小学校高学年 資料名 『メジロ』 ねらい 動物の生命と人間の生命の関係について考えることを通して、生命を大切にするとはどういうことな のかについて深く考え、自らの生き方に活かそうとする意欲を育む。 ♠ステップ1 ♥ステップ2 「こころの再生」府民運動 『生命を大切にする』 ♦ステップ4 ♣ステップ3 動物の生命と人間 の生命は同じだ みんなそう 思うの? 間違っていた ○そもそも私がメ ジロをつかまえた ことは、正しかっ たのだろうか?間 違っていたのだろ うか? 間違ってはい ない(仕方が ない) 間違っていた ○メジロを巣にも どして夢中でにげ 出したことは、正 しかっただろう か? みんなそう 思うの? 100%間違って いたとは言え ない な ぜ 、 そ う 思 っ た の ? な ぜ 、 そ う 思 っ た の ? 自然の動物をつ かまえること自 体が間違いだ 上手につかまえ て、大切に飼う つもりだった 死んでしまった が、悪気があっ たわけではない まだ生きているの だから、最後まで 責任を持つべき そばで見ていて も、元気になら ない 最後は、親子が 一緒にいるほう がよい 怖くてにげ出し たくなる気持ち はわかる ○食べるために動 物をつかまえたり 飼ったりすること はいけないの? 必要最小限なら よいのでは ○動物園はどうな の?ペットは? 大切に飼えばよ いと思う ○傷つけなければ どんな動物でもつ かまえることが許 されるの? ○人間も動物の一 種だが、どう考え ますか? 食べないと生き ていけない たとえばど んな動物? 何が違うの だろう? つかまえてもよい 動物とそうでない 動物がいる ○人間の世界も同 じでいいの? 何が怖かっ たのだろう? 授業展開のポイント ・ステップ1,2(♠♥)では、私がメジロをつかまえたことの是非について考え、その考え の根拠を説明し合います。 ・ステップ3(♣)では、人間が動物を飼育したり食べたりしていることについて考え、 人間と動物の生命の関係について考えます。 ・ステップ4(♦)では、人間と動物の生命を比べ、生命を大切にすることについて、 自らの考えを深めます。 人間が生きるた めには、必要最 小限の動物の生 命は必要だ 自分がつかまえら れたら絶対に嫌だ 人間と動物は やっぱり違う 何が違うの だろう? ○世界から弱い動 物がいなくなって しまうのでは? ○動物の生命と人 間の生命とでは、 何が違って、何が 同じなのだろう? 弱い動物はたく さん生まれる 絶滅させない取 組がある 人間の世界は助 け合う方がいい ◎「生命を大切に する」とは、どう いうことだと思い ますか? どちらも大切にし なければならない しかし、人間は動 物の生命のおかげ で生きている 動物の生命と人 間の生命は違う なぜなら、人間の 生命は、絶対に 奪ってはならない 人間が、生きるた めには動物の生命 を奪うこともしか たがない 人間も動物も生命の重さは同じ だが、生きるためには食べるこ ともある たくさん生ま れる動物の 命はうばって もいいってこ と? たくさんの生命のおかげで生き ていることに感謝する どんな生命も無駄に奪わない 自分自身が一生懸命に生きる 指導上の留意点 ・人間にも動物にも、限りあるたった一つの生命があることは共通しています。そして人 間は動物の生命を奪って生きています。そのことから、自分自身の生命や生き方につい て深く考えられるようにします。 ・授業の最後に、「生命を大切にすること」についての自分の思いを記述したり発表した りすることで、学びを深めるとともに評価を行う工夫をしましょう。
© Copyright 2024 Paperzz