9.1:リージョン系データ管理ディストリビューションヘッダ

Input for ISO Physical Storage Format
9.リージョン系データ管理フレーム
name[リージョン系データ管理フレーム]
データ形式
項番
offset データ長
1
0
B1
2
3
free
B2
4
5
free
B3
項目名
リージョン系データ管理ディストリビューションヘッダ
備考
リージョン管理テーブル
共通通行条件テーブル
(1)
識別
a
c
a
c
c
(1)共通通行条件テーブル
全ての経路計算データフレームに共通な通行コードを格納する。詳細に関しては10章の通行条件テーブルと同様とする。
9.1
リージョン系データ管理ディストリビューションヘッダ
レベル管理レコードの並びの順は、レベルの高いものからとする。なお、ダミーのリージョン管理レコードが存在する場
合は、必ず先頭にダミーのリージョン管理レコードを指すレベル管理レコードを格納する。
name[リージョン系データ管理ディストリビューションヘッダ]
データ形式
項目名
項番
offset データ長
1
0
2
SWS
ヘッダサイズ
2
2
2
:B
リージョン管理レコードのタイプ番号
3
4
4
N
リージョン管理レコードの総数(レコード数)
4
8
4
DSA
リージョン管理テーブルのアドレス
5
12
2
BS
リージョン管理テーブルのサイズ
6
14
12
C
リージョン管理テーブルのファイル名
7
26
4
DSA
共通通行条件テーブルのアドレス
8
30
2
BS
共通通行条件テーブルのサイズ
9
32
12
C
共通通行条件テーブルのファイル名
10
44
2
SWS
共通通行条件レコードのサイズ
11
46
1
N
レベル管理レコードの総数(レコード数)
12
47
1
(RESERVED)
13
48
2
SWS
レベル管理レコードのサイズ
14
50
16*n
レベル管理レコードの並び
備考
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)
(9)
(9-1)
(10)
(11)
識別
a
a
a
a
a
b
b
b
b
b
a
a
a
a
(1)ヘッダサイズ
当該リージョン系データ管理ディストリビューションヘッダのサイズを表す。実体が無い場合は、サイズは 0 とする。
(2)リージョン管理レコードのタイプ番号
項番
bit
内容
1
15∼8
(RESERVED)
2
7∼0
リージョン管理レコードのタイプ番号を表す。0 から 254 までの範囲を表現し、”空”には 255 を
割り当てる。タイプの違いによりリージョン管理レコードの管理形態が異なる。200 以上はユー
ザ拡張タイプ番号とする。
(3)リージョン管理レコードの総数
当該リージョン系データ管理ディストリビューションヘッダにて管理されるリージョン管理テーブルを構成するのリー
ジョン管理レコードの数を表す。
(4)リージョン管理テーブルのアドレス
当該リージョン系データ管理ディストリビューションヘッダにて管理されるリージョン管理テーブルの格納位置を示す。
(5)リージョン管理テーブルのサイズ
当該リージョン系データ管理ディストリビューションヘッダにて管理されるリージョン管理テーブルのサイズを示す。
(6)リージョン管理テーブルのファイル名
当該リージョン系データ管理ディストリビューションヘッダにて管理されるリージョン管理テーブルをファイル管理し
た場合に設定する。設定はファイル名の拡張子を含めて12バイトとする。左詰めで空き領域には 00(16)で埋める。該
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当する情報がない場合は、12バイト全ての領域を 00(16)で埋める。
(7)共通通行条件テーブルのアドレス
当該リージョン系データ管理ディストリビューションヘッダにて管理される共通通行条件テーブルの格納位置を示す。
(8)共通通行条件テーブルのサイズ
当該リージョン系データ管理ディストリビューションヘッダにて管理される共通通行条件テーブルのサイズを示す。
(9)共通通行条件テーブルのファイル名
当該リージョン系データ管理ディストリビューションヘッダにて管理される共通通行条件テーブルをファイル管理した
場合に設定する。設定はファイル名を拡張子を含めて12バイトとする。左詰めで空き領域には 00(16)で埋める。該当
する情報がない場合は、12バイト全ての領域を 00(16)で埋める。
(9-1)共通通行条件レコードのサイズ
共通通行条件テーブルを構成する共通通行条件レコードのサイズを示す。
(10)レベル管理レコードの総数
当該リージョン系データ管理ディストリビューションヘッダにて管理されるレベル管理レコードの数を表す。
(11) レベル管理レコードのサイズ
当該リージョン系データ管理ディストリビューションヘッダにて管理されるレベル管理レコードの1レコードサイズを
表す。レベル管理レコードに拡張データが無い場合には、値は 8(16 バイト)となる。拡張部がある場合には拡張部を含め
たレコードサイズを記述する。
9.1.1 レベル管理レコード
管理できるレベル数は、ダミーを除き最大8つとする。
name[レベル管理レコード]
項番
offset データ長
1
0
2
2
2
2
3
4
2
3
6
2
4
8
2
5
10
2
6
12
2
7
14
2
8
(1)レベル番号
項番
bit
1
15∼10
2
3
4
9∼8
7∼4
3∼0
データ形式
I:
N
SWS
SWS
SWS
SWS
SWS
SWS
項目名
レベル番号
リージョン管理レコードの総数(レコード数)
リージョン管理レコードのサイズ
ノードレコードのサイズ
リンクレコードのサイズ
リンクコストレコードのサイズ
リンク間規制レコードのサイズ
リンク間コストレコードのサイズ
(拡張領域)
備考
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)
(9)
識別
b
a
a
a
a
a
a
a
c
内容
当該リージョン管理レコードで管理するレベルを表す。-31 から+31 までの範囲を表現し、”空”
には-32 を割り当てる。ダミーのリージョン管理レコードを指す場合は、-32 を設定する。
(RESERVED)
経路計算データフレームの基本データフレーム管理レコードの並びの数(1-1)
経路計算データフレームの拡張データフレーム管理レコードの並びの数(1-1)
(1-1) 経路計算データフレームの基本および拡張データフレーム管理レコードの並びの数
経路計算データフレームの基本データフレームおよび拡張データフレームの並びの数をレベル毎に設定する。
METAで定義される並びの数より小さい値を設定した場合は、当該レベルの経路計算データフレームの基本および拡張
データフレームの並び順の後方からデータフレームを削除する。すなわち経路計算ディストリビューションヘッダ項番4
および5の並びの数#n,#m は本フィールド設定される値となる。
(2)リージョン管理レコードの総数
当該レベル管理レコードにて管理されるレベルを構成するリージョンのリージョン管理レコードの総数を表す。
(3)リージョン管理レコードのサイズ
当該レベル管理レコードにて管理されるレベルを構成するリージョンのリージョン管理レコードの1レコードサイズを
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表す。
(4) ノードレコードのサイズ
当該レベルの経路計算データフレームにおけるノードレコードのサイズを記述する。ノードレコードに拡張データが無い
場合には、値は 3(6 バイト)である。拡張部がある場合には拡張部を含めたレコードサイズを記述する。
(5) リンクレコードのサイズ
リンクレコードのサイズを記述する。ノードレコードが境界ノードで無い場合の値を記述する。リンクレコードに拡張デ
ータが無い場合には、値は 3(6 バイト)となる。拡張部がある場合には拡張部を含めたレコードサイズを記述する。
(6) リンクコストレコードのサイズ
当該レベルの経路計算データフレームにおけるリンクコストレコードの固定長部のサイズを記述する。リンクコストレコ
ードに拡張データが無い場合には、値は 7(14 バイト)となる。拡張部がある場合には拡張部を含めたレコードサイズを記
述する。
(7) リンク間規制レコードのサイズ
当該レベルの経路計算データフレームにおけるリンク間規制レコードのサイズを記述する。リンク間規制レコードに拡張
データが無い場合には、値は 1(2 バイト)となる。拡張部ある場合には拡張部を含めたレコードサイズを記述する。
(8) リンク間コストレコードのサイズ
当該レベルの経路計算データフレームにおけるリンク間コストレコードのサイズを記述する。リンク間コストレコードに
拡張データが無い場合には、値は 2(4 バイト)となる。拡張部がある場合には拡張部を含めたレコードサイズを記述する。
(9) 拡張領域
拡張領域は当該リージョン系データ管理ディストリビューションヘッダに記述されているレベル管理レコードのサイズ
から有無を判断する。
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