<東村山市立図書館ホームページ‐こどもコーナー‐本のしょうかい> 小・中・高校生のための 「いのちの大切さ」を考える本 かんが 東村山市立図書館 平成21年4月作成 せ ん そ う 考えよう 戦争のこと ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 『せかいいちうつくしいぼくの村』 『ぼくの村にサーカスがきた』 『せかいいちうつくしい村へかえる』 小学校 3・4年~ 小林豊作・絵 ポプラ社 (Eシロコハ) アフガニスタンの小さい村にくらす ヤモという男の子の家族を中心に人々 の生活が描かれている絵本3部作。 1、2 作では、長い間戦争は続いてい ますが、秋のしゅうかくを喜び、サー カスを楽しむ様子が美しい風景と共に描かれています。けれども、その冬、戦 争で村はこわされてしまいます。村にはもう誰もいません。戦争が終わり、ま た美しい村にもどる希望が感じられる3作目までぜひセットで読んでください。 小学校 3・4年~ げんばく 『ピカドン だれも知らなかった子どもたちの原爆体験記』 講談社 (アカ31) いつものように遊んでいたとき、おてつだいをしていたとき、 「ピカッ」と光 った…。広島に原爆が落とされたとき4~6歳だった子どもが、小学5~6年 生になってからそのときのことを書いた作文。当時の様子が目にうかびます。 『せんせい』 岸川悦子作 岡本順絵 佼成出版社 (シロ キ) 昭和18年、日本はアメリカと戦争をしていました。2年3組のこずえの家 は長崎県佐世保市で旅館をしていました。忙しい母さんの代わりにこずえの話 を聞いてくれたのは、やさしい担任のしのぶ先生。ところが、先生は目が見え なくなり、手術しても治らず、学校をやめてしまったのです。毎日のように先 生の家へ行ってお世話をしていたこずえでしたが、戦争がはげしくなり、空襲 をさけるため引っ越すことになりました。先生や友だちは、無事だったのでし ょうか。本当にあった話をもとに少女と先生との心の交流をえがいています。 このページは、平成15年度から平成18年度にかけて発行した 『小・中・高校生のための「いのちの大切さ」を考える本』 リストを編集したものです。(データ:平成21年4月現在) c ○東村山市立図書館 無断転載加工禁止 小学校 3・4年~ <東村山市立図書館ホームページ‐こどもコーナー‐本のしょうかい> 小・中・高校生のための 「いのちの大切さ」を考える本 東村山市立図書館 平成21年4月作成 かんが せ ん そ う 考えよう 戦争のこと ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 小学校 『シエラレオネ 5 歳まで生きられない子どもたち』 山本敏晴著・写真 アートン (アカ31) 3・4年~ アフリカ西部にあるシエラレオネ共和国。1990年ごろ起こった戦争でた なんみん くさんの国民が難民になりました。経済状態も悪く、食べ物も十分手に入りま じゅみょう せん。国民の 寿 命 は25~35歳。5 歳まで生きられない子どもたちがおおぜ いいます。本当に意味のあるボランティアとは何かを投げかけてくる 1 冊です。 小学校 3・4年~ 『おりづるの旅 さだこの祈りをのせて』 うみのしほ作 狩野富貴子絵 PHP研究所 (アカ31) げんばく 広島に原爆が落とされたときまだ幼かったさだこは、それから数年後に原爆 病で入院しました。おりづるをたくさん作ったら治るだろうか。願いをこめて つるをおり続けたさだこでしたが、残念ながら12歳でなくなりました。同級 ぼきん い れ い ひ 生たちはさだこのことをおもい、募金を集めて原爆で亡くなった子の慰霊碑「原 爆の子の像」を作りました。この話はモンゴルやアメリカにも伝わり、平和へ の祈りをこめて静かに広がっています。 『ひろしまのエノキ』 長崎源之助作 二俣英五郎絵 童心社 (アカ31) げんばく たくさんの命をうばった原爆。それでも焼けあとに残った黒こげのエノキは 枝がのび葉がしげり、生きかえりました。生命力の強さを感じます。 げんばく 『絵で読む広島の原爆』 小学校 5・6年~ 那須正幹文 西村繁男絵 福音館書店 (アカ31) 1945年8月6日、アメリカ軍が投下し た原爆により、広島の町がどのような被害を 受けたかを、わかりやすい絵で描いています。 原爆のしくみや当時のくわしい記録もついて います。 このページは、平成15年度から平成18年度にかけて発行した 『小・中・高校生のための「いのちの大切さ」を考える本』 リストを編集したものです。(データ:平成21年4月現在) c ○東村山市立図書館 無断転載加工禁止 小学校 3・4年~ <東村山市立図書館ホームページ‐こどもコーナー‐本のしょうかい> 小・中・高校生のための 「いのちの大切さ」を考える本 かんが 東村山市立図書館 平成21年4月作成 せ ん そ う 考えよう 戦争のこと ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 『エリカ 奇跡のいのち』 ルース・バンダー・ジー文 小学校 ロベルト・インノチェンティ絵 柳田邦男訳 講談社 (アカ31) 自分の生い立ち、本当の名前や家族のことを全く知らないエリカ。 たった一 つ知っていることは、自分がユダヤ人強制収容所に向かう列車から投げ出され たということだけだった…。 静かに語りかけるエリカの言葉から、ナチスドイ ツのもたらした悲劇といのちの重さが伝わってきます。 小学校 『なぜ、おきたのか? ホロコーストのはなし』 クライヴ・A.ロートン作 大塚信監修・訳 石岡史子訳 岩崎書店(アカ31) 5・6年~ たいりょうぎゃくさつ ホロコースト( 大 量 虐 殺 )―それは第2次大戦中、人間が人間に対して行 ったおろかな行為。この事実に目をそむけてはならない。 『国際理解に役立つ世界の紛争を考える』(全5巻) 小学校 5・6年~ ①『アラブ・イスラエル紛争』 池田明史監修 イアン・ミニス著 青木桃子訳 ②『国際連合 世界の平和を守るため』 最上敏樹監修 シーン・コノリー著 遠藤由香里訳 ③『旧ユーゴスラビア紛争』 柴宜弘監修 デイビット・テイラー著 北原由美子訳 ④『アパルトヘイト問題』 平野克己監修 シーン・コノリー著 来住道子訳 ⑤『北アイルランド紛争』 森ありさ監修 イアン・ミニス著 宮崎真紀訳 文渓堂 (アカ31) 世界中で、今、どんな紛争がおきているのか。どうして紛争はおこるのか、 それぞれの立場から見た世界はどう見えるのかがわかるシリーズです。 このページは、平成15年度から平成18年度にかけて発行した 『小・中・高校生のための「いのちの大切さ」を考える本』 リストを編集したものです。(データ:平成21年4月現在) c ○東村山市立図書館 無断転載加工禁止 5・6年~ <東村山市立図書館ホームページ‐こどもコーナー‐本のしょうかい> 小・中・高校生のための 「いのちの大切さ」を考える本 東村山市立図書館 平成21年4月作成 かんが せ ん そ う 考えよう 戦争のこと ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 『難民と地雷』(全 3 巻) 北川直実編集 小林正典写真と文 草土文化 (アカ36) 難 民 はどうして生まれるの ?地雷ってな に?といった疑問に答えてくれるシリーズ。戦 争が引き起こす悲劇が伝わってきます。 小学校 5・6年~ 小学校 5・6年~ 『ぼくの見た戦争 2003 年イラク』 高橋邦典写真・文 ポプラ社 (アカ31) アメリカ軍と行動を共にして戦争の取材をした報道カメラマンの記録。ニュ ースで見る戦争とはちがって、戦争の内側から撮影された何枚もの写真と子ど もにもわかる言葉で簡潔に事実を伝える文は、心にせまります。 『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』 アレン・ネルソン著 講談社 小学校 (アカ31) アフリカ系アメリカ人のネルソン氏は海軍兵としてベトナム戦争に参戦しま くんしょう した。戦場では 4 つの 勲 章 をもらった英雄でしたが、帰国すると毎晩、戦いの 悪夢にうなされて家族と生活できなくなりホームレスになりました。ある日、 小学生にその体験を話してほしいと頼まれて彼は戦争の現実を語り始めました。 小学校 5・6年~ 『私たちはいま、イラクにいます』 シャーロット・アルデブロン文 森住卓写真 講談社 (アカ36) イラク国民の半分以上が15歳以下の子どもだということを考えてみてくだ さい。アメリカに住む12歳の少女シャーロットが行ったアメリカ軍のイラク 攻撃に対する抗議のスピーチに、フォトジャーナリストが写真をそえています。 このページは、平成15年度から平成18年度にかけて発行した 『小・中・高校生のための「いのちの大切さ」を考える本』 リストを編集したものです。(データ:平成21年4月現在) c ○東村山市立図書館 無断転載加工禁止 5・6年~ <東村山市立図書館ホームページ‐こどもコーナー‐本のしょうかい> 小・中・高校生のための 「いのちの大切さ」を考える本 かんが 東村山市立図書館 平成21年4月作成 せ ん そ う 考えよう 戦争のこと ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 『生きのびるために』 デボラ・エリス作 もりうちすみこ訳 さ・え・ら書房 (ピンク エ) タリバン政権下のアフガニスタン。家族が生きのびるために髪を切り、少年 の姿となって市場で働く少女の物語。続編『さすらいの旅』も出ています。 小学校 『12月の静けさ』 メアリー・ダウニング・ハーン著 金原瑞人訳 佑学社 (ピンク ハ) 5・6年~ アメリカ人のケリーは、絵を描くことが好きな高1の女の子。社会科のレポ ートのテーマを考えていた矢先、図書館でウィームズさんというホームレスに 会い、おもしろ半分にインタビューしようとして、拒絶される。後日、彼はベ トナムからの帰還兵だと知るが…。ウィームズさんは、ベトナムでどんな体験 をしたのだろうか。1人のホームレスを通して命の重みを考える。 『六号病室のなかまたち』 ダニエラ・カルミ作 樋口範子訳 橋本礼奈絵 さ・え・ら書房 (ピンク カ) サミールはパレスチナ・アラブ人。弟はイスラエル兵に殺された。そんな彼が、 ひざの手術を受けるためイスラエルの病院に入院することになった。病室で出 会ったのは…。 中学生 ~ 『図説東京大空襲』 早乙女勝元著 河出書房新社 (08*210.75サ) 昭和20年3月10日、300機の爆撃機B29の空爆を受けて100万人 を超えるり災者と約10万人の死者を出した東京大空襲。そこにいたる戦況と 大空襲後の状況を豊富な写真やイラストで見せています。 このページは、平成15年度から平成18年度にかけて発行した 『小・中・高校生のための「いのちの大切さ」を考える本』 リストを編集したものです。(データ:平成21年4月現在) c ○東村山市立図書館 無断転載加工禁止 小学校 5・6年~ 小学校 5・6年~
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