届かなくてはなら
ない。
チーフ・エクゼクティブ・オフィサーは、提案理由を延べた文書と共にこの提案を総審議
会(AG)の議題に含む。
―適 切 な文 書 を添 付 し、FMNの総 数 の最 低 1/4の数 の投 票 権 を持 つデレゲートが署
名したデレゲートの解任案は、総審議会(AG)中にも審議にかけることができる。
関連文書は、全てのデレゲートに配布されるものとする。
―役 職 解 任 の対 象 となった執 行 機 関 のメンバーは、自 らを弁 護 する、あるいは代 理 人 を
立てることができる。
35
―役職解任が維持された場合、これは秘密投票にかけられる。
―役 職 解 任 を可 決 するためには、投 票 総 数 の2/3の賛 成 票 によって支 持 されなくては
ならない。
―役 職 解 任 案 が承 認 された場 合 、当 該 デレゲートは、ただちに彼 /彼 女 の役 職 を離 れ
なくてはならない。
14.22 FIMデレゲートとしての地位の失効
FIMの指 名 デレゲートは、運 営 委 員 会 (CdD)の秘 密 投 票 の際 に、運 営 委 員 会 (CdD)
によって決定された、あるいは彼/彼女のFMNが FIM 執行事務局(SE)にその旨を伝え、
支持論証を提供したら、その地位を失うものとする。
FMNは、所 属する選 出 されたデレゲートの役 職 をただちに解雇することができる。このよ
うな決定は、支持論証を添えて FIM 執行事務局(SE)に連絡されなくてはならない。
15.
定款の改訂
定款の改訂には、投票数の2/3以上によって承認される総審議会(AG)の決定が必要
となる。総 審 議 会 (AG)が期 日 を指 定 しないかぎり、採 用 された改 訂 はただちに適 用 され
る。
16.
細則
総 審 議 会 (AG)は、FIM執 行 機 関 のさまざまなミーティングに適 用 される手 順 規 則 が明
記 される細 則 を承 認する。さらに、細則 には、FIM各 賞 の手 順 、およびFIMの公 式 セレモニ
ーで取られるプロトコールが明記される。
17.
コード
総審議会(AG)は下記のコードを承認する:
―スポーツ活 動 を司 り、さまざまなスポーツ種 目 およびFIM選 手 権 およびプライズイベン
トに適用される技術規則を含むスポーツコード
―ツーリズムに関連する活動を司るツーリスト・コード
―FIMの裁定機 関 とし、罰 則に値する行 為、裁定の手順 、および裁 定に伴い科される可
能性のある罰則を定義する規律および裁定規則
―スポーツ活 動 に適用 され、各 スポーツ委 員 会 によって採 用 される医 療基準 を含 むメデ
ィカルコード
―世界アンチドーピング機構(WADA)における世界アンチドーピングコードに準拠した禁
36
止されているドーピング、ライダーにアンチドーピングテストを受けさせ、本 コードに関す
る違反についての手順及び制裁を規定する。
―環境を保護するために、スポーツ活動と公道ユーザーに適用される規則と推薦事項を
含む環境コード
18.
定款と他の規則との間の矛盾
定款の規則と他のFIM規則の間に矛盾が生じた場合、定款の規則が優先される。
19.
解散
19.1 解散の手順
FIMの解 散 は、その目 的 のために招 集 され、FMNの最 低 2/3が出 席 する臨 時 総 審 議
会(AG)でのみ決定できる。この決定は、投票数の3/4が承認した場合に可決される。
2/3という定 足 数 に満 たなかった場 合 、1回 目の総 審 議 会 (AG)の30日後 に行 われる
定足数のない2回目の臨時総審議会(AG)の招集がただちに行われる。この2回目の総審
議 会(AG)では、FIMを解散するという決定は、投票 数の3/4によって承認 されなくてはな
らない。
19.2 資産の配分
FIMの解 散 を決 定 した総 審 議 会 (AG)は、解 散 後 にどのようにして資 産 を配 分 するかを
決定する。
20.
定款の採用と適用開始期日
本定款は2007年8月22日に総審議会(AG)によって採用され、即時適用されている。
FIM会長
最高経営責任者
Vito IPPOLITO
Guy MAITRE
37
細 則
Ⅰ. 序論
本細則は、FIM定款の事項 14.1.7 h)と事項16に基づいて採用された。
Ⅱ. 総会、バイエニアル・セッション、およびコンフェレンス・ミーティングの運営
総会とバイエニアル・セッションは交互に、通常10月の後半に行われる。
総会は、FMNの招待により、2年に一度異なる国で開催される。
バイエニアル・セッションは、総会が行われない年に、FIM本部に近い適切な場所で開催
される。
コンフェレンス・ミーティングは、2月の最終週、または3月の最初の週にジュネーブで行
われる。
Ⅲ. 総会
原則として、総会は最長1週間にわたって行われる。
総会のプログラムは、本細則の事項Ⅴに基づいて、総会主催国の慣習を十分考慮した
上で運営委員会(CdD)が作成する。
Ⅳ. バイエニアル・セッション
原則として、バイエニアル・セッションは、木曜日から翌週月曜日までの最長5日間にわ
たって行われる。本細則の事項Ⅴに基づいて、運営委員会(CdD)がミーティングのプログ
ラムを作成する。
Ⅴ. 総会、およびバイエニアル・セッションのミーティングのプログラム
総会及びバイエニアル・セッションのプログラムは下記の通りとする:
1) 総審議会(AG)のミーティング
―運営委員会(CdD)の提出するFIMの年次報告書を承認する。
―前年度の収支報告と翌年の予算を承認する。
―コンフェレンス・ミーティングの議事録に記載されているすべての提案事項、各委員会
及びパネルが提出した緊急提案事項、およびFMNから出された提案を審議する。
―翌年のFIM選手権およびプライズイベントのカレンダーを承認する。
―運営委員会(CdD)からの勧めに従い、翌年の総会、またはバイエニアル・セッション
の期日と開催地を承認する。
―総会時に選挙を実施する。
38
―バイエニアル・セッション時に、必要な場合は任期満了前に空席となったポジションの
選挙を実施する。
2) 運営委員会(CdD)のミーティング
―一般方針に関連する問題を扱う。
―翌年の予算を審議する。
―必要な指名を行う。
―委員会及びパネルの委員長が出した緊急提案を審議する。
3) 各委員会及びパネルのミーティング
―コンフェレンス・ミーティングの際に出された提案に関して総審議会(AG)が出したコメ
ントを検討すると同時に、新たに出された提案を検討し、これを総審議会(AG)に文書
で提出するうえで自らの立場を確立する。
―各スポーツ委員会は、終了したシーズンの結果を認可する。
Ⅵ. 総会の運営
総会運営は、主催FMNとFIMの共同責任となる。
FIM執行事務局(SE)は、下記に関して責任を持ち、経費を負担する:
1) 公用語、および実務言語の通訳を用意する。
2) 総会のミーティングに必要なすべての文書を総会前に用意し、発送する。
3) 総会中に、必要なすべての文書、プレスリリースなどを用意し、発送する。
4) セレモニーが行われる場合、表彰用のメダルおよび表彰状などを提供し、出席者に招
待状を出す。
主催FMNは、その国の経費により下記を用意する:
1) FIMの公用2ヶ国語で総会が進行できるように、総会事務局が必要とする追加のスタ
ッフ
2) 総会事務局が必要とする、コピー機、コンピューターを含むすべての事務用品
3) 同時通訳の設備が設けられ、総審議会(AG)が行えるくらい広い会議室
4) 各 委 員 会 及 びパネルのミーティング、及 び予 定 されている他 のミーティングを行 う部 屋 、
また、必要に応じて同時通訳の設備も準備する。
5) 総会事務局用のオフィス
6) FIM会長用の個室
7) FIMの最高経営責任者(CEO)用のオフィス
主催FMNは、ミーティングのスケジュールに合わせることを条件に、総会中に特別公式
行事を行うことができる。
39
Ⅶ. 総会時の代表者の宿泊
総会の最中、主催FMNはFMN代表団に関連するすべての事柄を扱うが、経費はFMN
代表団の負担とする。総会期日の6ヶ月前に、主催FMNは他のFMNや関係者に、ホテル
などの詳細を含む開催地に関する情報を提供する。総会開始の3ヶ月前に、FMNとFIMデ
レゲートは主催FMNに、自らが必要とする宿泊条件に関して連絡する。この連絡事項のコ
ピーが FIM 執行事務局(SE)に送られる。総会開始の2ヶ月前に、主催FMNは他のFMN
とFIMデレゲートにホテル予約の確認書を送る。
Ⅷ. バイエニアル・セッションの運営
FIM 執行事務局(SE)は、バイエニアル・セッションの運営に関して責任を持つ。
Ⅸ. コンフェレンス・ミーティング
定款に明記された総審議会(AG)の招集と議題の作成に関連するのと同じ条件がコン
フェレンス・ミーティングの招集、および関連文書の発送に関しても適用される。
原則として、コンフェレンス・ミーティングは、金曜日から翌週月曜日までの最長4日間に
わたって行われる。
コンフェレンス・ミーティングのプログラムは下記の通りとする:
1) 運営委員会(CdD)のミーティング
―各委員会、およびパネルに影響を及ぼす可能性のある一般方針に関連する適切な問
題を考慮する。
―翌年のコンフェレンス・ミーティングの期日を設定する。
―各委員会、およびパネルの委員長の報告書を審議する。
2) 各委員会のミーティング
―当該委員会に出された提案を審議し、総会、またはバイエニアル・セッション時の総審
議会(AG)に提出するにあたって自らの立場を確立する。
―各スポーツ委員会は、翌年のFIM選手権およびプライズイベントのカレンダーを確立
する。
3) 各パネルのミーティング 必要に応じて
Ⅹ. 各委員会およびパネルのミーティング
各委員会は、最低年に2回、原則としてコンフェレンス・ミーティング時と総会、またはバイ
エニアル・セッション時に招集される。
40
事前に議題に記載され、完全な文書が当該委員会、またはパネルのメンバー用に用意
された要件以外は審議されない。しかしながら、当該委員会、またはパネルのメンバーの過
半数が審議に同意した緊急課題に関しては審議することができる。
各委員会及びパネルのミーティングは、定款に明記された手順に基づいて招集される。
各委員会及びパネルのミーティングでは、それの委員長、または彼/彼女の代理が議長
を務め、定足数は定款の事項19に明記されている数を満たさなくてはならない。
委員長は、当該委員会、またはパネルのメンバーの意見を聞いたのちに、ミーティングを
公開会議とするか、非公開会議とするか決定できる。非公開会議には、指名されたメンバ
ー、当該委員会またはパネルの名誉会員、FIM副会長、名誉副会長、コンチネンタルユニ
オン(CONU)の会長及び最高経営責任者(CEO)のみが出席できる。しかしながら、当該
委員会、またはパネルの過半数が同意した場合で、特定のFMN、またはコンチネンタルユ
ニオン(CONU)で当該委員会、またはパネル内にメンバーが存在しないうえ、議題の中に
直接的に彼らに関係する要件が含まれている場合には、当該FMN、またはコンチネンタル
ユニオン(CONU)の代表者が非公開会議に出席することもできる。
委員会、またはパネルのメンバーではない人物でミーティングに出席を許可された者は、
委員長から発言許可を得た場合にのみ発言することができる。
各委員会及びパネルのミーティングに出席するための経費は、メンバー、あるいはメンバ
ーが所属するFMNの負担とする(例外として、委員長の場合はFIMが負担する)。
ⅩⅠ. 総審議会(AG)の最中の手順
総審議会(AG)の最中、下記の手順が採用される:
a) 審議を簡略化するために、メンバーはさまざまな要件に関する彼らの意見を表明す
るために、スポークスマンを指名することができる。
b) 原則として、AGにはメンバーとデレゲートのみしか出席できない。しかしながら、FIM
会長は、事前にCdDの許可を得て、プレスまたは情報メディアの代表者、あるいはそ
の件に特別関心のある者が総審議会(AG)に出席する許可を与えることができる。
c) 提案を提出したすべてのメンバー、またはすべての執行機関は、総審議会(AG)で、
自らを表現する機会を有する。
d) 秘密投票の前に、独立した検査員が指名される。投票結果が発表される前に、ミー
ティングを休会することはできない。
ⅩⅡ. 通常のミーティングに適用される手順
FIM各執行機関のミーティングの運営を機能的にするために、下記の手順が作成され
た。
41
ミーティングは、当該執行機関の委員長、あるいは彼/彼女の代替者が開会を宣言した
時点で開始したものとみなされる。ミーティングは、委員長、あるいは彼/彼女の代替者が
閉会を宣言した、あるいは彼/彼女が代理を要請せずに席を離れた時点で終了したと見
なされる。
下記の手順が採用される:
a) 委員長の権限は、出席者全員によって尊重され、委員長はその行為が正当だとみ
なされない人物に退出を要請することができる。
b) 委員長は、要請を出した者には誰にでも発言権を与えることができる。彼/彼女は、
個々の発言者に制限時間を設けるかどうかを慎重に判断する。
c) ミーティングは、FIM公用語、あるいは特定のミーティングに採用される実務言語で
指揮される。議題に記載されているすべての要件が審議される。しかしながら、公式
言語を話さないデレゲートは、個別の通訳、または非公開会議、あるいは運営委員
会(CdD)のミーティングの際にはFIMの承認した通訳を介して発言することができ
る。
d) 同時通訳が存在しない場合、随時通訳のために十分な時間が用意されなくてはなら
ない。
e) 必要な場合、委員長は議題に記載されている要件を審議するのに制限時間を設け
ることができる。このような場合、割り当てられた時間が終了した段階で、委員長はそ
の審議を終了させる。
f) 投票メンバーが要請した場合、投票は秘密投票で行われる。秘密投票でない場合、
投票は、挙手または点呼式で行われる。
g) 定款、または本細則に明記された規則に対する違反が生じた場合、これをただちに
委員長に知らせるのがメンバー全員の義務である。
h) FIM執行機関によって出されたすべての決定は、FIMの意見を代表する。従って、
FIM 執行機関の全メンバーは、決定が自らの意見に反するものであっても、大多
数のメンバーの意見を支持すると同時に保護し、それを批判することがあってはな
らない(団結の原則)。
ⅩⅢ. 臨時ミーティング
運営委員会(CdD)、各委員会及びパネルの臨時ミーティングは、緊急時、あるいは最
高委員会(BE)、委員会またはパネルのビューロー、あるいは当該委員会またはパネルの
メンバーの最低1/3が要請した場合に行われる。このような場合、経済的な取り決めが最
高委員会(BE)によって承認されなくてはならない。臨時ミーティングには、通常のミーティ
ングに適用されるのと同じ手順が適用されるが、招集と文書発送に関する期限は適用され
ない。さらに、審議される要件は、臨時ミーティングを招集するに至った要件のみとする。
臨時ミーティングの要請は、支持論証と共に最高経営責任者(CEO)に送られ、最高経
営責任者(CEO)は、要請が出されてから30日以内に臨時ミーティングが開催されるように
期日を設定する。
42
ⅩⅣ. 議題に添付される文書
FIM組織 のひとつで審議される問題に関連するすべての文書は、FIM公用語のうちのひ
とつで書かれ、定款に明記された期日以内に FIM 執行事務局(SE)に送られる。FIM 執
行事務局(SE)は、これをもうひとつの公用語に翻訳することに関して責任を持つ。
ⅩⅤ. 世界チャンピオン用の表彰式
毎年、世界チャンピオン用の表彰式が行われ、その期日と開催地は、主催FMNと相談
したうえで運営委員会(CdD)が決定する。
出席は世界チャンピオン(ソロ及びサイドカー)、最高委員会(BE)によって決定され招待
された者に限定される。
表彰式は、総会、またはバイエニアル・セッション時に行うこともできる。
ⅩⅥ. 公式行事でのプロトコール
FIMの公式セレモニー、またはFIMが公式に代表するセレモニーにおいて、優先順は下
記の通りとする:
― FIM会長
― FIM会長代行
― FIM副会長
― 運営委員会(CdD)のメンバー
― FIM最高経営責任者(CEO)
― 各委員会の委員長
― 各パネルの委員長
競技会、国際ミーティング、表彰式、などにおける優先順は下記の通りとする:
― FIM会長
― FIM会長代行
― FIM副会長
― FIM最高経営責任者(CEO)
― 当該委員会の委員長
― 審査委員長、またはFIMデレゲート
― 運営委員会(CdD)のメンバー
― 他の委員会の委員長
― 当該委員会のメンバー
― 各パネルの委員長
― 当該パネルのメンバー
― 他の委員会またはパネルのメンバー
プロトコールに関するすべての要件は、最高経営責任者(CEO)の責任とする。
43
ⅩⅦ. FIM各賞
ⅩⅦ.Ⅰ. モーターサイクリング功労各賞
国際モーターサイクリングに対して行われた功績をたたえるために、FIMは下記のモータ
ーサイクリング功労各賞を設ける:
A.ニコラスロディル・デル・ヴァレ賞(ゴールド、シルバー及びブロンズ・メダル)
モーターサイクリングの実践、推進、または発展において世界的レベルで活躍した個人
に対してFIMが贈る賞の中でも最高の栄誉ある賞である。
B.モーターサイクリング・メリット・楯(ゴールド、シルバー、ブロンズ)
モーターサイクリング・メリット・楯は、モーターサイクリングにおいて法人が行った貢献に
対して贈られる賞である。
C.モーターサイクリング・メリット・賞状
モーターサイクリング・メリット・賞状は、モーターサイクリングにおける貢献に対して、FM
N、または他の法人に贈られる賞である。
ⅩⅦ.Ⅱ 各功労賞の説明
A. メダル
前面にFIMのエンブレムが描かれ、功労者への贈呈の辞が書かれたゴールド、シルバー、
またはブロンズ・メダル。
B. 盾
FIMエンブレムと功労者への贈呈の辞が書かれたゴールド、シルバー、またはブロンズ・
の盾。
C. 賞状
FIMエンブレムと功労者への贈呈の辞が書かれた賞状。
ⅩⅦ.Ⅲ フェアプレイ・トロフィ
フェアプレイのコンセプトに対する意識を高めるために、FIMは価値あるフェアプレイに対
して贈られるフェアプレイ・トロフィを設定した。この賞は、優れたフェアプレイのセンスを見せ
た個人、ライダー、チーム、FMN、クラブ、観客、オーガナイザー、または企業に対して贈ら
れる。
ⅩⅦ.Ⅳ FIM環境賞
環境問題に対する意識を高めるため、FIMは、環境保護に対する重要な貢献に対して
贈られる環境賞を設定した。この賞は、モーターサイクル分野で環境問題を提起する重要
な功績を残した個人、FMN、クラブ、オーガナイザーまたはマニュファクチュラーに対して贈
られる。
44
ⅩⅧ. FIM各賞に該当する条件
FIMの各功労賞は、毎年贈呈される。しかしながら、モーターサイクリング・メリット賞に関
しては、毎年二つのゴールド・メダルと1枚のゴールド・プラクのみが与えられ、生存するゴー
ルド・メダリストの数は50名を超えてはならない。
毎年、FIMモーターサイクリング・メリット賞は、FIMデレゲートを含むFMNや加盟クラブ
のマネージャー、ライダー、個人、法人に対して贈られる。原則として、これらのFIM功労賞
は、FMN、またはFIMの雇用人に対しては贈ることはできない。しかしながら、例外的に、
該当する人物が賞にふさわしい場合には、FIM功労賞検討委員会は、この原則から外れ
ることもある。
ⅩⅨ. FIM各賞の申請
FIMによって贈呈される功労賞の申請は、FMN、コンチネンタルユニオン(CONU)また
はデレゲートによって出される。
この提案は、対象者がモーターサイクル・スポーツの分野で成し遂げた功績のまとめ、お
よび他の関連文書を添えて提出されなくてはならない。
功労賞の申請は、12月31日までに FIM 執行事務局(SE)に出され、その後、コンフェ
レンス・ミーティング時に功労賞検討委員会によって検討される。
功労賞の申請に関しては、運営委員会(CdD)によって承認されるまで機密とされる。運
営委員会(CdD)によって却下された申請は公にはならない。
ⅩⅩ. FIM賞検討委員会
毎年、運営委員会(CdD)の中から選ばれた5名のメンバーによって構成されるFIM賞検
討委員会が設けられ、FIM功労賞の贈呈に関する作業を担当する。FIM功労賞検討委員
会は、FMN、コンチネンタルユニオン(CONU)またはデレゲートによって出されたすべての
提案を検討し、運営委員会(CdD)に最終的な提案を出す。
ⅩⅩⅠ. FIM各賞の承認
FIM功労賞検討委員会の出した提案は、運営委員会(CdD)によって検討される。運営
委員会(CdD)はひとつ、または複数の功労賞の贈呈を却下することができる。運営委員
会(CdD)が承認した功労 賞は、総審議会(AG)に提出され、総審議会(AG)はこれを承認、
または却下する。
ⅩⅩⅡ. FIM各賞の贈呈
FIM功労賞の贈呈は、総会、バイエニアル・セッション、またはコンフェレンス・ミーティン
グの際に行われる。例外的な状況において、運営委員会(CdD)は別の機会を設けること
ができる。
45
ⅩⅩⅢ. 細則の適用および導入開始日
本細則は、1997年10月13日にAGによって採用され、1998年10月19日から適用さ
れる。
FIM会長
最高経営責任者
Vito IPPOLITO
Guy MAITRE
46
47
スポーツコード
用語の解説
FIM 頭字語、用語、定義及び略語(徹底されてはいない)
Appendix
スポーツコード(SC)に付随する特別規則
Appropriate Commission
FIM 契約プロモーターまたは FIM スポーツ委員会
に準拠した組織
Calendar
FIM 権限の基行われるスポーツ競技の FIM カレン
ダー
Category
~ 大 会 。例 : 国 際競 技会 、 プ ロモ ー タ ーが 関与 す
るまたはしない世界選手権、等。
Class(es)
シリンダー容積による車両の種類
Classic Events
歴史的、伝統的モーターサイクル競技会
Classification
ランキング、大会における参加者の成績
Clerk of the Course
競技役員(日本では競技監督を指す)
Competitor
ライダー(米語:ス ポー ツコ ード で は使 用さ れ な い)
Continental Meeting
あるコンチネンタルライダーに限定された競技会
CONU
コンチネンタルユニオン
Continental Union
FIM に認められ同大陸に附属する各国協会のグル
ープ
Discipline
競 技 会 の種 類 。 例: ロー ド レ ース 、 モ トク ロス 、
トライアル、エンデューロ、トラックレース等
Driver
サイドカー操縦者
Event Management
ロ ー ド レー スに お けるオ フ ィ シャ ルグ ル ープ( 日
本では大会運営委員会)
Executive Board
FIM 執行組織の圧縮・精鋭化組織
FMN
FIM 加盟国。各国モーターサイクル協会
FMNR
競技会を主催する各国協会
IMN
FIM カレンダーに登録された競技会に付与される
登録番号
International Jury
競 技 会 にお け る 仲裁 組織 で 構 成さ れ る オフ ィシ ャ
ルのグループ
International Meeting
イ ン タ ーナ シ ョ ナル ライ セ ン スを 所 持 する ライ ダ
ーの為に主催国協会によって開催される
License(s)
FIM~。参加者用、オフィシャル用等
Management Council(CdD)
FIM 監督下にある執行組織
Manufacturer
世界選手権に出場するために FIM ライセンスを所
持
48
Meeting
大会を表す FIM 用語
National Meeting
国 内 ま たは イ ン ター ナシ ョ ナ ルラ イ セ ンス を所 持
す る ラ イダ ー の ため に主 催 国 協会 に よ って 運営 さ
れる
National Team
所 属 す る国 の 協 会に 任命 さ れ た同 一 国 籍の ライ ダ
ーのグループ
Official(s)
大会期間中の職務に従事する人間
Organiser
主催者。例:主催国協会(FMNR)、クラブ、プロ
モーター、サーキットオーナー
Paddock
全 て の ライ ダ ー また はサ プ ラ イヤ ー の ため のサ ー
キット周囲に確保された場所
Parc Ferme
主 催 者 管理 の 基 に車 両を 保 管 する た め に囲 われ た
場所
Participant(s)
FIM ライセンス所持者。例:ライダー、パッセン
ジ ャ ー 、ト ラ イア ルア シ ス タ ン ト メカ ニッ ク、 マ
ニュファクチャラー、スポンサー
Passenger
サイドカードライバーに同伴する参加者
Permanent Bureau
FIM プロモーターとの契約によって組織される
Practice
世界選手権、競技会における競技前の練習
Prize Event
賞及びカップの対象となる FIM 競技会
Promoter
FIM 契約のテレビまたはマーケティングエージェ
ント。主催者の場合もある。
Race Direction
ロ ー ド レー ス に おい て仲 裁 組 織に よ っ て構 成さ れ
るオフィシャルグループ
Race Director
オフィシャルの一人
Regulations
FIM プロモーターとパートナーシップによる世界
選手権及びプライズイベントに適用される規則
Rider
1
FIM 競技会において車両を操縦するもの。
Series
国際競技会のシリーズ
Sponsor
自 社 ト レー ド マ ーク を使 用 し たラ イ ダ ーを 出場 さ
せるための FIM ライセンス保持者
Sporting Code(CS)
全ての FIM 競技会を統括する規則集
Stewards
ロ ー ド レー ス に おけ る仲 裁 組 織に よ っ て構 成さ れ
るオフィシャルグループ
Supplementary Regulations(SR)
スポーツコード及び細則を補足する詳細情報
及び規則
Support Race
国 際 競 技会 ま た は世 界選 手 権 中に 併 催 され る公 認
された非公式レース
Terms of Reference
オフィシャルの役務リスト
World Championship (WC)
FIM プロモーターの関与するまたはしない世界選
49
手権競技のシリーズ
World Records
1
特定の細則によって FIM に公認される
ライダーの意味にはサイドカードライバーも含む
50
1
FIMスポーツコード
FIMスポーツコード(以下スポーツコードと呼ぶ)は、競技会のカテゴ
リー、各々の規律に関連する付則及び規則とともに自らの権限下で開催され
るすべてのスポーツ競技を管轄する国際モーターサイクリズム連盟(FIM)
が設定する一連の規則である。
本コード、付則及び規則の目的は、モーターサイクルスポーツの世界的認知
を激励且つ促進することである。モーターサイクルスポーツの完全なる安全
性、公平性及び規則性の発展するために必要な手段 FIM が結論付ける場合を
除き、まさに開催されようとしている競技会や競技に参加する競技者に緊張
を与えるものではない。
2
定義
2.1 付則
付 則 は 一つ ま たは そ れ以 上 か らな る 詳細 な 規則 で あ るが 、 競技 会 のカ テゴ
リ ー 、 規律 全 般に か かわ る も ので は ない 。 また 、 規 則へ の 追加 が 必要 とさ
れる場合、本スポーツコードに基づいて設定される。
2.2 規則
規則は、FIM 契約プロモーターとのパートナーシップにより運営される FIM
世 界 選 手権 及 びプ ラ イズ イ ベ ント に 適用 さ れる 特 別 規則 で あり 、 スポ ーツ
コードに加えられ、そして、プロモーターとの契約時に加えられる。
3
権能および裁定条項の認識
競技会を主催するFMN、または団体、あるいは競技会に参加する個人は、
本 ス ポ ーツ ・ コー ド およ び そ の付 則 、規 則 、規 律 お よび 裁 定規 則 、メ ディ
カ ル コ ード 、 アン チ ドー ピ ン グコ ー ド及 び 環境 コ ー ド、 そ して 競 技会 の大
会 特 別 規則 に 関す る 知識 を 持 ち、 す べて の 規定 お よ びそ の 結果 生 じる 全て
を、条件付けることなく、受諾しなければならない。
FIMの法的組織、あるいはFIM総審議会によって出された最終決定は、
通 常 の 法廷 に 控訴 す るこ と が でき な い。 こ れら の 決 定は 、 スポ ー ツ裁 定法
廷 に 提 出さ れ るも の とし 、 ス ポー ツ 裁定 法 廷が 、 そ のス ポ ーツ に 適用 され
る 裁 定 コー ド に基 づ いて 最 終 的決 着 をつ け る独 占 的 権限 を 有す る もの とす
る。
ス ポ ー ツ 仲 裁 裁判 所 があ る に も か か わら ず 、通 常 の 法 廷 に 控訴 し た場 合 、
通 常 の 法 廷 へ の控 訴 は、 そ の 控 訴 自 体が 欧 州連 合 法 に 含 ま れる 絶 対的 規 則
の 適 用 を 保 証 する た めに 必 要 と さ れ るも の であ れ ば 、 そ れ は公 開 を維 持 し
なければならない。
51
4
FIM規則の解釈
ス ポ ーツ コ ード の 解釈に 関 する 紛 争が 生 じた場 合 、運 営 委員 会が スポ ー ツ
コードとその付則の解釈における最高権能を有する。
各種スポーツ委員会は、FIM 世界選手権並びにプライズイベント、国際競
技 会 に 関連 す る当 該 付則 の 解 釈に つ いて の 最高 権 限 を有 す る競 技 組織 であ
る。
委員会及びパネルは当該関連コードの解釈に関する責任を有する。
FIM と FIM プ ロ モ ー タ ー と の 契 約 に よ っ て 設 立 さ れ た 関 連 組 織 ( 事 項
30.4.2.1)は、FIM とのパートナーシップによって運営される FIM 世界選
手 権 及 びプ ライ ズ イベン ト に 関連 する 規 則の解 釈 に つい ての 責 任を有 す る。
解 釈 に関 し て異 論 が生じ た 場合 、 ある い は二つ の 公用 語 によ る内 容に 差 異
が生じた場合、英語版が優先する。
5.
スポーツコードとその付則及び規則の改訂、あるいは追加
総審議会承認後のスポーツコードへの改訂あるいは追加は、FIM 執行事務
局により適用開始期日を明記して発行される。
付 則 への 改 訂あ る いは追 加 は、 当 該委 員 会また は パネ ル の提 案を 受け 、 運
営 委 員 会の 承 認を 得 た後 、 執 行事 務 局よ り 適用 開 始 期日 を 明記 し て発 行さ
れる。
契 約 さ れ た FIM プ ロ モ ー タ ー と の パ ー ト ナ ー シ ッ プ に よ っ て 運 営 さ れ る
FIM 世 界選 手 権及 び プラ イ ズ イベ ン トに 関 する 規 則 の改 定 、追 加 は、 FIM
とプロモーターによって設立される関連組織(事項 30.4.2.1)の承認の後、
執行事務局により、適用開始期日を明記して発行される。
10
競技会
10.1
競技会の種類
一般に、FIMはさまざまな種目の競技を下記の種類に分類する:
―
FIM プロモーターの存在しないFIM世界選手権及びプライズイベン
ト
―
FIM契約プロモーターとのパートナーシップによって運営される
FIM 世界選手権およびプライズイベント
―
コンチネンタルユニオン契約プロモーターが関与または関与しない
CONU
コンチネンタルユニオン選手権
52
―
クラシックイベント
―
国際競技会
―
コンチネンタル競技会
―
国内競技会
10.1.1
FIM プロモーターの存在しない
FIM世界選手権及びプライズイベント
FIM世界選手権およびプライズイベントは、スポーツコード第 30 章に
明記されている条件に基づいてFIMカレンダーに記載される。
F I M定 款 の事 項 3に準 じ て、 モ ータ ー サイク ル スポ ー ツの すべ ての 種 目
に お い て、 世 界選 手 権、 コ ン チネ ン タル 選 手権 、 お よび F IM プ ライ ズイ
ベントの公式名称はFIMに独占的に帰属するものとする。
こ の よう な 競技 会 を運営 す る場 合 、ス ポ ーツコ ー ド及 び 該当 する 付則 が 運
営に関して適用される。
F I M世 界 選手 権 および プ ライ ズ イベ ン トは、 資 格を 有 する また は任 命 さ
れた FIM ライダー・ライセンスを所持するすべてのFMNのライダーを対
象とする。
10.1.2
FIM 契約プロモーターとのパートナーシップによって運営される
FIM世界選手権およびプライズイベント
FIM定款事項 3.3 及び 3.4 に則り、FIM の有能な組織(事項 30.4.2.1)
は、FIM プロモーターとの契約の結果、上記世界選手権の運営に必要であ
るスポーツ的、技術的、医療的、環境、規律的改訂を行う権限を有する。
こ の カテ ゴ リー の 大会の 運 営に 際 して は 、本ス ポ ーツ コ ード と関 連す る 付
則が運営に関して適用される。
契 約 さ れ た FIM プ ロ モ ー タ ー と の パ ー ト ナ ー シ ッ プ に よ っ て 運 営 さ れ る
FIM 世界選手権及びプライズイベントに出場するライダーは、FIM ライダ
ー・ライセンスを所持していなければならない。
10.1.3
CONU コンチネンタルユニオン選手権
FIM 定款事項 12.4 に準じて、コンチネンタルユニオン(CONU)は、コ
ンチネンタル選手権を確立することができる。
FIM スポーツコードに準拠した当該 CONU スポーツ規則がその運営に適
用される。
53
どの種目においても、CONU コンチネンタル選手権に出場するライダーは、
当 該 種 目、 当 該コ ン チネ ン タ ルの ラ イセ ン スを 所 持 して い なけ れ ばな らな
い。
10.1.4
クラシックイベント
こ れ ら は明 確 に確 立 され て い る国 際 スポ ー ツイ ベ ン トで 、 歴史 的 にも モー
タ ー サ イク ル の開 発 およ び モ ータ ー サイ ク ルス ポ ー ツの 国 際的 発 展に 貢献
してはいるが、すでに FIM 世界選手権、またはプライズイベントに関連し
ていないものである。
ク ラ シ ック タ イト ル は、 該 当 する ス ポー ツ 委員 会 か らの 推 薦に 基 づき 、運
営委員会が与えるものとする。
10.1.5
国際競技会
国 際 競 技会 は 、主 催 国協 会 ( FMNR) によ って F I Mの カ レン ダ ーに 登 録
されないかぎり、国際競技会とは呼ぶことができない。
一 つ の 国 で のみ 行 わ れる 国 際 競 技 会に は 、 FI M 選 手 権 及び プ ラ イズ イ ベ
ントライセンスまたはライダーの所属する国の FMN が発行する国際ライ
セ ン ス 、 およ び 主 催国協 会 ( FMNR) の 発 行す る 国 内 ライ セ ン スを所 持 す
るライダーを対象として行われる。
国 際 競 技 会 の 運 営 には本 ス ポ ー ツ ・ コ ード 及び 当 該 付 則 並 び に特 別規 則 が
適用される。
10.1.6
コンチネンタル競技会
コンチネンタル競技会は、一つの国でのみ開催が認められ、当該 FMN に
よって当該 CONU に競技会登録されるものとする。
当該コンチネンタルに所属する FMN によって発行された国際ライセンス、
主 催 国 協 会 によ っ て 発行 さ れ た ナ ショ ナ ル ライ セ ン ス ま たは 当 該 コン チネ
ン タ ル に よ って 発 行 され た コ ン チ ネン タ ル ライ セ ン ス を 所持 す る ライ ダー
を対象として行われる。
10.1.7
国内競技会
国 内 競 技会 は 主催 国 協会 ( FMNR) に よっ て管 理 さ れ、 当 該F M Nの 発 行
す る 国 内 ライ セ ンス 、ま た は 国 際ラ イ セン スを 所 持 す るラ イ ダー を対 象 に
行われる。
54
主催国協会(FMNR)の国内スポーツコードが運営に関して適用される。
10.2
国際競技会に併催して行われるレース
下 記 の 条 件 に 基づ い て国 際 競 技 会 の 際に 国 内レ ー ス を 併 催 する こ とが で き
る。
―
国際レースと同時に行われない
―
事項 10.1.7 に基づくライセンス所持者を対象とする
10.3
四輪とモーターサイクルレースが同日に行われる競技会
F I M世 界 選手 権 または プ ライ ズ イベ ン トの対 象 とな る イベ ント をプ ロ グ
ラ ム に 含む 競 技会 に おい て は 、四 輪 レー ス と二 輪 ま たは 三 輪の モ ータ ーサ
イ ク ル レー ス を組 み 合わ せ て はな ら ない 。 ただ し 、 当該 ス ポー ツ 委員 会か
らの要請により運営委員会が認めた場合は例外とする。
10.4
二輪および三輪のモーターサイクル、クアドレーサー及び/あるいは四
輪のレース
安 全 上の 理 由か ら 、二輪 、 三輪 の モー タ ーサイ ク ル、 ク アド レー サー の 同
時 レ ー ス、 あ るい は サイ ド カ ーと サ イク ル カー 、 お よび / ある い は四 輪の
同 時 レ ース は 禁止 さ れる が 、 当該 ス ポー ツ 委員 会 か らの 要 請に よ り運 営委
員会が認めた場合は例外とする。
10.5
非公認競技会
本スポーツ・コード、細則、または規則に適合していない大会、FIM 非公
認大会、FIM カレンダーに記載されていない大会、FIM 世界選手権及びプ
ラ イ ズ イベ ン ト、 国 際競 技 会 また は 国際 競 技会 シ リ ーズ の 運営 あ るい は、
開催は認められない。
10.6
サポートレース
FIM 契約パートナーの関与しないまたは関与する FIM 世界選手権及びプラ
イズイベント、関連するスポーツ委員会または FIM とプロモーター間また
は主催国協会(FMNR)によって設立された組織(事項 30.4.2.1)の承認
を得た国際競技会においてサポートレースを開催することが出来る。
10.7
タイトルの使用
F I Mタ イ トル 、 すなわ ち FI M 世界 選 手権、 コ ンチ ネ ンタ ル選 手権 、 あ
るいはプライズ、“グランプリ”、“ワールドカップ”、“コンチネンタル・カ
ッ プ ” とい う タイ ト ルの 使 用 、あ る いは ワ ール ド 又 はコ ン チネ ン タル 的ス
テ ー タ スを 競 技会 の 表現 に 使 用す る こと 、 及び / あ るい は “国 際 ”ま たは
55
“ 選 手 権” と いう 表 現を タ イ トル ま たは サ ブタ イ ト ルに お いて 使 用す るこ
とは、FIMカレンダーに記載されている競技会に関してのみ許可される。
これらのタイトルは、公式文書、宣伝ポスター等に使用することができる。
“グランプリ”、“インターナショナル及び/または FIM 世界選手権及びプラ
イズイベント”というタイトルは運営委員会の承認を得た場合にのみ使用
することができる。
FIM 公認コンチネンタル選手権というタイトルは、定款の事項 12.4.bに
準じ、当該 CONU に帰属している。
10.8
サーキット、トラック及び会場
FIM 契約プロモーターが関与する/しないFIM選手権およびプライズイ
ベ ン ト に使 用 され る すべ て の サー キ ット 、 トラ ッ ク 及び 会 場は 、 FI Mに
よって公認されなくてはならない。
CONU の統括の基に運営されるコンチネンタル選手権のためのサーキット、
トラック及び会場は当該 CONU の公認を受けなければならない。FIM によ
って公認されているサーキット、トラック及び会場は自動的に CONU の公
認とする。
国 際 競技 会 、お よ び国内 競 技会 に 使用 さ れるサ ー キッ ト 、ト ラッ ク、 お よ
び会場は、主催国協会(FMNR)の公認を受けなくてはならない。
10.9
幾つかの地域にまたがって開催される大会
FIM 世界選手権またはプライズイベント、国際競技会が複数のFMNの領
土 に また が り開 催 される 場 合で 、も し そ れ が順 位 に 影 響す る ステ ージ の 場
合(リエゾンステージを除く)、主催国協会(FMNR)は関連するすべての
FMNの承認を得なくければならず、最低 2 ヶ月前までに執行事務局にそ
の書類を送付しなければならない。
大会特別規則は、FIM によって承認されなければならない。
20.
カレンダー
毎年FIMはアニュアル及びウェブサイトに、その年度に FIM 統括の基に
開催される FIM 契約プロモーターの関与する/またはしない FIM 世界選手
権 及 び プラ イ ズイ ベ ント 及 び 国際 競 技会 を サー キ ッ ト、 ト ラッ ク 、会 場及
び開催クラスという詳細な情報を必要に応じて記載する。
56
そのリストは、FIM カレンダーと呼称される。
国際競技会のカレンダーは、事項 20.2 に基づいてFIMに申請すること
によって、年度を通じて最新化することができる。
カ レ ンダ ー は、 ア ニュア ル への す べて の 追加ま た は変 更 点の 詳細 を明 記 す
る発行物によって、定期的に最新化される。
FIM カレンダーに記載されるそれぞれの大会は、登録番号(IMN 番号)を
持ち、FIM アニュアル及びウェブサイトに記載される。この番号は当該競
技会に関連する全ての伝達文書に記載される。
20.1
カレンダーの設定
運 営 委員 会 は、 モ ーター サ イク ル スポ ー ツ全般 の 利益 を 追求 し、 さら に 可
能 な 限 り同 じ 種目 の 競技 会 を 同日 に 配分 す るの を 避 ける 、 ある い は近 距離
で 開 催 され る のを 防 ぐこ と を 考慮 し たの ち に、 自 由 に開 催 日を 振 り分 ける
ことができる。
も し 、 同 種 目 、同 カ テゴ リ ー の 大 会 で同 日 開催 の 申 請 が 2 大会 提 出さ れ た
場 合 、 運 営 委 員会 は 当該 2 大 会 を 受 理す る こと は ス ポ ー ツ とし て の利 益 に
反 す る と 判 断 し、 交 渉し て も 解 決 が 困難 な 場合 、 歴 史 あ る 大会 に その 優 先
権を与えることとする。運営委員会は、決定に至った理由を書面に残す。
20.1.1
FIM プロモーターの存在しない FIM 世界選手権及びプライズイベン
ト
FIM 世 界 選 手 権 ま た は プ ラ イ ズ イ ベ ン ト の 各 大 会 に お い て 、 主 催 国 協 会
(FMNR)は、前年の 1 月 31 日までに FIM 執行事務局宛てに申請書を提
出しなければならない。
FIM 世界選手権またはプライズイベントの申請時に代替日程が出される場
合がある。
コンフェレンス・ミーティング期間中、FIM 世界選手権及びプライズイベ
ン ト の 日程 、 会場 / サー キ ッ ト/ ト ラッ ク 、開 催 ク ラス 申 請に つ いて 、当
該スポーツ委員会は運営委員会の最終承認を得るために審理する。
20.1.2
FIM 契約プロモーターとのパートナーシップによって運営される FIM
世界選手権及びプライズイベント
FIM プロモーターは、直接関連する暫定 FIM カレンダーを FIM との契約書
に記載された締切日前に提出する。暫定カレンダーには、次年度の FIM 世
57
界 選 手 権ま た はプ ラ イズ イ ベ ント に 関す る 会場 及 び 開催 日 が記 載 され る。
FIM にカレンダー申請する際、FIM プロモーターは更に FIM に対して各大
会 開 催国 の プロ モ ーター と 同意 し 、各 関 係主催 国 協会 ( FMNR) は、 起 こ
り 得 る 紛争 の 排除 ま たは 最 低 限に 留 める こ とや オ ー ガナ イ ザー 、 会場 、有
効なスタッフ等の最大限の活用について確認しなければならない。
暫定カレンダーの受理に伴い、FIM はカレンダーに関わる全ての主催国協
会(FMNR)に即座に告知しなければならない。FIM に対して FIM プロモ
ーターが暫定カレンダーを提出してから 15 日以内に、主催国協会(FMNR)
が カ レ ンダ ー に対 し て何 ら か の意 義 のあ る 場合 は 執 行事 務 局に 通 達し なけ
ればならない。
運営委員会は、暫定カレンダーに関する主催国協会(FMNR)と FIM プロ
モーターとの間に起こる論争を可能な限り遅らせることなく解決する。
当該スポーツ委員会の審理後の運営委員会決定がなされた後、FIM カレン
ダーは執行事務局により公表され、FIM アニュアル及びウェブサイトに発
表する。
FIM 執行事務局は、前年のスポーツシーズン中に、当該 FIM プロモーター
を 含 む 暫定 カ レン ダ ー会 議 を 開催 す る。 運 営委 員 会 は、 可 能な 限 り前 年の
ス ポ ー ツシ ー ズン 中 の早 い 時 期に 暫 定カ レ ンダ ー の 公表 が でき る よう 全力
を尽くす。FIM プロモーターによる長期のカレンダー計画を奨励する。
20.1.3
CONU
コンチネンタル選手権
コンチネンタル選手権の CONU カレンダーは、それぞれのスポーツコード
に準拠して決定される。
FIM プロモーターの関与しない/または関与する FIM 世界選手権またはプ
ラ イ ズ イベ ン ト同 様 、同 日 に 、同 一 国で 、 同種 目 の コン チ ネン タ ル選 手権
の開催は認められない。運営委員会は例外を認める場合がある。
20.1.4
クラシックイベント
主催国協会(FMNR)は、FIM アニュアル及びウェブサイトに公表するた
めに、クラシックイベントの申請を前年の 11 月 30 日までに開催クラス
等の詳細な情報とともに、執行事務局に申請しなければならない。
20.1.5
国際競技会
主催国協会(FMNR)は、FIM アニュアル及びウェブサイトに公表するた
めに、クラシックイベントの申請を前年の 11 月 30 日までに開催クラス
58
等の詳細な情報とともに、執行事務局に申請しなければならない。
ス ポ ー ツ モー タ ーサ イク ル 競 技 会を 開 催す るこ と を 望 んで い るオ ーガ ナ イ
ザーは、スポーツコード、付則並びに諸規定を遵守しなければならない。
オーガナイザーが、FIM 司法による了承を必要とする新たな競技会設立を
要望する場合、それは執行事務局に申請されなければならない。
ス ポ ー ツ コー ド 、付 則及 び 諸 規 定に 準 拠す る競 技 会 の 申請 は 、モ ータ ー サ
イ ク ル ス ポ ー ツ に お け る 安 全 性 、公 平 性 及 び 規 則 性 を 実 施 す る た め に 拒 否
す る こ と が必 要 な場 合、 否 決 さ れる 。 申請 の否 決 は 正 当な こ とで ある こ と
を証明できなければならない。
国際競技会に関する FIM カレンダーは、執行事務局により事項 20.2.5 に
準じて、自動的に最新化される。
20.1.6
コンチネンタル競技会
CONU は、FIM アニュアル及びウェブサイトに公表するために、全てのコ
ンチネンタル競技会の申請を前年の 11 月 30 日までに開催クラス等の詳
細な情報とともに、執行事務局に申請しなければならない。
コンチネンタル競技会のカレンダーは、CONU の規則に従い、一年を通し
て最新のものとされる。
20.2
カレンダーの追加、および変更
20.2.1
FIM プロモーターの関与しないFIM世界選手権及びプライズイベ
ントのカレンダー
F I M世 界 選手 権 または プ ライ ズ イベ ン トの対 象 とな る 競技 会の 総数 を 超
え る 申 請が あ った 場 合や 、 最 低申 請 数が 満 たさ れ な かっ た 場合 、 該当 する
委員会は、運営委員会の最終判断を仰ぐために提案を出すことができる。
コンフェレンス・ミーティング時にFIMによって割り当てられた日程が、
F M N にと っ てま っ たく 受 け 入れ な れな い もの で あ った 場 合、 当 該F MN
は 、 9 月3 0 日ま で にオ リ ジ ナル の 申請 を 差し 戻 す か、 あ るい は 正当 な理
由 を 述 べて 開 催日 、 また は 開 催地 を 変更 し た新 た な 申請 を 提出 す る。 この
申請に関する決定が、FIM総会、またはバイエニアル・セッション時に、
該当する委員会の最初のミーティングで出される。
新 た な開 催 日申 請 が該当 す る委 員 会に よ って却 下 され 、 この 却下 が運 営 評
議 会 、 また は 必要 な 場合 に は 最高 委 員会 に よっ て 確 認さ れ た場 合 、F MN
59
は た だ ちに こ の競 技 会申 請 を 取り 下 げる こ とが で き る。 こ の場 合 、F IM
は こ の 競技 会 の本 来 の開 催 日 を維 持 しな が ら開 催 権 を別 の FM N に与 える
ことができる。
期日より遅く到着した開催日変更申請は認められない。“不可抗力”の場合、
運 営 委 員会 が 、カ レ ンダ ー 承 認後 に FI M 世界 選 手 権、 あ るい は プラ イズ
イ ベ ン トの 開 催日 変 更を 決 定 する こ とが で きる が 、 この 場 合で も 次の コン
フェレンス・ミーティングまでに決定が出されなくてはならない。
開催日変更が却下された競技会を含み、後日競技会開催を取り消した場合、
事項 20.3に明記されているペナルティーが科される。さらに、翌年に関
して、同一の選手権競技の日程が予定されている場合、当該FMNのいか
なる申請も考慮されない。
F M N から 要請 が あった 場 合 、運 営委 員 会、あ る い は必 要な 場 合には 最 高
委 員 会 は上 記の ペ ナルテ ィ ー を放 棄す る ことが で き るが 、競 技 会中止 の 理
由 が エ ント リー 数 不足、 ま た はF IM が 承認し た 純 粋な “不 可 抗力” の 場
合であることを条件とする。
異例の状況に基づく24時間以内の短期変更は、上記規則における開催日
変更とはみなされない。これと同じことが、トラックレース選手権の競技
会で、承認された理由において本来の開催日に競技会を開催できなかった
場合に、新たな開催日を決定する際にも適用される。
20.2.2
FIM 契約プロモーターとのパートナーシップによって運営される FIM
世界選手権及びプライズイベントカレンダー
日 程 変更 に 関す る プロモ ー ター か らの 申 し出は 、 根拠 の 十分 な理 由と 新 し
く申請する日程の最低 45 日前までに申請された場合、運営委員会によっ
て審議される。
会場、サーキット、またはトラックの変更は運営委員会によって FIM 公認
前に十分な告知期間を持って承認される。
FIM プレスオフィスは、FIM プレスリリースによって速やかにこの変更を
公表する。
20.2.3
CONU
コンチネンタル選手権のカレンダー
CONU カレンダーへの追加や変更は、CONU 規定によって決定される。
60
20.2.4
クラシックイベントのカレンダー
クラシックイベント申請の遅延は(すなわち前年の 11 月 30 日以 降の場
合)、当該大会開催の 4 週間前までの申請は認められる。
20.2.5
国際競技会のカレンダー
国際競技会の申請の遅延は(すなわち前年の11月30日以降)、当該競技
会開催日の4週間前までならば受理される。
主 催 国協 会( FMNR)は 、 例外 的状 況 また は正 当 な理 由の あ る場 合、 延 期
ま た は キャ ン セル す るこ と や 、も し その 大 会が 始 ま って い るか 終 了し てい
る 場 合 、競 技 結果 の 修正 と 国 際競 技 会の 承 認の 無 効 を宣 言 する こ とが でき
る。
FIM 執行事務局及びエントリーを提出した全ライダーに開催日の変更、ま
た は 中 止に 関 する 情 報が 提 供 され な くて は なら な い 。異 例 の状 況 に基 づく
24時間以内の短期変更は、開催日変更とはみなされない。
開 催 日変 更 の場 合 、すで に 提出 さ れて い るエン ト リー 申 し込 みは 、ラ イ ダ
ーが競技会の新たな開催日受け入れを確認した場合にのみ有効とされる。
20.2.6
コンチネンタル競技会のカレンダー
CONU
20.2.7
カレンダー への 追 加 や 変 更は 、 CONU 規 定 によ っ て 決定 され る 。
国内競技会のカレンダー
FMN カレンダーへの追加や変更は、FMN 規定によって決定される。
20.3
登録料
20.3.1
FIM プロモーターの関与しない FIM 世界選手権及びプライズイベン
ト
主催国協会(FMNR)から FIM に支払われるカレンダーの各登録料は、運
営委員会によって決定され、総審議会によって承認される(定款事項
14.1.7.p 参照)。
F I M世 界 選手 権 および プ ライ ズ イベ ン トの中 止 に関 し ては 、下 記の 規 則
が適用される。
―
前年の10月31日以降、12月31日まで
追徴金50%
―
前年の12月31日以降
追徴金200%
こ れ らの パ ーセ ン テージ は 、イ コ ール ト リート メ ント に 基づ く差 し引 き が
61
行われた後に、登録料に適用される。
こ れ らの 登 録料 、 または 追 徴金 は 、要 請 に基づ い て一 部 、ま たは 全額 返 還
さ れ る が、 そ の要 請 が、 エ ン トリ ー 数の 不 足、 ま た は“ 不 可抗 力 ”に よる
ものだと証明され、運営委員会によって承認された場合に限られる。
20.3.2
FIM 契約プロモーターとのパートナーシップによって運営される FI
世界選手権及びプライズイベント
主催国協会(FMNR)から FIM に支払われるカレンダーの各登録料は、運
営委員会によって決定され、総審議会によって承認される(定款の事項
14.1.7.p 参照)。
FIM プロモーター自身の理由によりキャンセルされた場合、追徴金は発生
せず、登録料は返還される。
20.3.3
CONU
コンチネンタル選手権
CONU カレンダーに対する CONU に支払われる各登録料は、当該 CONU
により決定される。
20.3.4
クラシックイベント
FIM カレンダーに対する主催国協会(FMNR)に支払われる各登録料は、
当該主催国協会(FMNR)により決定される。
20.3.5
国際競技会
FIM カレンダーに対する主催国協会(FMNR)に支払われる各登録料は、
当該主催国協会(FMNR)により決定される。
20.3.6
コンチネンタル競技会
CONU カレンダーに対する CONU に支払われる各登録料は、当該 CONU
により決定される。
20.3.7
国内競技会
FMN カレンダーに対する主催国協会(FMNR)に支払われる各登録料は、
当該主催国協会(FMNR)により決定される。
30
FIM 競技会
30.1
FIM世界選手権およびプライズイベント
各スポーツ種目に関連する付則に含まれている条件の詳細に基づいて、FIM
は 下 記 の事 項 に詳 細 が明 記 さ れる 世 界選 手 権お よ び プラ イ ズイ ベ ント を承
認する。
62
30.1.1
世界選手権
ロードレース
―
ライダー及びマニュファクチュラー用の世界選手権グランプリ
―
ライダー及びマニュファクチュラー用のスーパーバイク世界選手権
―
ライダー及びマニュファクチュラー用のスーパースポーツ世界選手権
―
チーム及びマニュファクチュラー用のエンデュランス世界選手権
―
ラ イ ダー 、 パッ セン ジ ャ ー、 お よび マ ニュ フ ァ クチ ュ ラー 用 のサ イ ド
カー世界選手権
モトクロス
―
ライダー及びマニュファクチュラー用の個人世界選手権
―
ラ イダ ー 、パ ッ セン ジ ャ ー及 び マニ ュ ファ ク チ ュラ ー 用の サ イド カ ー
世界選手権
―
ナショナル・チーム用のモトクロス・オブ・ネーションズ
―
ジュニアモトクロス世界選手権
―
ナショナル・チーム用のジュニアモトクロス世界選手権
―
ライダー及びマニュファクチュラー用のスーパークロス世界選手権
―
ライダー及びマニュファクチュラー用のスーパーモト世界選手権
―
ナショナル・チーム用のスーパーモト・オブ・ネーションズ
―
ライダー及びマニュファクチャラー用のスノークロス世界選手権
―
ラ イダ ー 及び マ ニュ フ ァ クチ ャ ラー 用 のフ リ ー スタ イ ルモ ト クロ ス 世
界選手権
トライアル
―
ライダー及びマニュファクチュラー用のトライアル個人世界選手権
―
ナショナル・チーム用のトライアル・デ・ナシオン
―
ウィメンズ・トライアル世界選手権
―
インドア・トライアル世界選手権
―
ナショナル・チームのためのインドアトライアル・デ・ナシオン
エンデューロ
―
国際6日間エンデューロ
-
ワールド・トロフィ競技
-
ナショ
-
ジュニア・ワールド・トロフィ-・ナ
ナルチーム用世界選手権
―
国際6日間エンデューロ
ショナルチーム用世界選手権
―
ライダー及びマニュファクチュラー用エンデューロ世界選手権
―
ラ イ ダ ー及 び マ ニュ フ ァ ク チ ュラ ー 用 のク ロ ス カ ン トリ ー ・ ラリ ー 世
界選手権
63
トラックレース
―
個人スピードウェイ世界選手権グランプリ
―
個人スピードウェイ世界選手権グランプリ予選大会
―
個人スピードウエイ・ジュニア世界選手権
―
チームスピードウェイ・ジュニア世界選手権
―
スピードウェイ・ワールドカップ(ナショナルチーム用)
―
個人アイスレース世界選手権グランプリ
―
チーム・アイスレース世界選手権
―
世界ロングトラック選手権
―
チームロングトラック世界選手権(ナショナルチーム用)
30.1.2
FIMプライズ
―
スーパーストック 1000ccFIM カップ
―
インターナショナルラリー選手権
―
FIM ウィメンズモトクロス・ワールドカップ
―
FIM ヴェテランモトクロス・ワールドカップ
―
インドアトライアル・デ・ナシオン(ナショナルチーム用)
―
ナショナルチーム用ウィメンズトライアル・デ・ナシオン
―
FIM ジュニアトライアル・ワールドカップ
―
FIM ユーストライアルカップ125cc
―
インドアトライアル・ワールドゲームス
―
チーム用 FIM エンデューロ・ワールドカップ
―
ジュニアエンデューロ・ワールドカップ
―
インドアエンデューロ・ワールドカップ
―
FIM ウィメンズ・クロスカントリーラリー・ワールドカップ
―
クァド・クロスカントリーラリー・ワールドカップ
―
個人スピードウエイ・ユースゴールドトロフィー80cc クラス
―
個人グラストラック・ユースゴールドトロフィー125cc
―
トラックレースサイドカーゴールドトロフィー1000cc
30.2
競技会の格式及び資格基準
運営委員会は、適切な資格基準を考慮し、当該スポーツ委員または FIM と
プ ロ モ ータ ー との 契 約に よ っ て設 立 され た 組織 会 か らの 提 案に よ り、 事項
30.1 に規定されている如何なる競技会の格式をも FIM 世界選手権からプ
ライズイベントに、またはその逆の変更を行うことができる。
同様に、FIM 世界選手権及びプライズイベントは、運営委員会がモーター
サ イ ク ルス ポ ーツ の 利益 の た めに 適 格な 資 格基 準 を 考慮 し 、導 入 ある いは
排除をすることができる。
64
30.3
FIM プロモーターの関与する/またはしない FIM 世界選手権及びプライ
ズイベント競技会
運営委員会は、当該スポーツ委員または FIM とプロモーターとの契約によ
って設立された組織会からの提案により、FIM カレンダーとして記載され
るための FIM 世界選手権またはプライズイベントの最低開催数を決定する
ことができる。
30.4
FIM 競技会の運営
30.4.1
FIM 世界選手権及びプライズイベント
FIM 世界選手権またはプライズイベントの対象となる各競技会は、それぞ
れ異なる主催国協会(FMNR)によって運営される。
も し 、当 該主 催 国協 会( FMNR) が自 国 内での 競 技会 を開 催 する こと を 法
律によって禁じられている場合、運営委員会の了承の基、他の FMN に所
属するサーキットにおいて、その FMN の了解を得た上で、FIM 世界選手
権及びプライズイベントを開催することができる。
30.4.2
FIM 契約プロモーターとのパートナーシップによって運営される FIM
世界選手権及びプライズイベント
FIM が契約上承認した場合、いかなる個人または組織もこれらの大会を主
催することができる。契約された FIM プロモーターは、関連する諸契約に
準拠し大会を運営することに関して FIM に対して直接責任を負う。
関連する FIM プロモーターは、関連する主催者に対し条件の予定について
通告する。
30.4.2.1
FIM とプロモーターとの契約により設立される組織
FIM とプロモーターが締結する契約は以下を任命する:
i)
それぞれの当事者を含むパーマネントビューロー。
この組織は、メンバー全員が必要と判断した場合で、契約上一切の矛盾
を生じずに当該スポーツ委員会の決定を批准する場合、緊急の決断を行
う権限を与えられる。(以下を参照)
i i ) FIM 代表 及びそ の 他当 事者 が含 まれる 適 切な 委員 会は 、当該 ス ポ
ーツ委員会またはパネル、ライダー、チーム、マニュファクチャラーの
ような当事者を含む関係者からの提案による規則改訂に関する検討を任
されている。決議は単純多数決により行われ、タイが生じた場合、委員
長が決戦票を投じる。決定事項は、パーマネントビューローの承認を得
た上で有効となる。
65
30.4.3
CONU
コンチネンタル選手権
定款(事項 12.4a)により、コンチネンタル選手権は当該 CONU により運
営される。
主催国協会(FMNR)または CONU は、それが主催国協会(FMNR)また
は CONU によって運営される、されないに関わらず、割り当てられた競技
会の運営に関して FIM に対して直接責任を負う。
30.4.4
クラシックイベント
ク ラ シッ ク イベ ント は、 主 催国 協 会( FMNR) 自 身の 規 則、 大会 特別 規 則
に準拠し、彼ら自身の権限と責任のもとに運営される。
30.4.5
国際競技会
国際競技会は、彼ら自身の権限と適切な FIM 規則及び大会特別規則に則り
主催国協会(FMNR)によって運営される。
運営委員会は、FIM または主催国協会(FMNR)の監督の基、及びそれぞ
れのケースに応じた運営委員会の決定に則り、モーターサイクル協会
(FMN)のない国において1つ又はそれ以上のモーターサイクル競技会の
運営を認可することができる。
30.4.6
競技会のシリーズ
各 国 で開 催 され 、 異なる F MN の ライ ダ ーが参 加 する 国 際競 技会 に関 し て
は、必ず FIM カレンダー申請されなければならない。
FIM 世界選手権又はプライズイベントのタイトルをシリーズに与えられ、
その他シリーズと同時開催の場合、2 つのシリーズ間での混乱を避けるた
めに FIM によって要求される諸条件を満たすために、他のシリーズオーガ
ナイザーが全ての理にかなった手段を取ることが条件とされる。
申請は、FIM が当該競技会がスポーツコード、付則及び諸規定に合致して
いるかどうか確認し、サーキット又はトラックが FIM によって公認された
後に受理される。もし必要と判断された場合、オブザーバーが任命される。
運営委員会は FIM と主催 FMNR/オーガナイザーが負う義務により申請料
金を調整する。
30.4.7
コンチネンタル競技会
コンチネンタル競技会は、当該 CONU 規則及び彼らの権限の基、主催国協
会(FMNR)によって運営される。
66
30.4.8
国内競技会
国 内 競 技 会 は 、 主 催 国 協 会 ( FMNR ) の 権 限 及 び 規 則 の 基 、 主 催 国 協 会
(FMNR)によって運営される。
30.5
順位
ラ イ ダー 、 パッ セ ンジャ ー 、チ ー ム及 び マニュ フ ァク チ ャラ ーの 順位 は 、
関 係 す るカ テ ゴリ ー の競 技 会 また は 種目 の 付則 及 び 規則 に 準拠 し て決 定さ
れる。
30.6
FIMによって与えられるメダルと賞状
30.6.1
ライダー/パッセンジャー用FIM世界選手権およびプライズイべ
ント賞
ライダー及びパッセンジャー(存在する場合)用の世界選手権に関しては、
下記の賞が与えられる:
―
1位
ゴールド・メダル
1個
―
2位
シルバー・メダル
1個
―
3位
ブロンズ・メダル
1個
およびFIM賞状
1枚
ラ イ ダ ー及 び パッ セ ンジ ャ ー (存 在 する 場 合) 用 の FI M プラ イ ズイ ベン
トに関しては、下記の賞が与えられる:
―
1位
金メッキのメダル
―
2位
シルバー・メダル
―
3位
ブロンズ・メダル
30.6.2
1個
およびFIM賞状
1枚
マニュファクチュラー用FIM世界選手権およびプライズ賞
世界選手権を獲得したマニュファクチャラーには下記が贈られる:
FIM賞状
30.6.3
1枚
チーム用FIM世界選手権賞
チーム用の世界選手権では、下記の賞が与えられる:
―
1位
該当するにFIM賞状1枚
および該当する各ライダーに金メ
ッキ・メダル1個ずつ
―
2位
該当する各ライダーにシルバー・メダル
1個ずつ
―
3位
該当する各ライダーにブロンズ・メダル
1個ずつ
30.6.4
FIMチーム・プライズ賞
F I Mチ ー ム・ プ ライズ の 賞は 、 該当 す る種目 の 付則 に 明記 され た規 則 に
基づいて贈呈される。
67
30.7
“チャレンジ”と“トロフィ”
F I M世 界 選手 権 及びプ ラ イズ イ ベン ト に関し て 、運 営 委員 会の 事前 の 承
認を得ずに“チャレンジ”または“トロフィ”が贈呈されてはならない。
該当する委員会からの提案に基づいて、運営委員会は、“チャレンジ”およ
び “ ト ロフ ィ ”の 贈 呈に 関 す る規 則 が当 該 競技 の 規 則に 明 記さ れ てい ない
場合、規則を決定する。
“ チ ャレ ン ジ” ま たは“ ト ロフ ィ ”の 所 持者は 、 それ を 所有 して いる 間 に
生じた破損や損失に関して責任を持つ。
“ チ ャ レン ジ ”と “ トロ フ ィ ”に は 証明 書 が発 行 さ れ、 規 則に 基 づい てレ
プリカは作成してはいけないことになる。
40
オフィシャル
40.1
競技会の指揮と管理
競技会の指揮と管理、および法的手順はオフィシャルの責任とする。(下記
事項 40.2.1 参照)
40.1.1
オフィシャル
イベント時の異なった役務を有するオフィシャルは下記のとおりとする:
―
FIMチーフスチュワード及びスチュワード
―
審査委員長と審査委員会メンバー
―
レース・ディレクター
―
レース・ディレクションメンバー
―
セーフティー・オフィサー
―
競技監督
―
レフリー
―
FIM テクニカルスチュワード
―
テクニカルディレクター
―
タイムキーパー
―
FIMデレゲート、および/あるいはFIM代表者
―
FMNデレゲート/スポーツ・スチュワード
―
チーフ・メディカル・オフィサー(CMO)
―
メディカルディレクター
―
FIM メディカル代表
―
審査委員会書記
―
安全および大会進行を担当するオフィシャル、およびマーシャル
―
FIM 環境デレゲート
―
環境スチュワード
―
スターター
68
FIM はオフィシャルの最新情報を常に維持する。
40.1.2
オフィシャルの資格
F I Mお よ びF M Nは上 記 のカ テ ゴリ ー 用に、 能 力、 お よび 誠実 さに お い
て 任 務 にふ さ わし い と証 明 で きる 候 補者 を 任命 す る FI M の公 式 承認 は、
候 補 者 が各 種 目に お ける 特 別 条件 に 基づ い て適 格 だ と証 明 され た のち に与
え ら れ る。 当 該委 員 会が 、 特 定の 国 際オ フ ィシ ャ ル に参 加 が義 務 づけ られ
るセミナーを主催する。
オフィシャルはライダー、パッセンジャー、チームメンバー、メカニック、
マ ニ ュ ファ ク チャ ラ ー代 表 ま たは 大 会に 参 加し て い るス ポ ンサ ー であ って
はならない。
40.1.3
FIMライセンスを所持するオフィシャル
FIM 世界選手権またはプライズイベントに任務につく場合、関連する規約、
付則、規則で義務付けられている場合、オフィシャルは、当該年度有効で、
適切な FIM 国際オフィシャルライセンスを所持していなければならない。
40.2
オフィシャルの任命
40.2.1
FIM プロモーターが関与する/または関与しないFIM世界選手権
及びプライズイベントのオフィシャル
FIM世界選手権及びプライズイベントのオフィシャルは当該 FIM 委員会
またはパネルによって任命され、必要な場合は、FIM とプロモーターまた
は主催国協会(FMNR)との契約(事項 30.4.2.1 参照)に基づいて設立
された組織によって当該細則及び規則に準拠して任命される。
40.2.2
CONU
CONU
コンチネンタル選手権のオフィシャル
コンチネンタル選手権のオフィシャルは、CONU の規則に準拠し、
CONU によって任命される。
40.2.3
クラシックイベントのオフィシャル
オフィシャルは、主催国協会(FMNR)規定に則り、主催国協会(FMNR)
によって任命される。
40.2.4
国際競技会のオフィシャル
オフィシャルは、主催国協会(FMNR)規定に則り、主催国協会(FMNR)
によって任命される。
69
40.2.5
コンチネンタル競技会のオフィシャル
オフィシャルは、主催国協会(FMNR)規定に則り、主催国協会(FMNR)
によって任命される。
40.2.6
国内競技会のオフィシャル
オフィシャルは、主催国協会(FMNR)規定に則り、主催国協会(FMNR)
によって任命される。
40.3
FIMデレゲート/FIM代表者
前 述 した オ フィ シ ャルの 他 に、 F IM は 代表目 的 、ま た は監 督目 的で デ レ
ゲート、または代表者を任命することができる。
40.4
オフィシャルの権限
オフィシャルおよび/または組織の権限は、該当する付則及び規則に明記
される。
50
FIMスチュワード、および国際審査団
50.1
国際審査団(JI)
50.1.1
構成
国際審査団は、1名の審査委員長と主催国協会(FMNR)が任命するメンバ
ーを含む最低2名の審査委員会メンバーによって構成される。必要な場合、
運営委員会はこの構成とは別の構成を決定することもある。審査委員長と2
名の審査委員メンバーのみが投票権を有する。
可能な場合には、国際審査団には投票権を有さないメディカルデレゲートと
テクニカルデレゲートも含まれることが望ましい。
下記の者は国際審査団の会議に出席する権利を有するが、投票権は持たな
い:
―
競技監督
―
運営委 員会の メンバ ー、常設 委員会 の委員 長、FI M最高 経営責 任者 、
当該スポーツ委員会担当者
―
環境スチュワード
―
FIM 環境デレゲート
50.1.2
任命
FIM プロモーターの関与する/または関与しない FIM 世界選手権及びプラ
イズイベントの国際審査団は、運営委員会によって任命される。
国際競技会の場合、審査委員長及び審査委員メンバーは、主催国協会
(FMNR)によって任命される。
70
コ ン チ ネン タ ル競 技 会の 場 合 、審 査 委員 長 及び 審 査 委員 メ ンバ ー は、 当該
CONU によって任命される。
50.1.3
国際審査団の権限
国際審査団は競技会における FIM 規則、規則に特別に規定されている場合
を除くペナルティーの裁定に関する最高権能を有する。
国 際 審査 団 は、 競 技会中 に 起こ り 得る 抗 議に対 す る審 理 件を 有し 裁定 を 下
す唯一の法廷組織である。
国 際 審査 団 は、 規 律及び 裁 定規 則 に明 記 されて い る条 項 に則 りペ ナル テ ィ
を科すことにより、あらゆる紛争を解決しなければならない。
国 際 審査 団 は、 オ ーガナ イ ザー 、 レー ス ディレ ク ター 、 競技 監督 の要 望 ま
た は 国 際審 査 団自 体 の主 導 権 に則 り 、競 技 会の ス タ ート を 遅ら せ たり 、サ
ー キ ッ ト、 ト ラッ ク また は 会 場の 改 修、 不 可抗 力 ま たは 安 全上 の 理由 から
大会または大会の一部を停止またはキャンセルすることができる。
50.2
FIM スチュワード
50.2.1
構成及び任命
FIM プロモーターとのパートナーシップにより運営される FIM 世界選手権
規則は、大会毎に 1 名または 3 名の FIM スチュワードが任命される。3 名
の ス チ ュワ ー ドが 任 命さ れ る 場合 、 その パ ネル は 会 議の 議 長と な るチ ーフ
スチュワードによって管理される。
50.2.2
定足数及び絶対多数
もし、3 名のスチュワードが任命された場合、FIM スチュワード会議の定
足数は 2 名とする。FIM スチュワードの決定は単純過半数による。タイの
場合、議長が決定票を有する。
50.2.3
FIM スチュワードの権限
FIMスチュワードは下記に関して責任を持つ:
―
当 該イ ベ ント が 該当 す る FI M 世界 選 手権 規 則 に準 じ て行 わ れる よ う
にする。
―
該当する規則に準じて、レースディレクションの決定に対する抗議に
ついての聴取や、裁決を下す。
60
参加者
参加者とは、オフィシャル以外で適切な FIM ライセンスを所持し、設定さ
れている開催クラスに出場する人または実在する組織とする。
71
オフィシャルは FIM、主催国協会(FMNR)、CONU またはパーマネント
ビ ュ ー ロー に よっ て 任命 さ れ 、そ の 権能 に つい て は 関連 す る付 則 及び 規則
に明記される。
60.1
ナショナルチーム
ナ シ ョナ ル チー ム は、該 当 する F MN に よって 指 名さ れ るも のと する 。 オ
ーガナイザーがナショナルチームを指名することはできない。
ナ シ ョ ナル チ ーム の メン バ ー は、 彼 らが 代 表す る 国 のパ ス ポー ト を所 持す
るものとする。
60.2
競技会への参加者
FIM ライセンスを所持する競技会への参加者は、下記のとおりとする:
―
ライダー:FIM の統括する種目において車両を運転する個人
―
パ ッセ ン ジャ ー :サ イ ド カー ま たは 三 輪レ ー ス の競 技 会の 際 に、 ラ イ
ダーに同行する個人
―
チ ー ム :競 技 会 中に 同 一 車 両 を交 代 で 運転 す る 数 人 のラ イ ダ ーで 構 成
される実在する組織。
―
ス ポン サ ー: 自 分の 名 前 の元 に ライ ダ ー、 お よ びパ ッ セン ジ ャー を 競
技会に出場させる個人、または組織
―
マ ニュ フ ァク チ ャラ ー : 競技 会 中に 使 用さ れ る モー タ ーサ イ クル を 生
産する個人または組織
―
ト ライ ア ルア シ スタ ン ト メ カニ ッ ク: 関連 す る 細則 及 び規 則 に従 っ て
ライダーを援助する個人
60.3
結果及び発行物の承認
競 技 会に 参 加す る 参加者 は 、公 式 結果 及 びFI M の決 定 を受 け入 れな け れ
ば な ら ない 義 務が あ り、 こ れ らが 全 世界 に 発表 さ れ るこ と に関 し て反 対す
る権利を持たない。
60.4
ライダーとパッセンジャーの年齢
ス ポ ーツ 委 員会 お よび/ あ るい は 関連 す る組織 は 、そ れ ぞれ の種 目及 び カ
テ ゴ リ ーに 関 する 最 低年 齢 に つい て 、国 際 メデ ィ カ ルパ ネ ルの 事 前承 認の
基に決定する。如何なる状況においても、FIM 規則によって運営される競
技会におけるラ一ダーの最低年齢は 12 歳とする。
最低年齢は、付則、規則並びに FIM メディカルコードに明記される。
そ れ ぞれ の 種目 及 びカテ ゴ リー に 関す る 最低年 齢 は当 該 ライ ダー の誕 生 日
を基準とする。
72
CONU は、コンチネンタル競技会及びコンチネンタル選手権における最低
年齢を設定することができる。
50 歳を超えるライダーの場合、関連する付則の条項、規則並びに FIM メ
ディカルコードによる。
60.5
責任
公 式 イ ベン ト にお け る参 加 者 は、 公 式イ ベ ント 中 、 ある い はそ れ のト レー
ニ ン グ 中に 生 じた す べて の 損 失、 損 害、 あ るい は 負 傷に 関 する 一 切の 責任
を、FIM、主催国協会(FMNR)、CONU、FIM プロモーター、オーガナ
イ ザ ー 、オ フ ィシ ャ ル、 そ れ の雇 用 人、 代 表者 、 代 理人 か ら免 除 し、 常に
本スポーツ・コードの事項 110.3 に従うものとする。
さ ら に、 参 加者 は 、彼が 連 帯責 任 を負 う 第三者 に 対す る すべ ての 損失 、 損
害、あるいは負傷に関して、FIM、主催国協会(FMNR)、CONU、FIM
プ ロ モ ータ ー 、オ ー ガナ イ ザ ー、 オ フィ シ ャル 、 そ れの 雇 用人 、 代表 者、
代理人の責任を免除し、一切迷惑をおよぼさないことを確約する。
60.6
ライダー及びマシンに表示する広告
F I Mの 権 限の 元 に開催 さ れる 競 技会 に おいて は 、ラ イ ダー 、お よび マ シ
ンに広告を表示することが許可される。
ヘ ル メ ット へ の広 告 の表 示 は 、そ れ によ っ てヘ ル メ ット の 技術 的 特徴 を変
更 し な いか ぎ り許 可 され る 。 ナシ ョ ナル チ ーム 用 の 競技 会 では 、 広告 がF
IMの定めるナショナル・カラーを妨げてはならない。
さ ら に 、ラ イ ダー 、 パッ セ ン ジャ ー 、チ ー ム、 ス ポ ンサ ー 、あ る いは マニ
ュ フ ァ クチ ュ ラー は 、競 技 会 に関 し て自 分 のた め に 行わ れ た商 業 広告 は、
すべて事実かつ正確であり、曖昧ではないことを保証しなくてはならない。
FIM プロモーターとのパートナーシップによって運営される FIM 世界選手
権及びプライズイベントに関しては、関連する規則が適用される。
60.7
世界チャンピオン表彰式典
各 種 目の 各 クラ ス で世界 選 手権 の タイ ト ルを獲 得 した ラ イダ ー( ある い は
パッセンジャー)は、毎年FIMが主催し、FIM の経費にて開催する表彰
式 へ の 出席 が 義務 づ けら れ る 。こ の 表彰 式 に出 席 し なか っ たラ イ ダー (ま
たはパッセンジャー)には、最低 10,000 スイスフラン、最高 100,000
スイスフランの罰金が科される。
73
70
FIMライセンス
70.1
発行と取り消し
FIM ライセンスの受給は、もし、申請者が当該規則に規定されている基準
を満たしている場合、拒否されることはない。
すべての FIM ライセンスは FIM 執行事務局によって発給され、その発行は、
該当規則に記載されていない限り、当該申請者の所属する FMN が行う。
FIM、またはFMNは下記を行うことができる:
―
FIMライセンスの発行を正当な理由の元に拒否する。拒否する場合、
書面で通告することとし、理由を簡潔に述べていなければならない。
―
FIM によって最終的な規則上のペナルティーの宣告としてFIMライ
センスを没収する。
FIM または当該 FMN の公認でないイベントに参加した事実が判明した場
合でもライセンスの取り消し等はすることができない。
大会中、FIM ライセンス所持者は FIM チーフスチュワードまたは審査委員
長にライセンス提示を要求される場合がある。
70.2
参加者のための FIMライセンス
F I M ライ セ ンス と いう の は 、F I Mの 権 限の 元 に 運営 さ れる モ ータ ーサ
イ ク ル 競技 会 にど の 資格 に お いて も 参加 を 希望 す る 個人 、 また は 団体 組織
にとって必要な書類である。
F I M ライ セ ンス の 所持 者 は 、F I M規 則 、お よ び その ラ イセ ン スを 発効
す る 協 会の 規 則を 尊 重し 、 こ れら の 規則 の 基に 違 反 が生 じ た場 合 に適 用さ
れるペナルティーを受け入れなければならない。
70.2.1
ライダー、パッセンジャー及びチーム用FIMライセンス
F I Mラ イ ダー ラ イセン ス は、 F IM 権 限の基 に 行わ れ る競 技会 にラ イ ダ
ーが参加するのを許可する書類である。
F I M世 界 選手 権 及びプ ラ イズ イ ベン ト 用ライ ダ ー・ ラ イセ ンス は、 ラ イ
ダーが出場する種目の関連する付則及び規則に従って設定される。
FIM パッセンジャーライセンスは、パッセンジャーとして参加する場合に
のみ有効とされる。
74
CONU は、年に 1 度発行される FIM アニュアル及びウェブサイトに明記
さ れてい る制度に 準拠し て発行 され る CONU ライ センス の発行に関 して
責任を有する。
各国協会(FMN)は、年に 1 度発行される FIM アニュアル及びウェブサ
イ ト に 明記 さ れて い る制 度 に 準拠 し て発 行 され る 国 際競 技 会並 び に国 内競
技会に有効なライセンスを発行する責任を有する。
FIM選手権、プライズイベントまたは国際競技会で有効な FIM ライセン
スを発行する前に、FIM またはFMNは申請者の身元、国籍、及び/あるい
は 申 請 者の 永 住地 、 年齢 、 健 康状 態 、お よ びラ イ セ ンス 申 請の 対 象と なっ
ている競技会参戦に向けての適性を確認する。さらに、FIM またはFMN
は当該申請者が、規則上、規律上の理由から FIM または FMN によって資
格 停 止 、ま た は資 格 剥奪 の 対 象と な って い ない か ど うか を 確認 し なく ては
ならない。
FIM ライセンスは、外国人ライダーに発行することができるが、当該申請
者 が 国 籍を 有 する ま たは 在 住 する 国 のF M Nか ら 承 認( 許 可証 ) を得 なく
て は な らな い 。も し 、こ の F MN が FI M に加 盟 し てい る ので あ れば 、ラ
イ セ ン ス発 行 は可 能 とな る 。 この 承 認は ラ イセ ン ス の有 効 期限 に 関し て1
度 の み 与え ら れる も のと す る 。同 じ 期間 に 別の F M Nか ら 追加 の 国際 ライ
センスを申請することは禁止される。
パスポートを所持する国の FMN から招待され、その年の間その国に参加
し 、 そ の国 の ナシ ョ ナル チ ー ムに 参 加す る 場合 、 当 該ラ イ ダー は 現在 所持
しているライセンスで参加することが認められる。
2 つ の国 籍 を有 す るライ ダ ーは 、 一年 に 一つの ナ ショ ナ ルチ ーム にの み 参
加することが認められる
競 技 会の 一 部に 一 般公道 を 使用 す るエ ン デュー ロ 、お よ びト ライ アル 競 技
会 に 関 して 、 競技 会 の行 わ れ る国 の 法律 で 要請 さ れ てい る 場合 、 ライ ダー
は 有 効 なF I Mラ イ ダー ・ ラ イセ ン スと 共 に有 効 な モー タ ーサ イ クル 運転
免許証を所持していなくてはならない。
70.2.2
トライアルアシスタントメカニック用 FIM ライセンス
ト ラ イ アルア シ ス タ ント メ カ ニッ ク ライ セ ンス は 、 関連 す る付 則及び 規 則
に 準 拠 し、 登 録さ れたア シ ス タ ント メ カニ ック と し て参 加 する 場合に 関 し
てのみ有効とする。
75
70.2.3
マニュファクチャラーのための FIM ライセンス
FIMは二種類の国際マニュファクチャラーライセンスを発行する:
ブルー・ライセンス:
年間5,000台以上のモーターサイクル(二輪)
を生産している マニュ ファクチャラー にのみ 発行され
る。
グリーン・ライセンス:
年間5,000台以下のモーターサイクル(二
輪)を生産して いるマ ニュファクチャ ラーに のみ発行
される。
国 際 マニ ュ ファ ク チャラ ー ライ セ ンス は 、その 所 持者 が 毎年 マニ ュフ ァ ク
チ ャ ラ ー選 手 権に 参 加す る こ とを 許 可し 、 彼ら の 商 標が 公 式結 果 に表 示 さ
れ る こ とを 認 め、 F IM が 承 認す る 競技 会 に彼 ら の 商標 名 の元 で ライ ダ ー
を エ ン トリ ー させ る こと を 認 める 。 さら に モー タ ー サイ ク ル競 技 会に お い
て 彼 ら の商 標 をつ け たモ ー タ ーサ イ クル が 参加 し て いる と 宣伝 す る権 利 を
与 え る もの で ある 。 さら に 、 国際 マ ニュ フ ァク チ ャ ラー ラ イセ ン スは 、 マ
ニ ュ フ ァク チ ャラ ー /コ ン ス トラ ク ター に 、F I M 技術 規 則に 準 じて 彼 ら
のモーターサイクルを認可してもらうことを認める。
国際マニュファクチャラーライセンスの申請は、前年の 12 月 31 日まで
に執行事務局に提出されなければならない。
70.2.4
アクセサリー・マニュファクチュラー・ライセンス
F I Mは 、 アク セ サリー マ ニュ フ ァク チ ャラー に 対し 、 二つ の異 なっ た カ
テゴリーのライセンスを発行する。
―
モーターサイクルにオリジナルとして装備されるパーツのマニュフ
ァクチャラーに与えられるライセンス(例:タイヤマニュファクチャ
ラー、燃料・オイルマニュファクチャラー等)
―
ライダーに対して技術的援助を行えるまたは上記以外のパーツを供
給することの出来るアクセサリーマニュファクチャラーに与えられ
る ラ イ セ ン ス 。( 例 : ヘ ル メ ッ ト 、 ブ ー ツ 及 び グ ロ ー ブ マ ニ ュ フ ァ ク
チャラー等)
アクセサリーマニュファクチャラーで、その製品を FIM 公認としたい場合、
FIM アクセサリーマニュファクチャラーライセンスが義務付けられる。
70.2.5
FIM スポンサーライセンス
F I Mは 、 国際 モ ーター サ イク ル スポ ー ツのス ポ ンサ ー に、 FI Mの 認 可
し た 競 技会 に 、彼 ら の商 標 の 元に ラ イダ ー をエ ン ト リー さ せる こ とを 許可
することのできる FIM スポンサーライセンスを発行する。
76
70.2.6
チームマネージャー用 FIM ライセンス
ク ロ ス カ ン ト リー ラ リー ・ チ ー ム マ ネー ジ ャー 用 国 際 ラ イ セン ス は、 当 該
マ ネ ー ジ ャ ー がチ ー ム代 表 及 び ラ イ ダー 代 表と し て 正 式 に 認め ら れる た め
に、大会に最低2台以上エントリーするチームに必要なものとされる。
チ ー ム マ ネ ー ジャ ー は、 認 め ら れ る ため に 、ラ リ ー 会 場 に 出席 し なけ れ ば
ならない。
70.3
FIM オフィシャルライセンス
FIMは、彼自身の所属する FMN もしくは当該スポーツ委員会によって
任 命 さ れる 個 々の オ フィ シ ャ ル、 該 当す る セミ ナ ー に出 席 して 試 験に 合格
し た す べて の オフ ィ シャ ル 、 ある い はセ ミ ナー が 必 要と さ れな い 場合 には
彼 ら の 所属 す るF M Nに よ っ て任 命 され た 資格 の あ るす べ ての オ フィ シャ
ル に 対 して 国 際オ フ ィシ ャ ル ライ セ ンス を 発行 す る 。オ フ ィシ ャ ルラ イセ
ンスの有効期間は、ライセンスに記載される。
国 際 オフ ィ シャ ル ライセ ン スの 所 持者 は 、当該 イ ベン ト にオ フィ シャ ル と
して任命された場合にのみこのライセンスを使用することができる。
70.4
FIMプレスカード
F I Mは 、 モー タ ーサイ ク ル・ ス ポー ツ ・メデ ィ アで 実 績の ある ジャ ー ナ
リストとカメラマンに対して、FIMプレスカードを発行する。
F I Mの 管 轄で 運 営され る イベ ン トの 当 局には 、 FI M プレ スカ ード の 所
持 者 に 対し て 、彼 が プロ フ ェ ッシ ョ ナル な 仕事 を 行 うの を 可能 と する 設備
を 提 供 する よ う要 請 され る 。 FI M プレ ス カー ド の 所持 者 は規 則 、条 件、
お よ び イベ ン トの 正 常か つ 安 全な 進 行を 確 保す る た めに オ ーガ ナ イザ ーが
設ける制限に従うものとする。
F I Mプ レ スカ ー ドは、 自 分で 自 分の リ スクに 関 して 完 全に 責任 を負 う 者
に 対 し て発 行 され る 。F I M プレ ス カー ド は、 他 人 に譲 渡 でき る もの では
なく、不正に使用された場合には、ただちに没収され、無効とされる。
100
大会特別規則、その他書類及び競技会の種々運営
100.1
国内コードとオフィシャルの任命
主 催 FM N のス ポ ーツコ ー ドは 本 スポ ー ツコー ド に基 づ いて 作成 され る も
の と す る。 各 FM N は、 委 員 会、 国 内委 員 会、 あ る いは 他 の組 織 、お よび
自 国 の 領土 内 で行 わ れる 競 技 会の 運 営に 必 要な オ フ ィシ ャ ルの 任 命に 関し
て責任を持つ。
77
100.2
法律上の認可
オ ー ガナ イ ザー が 必要な 法 的認 可 を受 け るまで は 、い か なる 競技 会も 開 催
されてはならない。
100.3
大会特別規則(SR)
大会特別規則(SR)には、FIM コード、付則及び規則に明記されていな
い特別な大会に関する追加の情報や詳細資料が含まれる。
大 会 特 別 規 則 ( SR) は 、 判 例 と し て 当 該 付 則 及 び 規 則 に 明 記 さ れ て い る
FIM スポーツコード、その付則及び規則に関する変更を行ってはならない。
100.4
公式プログラム
公 式 プロ グ ラム 、 および 観 客に と って 便 利な他 の 発表 事 項に は、 下記 の 情
報が含まれるものとする:
―
各レース、またはヒートごとのライダー、パッセンジャーの氏名、ラ
イダーの公式スポンサー名、ライセンスを発行するFMN、またはパ
スポートを発行する国名。
―
各レース、またはヒートごとのモーターサイクル・メーカーのリスト。
―
競技会のタイム・スケジュール
―
レ ー ス ・デ ィ レ クシ ョ ン の 代 表者 名 、 及び / あ る い は競 技 監 督名 、 安
全及びイベント運営を担当するオフィシャルの氏名。
―
F I M チー フ ス チュ ワ ー ド 、 およ び ス チュ ワ ー ド 、 ある い は 国際 審 査
委員会の委員長およびメンバーの氏名。
―
100.5
環境及び一般の安全規則を遵守する上での配慮
公式文書の作成
国際競技会に関連する公式文書(大会特別規則、プログラム、エントリー
用紙等)には、本競技会が“スポーツコードに基づいて開催される”と明
記されなくてはならない。公式文書には、FIMのロゴとイベント登録番
号(IMN)が明記されるものとする。
100.6
事前の検証
公 式 プラ ク ティ ス 開始前 に 、管 理 事項 の 立証、 メ ディ カ ルチ ェッ ク、 車 検
が行われ、当該付則及び規則に準拠しているか確認される。
イ ベ ント の 間中 、 ライダ ー また は チー ム は自分 の マシ ン が規 則に 適合 し て
いることに関して責任を持つ。
78
100.7
安全性
競 技 会中 の 安全 性 (ライ ダ ー、 観 客、 お よびオ フ ィシ ャ ルに 対し て) が オ
ーガナイザーにとって最重要事項である。
100.8
救急処置
競 技 会に 必 要と さ れる医 療 、お よ び救 急 設備は メ ディ カ ル及 びア ンチ ド ー
ピングコード及び関連する付則及び規則に明記される。
100.9
火災予防
ピ ッ ト 、ク ロ ーズ ド パー ク 、 パド ッ ク、 給 油エ リ ア 、お よ び他 の すべ ての
危険地域において、火災の危険性を防ぐため予防措置が設けられる。
100.10
環境
競 技 会 中に 環 境を 保 護す る た めに 取 られ る べき 措 置 に関 連 する 規 則と 推薦
事項が FIM 環境コードに明記される。
110
保険
110.1
第三者保険
110.1.1
国際競技会またはプロモーターの関与しない FIM 世界選手権及び
プライズイベントの第三者保険
F I M選 手 権、 プ ライズ イ ベン ト 、あ る いは国 際 競技 会 のオ ーガ ナイ ザ ー
は 、 競 技会 中 、あ る いは プ ラ クテ ィ ス中 に 第三 者 を 対象 と する 事 故が 発生
し た 場 合に 、 オー ガ ナイ ザ ー 自身 、 およ び マニ ュ フ ァク チ ュラ ー 、ラ イダ
ー 、 パ ッセ ン ジャ ー 、ス ポ ン サー 、 およ び オフ ィ シ ャル の 賠償 責 任を カバ
ー す る 英語 ま たは フ ラン ス 語 で書 か れた 保 険証 書 の コピ ー を遅 く とも 大会
の20日前までに FIM 執行事務局に提供しなくてはならない。この保険に
よって、FIMの第三者に対する賠償責任もカバーされるものとする。
最低保証額は、その時々によって運営委員会にて決定され、FIM アニュア
ルに明記される。
第 三 者保 険 の有 効 期限は 、 オフ ィ シャ ル プラク テ ィス セ ッシ ョン 開始 2 日
前から最終レース終了日の2日後までとする。
110.1.2
FIM 契約プロモーターとのパートナーシップによる FIM 世界選手権ま
たはプライズイベントの第三者保険
FIM 契約プロモーターは、競技会中、あるいはプラクティス中に第三者を
対 象 と する 事 故が 発 生し た 場 合に 、 プロ モ ータ ー 自 身、 お よび マ ニュ ファ
ク チ ュ ラー 、 ライ ダ ー、 パ ッ セン ジ ャー 、 スポ ン サ ー、 お よび オ フィ シャ
ル の 賠 償責 任 をカ バ ーす る 第 三者 保 険に 加 入し て い なけ れ ばな ら ない 。そ
79
の保証は、FIM またはオーガナイザーに対する如何なる賠償をも保証する
も の で なけ れ ばな ら ない 。 そ の保 証 内容 は 英語 ま た はフ ラ ンス 語 で明 記さ
れ、大会の最低 20 日前までにオーガナイザー及び FIM 執行事務局宛てに
送付されなければならない。
110.2
ライダー、パッセンジャー、トライアルアシスタントメカニック及び
チーム用の事故保険
FMN または FIM が行うことを認めた団体が、FIMライセンスを所持す
る ラ イ ダー 、 パッ センジ ャ ー 、ト ラ イア ルア シ ス タ ン ト メカ ニッ ク、 ま た
は チ ー ム、 に 出走 許 可を 与 え るに あ たっ て 、当 該 ラ イダ ー 、ま た はパ ッセ
ン ジ ャ ーが 、 死亡 、 身体 障 害 、医 療 処置 、 およ び 本 国帰 還 をカ バ ーす る個
人 の 事 故に 関 して 保 険に 入 っ てい る こと を 証明 す る 。こ の 保険 に よっ てカ
バ ー さ れる 最 低保 証 額は 、 F IM ア ニュ ア ルに 記 載 され て いる ス イス フラ
ン で の 額と 同 等額 と する 。 こ の保 険 は、 す べて の 競 技と 公 式プ ラ クテ ィス
に関して有効とする。
FMN は、自国の FIM ライセンスを所持者に対して、もし彼らの保証額が
FIM の最低保証額に満たない場合、特別に追加条件を付することが出来る。
し か しな が ら、 F IM世 界 選手 権 、プ ラ イズイ ベ ント 、 ある いは 国際 競 技
会 の 際 に併 催 され る レー ス に 出場 す るラ イ ダー 、 パ ッセ ン ジャ ー 、お よび
ト ラ イ アルア シ ス タ ント メ カ ニッ ク に関 し ては 、 当 該協 会 の保 険の条 件 が
適用される。
110.3
物品損害についての責任
FIM、FIM 契約プロモーター、主催国協会(FMNR)、あるいはオーガナ
イ ザ ー は、 競 技会 中 、あ る い はプ ラ クテ ィ ス中 に 、 その 競 技会 に 出場 する
マ シ ン 、あ る いは ス ペア ・ マ シン 、 その 部 品、 ま た は装 備 が被 っ た損 害に
関 し て 賠償 責 任を 負 うこ と は 一切 な い。 こ れは そ の 損害 の 原因 が 、火 災、
事 故 や その 他 の原 因 、盗 難 、 ある い は品 質 の変 化 な どに 関 する 場 合に 当て
はまる。
し か しな が ら、 オ ーガナ イ ザー は 、マ シ ンがそ の 専有 管 理区 域( クロ ー ズ
ド パ ー ク等 ) にあ る 場合 に は 、責 任 を負 う もの と す る。 し たが っ て、 オー
ガ ナ イ ザー は 、そ の 管理 区 域 にお け る管 理 期間 中 の すべ て のモ ー ター サイ
ク ル に 関し て 、そ れ の商 業 価 値全 額 に相 当 する 額 の 保険 を 、盗 難 、紛 失、
損害に対してかけるものとする。
80
120
FIM 競技会へのエントリーとエントリー受理
エ ン ト リー の 受理 、 取り 消 し 、エ ン トリ ー の拒 否 、 競技 会 の欠 席 及び エン
ト リ ー 費用 の 払い 戻 しに 関 す るす べ ての 規 則は 、 当 該付 則 及び 規 則に 明記
される。
130
競技会の開始と運営
130.1
競技会の開始
第 1 回受付け及び車検の開始により競技会が開始となる。
130.2
競技会中の規則
競 技 会中 の 全て の 規則及 び 準備 し なけ れ ばなら な いも の につ いて は、 当 該
細則及び規則に明記される。
140
レース終了後
140.1
最終車検
レ ー ス に 参 加 した 全 ての ラ イ ダ ー 、 モー タ ーサ イ ク ル は 、 最終 車 検の 対 象
となる。
燃 料 、 およ び クー ラ ント を 含 み、 モ ータ ー サイ ク ル の適 合 性に 関 する 規則
に違反した場合、当該付則及び規則に明記された処罰の対象となる。
140.2
レースの順位と賞の訂正
ペナルティーが科された場合、順位はそれに準じて訂正される。
140.3
賞を受ける権利の喪失
競 技 会に お いて 、 順位か ら 除外 さ れた 、 あるい は 資格 停 止と なっ たラ イ ダ
ーは、提訴権を認められたうえで、賞を受ける権利を剥奪される。
140.4
交通費、および賞金の支払い
交 通 費と 賞 金が あ る場合 、 該当 す る付 則 及び規 則 また は 大会 特別 規則 に 基
づいて行われる。
140.5
競技会の終了
抗 議 、 およ び 提訴 の 提出 期 限 が終 了 し、 す べて の 抗 議と 提 訴に 決 定が 出さ
れるまでは、競技会は終了したとはみなされない。
提 訴 が あっ た 場合 、 最終 決 定 が出 さ れる ま で、 結 果 は最 終 的な も のと は み
なされない。
公式の表彰式がある場合、1位、2位、3位に入ったライダーに出席が求
81
められる。
レ ー ス ・コ ン トロ ー ルは 、 抗 議受 け 付け 時 間が 終 了 する ま で、 所 定の 位置
に 配 置 され 、 すべ て の設 備 が 使用 可 能な 状 態に 保 た れる 。 また 、 すべ ての
オ フ ィ シャ ル とマ ー シャ ル は 、国 際 審査 委 員会 、 レ ース デ ィレ ク ショ ンま
たは FIM スチュワードの要請に答えられるようにサーキットに止まるもの
とする。
140.6
FIM世界選手権およびプライズの結果
FIM 世界選手権及びプライズイベントの最終結果は遅れることなく執行事
務 局 へ 送付 す るこ と に関 す る すべ て の規 則 は、 当 該 付則 及 び規 則 に明 記さ
れる。
82
規律及び裁定規定
1.
原則
FIMの各組織及び代表者の義務、権限、および責任に関しては、FIM定
款および細則に明記されている。
同様に、スポーツおよびツーリング・イベントの参加者、オフィシャル、オ
ーガナイザーにかかる義務に関しては、各FIMスポーツコード及びツーリ
スト・コード、あるいはFIMが採用し、発行している、あるいは今後採用
し、発行する可能性のある他の規則に明記される。
これらの義務に違反したことが証明された、あるいはこれを守らなかったこ
とが証明された場合には、本規律および裁定規則に明記されるペナルティー
の対象となる。
2.
ペナルティー
ペナルティーには下記の種類がある:
・警告
・罰金
・タイムペナルティー及び/あるいはポイントペナルティー
・失格
・選手権ポイントの剥奪
・資格停止
・資格剥奪
2.1
ペナルティーの定義と適用
・警告
個人的または公に行われる
・罰金
現金によるペナルティー
・タイム及び/あるいはポイント
ペナルティーまたはタイムの削除
ライダーの実質的な結果に影響を及ぼ
すタイム、またはポイントの賦課、あ
るいはタイムの削除
・失格
大会、プラクティス、レースまたはラ
ンキングで得たリザルトの失効が自
動的または個々に独立して科される。
・選手権ポイントの剥奪
FIM 選手権ポイントの剥奪
83
・資格停止
特定期間に関して、F IMのメンバー
であることによって生 じるすべての権
利を失う、またはFI Mの管轄下で行
われる活動への参加を 禁止される。本
罰則の適用に関しては 適用期間が明記
され、これは最高2年間までとする。
・資格剥奪
FIMの管轄下で行われるすべての
活動に参加する権利を最終的、かつ完
全に失うことを意味する。
2.2
特定のペナルティー
特 定 の 違 反 に 関す る 固定 ペ ナ ル テ ィ ーは 、 スポ ー ツ コ ー ド 、メ デ ィカ ル コ
ー ド 、 ア ン チ ドー ピ ング コ ー ド 、環 境 コ ー ド、 各付 則 及 び /あ る いは 個 々
の大会の大会特別規則に明記されている。
2.3
複数のペナルティー
状 況 に 応 じ て 、 ひ と りの 違 反 者 に 複 数 の ペ ナル テ ィ ー が 科 さ れ る こと も あ
る。
特定のペナルティーの中には、それが完了されるまで FIM によってライセ
ンスが停止されるものもある。
3.
国際規律及び裁定組織
規律および裁定に関する要件を扱う資格のあるFIMの規律および裁定組
織には下記がある:
―
国際審査委員会(JI)、レースディレクション、またはレフリー
―
主催国協会(FMNR)但し選手権またはプライズイベントを除く国際格
式大会のみ
3.1
―
国際規律法廷(CDI)
―
国際控訴裁定委員会(TIA)
―
規律諮問委員会(TAC)
国際審査委員会(JI)
3.1.1
構成
国 際 審 査 委 員 会は 、 FI M ス ポ ー ツ コー ド の第 5 0 章 に 明 記さ れ てい る 条
件に基づいて構成される。
レースディレクションは当該スポーツ種目の規則に準じて構成される。
レ フ リ ー と は 、特 定 のス ポ ー ツ 分 野 、ま た は大 会 に 関 し て 、当 該 大会 の 最
84
高 管 理 権 を 行 使す る 国際 審 査 委 員 会 が存 在 しな い 場 合 に 任 命さ れ る人 物 で
ある。
3.1.2
権限
国 際 審 査 委 員会 、レ ー ス デ ィ レ ク シ ョ ン または レ フ リ ー は規 律 要 件に 関 し
て 権 限 を 有 し、 下 記 の場 合 に 自 動 的ま た は オフ ィ シ ャ ル の 要 請 に 応じ て ペ
ナルティーを科す:
―
大会中に、あるひとりの人物、または FIM ライセンスを所持するグル
ープが、現行規則、または大会オフィシャルの与えた指示に反する行
動、または行為を、自発的または意図せずに行った場合
―
あるひとりの人物、または FIM ライセンスを所持するグループが、腐
敗行為、または不正行為、あるいは当該大会、またはモーターサイク
ルスポーツの利益に有害な行動を取った場合
国際審査団またはレースディレクション、レフリーは競技会中に提出され
た抗議に対して裁定を下す権限を有する。
3.1.3
国際審査委員会、レースディレクションまたはレフリーが科すペナル
ティー
JIまたはレフリーによって、下記のペナルティーが、事項 2.2 及び 2.3
に明記された条項を毀損せずに与えられる:
―
警告
―
タイムペナルティー及び/あるいはポイントペナルティー
―
ライドスルー手順またはストップ&ゴー手順
-
3000 ユーロまでの罰金
―
違反を犯した日から開始し、最高30日間までの国際資格停止
更 に 、 国 際 審査 委 員 会、 レ ー ス デ ィ レ ク シ ョン また は レ フ リー は 、J I ま
た は レ フ リ ー に科 す 権限 が あ る ペ ナ ルテ ィ ーよ り 重 い ペ ナ ルテ ィ ー、 国 際
審 査 段 、 レ ー ス ディ レク シ ョ ン 、 レ フリ ー もか せ な い ペ ナ ルテ ィ ーを 科 し
てもらうために、その違反について国際規律法廷(CDI)に連絡することも
できる。
3.2
国際司法パネル(CJI)
国際司法パネル(CJI)は、国際規律法廷(CDI)、国際控訴裁定委員会
( TIA) ま た は 規 律 諮問 委 員 会 ( TAC) の メン バ ー で 資 格 を 有 す る人 員 に
よって構成される。
85
3.2.1
構成
国 際 司 法 パ ネ ルは 、 FM N の 指 名 す るメ ン バー に よ っ て 構 成さ れ る。 各 F
M N は 、 当 該 FM N の国 籍 を 持 つ メ ンバ ー の中 か ら 1 - 2 名を 指 名す る こ
とができる。総審議会は、その任命を、4年間の任期に関して確認する。
3.2.2
資格
国 際 司 法 パ ネ ルの 任 命を 受 け る た め には 、 候補 者 は 大 学 レ ベル で の法 律 学
の 学 位 を 持 っ てい な くて は な ら な い 。候 補 者は 、 F I M の 公用 語 のう ち 最
低 ひ と つ に 堪 能で な くて は な ら な い 。候 補 者は 、 F I M の オフ ィ サー 、 ま
たはライセンス所持者であってはならない。
3.2.3
委員長及び副委員長
総 会 、 ま た は バイ エ ニア ル ・ セ ッ シ ョン 時 に、 運 営 委 員 会 によ っ て国 際 司
法パネル(CJI)委員 長が任命され、4年間 の任期に関して総審議 会によ
って確認される。国際司法パネル(CJI)メンバーは、定款の事項 14.7
に基づいて1名、または2名の副委員長を選出する。
国 際 司 法 パ ネ ル( C JI ) 委 員 長 、 ある い は委 員 長 不 在 の 場合 に は副 委 員
長は、国際規律法廷(CDI)、国際控訴裁定委員会(TIA)及び規律諮
問委員会(TAC)の委員長およびメンバーの任命に関して責任を持つ。
3.2.4
委員の解任
国際司法パネル(CJI)会議に 2 回続けて欠席した委員は、運営委員会(C
dD)がその欠席の理由について了承していない限り、速やかに委員を解任
される。
3.2.5
手順
国際司法パネル(CJI)委員長、または副委員長は、手順が確立された、
及 び / あ る い は聴 聞 の準 備 が で き た 段階 で 、最 高 経 営 責 任 者と 相 談し て 、
適 切 な 規 律 ま たは 裁 定組 織 を 形 成 す るメ ン バー を 任 命 す る 。以 前 に当 該 要
件 を 扱 っ た 国 際規 律 法廷 ( C D I ) メン バ ーが 国 際 控 訴 裁 定委 員 会( T I
A ) に 任 命 さ れる こ とは な い 。 任 命 され た メン バ ー の 氏 名 は、 す べて の 関
係 者 に 通 達 さ れる 。 関係 者 は 、 構 成 メン バ ーに 関 す る 通 達 を受 け てか ら 3
日 以 内 に 、 正 当性 を 証明 す る 抗 議 文 を添 え て、 当 該 裁 定 委 員会 の 構成 に 、
部分的、または全体的に反対する権利を有する。国際司法パネル(CJI)委
員 長 、 ま た は 副委 員 長が 、 こ の 反 対 は妥 当 だと 判 断 し た 場 合、 国 際司 法 パ
ネ ル ( C J I )委 員 長、 ま た は 副 委 員長 は 、必 要 な 代 替 者 を任 命 しな く て
はならない。
86
3.2-A
訴訟手続きにおける当事者としてのFIM
3.2-A1
役割
国 際 規 律 法 廷 (C D I) ま た は 国 際 控訴 裁 定委 員 会 ( T I A) に 対す る す
べての控訴に関して、FIMは起訴の形式でその 利 益 につ いて 主張 す る、
または立場について説明する権限を有する。
3.2-A2
任命
各 事 例 に お いて 、 最 高委 員 会 ( BE)が F I Mを 代 表 す る 人物 を 任 命 す る 。
3.2-A3
手順
FIMによる介入が、最高委員会(BE)の理解のもとに随時行われる。
本 コ ー ド に 従 い、 当 事者 と し て の F IM は 、他 の 当 事 者 と 同様 の 権利 と 義
務を有する。
F I M は 、 聴 聞会 に 出席 者 を 出 す 、 ある い は文 書 に て 主 張 を行 う こと が で
きる。
3.3
国際規律法廷(CDI)
3.3.1
構成
事例ごとに、国際規律法廷(CDI)は国際司法パネル(CJI)の委員長が
任命する1-3名のメンバーによって構成される(事項 3.2.3 に基づいて)。
専門家または有効と判断される証人の意見を要求することが出来る。
3.3.2
権限
国際規律法廷(CDI)は、国際審査団またはレフリーの講義に対する裁定及
び国際競技会の場合、主催国協会(FMNR)の出した最初の決定に対する
控訴を聴聞する。
さらに国際規律法廷(CDI)は、国際審査団(JI)、レフリー、または
FIMの関連組織の要請に基づき、判決を宣告する。
競技会終了後、5 日以内に、FIM 会長、最高委員会または運営委員会は、
事項 3.3.2 の最終段落に準拠し、全ての違反または FIM 規則違反に関して
国際規律法廷(CDI)に委ねることができる。
FIM 規則および規制の妨害あるいは非遵守は、最も関係する当事者によっ
て国際規律法廷(CDI)への第一審の中で審判される。
87
3.4
国際控訴裁定委員会(TIA)
3.4.1
構成
事例ごとに、国際控訴裁定委員会(TIA)は、国際司法パネル(CJI)の
委員長が任命する3名のメンバーによって構成される(事項 3.2.3 に基づ
いて)。
3.4.2
権限
国 際 控 訴 裁 定 委員 会 (T I A ) は 、 国際 規 律法 廷 ( C D I )が 出 した 決 定
に対して出された最終控訴を扱う裁定委員会である。
3.5
規律諮問委員会(TAC)
3.5.1
構成
規 律 諮 問 委 員 会( T AC ) の 構 成 は 国際 控 訴裁 定 委 員 会 ( TI A )の 場 合
とまったく同じとする。
3.5.2
権能
F M N 間 の 論 争、 ま たは F M N と F IM の 組織 間 に お け る 論争 の 場合 、 当
事者のいずれかが規律諮問委員会(TAC)に控訴することができる。
裁定委員会である規律諮問委員会(TAC)は、最終的な決定を下す。
ど の F M N 、 また は FI M の 組 織 も 、F I M規 則 に 関 連 す る司 法 要件 に 関
して規律諮問委員会(TAC)にアドバイスを求めることができる。
い か な る 組 織 、ま た はF M N は 、 規 律諮 問 委員 会 ( T A C )に 事 例を 提 出
す る 際 に 、 規 律諮 問 委員 会 ( T A C )に 裁 定委 員 会 と し て 控訴 し てい る の
か 、 そ れ と も 諮問 委 員会 と し て 相 談 して い るの か を 明 確 に しな く ては な ら
ない。
仲 裁 ま た は ア ドバ イ スに か か る 費 用 は、 規 律諮 問 委 員 会 ( TA C )書 記 に
よ っ て 決 定 さ れ、 原 告側 が 支 払 う も のと す る。 本 規 則 へ の 例外 と して 、 経
費 は F I M が 負担 す ると い う 決 定 を 規律 諮 問委 員 会 ( T A C) が 出す こ と
もできる。
4.
4.1
抗議と控訴
抗議権
F I M に よ って 承 認 され 、 F I M の決定ま た は 危 険 か つ 不 公 平 ま たは 不 正
な 行 為 、 ラ イ デ ィ ングま た は 行 為 に よ って直 接 影響 を う ける 1 名 、ま た は
複 数 の 人 間 、 すな わ ちラ イ ダ ー 、 パ ッセ ン ジャ ー 、 ス ポ ン サー 、 マニ ュ フ
ァ ク チ ュ ラ ー 、オ フ ィシ ャ ル 等 は 、 その よ うな 決 定 、 行 動 、ラ イ ディ ン グ
88
または行為に対して抗議することができる。
原 則 と し て 、 ライ ダ ー、 パ ッ セ ン ジ ャー 、 チー ム ま た は エ ント リ ーし て い
る 車 両 に 対 す る抗 議 は、 公 式 プ ラ ク ティ ス 開始 前 に 出 さ れ なけ れ ばな ら な
い。
競 技 監 督 、 レ フリ ー 、ス タ ー ト ま た はフ ィ ニッ シ ュ マ ー シ ャル ま たは そ の
他執行役員の下した裁定に対する抗議を提出することは出来ない。
法 律 上 の 罰 則 の 可能 と思 わ れ る 修 正 を せず に事 実 上 の 記 録 の 詳細 に関 し て
は関連する付則及び規則に規定されている。
4.2
抗議の手順および期限
す べ て の 抗 議 は、 直 接関 与 す る 者 に よっ て のみ 提 出 さ れ 、 署名 さ れる 。 ひ
と つ の 抗 議 は ひと つ の要 件 に 関 し て のみ と し、 ス ポ ー ツ コ ード の 事項 に 明
記 さ れ た 場 合 を除 い て、 結 果 が 発 行 され て から 3 0 分 以 内 に提 出 され な く
て は な ら な い 。大 会 期間 中 、 抗 議 は 大会 特 別規 則 の 条 項 に 基づ い て、 責 任
の あ る オ フ ィ シャ ル (競 技 監 督 、 レ フリ ー 、大 会 事 務 局 ) にF I Mの 規 定
する抗議料金と供に提出される。
国 際 審 査 委 員会 、レ ー ス デ ィ レ ク シ ョ ン または レ フ リ ー に 対 する 抗議 料 金
は下記の通りとする:
―
国際審査委員会、またはFIMスチュワードに対する抗議の保証金
-
ロードレース世界選手権グランプリ
600 ユーロ
-
ロードレース選手権及びプライズイベント
600 ユーロ
-
モトクロス選手権及びプライズイベント
600 ユーロ
-
クロスカントリーラリー
120 ユーロ
-
トライアル、エンデューロ、
トラックレース選手権及びプライズイベント
-
FIM 国際格式競技会
30 ユーロ
30 ユーロ
ラ イ ダ ー 、 パ ッセ ン ジャ ー 、 エ ン ト ラン ト 、あ る い は 出 場 する モ ータ ー サ
イ ク ル の 有 効 性に 関 する 抗 議 は 、 公 式プ ラ クテ ィ ス が 開 始 する 前 に出 さ れ
なくてはならない。
4.3
抗議の聴聞
聴 聞 後 、 国 際 審査 委 員会 、 ま た は レ フリ ー は、 大 会 期 間 中 に出 さ れた す べ
ての抗議に対して決定を出さなくてはならない。抗議は、スポーツコード、
付則及び特別規則に基づいて判定される。
89
4.4
国際審査団(JI)またはレフリー裁定の有効
国 際 審 査 団 ( JI) ま た は レ ー ス デ ィ レ ク シ ョ ン 、 レ フ リ ー が 下 す ペ ナ ル テ
ィーの裁定は、即時有効とする。
4.5
控訴権
事 項 2 に 規 定 され て いる ペ ナ ル テ ィ ーの F IM の 規 律 決 定 に対 す る控 訴 に
関する規則は下記のとおりとする:
―
FIM選手権およびプライズイベント以外において、国際審査団(J
I)またはレフリーの出した決定に対する控訴は、主催国協会(FM
NR)に対して出される
―
主 催国 協会 ( FMN R) の 出し た 決定 に対 す る 控訴 は、 国 際規律 法 廷
(CDI)に対して出される。
―
FIM選手権またはプライズイベントの対象となる大会におけるJI、
またはレフリーの決定に対する控訴は国際規律法廷(CDI)に対し
て出される。
―
国際規律法廷(CDI)の決定に対する控訴は国際控訴裁定委員会(T
IA)に出される。
-
国 際 控 訴 裁 定 委 員会 ( T I A ) / 規 律 諮問 委 員 会 ( T A C ) の決 定 に
対する控訴は CAS に出される。
4.6
控訴提出の期限
控訴提出の期限は下記のとおりとする:
―
国際審査団(JI)、レースディレクション
またはレフリーの決定に対する控訴
―5 日
(主催国協会 FMNR または国際規律法廷CDIの前)
―
-
主催国協会(FMNR)または
国際規律法廷(CDI)の決定に対して
-5 日
スポーツ仲裁裁判所(CAS)前に提出する控訴文書
―5 日
期限は、控訴人が決定を受領した日から換算される。
4.7
控訴の提出
控訴を受理してもらうためには、事項 4.6 に明記された期限までに書留郵
便または特別な輸送方法で執行事務局宛てに提出しなくてはならない。
正しい控訴状と保証金は、事項 4.6 に明記された期日までに、別々の郵便
で FIM 執行事務局、または適切な場合には主催FMNあてに送られる。
控訴状が提出されてから 10 日以内に、控訴人は執行事務局に対しその控
訴事実に関して簡潔な説明を行う。
90
国際規律法廷(CDI)/国際控訴裁定委員会(TIA)に対する控訴が提出さ
れなかった、および/あるいは国際規律法廷(CDI)/国際控訴裁定委員会
(TIA)に対する控訴状と保証金が事項4.6に明記された期日までに送ら
れてこなかった場合、国際司法パネル(CJI)委員長、聴聞を行わずにその
控訴を却下することができる。
4.7.1
抗議または控訴を行う際に支払う料金
控 訴 料 金 、 お よび あ るい は 控 訴 す る 際の 保 証金 は 、 運 営 委 員会 の 提案 に 基
づいて総審議会が随時決定する。
現状の料金は:
-
国際大会において、国際審査委員会または
レフリーが出した決定に対して主催国協会
(FMNR)に控訴する際の保証金
―
150 ユーロ
すべてのFIMイベントにおいて、
国際規律法廷(CDI)または
国際控訴裁定委員会(TIA)に控訴する際の保証金
4.7.2
1200 ユーロ
延会の場合に支払う料金
当 事 者 の い ず れか が 、証 人 喚 問 の 延 期を 申 請す る 場 合 、 こ の当 事 者に は 、
当 該 裁 定 組 織 が設 定 する 追 加 の 保 証 金の 支 払い が 要 請 さ れ る。 こ の保 証 金
が 支 払 わ れ る まで 、 聴聞 は 再 開 さ れ ない 。 この 保 証 金 が 期 限内 に 支払 わ れ
な か っ た 場 合 、裁 定 組織 は 当 初 の 証 人の 証 言の み に よ っ て 控訴 に 対す る 裁
定を行う。
4.7.3
―
控訴の聴聞に関して守られる期限
主催国協会(FMNR)は、控訴が出されてから15日以内に招集し、
その控訴について審議を行わなくてはならない。
―
国際規律法廷(CDI)と国際控訴裁定委員会(TIA)は、控訴を
受理してから6週間以内に招集して、その控訴について審議を行わな
くてはならない。
―
国 際 規 律 法 廷( CD I ) と 国 際 控 訴裁 定委 員 会 ( T I A )は 、ど の よ
うな場合においても決定を出さなくてはならない。
91
4.8
控訴の有効性
控訴人の要望により、国際規律法廷(CDI)は国際審査団(JI)またはレフ
リ ー に よ っ て 裁定 さ れた 仮 決 定 を 差 止め 命 令ま た は 裁 決 に よっ て 猶予 す る
こともできる。
控訴人の要望により国際控訴裁定委員会(TIA)は国際規律法廷(CDI)に
よ っ て 裁 定 さ れた 仮 決定 を 差 止 め 命 令ま た は裁 決 に よ っ て 猶予 す るこ と も
できる。
5.
5.1
すべての規律および裁定組織が取る手順
聴聞の権利
F I M の 定 款 、コ ー ド、 ま た は 規 則 に基 づ いて 違 反 を 科 さ れた 個 人、 ま た
は組織は、自ら、または代理人を立てて弁護を行う絶対的権利を有する。
規 律 ま た は 裁 定組 織 の前 に 召 集 さ れ た者 は 、自 分 が 選 び 、 自分 の 費用 で 雇
っ た 弁 護 団 を 立て る 権利 を 有 す る 。 弁護 団 を雇 っ た こ と に 関す る 適切 な 通
達が FIM に行われ、この要件に関与している他の当事者にもそのことが伝
わ る よ う に す る。 こ れを 怠 っ た 場 合 、該 当 する 規 律 ま た は 裁定 組 織が 、 こ
の弁護団の加入に意義を申し立てることもある。
召 集 を 要 請 さ れた が 、そ れ に 従 わ ず に欠 席 した 当 事 者 は 、 裁判 欠 席さ れ 、
放棄とみなされる。
規 律 又 は 裁 定 組織 の 前で 行 う 聴 聞 に 関し て ,規 律 ま た は 裁 定組 織 は、 聴 聞
を 電 話 会 議 の 形式 で 行う 、 あ る い は 電 話ま たは 他 の 電 子 デ バイ ス を用 い た
通信手段を用いて行うと決定することもできる。このような聴聞の方法は、
関係者全員が同意した場合に限り行なわれる。
5.2
聴聞
例 外 的 な 状 況 にお い て、 該 当 す る 規 律ま た は裁 定 組 織 が 特 別の 決 定を 出 し
た場合以外、聴聞は公開されるものとする。
聴聞は FIM 公用語のいずれかで行なわれる。当事者のいずれかが別の言語
を用いることを希望する場合には、その当事者が必要とする通訳を用意し、
その費用を負担する。
控 訴 人 は 、 出 席す る かま た は 代 理 人 を出 席 させ な け れ ば な らな い 。こ れ を
怠った場合、その抗議は容認されず、費用は控訴人が負担するものとする。
92
委 員 長 が 聴 聞 会を 開 始し た ら 、 当 事 者を 呼 び、 証 人 の 出 席 して い ない 状 態
で、個々の陳述を言明させる。
当 事 者 の 陳 述 が終 わ った ら 、 該 当 す る規 律 また は 裁 定 組 織 は、 証 拠を 完 成
さ せ る た め に さま ざ まな 証 人 と 専 門 家の 発 言を 聴 聞 す る 。 当事 者 は、 証 人
と専門家に彼らの証拠に対して質問する権利を有する。
該 当 す る 規 律 また は 裁定 組 織 の メ ン バー は 、聴 聞 の 際 に 委 員長 の 承認 さ え
得れば、いつでも当事者、証人、および専門家に質問することができる。
5.3
証人および専門家
各 当 事 者 は 、 独自 に 証人 を 召 集 し 、 出席 さ せる こ と が で き る。 こ の場 合 、
費 用 は そ の 当 事者 の 負担 と な る が 、 当該 裁 定委 員 会 が 別 の 決定 を 下し た 場
合は例外とする。
該 当 す る 規 律 また は 裁定 組 織 は 、 証 人に 宣 誓を 強 い る 権 利 を持 た ない 。 し
た が っ て 、 宣 誓証 言 は自 由 に 行 な わ れる 。 証人 は 自 ら が 知 って い る事 実 に
関 し て の み 宣 言し 、 意見 を 述 べ て は なら な い。 た だ し 、 規 律ま た は裁 定 組
織 が そ の 証 人 をあ る 特定 の 分 野 に お ける 専 門家 と み な し 、 意見 を 述べ る よ
うに要請した場合は、例外とする。
証 言 後 、 証 人 は裁 定 室を 離 れ て は な らな い 。ま た 、 こ れ か ら証 言 を行 う 他
の証人と話をしてはならない。
裁定委員会は、専門家を招集することができる。
5.4
判決
規 律 ま た は 裁 定組 織 の決 定 は 、 す べ て非 公 開形 式 で 、 単 純 過半 数 評決 の 方
法 で 行 な わ れ る。 す べて の メ ン バ ー には 、 平等 の 評 決 権 が 与え ら れ、 決 定
を 出 す 際 に は この 権 利が 行 使 さ れ な けれ ば なら な い 。 投 票 棄権 は 認め ら れ
ない。
い か な る 場 合 にお い ても 、 控 訴 を 提 出し て いる 当 事 者 側 は 、控 訴 され て い
る当事者側の申し出の後に、陳述を増やすことはできない。
5.5
判決の告知
国 際 審 査 団 ( JI) ま た は レ フ リ ー の 決 定 は 、 大 会 会 場 に て 直 接 通 達 し な け
れ ば な ら な い が、 こ れが で き な か っ た場 合 、受 領 確 認 の 取 れる 書 留郵 便 で
送付されなければならない。
国 際 規 律 法 廷 ( CDI)、国 際 控 訴 裁 定 委 員 会 (TIA) ま た は 国 際控 訴裁 定 委
93
員会(TAC)によって出されたすべての判決 は、文書にされ、関係 するす
べての当事者に書留で送付される。国際規律法廷(CDI)、国際控訴裁定
委 員 会 ( T I A) お よび 規 律 諮 問 委 員会 ( TA C ) の 決 定 は、 当 事者 が 関
係するすべてのFMNにも通達されなくてはならない。
5.6
判決の公表
抗 議 、 ま た は 控訴 を 裁定 す る 規 律 ま たは 裁 定組 織 は 、 抗 議 また は 控訴 を 公
表 す る 、 あ る いは 調 査結 果 を 公 表 し 、関 係 する 当 事 者 の 名 前を 明 記す る 権
限 を 持 つ も の とす る 。こ れ ら の 言 明 書の 中 に名 前 の 記 載 さ れた 個 人ま た は
団体は、FIM、FMN、または言明書を作成したその他のいかなる者に対し
ても控訴する権利を持たない。
更に、裁定組織が特に決定しない限り、最終決定が FIM ブルテン及び FIM
マガジンに公表される。
6.
手続き上の費用
規 律 ま た は 裁 定の 決 定を 出 す の に 要 した 費 用が 、 裁 定 委 員 会の 委 員長 に よ
っ て 査 定 さ れ 、敗 訴 側に 請 求 さ れ る 。た だ し、 裁 定 委 員 会 が別 の 決定 を 下
した場合は例外とする。
6.1
罰金および費用の支払い
裁可が決定的なものとなり、罰金あるいは費用が事項 5.6 に基づいて判決
の日から 30 日以内に支払われなかった場合、決定によって影響を受ける
個 人 ま た は 団 体は 、 自動 的 に F I M のす べ ての 活 動 へ の 参 加を 停 止さ せ ら
れる。これはすべての支払いが FIM 執行事務局に対して行なわれるまで続
くものとする。
7.
ペナルティーの相互作用
1949年 4 月 30 日、国際的にモータースポーツを運営している4つの
組織の相互作用に関する合意が得られ、FIM に加え、
―
国際自動車連盟(FIA)
―
国際航空機連盟(FAI)
―
国際モーターボート連盟(UIM)
FIM の要請に基づいて、資格停止、または資格剥奪のペナルティーも上記
組織の管轄にあるスポーツにも適用される。
8.
赦免
運営評議会は、CJI 委員長と相談の後、または彼の提案により最終的に罰
則を与えられた者に対して、罰則の緩和もしくは赦免を行うことができる。
94
9.
裁定条項
司法組織または FIM 総審議会によって下された最終決定に対して、通常の
裁 判 所 へ 控 訴 する こ とは で き な い 。 この よ うな 決 定 は 、 ス ポー ツ 裁定 法 廷
に提出され、スポーツ裁定法廷が、当該スポーツに適用される裁定規則(事
項 4.6)に基づいて、最終的な判決を出す独占的な権限を有する。
95
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