芸術教養科目 ■芸術教養科目 2012年度開講計画 ○アート制作(ワークショップ・接続教育・演習)系科目群 1年生全員が履修する科目 コード 授業科目の名称 履修年次 118001 118002 118003 118004 118005 118006 118007 118008 118009 118010 118011 118012 118013 118014 118015 118016 118017 118018 118019 118020 118021 118022 708001 708002 708003 708004 708005 708006 708007 708008 708009 708010 708011 708012 708013 708014 708015 708016 708017 708018 708019 708020 708021 708022 128001 ベーシックワークショップA ベーシックワークショップB ベーシックワークショップC ベーシックワークショップD ベーシックワークショップE ベーシックワークショップF ベーシックワークショップG ベーシックワークショップH ベーシックワークショップI ベーシックワークショップJ ベーシックワークショップK ベーシックワークショップL ベーシックワークショップM ベーシックワークショップN ベーシックワークショップO ベーシックワークショップP ベーシックワークショップQ ベーシックワークショップR ベーシックワークショップS ベーシックワークショップT ベーシックワークショップU ベーシックワークショップV グループワークショップA グループワークショップB グループワークショップC グループワークショップD グループワークショップE グループワークショップF グループワークショップG グループワークショップH グループワークショップI グループワークショップJ グループワークショップK グループワークショップL グループワークショップM グループワークショップN グループワークショップO グループワークショップP グループワークショップQ グループワークショップR グループワークショップS グループワークショップT グループワークショップU グループワークショップV 百科学Ⅰ 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 単位数 必修 選択 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 2 開講曜日講時 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 集中 集中 集中 集中 集中 集中 集中 集中 集中 集中 集中 集中 集中 集中 集中 集中 集中 集中 集中 集中 集中 集中 後期 月 1・2・3・4 月 1・2・3・4 月 1・2・3・4 月 1・2・3・4 月 1・2・3・4 月 1・2・3・4 月 1・2・3・4 月 1・2・3・4 月 1・2・3・4 月 1・2・3・4 月 1・2・3・4 月 1・2・3・4 月 1・2・3・4 月 1・2・3・4 月 1・2・3・4 月 1・2・3・4 月 1・2・3・4 月 1・2・3・4 月 1・2・3・4 月 1・2・3・4 月 1・2・3・4 月 1・2・3・4 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 月 2 担当者 柴田 シロくま 森 小野 吉田 木崎 増井・南川 新道 金澤 西嶋 谷 武田 佐々木(類) 荒島 林 李 金谷 平岡 池田 田中 山脇 嵩村 柴田 シロくま 森 小野 吉田 木崎 増井・南川 新道 金澤 西嶋 谷 武田 佐々木(類) 荒島 林 李 金谷 平岡 池田 田中 山脇 嵩村 君野・箭内 教室 備考 NA405・406 K41 NA102 NC201b F302 F201 A12 S23 NA403 NA408 NA402 NA404 NA413 S11 A21 NA204 NA412 S21 S22 A41 NC201a S24 所属クラスを確認の上1年 生全員履修登録すること 所属クラスを確認の上ベー シックワークショップと同 じクラスに1年生全員履修 登録すること 春秋座 1回生は全員履修すること。 教室 備考 春秋座 隔週開講(全14回) 2回生対象科目。日本文化演 習M・N(日本舞踊) 、 U・V(装 花)とセット履修が出来ます。 2年生全員が履修する科目 コード 授業科目の名称 248001 百科学Ⅱ 履修年次 2 単位数 必修 選択 2 開講曜日講時 通年 火 4 ─ 34 ─ 担当者 大野木 芸術教養科目 ○アート制作(ワークショップ・接続教育・演習)系科目群 推奨科目 コード 248002 248003 248004 248005 248006 248007 248008 258001 258002 258003 258004 258005 248009 248010 248011 248012 248013 248014 248015 258007 258023 258008 258009 138030 238001 138002 228001 授業科目の名称 ことばと表現ⅠA ことばと表現ⅠB ことばと表現ⅠC ことばと表現ⅠD ことばと表現ⅠE ことばと表現ⅠF ことばと表現ⅠG ことばと表現ⅠH ことばと表現ⅠI ことばと表現ⅠJ ことばと表現ⅠK ことばと表現ⅠL ことばと表現ⅠM ことばと表現ⅠN ことばと表現ⅠO ことばと表現ⅠP ことばと表現ⅠQ ことばと表現ⅠR ことばと表現ⅠS ことばと表現ⅠT ことばと表現ⅠU ことばと表現ⅠV ことばと表現ⅠW ことばと表現ⅠX ことばと表現ⅡA ことばと表現ⅡB ことばと表現ⅡC 履修年次 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 2 2 単位数 必修 選択 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 開講曜日講時 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 後期 後期 後期 後期 後期 後期 後期 後期 後期 後期 後期 後期 前期 後期 後期 火 火 火 火 火 火 火 火 火 火 火 火 火 火 火 火 火 火 火 火 火 火 火 月 火 月 火 4 4 4 4 4 4 4 5 5 5 5 5 4 4 4 4 4 4 4 5 5 5 5 3 3 3 2 担当者 藤澤 河上 吉川 亀川 䌸川 河田 勝山 君野 亀川 䌸川 河田 飯塚 吉川 藤澤 沼田 久留島 君野 䌸川 原田 原田 沼田 䌸川 久留島 勝山 君野 銅金 河上 教室 NA407 NA406 NA408 NA409 NA410 NA404 NA405 NA404 NA409 NA408 NA405 NA407 NA404 NA407 NA405 NA409 NA408 NA410 NA406 NA405 NA404 NA408 NA409 NA405 NA413 NA413 NA407 備考 エントリー科目 (定員15∼17名) 定員60名 こども芸術学科専用科目 選択科目 コード 授業科目の名称 履修年次 148001 128002 148002 148003 238002 148004 148005 138003 118023 138004 118024 138005 258010 218001 708023 218002 238003 218003 238004 アドヴァンスドワークショップ 芸術表現研究Ⅰ 芸術表現研究Ⅱ リベラルアーツセミナー A リベラルアーツセミナー B リベラルアーツセミナー C リベラルアーツセミナーD リベラルアーツセミナーE 芸術総合演習ⅠA(農業) 芸術総合演習ⅠB(農業) 芸術総合演習ⅡA(農業) 芸術総合演習ⅡB(農業) プロデュース演習Ⅰ 造形演習Ⅰ 造形演習Ⅱ デッサン基礎演習A デッサン基礎演習B デッサン基礎演習C デッサン基礎演習D 1・2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 1 1 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 1・2・3・4 1・2・3・4 1・2・3・4 1・2・3・4 単位数 必修 選択 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 開講曜日講時 後期 前期 前期 後期 後期 後期 前期 後期 後期 後期 前期 前期 前期 後期 集中 前期 前期 後期 後期 月 4・5 月 2・3 月 4・5 月 4 火 3 月 4 月 4 月 3 月 1・2 月 3・4 月 1・2 月 3・4 火 5 火 1・2 9/3∼8 火 1・2 火 3・4 火 1・2 火 3・4 担当者 銅金・山脇 銅金 銅金 勝山 河上 君野 藤澤 吉川 秋山 秋山 秋山 秋山 後藤 森田 原田昌 秋山(一) 藤村・箭内 秋山(一) 箭内 教室 NA413 NA409 NA409 NA408 S24 NA405 NA407 NA405 畑 畑 畑 畑 NA413 J32 J31 共通デッサン室 共通デッサン室 共通デッサン室 共通デッサン室 備考 エントリー科目(定員60名) Ⅰ・Ⅱをセットで履修すること エントリー科目(定員40名) 定員20∼25名程度 定員30名 エントリー科目(定員25名) エントリー科目(定員25名) エントリー科目(定員30名) エントリー科目(定員50名) エントリー科目(定員30名) エントリー科目(定員30名) 自由選択科目 コード 授業科目の名称 248016 特殊講義Ⅰ 258011 特殊講義Ⅱ 708024 特殊講義Ⅲ 履修年次 2・3・4 2・3・4 2・3・4 単位数 必修 選択 2 2 2 開講曜日講時 前期 前期 集中 火 火 4・5 5 ─ 35 ─ 担当者 金谷・武田 木崎 池永・岡田 教室 備考 S11 J32 エントリー科目(定員60名) BW,GWのTA対象者(TA以外は履修できません) BW,GWのTA対象者(芸術表現研究ⅠⅡ履修者のみ) 芸術教養科目 ○言語系科目群 必修科目(※留学生を除く) コード 228002 228003 228004 228005 228006 228007 228008 228009 228010 228011 228012 228013 228014 228015 228016 228017 228018 228019 228020 228021 228022 228023 228024 228025 授業科目の名称 英語ⅠA 英語ⅠB 英語ⅠC 英語ⅠD 英語ⅠE 英語ⅠF 英語ⅠG 英語ⅠH 英語ⅠI 英語ⅠJ 英語ⅠK 英語ⅠL 英語ⅠM 英語ⅠN 英語ⅠO 英語ⅠP 英語ⅠQ 英語ⅠR 英語ⅠS 英語ⅠT 英語ⅠU 英語ⅠV 英語ⅠW 英語ⅠX 履修年次 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 単位数 必修 選択 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 開講曜日講時 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 後期 後期 後期 後期 後期 後期 後期 後期 後期 後期 後期 後期 火 火 火 火 火 火 火 火 火 火 火 火 火 火 火 火 火 火 火 火 火 火 火 火 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 担当者 笹部・佐々木 Baker・登丸 Scott・Masui Gershsten・橋本 Luong・石井 佐々木・笹部 Maher・勝山 登丸・Baker Masui・Scott 勝山・Maher 橋本・Gershten 石井・Luong 笹部・佐々木 Baker・登丸 Scott・Masui Gershten・橋本 Luong・石井 佐々木・笹部 Maher・勝山 登丸・Baker Masui・Scott 勝山・Maher 橋本・Gershten 石井・Luong 教室 F201 NA402 NA404 NA405 NA406 NA410 NA408 NA409 S22 S11 S21 S23 F201 NA402 NA404 NA405 NA406 NA410 NA408 NA409 S22 S11 S21 S23 備考 こども芸術学科含む こども芸術学科含む こども芸術学科含む 選択科目 コード 授業科目の名称 履修年次 単位数 必修 選択 開講曜日講時 担当者 教室 248017 英語ⅡA 1 2 前期 火 4 Masui S21 258012 英語ⅡB 1 2 後期 火 5 笹部 S11 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 前期 後期 前期 後期 前期 前期 後期 後期 後期 後期 後期 前期 後期 前期 後期 前期 前期 後期 後期 前期 前期 後期 後期 前期 前期 月 月 月 月 月 火 火 火 月 月 月 月 月 火 月 月 火 月 月 月 火 月 月 火 火 5 5 6 6 5 5 4 5 5 2 4 2 3 5 2 3 1 2 4 2 3 1 3 5 6 Baker Baker Baker Baker 勝山 Maher 佐々木 Baker Scott 勝山 Scott 勝山 Luong 呉 呉 吉川 吉川 吉川 吉川 河上 河上 河上 河上 李 李 158001 158002 168001 168002 158003 258013 248018 258014 158004 128003 148006 128004 138006 258015 128005 138007 218004 128006 148007 128007 238005 118025 138008 258016 268001 英語ⅠSS① 英語ⅠSS② 英語ⅡSS① 英語ⅡSS② 英語ⅢA(中級) 英語ⅢB(中級) 英語ⅢC(中級) 英語ⅢD(中級) 英語ⅢE(中級) 英語ⅢF(中級) 英語Ⅳ(上級) Academic EnglishA(留学プレップ) Academic EnglishB(留学プレップ) 中国語A(初級) 中国語B(初級) フランス語A(初級) フランス語B(初級) フランス語C(初級) フランス語D(初級) イタリア語A(初級) イタリア語B(初級) イタリア語C(初級) イタリア語D(初級) コリア語A(初級) コリア語B(初級) 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2 2 2 2 ─ 36 ─ NA410 NA406 NA410 NA406 NA102 NA406 S11 NA410 NA408 NA408 NA406 NA407 NA408 S23 NA405 NA410 NA408 NA404 NA404 NA410 S24 NA404 NA404 NA410 NA402 備考 1年生対象通年英語希望者用(留学生も登録可) エントリー科目(定員40名) 2年生対象通年英語希望者用(留学生も登録可) エントリー科目(定員40名) 英語Ⅰ再履修クラス エントリー科目 英語Ⅱ再履修クラス エントリー科目 エントリー科目(定員35名) エントリー科目(定員35名) エントリー科目(定員25名) エントリー科目(定員35名) エントリー科目(定員35名) エントリー科目(定員35名) エントリー科目(定員35名) 芸術教養科目 留学生対象科目(日本語・日本文化に関する科目) コード 授業科目の名称 履修年次 単位数 必修 選択 238006 日本語Ⅰ 1 2 218005 日本事情Ⅰ 1 2 開講曜日講時 前期 後期 前期 火 火 火 3 2 1 担当者 教室 NA412 NA102 NA412 亀川 山口 備考 留学生対象科目 ○体育系科目群 選択科目 コード 148008 248019 228027 248020 118026 138009 218006 618001 158005 238007 授業科目の名称 心と身体の健康科学A 心と身体の健康科学B 体育実技ⅠA 体育実技ⅠB 体育実技ⅠC 体育実技ⅠD 体育実技ⅠE 体育実技ⅠF 体育実技ⅡA 体育実技ⅡB 128008 体育実技Ⅲ 履修年次 1・2・3・4 1・2・3・4 1・2・3・4 1・2・3・4 1・2・3・4 1・2・3・4 1・2・3・4 1・2・3・4 1・2・3・4 1・2・3・4 1・2・3・4 単位数 必修 選択 2 2 2 2 2 2 2 2 1 1 1 開講曜日講時 前期 前期 前期 前期 後期 後期 後期 前期 前期 後期 前期 前半 担当者 月 火 火 火 月 月 火 土 月 火 4 4 2・3 4・5 1・2 3・4 1・2 1・2 5 3 髙木 髙木 廣中 廣中 高木・小川 高木・小川 高木・小川 廣中 廣中 高木・小川 月 2・3 廣中 教室 J41 NA302 体育館 体育館 体育館 体育館 体育館 体育館 体育館 体育館 備考 こども芸術学科履修指定クラス 教職課程専用科目 ※教職課程用のエントリー が必要です。 こども芸術学科専用科目 エントリー科目(定員40名) エントリー科目(定員40名) 岩倉グランド エントリー科目(定員30名) ○芸術系科目群 選択科目 コード 授業科目の名称 履修年次 218007 128009 228028 218008 238008 238009 128010 138010 218009 248021 128011 148009 148010 138011 158006 238010 228029 128012 芸術史ⅠA(西洋美術史 古代∼18世紀) 芸術史ⅠB(西洋美術史 古代∼18世紀) 芸術史ⅡA(西洋美術史 19世紀∼現代) 芸術史ⅡB(西洋美術史 19世紀∼現代) 芸術史ⅢA(日本・東洋美術史 古代∼近世) 芸術史ⅢB(日本・東洋美術史 古代∼近世) 芸術史ⅣA(日本・東洋美術史 近代∼現代) 芸術史ⅣB(日本・東洋美術史 近代∼現代) 建築と文明 芸術・デザイン概論 デザイン論 美術論A 美術論B 美術史A(資格課程受講希望者対象) 美術史B(資格課程受講希望者対象) 文化史 図学 音と芸術 比較芸術論 技術史・技術論 身体論 情報メディア論A 情報メディア論B 情報メディア論C メディアプログラム概論 映像メディア論 現代アート論ⅠA 現代アート論ⅠB 1・2・3・4 1・2・3・4 1・2・3・4 1・2・3・4 1・2・3・4 1・2・3・4 1・2・3・4 1・2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 1・2・3・4 1・2・3・4 1 1 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・5 2・3・4 2・3・4 2・3・4 1・2・3・4 2・3・4 2・3・4 148014 218010 258017 258018 138012 148011 128013 238011 単位数 必修 選択 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 開講曜日講時 前期 後期 前期 後期 前期 後期 前期 後期 後期 後期 後期 前期 後期 後期 後期 前期 後期 後期 火 月 火 火 火 火 月 月 火 火 月 月 月 月 月 火 火 月 1 2 2 1 3 3 2 3 1 4 2 4 4 3 5 3 2 2 担当者 河上 河上 河上 河上 鈴木 鈴木 近藤 近藤 玉田 後藤 羽生 河上 河上 菅原 菅原 菅原 玉田 浅田 教室 NA401 NA401 NA401 NA412 J41 NA301 NA302 NA102 NA401 F302 NA412 NA302 NA302 NA301 NA301 NA301 NA401 NA301 備考 こども芸術学科履習指定クラス 2012年度休講 2012年度休講 後期 前期 前期 後期 後期 後期 後期 後期 月 火 火 火 月 月 月 火 4 1 5 5 3 4 2 3 ─ 37 ─ 田口(善) 秋山 中西 中西 神田 伊藤 銅金 後藤 S21 NA403 NA301 NA412 NA302 S22 NA102 F302 芸術教養科目 ○人文・社会系科目群 選択科目 コード 218011 218012 248023 118027 118028 228030 258019 158007 238012 238013 628001 228031 708025 218013 228032 228033 138013 138014 218014 128014 218015 228034 238014 218016 268002 118029 218017 218018 708026 228035 228036 授業科目の名称 宗教学A 宗教学B 芸術哲学 歴史学 文学A 文学B 文学C 文化人類学 認知心理学 心理学A 心理学B 政治学A 政治学B 経済学 社会学Ⅰ 社会学ⅡA 社会学ⅡB 芸術社会学A 芸術社会学B 民俗学 地域学A 地域学B アジア学 現代社会論 国際情勢論 日本国憲法A 日本国憲法B 人権教育A 人権教育B 人権教育C 表象文化論 言語文化論 履修年次 1・2・3・4 1・2・3・4 2・3・4 2・3・4 1・2・3・4 1・2・3・4 1・2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 1・2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 1・2・3・4 1・2・3・4 1・2・3・4 1・2・3・4 1・2・3・4 2・3・4 2・3・4 単位数 必修 選択 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 開講曜日講時 担当者 教室 前期 後期 前期 前期 前期 後期 後期 火 火 火 月 月 火 火 1 1 4 1 1 2 5 新井 新井 浅田 冨永 吉川 君野 勝山 NA301 S22 NA102 NA302 NA301 NA302 NA302 後期 前期 後期 前期 後期 集中 後期 前期 後期 前期 後期 後期 後期 前期 前期 後期 後期 前期 後期 前期 後期 集中 後期 前期 月 5 火 3 火 3 土 2 火 2 9/3∼9/7 火 1 火 2 火 2 月 3 月 3 火 1 月 2 火 1 火 2 火 3 火 1 火 6 月 1 火 1 火 1 8/28∼31 火 2 火 2 野村 藤澤 藤澤 福山 中谷 池上 中川 藤澤 藤澤 藤澤 藤澤 中路 藤原 佐川 仲尾 竹村 秋山 林 林 金城 金城 藤澤 吉川 君野 NA302 NA302 NA401 NA401 NA412 NA412 NA302 NA301 NA301 NA302 NA403 S11 S22 NA402 NA403 NA102 NA301 NA401 NA412 NA102 NA102 NA302 NA413 NA413 備考 2012年度休講 定員60名 こども芸術学科履修指定クラス こども芸術学科履修指定クラス エントリー科目(定員65名) ○自然科学系科目群 選択科目 コード 248024 148012 228037 228038 238015 248025 248026 128015 258020 238016 授業科目の名称 素材科学基礎A 素材科学基礎B 素材科学 地球環境論A 地球環境論B 生命論A 生命論B 現代科学論A 現代科学論B 現代科学論Ⅱ 履修年次 1・2・3・4 1・2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 単位数 必修 選択 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 開講曜日講時 前期 後期 前期 前期 前期 前期 後期 後期 前期 後期 火 月 火 火 火 火 火 月 火 火 4 4 2 2 3 4 4 2 5 3 ─ 38 ─ 担当者 原田 原田 藤村 原田 竹村 中村 銅金 原田 中村 銅金 教室 NA412 NA301 NA412 NA102 NA401 NA401 S23 NA403 NA412 NA413 備考 芸術教養科目 ○日本文化系科目群 選択科目 コード 228039 228040 158008 158009 授業科目の名称 京都学Ⅰ 京都学Ⅱ 日本芸能史Ⅰ 日本芸能史Ⅱ 履修年次 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 単位数 必修 選択 2 2 2 2 開講曜日講時 担当者 教室 後期 前期 前期 後期 前期 後半 前期 後半 後期 前半 後期 後半 後期 前半 後期 後半 前期 後半 後期 前半 後期 前半 後期 前半 前期 後半 後期 後半 火 火 月 月 2 2 5 5 藤井 田口 田口 田口 J41 NA302 春秋座 春秋座 月 2・3 高木 和太鼓教室 火 2・3 高木 和太鼓教室 月 3・4 高木 和太鼓教室 月 3・4 高木 和太鼓教室 火 2・3 野田 和太鼓教室 火 2・3 野田 和太鼓教室 月 3・4 上原 NB201 月 3・4 大藪 NB201 月 3・4 河村 A31 エントリー科目(定員20名) 月 3・4 茂山 NB202 エントリー科目(定員20名) 月 3・4 藤間(勘) A31 月 3・4 藤間(勘) A31 128016 日本文化演習A(和太鼓) 1・2・3・4 2 228042 日本文化演習B(和太鼓) 1・2・3・4 2 138015 日本文化演習C(和太鼓) 1・2・3・4 2 138016 日本文化演習D(和太鼓) 1・2・3・4 2 228043 日本文化演習E(和太鼓) 1・2・3・4 2 228044 日本文化演習F(和太鼓) 1・2・3・4 2 138017 日本文化演習G(琵琶) 1・2・3・4 2 138018 日本文化演習H(琵琶) 1・2・3・4 2 138019 日本文化演習I(能) 1・2・3・4 2 138020 日本文化演習J(狂言) 1・2・3・4 2 138021 日本文化演習K(日本舞踊) 1・2・3・4 2 138022 日本文化演習L(日本舞踊) 1・2・3・4 2 238017 日本文化演習M (日本舞踊) 1・2・3・4 2 前期 火 3・4 藤間(信) 千秋堂 238018 日本文化演習N(日本舞踊) 1・2・3・4 2 後期 火 3・4 藤間(信) 千秋堂 138023 日本文化演習O(日本舞踊) 1・2・3・4 2 月 3・4 坂東 138024 日本文化演習P (邦楽囃子) 1・2・3・4 2 月 3・4 籐舎(呂) 、 籐舎(清) NB202 138025 日本文化演習Q (邦楽囃子) 1・2・3・4 2 月 3・4 籐舎(呂) 、 籐舎(清) NB202 138026 日本文化演習R(常磐津) 1・2・3・4 2 月 3・4 常磐津(都キ蔵) 、 常磐津(都史) 138027 日本文化演習S(華道・未生流) 1・2・3・4 2 月 3・4 小林 K41 138028 日本文化演習T(華道・草月流) 1・2・3・4 2 月 3・4 樋口 K41 238019 日本文化演習U(装花) 1・2・3・4 2 前期 火 3・4 岸 J31 238020 日本文化演習V(装花) 1・2・3・4 2 後期 火 3・4 岸 K41 火 3・4 李庚 J11 火 3・4 李庚 J11 月 火 月 火 火 火 火 4・5 2・3 3・4 2・3 4・5 4・5 3 棚橋 棚橋 棚橋 棚橋 棚橋 棚橋 田口 瓜生庵 瓜生庵 瓜生庵 瓜生庵 瓜生庵 瓜生庵 NA302 238021 日本文化演習W(水墨画) 1・2・3・4 2 238022 日本文化演習X(水墨画) 1・2・3・4 2 148013 228045 138029 228046 248027 248028 238023 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2・3・4 2 2 2 2 2 2 2 芸術総合演習ⅢA 芸術総合演習ⅢB 芸術総合演習ⅢC 芸術総合演習ⅢD 芸術総合演習Ⅳ 芸術総合演習Ⅴ 日本文化論 備考 前期 前半 前期 前半 後期 後半 前期 後半 後期 前半 前期 後半 前期 前半 後期 後半 前期 前期 後期 後期 前期 後期 後期 エントリー科目 (定員30∼35名) エントリー科目(定員20名) エントリー科目(定員20名) A31 ※隔週開講(半期全7回) エントリー科目(定員25名) エントリー科目(定員15名) エントリー科目(定員15名) NB202 エントリー科目(定員15名) エントリー科目(定員25名) 材料費8,500円が必要 エントリー科目(定員25名) 材料費8,500円が必要 ※隔週開講(半期全7回) エントリー科目(定員25名) 材料費8,500円が必要 エントリー科目(定員25名) ─ 39 ─ エントリー科目(定員28名) 材料費8,500円が必要 エントリー科目(定員28名) 材料費10,000円が必要 芸術教養科目 ○キャリア関連科目群 自由選択科目 コード 授業科目の名称 履修年次 228047 238024 248030 258021 238025 248031 キャリアプランニングA キャリアプランニングB キャリアプランニングC キャリアプランニングD キャリアプランニングE キャリアプランニングF キャリアデザインⅠA 168003 (就職試験対策 国語・初級) キャリアデザインⅠB 248032 (就職試験対策 英語・初級) キャリアデザインⅡA 158010 (就職試験対策 数学・初級) キャリアデザインⅢA 128017 (就職試験対策 国語・中級) キャリアデザインⅢB 248033 (就職試験対策 英語・中級) キャリアデザインⅢC 258022 (就活基礎Ⅰ) キャリアデザインⅣA 158011 (就職試験対策 数学・中級) 1 1 1 1 1 1 単位数 必修 選択 2 2 2 2 2 2 開講曜日講時 履修年次 中国語Ⅱ フランス語Ⅱ イタリア語Ⅱ コリア語Ⅱ 心理学Ⅱ キャリアデザインⅡB (就職試験対策 時事・ 社会) キャリアデザインⅢD (就活基礎Ⅱ) キャリアデザインⅣB (就職試験対策 玉手箱) キャリアデザインⅣC (就活基礎Ⅲ) 特殊演習ⅠA (就職実技試験対策広告・ グラフィック) 特殊演習ⅠB (就職実技試験対策作家 育成) 特殊演習ⅡA (就職実技試験対策アパ レル・クラフト) 特殊演習ⅡB (就職実技試験対策映像・ 放送) 特殊演習Ⅲ (就職実技試験対策ゲーム・ アニメ) 特殊演習Ⅳ (就職実技試験対策建築・空間) 3・4 3・4 3・4 3・4 3・4 教室 前期 前期 前期 前期 後期 後期 火 火 火 火 火 火 2 3 4 5 3 4 山本 山本 中山 山本 山本 中山 F302 F302 F302 F302 J31 J31 1・2・3 2 前期 月 6 髙橋 NA302 2・3 2 前期 火 4 笹部 NA301 1・2・3 2 前期 月 5 高山 NA302 2・3 2 後期 月 2 髙橋 NA302 2・3 2 後期 火 4 橋本 NA403 2 2 後期 火 5 大野木 S22 2・3 2 後期 月 5 高山 S21 ■2012年度以降開講予定科目 授業科目の名称 担当者 単位数 必修 選択 2 2 2 2 2 3 2 3 2 3 2 3 2 3 2 4 2 3 2 3 2 3 2 3 2 備考 ─ 40 ─ 備考 定員40名程度 定員150名 芸術教養科目 ベーシックワークショップA∼V グループワークショップA∼V 下記参照 ベーシックワークショップA∼V 前期 月曜 1∼4講時 グループワークショップA∼V 前期集中 (9/3∼9/24 1∼4講時) ■テキスト ワークショップの内容に合わせて、資料を配布する。 ■到達目標 ○ベーシックワークショップ 個々人が、それぞれに「考え方」を考え、「作り方」 を作る。 ○グループワークショップ クラス全員が協力して、「祝祭」を創造し、連帯感と 達成感を感得する。 ■評価方法 ○ベーシックワークショップ 参加度+情報収集力+発想力+仮説形成力+完遂力 ○グループワークショップ 参加度+コミュニケーション力+問題解決能力+造形 力+整理整頓力 【ベーシックワークショップ】 A B C D E F G H Ⅰ J K L M N O P Q R S T U V 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 前期 月曜 月曜 月曜 月曜 月曜 月曜 月曜 月曜 月曜 月曜 月曜 月曜 月曜 月曜 月曜 月曜 月曜 月曜 月曜 月曜 月曜 月曜 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 柴田英昭 シロくま先生 森太三 小野暁彦 吉田隆志 木崎公隆 増井宏文・南川憲二 新道牧人 金澤一水 西嶋淳 谷美奈 武田俊彦 佐々木類 荒島智子 林泰彦 李尚宰 金谷耕児 平岡隆 池田篤史 田中辰弥 山脇弘道 嵩村裕司 NA405/406 K41 NA102 NC201b F302 F201 A12 S23 NA403 NA408 NA402 NA404 NA413 S11 A21 NA204 NA412 S21 S22 A41 NC201a S24 【グループワークショップ】 A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V ─ 41 ─ 前期集中 前期集中 前期集中 前期集中 前期集中 前期集中 前期集中 前期集中 前期集中 前期集中 前期集中 前期集中 前期集中 前期集中 前期集中 前期集中 前期集中 前期集中 前期集中 前期集中 前期集中 前期集中 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 9/3∼24 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 1∼4 柴田英昭 シロくま先生 森太三 小野暁彦 吉田隆志 木崎公隆 増井宏文・南川憲二 新道牧人 金澤一水 西嶋淳 谷美奈 武田俊彦 佐々木類 荒島智子 林泰彦 李尚宰 金谷耕児 平岡隆 池田篤史 田中辰弥 山脇弘道 嵩村裕司 制作場所についてはベーシックワークショップ時に発表 ■授業概要 私たちは見えない約束事に従って生活をしています。た とえば、自転車に乗れるようになったらほとんど乗って いることを意識しないはずです。「お!右に3度傾いた から大腿四頭筋を3%収縮させよう」などとは決して考 えません。そんなことをいちいちやっていたら転倒して しまうからです。脳という臓器は、とても燃費が悪いの で、できることならサボりたい、楽しみたいと企んでい ます。そのために、どんな複雑で難しい作業でも、繰り 返しになったとたん、大脳は休止します。そして、条件 反射的に仕事をこなしてゆきます。いわゆるマンネリ化 の始まりです。実はみなさんが取り組んで来た受験のた めのデッサンや勉強にもマンネリ化の影が忍び寄ってい ます。脳は毎日同じ作業を繰り返すと、必ず楽をしたく て近道をするからです。皮肉なことですが、デッサンが 上手になって早く描けるようになるということは、脳が 近道を発見したという証なのです。そこで、1年生の基 礎教育の一環として、「見かた、考え方、作り方」など マンネリ化しやすい認知の枠組みを、ワークショップと いう体験型の授業によって「リフレッシュする」試みに 取り組みます。教材はすべて本学教員とファシリテー ターが書き下ろしたものです。全コースの学生が、融合 するこの授業が、新しい教授法や学習体系の実験場でも あり、発見と創造のエンジンなのです。受講する君たち が次年度の執筆者やTA(授業補助員)となり得ます。 新入生のみなさんが、百科学Ⅰ・Ⅱで得るであろう「見 かた、考え方、作り方」のヒントを活かして、創造的に この授業に関わることを大いに期待します。 創造力:これまでに存在しないものすべて。ただし、本 質的且つ世界共通の方法で実現可能なもの。 <ブルーノ・ムナーリ「ファンタジア」より> ○「ベーシックワークショップ」 通常1プログラム=4コマ、1日単位のワークショッ プ形式をとります。プログラムは、個人の基礎能力を 高める実習的、身体的な対応力を養う体験型で、約60 以上あるプログラムの中から、担当ファシリテーター が選択する10プログラム前後を履修していきます。 ○「グループワークショップ」 各クラスの組織的な成果の達成に重きをおいた短期集 中型プログラムです。青森の祭り「ねぶた」を本学独 自のモチーフで造形して再生する、「京造ねぶた」を 制作します。学生相互のコミュニケーションにより、 各自の能力と情報を交換して、精神的・技術的・肉体的 な成長を促します。 118001∼118022 708001∼708022 芸術教養科目 <1年生全員が履修する科目> 百科学Ⅰ 君野隆久・箭内新一 128001 後期 月曜 2講時 ■テーマ 「芸術と世界観」 ■授業概要 芸術は時代や社会を映し出す鏡であり、同時に新しい時 代や社会の価値観を私たちに示し、照らし出してくれる 光でもある。それぞれの芸術にはそれを取り巻く世界観 が存在しているといえるだろう。本学の各学科の教授陣 が、制作や研究について語り、それぞれの活動を裏打ち している想いや考え、そしてそれぞれの世界観を展開す る。今後一年生が本学で何を学び取り、吸収していくか を考える上で、非常に強い刺激となり、大きな指針とな るであろう。 ■評価方法 1.理由なく4回欠席した場合は、単位を認めないこと がある。 2.受講者が提出した出席カード(評価票)の記述内容 から、どのように講義内容を理解し、受講者自身の 考えや意見を持つことが出来たかを評価する。 ■授業計画 ① 福のり子(芸術表現・アートプロデュース学科) ② 椿昇(美術工芸学科) ③ 酒井洋輔(空間デザイン学科) ④ 千住博(学長) ⑤ 伊藤キム(舞台芸術学科) ⑥ 大野木啓人(学部長・空間演出デザイン学科) ⑦ 水野哲雄(こども芸術学科) ⑧ 小野日佐子(キャラクターデザイン学科) ⑨ 林海象(映画学科) ⑩ 門崎敬一(文芸表現学科) ⑪ 仲隆裕(歴史遺産学科) ⑫ 志賀公江(マンガ学科) ⑬ 銅金裕司(芸術教養教育センター) ⑭ 横内敏人(副学長・環境デザイン学科) ※各講義の最後に、受講生から講演者への質疑応答の時 間が設けられる。 ※出席確認を兼ねて、それぞれの講義に関してコメント や質問を文章にまとめ、提出することが求められる。 ※詳細な担当教員のスケジュールについては変更の可能 性があり、初回の授業時に提示される。 ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 各々の分野で活躍する芸術家や研究者が語るその制作姿 勢や研究活動を注意深く見て、聞くことを通して、全て の一回生が今後の大学での学習や社会との繫がりについ て真摯に考えることを目標とする。 ─ 42 ─ 芸術教養科目 百科学Ⅱ 大野木啓人 通年(隔週開講 全14回) 火曜 4講時 248001 ■テーマ 「この大学が伝えたい事」 ■授業概要 本学には「京都文芸復興」、「藝術立国」など強い理念が あります。次代を担う学生達にその理念に沿ったより具 体的な方法論や考え方のきっかけをこの授業では伝えま す。 具体的には、世界の現状、藝術やデザインのあり方、こ の大学が目指す方向性、身近な生活のあり方などを伝え ます。この授業を通じて生きかたの基本とこの大学で学 ぶ意味を理解してもらう大切な授業です。2年生全員履 修することが望ましいです。 ■授業計画 毎回、趣旨に沿ってゲストがそれぞれのテーマで語りま す。 特に時代や現実を直視したリアルな状況を理解して、こ の大学で学ぶ姿勢や自己の確認に大いに役立てる内容で す。 池上彰氏、高野孟氏、衣笠祥雄氏、広河隆一氏、安斎育 郎氏他今を語れる人々を予定しています。 通年科目隔週開講なので授業日に注意して下さい。授業 日程は下記のとおりです。 〈前期〉 ①4/17 ②5/8 ③5/22 ④6/5 ⑤6/19 ⑥7/3 ⑦7/17 〈後期〉 ⑧10/2 ⑨10/16 ⑩10/30 ⑪11/13 ⑫11/27 ⑬12/11 ⑭1/8 ※百科学Ⅱは隔週開講の日本文化演習Q(日本舞踊)、日 本文化演習R(日本舞踊)、日本文化演習U(装花)、 日本文化演習V(装花)と授業日が重ならないのでこ れらの科目とのセット履修が可能です。 ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 本大学で学ぶ意味と人間として自己確立を目指し、その 確認をする。 ■評価方法 参加度60%、小レポート40% 遅刻・早退は認めません。 出席率が70%以下は不可となります。 ─ 43 ─ 芸術教養科目 <推奨科目> ことばと表現ⅠA∼X 下記参照 248002 248003 248004 248005 248006 248007 248008 258001 258002 258003 258004 258005 248009 248010 248011 248012 248013 248014 248015 258007 258023 258008 258009 138030 ⅠA 前期 火曜 4講時 藤澤三佳 ⅠB 前期 火曜 4講時 河上眞理 ⅠC 前期 火曜 4講時 吉川佳英子 ⅠD 前期 火曜 4講時 亀川順代 ⅠE 前期 火曜 4講時 䌸川亜季 ⅠF 前期 火曜 4講時 河田学 ⅠG 前期 火曜 4講時 勝山久里 ⅠH 前期 火曜 5講時 君野隆久 ⅠI 前期 火曜 5講時 亀川順代 ⅠJ 前期 火曜 5講時 䌸川亜季 ⅠK 前期 火曜 5講時 河田学 ⅠL 前期 火曜 5講時 飯塚ひろみ ⅠM 後期 火曜 4講時 吉川佳英子 ⅠN 後期 火曜 4講時 藤澤三佳 ⅠO 後期 火曜 4講時 沼田順 ⅠP 後期 火曜 4講時 久留島元 ⅠQ 後期 火曜 4講時 君野隆久 ⅠR 後期 火曜 4講時 䌸川亜季 ⅠS 後期 火曜 4講時 原田憲一 ⅠT 後期 火曜 5講時 原田憲一 ⅠU 後期 火曜 5講時 沼田順 ⅠV 後期 火曜 5講時 䌸川亜季 ⅠW 後期 火曜 5講時 久留島元 ⅠX 後期 月曜 3講時 勝山久里 ■テーマ ことばを使って大学生活をはじめる! ■授業概要 「ことばと表現Ⅰ」は、1回生を対象に、学科やコースを 越えて、大学生活に必要な日本語表現力とコミュニケー ション力の基礎を身につける授業です。 「ことば」についての授業というと、高校までの「国語」 の授業を思い出す人も多いのではないでしょうか。この 「ことばと表現Ⅰ」は「国語」の授業とはあまり関係の ないものです。これまで意識せずに使ってきた「ことば」 を見直し、大学生にふさわしい知的で感受性豊かな言語 能力の養成をめざして、「読み・調べ・書き・話す」練 習をします。 学生どうしが親密な雰囲気ななかで意見交換できるよ う、また教員がきめこまかい指導ができるよう、そして ワークショップ型の授業も展開できるよう、1クラスの 定員は15名∼17名という非常に少人数になっています。 アットホームな雰囲気のなかで、リラックスして学んで ゆきましょう。 具体的な授業内容は、担当教員によって多少の違いはあ りますが、以下の3つを具体的に大きな学習目標とする ことは、どのクラスでも変わりません。すなわち①人前 で、自信をもって特定のテーマについて短い時間話すこ とができること(プレゼンテーションの基礎)、②書き 言葉の基礎を学び、読みやすく論理的で形式的に整った、 大学生の名に恥じないレポートが作成できるようになる こと、③言葉によって自分を振り返り、今後のよりよい 大学生活の展望を得ること。 この「ことばと表現Ⅰ」(通称「こと表」)は、今後の大 学生活に必要な知的コミュニケーションの基礎を学ぶだ けでなく、よりよい大学生活とは何か、ということを絶 えず考えてゆくきっかけでありたいと願っています。コ ミュニケーションが苦手と思いこんでいる人や、作文は 苦手という人も歓迎です。国語が嫌いだった人も遠慮は いりません。少しでも興味をもったら、ぜひ申し込んで みてください。 (定員15∼17名) ※履修希望者は事前にエントリーする必要があります。 ■授業計画 初回授業時に各クラス担当の教員が具体的を授業計画に 提示し、説明します。 ■テキスト 必要な資料は担当教員が適宜プリントで配布します。 ■参考書・参考文献 担当教員が適宜指示します。 ■到達目標 ① 自信をもって人前でのプレゼンテーションができる ようになること。 ② 読みやすく論理的で、ルールに則った明快なレポー トが書けるようになること。 ③ 残る大学生活3年間の展望を得ること。 ■評価方法 授業参加度50% +授業中での課題提出・プレゼンテーショ ンなどの評価50% ─ 44 ─ 芸術教養科目 ことばと表現ⅡA 君野隆久 238001 前期 火曜 3講時 ■テーマ ひたすら文章を書く ■授業概要 日本語で文章を書く練習を行う。 わたしたちは日々日本語を書いたり書かなかったりする が、いずれにせよさほど意識して文章を書くことは少な いのではないだろうか。 この授業では「意識して文章を書く」練習をする。それ だけがただひとつの目的である。題材として、各種企業 の入社試験などの「問題」を使用しようと思う。 この授業はキャリア・デザインや就職活動のために特化 したものではないが、学科や専門を問わず、そのような 目的で文章力を向上させたい学生にも役に立つものにし たいと願っている。 基本的には授業中に八〇〇字前後の文章を書いてもら い、それを教員が添削・コメント・評価して次週に返却 するという形で授業をすすめる。優れた作品は匿名で印 刷して共有するので、了承されたい。 毎回の課題を具体的に成し遂げる中で、文章を書くこと について自分なりの「気づき」に到達できれば幸いであ る。授業中に文章を書いてもらうので、冴えた頭で出席 されることを望む。 (定員60名) ■評価方法 出席と授業内での課題提出70%。期末レポート30%。授 業中に返却した課題は、期末レポートの際にもう一度再 提出してもらうので、なくさないで保管しておくこと。 ■授業計画 ① 自分を書く① ② 自分を書く② ③ 文章力向上のために・その ④ 三題噺を書く① ⑤ 三題噺を書く② ⑥ 三題噺を書く③ ⑦ 文章力向上のために・その ⑧ 意見を書く① ⑨ 意見を書く② ⑩ 意見を書く③ ⑪ 文章力向上のために・その ⑫ 漢字一字からエッセイを書く① ⑬ 漢字一字からエッセイを書く② ⑭ 漢字一字からエッセイを書く③ ⑮ まとめ ※以上、変更の可能性はありうる。 ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 意識して文章が書けるようになること。八〇〇字程度の 文章をためらわず自由自在に書くことができるようにな ること。 ─ 45 ─ 芸術教養科目 ことばと表現ⅡB 銅金裕司 後期 月曜 3講時 ことばと表現ⅡC 138002 河上眞理 後期 火曜 2講時 ■テーマ 「アートと言葉の表現」 228001 ■テーマ 「話す、聞く、書く、読む」 ■授業概要 これから、アートと言葉と表現にどのように迫れるで しょうか?この講義では、最新のメディアアートの先に ある、まったく新しいアートすなわち、ここでは、アー トを言葉やプログラムで表現することを模索したいと思 います。さて、世界には多様な生命や物質が満ち溢れ、 それらが互いに呼応し、私達の想像の及ばない未知なる 生命と情報のネットワークを形成しています。とくに、 生命と環境の生理・生態から有機的・無機的なデジタル な表象・表現に向かう私たちの創造とは?このように生 命学から科学全般、言葉と表現、さらには現代思想の成 果をもとに総合芸術の理論と作品制作などの実践に繋が る「創造の秘密」に迫りたいと思います。 ■授業計画 ① 言葉と表現と環境表象⑴ ② 言葉と表現と環境表象⑵ ③ 言葉と表現と自然と人工 ④ 言葉と表現と地球生態学⑴ ⑤ 言葉と表現と地球生態学⑵ ⑥ 言葉と表現と環境表象⑶ ⑦ 言葉と表現と環境表象⑷ ⑧ 植物の声を聞く ⑨ 言葉と表現とアフォーダンス ⑩ 言葉と表現と生命世界 ⑪ 言葉と表現と精神世界⑴ ⑫ 言葉と表現と精神世界⑵ ⑬ 言葉と表現と精神世界⑶ ⑭ 情報・バイオメディアアート メディアアートはい かに可能か ⑮ 課題発表 受講に当たっての留意事項:ときにレポートを課す。学 内の展示などに講座として出展する。 備考(オフィスアワー) :[email protected] 木、金曜、 夕方 ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 各自、自分のテーマにとりくんで表現する ■授業概要 社会人、とりわけ、保育士、並びに、こどもと関係する 職業に就くことを目指す人にとって必要な「ことば」と 「表現」とは何かについて考察し、実践を通して、より 良い方法を学びます。 ※こども芸術学科対象科目 ■授業計画 ① はじめに ② 自己を語るⅠ ③ 自己を語るⅡ ④ 静物を語る・記述するⅠ ⑤ 静物を語る・記述するⅡ ⑥ 童話を創るⅠ ⑦ 童話を創るⅡ ⑧ 童話を創るⅢ ⑨ 絵本を読むⅠ ⑩ 絵本を読むⅡ ⑪ 絵本を読むⅢ ⑫ 絵本を分析するⅠ ⑬ 絵本を分析するⅡ ⑭ 絵本を分析するⅢ ⑮ まとめ ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 社会人、とりわけ、保育士、並びに、こどもと関係する 職業に就くことを目指す人にとって必要な「ことば」と 「表現」を身につける。 ■評価方法 授業回数の1/3以上欠席した場合は、単位を認めない。 遅刻・早退は3回で欠席1回の扱いとする。なお、20分 以上遅れた場合と、20分以上早く退出した場合は欠席扱 いとする。 遅刻者・早退者は教員に申告すること。申告がなければ、 欠席扱いとなる。 出席、授業への参加の度合い、レポートなどを総合して 評価する。 ■評価方法 課題発表会、展示参加などでみんなで考え、講評しつつ、 評価を定める ─ 46 ─ 芸術教養科目 アドヴァンスドワークショップ 銅金裕司・山脇弘道 148001 後期 月曜 4・5講時 ■テーマ 作品制作とは何か ■テキスト 使用しない ■授業概要 この講義はマンデープロジェクトに続く新しい試みのト ライアル講義です。 マンデーでは、もの作りに挑戦しましたが、ここでは、 さらに、「こと」作りからテーマを見つけて、みなさん の独自の表現の荒野に向かいます。あくまでも、みなさ んが今後、いかに社会で有益な作家であり作品を創造し てゆくか、そこに向かうマンデーの延長にあるアドヴァ ンスドプログラムです。さて、いま、現代の日本の社会 はどこに向かってゆくのでしょうか?そのときアートは どのような役割を担うのでしょうか?一例を述べましょ う。最近の日本では立場が弱い若者を中心に昭和の時代 とは比べ物にならないほどの不均衡な状況が見られま す。派遣社員、没落職業、ワーキングプア、過労死、ネッ トカフェ難民、偽装請負など、国際的には日本の置かれ た立場もきびしいものがあります。さらには、人の社会 はどうも自然や宇宙から乖離しているようにも感じられ ます。これらのことは、挙げれば枚挙に暇がないでしょ う。この講義では、このようなさまざまな格差や非対称、 不均衡にかかわる自然や社会におけるさまざまな現象な どにもスポッドをあててゆきたいと思います。このよう な状況で現代の日本社会はどこに向かい、そのときアー トはどのような役割を果たせるのでしょうか? ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 個人でグループでテーマにとりくんで作品制作する。 ■評価方法 成績評価方法:課題発表会で講評しつつ、評価を定めま す。 ■授業計画 後期授業計画 アドヴァンスドプログラム論 ① ローカルプロジェクト フィールドワーク(個人) ② ローカルプロジェクト 企画相談、面談(個人) ③ ローカルプロジェクト 企画、プレゼンテーション (個人) ④ ローカルプロジェクト 制作1(個人) ⑤ ローカルプロジェクト 制作2(個人) ⑥ ローカルプロジェクト 最終プレゼンテーション、 作品提出(個人) ⑦ ワンデープロジェクト 組織結成、フィールドワー ク(組織) ⑧ ワンデープロジェクト 企画相談、面談(組織) ⑨ ワンデープロジェクト 企画、プレゼンテーション (組織) ⑩ ワンデープロジェクト 制作1(組織) ⑪ ワンデープロジェクト 制作2(組織) ⑫ ワンデープロジェクト 最終プレゼンテーション、 作品提出(組織) ⑬ ポートフォリオ作成、トータルパッケージ提出 ⑭ 総評 ※受講に当たっての留意事項:テーマに沿って調査、研 究するゼミ形式とします。 ※エントリー科目のため、事前にエントリー用紙を提出 する必要があります。(定員:60名) 備考(オフィスアワー):[email protected] 木、金曜、 夕方 ─ 47 ─ 芸術教養科目 芸術表現研究Ⅰ・Ⅱ 銅金裕司 128002 148002 Ⅰ 前期 月曜 2・3講時 Ⅱ 前期 月曜 4・5講時 ■テーマ ワークショップの研究 ■授業概要 この講義では新規のプロジェクト、ワークショップにか かわる研究チームの創設に着手する。これは、ベーシッ クワークショッププログラム(通称、マンデープロジェ クト)でのさまざまなワークショップの研究から始める。 そのために、まず、 年生の22クラスのマンデーテーム に加えて、 ∼ 年生で23クラス目のマンデー研究チー ムを立ち上げ、月曜に4限分の講義を創設する。その研 究チームで以下のことに取り組む。まずは、 1)ここ 年のマンデーの延べ1800もの為されたワーク ショップのデータベースを構築する。 2)それらを整理し、容易にアクセス可能にて、授業参照、 様々なワークショップ研究に供する。 3)マンデープロジェクトワークショップによってアプ リケーションを制作する 4)ワークショップの専門家を養成する 5)ワークショップという作品制作の総合的な研究書を 執筆する ※受講に当たっての留意事項:テーマに沿って調査、研 究するゼミ形式とします。定員は25名程度とします。 備考(オフィスアワー):[email protected] 木、金曜、 夕方 ※ベーシックワークショップのTAは必ず履修すること。 ※原則として、Ⅰ・Ⅱをセットで履修すること。 ※特殊講義Ⅲを合わせて履修すること。 ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 ワークショップにかかわる研究・作品制作を行い、各自 の専門性を追求し、高める。 ■評価方法 課題発表会で講評しつつ、評価を定めます。 ■授業計画 ① マンデープロジェクトワークショップアーカイブ の構築 ② マンデープロジェクトワークショップアーカイブ の構築 ③ マンデープロジェクトワークショップの構成要素 を検証する ④ マンデープロジェクトワークショップの構成要素 を検証する ⑤ マンデープロジェクトワークショップの構成要素 を検証する ⑥ マンデープロジェクトワークショップの構成要素 を検証する ⑦ ワークショップを体系づける ⑧ ワークショップを体系づける ⑨ ワークショップを体系づける ⑩ あたらしいワークショップを制作する ⑪ あたらしいワークショップを制作する ⑫ ワークショップアプリを作成する ⑬ ワークショップアプリを作成する ⑭⑮ 課題発表 ─ 48 ─ 後期 月曜 4講時 勝山久里 リベラルアーツセミナーB 148003 後期 火曜 3講時 ■テーマ 「ジェンダー研究─フェミニズムとゲイ・リベレーショ ンムーブメント」 ■授業概要 このクラスではテーマとしてジェンダーを扱います。セ クシュアリティー(生物学的性差)とジェンダー(社会 的性差)は異なるものであり、これらの区別によって自 分らしさを抑圧され、阻害されることもあります。社会 は個人の自由な生き方を制約することが許されるので しょうか?様々な映画や舞台を切り口に、フェミニズム 運動やゲイ・リベレーション運動の軌跡をたどりながら、 ディスカッションを重ね、リサーチし、個々の分析結果 や主張を発表して行きます。 (定員20∼25名程度) ■授業計画 ① イントロダクション/ジェンダー ②∼③ ディズニーアニメーションに見るジェンダー ④∼⑤ 「ピグマリオン」と「マイフェアレディ」 ⑥∼⑦ 「トップ・ガールズ」/発表・ディスカッション ⑧ ゲイ・リベレーション(イントロダクション) ⑨∼⑩ 「セルロイド・クローゼット」/ディスカッション ⑪∼⑫ 「トーチ・ソング・トリロジィ」「レント」他 ⑬∼⑭ 発表 芸術教養科目 リベラルアーツセミナーA 河上眞理 238002 ■テーマ 「イタリア文化の諸相を知って、イタリア通になろう」 ■授業概要 演習形式で授業を進めていきます。すなわち、それぞれ の受講生がもっているイタリアに関する興味(イタリア という国の成り立ち、国民性、文学、美術、映画、食文化、 ファッション、マンガ、スポーツなど)について、受講 生自身が調べ、発表し、議論する、という方法をとります。 イタリア文化の理解を深めるだけでなく、何をどのよう に調査すべきかを学び、議論をすることによって考察の 深め方を体得していきます。 受講希望者は必ず第1回目の授業に出席して下さい。 (定員20∼25名程度) ■授業計画 1回目はオリエンテーションをし、2回目以降は受講生 による発表を展開していきます。 ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 イタリア文化の諸相を知り、イタリアへの関心を広げよ う。 調査の方法と、考察の深め方を知ろう。 ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 上回生のためのリサーチ、プレゼンテーション力を養う ことを目的とした少人数クラスである。芸術的な創造、 造形の源となる「ものの見方・捉え方」、「テーマ・コン セプト」を自ら発見、探究できる人材を養成することを 目的とする。 ■評価方法 本授業は全回出席を大前提としたうえで、授業への参加 度(50%)および、期末レポートの評価(50%)を総合 しておこいます。 遅刻は20分までしか認めません。 ■評価方法 授業参加度 50% 期末レポート課題 50% ─ 49 ─ 芸術教養科目 リベラルアーツセミナーC 君野隆久 後期 月曜 4講時 リベラル・アーツセミナーD 148004 前期 月曜 4講時 ■テーマ 日本の文化論・芸術論を考える/読む 藤澤三佳 148005 ■テーマ 社会・芸術表現・人間 ■授業概要 この授業は、少人数のゼミ形式を生かして、学生の発表 を主体とした授業を行う。 ①基本的には、現在、参加学生が個々に関心をもつテー マ(日本の文化・芸術にかかわるもの)を取り上げ、 それがどのような現象であるか整理・考察して発表し てもらい、その意味と可能性を一緒にディスカッショ ンしたい。その際、どのような資料を使い、どのよう な手続きで考えれば議論が確実なものになるかとい う、人文科学系の基本的な方法を踏まえることに留意 する。 ②また、議論の手掛かり、もしくは土台として、近代日 本の古典的な文化論・芸術論から一冊を選び、ブック レポートをしてもらい、参加者とディスカッションす る(本の候補は下の「授業計画」に掲げる)。 上記①②を交互、もしくは並行して授業を進めてゆく。 かならず一回は発表してもらうので、積極的かつ具体的 な関心をもった学生の参加を望んでいる。また、発表者 に対する参加者のコメントは印刷して全員にフィード バックする予定である。 (定員15名) ■授業計画 ① オリエンテーション ②∼⑮ 学生が関心をもつテーマの発表/ブックレポー ト/討論(順番・内容はオリエンテーション時 に決定する)。 ブックレポートの候補: 岡倉天心『茶の本』 新渡戸稲造『武士道』 和辻哲郎『風土』『古寺巡礼』 九鬼周造『「いき」の構造』 谷崎潤一郎『陰翳礼讃』 柳宗悦『手仕事の日本』 坂口安吾『日本文化私観』 川端康成『美しい日本の私』 岡本太郎『日本の伝統』 宮本常一『忘れられた日本人』 その他 ■授業概要 この授業では、アートと人間、アートと社会との関係を 考察します。自己/他者(社会)関係のなかで、人間が どのような自己表現をおこなおうとするか、そのなかで いかなる自己と社会の関係を模索していけるのかといっ たテーマを扱います。題材として映像やドキュメンタ リーも用います。 毎回の授業はコミュニケーションを重視し、授業のなか での学生間の議論、発表が主となります。 また受講生 自身の作品創造と自己表現に関するプレゼテーションと 意見交換をおこないながら、さまざまなコース間の異 なった表現についても学びます。 ■授業計画 ① 授業オリエンテーション ②∼④ アートと人間、アートと社会 ⑤∼⑧ 自己と社会・自己表現 ⑨∼⑬ 学生の発表と学生間の話し合い、議論 ⑭ 授業まとめ ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 アートと人間、アートと社会との関係をさまざまな角度 から学び、また自ら発表し、コミュニケーションをおこ なうことができるようになるという目標。 ■評価方法 授業参加度50%、授業時の発表内容(レジュメ等を含む) 50% ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 適宜授業中に指示する。 ■到達目標 文化現象・芸術に関して、確実な資料をもとに論を立て る基礎的な力を身につけること。 ■評価方法 授業参加度・発表70%、期末レポート30% ─ 50 ─ 後期 月曜 3講時 吉川佳英子 138003 ■テーマ 「ヨーロッパ文化を理解し、考えよう ─フランス事情 を中心に─」 ■授業概要 フランス事情を切り口に、様々な角度からヨーロッパの 文化を理解し、また現在それらの抱えている問題を具体 的なレベルで考えるのが目的です。我々の生活の中に既 に入り込んでいる「ヨーロッパ」を、ここであらためて 意識し、その意味するものを注意深く検証してみましょ う。 「ヨーロッパ」は、しかしながら刻々と変わり続けて います。ですから、あらゆる方向にアンテナをはり、現 在の生きた「世界」をとらえて、これを読み解いていき たいものです。授業は、色々なアクティビティに参加し ながら、時にはゲーム感覚で、時にはディスカッション を試みながら、ヴァリエーションに富ませる積もりです。 視聴覚教材もふんだんに利用します。授業の内容を深め て自分の専門分野にするべく、積極的に参加して下さい。 (定員20∼25名程度) ■授業計画 ① オリエンテーション ②∼③ シャンゼリゼやモンマルトル界隈を文学散歩 ④ フランスのレストランやカフェの文化を知る ⑤ 映画『マリー・アントワネット』でフランス革 命を考える ⑥∼⑦ 世界遺産モン・サン・ミッシェルやロワール古 城をとおして地理、歴史を考える ⑧∼⑨ 移 民 問 題 やEUの 問 題 を め ぐ っ て デ ィ ス カ ッ ション ⑩∼⑪ フランスBDと日本のマンガから「カルチャー」 をながめる ⑫∼⑬ ファッションから「ジェンダー」を考える ⑭ 総括 (内容は目安) ■テキスト プリント配布 芸術教養科目 リベラルアーツセミナーE 芸術総合演習ⅠA(農業) 芸術総合演習ⅠB(農業) 秋山豊寛 芸術総合演習ⅡA(農業) 芸術総合演習ⅡB(農業) ⅠA 後期 月曜 1・2講時 ⅠB 後期 月曜 3・4講時 ⅡA 前期 月曜 1・2講時 ⅡB 前期 月曜 3・4講時 118023 138004 118024 138005 ■テーマ 「農」の世界入門 ■授業概要 土に触れることは、地球に触れることです。大地とのコ ミュニケーションです。人は大昔から、一粒の種から豊 かな実りがもたらされることを知り、生命をつなぐ源が 大地との交わりにあることに気づいていました。多くの 文化や暮らしの作法は、こうした大地との交わりから始 まっています。 野良仕事は仮想現実ではありません。指先だけの作業で はありません。視覚や聴覚だけでなく、嗅覚や触覚、そ して味覚など五感が総動員されます。天地自然を相手に する世界は、必ずしも人間の期待するとおりには展開し ません。授業は、学内の農地で実習のほか、毎月一回「農」 の心を考える講座も伴います。こうした体験そのものを 採点するのは難しいので、結果的には、体験を「表現す る力」が採点の対象になります。(定員30名) ■授業計画 月/10月①土に触れるとはどういうことなのか。何故 こうした講座が始まったのかを考える。 月/11月②生命のつながりへの気づき。─植物学、農 薬 月/12月③日本は何故美しかったのか─近代化の問題 月/ 月④私たちにとって「農」とは何か こうした授業と並行して農作業。畝立て、種まき、定植、 草取り、圃場観察、収穫、試食の実習が行われます。 ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 その都度必要に応じて指示。 ■参考書・参考文献 適宜、指示する。 ■到達目標 授業内容をよく理解し、フランスを中心に広く世界の動 向に関心を持って欲しい。そして、広い教養をベースに 自分の考えを持つとともに、適切な判断力を養って欲し い。 ■到達目標 「農」「自然」についての理解を深める。 ■評価方法 授業への参加姿勢(授業参加度50%)、レポート等。 ■評価方法 授業参加度50%、発表、期末レポート等50%を目安に評価。 ─ 51 ─ 芸術教養科目 プロデュース演習Ⅰ 前期 火曜 5講時 後藤繁雄 造形演習Ⅰ 258010 森田実穂 後期 火曜 1・2講時 ■テーマ 「コンテンポラリーアートの戦略を学び、展覧会をプロ デュースする力を体得する」 ■授業概要 ジャンルを超え、コンテンポラリーアートの分野で生き 抜く(サバイバル)する不可欠な戦略、技術、企画力、 マネージメントを体得することを目的とする。学科をこ えて、少数精鋭のアートプロデュース集団をつくるため の講義、演習(「京都造形と東北芸工の精鋭展」の展覧 会企画・運営)からなるゼミナールである。後期は「現 代アート論ⅠB」へひきつぐ。(定員30名) ■授業計画 前半はコンテンポラリーアートの潮流、戦略などを講義 形式で行い、進むにしたがって「混沌から躍り出る星た ち」展をつくるための演習を平行させる。アートプロ デュース論は、コンテンポラリーアートの作品中心の戦 略+展覧会プロデュース術をしっかり学ぶためのステッ プをふんで行きたい。 ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 コンテンポラリーアートにおけるテーマや見せ方などコ アな感覚と力を身につける ■評価方法 ①授業参加度と演習(「京都造形と東北芸工の精鋭展」 の展覧会企画・運営)への参加(欠席は3回で不可) ②出席カード ③小レポート 218001 ■テーマ 「絵画」 ■授業概要 この科目は、「見ること」「感じること」を通じて、造形 的な表現ができるように、絵画における造形的諸要素を 理解し、習得しながら、ひとりひとり独自の表現の可能 性を実践の中で探っていく。 ※描画用具は各自で準備すること ※教職優先エントリー科目(定員25名) ■授業計画 ① オリエンテーション ② 鉛筆による表現1:描画用具と筆跡 ③ 〃 2:明暗 ④ 〃 3:形 ⑤ 〃 4:立体感、質感 ⑥ 映像メディア表現1:原画 ⑦ 〃 2:転写 ⑧ 水彩絵の具による表現1:透明水彩と不透明水彩 ⑨ 〃 2:三原色による重色・混色 ⑩ 〃 3:水彩画の様々な技法 ⑪ 〃 4:モチーフの配置とアイデ アスケッチ ⑫ 〃 5:固有色 ⑬ 〃 6:陰影、質感 ⑭ 鑑賞 ⑮ 合評 ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 課題を通じて、絵画における造形的諸要素・技法を習得 し、自分の意図に応じた、支持体や用具を選択し絵画表 現ができる。 ■評価方法 授業参加度50%、課題への積極的な取り組み50% ─ 52 ─ 集中(9/3∼9/8) デッサン基礎演習A デッサン基礎演習B デッサン基礎演習C デッサン基礎演習D 原田昌幸 708023 ■テーマ 「彫刻」 ■授業概要 彫刻とは、基本的に立体として確かにそこにあるものを 作り出していくことである。しかし、現代では、彫刻と いう枠にとらわれない立体表現も多岐にわたる。そこで この授業では、生の素材である木から立体を彫り出して いくという、まさに彫刻の原点と、オブジェという作る 行為さえも否定する立体表現の、対極にある2つの課題 を行う。ひたすら彫る、という単純な行為から生み出さ れる彫刻。逆にただの もの としてのオブジェとは何か、 見られるためだけの存在について考えること。作ること と考えることの原点を見つめてみたい。 ※使用する彫刻刀は準備してありますが、各自のものも あれば持って来て下さい。 ※教職優先エントリー科目(定員25名) ■授業計画 ① 月 日㈪ カービング―木を彫るⅠ 生木を素材にし、木そのものの持つ(内に秘めた) 形を呼び覚ますように彫刻刀で彫り進めていく。時 間をかけて素材に取り組むことにより、おのずから 出来上がっていく形を大切にし、素材と自己との関 係を密にしていく。 ② 月 日㈫ カービング─木を彫るⅡ ③ 月 日㈬ カービング─木を彫るⅢ ④ 月 日㈭ ダダのオブジェ いすをオブジェにする。→何気なく座っている椅子 を、座るという機能を奪い、見るためのものにして みる。 ⑤ 月 日㈮ シュールのオブジェ 廃品を素材にオブジェを制作する。→使用目的を奪 うだけでなく、普通では結びつかないものをつき合 わせることにより、それぞれのものが本来持ち合わ せない新たなイメージを生み出す。 ⑥ 月 日㈯ 合評、採点 ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 ・彫刻刀を自在に扱えるようになることで、作るという 行為の魅力を実感する。 ・オブジェの意味を理解し、現代美術の広がりの原点を とらえる。 A 秋山一郎 B 藤村克裕・箭内新一 C 秋山一郎 D 箭内新一 A 前期 火曜 1・2講時 B 前期 火曜 3・4講時 C 後期 火曜 1・2講時 D 後期 火曜 3・4講時 218002 238003 218003 238004 ■テーマ 「デッサンが好きになる」 ■授業概要 どのような表現領域であれ、本格的に携わろうとすれば、 見ることを鍛えることから逃げてはいけません。 見ることを鍛えるための最短の方法は、モノを見て、見 えているように描いてみることです。描くことを通して、 見ることを対象化するのです。それを、ここではデッサ ンと言っています。画用紙に鉛筆(まず初日は2B)で描 きます。鉛筆とカッターナイフを持参して下さい。また 大事な事ですが、イスが低いのでスカートでは来ないで 下さい。集中できなくなります。(定員30名) ※履修希望者は事前にエントリーする必要があります。 ■授業計画 ① 白い皿に卵 ② 白い布ににんにくと茄子 ③ グレーの布に紙コップと炭 ④ 黒い布に茄子とピーマン ⑤ 手に卵 ⑥ 手鏡で目とまゆ毛 ⑦ 横顔 ⑧ 正面の顔 ⑨⑩⑪ 石膏像⑴など(適時講評) ⑫⑬⑭ 石膏像⑵など(適時講評) ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 ・見かけ上の形(たとえば、円はたびたび見かけ上では 正楕円になりますが、その見かけ上の正楕円の形)が しっかりと描けるようになること。 ・ものとものとの「関係」に意識を向けることができる ようになること。 ・丁寧に見る力が身につくこと。 ■評価方法 授業参加度50%、成果物50% ■評価方法 授業参加度50%、課題への積極的な取り組み50% ─ 53 ─ 芸術教養科目 造形演習Ⅱ 芸術教養科目 <自由選択科目> 特殊講義Ⅰ 金谷耕児・武田俊彦 前期 火曜 4・5講時 特殊講義Ⅱ 248016 前期 火曜 5講時 ■テーマ マツリと表現 258011 ■テーマ 「プロジェクトマネージメント」 ■授業概要 「マツリ」を宗教的な解釈だけでなく、商業的・世俗化 した祭り、イベント等も含め、「マツリ」を多角的にと らえなおし、その重要性を深く考察する。 実際に行われている「マツリ」にも出向き、観察、参加 する。 さらに地域コミュニティーが崩壊しつつある現代、どの 様な「マツリ」が必要かを総合的に考え、最終的に受講 者が中心になり、独自な「マツリ」をプレゼンテーショ ンする。 ※履修希望者は事前にエントリーする必要があります。 (定員60名) ■授業計画 祭り・イベントリサーチをきっかけに、受講者の関心に 沿ってディスカッションを主体とし、進行する。 情報収集から提案までを目的とし、授業内で「マツリ」 の意味を模索する。上記の理由からも受講者の積極的な 参加を重視する。 ■テキスト 使用しない ■授業概要 マンディプロジェクトのティーチングアシスタント (TA)のためのマネージメントスキルアップ講座。 クラスと授業運営におけるTAの役割、組織などについ てディスカッションによって探る。 ファシリテーター(FA)が問題を提起した時、TAはそ れに対してどのようなヒントを出せるか、ヒントを出す ための装備は何が必要か、クラスの仕組みをつくること、 単なるFAの補助ではないはず、クラスとFAとの結び目 として集団と個を考える。 ※マンディプロジェクトのTA以外は履修できません。 ■授業計画 組織運営の実践的ディスカッション ①・② ワークショップとプレパレーション ③・④ ワークショップとコミュニケーション ⑤・⑥ ワークショップと場の共有性 ⑦・⑧ ワークショップと個と集団 ⑨・⑩ ワークショップと精度と創造性 ⑪・⑫ ワークショップとグループワークショップ⑴ ⑬・⑭ ワークショップとグループワークショップ⑵ ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 「マツリ」の意味を考察し、今現在、受講者が必要と感 じる「マツリ」を、実際に行う事を前提とした実践的な アプローチを試みること。 ■評価方法 授業参加度50%、成果物50% 木崎公隆 ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 問題解決能力やコミュニケーション等組織運営力の向上 ■評価方法 グループディスカッションと実践からの問題提起をワー クショップごと授業中にレポートとしてまとめたものを 評価。 ─ 54 ─ 芸術教養科目 特殊講義Ⅲ 池永誠之・岡田啓伸 集中8月 708024 ■テーマ グループマネージメント ■授業概要 京造ねぶた制作実現に向けたアイデアから制作までのリ サーチ、マネージメントなども含め、実践につなげる授 業。自らフォームをつくり出す事の面白さ、現在の状況 に革命的なものをもたらす可能性としてねぶたの制作を 目指す。 ※マンデイプロジェクト TA・芸術表現研究Ⅰ・Ⅱの 履修者のみ履修可能。(2回生以上) ※授業日及び教室は後日掲示とする。 ■授業計画 ①② アイデアリサーチ方法 ③④ 構造計画 ⑤⑥ 模型制作法 ⑦⑧ 材料管理法 ⑨⑩ 照明研究 ⑪⑫ 展示研究 ⑬⑭ 整理マネージメント研究 ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 アイディア/デザイン/行動マネージメント ■評価方法 プレゼンテーション評価50% 授業参加度50% ─ 55 ─ 芸術教養科目 英語ⅠA∼X 下記参照 228002 228003 228004 228005 228006 228007 228008 228009 228010 228011 228012 228013 228014 228015 228016 228017 228018 228019 228020 228021 228022 228023 228024 228025 ⅠA 前期 火曜 2・3講時 笹部・佐々木 ⅠB 前期 火曜 2・3講時 Baker・登丸 ⅠC 前期 火曜 2・3講時 Scott・Masui ⅠD 前期 火曜 2・3講時 Gershsten・橋本 ⅠE 前期 火曜 2・3講時 Luong・石井 ⅠF 前期 火曜 2・3講時 佐々木・笹部 ⅠG 前期 火曜 2・3講時 Maher・勝山 ⅠH 前期 火曜 2・3講時 登丸・Baker ⅠI 前期 火曜 2・3講時 Masui・Scott ⅠJ 前期 火曜 2・3講時 勝山・Maher ⅠK 前期 火曜 2・3講時 橋本・Gershsten ⅠL 前期 火曜 2・3講時 石井・Luong ⅠM 後期 火曜 2・3講時 笹部・佐々木 ⅠN 後期 火曜 2・3講時 Baker・登丸 ⅠO 後期 火曜 2・3講時 Scott・Masui ⅠP 後期 火曜 2・3講時 Gershsten・橋本 ⅠQ 後期 火曜 2・3講時 Luong・石井 ⅠR 後期 火曜 2・3講時 佐々木・笹部 ⅠS 後期 火曜 2・3講時 Maher・勝山 ⅠT 後期 火曜 2・3講時 登丸・Baker ⅠU 後期 火曜 2・3講時 Masui・Scott ⅠV 後期 火曜 2・3講時 勝山・Maher ⅠW 後期 火曜 2・3講時 橋本・Gershsten ⅠX 後期 火曜 2・3講時 石井・Luong ■テーマ Everyday English ■授業概要 This class will focus on building vocabulary, speaking ability, and grammar skills necessary for everyday English. Students are encouraged to use their creativity in class. Assignments include giving presentations, group work, and talking about their lives. Along with the textbook, classes will incorporate multimedia such as film, music, and the internet to expose students to English in various contexts. 大学生活と社会に出てから必要とされる英語によるコ ミュニケーション能力を習得します。自己を表現するた めに必要な基本的な4技能を修得し、会話表現を出来る だけ多く身に付け、自己を英語でプレゼンテーションで きる能力を高めます。テキストと並行してビデオ、映画 や音楽を活用して、様々な状況で実際に使える英語力を 磨きます。 ※英語Ⅰは1回生必修のクラスです。 ■授業計画 ① Course Introduction & Basic Grammar Review ② Introducing Yourself & Others ③ Asking & Answering Questions I : W & H Questions ④ Asking & Answering Questions II: Yes or No Questions ⑤ Talking About Talents & Abilities: Using Verbs ⑥ Asking & Answering Questions III: The Past & Future ⑦ Asking & Answering Questions IV: Hypothetical Questions ⑧ Asking & Answering Questions V: Follow-up Questions ⑨ Interview Your Classmates ! ⑩ Reporting Information: Using the 3rd Person ⑪ Describing Things: People ⑫ Describing Things: Real & Imaginary Creatures ⑬ Describing Things: Works of Art ⑭ Term Test / Presentation ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 The goal of this class is to build basic communication skills for everyday English, focusing on vocabulary, grammar, listening skills, and speaking practice. 英語で意思疎通を行うために必要な語彙と表現を、リス ニング、スピーキング中心に練習することで強化する。 大学生活や社会において必要な日常英語の基礎的なコ ミュニケーション能力を獲得する。 ■評価方法 授業参加度50% テスト、発表、宿題50% ─ 56 ─ 前期 火曜 4講時 Y.Masu i 英語ⅡB 248017 芸術教養科目 英語ⅡA 笹部朗 後期 火曜 5講時 258012 ■テーマ Introduction to English ■テーマ 英語をツールにする ■授業概要 必修とする英語Ⅰ以外に、通年英語・ブラッシュアップ を希望する受講者に対する選択科目です。大学生活とそ の後の社会生活で役に立つコミュニケーション能力を高 めます。自己を表現するために必要な基本的なことから 自分の作品などを説明しアピールする力を身に付けま す。毎回アートに関するボキャブラリーを少しずつ習得 し、最終プレゼンテーションでは自分の作品を説明しま す。 対象レベル:初級∼中級まで。 ※エントリー科目のため、申込用紙を提出してください。 (定員40名) ■授業概要 必須とする英語Ⅰ以外に、通年英語のブラッシュアップ を希望する受講者に対する選択科目です。英語をコミュ ニケーションツールや情報ツールとして活用するための 基礎スキルを養います。 前半は、コミュニケーションスキルに重点を置き、自分 の言いたいことを暗記して言うだけでなく、他人の話す 内容をきちんと理解し、意見のやり取りができるよう練 習します。後半は、グループによるディスカッションや、 インターネットなどの英語の媒体を通じて視野を広げ、 グローバルな視点を身につけます。 学期中に受講者がそれぞれ興味を持つ分野におけるリ サーチプロジェクトを進め、その内容を英語で発表します。 毎週英文法知識を鍛えるためのエクササイズを行い、よ り正確な英語を身につけます。また、授業内で単語リス トをつくり、語彙力アップを目指します。 ※エントリー科目のため、申込用紙を提出してください。 (定員40名) ■授業計画 ① Introduction 自己紹介 ② Starting and ending conversations 会話の始め方・ 終わり方 ③ Talking about the past and the future 過去と未 来を語る ④ Asking for permission 許可を得る ⑤ Describing things 物を説明する ⑥ Giving and asking for advice アドバイスを与え る・もらう ⑦ Inviting people to your exhibition 展覧会に誘う ⑧ Saying thank you and apologizing 感謝・謝罪を 表す ⑨ Asking for and giving opinions 意見交換 ⑩ Presentation プレゼンテーション ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 基本的な文法・幅広いボキャブラリーを習得し、発言力 の強化。 ■評価方法 授業出席/参加度50%、中間テスト/宿題/プレゼン テーション50% ■授業計画 ① 自己紹介 ② 会話の3ポイントルール ③ パラフレージング ④ 質問の方法 ⑤ 自分の意見を述べる ⑥ 説明する ⑦ リサーチプロジェクト 中間報告 ⑧ スモールグループ・ディスカッション① ⑨ スモールグループ・ディスカッション② ⑩ スモールグループ・ディスカッション③ ⑪ リサーチ・プレゼンテーション① ⑫ リサーチ・プレゼンテーション② ⑬ リサーチ・プレゼンテーション③ ⑭ 期末テスト ■テキスト 使用しない 英和または英英辞書を毎回必ず持参すること。電子辞書、 携帯電話内臓、スマートフォンの辞書も可。翻訳アプリ・ ソフトは不可 ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 大学生としてふさわしい英語での意思疎通ができるよう になる。英語の情報を活用し、自らの学びに活かせるよ うになる。 ■評価方法 授業参加度50% 小テスト20% プレゼンテーション20% 期末テスト10% ─ 57 ─ 芸術教養科目 英語ⅠSS① 英語ⅠSS② 英語ⅡSS① 英語ⅡSS② Omar Yusef Baker ① 前期 月曜 5講時 ② 後期 月曜 5講時 158001 158002 Omar Yusef Baker ① 前期 月曜 6講時 ② 後期 月曜 6講時 ■テーマ 「Basic English Conversation」 168001 168002 ■テーマ 「Basic English Conversation」 ■授業概要 In this class we will focus on learning and practicing important phrases, patterns, and grammar to improve communication skills. We will use dialogues and in class activities to give students a chance to utilize the skills introduced in class. We will also play games and create art projects in class that are fun and will help students review and retain the language skills studied in class. この授業では英語のコミュニケーション能力を向上させ るために基本的なフレーズ、パターン、文法を練習し、 勉強します。授業中には楽しいダイアローグ、アクティ ビティー、ゲーム、アート・プロジェクトなどを行うこ とで、学生は勉強した内容の復習をし、身につけます。 ※履修希望者は事前にエントリーする必要があります。 ■授業概要 In this class we will focus on learning and practicing important phrases, patterns, and grammar to improve communication skills. We will use dialogues and in class activities to give students a chance to utilize the skills introduced in class. We will also play games and create art projects in class that are fun and will help students review and retain the language skills studied in class. この授業では英語のコミュニケーション能力を向上させ るために基本的なフレーズ、パターン、文法を練習し、 勉強します。授業中には楽しいダイアローグ、アクティ ビティー、ゲーム、アート・プロジェクトなどを行うこ とで、学生は勉強した内容の復習をし、身につけます。 ※履修希望者は事前にエントリーする必要があります。 ■授業計画 ① Self-introductions ② Classmate Interviews ③ Grammar Review - Parts of Speech ④ Interests & Inspirations ⑤ Family & Friends ⑥ Describing People ⑦ Work & Art Related Professions ⑧ Experiences ‒ The Past Tense ⑨ Sports & Recreation ⑩ Countries of the World ⑪ Experiences ‒ The Present Perfect Tense ⑫ Place & Position ⑬ Domestic & International Travel ⑭ Japanese Culture ⑮ Dreams, Goals, & The Future ■授業計画 ① Self-introductions ② Classmate Interviews ③ Grammar Review - Parts of Speech ④ Comparisons ⑤ Work & Art Related Professions ⑥ Directions & Prepositions ⑦ Travel ⑧ Experiences & the Present Perfect Tense ⑨ Telling Stories & the Past Tense ⑩ Food ⑪ Health & Anatomy ⑫ Suggestions & Invitations ⑬ Advice ⑭ Unreal Situations & Fantasy ⑮ Movies, Television, & Other Media ■テキスト 使用しない ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 お好みの和英/英和辞書、または英英辞書。電子辞書、 スマートフォンなども可。 ■参考書・参考文献 お好みの和英/英和辞書、または英英辞書。電子辞書、 スマートフォンなども可。 ■到達目標 The goal of this course is to be able to engage in basic English conversation, and to build a good foundation for further studies in specialized English. この授業の目標は基本的な英語の日常会話が出来るよう になること、そして将来より専門的な英語の勉強のため、 基礎力を強化することです。 ■到達目標 The goal of this course is to be able to engage in basic English conversation, and to build a good foundation for further studies in specialized English. この授業の目標は基本的な英語の日常会話が出来るよう になること、そして将来より専門的な英語の勉強のため、 基礎力を強化することです。 ■評価方法 授業参加度50%、課題と態度25%、中間と期末プロジェ クト25% ■評価方法 授業参加度50%、課題と態度25%、中間と期末プロジェ クト25% ─ 58 ─ A:前期 月曜 5講時 F:後期 月曜 2講時 英語ⅢB(中級) 158003 128003 Ka t e Mahe r 前期 火曜 5講時 258013 ■テーマ スピーキングとプレゼン。英語でどんどん楽しくしゃべ りましょう! ■テーマ イングリッシュカルチャーで学ぶTOEIC ■授業概要 ミュージカル、映画、音楽、インタビュー、ニュースクリッ プで紹介されるカルチャーやサブカルチャーに親しみな がら、基礎的な英語の構造や表現を学びます。今までに 学習してきた英語の中で抜け落ちたり、不明瞭だった英 語の要点を明確にし、自信を持って英語を使いこなせる ようにしましょう。また海外旅行や日常の会話に欠かせ ない実用的なサバイバルイングリッシュを身に着け、 TOEIC受験につなげましょう。 ■授業計画 ① Introduction ② Survival English: Travel & Daily Communication ③ Broadway Musicals & Movies ④ London Musicals & Music ⑤ Navigation for the TOEIC Test ⑥ 12 Essential Points of Grammar: Basic Structure of English ⑦ Verb / Tenses / Adjectives / Nouns ⑧ Participial Construction / Infinitives / Gerunds / Agreement ⑨ Relatives / Conjunctions / Subjunctive / Negation ⑩ English News Clips : Material World ⑪ Stepping Out ⑫ Followers of Fashion ⑬ Ahead of Fashion ⑭ Term Test ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 英語の基本構造や仕組みをもう一度確認し直し、海外旅 行や日常の様々な場面で実際に使える実用的な英語を身 につけます。映画、音楽、インタビューなどの色々な文 化やサブカルチャーを体験しながら、TOEIC対策として のリスニング、リーディング力アップ(スコア600以上) を目指します。 ■評価方法 授業参加度 50% 課題・試験 50% 芸術教養科目 英語ⅢA・F(中級) 勝山久里 ■授業概要 スピーキング、リスニングとプレゼンをテーマした授業 です。そのスキルをレベルアップし、英語を楽しく話す ためにアートや文化についてディスカッションやプレゼ ンなどをします。ミニプレゼンをしながら, ビデオやラ ジオ番組などを聞いて、そのトピックについてディス カッションをします。受講者の語彙を増やすことによっ て自信を持って、英語を話すように目指します。 This course will be focused on speaking, listening and giving English presentations. Topics will involve art, current affairs and cultural items. Students will give 6 presentations and through exposure to a variety of media, practice listening and discussion skills. The aim is to build students' vocabulary in order to speak with more ease and confidence, and enjoy using English. (定員35名) ※履修希望者は事前にエントリーする必要があります。 ■授業計画 ① Class introduction / Grammar review 1 ② Listening activity 1- song / Presentation survival skills ③ Presentation 1- My hometown / Discussion current affairs ④ Listening activity 2- artist interview / Discussion ‒ exhibitions ⑤ Presentation 2- My dream journey / Discussion personal appeal ⑥ Listening activity 3- TV show / Mid-term presentation preparation ⑦ Mid-term presentation ⑧ Listening skills / Discussion - appearances ⑨ Presentation 3- Myself -presenting yourself for job interviews / Getting comfortable with questions ⑩ Listening activity 4- Radio show / Grammar review 2 ⑪ Presentation 4- My generation / Discussion social networking sites ⑫ Discussion ‒ body language / Final presentation preparation ⑬ Final presentation ⑭ Final presentation ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 毎回プレゼンやディスカッションを練習しながら語彙を 増やして英語で楽しく話す。 ■評価方法 授業参加度50% 小テスト、発表、宿題50% ─ 59 ─ 芸術教養科目 英語ⅢC(中級) 佐々木郁子 後期 火曜 4講時 248018 ■テーマ 「旅行英語」 ■授業概要 イギリス旅行をテーマにした授業です。海外旅行でよく 用いる会話表現やイギリス文化を学びながら、英語4技 能の向上を目指します。また、TOEICの読解問題では、 旅行関連の文書を読む問題が頻出するため、海外旅行に 関心がある学生だけではなく、TOEICの点数アップを目 指す学生にも受講を勧めます。 (定員35名) ※履修希望者は事前にエントリーする必要があります。 ■授業計画 ① Introduction ② At the airport ③ At the station ④ At a hotel ⑤ At a restaurant ⑥ At the travel agent ⑦ Sightseeing in London ⑧ Sightseeing in the Lake District ⑨ At a store ⑩ Term test ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 海外旅行で用いる会話表現を学びながら基礎的な英語力 を身につける。TOEIC対策として旅行関連の文書に慣れ る。 ■評価方法 授業参加度 50% 試験 50% ─ 60 ─ 芸術教養科目 英語ⅢD(中級) Oma rYuse fBake r 258014 後期 火曜 5講時 ■テーマ English and the Arts ■授業概要 In this class we will focus on building basic English language skills, such as vocabulary and grammar, while practicing expressing ourselves through speaking and writing. We will also practice asking and answering questions, everyday speech, and language related to art. In this class, you will be able to practice both conversation and making presentations in a fun and relaxed atmosphere. この授業では英語の基本要素である単語と文法の意味と 使い方を勉強しながら、主にスピーキングとライティン グの課題を通して英語での自己表現の能力を鍛えます。 そして質問の聞き方と答え方、日常会話、美術の専門用 語を勉強します。 この授業では英語での会話と発表を 落ち着いた、楽しい環境で練習する事が出来ます。 ■到達目標 The goals of this class are to learn new vocabulary and grammar, improve listening and speaking skills, and gain confidence in communicating and expressing yourself in the English language. この授業の到達目標は新しい単語と文法を身につける 事、スピーキングとリスニングを上達させる事、そして 英語でのコミュニケーションと自己表現が出来る自身を 高める事です。 ■評価方法 授業参加度 50%、 課題/発表 25%、 期末プロジェク ト 25% ■授業計画 ① Course Introduction ② Questions & Classmate Interviews ③ Presentations: My Classmate(Using the Third Person) ④ Vocabulary Quiz & Reading Assignment I ⑤ Presentations: My Image Board (Explaining Visuals) ⑥ Vocabulary Quiz & Reading Assignment II ⑦ Presentations: My Interests(Presentation Skills) ⑧ Vocabulary Quiz & Reading Assignment III ⑨ Presentations: Influential & Inspirational People (Review) ⑩ Vocabulary Quiz & Reading Assignment IV ⑪ Presentations: Memories & Dreams (Past & Future Tenses) ⑫ Vocabulary Quiz & Reading Assignment V ⑬ Final Project Day I - Vocabulary Review ⑭ Final Project Day II - Presentations ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 お好みの英和辞典か英英辞典、又は両方を必ず毎回の授 業に持ってきて下さい。辞書、電子辞書、スマートフォ ンの辞書アプリ等も使用可能。 ─ 61 ─ 芸術教養科目 英語ⅢE(中級) Br i dge tSco t t 後期 月曜 5講時 英語Ⅳ(上級) 158004 B r i dge tSco t t 後期 月曜 4講時 148006 ■テーマ Developing Listening Skills ■テーマ Improving Communication Skills in English ■授業概要 This course aims to develop students listening ability. We will learn to use skills that can be used in everyday life. There will be pre-listening discussion, listening for gist and key words, listening for detail and post listening discussion. Topics will be selected according to students interests. The aim of this course is to give students a set of listening tools to improve self study and increase confidence to communicate in English. ■授業概要 The aim of this course is to improve students communication skills. We will use Youtube, role play and experiential exercises to explore the topics. Students will work in pairs and groups and do presentations. The aim of the course is to help students express themselves naturally in English. ■授業計画 ① Introductions- What are listening skills ? ② Pronunciation and Reading ③ Listening to Youtube ④ Listening to movies ⑤ Mid term Presentation ⑥ Listening to Songs ⑦ Listening to News ⑧ Listening to Interviews ⑨ Final Presentation Preparation ⑩ Final Presentation ■授業計画 ① Introduction ② Body Language ③ Gestures and Voice ④ Cultural Differences ⑤ Mid Term Presentation ⑥ British v. American English ⑦ Listening Skills ⑧ Reading a Newspaper Article ⑨ Final Presentation Preparation ⑩ Final Presentation ■テキスト 使用しない ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 The goal of the course is to help students increase confidence to communicate clearly in English. ■到達目標 The goal of this course is to improve students listening skills so that they can become more effective at communicating in English. ■評価方法 Participation 50% Tests / Assignments / Presentations 50% ■評価方法 Participation 50% Tests / Assignments / Presentations 50% ─ 62 ─ 前期 月曜 2講時 Academic Engl ish B(留学プレップ) Er i c Luong 128004 ■テーマ 「国際交流プログラム、留学、大学院進学と英文ポート フォリオ作成」 ■授業概要 国際交流プログラムや英語圏への留学を希望する人、大 学院への進学を考えている人のためのクラスです。また 今後の就職や芸術活動のためにも英文ポートフォリオを 作成し、自分の作品や研究内容を英語で紹介し、プレゼ ンする練習を行います。各自の制作活動や研究活動に密 着した英語表現を学ぶと同時に、留学や進学のために、 TOEIC、TOEFL受験準備と、BBCやCNN等のメディア・ イングリッシュの聞き取り練習も合わせて指導します。 (定員25名) ※履修希望者は事前にエントリーする必要があります。 ■授業計画 ① TOEIC練習問題 ② TOEFL練習問題 ③ BBC / CNN メディア・イングリッシュの聞き取 り練習 ④ 美術・芸術をテーマとした長文読解のこつ ⑤ 英文ポートフォリオ作成のための導入 ⑥ ビブリオとステートメント作成法 ⑦ 英文キャプションの組み立て方 ⑧ ポートフォリオ作成 ⑨ ポートフォリオを利用したプレゼンテーション ⑩ レビュー ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 『アートの英語60 English Keywords for Art』 (実践 アートシリーズ) ギャラリーステーション/2,400円 ■到達目標 交換留学や大学院進学に必要な英語力を獲得します。 TOEIC(800点 ∼)、TOEFL(IBT80∼) を 目 標 に、 加 えて英文ポートフォリオ作成の基礎をマスターし、各自 の作品や研究活動を纏めたポートフォリオを見せながら 英語でプレゼンテーションする力を養います。 ■評価方法 授業参加度 50% 課題: 英文ポートフォリオ作成と提出/英語プレゼン テーション 50% 後期 月曜 3講時 138006 ■テーマ Talking about Japan ■授業概要 (この授業は英語で行い、英語能力中級以上が必要。) This course will prepare students to study abroad. Students will learn how to talk about Japanese art and culture in English and learn academic skills. The focus will be on four areas: speaking skills, listening skills, essay writing and presentation skills. Students will give a short presentations and hand in a short essays several times during the semester. Classes will also involve reading and discussion, as well as short lectures to build listening skills. ※履修希望者は事前にエントリーする必要があります。 ■授業計画 ① Introduction - Reading numbers ② Social English - Talking about Japan ③ How to write E-mails ④ Presentation skills / Talking about your work ⑤ Presentation 1 - Introducing an artwork ⑥ Talking about politics ⑦ Talking about religions ⑧ How to write a 5 paragraph essay ⑨ Newspaper article study 1- Asian identity ⑩ Newspaper article study 2 - Social media ⑪ Talking about the March 11th earthquake ⑫ Japanese aesthetics ⑬ Presentation Skills 2 ⑭ Final Presentation ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 The goal of this course is to build academic vocabulary and improve speaking and writing skills in order to prepare students to study abroad. ■評価方法 授業参加度50% 小レポート、小発表、宿題25% 期末レ ポート・発表25% ─ 63 ─ 芸術教養科目 Academic English A(留学プレップ) 勝山久里 芸術教養科目 中国語A(初級) 中国語B(初級) フランス語A(初級) フランス語B(初級) フランス語C(初級) フランス語D(初級) 呉英玉 A 前期 火曜 5講時 B 後期 月曜 2講時 258015 128005 A 前期 月曜 3講時 B 前期 火曜 1講時 C 後期 月曜 2講時 D 後期 月曜 4講時 ■テーマ 「中国語会話」 ■授業概要 本授業は、初めて中国語を学ぶ入門者のためのコースで あり、発音や基本文法などの基礎事項の習得を重視する。 と同時に、日常生活などの実際場面で使える中国語表現 の習得をはかる。 ※履修希望者は事前にエントリーする必要があります。 ■授業計画 ①∼③ 発音練習 ④∼⑨ 人称代名詞(自己紹介文)、指示代名詞、動詞 の文に関するレッスン、および、小テスト1 ⑩∼⑫ 食事、買い物の会話によく使われる言葉に関す るレッスン ⑬∼⑭ 総合復習及び期末テスト ■テキスト <最新版>『中国語はじめの一歩』竹島金吾監修 尹 景春 竹島 毅/白水社/2,200円+税 ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 目標は次の2つである。 1.発音や声調や文法などの基礎事項の習得 2.実用的な中国語表現の習得 ■評価方法 授業参加度50%、試験50% 吉川佳英子 138007 218004 128006 148007 ■テーマ 「フランス語を学ぼう」 ■授業概要 コミュニケーション能力を養うことが目的の初級のクラ スです。実践的な実力をゲーム感覚で身につけられれば 楽しいに違いありません。フランスの文化をベースにし た様々なアクティヴィティをこなすことで、自然にたく さんの表現が頭に入るでしょう。 ※履修希望者は事前にエントリーする必要があります。 ■授業計画 ①∼④ オリエンテーション、あいさつなど ⑤∼⑧ 自己紹介、質問 ⑨∼⑫ 数字、好き嫌い ⑬ 説明復習、試験 ■テキスト 『フランス語 2020』白水社/2,415円 ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 基本的な知識と能力をまず身につけて欲しい。復習を心 掛け、良いリズムを作り出してライフ・ワークとしても 長く続けて欲しい。 ■評価方法 授業参加度50%、試験50%を目安に評価。 ─ 64 ─ A 前期 月曜 2講時 B 前期 火曜 3講時 C 後期 月曜 1講時 D 後期 月曜 3講時 芸術教養科目 イタリア語A(初級) イタリア語B(初級) 河上眞理 イタリア語C(初級) イタリア語D(初級) コリア語A(初級) 李相淑 コリア語B(初級) A 前期 火曜 5講時 B 前期 火曜 6講時 128007 238005 118025 138008 ■テーマ 旅行で使えるイタリア語を学ぼう ■授業概要 旅行で使えるイタリア語の表現を学びながら、最低限必 要なイタリア語の文法も習得していきます。 週1回の授業で、新しい外国語を身につけるのは、たや すいことではありません。 毎回出席し、自宅学習をする意欲が求められます。 ※履修希望者は事前にエントリーする必要があります。 ■授業計画 ① 主語と動詞essere ② 名詞の性、不定冠詞 ③ 名詞の数、「∼がある」の表現 ④ 指示代名詞 定冠詞⑴ ⑤ 動詞avere、数字20まで ⑥ 疑問詞quanto、指示形容詞、数詞21から ⑦ 中間試験、形容詞 ⑨ 疑問詞dove、定冠詞⑵ ⑨ 所有代名詞、所有形容詞 ⑩ 規則動詞⑴are動詞、ere動詞 ⑪ 疑問詞quando、規則動詞⑵ire動詞 ⑫ 規則動詞⑶iare動詞 ⑬ 期末口頭試験、総復習 ⑭ 期末ペーパー試験 258016 268001 ■授業概要 ハングル文字・発音の習得から、簡単な日常会話を通し 基礎的な文法を学びますが、韓国に親しんでもらうため に、韓国のドラマやK-Popsなどを通じて韓国の文化を理 解する時間を持ったりします。授業の前半は、ハングル 文字・発音を覚えてもらいますが、基本的な挨拶語を含 めた簡単な会話文にも挑戦します。それから後半は、学 んだことを踏まえ、コミュニケーション運用能力を高め ていきます。 ※履修希望者は事前にエントリーする必要があります。 ■授業計画 ① 文字・発音 ② すぐに使える基本的なあいさつ語 ③ 数字(漢数詞、固有数詞) ④ 自己紹介(国、学年、職業など) ⑤ 肯定・否定の表現 ⑥ 指示詞 ⑦ 動詞の現在形の活用 ⑧ 曜日、時間の表現 ⑨ 基礎的な文法など ⑩ 韓国のドラマやK-Popsなどを通じた韓国の文化学習 ■テキスト 『Easy Korean for foreigners 1』Easy Korean Academy / Language PLUS /2,000円 ※初回授業時に販売 ■参考書・参考文献 使用しない ■テキスト 『CDブック ステップ30 1ヶ月速習イタリア語』鶴田 真子美/ NHK出版/1,785円(税込) ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 旅行で使える挨拶、簡単な自己紹介、買い物での表現が できるようになること。 ■評価方法 本授業は全回出席を大前提としたうえで、授業参加度(受 講態度、小テスト)50%、試験(中間試験、期末口頭お よびペーパー試験)50%を総合しておこないます。 遅刻は20分までしか認めません。 ■到達目標 発音をマスターし、学んだ表現を用いて、簡単な日常会 話が出来るくらいを目標とします。韓国語は、語順が日 本語とよく似ている上に、共通する漢字語も多いので、 日本語圏で育った人には最も学びやすい外国語の1つと もいえますが、楽しく授業ができるためにも復習を心掛 け、韓国語を学び続ける意欲を持ってもらいたいです。 ■評価方法 ※授業への参加度と定期末試験などで総合的に評価す る。 ※授業参加度(出席・課題など)50%、小テスト10%、 定期末試験40% ─ 65 ─ 芸術教養科目 <留学生対象科目> 日本語Ⅰ <留学生対象科目> 亀川順代 前期 火曜 3講時 後期 火曜 2講時 日本事情Ⅰ 山口修 前期 火曜 1講時 238006 218005 ■テーマ 「日本での留学生生活を充実させる」 ■テーマ 「大学生活に必要な日本語」 ■授業概要 一回生の留学生を対象に,日本の大学で充実した勉学生活 を送るために必要な日本語能力を身につけることを目的 とした授業を行います。前期は特に,大学の講義で求めら れるライティング表現を中心とした日本語の内容と形式 を理解することに目標をおき,さまざまな実践を通じて基 礎的な大学生レベルの日本語技能を習得します。後期は 特に,大学の講義で求められる口頭表現を中心にした日本 語の内容と形式を理解することに目標をおき,さまざまな 実践を通じて応用的な大学生レベルの日本語技能を習得 します。 ■授業計画 ① オリエンテーション ② ノートの取り方1 ③ ノートの取り方2 ④ レジュメの作り方1 ⑤ レジュメの作り方2 ⑥ 要約の仕方1 ⑦ 要約の仕方2 ⑧ レポートの書き方1 ⑨ レポートの書き方2 ⑩ テーマの調べ方1 ⑪ テーマの調べ方2 ⑫ レポート作成の仕方1 ⑬ レポート作成の仕方2 ⑭ レポート作成の仕方3 ⑮ レポートのフィードバック ⑯ レジュメ発表の仕方1 ⑰ レジュメ発表の仕方2 ⑱ プレゼン発表の仕方 ⑲ プレゼンテーション資料の作り方1 ⑳ プレゼンテーション資料の作り方2 プレゼンテーション準備1 プレゼンテーション準備2 プレゼンテーション発表1 プレゼンテーション発表2 プレゼンテーション発表3 プレゼンテーション発表4 プレゼンテーション発表5 最終レポート提出 ■授業概要 日本の社会を知るとともに、日本での留学生活の中で体 験した「異文化体験」を振り返り自国の文化との比較を しながら日本への理解を深めます。 ■授業計画 ① オリエンテーション ② 日本に在住する外国人 ③ 京都の町を知る ⑴ ④ 京都の町を知る ⑵ ⑤ 日本の各地方の特色 ⑴ ⑥ 日本の各地方の特色 ⑵ ⑦ 京都のまつり ⑧ 年中行事 ⑨ 日本の昔話と神話 ⑩ 日本語の歴史 ⑪ 日本の食 ⑫ 現代日本の家族 ⑬ 日本人の一生 ⑭ 日本の政治 ⑮ まとめ ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 授業中に適宜指示 ■到達目標 日本の社会や文化への理解を深めるとともに、今までと は異なった視点から自身の育った社会、文化を再発見す る。 ■評価方法 授業参加度(50%)、中間レポート(20%)、期末レポー ト(30%) ■テキスト 教材はプリントで配布します。 ■参考書・参考文献 辞書は毎回持参すること。 ■到達目標 講義における書くこと・話すことを中心とした活動を積 極的に行えるようになる。 ■評価方法 授業参加度50%、レポート20%、プレゼンテーション 20%、授業態度10% ─ 66 ─ A 前期 月曜 4講時 B 前期 火曜 4講時 芸術教養科目 心と身体の健康科学A 心と身体の健康科学B 髙木克美 148008 248019 ■テーマ 「健康科学」 ■授業概要 自分自身のことでありながら、疎かになりがちな健康は、 病気や怪我をして初めて、その必要性を感じるものです。 自己管理を問われる現代社会において、身体面・精神面 共に、いかにバランスの取れた健康な状態でいられるか。 学生生活を送るにあたり、あらゆる角度から健康を考え、 自分で自分を守る基礎知識を学び、これからの生活に大 いに役立ててもらいたいと思います。 ■授業計画 ① 授業内容・進行についてオリエンテーション ② 心と身体のつながり(秘められた可能性のために …。) ③ 健康・体力とは? ④ 姿勢・歩き方 ⑤ 筋肉について ⑥ 肩こり・腰痛症 ⑦ ストレス・自律神経失調症 ⑧ ダイエットについて ⑨ 栄養について ⑩ アルコールについて (あなたは飲める族?飲めない族?) 喫煙について ⑪ 熱中症、救急処置法 ⑫ 性について1 ⑬ 性について2 ⑭ まとめ ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 自分自身に降り掛かる身近な問題から健康を考え、自分 で自分を守る知識、運動の必要性を感じ、心身への意識 改革ができればと思う。 ■評価方法 授業参加度 50% 小レポート 20% レポート 30% ─ 67 ─ 芸術教養科目 体育実技ⅠA 体育実技ⅠB 廣中主司 228027 248020 ⅠA 前期 火曜 2・3講時 ⅠB 前期 火曜 4・5講時 ■テーマ 「教職課程受講者対象体育」 (教職課程受講希望者以外は履修しないこと) 定員がありますので、履修には予備登録が必要です。 履修希望者は教職課程用体育実技エントリー科目申込み 用紙を提出し、抽選の結果を確認した上で履修して下さ い。(定員 40名) 初日は、運動のできる服装・体育館シューズ・3×4cm 程度の証明写真を持参の上、体育館に集合して下さい。 ■評価方法 参 加 度50 %、 実 技 点( レ ポ ー ト・ 授 業 内 の 実 技 評 価 ) 50%で評価します。 参加度評価は、半期欠席回数2回までとする。 実技評価は、自己評価(絶対評価採点) 総合評価は、参加度を優先として、実技点を追加評価す る。(参加度評価が出来ない場合は、実技点の加算は出 来ない) ■授業概要 積極的な、からだづくり改造計画が出来る、プログラム 構成で授業をすすめます。健康科学実習では、身体への 気づき を中心に、心拍数・体脂肪・血圧などの生活習 慣病対処法を体験学習する。また身体表現活動では、 ウォーキング・キンボール・ソフトバレーボールなど健 康スポーツを実施致します。 東洋的健康法の実践と身体の不思議変化への実験、介護 体験への、予備学習として人権への尊重を中心に、コミュ ニケーション・運動支援・リクレーション支援等の実践 学習で指導力を身につけていきます。 ■授業計画 ①∼③ オリエンテーション・自己紹介・体力測定 ④∼⑥ 健康科学実習・ウォーキング・縄跳び ⑦∼⑨ 健康スポーツ・キンボール・ソフトバレーボー ル・バドミントン ⑩∼⑫ 気操体健康法・運動支援・リクレーション支援 東洋的運動・目隠し歩行実践 ⑬∼⑭ 健康スポーツ・キンボール・バレーボール まとめ ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 授業中に適宜指示 ■到達目標 体力測定・身体表現活動から自分自身への体力・健康管 理目標をたてる。介護体験への予備授業として、相手に 優しい運動支援・リクレーション支援実践などを、演習 形式ですすめて行きます。その内容を、自己総合評価 70%以上習得することを目標として下さい。 ─ 68 ─ 体育実技ⅠF 高木克美・小山きくこ ⅠC 後期 月曜 1・2講時 ⅠD 後期 月曜 3・4講時 ⅠE 後期 火曜 1・2講時 118026 138009 218006 ■テーマ 「教職課程受講者対象体育」(教職課程受講希望者以外は エントリーしないこと) 定員がありますので、履修には予備登録が必要です。履 修希望者は教職家庭用体育実技エントリー科目申込用紙 を提出し、抽選の結果を確認したうえで履修してくださ い。(定員40名) 初日は、運動のできる服装、体育館シューズ、3×4cm 程度の証明写真を持参の上、体育館に集合してください。 ■授業概要 身体の状態を数値評価することで自分自身の状態を知 り、身体表現活動で積極的に改善すると同時に、様々な 可能性を引き出すことを目標にします。 身体表現活動では、キレイな姿勢で歩くウォーキング、 ソフトバレーボール・バドミントン・バスケットボール・ HIPHOPダンスを実施します。また、東洋医学の経絡(ツ ボ)の考えとストレッチを合わせた経絡ストレッチヨガ では、身体の「感覚」へアプローチし自然治癒力を活性 化します。 この授業を通して、人とのコミュニケーション力や協調 性、指導力を身につけていきます。 ■授業計画 ①∼③ オリエンテーション 自己紹介 体力測定 ④∼⑥ 健康科学実習 ウォーキング 経絡ストレッチヨガ ⑦∼⑨ ソフトバレーボール バドミントン ⑩∼⑫ バスケットボール HIPHOPダンス ⑬∼⑭ 経絡ストレッチヨガ まとめ 前期 土曜 1・2講時 芸術教養科目 体育実技 ⅠC 体育実技 ⅠD 体育実技 ⅠE 廣中主司 618001 ■テーマ 「保育士課程受講者対象」 (保育士課程受講希望者以外は履修しないこと) 初日は、運動のできる服装・体育館シューズ・3×4cm 程度の証明写真を持参の上、体育館に集合して下さい。 ■授業概要 身体機能の強弱は、個人差があるものの発育過程の子供 に大切な事は、からだの正しい動きを身につけることで しょう。身体活動の基本的な動きは、歩く・跳ぶ・まわる・ 走る・バランスからはじまります。この授業では、基本 の動きを自分自身の身体に感じ取り(身体知・身体で感 じ身につける)子供達に正しく伝えられる指導力を学習 してこれからの学生生活の基盤にして頂きたい。 実技は、 徒手体操・ストレッチ・キンボール・あそび 作りの発表・器械運動・等も行います。 ■授業計画 ①∼③ オリエンテーション・自己紹介・体力測定 ④∼⑧ 徒手体操(倒立運動・側転運動など)・縄跳び ⑨∼⑫ 身体基礎運動(歩く・走る・バランスなど) 健康づくり運動(バレーボール・キンボールな ど) ⑬∼⑮ あそび作り発表・まとめ ■テキスト プリントの配布をする。 ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 人間力(挨拶・コミケーション力・観察等)を身につける。 身体知・身体で感じて身につけたことを、正しく伝達で きる指導力と基礎体力を養う事を目標とする。 ■テキスト 使用しない 資料の配布をします。 ■参考書・参考文献 使用しない 授業中に適宜指示。 ■到達目標 身体表現活動を通して身体の活性化をはかり、心と体の 健康・自分自身の可能性を広げることを目標とする。 ■評価方法 参 加 度60 %、 実 技 点( レ ポ ー ト・ 授 業 内 の 実 技 評 価 ) 40%で評価します。 参加度評価は、半期欠席回数1回までとする。 (挨拶・コミュニケーション力も評価対象とする) 実技評価は、実技評価点・レポート評価点 (プリント) 総合評価は、参加度を優先として、実技点を追加評価す る。(参加度評価が出来ない場合は、実技点の加算は出 来ない。) ■評価方法 授業参加度50%、実技点(レポート・授業内容の実技評価) 50%で評価します。 参加度評価は、半期欠席回数2回までとする。 実技評価は、実技評価点・レポート評価点。 総合評価は、参加度を優先として実技点を追加評価する。 (参加度評価ができない場合は実技点の加算はできない) ─ 69 ─ 芸術教養科目 体育実技ⅡA 前期 月曜 5講時 廣中主司 体育実技ⅡB 158005 後期 火曜 3講時 ■テーマ 「身体表現活動」 ※履修希望者は事前にエントリーする必要があります。 抽選の結果を確認した上で履修して下さい。 (定員 各40名) 初日は、運動のできる服装・体育館シューズ・3×4cm 程度の証明写真を持参の上、体育館に集合して下さい。 ■授業概要 積極的な、からだづくり改造計画が出来る、プログラム 構成で授業をすすめます。身体表現活動では、ウォーキ ング・キンボール・ソフトバレーボール・バスケットボー ルなど健康スポーツを実施致します。 東洋的健康法の実践と身体の不思議変化への実験など。 ■授業計画 ①∼② オリエンテーション・自己紹介・体力測定 ③∼⑤ ウォーキング・縄跳び ⑥∼⑧ キンボール・ソフトバレーボール・バドミント ン・バスケットボール ⑨∼⑪ 東洋的運動 ⑫∼⑭ 健康スポーツ・まとめ ■テキスト 資料の配布をします。 高木克美・小山きくこ 238007 ■テーマ 履修希望者は事前にエントリーする必要があります。抽 選の結果を確認したうえで履修してください。(定員40 名) 初日は、運動のできる服装、体育館シューズ、3×4cm 程度の証明写真を持参の上、体育館に集合してください。 ■授業概要 身体の状態を数値評価することで自分自身の状態を知 り、身体表現活動で積極的に改善すると同時に、様々な 可能性を引き出すことを目標にします。 身体表現活動では、キレイな姿勢で歩くウォーキング、 ソフトバレーボール・バドミントン・バスケットボール・ HIPHOPダンスを実施します。また、東洋医学の経絡(ツ ボ)の考えとストレッチを合わせた経絡ストレッチヨガ では、身体の「感覚」へアプローチし自然治癒力を活性 化します。 この授業を通して、人とのコミュニケーション力や協調 性、指導力を身につけていきます。 ■授業計画 ①∼③ オリエンテーション 自己紹介 体力測定 ④∼⑥ ウォーキング 経絡ストレッチヨガ ⑦∼⑨ ソフトバレーボール バドミントン ⑩∼⑫ バスケットボール HIPHOPダンス ⑬∼⑭ 経絡ストレッチヨガ まとめ ■テキスト 使用しない 資料の配布をします。 ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 身体表現活動や健康スポーツ等で自分自身への体力増 進・健康管理目標をたて自己実現に努力をしてください 演習形式ですすめて行きます。その内容を、自己総合評 価70%以上習得することを目標として下さい。 ■評価方法 参 加 度60 %、 実 技 点( レ ポ ー ト・ 授 業 内 の 実 技 評 価 ) 40%で評価します。 参加度評価は、半期欠席回数2回までとする。 実技評価は、自己評価(絶対評価採点) 総合評価は、参加度を優先として、実技点を追加評価す る。(参加度評価が出来ない場合は、実技点の加算は出 来ない) ■参考書・参考文献 使用しない 授業中に適宜指示。 ■到達目標 身体表現活動を通して身体の活性化をはかり、心と体の 健康・個性の可能性を広げることを目標とする。 ■評価方法 授業参加度60%、実技点(レポート・授業内容の実技評価) 40%で評価します。 参加度評価は、半期欠席回数2回までとする。 実技評価は、実技評価点・レポート評価点。 総合評価は、参加度を優先として実技点を追加評価する。 (参加度評価ができない場合は実技点の加算はできない) ─ 70 ─ 廣中主司 前期前半 月曜 2・3講時 芸術史ⅠA・B 128008 河上眞理 ⅠA 前期 火曜 1講時 ⅠB 後期 月曜 2講時 ■テーマ 「硬式テニス&フットサル」 芸術教養科目 体育実技Ⅲ 218007 128009 ■テーマ 19世紀までの西洋美術史の軸 (定員 30名) ※履修希望者は事前にエントリーする必要があります。 初日は、運動のできる服装・3×4cm程度の証明写真を 持参の上、岩倉グランドに集合して下さい。 ■授業概要 積極的な、からだづくり改造計画が出来る、プログラム 構成で授業をすすめます。テニスでは、ダブルスゲーム が出来る技術習得を目標にすすめます。フットサルは、 5名チームで試合形式を重視しながら授業をすすめま す。 ■授業計画 ①∼② オリエンテーション・自己紹介・体力測定 ③∼⑤ テニスはダブルスゲーム(サーブ・ストローク ⑥∼⑧ ボレー・スマッシュなどの練習)フットサルは ⑨∼⑬ 5名ゲーム(パス・シュート・ゲーム) ⑫∼⑭ まとめ ■テキスト 資料の配布を行います。 ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 硬式テニスやフットサル等で自分自身への体力増進・健 康管理目標をたて自己実現に努力をしてください。試合 形式ですすめて行きます。その内容を、自己総合評価 70%以上習得することを目標として下さい。 ■評価方法 参 加 度60 %、 実 技 点( レ ポ ー ト・ 授 業 内 の 実 技 評 価 ) 40%で評価します。 参加度評価は、半期欠席回数2回までとする。 実技評価は、自己評価(絶対評価採点) 総合評価は、参加度を優先として、実技点を追加評価す る。(参加度評価が出来ない場合は、実技点の加算は出 来ない) (備考)グランドには貸切送迎バスで集合します。案内 は芸術教養掲示板に掲示します。 ・雨天の場合は休講し、その分の授業は前期後 半に行います。 ■授業概要 古代ギリシアから19世紀初頭までの西洋の美術史を概観 します。絵画や彫刻を、それらが置かれている建築や都 市の空間との関係を含めて考察していきます。また、そ れぞれの作品が誕生した社会や歴史、美術家同士の関係、 美術家と委嘱者との関係、絵画化された主題は何か、な ども視野に含めて検討していきます。 併せて、過去に作られた作品がもっている現代的な意味 は何か、ということも考えていきたいと思います。 学生諸君の制作や研究のためのヒント、欧米諸国への旅 行を十分に楽しむためのヒントも見つかるでしょう。 ■授業計画 ① ギリシア美術 ② ローマ美術 ③ 初期キリスト教美術 ④ 旧約聖書を主題とする絵画 ⑤ 新約聖書を主題とする絵画Ⅰ ⑥ 新約聖書を主題とする絵画Ⅱ ⑦ ビザンティン美術 ⑧ ロマネスク美術 ⑨ ゴシック美術 ⑩ ルネサンス美術Ⅰ ⑪ ルネサンス美術Ⅱ ⑫ バロック美術・ロココ美術 ⑬ 新古典主義 ⑭ まとめ ■テキスト 『カラー版西洋美術史』高階秀爾監修/美術出版社/1,995 円(税込) ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 西洋の各時代、各様式の基礎的な特徴を把握し、その造 形理念を理解するとともに、19世紀までの西洋美術史の 軸となってきた事物を理解する。自身の制作や研究のた めのヒント、欧米諸国への旅行に際してのヒントを得る。 ■評価方法 本授業は全回出席を大前提としたうえで、授業への参加 度(50%)および、期末試験の評価(50%)を総合して おこないます。 授業への参加度は、出席カードに記入する各回の「問」 に対する「回答」によって計ります。 遅刻は20分までしか認めません。 ─ 71 ─ 芸術教養科目 芸術史ⅡA・B 河上眞理 ⅡA 前期 火曜 2講時 ⅡB 後期 火曜 1講時 芸術史ⅢA・B 228028 218008 鈴木雅子 A 前期 火曜 3講時 B 後期 火曜 3講時 ■テーマ 近代および現代の芸術の変遷を考える─19世紀半ばから 20世紀まで 238008 238009 ■テーマ 「古代から近世までの日本・東洋芸術史」 ■授業概要 19世紀半ばから20世紀までの欧米における芸術史を概観 します。芸術における「近代」とは何を意味しているの でしょうか。何をもって「近代」と呼ぶのでしょうか。 それは「現代」とどのように結びついているのでしょう か。 作品を見ながら、この時代のさまざまな「主義」 ・ 「主張」 を考察していきます。作品が誕生した歴史的・文化的背 景の理解も深めていきましょう。 学生諸君の制作や研究のためのヒント、欧米諸国への旅 行を十分に楽しむためのヒントも見つかるでしょう。 ■授業概要 古代から17世紀頃までの日本の芸術史を通観する。近代 以前、日本の芸術の発展に一貫して大きく影響を与えて きたのは中国を主とする東洋の芸術である。したがって それらにもできるだけ触れながら、日本の芸術史の動向 を体系的に捉えてもらいたい。古い芸術は宗教に関する ものが多く、難解なイメージがあるかもしれないが、視 点を変えればそれらは新鮮で、基礎知識があればさらに 興味も増すだろう。日本文化の性質を捉えようとする試 みは、近現代や外国の芸術を理解する目を養うことにも なる。恵まれた環境を活かして、ぜひ実作品の観賞と併 せて受講してほしい。 ■授業計画 ① ロマン主義 ② 写実主義 ③ 印象主義 ④ 象徴主義 ⑤ 後期印象主義 ⑥ 世紀末の美術 ⑦ フォーヴィスムと表現主義 ⑧ キュビスムと未来派 ⑨ 抽象と構成 ⑩ ダダとシュルレアリスム ⑪ 20世紀の具象絵画 ⑫ ネオ・ダダとポップ・アート ⑬ 1960年代以降のアート ⑭ まとめ ■授業計画 ① はじめに─日本美術鑑賞のために─ ② 仏教美術の誕生と伝来 ③ 飛鳥時代の美術 ④ 天平文化─国家仏教の美術─ ⑤ 新しい仏教の伝来─密教美術─ ⑥ 浄土教の芸術 ⑦ 法華経の美術と工芸 ⑧ 和様の追求─絵巻─ ⑨ 本地垂迹思想の美術 ⑩ 慶派仏師の出現 ⑪ 唐物趣味と禅宗の絵画 ⑫ 桃山障屏画 ⑬ 王朝文化への憧れと数寄の芸術 ⑭ 南蛮趣味と風俗画 ■テキスト 『カラー版西洋美術史』高階秀爾監修/美術出版社/1,995 円(税込) ■参考書・参考文献 『カラー20世紀の美術』末永照和監修/美術出版社/2,625 円(税込) ■到達目標 19世紀半ばから20世紀までの芸術の変遷を理解し、各時 代アートシーンにおける基礎的な特徴を把握する。 自身の制作や研究のためのヒント、欧米諸国への旅行に 際してのヒントを得る。 ■テキスト 『増補新装〔カラー版〕日本美術史』辻惟雄 監修/美 術出版社/参考価格1,995円(税込) 毎回プリントを配布する。 ■参考書・参考文献 ■到達目標 日本・東洋の芸術史に関する基礎的知識を身に付け、鑑 賞力を養う。 ■評価方法 授業参加度50%、期末試験50% ■評価方法 本授業は全回出席を大前提としたうえで、授業への参加 度(50%)および、期末試験の評価(50%)を総合して おこないます。 授業への参加度は、出席カードに記入する各回の「問」 に対する「回答」によって計ります。 遅刻は20分までしか認めません。 ─ 72 ─ 建築と文明 近藤壮 ⅣA 前期 月曜 2講時 ⅣB 後期 月曜 3講時 後期 火曜 1講時 128010 138010 芸術教養科目 芸術史ⅣA 芸術史ⅣB 玉田浩之 218009 ■テーマ 古代から近世までの建築史 ■テーマ 「18世紀から現代までの日本・東洋の芸術」 ■授業概要 18世紀から現代までの日本・東洋の芸術を概観する。日 本の芸術の展開を軸として、東洋の芸術の展開を見据え ながら進めていく。各時代・地域の代表的な作品を取り 上げ、造形的な分析とあわせて、作品が生み出された社 会的・文化的背景について考えていきたい。また日本・ 東洋の芸術の「近代化」「西欧化」「国際化」「情報化」 とは何か、という問いを通して、日本の芸術のアイデン ティティーを確認し、自らの思考や制作の糧となること を目指したい。 ■授業計画 ① はじめに ② 江戸時代中期の美術 ③ 江戸時代後期の美術 ④ 幕末と開国の美術 ⑤ 写真技術の発展と絵画 ⑥ 文明開化と美術 ⑦ 明治の洋画・日本画 ⑧ 国家と美術 ⑨ アジアへのまなざし ⑩ 戦争と美術 ⑪ 戦後美術の展開 ⑫ 80年代以降の美術 ⑬ アジア美術の現在 ⑭ まとめ ■授業概要 西洋建築の理解に欠かせない様式史を基本とし、古代か ら近世にいたるまで順を追って講ずる。世界の建築はど のようにしてつくられてきたのか。その場所の文化、環 境、社会、宗教に目を向けながら建築の理解を深め、歴 史的、文化的価値を多面的に理解する感性を養うことを 目的とする。同時に現代建築との関係も考えてみたい。 ■授業計画 ① イントロダクション ② 古代ギリシャ建築 ③ 古代ローマ建築 ④ 古代ローマ建築 ⑤ ビザンティン建築 ⑥ ロマネスク建築 ⑦ ロマネスク建築 ⑧ ゴシック建築 ⑨ ゴシック建築 ⑩ ルネサンス建築 ⑪ ルネサンス建築 ⑫ バロック建築 ⑬ バロック建築 ⑭ 新古典主義建築 ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 『西洋建築史図集』日本建築学会/彰国社/2,625円 『ヨーロッパ建築史』西田雅嗣編/昭和堂/2,400円 ■テキスト 『カラー版 日本美術史』美術出版社/1,995円 ■参考書・参考文献 『カラー版 東洋美術史』美術出版社/2,625円 ■到達目標 日本・東洋美術史に関する基礎的な情報と知識を得て、 作品が生み出された社会的・文化的背景を理解する。 ■到達目標 代表的な歴史的建造物を見て、時代背景、様式、おおよ その建設年代が察知できる能力を身につけること。 海外旅行時に主要な歴史的建築を楽しめるようになるこ と。 ■評価方法 授業参加度50%、中間レポート20%、期末レポート30% ■評価方法 授業参加度50%、小レポート10%、期末レポート40% ─ 73 ─ 芸術教養科目 芸術・デザイン概論 後藤繁雄 後期 火曜 4講時 デザイン論 248021 羽生清 後期 月曜 2講時 ■テーマ 「芸術・デザインの本質と、時代における変化の要因を 知る。」 ■授業概要 芸術やデザインの動向はクリエイティブをこころざす者 や、ひいては21世紀を生き抜き、日本が国際社会の中で サバイブしていく上で、きわめて重要である。20世紀に おける芸術・デザインの動きを整理し、学びながら、21 世紀において、我々がどのように芸術・デザインと関わ りをもち、具体的に展望できるかを問いたい。担当教員 の授業をベースに、さまざまな芸術・デザインの現場で 活躍するゲストを招き、活動指針となるような事や制作 活動に役立つ考え方をリアルに伝えていく。 ■授業計画 担当教員が授業を行いながら、ゲストを招いてのオムニ バス形式の授業も行う。 ① アートやデザインを学ぶとはどのようなことかⅠ (デザインとアートの新ベーシック) ② アートやデザインを学ぶとはどのようなことかⅡ (デザインとアートの新ベーシック) ③ デザインの現在と未来Ⅰ (日本を中心に) ④ デザインの現在と未来Ⅱ (グローバルを中心に) ⑤ デザイナーの視点:ゲストデザイナーを予定 ⑥ アートフェアという文化装置 ⑦ 国際展という文化装置 ⑧ アーティストの視点:ゲストアーティストを予定 ⑨ デザインとアートの横断領域(コンテンポラリー・ アート、写真) ⑩ アートの仕事とは何か? ⑪ キュレイターの視点:ゲストキュレイターを予定 ⑫ クリエイティブはこれからどうなるのか? ⑬ アートとデザインをめぐる戦略 ⑭ 総括 128011 ■テーマ 「生活文化としてのデザイン」 ■授業概要 デザインを通して古代から今日までの私たちの生活につ いて学ぶ。それは物づくりから、つくられた物を使って 生活する行為に至るまで広く私たちの毎日と関わってき た。テキストと映像資料を通して、デザインを意識して 生活することの大切さについて学び、人類のこれからを 考える。 ■授業計画 ① デザインとは何か ② デザインの黎明・古代 ③ デザインの生成・中世 ④ デザインの展開・近世 ⑤ デザインの確立・近代⑴ウィリアム・モリス ⑥ デザインの確立・近代⑵アーツ・アンド・クラフツ ⑦ デザインの確立・近代⑶アール・ヌーヴォー ⑧ デザインの確立・近代⑷バウハウス ⑨ デザインの解体・現代 ⑩ デザインのこれから ⑪ 試験 ■テキスト 『デザイン論』羽生清/京都造形芸術大学/2,520円(税込) ※初回授業時に販売しますので、この時に必ず購入して 下さい。 ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 デザインを知識として捉えるのではなく、それぞれの生 活の問題として考え、デザインについて自分の言葉で語 ることができるようにする。 ■評価方法 講義に積極的に参加し自分で考える態度を身につけたか どうかを出席カードと期末試験で評価する。(授業参加 度50%、期末試験50%) ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 授業にあわせ、そのつど配布する。 ■到達目標 芸術やデザインを知識で捉えるのではなく、自分の生き 様としっかりつながりを持って制作活動や研究する力を つける。 ■評価方法 ①出席(欠席3回で単位不可) ②遅刻早退は認めない(欠席扱いとなる) ③出席カード ④(小レポート)を総合的に評価 ─ 74 ─ 美術史A 美術史B 河上眞理 A 前期 月曜 4講時 B 後期 月曜 4講時 148009 148010 芸術教養科目 美術論A・B 菅原真弓 A 後期 月曜 3講時 B 後期 月曜 5講時 ■テーマ 15世紀から20世紀までの西洋と日本の美術論 138011 158006 ■テーマ 「資格課程受講希望者のための美術の歴史」 ■授業概要 15世紀から20世紀までに西洋及び日本で活躍した美術家 による代表的な美術論・絵画論、書簡などの一部を読み、 そこで理想とされた「形」を理解し、その理論が誕生し た社会・文化を考察します。 学生諸君の制作や研究のためのヒント、欧米諸国への旅 行を十分に楽しむためのヒントも見つかるでしょう。 ■授業計画 ① 西洋における「美術」の誕生 ② レオナルド・ダ・ヴィンチ ③ ジョルジョ・ヴァザーリ ④ ニコラ・プッサン ⑤ フランシスコ・デ・ゴヤ ⑥ ポール・セザンヌ ⑦ アンドレ・ブルトン ⑧ 日本における「美術」の誕生 ⑨ 高橋由一 ⑩ 岡倉天心 ⑪ 黒田清輝 ⑫ 萬鉄五郎 ⑬ 古賀春江 ⑭ まとめ ■授業概要 古代から近代までの日本美術史、及び西洋美術史を概観 する。時代ごとに覚えておくべき重要な作品の特徴を捉 える。また、その作品が生まれた文化的・社会的な背景 を理解することによって、時代ごとの様式の特徴も把握 する。日本美術史に関しては、アジア諸国との関係を考 察することによって、アジアにおける日本の美術の歴史 という視点も導入したい。 なお、受講者各自の負担により、学期中に行われる展覧 会、もしくは常設展などを鑑賞し、それに関する小レポー ト提出を複数回、課す予定である。 ■授業計画 ① はじめに∼日本美術概説∼ ② 飛鳥・奈良時代 ③ 平安時代 ④ 鎌倉・南北朝時代 ⑤ 室町時代 ⑥ 桃山時代 ⑦ 江戸時代 ⑧ 近代 ⑨ 西洋美術史概説 ⑩ 現代:ポップアート ⑪ 近代:印象派と日本美術の関係 ⑫ 近代:印象派前史 ⑬ 近代:バロック・ロココ ⑭ 近代:ルネサンス ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない 適宜参考文献を挙げる。 ■テキスト 使用しない ■到達目標 ルネサンスから20世紀までの代表的な美術論の主旨と、 そこで理想とされた美術作品を理解する。 ■評価方法 本授業は全回出席を大前提としたうえで、授業への参加 度(50%)および、期末試験の評価(50%)を総合して おこないます。 授業への参加度は、出席カードに記入する各回の「問」 に対する「回答」によって計ります。 遅刻は20分までしか認めません。 ■参考書・参考文献 適宜指示する。 ■到達目標 日本美術史、及び西洋美術史の重要な作品の特徴とその 作品が誕生した背景を理解し、時代ごとの様式の特徴を 把握する。 なお、資格課程受講希望者を対象とするため、日本国内 のミュージアムに所蔵する作品とその理解を求める。 ■評価方法 授業参加度(小レポート含む)50%、試験50% ※「美術史」は複数クラス開講しているが必ず自身の履 修登録したクラスに出席すること。 ─ 75 ─ 芸術教養科目 文化史 菅原真弓 前期 火曜 3講時 図学 238010 玉田浩之 後期 火曜 2講時 228029 ■テーマ 「学芸員課程受講者のための文化史」 ■テーマ 空間認識力を高める ■授業概要 「文化」には、芸術作品や文学、宗教、思想など様々な 要素が含まれます。また文化は、それぞれの時代の社会 や国家システムの影響を強く受けていきます。この講義 では主に、「他者」を意識せざるを得なかった日本近代 文化の歴史を、いくつかのテーマを立てて語ります。島 国である日本の文化は古来、近隣諸国、特に中国大陸や 朝鮮半島の優れた、進んだ文化を受け入れて変化をして きました。しかし近代以降の日本は、西欧諸国という、 人種も背負ってきた歴史も違う「他者」の様々な文化を 受け入れ、否応なく変化を遂げていくことになります。 本講義では、主に近代以降の日本の文化を、芸術作品を 軸に据え、西欧との関係において詳説していきます。 ■授業概要 図学とは、立体物や空間といった3次元の世界を平面上 に表現するための学問です。近年コンピューターによる 作図が一般化していますが、そうした場面でも図学の基 礎が役立ちます。本講義では、基本的な作図例題の実践 を通して、作図の基本的手法を学び、立体の把握能力・ イメージ能力・表現能力を養います。 ■授業計画 ① はじめに 日本文化の多様性 ② 印刷文化の時代─幕末の浮世絵版画が描き出したも の ③ 浮世絵版画の明治維新─ジャポニスムと東西交流 ④ 「報道」と近代美術① ⑤ 「報道」と近代美術② ⑥ 流入する技術─「何を描けばよいのか」 ⑦ 「写真」と近代美術 ⑧ 近代工芸が置き去りにしたもの ⑨ 「風景」を描く─風景画の成立① ⑩ 「風景」を描く─風景画の成立② ⑪ 「洋画」と「日本画」 ⑫ 戦争と美術① ⑬ 戦争と美術② ⑭ 日本近代文化とは? ■授業計画 ① オリエンテーション ② 正投影と副投影 ③ 立体の操作:切断と相貫 ④ 斜投影と軸測投影 ⑤ 陰影 ⑥ 透視投影 ⑦ 立体の展開 ⑧ まとめ ※授業にはシャープペンシル、消しゴム、三角定規、コ ンパスを必ず持参すること。 ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 立体の把握能力、イメージ能力、表現能力の向上 ■評価方法 授業参加度50%、授業内課題の制作物50% ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 適宜指示する。 ■到達目標 日本文化の多様性を、現代に生きる私たちの目から再確 認すること。特に、日本の"近い時代 と記す「近代」が 否応無く持った問題点を、制作者として研究者として批 評する視点を持つこと。 ■評価方法 授業参加度(小レポート含む)50%、期末レポート試験 50% ─ 76 ─ 後期 月曜 2講時 浅田彰 身体論 128012 後期 月曜 4講時 ■テーマ 「狭義の『音楽』の枠を超え、『音』をめぐる芸術の流れ を多角的に考える」 ■授業概要 音楽史といえば西洋のクラシック音楽の歴史を中心とす るものがほとんどでしょう。それを地域的にも領域的に も多角的にとらえなおす(非西洋も含め、また民俗音楽 やポピュラー音楽も含めて)とともに、狭義の「音楽」 の枠を超え、「音」というものが技術とも関連して芸術 の中でどのように展開されてきたか、とくに20世紀以降、 未来派からジョン・ケージやミニマル・ミュージックを へていわゆる音響派にいたるまで、コンサート・ホール からカラオケやiPodにいたるまで、どのように展開され ているかを、視聴覚資料を多用しながら、総合的に考え ます。 ■授業計画 みなさんとの質疑応答や討論を重視しながら自由に議論 を進めていきます。 ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 適宜指示する。 ■到達目標 一応、西洋・東洋の音楽史に関する一般的な知識を習得 した上で、その枠を超え、音をめぐる芸術の諸相を知る ことを目標とします。 ■評価方法 授業参加度50%、期末レポート50% 出席のための出席ではなく、質疑応答や討論への参加を 重視します。その場で提起できなかった質問や意見を記 入した出席カードも評価の参考とします。 芸術教養科目 音と芸術 田口貞善 148014 ■テーマ 「表現と筋の機能∼芸術解剖学的観点から∼」 ■授業概要 身体の構造と機能を基礎的に把握した後、顔を含めてか らだの様々な表現を筋(骨格筋)の機能との関連から解 析する。 ■授業計画 ① 統合体としてのからだの形態と機能 ② 運動を支えるエネルギーを生み出す仕組み ③ 運動と呼吸機能 ④ 運動と循環機能 ⑤ 運動と筋の酸化能 ⑥ 運動と解糖能 ⑦ 筋機能と力、パワー ⑧ 表情と骨格筋の種類 ⑨ 表情筋のはたらき ⑩ 運動、スポーツにみる表情と筋機能 ⑪ 絵画にみる表情と筋機能の特徴 ⑫ 表情の左右対称と芸術性 ⑬ 力の表現の特徴 ⑭ 穏やかな、怒りの、悲しみの、さらに喜びの表情筋 ⑮ まとめ ■テキスト 『スポーツサイエンス入門』田口貞善編著/丸善 3,045円 ■参考書・参考文献 授業中に適宜紹介する。 ■到達目標 からだの基本的な構造と機能を理解させ、特に表情、表 現と骨格筋の機能を学習させる。 ■評価方法 授業参加度50%、筆記試験50% ─ 77 ─ 芸術教養科目 情報メディア論A 情報メディア論B 情報メディア論C 秋山豊寛 前期 火曜 1講時 218010 ■テーマ 現代のマスメディアについての理解を深める。いわゆる メディア・リテラシー入門Ⅰ。 ■授業概要 現代はメディアの時代と言われています。なかでも一般 的に影響力があるといわれるのが新聞、テレビなど、マ スメディア。「影響」というのは、人々の判断や行動に 何らかの支配力を持つ可能性があるということ(それも 気が付かないうちに)。 そうだとすれば、自分に「影響」を与えるかもしれない マスメディアなるものについての理解を、ほんの少しで も深めることは、この世を生き抜く上で意味があります。 まして将来、こうした「業界」で仕事をする可能性のあ る学生は、ぜひとも知っておくべき情報を提供します。 ■授業計画 Ⅰ.現状 ① 私のテレビ体験 ② 中継技術とスタジオ作業 ③ テレビを支える人々(いわゆる業界の実情) ④ 記者クラブ制度と「ニューメディア」 Ⅱ.公共材としてのマスメディア ⑤ 人間は何故、情報を欲しがるのか(その生物学的根 拠) ⑥ 技術と情報─⑴ラジオと映画と都市化の関連 ⑦ 技術と情報─⑵情報操作について ⑧ 政治とテレビ Ⅲ.産業としてのマスメディア ⑨ 映像の商品化の歴史・映画産業からテレビ産業まで ⑩ 商品としての新聞の成立・アメリカと日本 ⑪ 何故、視聴率か・マーケティングと連携するビジネ ス ⑫ ソフト国際化の情景・インターネットとfacebookの 登場 ⑬ レポート作成準備・講評 ⑭ まとめ ■テキスト 使用しない A 前期 火曜 5講時 B 後期 火曜 5講時 258017 258018 ■テーマ ウェブ活用入門 ■授業概要 毎回、注目されるインターネット関連企業や、インター ネットで提供される身近なサービスを取り上げて、それ らの企業やサービスが、どのように世界を変えているの か、変えてゆくのかについて考える。その時々のトレン ドに配慮して、講義のテーマを選んでゆくので、下記の 授業計画に示すテーマは順不同である。 ■授業計画 はじめに 今の時代について ワールド・ワイド・ウェブの歴史 SNS(twitter、facebook他) 脱パソコン時代(スマートフォン、タブレットPC) クラウド・コンピューティング(Googleドキュメント他) フォークソノミー(はてなブックマーク他) Eコマース(Amazon他) 電子マネー(PayPal他) 電子出版(Amazon他) 音楽産業(Apple他) 映画産業(Hulu他) 広告産業(Google、facebook他) ジャーナリズムの未来(ブログメディア、ニコ動) まとめ これからの時代について ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 インターネットやウェブの現在を知り、ウェブを自らの 生活、制作活動や学習、自らのキャリア形成のために活 用できるようになる。さまざまなメディアを活用して今 の時代を認識し、これからの時代を自分の頭で考えられ るようになる。 ■評価方法 レポート試験 ■参考書・参考文献 学生の基礎読書力に応じて、そのつど指示。 中西洋一 ■到達目標 現代世界の重要な構成要素であるマスメディアについて の基礎知識を習得する。 ■評価方法 授業への参加、必要に応じてミニテスト(60%)。レポー ト試験(40%)。 ─ 78 ─ 芸術教養科目 メディアプログラム概論 神田竜 後期 月曜 3講時 138012 ■テーマ 「アート制作のためのプログラミング言語入門」 ■履修にあたっての注意事項 受講者は必ず授業に各自のノート型パソコンを持参する こと(MacでもWindowsでも可)。 ※OSはWindowsならXP以上、MacならOSX10.5以上、 また推奨メモリが2Gの機材が必要です。 ■授業概要 コンピュータを活用したインタラクティブアートと呼ば れる作品を制作するためのプログラミング言語について 基礎的な解説と演習を行う。音声や画像処理、ネットワー ク通信等のトピックを取り上げ、実際のプログラミング 手法を学ぶ。また、授業内で学んだプログラミング手法 を用いた習作を最終課題として各自が制作することを目 標とする。 ■授業計画 ① はじめに コンピュータを活用した作品の事例紹介 プログラミング言語の紹介 ② ビジュアルプログラミング入門 基本的なプログラミング手法 ③ ビジュアルプログラミング入門 サンプリング&プレイバック ④ ビジュアルプログラミング入門 基礎的な音響エフェクトの制作 ⑤ Processing 入門 Processingの基本的なプログラミング手法 ⑥ Processing 入門 基礎的なアニメーション インタラクションの付加 ⑦ Processing 入門 オブジェクト指向解説 ⑧ Processing 入門 ライブラリを使用する webカメラとの連携 ⑨ Processing 入門 Processingで音声を扱う ⑩ Processing 入門 OSCを用いたソフトウェア間の連携 ⑪ 課題制作 ⑫ 課題制作 ⑬ 課題発表と講評会 ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 授業の中で適宜紹介する。 ■到達目標 インタラクティブアートの制作に必要な基礎的な技術を 把握し、そのプログラミング手法を自らの制作の中で活 用できるようになる。 ■評価方法 授業参加度50% 課題提出による評価50% ─ 79 ─ 芸術教養科目 映像メディア論 伊藤高志 148011 後期 月曜 4講時 ■到達目標 映像表現の特異性について自分自身の考え方を持つよう になること。 ■テーマ 映像の悦楽と恐怖 ■授業概要 映像を見るとは基本的に受け身であり、言われるがまま の状態、主体性を失った状態である。この催眠状態は気 持の良いものではあるが反面怖いことでもある。洗脳に 身をゆだねてしまうからだ。現代社会の私たちは、映画 やTV、携帯電話やインターネットといった氾濫する映 像メディアの中で生きており、映像を享受する日々を無 意識に送っている。しかし映像は「私」に世界の事象を リアルに伝えるという力を持っている反面、簡単に嘘を つき信じ込ませてしまうという負の力も絶大である。実 は映像作家はこの負の力に魅せられ、ありえない独創的 な世界を創出する悦楽を抱いている。この授業では映像 の持つ特異な力、現実の再現力や四角いフレームという 制約が生み出す 見せない という表現力を映像作家はど のように利用しているか、その仕掛けを客観的に見てい く。映像を鵜呑みにせず主体的・批評的に接するという 態度はこの時代だからこそ強く持つ必要があると思う。 ■評価方法 出席50%、レポート50% ■授業計画 ① 商業主義と芸術/明解なマイケル・ジャクソンの PV、難解なクェイ兄弟制作のPV ② 映像が描く様々な時間/『列車の到着』 (リュミエー ル兄弟)、『勝手にしやがれ』(ゴダール) ③ アクションつなぎとイマジナリーライン/『トムと ジェリーのピアノコンサート』、『彼岸花』(小津安 二郎) ④ フレームと構図/『未知との遭遇』 (スピルバーグ)、 『2001年宇宙の旅』(キューブリック) ⑤ 宮崎駿の緻密な時間・空間設計/『天空の城ラピュ タ』、『長靴をはいた猫』 ⑥ 映像の虚実性/ TVの9.11報道にみられる演出、虚 構のUFO報道 ⑦ パロディという批評態度/メディア社会を皮肉る アーティストたち ⑧ 象徴・比喩という方法論/『手』(トルンカ)、『対 話の可能性』(シュヴァンクマイエル) ⑨ 映像における現実と夢の境界/『男はつらいよ』 (山 田洋次)、『野いちご』(ベルイマン) ⑩ 映像とサウンドの不穏な関係/『野良犬』 (黒澤明)、 『エヴァンゲリヲン・破』(庵野秀明) ⑪ 映 像 と サ ウ ン ド の シ ン ク ロ ナ イ ズ /『 ス タ デ ィ No.7』(フィッシンガー)、 『色彩幻想』(マクラレン) ⑫ 視線とは何か/「見る」という権力と「見られる」 という従属 ⑬ 「私」の視線を虚構化する/「日常」を素材とした 学生作品 ⑭ まとめ:映像の洗脳から覚醒する ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ─ 80 ─ 芸術教養科目 現代アート論ⅠA 銅金裕司 128013 後期 月曜 2講時 ■到達目標 各自が作品制作するときに、参照できるような試みにす る。 ■テーマ 現代アートとは何かを考える。 ■授業概要 これから、現代アートにどのように迫れるでしょうか? この講義では、最新のメディアアートの先にある、まっ たく新しいアートすなわち、ここでは、これこそを現代 アートと呼んで、模索したいと思います。 科学全般、現代アート、さらには現代思想の成果をも とに総合芸術の理論と作品制作などの実践に繋がる「創 造の秘密」に迫りたいと思います。 ■評価方法 課題発表会、展示参加などでみんなで考え、講評しつつ、 評価を定める。 ■授業計画 ① 現代アートと環境表象⑴ 海洋学とメルヴィル的精神 ② 現代アートと環境表象⑵ 数理的精神と2人のフランシス・ベーコン ③ 現代アートと自然と人工 バシュラールと三木成夫の世界 ④ 現代アートと地球生態学⑴ 生態学と生理学(カオスと複雑系の理論から) ⑤ 現代アートと地球生態学⑵ 公害、人為、民意(長良川河口堰と神戸空港など 問題から) ⑥ 現代アートと環境表象⑶ ラン科植物の生物学とオートポイエーシス ⑦ 現代アートと環境表象⑷ 古典園芸文化の現代性あるいは園芸という人為に ついて ⑧ 植物の声を聞く プラントロンとメスメリズム ⑨ 現代アートとアフォーダンス ダーウィンと植物の精神生理学 ⑩ 若沖の生命世界 若沖が京都石峯寺五百羅漢像制作で考えたこと ⑪ 現代アートと精神世界あるいは箱庭論⑴ フランシスイエーツらワールブルグ学派のオカル ト哲学 ⑫ 現代アートと精神世界あるいは箱庭論⑵ ユング心理学と南アジアの風水について ⑬ 現代アートと精神世界あるいは箱庭論⑶ 世界劇場とインターネットあるいは組み合わせ術 ⑭ 情報・バイオメディアアート メディアアートはい かに可能か ⑮ 課題発表 備考(オフィスアワー):[email protected] 木、金曜、 夕方 受講に当たっての留意事項:ときにレポートを課す。学 内の展示などに講座として出展する。 ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ─ 81 ─ 芸術教養科目 現代アート論ⅠB 後期 火曜 3講時 後藤繁雄 238011 ■テーマ 「コンテンポラリーアートの戦略を学び、展覧会をプロ デュースする力を体得する」 ■授業概要 ジャンルを超え、コンテンポラリーアートの分野で生き 抜く(サバイバル)する不可欠な戦略、技術、企画力、 マネージメントを体得することを目的とする。学科をこ えて、少数精鋭のアートプロデュース集団をつくるため の講義、演習(「京都造形と東北芸工の精鋭展」の展覧 会企画・運営)からなるゼミナールである。 ■授業計画 現在のアートマーケットがどのようなしくみによって動 いているかを学習するとともに、実際に新鋭アーティス トを素材に、展覧会や模擬的なギャラリービジネスの演 習も試みる。 ■テキスト 適宜資料を配布する。 ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 コンテンポラリーアートにおけるテーマや見せ方などコ アな感覚と力を身につける。 ■評価方法 ① 授業参加度 ② 出席カード ③ 小レポート 上記を総合的に評価する。 ─ 82 ─ 芸術教養科目 宗教学A・B 新井佑造 218011 218012 A 前期 火曜 1講時 B 後期 火曜 1講時 ■テーマ 多神教世界(日本)から見た一神教世界:宗教と芸術 ■授業概要 「宗教とは何か」 「一神教とは何か」 「宗教と芸術」の 三つのテーマを軸に「宗教」について考察する。 ・宗教は人間の精神活動の大きな一つであるので、いず れの民族や社会においても存在する。ここでいう宗教 とは狭い意味の「宗教」だけではない。すなわち特定 の教義をもとに集団化した既成教団宗教(仏教・キリ スト教・イスラム教など)だけでなく、人間が人間を 超えたものに対して感ずる畏敬・畏怖の念をも含めた 世界を対象とする。 ・多神教世界に住む私たちには分かりにくい世界である 一神教についてその成立と展開を歴史的に考察する。 異文化世界の理解は自分を知ることにつながる。現代 の複雑な国際政治がすべて宗教的要因によって動いて いるわけではないが、政治や経済を動かしているのは 人間であるから、関係は深い。人間を一つのものとし てくくって見るか、二つに分けて見るか、を視点に考 える。 ・芸術と宗教はともに人間の精神活動の表現である。両 者の密接なつながりを視覚的に取り上げて考える。 ・「宗教」を超えて:自由と平等と友愛社会 ─ジョン・レノン「イマジン」の願い─ ■テキスト 使用しない 講義時に資料配布。 ■参考書・参考文献 使用しない 講義時に紹介する。 ■到達目標 この講義によって〈宗教とは何か〉〈人間とは何か〉を より深く考え、〈芸術(とくに西洋美術)世界がより深 く広くなること〉、また〈現在の国際情勢の複雑に絡み 合った糸の一本をほぐすこと〉を目標とする。 ■評価方法 小レポート(出席を前提とした)50% 期末テスト50% ■授業計画 ① 宗教と芸術∼ヒトはいつ造形表現を始めたか? ─ラスコー洞窟絵画を中心に─ ②∼③ カミーノ・サンティアゴと四国・遍路 ─終わった所から始まる─ ④∼⑫ 聖書(物語)の非神話化(歴史)と再神話化(芸術) ─歴史はいかに物語となり、物語はいかに芸術 となったか─ ・ノアの箱船物語と『ギルガメシュ英雄叙事詩』 ─人間の実存理解としての神話─ ブリューゲル「バベルの塔」ほか ・アブラハム物語と「契約」 ─ホロコーストと現代パレスチナ問題─ レンブラント「イサクの犠牲」ほか ・モーセ物語と『星の王子さま』 ─目に見えない大切なこととは─ ボッティチェリ「モーセの試練」ほか ・ダビデとイエス ─ユダヤ教からキリスト教へ─ ミケランジェロ「ダビデ」ほか ・クリスマス物語の誕生と展開 フラ・アンジェリコ「受胎告知」ほか ・イエスのたとえ話:父性宗教から母性宗教へ ゴッホ「よきサマリヤ人」ほか ・イエスはなぜ殺されたのか ─ロック・オペラ「ジーザス・クライスト スーパースター」─ ⑬∼⑭ 現代人と宗教 ・「小さくされた者と共に」(ライフ・シェアリ ング) ─アッシジのフランチェスコ+宮澤賢治─ ─ 83 ─ 芸術教養科目 芸術哲学 前期 火曜 4講時 浅田彰 歴史学 248023 冨永望 前期 月曜 1講時 ■テーマ 「芸術哲学の基礎」 118027 ■テーマ 「戦後日本史概説」 ■授業概要 「芸術とは何か」「哲学とは何か」といった基礎的な問い から出発し、最終的には現代の知の地平において芸術を 考え論ずる能力を身につけることを目指します。その過 程で、哲学・美学の基本的な用語や枠組を習得し、主に 西洋の哲学・美学の流れを概括するとともに、それを非 西洋の視点から相対化し、現代の知の地平のなかに位置 づけます。 ■授業計画 あえて予め計画を決めることはせず、聴講者のみなさん との質疑応答や討論を重視しながら自由に議論を進めて いきます。 ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 適宜指示する。 ■到達目標 古代から現代にいたる哲学と芸術の流れを大きくつか み、基本的な用語と枠組を正しく理解すること、それに よって芸術について(主観的にではなく)できるかぎり 論理的に考え論ずる能力を身につけることを目標としま す。 ■評価方法 授業参加度50%、期末レポート50% 出席のための出席ではなく、質疑応答や討論への参加を 重視します。その場で提起できなかった質問や意見を記 入した出席カードも評価の参考とします。 ■授業概要 敗戦から今日に至る日本の歩みを概観する。国内政治史 が中心の講義になるが、戦後日本は国際情勢の変転に大 きく影響されてきたので、米国やロシア、東アジア諸国 の政治史にも適宜言及する。 ■授業計画 ① イントロダクション-敗戦と占領の開始 ② 占領前期─五大改革指令 ③ 占領前期─東京裁判と新憲法 ④ 占領後期─日米軍事同盟路線 ⑤ 占領下のサザエさん ⑥ 55年体制の成立 ⑦ 安保闘争 ⑧ 1960年代─高度成長 ⑨ 冷戦の展開─米露中三国志 ⑩ 戦後沖縄の歩み ⑪ 1970年代─低成長時代 ⑫ 1980年代─冷戦終結へ ⑬ 1989年の衝撃 ⑭ ポスト冷戦 ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 『戦後史年表』 神田文人・小林英夫編/小学館/1,600円 ■到達目標 今日の日本社会が抱える問題、日本を取り囲む国際環境 がどのような経緯で発生したのかを把握できるようにな ること。 ■評価方法 授業参加度50%(出席カード) 期末レポート50%(戦後史について年配の人に聞き取り を行う) ─ 84 ─ 吉川佳英子 前期 月曜 1講時 文学B 118028 ■授業概要 今年はフランス、イタリア、スペインの小説をべースに した映画をたよりに、その文学世界の理解を試みたいと 思います。これらの国は、南ヨーロッパに位置し、古来 よりラテン系文化を共有しています。良くも悪くも「生」 を肯定し、謳歌する文化と言ってよいかも知れません。 高い芸術性もその様な価値観と大いに関わりがありま す。芸術に親しむ学生なら、ぜひ心得ておいて欲しい精 神のありようを紹介します。授業は受講者の感想文をも とに、詳しくわかりやすい解説を加えることで組み立て ていきます。解説は様々な角度からアプローチするため、 普段、外国の小説を余り読まない人にも楽しめる内容で す。これをきっかけに外国文学に大いに興味を持ち、理 解を深めて下さい(取り上げる作品は、都合により変更 の可能性があります)。 ■授業計画 ① オリエンテーション─現在のヨーロッパ ②∼③ 映画『カルメン』をめぐって─カルメンの情熱 ④∼⑤ 映画『美女と野獣』をめぐって─コクトーの夢 ⑥∼⑦ 映画『悲しみよこんにちは』をめぐって─フラ ンソワーズ・サガンの戦後の虚無 ⑧∼⑨ 映画『薔薇の名前』をめぐって─怪死事件の謎 の解明、ウンベルト・エコーの同名小説より ⑩∼⑪ 映画『去年マリエンバートで』をめぐって─ヌー ヴォー・ロマンの登場 ⑫∼⑬ 映画『インディア・ソング』をめぐって─マル グリット・デュラス自身を作品に ⑭ 総括、ディスカッション ■テキスト 使用しないが、プリント配布。 ■参考書・参考文献 『増補フランス文学案内』渡辺一夫他/岩波文庫 735円など。 ■到達目標 授業内容を理解し、外国の文学や文化に幅広く関心を 持って欲しい。そして、各自が専門とする分野において、 豊かな教養として役立てて欲しい。 ■評価方法 授業参加度50%、レポート試験50%を目安に評価 君野隆久 後期 火曜 2講時 ■テーマ 「外国文学(フランス、イタリア、スペインを中心に) に親しむ」 芸術教養科目 文学A 228030 ■テーマ 日本文学入門 ■授業概要 いくつかのテーマのもとに日本文学の作品を取り上げ、 学生が文学作品と出会う手助けとしたい。 文学は言語と切り離せないものであるので、最初の授業 では、日本語の性質について、知識を整理する(ただし、 授業では日本語で書かれたものでない文学作品も取り上 げる予定である)。 続く数回の授業では、神話や説話などに典型的に見られ る「話型」についていくつかを挙げ、古典と近現代文学 を横断して読んでみたい。 後半は特に「語り」と「物語」に着目しながら、いくつ かの近現代文学の作品を読む。 なお、授業の最後に毎回コメントカードを書いてもらい、 その中から抜粋して匿名で次週にフィードバックするの で了解されたい。 ■授業計画 ① イントロダクション:日本語はどういう性質の言語 か ② 文化起源譚:アイヌ神謡、宮澤賢治「鹿踊りのはじ まり」 ③ 貴種流離譚:折口信夫、『伊勢物語』、森鷗外「山椒 大夫」 ④ 異界訪問譚1:浦島物語、『桃花源記』 ⑤ 異界訪問譚2:『今昔物語集』29-3「人に知られぬ女 盗人の語」 ⑥ 異類婚姻譚:葛の葉伝説、「鶴女房」 ⑦ イメージと幻想:夏目漱石「夢十夜」「永日小品」 ⑧ 場所と世界観:永井荷風「狐」 ⑨ 語りと物語1:岡本かの子「鯉魚」 ⑩ 語りと物語2:太宰治「葉桜と魔笛」 ⑪ 語りと物語3:樋口一葉「大つごもり」 ⑫ 語りと物語4:宮本常一「土佐源氏」 ⑬ 「私」をめぐる語り:坂口安吾「風と光と二十の私と」 ⑭ 心的外傷と物語:川端康成「日向」、村上春樹「七 番目の男」 (以上、作品やテーマなど変更する可能性もあり) ■テキスト プリントで配布する。 ■参考書・参考文献 授業中適宜指示する。 ■到達目標 文学作品に親しみ、それを各自の研究や制作や思索の糧 とすること。 ■評価方法 授業参加度50%、期末レポート50% ─ 85 ─ 芸術教養科目 文学C 勝山久里 後期 火曜 5講時 認知心理学 258019 野村光江 後期 月曜 5講時 ■テーマ 「英語圏文学研究」 158007 ■テーマ 「心の働き」の理解 ■授業概要 イギリス、アメリカ、カナダといった英語圏で書かれた 小説や戯曲をテーマごとに組み合わせ、多面的、多角的 に英語圏文学を読み解きます。ここで扱う小説や戯曲の 多くは映画化されているので、オリジナルテキストと映 像を観比べながら、それぞれが持つ現代的なメッセージ を受けとめてゆきましょう。時代や地域、文化や社会に 根付きつつも、それらを越えて、現代を生きる私たちと 響きあう思想や感情を探求します。 ■授業計画 ①∼② 『フィオナの海』─妖精物語(セルキー伝説) とアーキタイプ(元型) ③∼④ 『ブリジット・ジョーンズの日記』、 『高慢と偏見』 ─現代に生きるヴィクトリアン ⑤∼⑥ 『グレート・ギャツビー』、『嵐が丘』─「永遠 の愛」、あるいは「見果てぬ夢」 ⑦∼⑨ 『マダム・バタフライ』、『ミス・サイゴン』、『M・ バタフライ』─ポストコロニアリズム ⑩∼⑫ 『ネバー・レット・ミー・ゴー』、『アンドロイ ドは電気羊の夢を見るか?(ブレード・ラン ナー)』、『フランケンシュタイン』─クローン、 人造人間と「生命」の定義 ⑬∼⑭ 『ポカホンタス』─伝説と西洋支配の幻想 ■授業概要 以下のテーマについて、実際に行われた研究を紹介しな がら、私たちの心の働きについて理解を深めたいと思い ます。各テーマにつき授業1-2回を目安に進めますが、皆 さんの理解度や希望によって調整します。いつもとは 違った視点から心について考えてみたい、という方はぜ ひご参加ください。 ■授業計画 ① 心のなりたち ② 共感:感情と対人認知 ③ 心が世界を変える?:知覚と運動 ④ 育まれる心:ゆりかご(以前)から墓場(一歩手前) まで ⑤ 身体と心 ⑥ 言霊(ことだま)の科学 ⑦ ヒト以外の生き物の心 ■テキスト 毎回の授業で資料を配布します。 ■参考書・参考文献 授業中に紹介します。 ■到達目標 ⑴生き物としての「ヒト」について理解を深めること。 ⑵私たちの心の新たな一面を知り、ちょっと驚くこと。 ⑶「他者の心」とのつながりを感じること。以上の3つ をめざします。 ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 イギリス、アメリカ、カナダといった英語圏で書かれた 文学や戯曲に親しみながら、そこに使われている表現を 読み解く。時代や社会を越えてそれぞれの作品が伝える メッセージを受け止め、今後の自主的な読書活動の礎と なることを目指す。 ■評価方法 授業参加度50%:授業中の課題への参加度、および毎回 の授業後に提出するコメント用紙の充実度によって評価 します。(皆さんの積極的な授業参加を期待します!) 期末試験の成績50%: 筆記試験を実施し、授業の理解度 を評価します。単位の必要な方は必ず受ける必要があり ます。 ■評価方法 授業参加度、コメントシート 50% 期末レポート 50% ─ 86 ─ 政治学A 藤澤三佳 A 前期 火曜 3講時 B 後期 火曜 3講時 福山哲郎 前期 土曜 2講時 238012 238013 芸術教養科目 心理学A 心理学B 628001 ■テーマ 「現代社会と政治」 ■テーマ 「臨床心理学の視点」 ■授業概要 現在、自己のアイデンティティや他者との人間関係等に 関心をもつ人が増えているが、この授業では、臨床心理 学とその関連分野の社会心理学、精神分析学、臨床社会 学といった、人の精神を扱う研究法や諸理論に関して学 ぶ。ついで、具体的に、現在、非常に増加している拒・ 過食症等の摂食障害、ひきこもり現象、青少年期のうつ 病、心的外傷等の現象に関して考察する。これらの現象 の増加の背景にある家族や社会の変化に関して目をむけ てほしい。また芸術療法など、アートとの関連について も作品をみながら講義する。 ■授業計画 ① 心理学の歴史(臨床心理学を中心に) ② 臨床心理学と芸術療法 ③ 精神的病を抱える人々によるアート表現 ④ 臨床心理学の関連分野1.社会心理学、臨床社会学 ⑤ 臨床心理学の関連分野2.フロイトの精神分析学 ⑥ 記憶と自己 ⑦ 多重人格(自己同一性の障害) ⑧ 心的外傷論(トラウマ) ⑨ 子どもと箱庭療法 ⑩ 統合失調症 ⑪ 拒・過食症等の摂食障害 ⑫ ひきこもり現象 ⑬ 青少年期のうつ病 ⑭ 臨床心理学 まとめ ■授業概要 この講義のテーマは「自分たちが生きる社会にリアリ ティ」を感じてもらうことである。政治理論と現実の政 治を観察することで政治と社会の関わりについて考え る。具体的な政策事例や政治課題を扱いながら多様な立 場、視点から政策決定がなされることを知ってもらう。 その上で自らの考えで判断する力を養うことを目的とす る。講師が現職の参議院議員(元外務副大臣、前内閣官 房副長官)であることから、講義毎に時事問題を解説す る。受講生とのコミュニケーションを大切にしたい。ゲ ストも招きたい。 ■授業計画 ① オリエンテーション ② 今の日本の政治をどう見るか ③ 〃 ④ 政策決定の仕組みと過程 ⑤ 〃 ⑥ 〃 ⑦ 具体的事例研究 環境 ⑧ 〃 経済 ⑨ 〃 社会保障 ⑩ 〃 外交・防衛 ⑪ 〃 〃 ⑫ 〃 文化 ⑬ 〃 マスコミ ⑭ 総括 以上を目安とするが変更もありうる。 ■テキスト 使用しない ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 臨床心理学の基本的視点を学び、心理的諸現象の多様性 を理解し、レポートを作成する能力を獲得する。 ■到達目標 受講生一人一人が、社会に関心を持ち、それぞれの課題 に対して自らの判断で意見を述べられるようになること を目的とする。 ■評価方法 授業参加度50%、定期末レポート50% ■評価方法 出席50%、レポートもしくは定期試験50% ─ 87 ─ 芸術教養科目 政治学B 中谷直司 228031 後期 火曜 2講時 ■テーマ 「現代社会の政治学」 ■到達目標 政治現象を多角的・立体的に理解する力を身につける。 ■授業概要 大きくいって3つのことを学びます。1つ目は「政治 (学)とは何か」です。政治学を勉強しなくても、なぜ か教師にはなれないのに、政治を論じたり、政治を行う ことは誰にでもできます(うまいヘタはありますが)。 ではなぜ「政治学」という学問が存在するのでしょうか (教員免許のため?)。まずその理由を明らかにします。 2つ目は「福祉国家」についてで、これがこの授業の メインテーマです。福祉国家とは、国家が国民の最低限 の文化的生活を保障することですが、いかにわれわれの 生活と人生が、この国家のあり方に「依存」している(つ まりこれなしにはやっていけない)か、理解してもらい ます。同時にその維持がいかに難しくなっているか、そ してこのことがこれからの我々のそれぞれの人生にどん な影響を与えるのかについて考察します。 3つ目は「国家」についてです。「人類みな兄弟」の はずなのに、なぜわれわれの「福祉」(=社会的幸福の 増進)は、基本的に国家のわく内で行われるのでしょう か。なにか必然性があるのか、それとも単なる偶然なの か。その意味を探ります。 「政治学者」になるわけでもないのに、なんでこんな 迂遠な話を、とあるいは思うかもしれません(残念なが ら、この授業を聞いただけでは、政治学者にはなれませ んが)。でも我慢強くお付き合いいただければ、この授 業が半ばまで進む頃には、みなさんの現実の政治に対す る見方、社会問題の理解の仕方が点から線に、そして立 体的なものへと大きく変わることをお約束します。人に よっては何気ない日常風景でさえも、これまでとは相当 違ってみえるかもしれません。 ■評価方法 授業参加度(授業態度など) 50% 期末レポート 30% 小レポート(ブック・レポート) 20% ■授業計画 ① オリエンテーション ② 政治はなぜあるのか、政治はいつもあるのか──黒 澤明『七人の侍』にみる ③ なぜ日本の首相はコロコロ代わるのか──政治制度 の役割 ④ 現代国家の誕生とその役割 ⑤ 自由主義と民主主義 ⑥ 福祉国家の仕組み ⑦ ロールズの正義論──国家はどこまで社会、そして 個人を幸せにできるか ⑧ なぜアーティストは貧しいのか *以上8つの項目を、全14回の講義で説明します。です から1項目=1回ではありません。参考文献などは適 時紹介します。また関係する映像資料(映画)も積極 的に用います。 ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ─ 88 ─ 池上彰 集中(9/3∼9/7) 社会学Ⅰ 708025 後期 火曜 1講時 芸術教養科目 経済学 中川ユリ子 218013 ■テーマ 経済学の基礎 ■テーマ 「〈生〉と〈性〉」 ■授業概要 社会人になる前に知っておきたい基礎概念を学ぶ ■授業概要 女性のタクシー運転手、社長、そして、知事。時代は変わっ た……そう言う人も多い。しかし、「女の子は勉強なん かできなくても料理ができれば、いいお嫁さんになれる のよ」と何の疑問も持たずに言う大人たちも多く存在す る。テレビの視聴者参加番組で「あんた、男だろう」と、 司会者のタレントに態度をたしなめられる男性をみて、 違和感を感じる人は、必ずいるにちがいない。小さい頃 から私たちの周りには、男と女をことあるごとに峻別し、 「らしさ」に順応することを期待する大人たちがたくさ んいた。子どもの見る絵本やアニメのなかでも、「男だ から」「女だから」が強調される。それでも、学生であ る間は、男女の差をあまり気にせずに生活できる。しか し、社会に出ると、女と男の扱いの差に気づくはずであ る。 現在の日本は、いまだに女性にとって生きにくい社会で ある。その裏返しで、男性も多くの可能性を封じ込めら れている。 「らしさ」の呪縛から解き放たれるためには、ちょっと した知識が必要である。その知識は、「常識」をちがう 角度から見せてくれるはずである。 ■授業計画 ① 金は天下の回り物─経済とは何だろう ② お金はなぜお金なのか─貨幣の誕生 ③ 「見えざる手」が経済を動かす─アダム・スミス ④ 資本主義は失業者を生み出す─マルクス ⑤ 公共事業で景気回復─ケインズ ⑥ 「お金の量」が問題だ─フリードマン ⑦ 貿易が富を増やす─比較優位 ⑧ インフレとデフレ─合成の誤謬 ⑨ 政府か日銀かー財政政策と金融政策 ⑩ バブルへGO !─なぜバブルが生まれ、はじけたか ⑪ 日本に残るか海外に出るか─円高と産業空洞化 ⑫ 君は年金がもらえるか─消費税をどうする? ⑬ リーマン・ショックとは何だったか ⑭ ユーロ危機とは何か ⑮ 論述試験 ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 『「見えざる手」が経済を動かす』池上彰/筑摩書房/ 756円 『経済のことよくわからないまま社会人になってしまっ た人へ』 池上彰/海竜社/1,365円 『そうだったのか! 現代史』 池上彰/集英社/760円 ■到達目標 経済ニュースが理解できるようになること ■評価方法 複数回のリポートと論述試験を総合して評価する。受講 生を60人に絞る。安易な科目履修は後悔するだろう。 ■授業計画 ① 性差別問題を考える意味 ② 女の子、男の子はつくられる① 性の認識 ③ 女の子、男の子はつくられる② ④ どこで「らしさ」を学んだのか① 絵本 ⑤ どこで「らしさ」を学んだのか② 学校 ⑥ どこで「らしさ」を学んだのか③ 学校 ⑦ どこで「らしさ」を学んだのか④ テレビCM・アニメ ⑧ ポルノグラフィと規制 ⑨ 女人禁制を考える ⑩ 「常識」をどう考えるのか ⑪ 多様な性のあり方─同性愛① ⑫ 多様な性のあり方─同性愛② ⑬ 多様な性のあり方─男と女だけ? ⑭ まとめ ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 常識にとらわれず、さまざまな角度からものを見る力を 養う。 ■評価方法 授業参加度50%。残りの50%は記述式の試験による評価 を考えている。レポートを書くように、解答の文章を自 分で考えて書く。ただし、講義の進捗状況によっては、 レポートを10∼15%とする場合もある。講義中に改めて 指示する。 ─ 89 ─ 芸術教養科目 社会学ⅡA 社会学ⅡB 芸術社会学A 芸術社会学B 藤澤三佳 ⅡA 前期 火曜 2講時 ⅡB 後期 火曜 2講時 228032 228033 A 前期 月曜 3講時 B 後期 月曜 3講時 ■テーマ 「人間と社会」 138013 138014 ■テーマ 「社会・芸術・人間の関係」 ■授業概要 社会学の基本的視点を学び、経済と社会というマクロな 変化、現代家族の変化や、不登校、少年非行などの教育 問題を通じて、自己とアイデンティティの問題を考察す る。人間の欲望と社会との関係をドキュメンタリー作品 を通じて見る。また、社会とアートとの関係も考察する。 リアリティをもってもらうために、各回、ドキュメント などの映像をみながら講義をおこなう。 ■授業計画 ① 社会学の基本的視点と方法 ② 経済と社会:「格差社会」とグローバル社会 ③∼④ 教育と社会⑴教育問題 ⑤ 現代家族の変化 出生率の低下、離婚、女性の 就業化 ⑥ 社会とアート ⑦ 自己のアイデンティティと社会 ⑧ 教育と社会⑵不登校、ひきこもり現象 ⑨ 教育と社会⑶少年非行 ⑩ 少年非行と学校問題(ドキュメンタリーを通じ て) ⑪∼⑫ 個人の欲望と社会(ドキュメンタリー映画を通 して) ⑬ 生と死をめぐる社会学 ⑭ 生と死を考える(ドキュメンタリーを通じて) ☆子ども芸術学科用は特別に(15回分) 他は14回分です ⑮ 社会学 まとめ ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 社会学の基本的視点を学び、社会的諸現象を理解し、レ ポートを作成する能力の獲得。 ■評価方法 授業参加度50%、定期末レポート50% 藤澤三佳 ■授業概要 本年度の授業では、芸術社会学の視点から特に本学の理 念でもある芸術と戦争・平和に関して、さまざまな媒体 による作品を取り上げながら講義することを中心におこ なう。人間の表現には言語にならない多層の思いがあり、 それらがアートにより表現される、アートでなければ表 現できないものがある。戦争の記憶とアート表現もその 一つであり、見るものの感情を喚起する。そのアートの 力は非常に大きく、社会の変化をもたらすことが可能に なる。アートと社会を結ぶこと、アートの社会的意義、 アートと人間の自己表現、アートとコミュニケーション ついて考える。また生きづらさを抱えた人々とアートに よる自己表現に関して、精神科病院の造形教室のアート を中心に考察する。 ■授業計画 ① 芸術社会学のイントロダクション ② 芸術社会学の領域、視角、基本文献 ③ 戦争と平和に関する芸術社会学(本学の理念の視点 から) ④ 続き(ユダヤ人ホロコーストと映画「ショアー」) ⑤ 続き(戦争の記憶・証言とアート(広島原爆市民の絵) ⑥ 教育・医療・福祉の場におけるアート ⑦ 社会における自己表現とアート(セルフドキュメン タリーを中心に) ⑨ 精神病院の造形教室と芸術活動(平川精神科病院を 中心に) ⑩ 続き(生きづらさとアート:作品分析) ⑪ 知的障害者更生施設みずのきのアート ⑫ 世界のアール・ブリュット ⑬ アートとコミュニケーション:(J.デューイの『経験 としてのアート』から) ⑭ 社会問題とアート(アートの力とは) ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 社会学の基本的視点を学び、社会的諸現象を理解し、レ ポートを作成する能力の獲得。 ■評価方法 授業参加度50%、定期末レポート50% ─ 90 ─ 中路正恒 後期 火曜 1講時 地域学A 218014 藤原敬介 後期 月曜 2講時 ■テーマ 「民俗学の入口」 芸術教養科目 民俗学 128014 ■テーマ 「〈アジア〉と日本のつながりをかんがえる」 ■授業概要 柳田国男が作ろうとした日本民俗学の概要を理解した上 で、日本民俗学のすぐれた成果である宮本常一の『忘れ られた日本人』から「土佐源氏」を読み、民俗学的フィー ルドワークの姿勢を学ぶ。そしてみずからフィールド ワークを試みる。 ■授業計画 ○ 柳田国男『雪国の春』の問題 ○ 柳田国男『山の人生』『後狩詞記』などを部分的に 読み、フィールドワークの問題を探る ○ 宮本常一『忘れられた日本人』を読みフィールドワー クの姿勢を学ぶ ○ 今後の民俗学の課題について考える ■テキスト 『忘れられた日本人』宮本常一/岩波文庫/735円 ■参考書・参考文献 ブログhttp://25237720.at.webry.info/ 必要に応じて授業中に指示 ■到達目標 自分自身でフィールド・ワークをおこなって、人生の先 輩たちがどういうことに生きがいを感じてきたかを報告 できるようになる。 ■評価方法 毎回の授業後の小レポートと、期末のレポートを総合し て評価する。 ■授業概要 アジア各地の特徴と日本とのつながりを、歴史や現代の 諸問題、ならびに言語・宗教・芸術・文化などをとおし てまなぶ。 ■授業計画 ① 「アジア」の定義 ② 古地図からみた「アジア」 ③ 東アジア:チベット問題と西南中国の少数民族 ④ 東南アジア:メコン川流域の文明・黄金の三角地帯・ ビルマの軍事政権 ⑤ 南アジア:インダス文明・チッタゴン丘陵問題 ⑥ 中央アジア:シルクロードと東西文明の交流・きえ ゆくアラル海と環境問題 ⑦ 西アジア:メソポタミア文明・パレスチナ問題 ⑧ アジアのさまざまな宗教⑴・ユダヤ教・キリスト教・ イスラム教 ⑨ アジアのさまざまな宗教⑵・ヒンドゥー教・仏教 ⑩ アジアのさまざまな芸術 ⑪ アジアのさまざまな言語と文字 ⑫ アジアにおける少数民族の伝統文化 ⑬ 日本のなかの「アジア」、「アジア」のなかの日本 ⑭ まとめ ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 アジアについてのニュースをみききして、その背景をお もいうかべられるようになること。 ■評価方法 授業参加度50%、期末試験50% ─ 91 ─ 芸術教養科目 地域学B 佐川徹 前期 火曜 1講時 アジア学 218015 仲尾宏 前期 火曜 2講時 ■テーマ 「現代アフリカが抱える諸問題と人びとの創造的対処」 ■授業概要 今日、アフリカは多くの問題を抱えている。紛争、難民、 貧困、飢饉、病気、自然破壊・・・。マス・メディアは、 これらアフリカのネガティヴな側面を誇張しながら報道 する傾向にある。しかし多くの難問に直面しながらも、 自分たちの生活を「よりよい」、あるいは「よりましな」 ものとするために、能動的な試みをおこなっている人た ちの姿に焦点が当てられることはまれである。この講義 では、同時代を生きるアフリカ人の創造的な生の営みを 明らかにしていきたい。 228034 ■テーマ 「東アジアの人と文化の交流」 ■授業概要 日本列島はアジア大陸の東端に位置し、古代から東アジ アの近隣地域である中国や朝鮮半島と人や文化の交流が さかんだった。政治のシステム、宗教、技術、有形・無 形の文化もその交流のなかで形成されてきた。だから日 本は決して孤立した島国でもなければ、単一民族国家で もなかった。そのような人と文化の交流の歴史を知るこ とで、日本社会の多様性を知り、未来への展望をもつ多 文化共生の意味を考える。 ■テキスト 使用しない ■授業計画 ① アジアとは何か。東アジア文明の普遍性と特殊性 ② 倭国の形成と渡来人 ③ 飛鳥・奈良文化のにない手たちの残したもの ④ 平安京を作った人びと─桓武政権の特殊性 ⑤ 平安文化と大陸文化 ⑥ 日宋貿易と五山文化 ⑦ 「倭寇」とはだれのことか ⑧ 室町時代「日本国王」の日明・日朝交流 ⑨ 文禄・慶長役(壬申倭乱)の実相 ⑩ 日朝国交回復と徳川政権の対外政策─幻の「鎖国」 ⑪ 朝鮮通信使の残したもの ⑫ 明治政権の台湾・朝鮮侵略─日清・日露戦争の原因 ⑬ 「韓国併合」の顛末と日本知識人の意識 ⑭ 植民地支配と日本へ渡航してきた人びと ■参考書・参考文献 使用しない ■テキスト 使用しない ■授業計画 ①② アフリカの近現代史概説の概説 ③④ 友と敵の境界─ルワンダ内戦と紛争後の和解 ⑤⑥ 憎悪と赦しの臨界─南アフリカ人種隔離政策と二 つの正義 ⑦⑧ 文化と暴力の交差─女子割礼と国際人権レジーム ⑨⑩ 生と死の連結─HIV/AIDS感染者を取り巻く環境 とケア ⑪⑫ 人助けと金儲けの融合─アフリカ援助とビジネス マインド ⑬⑭ 補足 ■到達目標 現代アフリカが抱える問題とそれに対処する人々の能動 的な営みを知ること。それによってアフリカを理解する ための多角的な視点を身につけること ■評価方法 授業参加度50%、レポート50% ■参考書・参考文献 『東アジアのなかの日本』上田正昭/思文閣出版/2009 年/2,520円(税込) 『東アジア世界と古代の日本』石井正敏/日本史リブレッ ト/山川出版社/2003年/840円(税込) 『境界をまたぐひとびと』村井章介/日本史リブレット /2006年/840円(税込) 『朝鮮通信使─江戸日本の誠信外交』仲尾宏/岩波新書 /2007年/777円(税込) 『日本と朝鮮の100年史』和田春樹/平凡社新書/2010年 /819円(税込) ■到達目標 日本の歴史と社会をいつの時代でも東アジアとの関連で とらえること、日本人や日本文化の多様性を認識できる 視野をもつこと。 ■評価方法 授業参加度50%、レポート50% ─ 92 ─ 芸術教養科目 現代社会論 竹村真一 238014 後期 火曜 3講時 ■授業概要 この講座は、私たちと地球の未来をデザインするための ビジョン構築を目的とする。だが、そのためには私たち はもっと自らを知らねばならない。「人間」とはどうい う生き物なのか?私たちはなぜ「言語」を用い、「お金」 という厄介なものを創りだしたのか?人はなぜ身体を装 い、差異を創りだし、戦争や暴力を生みだすのか?こう した根源的な問いかけこそが、現代社会をリデザインす るために不可欠と考える。現代しか知らない者は、現代 を超える想像力を持つことはできない。Radical(革新的) という言葉がもともと「根源」を意味するように、ある いはOriginality(独創性)が本来Origin(源泉)に触れ ることであるように、この講義では未来への想像力をブ ロードバンド化するための本源的な視点を、大きな歴史 と最先端の科学的知見に基づいて提示する。 ■到達目標 この講義は来年度以降、本学で展開予定の Planetary Design プロジェクトの導入編であり、前期「地球環境 論B」と一対をなす。前期の地球環境論が「基礎編」と すれば、後期の本講義はその「実践編」といえる。したがっ て一対での履修が必須とまでは言わないが、前期との連 続履修が望ましい(前期で身につけるべき地球環境に関 する基礎知識が、後期の本講義の内容の理解に不可欠と なる部分も出てくる)。 ■評価方法 授業参加度50%、レポート50% ■授業計画 ① 生命は40億年前からデジタル?∼「ゲノムリテラ シー」の再構築 ② 頭でっかちな「ヒト」の由来∼大脳化、子ども化、 脳とコンピュータ ③ 「ことば」とは何か?∼声の文化/文字の文化、未 開のことば/未来のことば ④ 人はなぜ「治る」のか?∼脱病院化社会、狂気と創 造性、「老い」というギフト? ⑤ 人類にとって「アート」とは何であったか?∼民族 芸術学の視点から ⑥ 身体装飾とサイボーグ∼人のからだは初めから「人 工身体」である ⑦ 「地球食」のデザイン∼宇宙船地球号の農と食の設 計思想 ⑧ 「都市」は自然の一器官となりうるか?∼地球とい う家の住まいかた ⑨ Planetary Media Design ∼地球の感覚神経系をデザ インする ⑩ この惑星に本来ゴミは存在しない∼ デザインの失 敗 としての廃棄物問題 ⑪ 創られた歴史、創られた民族問題∼人類の普遍と多 様、戦争史観のリセット ⑫ 「お金」のリデザイン∼資本主義をどこへ、どう「脱 衣」するのか? ⑬ 2050年の日本∼人類史のなかの日本と日本人、どん な日本を地球に贈与しうるか? ■テキスト 『地球の目線』竹村真一/ PHP新書/798円(税込) ■参考書・参考文献 適宜、授業のなかで指示する。 ─ 93 ─ 芸術教養科目 国際情勢論 日本国憲法A 日本国憲法B 秋山豊寛 後期 火曜 1講時 218016 林直子 A 前期 火曜 6講時 B 後期 月曜 1講時 ■テーマ メディアリテラシー:国際ニュース編 ■授業概要 マスメディアが報じる国際ニュースを読み解く13の鍵。 ■授業計画 ① 国際ニュースはどのように生まれる─日本人海外特 派員の実力 ② 世界地図をどう見る─軍事・経済・好き嫌い ③ マーケットは宇宙まで広がった ④ 世界の秘境北朝鮮 ⑤ 今月のニュースから ⑥ 資源大国ロシアにとっての極東 ⑦ 中国の指導者たち─チャイナカラーの貴族たち ⑧ 貧困大国アメリカの大統領選挙 ⑨ イスラエルの国境は誰が決める? ⑩ 今月のニュースから ⑪ EU通貨ユーロの運命 ⑫ 資源はあるのに貧しい国々─自由貿易主義の落とし 穴/ アメリカの裏庭と呼ばれて ⑬ ドイツの反原発運動/イギリス・フランスの移民労 働者たち ⑭ テスト ※その週のニュースによって、①∼⑬の順番が変わるこ とがあります。 ■テキスト 使用しない 268002 118029 ■テーマ 「憲法の視点から日本の社会を考える」 ■授業概要 日本国憲法に関する基礎的知識を習得することはもちろ ん重要ですが、皆さんに憲法にもっと関心をもってもら いたいと考えています。できるだけ身近な素材を利用し て講義を進めますので、「憲法」と日常の生活との関わ りについて考えてもらえる機会になるでしょう。 ■授業計画 ① ガイダンス ② 日本国憲法の基本原理 ③ 日本国憲法の成立過程 ④ 人権①:自由権① 信教の自由・政教分離の原則 ⑤ 人権②:自由権② 表現の自由とその限界 ⑥ 人権③:自由権③ 人身の自由 ⑦ 人権④:社会権 生存権と生活保護制度について ⑧ 人権⑤:法の下の平等 ⑨ 人権⑥:新しい人権、人権の享有主体 ⑩ 統治①:国会 ⑪ 統治②:内閣 ⑫ 統治③:裁判所・裁判員制度 ⑬ 憲法改正について ⑭ まとめ ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 学生の基礎読書力に応じて、そのつど指示。 ■参考書・参考文献 必要に応じて、資料を配付します。参考文献などは、授 業の中で適宜紹介します。 ■到達目標 国際ニュースを読み解くための基礎知識を習得する。 ■評価方法 授業への参加・必要に応じてミニテスト(60%)、試験 (40%)。 ■到達目標 日本国憲法の基礎的知識を習得し、その知識を活用して、 社会における多様な問題について、自分の言葉で発言で きるようになることを目標とします。 ■評価方法 期末レポート50% 授業参加度50%(授業内のレポート及び小テスト) ─ 94 ─ 人権教育C 金城宗和 A 前期 火曜 1講時 B 後期 火曜 1講時 708026 ■テーマ 「さまざまな人権問題を知り、解決に向けて考えること」 ■テーマ 「人権と自己の生き方」 ■授業概要 ヒト・モノ・カネ・情報が国境を越えて行き来するボー ダーレス社会において、日本社会の差別や偏見の実体は、 ますます見えにくく、とらえにくいものとなっている。 そんな社会のなかで、現実に生起する差別の構造を、事 例を通じて探求して行くことで、私たち自身のアイデン ティティの確認作業を、ともにすすめて行きたい。 ■授業計画 ① 総論 ② 社会化と社会的相互作用 ③ アイデンティティ ④ エスニシティとマイノリティ ⑤ 沖縄人のアイデンティティ ⑥ 沖縄戦 ⑦ 沖縄の米軍基地 ⑧ 外国人労働者 ⑨ 在日コリアン社会の形成史 ⑩ 在日コリアンのアイデンティティ ⑪ 被差別部落の形成史 ⑫ 被差別部落の現状 ⑬ 日雇労働者とホームレス ⑭ いじめと学校 ⑮ 見学会 ※順序は入れかわることがある。 ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 『幸せの温度 続人権考』サンケイ新聞社編/解放出版 社/2,100円 『国際化のなかの人権問題』上田正昭編/明石書店 2,600円 ■到達目標 日本社会に生起する差別や偏見の構造を理解し、自己の 「生き方」まで、主体的に考えられるアイデンティティ の形成。 ■評価方法 出席・授業への参加度50% 見学会レポート10% レポート試験 40% 藤澤三佳 集中(8/28∼31) 218017 218018 芸術教養科目 人権教育A 人権教育B ■授業概要 この授業では、現代社会でみられるさまざまな人権問題 の多様性を知るために、具体的に人々がその問題を抱え てどのように生活して暮らしているか具体的に映像を交 えながら講義する。また、一方的な講義ではなく、それ ぞれの人権問題に関して、その解決法も含めて自分の視 点や考え方をもち、受講者間で意見を交換し、他者とコ ミュニケーションをもちながら、自分の感じ方、考え方 をとらえかえすようにプログラムをたてている。 ※履修希望者は事前にエントリーする必要があります。 (定員65名) ■授業計画 ① 教育と人権 ② いじめ問題と学校 ③ 学校における人権(藤澤の調査より) ④ 女性と人権の歴史・ジェンダー、性同一性障がい者 の人権 ⑤ 人権とセクシュアル・ハラスメント・パワー・ハラ スメント ⑥ 沖縄問題と人権(沖縄の歴史、現在の米軍基地の問 題と人々の生活) ⑦ 障がい者と人権(精神障がい、知的障がいと地域で 生きること) ⑧ ドキュメンタリー「しがらきから吹く風」(障がい 者の陶芸・芸術活動を地域で支える) ⑨ 被差別部落と人権問題(被差別部落のなかで生きる こと) ⑩ 被差別部落の現状と変化(学外研修) ⑪ さまざまなエスニック・マイノリティにみられる民 族問題と人権問題 ⑫ 在日コリアン社会の形成史(東九条学外研修) ⑬ 路上生活者(ホームレス)とその支援(日本、アメ リカの例) ⑭ 法と人権(犯罪被害者の人権、犯罪加害者の人権と 更生、冤罪問題を中心に) ⑮ 国家と人権(戦争と人権、死刑問題、裁判員制度等) ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 人権問題の多様性と共通性を学び、解決に向けて自分の 視点から考えることが可能になること。 ■評価方法 授業参加度50%、定期末レポート50% ─ 95 ─ 芸術教養科目 表象文化論 吉川佳英子 後期 火曜 2講時 228035 ■テーマ 「テキスト」へのアプローチ ■授業概要 社会の目に見えるあらゆる事象を「テキスト」とみなし て、この「テキスト」を考察していくのが「表象文化研究」 と理解できます。近年、各学問分野の越境や融合が身近 なものとなりました。ここでいう「テキスト」の読みも、 実は一筋縄ではいきません。それゆえ、多様なアプロー チが必要とされます。今年は、文学と、特に視覚芸術の 相関関係を探りましょう。オペラやオペレッタ、バレエ、 芝居といった音楽や舞台を中心とした具体的な作品を取 り上げ、その時代の背景や文化的状況、また、その受容 や批評などを視野に入れつつ論じるつもりです(取り上 げる作品は、都合により変更の可能性があります)。 ■授業計画 ①∼② ヴェルディ、オペラ『椿姫』(映画版)をめぐっ て ③∼④ モーツアルト、オペラ『魔笛』をめぐって ⑤∼⑥ オッフェンバック、オペレッタ『天国と地獄』 をめぐって ⑦∼⑧ 宝塚歌劇『ベルサイユのばら』をめぐって ⑨∼⑩ モーリス・ベジャール、シルヴィ・ギエム、『ア ダージェット』、『ボレロ』等をめぐって ⑪ カナダのサーカスグループ、「シルク・ド・ソ レイユ」をめぐって ⑫ ミュージカル、 『シェルブールの雨傘』をめぐっ て ⑬ まとめ ■テキスト 使用しないが、プリント配布 ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 授業をよく理解したうえで、これをヒントに、文学への 新たなアプローチ、視覚芸術への新たなアプローチを試 みるとともに、この分野への関心をさらに深めて、研究 や制作にも役立てて欲しい。 ■評価方法 授業参加度50%、レポート50%を目安に評価。 ─ 96 ─ 芸術教養科目 言語文化論 君野隆久 228036 前期 火曜 2講時 ■テーマ 日本の近現代詩を読む ■評価方法 コメントカードの提出50%、期末レポート課題50% ■授業概要 西洋の文学形式を輸入することから開始された日本の近 代詩は、困難な戦いと絶えざる革新の中から珠玉の作品 を生み出し、今日まで至っている。この授業では、明治 期から戦後すぐまでの代表的な詩人の作品を抜粋して読 んでみたい。文学史・文化史の大きな流れに留意して授 業を進めるが、知識を身につけるというより、まずはな るべく多くの作品にふれて詩というジャンルに親しみを もってもらうことが目的である。 ■授業計画 ① 近代詩の出発 ―『新体詩抄』、讃美歌など ② 近代詩の出発 ―島崎藤村 ③ 翻訳詩と象徴詩―上田敏『海潮音』、その他の訳 詩集 ④ 象徴詩の系譜―北原白秋 ⑤ 口語自由詩の完成―萩原朔太郎 ⑥ 朔太郎の周辺と大正期の詩人たち―室生犀星、山 村暮鳥、高村光太郎 ⑦ モダニズム・シュルレアリズムの詩人たち―西脇 順三郎、瀧口修造、安西冬衛、北園克衛ほか ⑧ 昭和初期の詩人たち ―プロレタリア文学とそ周 辺。中野重治、林芙美子ほか ⑨ 昭和初期の詩人たち ―中原中也 ⑩ 昭和初期の詩人たち ―「四季派」三好達治、立 原道造 ⑪ 大戦下の詩人たち―戦争詩、金子光晴、原民喜 ⑫ 現代詩の出発―鮎川信夫、田村隆一、谷川俊太郎 など ⑬⑭ まとめと補足 (なお、授業中に書いてもらうコメントカードは抜粋し て、匿名で次週にフィードバックするので、了承された い) ■テキスト 使用しない 教材はすべてプリントで配布する。 ■参考書・参考文献 ・『日本の詩歌』全三〇巻、別巻一/中央公論社(芸術 文化情報センターにあり) ・『現代詩文庫 第二期近代詩人篇』全三八冊/思潮社(芸 術文化情報センターにあり) ・各種近代文学全集の詩人・詩集の巻 ・『詩への架橋』大岡信/岩波新書 ・『詩歌の森へ』芳賀徹/中公新書 ・『近代詩から現代詩へ――明治、大正、昭和の詩人』 鮎川信夫/思潮社 その他 ■到達目標 日本の近現代詩の流れのイメージをつかみ、好きな詩を 一篇でも発見すること。 ─ 97 ─ 芸術教養科目 素材科学基礎A 素材科学基礎B 原田憲一 248024 148012 A 前期 火曜 4講時 B 後期 月曜 4講時 ■テーマ 素材を生み出す地下資源について考える ■授業概要 制作系の学科・コースで作品制作に用いられている各種 の金属やプラスチック、陶土や石材あるいは宝石や貴金 属といった素材はどのような由来を持っているのでしょ うか。また、制作に必要な電気やガスなどのエネルギー はどこからくるのでしょうか。それらは全て、天然に産 する資源から生み出されたものです。 本授業では、先ず、さまざまな地下資源を生み出すプレー トの動きについて、資源科学の観点から説明します。次 いで、岩石・鉱物と各種金属資源の成因や用途について 説明します。そして、日常生活と産業を支えているエネ ルギー資源にはどのようなものがあるのか、石油資源は あとどれくらい残っているのか、新エネルギー開発の可 能性はあるのか、などについて詳しく検討します。最後 に、資源開発と資源利用に関わる政治的・経済的問題を 紹介し、どうすれば解決できるのかを考えます。 本授業と併せて、地球科学論A・Bを履修すれば、資源 の浪費が引き起こす環境問題について、より総合的に理 解できるようになるはずです。 ■到達目標 さまざまな素材を生み出す地下資源の成因と分布の概略 を知って、資源の有限性を理解することです。 本授業を受ければ、太陽系惑星のなかで地球だけがもつ 豊かな資源の恵みに感謝するとともに、作品制作に用い る素材に対する見方と思い入れが変わるはずです。また、 エネルギー・鉱物資源の有限性を理解すれば、「節約」 こそが環境問題と資源枯渇に対する当面の解決策である ことが理解できます。 「素材科学(A・B)」の基礎として受講することを勧め ます。 ■評価方法 本授業は全回出席を大前提としています。 評価は、授業への参加度(50%)および課題(レポート) の評価(50%)を総合して行います。授業への参加度は、 出席カードに記入された授業内容に関する感想や質問、 およびアンケートへの回答内容に基づいて判定します。 遅刻は20分までしか認めません。それ以後の入室者は欠 席扱いにします。 ■授業計画 ① 資源とは何か ② 資源を生むプレート運動(その ─大陸衝突) ③ 資源を生むプレート運動(その ─大陸分裂) ④ 岩石・鉱物と堆積物の利用法 ⑤ 金属資源の成因と分布(その ─火成鉱床) ⑥ 金属資源の成因と分布(その ─その他の鉱床) ⑦ 資源開発と環境破壊 ⑧ エネルギー資源の成因と分布 ⑨ エネルギー資源の利用と枯渇 ⑩ 新エネルギー開発の問題点(その ─シェールガス) ⑪ 新エネルギー開発の問題点(その ─タールサンド) ⑫ 資源浪費の元凶 ⑬ 先進国による資源収奪の実態 ⑭ 資源産出国における労働の実態 ■テキスト 『ニューステージ 新訂 地学図表』浜島書店/820円 ■参考書・参考文献 『地球について』原田憲一/国際書院/3,785円 『地学は何ができるか』日本地質学会監修/愛智出版2,940 円 ─ 98 ─ 芸術教養科目 素材科学 藤村克裕 前期 火曜 2講時 228037 ■テーマ 「素材を手がかりに造形の諸相を知る」 ■授業概要 ありとあらゆるものが造形活動の素材です。それらのう ちの代表的なものについて、作例の成り立ち、扱いをさ ぐります。それらを通して、みなさんの創造活動へのヒ ントとなればよいと思っています。 ■授業計画 ① ガイダンス(光・物質・視覚系) ② 石・土 ③ 金属 ④ ガラス・セラミック ⑤ コンクリート・漆喰 ⑥ 繊維(木) ⑦ 繊維(植物) ⑧ 繊維(動物) ⑨ 繊維(合成樹脂) ⑩ 顔料 ⑪ 染料 ⑫ 樹脂・合成樹脂 ⑬ ミクストメディア ⑭ まとめ ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 使い慣れた素材についてだけでなく、様々な素材を知り、 視野を広げること。 ■評価方法 ・5回以上欠席した者には単位取得を認めません。 遅刻は2回で1回の欠席としてカウントします。 ・授業参加度50%(出席回数を基準にして基礎点を振り 分ける)。さらに、後日提出を求めるレポートの評価点 を加えて評点とします。 ─ 99 ─ 芸術教養科目 地球環境論A 原田憲一 228038 前期 火曜 2講時 ■テーマ 自然と人間の関係を考える ■テキスト 『ニューステージ 新訂 地学図表』浜島書店/820円 ■授業概要 およそ46億年前に誕生した地球は、隕石衝突による地球 形成時に核とマントルに蓄えられた膨大な地熱(=エネ ルギー)と、地殻に含まれる放射性元素(U、Th、K) が放出する壊変熱によってマントルを対流させ、地球表 層部を覆う十数枚のプレートを移動させてきました。そ して、絶え間なく移動するプレートは大陸を移動させた り、大山脈を形成したりしています。日本列島で頻発す る火山噴火と地震・津波もプレート運動が原因です。 一方、地表では太陽熱によって大気と水が絶え間なく循 環しており、その過程で陸地は削り取られてさまざまな 地形が作り出されます。削り出された土砂は最終的に海 へ運びこまれて海底に堆積しますが、プレートの動きに よって、再び、地層(堆積岩)として、あるいは火山岩 や変成岩となって、陸上に露出します。こうした地表に おける大気圏(天)─岩石圏(地)─水圏(水)の循環 によって生み出された「土」(=土壌)が、生命圏を維持 しているのです。 本授業では、まず天─地─水の循環が生み出す「土」に 注目して、地球と生き物の結びつきを説明します。その 後、天─地─水の循環が地表環境を浄化するとともに、 地下では資源を形成している実態を説明します。次に、 不適切な資源利用による資源枯渇の問題を考えるため に、コンクリートを取り上げます。そして、大量のコン クリート利用とダム建設が、コンクリートに不可欠な骨 材(砂利)資源を枯渇させている仕組を説明して、資源 涸渇と環境破壊は表裏一体の関係にあることを明らかに します。最後に、核戦争を含めた戦争こそが環境破壊と 資源枯渇の最大の元凶であること、および核兵器と原発 はともに放射能で地球全体の環境汚染を引き起こすこと を説明して、人類が末永く存続するためには、あらゆる 核利用を廃絶して世界平和を実現すべきであることを明 らかにします。 なお、素材科学基礎(A・B)を受講すれば、天─地─ 水の循環についての理解は一層深まります。 ■参考書・参考文献 『地球について』原田憲一/国際書院/3,785円 『地学は何ができるか』日本地質学会監修/愛智出版 2,940円 ■到達目標 地球規模での環境破壊と資源枯渇は表裏一体の関係にあ ること、そして元凶は人間の不適切な自然利用(とりわ け戦争)にあることを理解することです。 本授業を通じて、現代社会が抱える環境と資源に関わる さまざまな問題を解決するには、自然の見方を一新して、 新しい自然の利用法をみいださなければならないことを 理解してください。 本授業と併せて、素材科学基礎(A・B)を履修すると、 地球の資源と環境についてより深く理解することができ ます。 ■評価方法 本授業は全回出席を大前提としています。 評価は、授業への参加度(50%)および課題(レポート) の評価(50%)を総合して行います。授業への参加度は、 出席カードに記入された授業内容に関する感想や質問、 およびアンケートへの回答の内容で判定します。 遅刻は20分までしか認めません。それ以後の入室は欠席 扱いにします。 ■授業計画 ① 地球と生き物をつなぐ土の働き ② 天─地─水の循環による生命圏の維持 ③ 土をめぐる生命の循環 ④ 天─地─水の循環による環境の浄化 ⑤ 天─地─水の循環による地下資源の形成 ⑥ コンクリート・クライシス(危機)の実態 ⑦ コンクリートを支える骨材資源とその成因 ⑧ ダム建設による環境破壊と資源枯渇 ⑨ 現代の戦争による環境汚染 ⑩ 原発事故による放射能汚染 ⑪ 全面核戦争による環境破壊 ⑫ 核戦争後の世界 ⑬ 核廃棄物のゆくえ ⑭ 人間は核をコントロールできるのか ─ 100 ─ 竹村真一 前期 火曜 3講時 生命論A 238015 中村恭子 前期 火曜 4講時 ■授業概要 私たちは真に惑星的(Planetary)な文明を構築しうる 最初の世代である。最近の宇宙探査の結果、液体の水と 生命に満ちあふれた地球のような星が宇宙のなかでは極 めて稀であること、宇宙人や地球外生命(ET)などは そうそう居るものではなく、私たち自身がきわめて稀な 「宇宙人」であることを理解した。花が咲き鳥が舞い、 人間という特異な脳が七〇億も言語というテレパシーで 交信しあっている、この地球のありふれた風景が、宇宙 的にみてどれほど破格なことであるか。宇宙のなかでの 地球と自己の意味を知った世代として、「希望の地球」 を語り、実践的に未来をデザインしてゆくための基礎知 識を身につける。 ■授業計画 ① 地球のなかの人間、人間のなかの地球 ② 地球の履歴書∼生命と地球の共進化 ③ 環境史的にみた「人類」の進化と拡散 ④ 気候変動と文明史(農耕革命など) ⑤ 地球の魔法∼生命の創造性と炭素循環、石油文明の 地球史的意味 ⑥ 海洋∼「水球」として地球をみる ⑦ 地球温暖化と気候変動∼本当は何が問題なのか? ⑧ この星にエネルギー問題は存在しない ⑨ 「水の世紀」の本当の意味 ⑩ 地球の担保としての「生物多様性」 ⑪ 人類史的実験としての「人口爆発」 「都市化」 「高齢化」 ⑫ 宇宙人 としての地球人 ⑬ 地球と人類の共進化ビジョン 芸術教養科目 地球環境論B 248025 ■テーマ 生命美学∼生命表現と創作性∼ ■授業概要 生命とは、刻々の創造の連続である。「いま・ここ」を 創出する知そのものである。そのような「生きているこ と」を維持し得る、知としての創造の秘密に接近できる 点において、生命を捉えなおす思索はまさしく芸術の最 重要課題と言えるだろう。本講座では、生物学的に理解 されつつある生命の現場や状態を、様々な文化研究・現 代思想から改めて問いなおし、多義的な生命の美学的視 座を学び、作品制作へ寄与する。 ■授業計画 ① 「生命とはなにか」という問題とはなにか ② 生物と非生物のあいだ ③ 成長(増殖(栄養繁殖)と生殖) ④ バタイユから考える代謝 ⑤ 食べもの ⑥ 皮膚・自我 ⑦ エロティシズムとマニュアリティ ⑧ 嗜好品∼植物からの知恵 ⑨ いきの哲学 ⑩ 全体性と個物性 ⑪ 共創 ⑫ 美術における構成主義的アプローチ ⑬ 南方熊楠考 ⑭ 空の理論 ■テキスト 使用しない ■テキスト 『地球の目線』竹村真一/ PHP新書/798円(税込) ■参考書・参考文献 使用しない ■参考書・参考文献 適宜、授業のなかで指示する。 ■到達目標 この講義は来年度以降、本学で展開予定の Planetary Design プロジェクトの導入編であり、後期「現代社会 論B」と一対をなす。前期の本講義が「基礎編」とすれば、 後期がその「実践編」といえる。したがって一対での履 修が必須とまでは言わないが、後期との連続履修が望ま しい(前期で身につけるべき地球環境に関する基本的な 知識が、後期の内容の理解にある程度不可欠となる)。 ■到達目標 生命という問題意識の中で本質的な創造の思索を与え、 将来的な芸術の可能性を位置づける。 ■評価方法 授業参加度50% 小レポート50% ■評価方法 授業参加度50%、レポート50% ─ 101 ─ 芸術教養科目 生命論B 銅金裕司 後期 火曜 4講時 248026 ■テーマ 生命をアート ■授業概要 世界には多様な生命や物質が満ち溢れ、それらが互いに 呼応し、私達の想像の及ばない未知なる生命と情報の ネットワークを形成しています。たとえばランとミツバ チの知られざる世界。それらの生命と環境世界の(ダー ウィン、ドゥルーズあるいはベイトソンの)精神やいろ いろな生命の「知性」をいかにして感じとり、知って、 さらに考察して芸術や科学とくに生命論において実践で きるでしょうか?そして生命と環境の生理・生態から有 機的・無機的なデジタルな表象・表現に向かう私たちの 創造とは?このように生命学から科学全般、生命論、さ らには現代思想の成果をもとに総合芸術の理論と作品制 作などの実践に繋がる「創造の秘密」に迫りたいと思い ます。 ■授業計画 ① 生命と環境表象⑴ ② 生命と環境表象⑵ ③ 生命と自然と人工 ④ 生命と地球生態学⑴ ⑤ 生命と地球生態学⑵ ⑥ 生命と環境表象⑶ ⑦ 生命と環境表象⑷ ⑧ 植物の生活形式 ⑨ 生命とアフォーダンス ⑩ アートと生命世界 ⑪ 生命と精神世界⑴ ⑫ 生命と精神世界⑵ ⑬ 生命と精神世界⑶ ⑭ 情報・バイオメディアアート ⑮ 課題発表 備考(オフィスアワー):[email protected] 木、金曜、 夕方 受講に当たっての留意事項:ときにレポートを課す。学 内の展示などに講座として出展する。 ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 生命観からアート制作がどう可能かを考える。 ■評価方法 課題発表会、展示参加などでみんなで考え、講評しつつ、 評価を定める。 ─ 102 ─ 芸術教養科目 現代科学論A 原田憲一 128015 後期 月曜 2講時 ■テーマ 生命史から人間とは何かを考える ■授業概要 1970年代は、「地球科学革命」と呼ばれるほどに、地球 の現状と歴史についての理解が急速に深まり、地球像は 一変しました。また、1980年代以降は世界各地で化石の 発掘調査が進み、さまざまな化石の証拠から、生命史も 詳しく復元されるようになりました。その結果、地球自 体の動きが環境を多様化させて生き物の進化を促進する 一方で、生き物の進化が大気組成や気温、さらには地形 を変化させるなどして、景観を多様化させてきた、つま り美しくしてきたということが分かってきました。さら に、1990年代になるとアフリカにおける人類化石の発掘 が進んだことと、分子生物学(DNA解析)が進んだこ とから、第四紀における人類の進化に関する理解も劇的 に深まりました。 本授業では、3種類のビデオ教材(NHKの「地球大紀行」 〔1987∼88年〕、 「生命」 〔1994∼95年〕、 「地球大進化」 〔2004 年〕)を用いて、46億年前に火の玉として誕生した地球 が現在のような美しい星へと進化してきた過程を視覚的 に捉えるとともに、38億年前に原始の海で誕生した原始 的な単細胞生物が徐々に進化して多細胞化し、全球凍結 や超大陸の形成と分裂そして隕石衝突のような大事変を 耐え抜いて、現在の人間へと至るまでの生命史を概観し ます。 地球環境論と素材科学基礎(A・B)を併せて受講すれば、 地球と生命についての理解は一層深まります。 なお、授業で使うビデオ(およびテキスト)は、芸術文 化情報センターに備えてあるので、予習と復習に利用し てください。授業で使わなかったビデオも一緒に見れば、 地球史と生命史に関する全体的な理解が深まります。 ■到達目標 「人間とは何か」を多面的に考えることができるように なることです。すなわち、人間は決して自然界に君臨す る「万物の霊長」ではなく、むしろ生命圏の一員にすぎ ないことを強く自覚して、地球が最も美しくなった段階 で出現した人間の生命史的な使命を深く追求することで す。 本授業を受講して、地球の進化と結びついた生き物の進 化(地球と生命の共進化)を理解すれば、自然界の掟は、 決して世に言われるような「弱肉強食」ではなく、むし ろ「共存共栄」であることが納得できるようになるはず です。また生命史の実態はダーウィン流の進化論(突然 変異+自然選択)だけでは説明しきれないことも理解で きるようになるでしょう。 本授業と併せて、地球環境論Aと素材科学基礎(A・B) を履修すれば、人間の存在が奇跡であるのと同様に、地 球そのものも奇跡の星であることが明確に理解できるは ずです。 ■評価方法 本授業は全回出席を大前提としています。 評価は、授業への参加度(50%)および課題(レポート) の評価(50%)を総合して行います。授業への参加度は、 出席カードに記入された授業内容に関する感想や質問、 およびアンケートへの回答内容によって判定します。 遅刻は20分までしか認めません。それ以後の入室は欠席 扱いにします。 ■授業計画 ① 水の惑星・奇跡の旅立ち ② 月の形成と地球環境の安定 ③ 宇宙の中の地球 ④ 巨大隕石の衝突と原始海洋の蒸発 ⑤ 先カンブリア紀末の全球凍結─多細胞生物の出現 ⑥ カンブリア紀の進化の大爆発 ⑦ 奇跡のシステム 性 ─個性を生み出すメカニズム ⑧ 巨木の森・大地を覆う─陸上植物の進化 ⑨ 昆虫たちの情報戦略 ⑩ 魚たちの上陸作戦 ⑪ 大空への挑戦─鳥は恐竜の子孫 ⑫ 古生代末の大量絶滅と哺乳類の誕生 ⑬ 大陸分裂と霊長類の進化 ⑭ 人間はどこへ行くのか ■テキスト 『ニューステージ 新訂 地学図表』浜島書店/820円 ■参考書・参考文献 『地球について』原田憲一/国際書院/3,785円 『地学は何ができるか』日本地質学会監修/愛智出版 2,940円 ─ 103 ─ 芸術教養科目 現代科学論B 中村恭子 前期 火曜 5講時 現代科学論Ⅱ 258020 銅金裕司 後期 火曜 3講時 238016 ■テーマ 生命科学史∼生物を扱う科学の発達史∼ ■テーマ 自然のすがた、科学のすがたを標榜する。 ■授業概要 かつては芸術も科学も同じ一つの理解の体系であり、あ らゆる知識の集積は、生命という問題意識へなだれ込ん でいた。しかし、多義的な生命を定義していくことは非 常に難しい。そこで、科学は狭義の生命である「生物」 に着眼することで、その視座を発展してきた。本講義で は、生物学の発達史に沿いながら生命科学全般について 解説することで、古代∼現代科学通史的な生物学の教養 に寄与する。また、近年再び交差し始めた科学・芸術の 学際研究に帰着しながら、今、アートから科学へどう接 近できるかを考える。 ※生命論Aも同時に受講することが望ましい。 ■授業概要 自然のすがた、科学のすがたを標榜する。人がいかなる 行動を起こしても自然に大きな影響をあたえる。その行 動のあり方を科学と言ってもいいかもしれない。狩猟、 採集から人類の文化は始まり、やがて科学となってゆく。 そこでは科学だけが独立してあるわけでなく、人と自然 の関係性を考察、検討してゆかねばならないだろう。各 講義で、事項をあげて科学の本質を解説してゆく。 ■授業計画 ① 科学の始まり ② 存在を言い割ける ③ かたちを知る ④ 生物の基本単位 ⑤ 胎児の記憶 ⑥ 生きていない生物を扱う ⑦ トビオかアトムか ⑧ バイオロジカル/バイオテクノロジー アート ⑨ 知覚はどこに生まれるか ⑩ 創発する生命 ⑪ 構成主義的アプローチ ⑫ 育種について ⑬ 世界をイメージで記述する ⑭ 未見・予見の生命像、人間像を創る ■テキスト 使用しない ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 科学による様々な生物への切り口を学ぶことで、芸術に おける次世代型の表象の習得に繋げる。 ■評価方法 授業参加度50% 小レポート50% ■授業計画 ① 科学のはじまり ② 科学のはじまり ③ 物質のなりたち ④ 物質のなりたち ⑤ 生命をさぐる ⑥ 生命をさぐる ⑦ エネルギーと電気 ⑧ エネルギーと電気 ⑨ 宇宙と地球の動き ⑩ 宇宙と地球の動き ⑪ 科学と社会 ⑫ 科学と社会 ⑬ 最先端の科学 ⑭ 最先端の科学 ⑮ 課題発表 受講に当たっての留意事項:ときにレポートを課す。学 内の展示などに講座として出展する。 備考(オフィスアワー):[email protected] 木、金曜、 夕方 ■到達目標 科学的感性を修得する ■評価方法 課題発表会、展示参加などでみんなで考え、講評しつつ、 評価を定める。 ─ 104 ─ 藤井秀雪 後期 火曜 2講時 京都学Ⅱ 228039 田口章子 前期 火曜 2講時 ■テーマ 「京都のものづくりの真髄に触れる」 芸術教養科目 京都学Ⅰ 228040 ■テーマ 京都で誕生したもの・京都が創り出したもの ■授業概要 芸術文化都市京都の伝統産業、伝統工芸に携わる12名の 第一線の職人、作家が、伝統をいまに生かすためのもの づくりの真髄を、肉声で語りかける授業です。伝統産業 に関わる人間の生き方と考え方、研ぎ澄まされた感性と 手仕事の技の粋を、作品や道具、材料を目の当たりにし つつ学びます。 ■授業概要 千年のみやこがうみだしてきたさまざまな芸術について 学ぶ。オムニバス形式で展開する。みやこが創造してき た文化芸術のすごさを知ることは、あなた自身の思索・ 創作活動にとって必要かつ最重要課題である。 ■授業計画 ① オリエンテーション ② 京菓子 ③ 京唐紙 ④ 京表具 ⑤ 西陣織 ⑥ 小紋型紙 ⑦ 藍染 ⑧ 京木工芸 ⑨ 陶芸 ⑩ 漆芸 ⑪ 金属工芸 ⑫ 京人形 ⑬ 仏像彫刻 ■授業計画 ① /17 京都で誕生したもの・京都が創りだしたも の 上村博 ② /24 剣鉾 伊達仁美 ③ / 岸田劉生 尾崎眞人 ④ /15 庭 仲隆裕 ⑤ /22 歌舞伎 田口章子 ⑥ /29 奇人 松井利夫 ⑦ / 清水六兵衛 清水六兵衛 ⑧ /12 茶室 中村利則 ⑨ /19 映画 北小路隆志 ⑩ /26 浮世絵 菅原真弓 ⑪ / 色 八幡はるみ ⑫ /10 庭の音 曽和治好 ⑬ /17 マネキン 藤井秀雪 ⑭ /24 まとめ 田口章子 ■テキスト 使用しない ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 『京都職人 匠の手のひら』サクラエディトリアルワー クス編著/高階秀爾・大野木啓人監修/水曜社/3,360円 ■到達目標 京都の職人や作家の思いや美意識に触れる中で、ものづ くりの真の意味と深さを知る。 ■評価方法 授業参加度50% 小レポート10% 期末レポート40% ■参考書・参考文献 授業時に指示 ■到達目標 芸術のみやこ・京都を実感し、京都がうみだしてきたさ まざまな文化を知ること。 ■評価方法 授業参加度50% 筆記試験50% ─ 105 ─ 芸術教養科目 日本芸能史Ⅰ 田口章子 前期 月曜 5講時 日本芸能史Ⅱ 158008 後期 月曜 5講時 ■テーマ 芸能史の中世∼中世を知らずに日本芸能史は語れない 158009 ■テーマ 「芸能史の中世」∼中世を知らずに日本芸能史は語れな い ■授業概要 「東アジアの大変動と連動した日本芸能史の革新」 日本の中世は精神文化の革新時代です。新しく、鎌倉仏 教、神道各派、学問、文芸、そして、芸能や芸道がこの 時代に誕生、活動を始めました。 12世紀から13世紀、東アジアは激動の時代を迎え、中国 や朝鮮で古代が終りました。その影響下、日本の古代も 終わって中世が開始されました。日本の芸能史はその激 動のなかで変革をとげました。中世を知らずに日本芸能 史を語ることはできません。 ■授業計画 ① 総論 中世の精神革命 諏訪春雄 4/9 ② 茶・花・香 理論 村井康彦 4/16 ③ 闘茶 実演 筒井絋一・麹谷宏 4/21 ④ 華道 実演 佐野珠寶 5/7 ⑤ 香道 実演 山田英夫 5/14 ⑥ 聲明 実演 天台宗総本山比叡山延暦寺法儀 音律研究部 解説(木戸敏郎)5/21 ⑦ 能・狂言 理論 諏訪春雄 5/28 ⑧ 能 実演 片山九郎右衛門 6/4 ⑨ 狂言 実演 茂山良暢 6/11 ⑩ 方相氏 実演 平安神宮6/18 ⑪ 音曲 理論 木戸敏郎 6/25 ⑫ 平曲 実演 今井勉7/2 ⑬ 壬生狂言 実演 壬生寺大念仏講 7/9 ⑭ まとめ 田口章子 7/23 ※授業開始前ですが、4月9日に1回目の講義を行いま す。 ■テキスト レジュメ配布 ■参考書・参考文献 授業時に指示 ■到達目標 日本の「中世」が精神文化の革新時代であることを芸能 を通して理解する。 ■評価方法 授業参加度50% レポート試験50% 田口章子 ■授業概要 「東アジアの大変動と連動した日本芸能史の革新」 日本の中世は精神文化の革新時代です。新しく、鎌倉仏 教、神道各派、学問、文芸、そして、芸能や芸道がこの 時代に誕生、活動を始めました。 12世紀から13世紀、東アジアは激動の時代を迎え、中国 や朝鮮で古代が終りました。その影響下、日本の古代も 終わって中世が開始されました。日本の芸能史はその激 動のなかで変革をとげました。中世を知らずに日本芸能 史を語ることはできません。 ■授業計画 ① 総論 中世の芸能革命 諏訪春雄 10 /1 ② 舞楽 実演 天王寺楽所雅亮会(解説 木戸敏郎) 10/15 ③ 御神楽 実演 伏見稲荷大社(解説木戸 敏郎) 10/22 ④ 石見神楽 実演 石見神楽温泉津舞子連中 10/29 ⑤ 精進料理 理論 棚橋俊夫 11/5 ⑥ 絵解き 理論 林雅彦(明治大学法学部 教授) 11/12 ⑦ 尾張万歳 実演 尾張万歳保存会 北川幸 太郎 11/19 ⑧ 芸能の場 理論 山・広場・舞台 諏訪春 雄 11/26 ⑨ 説経浄瑠璃 実演 若松若太夫 12/3 ⑩ 連歌 理論 近藤蕉肝(成蹊大学) 12/10 ⑪ 講談 実演 宝井馬琴 12/17 ⑫ 京の祇園会と町衆 理論 川嶋将生 立命館大学文 学部教授 1/7 ⑬ 京舞 実演 井上八千代 1/21 ■テキスト レジュメ配布 ■参考書・参考文献 授業時に指示 ■到達目標 日本の「中世」が精神文化の革新時代であることを芸能 を通して理解する。 ■評価方法 授業参加度50% レポート試験50% ─ 106 ─ 田口章子・高木克美 他 ■テーマ 「日本を学ぶ」 ■履修にあたっての注意事項 日本文化演習はすべてエントリー科目です。履修登録前 のエントリー受付期間中にエントリーを行い、エント リー結果を確認した後、履修登録をして下さい。 クラスによって授業日が異なります。 授業日をしっかりと確認して、受講するようにして下さ い。 日本文化演習A(和太鼓) 日本文化演習B(和太鼓) 日本文化演習C(和太鼓) 日本文化演習D(和太鼓) 日本文化演習E(和太鼓) 日本文化演習F(和太鼓) 芸術教養科目 日本文化演習A∼Ⅹ ■授業メッセージ 日本文化を支える精神を学ぶための演習。日本人の伝統 的な身体感覚を取り戻すことは大変重要です。日本文化 を支えてきた伝統の上にはじめて新しい創造が可能にな るからです。芸術大学で学ぶみなさんにとって大事な感 覚です。演習ですから、時間厳守、遅刻厳禁。途中放棄 をしないという覚悟でのぞんでください。(田口章子) ■評価方法 授業参加度50% 実習の成果50% ABCD 高木克美 EF 野田悟 A 前期後半 月曜 2・3講時(6/11、6/18、6/25、7/2、7/9、7/16、7/23) B 前期後半 火曜 2・3講時(6/12、6/19、6/26、7/3、7/10、7/17、7/24) C 後期前半 月曜 3・4講時(10/1、10/8、10/15、10/22、10/29、11/5、11/12) D 後期後半 月曜 3・4講時(11/19、11/26、12/3、12/10、12/17、1/7、1/21) E 後期前半 火曜 2・3講時(10/2、10/9、10/16、10/23、10/30、11/6、11/13) F 後期後半 火曜 2・3講時(11/20、11/27、12/4、12/11、12/18、1/8、1/15) ■テーマ 「和太鼓」 ■履修にあたっての注意事項 ※履修希望者は事前にエントリーをする必要がありま す。(定員各30∼35名) ※運動のできる服装を持参すること。 ※授業初日まで詳細を芸術教養教育センターの掲示板に て確認すること。 ■授業概要 日本の代表的な楽器「和太鼓」を通して、音とパフォー マンスの関わりを学び、心と身体の活かし方を実感して もらいます。基礎技術を習得することはもちろんのこと、 主体性や協調性を養うと共に、各々に潜んでいる響き合 う心、感動する心を目覚めさせ、命あるものとしてのエ ネルギーを大いに発揮して下さい。 128016 228042 138015 138016 228043 228044 ■到達目標 自分の殻を破り、自己へ挑戦する。与えられている心と 身体を活かし、協調性を持ちながらいかに自己表現する か。達成感・充実感を味わってもらいたい。 ■授業計画 ① オリエンテーション・和太鼓基礎打ち 曲説明・実技練習 ② 大太鼓を打つ 和太鼓の製造を知る ③ 実技練習(和太鼓の色々な打ち方)・グループ練習 ④ 実技練習(和太鼓と身体表現)・グループ練習 ⑤ 実技練習(和太鼓と心)・グループ練習 ⑥ グループ練習 ⑦ 発表会 ■評価方法 授業参加度 50% 発表会演奏 40% レポート 10% ─ 107 ─ 芸術教養科目 日本文化演習G(琵琶) 日本文化演習H(琵琶) G 上原まり H 大藪旭晶 G 前期後半 月曜 3・4講時(6/11、6/18、6/25、7/2、7/9、7/16、7/23) 138017 H 後期前半 月曜 3・4講時(10/1、10/8、10/15、10/22、10/29、11/5、11/12) 138018 ■テーマ 「琵琶」 ■履修にあたっての注意事項 ※履修希望者は事前にエントリーをする必要があります (定員各20名) ※楽器運搬など授業準備のため、毎回12:50に集合する こと。(初回授業日は春秋座入口に必ず集合すること) ■授業計画 ① 琵琶の歴史、楽器の解説 ② 語り物としての琵琶の説明、楽器の扱い方 ③∼⑤ 琵琶の実習 ⑥∼⑩ 琵琶の練習と共に語り[歌]の実習 ⑪ 実習のまとめ ⑫ 発表会 ■到達目標 琵琶という楽器の演奏を通して、日本独特の古典芸能の すばらしさ、歴史の重み、精神的豊かさを体感していた だきたいと存じます。 日本文化演習I(能) 河村博重 後期前半 月曜 3・4講時(10/1、10/8、10/15、10/22、10/29、11/5、11/12) ■テーマ 「能」 ■履修にあたっての注意事項 ※履修希望者は事前にエントリーをする必要がありま す。(定員20名) ※初回授業に必ず足袋を持参すること。 138019 ■授業計画 ① 能楽とは ② 仕舞を練習してみよう ③ 声を出してみよう ④ 演技をしてみよう ⑤ 歩いてみよう ⑥ 発表 ■到達目標 授業の中で演能する事で、自分の身体を通して、古典芸 能のすばらしさを具体的に体験する。 日本文化演習J(狂言) 茂山良暢 後期前半 月曜 3・4講時(10/1、 10/8、 10/15、 10/22、 10/29、 11/5、 11/12) ■テーマ 「狂言」 ■履修にあたっての注意事項 ※履修希望者は事前にエントリーをする必要がありま す。(定員20名) 138020 ■授業計画 ① 狂言とは 演じるとはどういうことか ② 基礎 恥ずかしさを忘れる ③ 基礎 歩く ④ 基礎 せりふ ⑤ 基礎 狂言小舞 ⑥ 絵ざらえ ■到達目標 狂言を通して人前で何かを発することを学ぶ。 ─ 108 ─ 芸術教養科目 日本文化演習K(日本舞踊) 日本文化演習L(日本舞踊) 藤間勘世 K 前期後半 月曜 3・4講時(6/11、6/18、6/25、7/2、7/9、7/16、7/23) L 後期後半 月曜 3・4講時(11/19、11/26、12/3、12/10、12/17、1/7、1/21) ■テーマ 「日本舞踊」 ■履修にあたっての注意事項 ※履修希望者は事前にエントリーをする必要があります (定員各20名) ※初回授業に必ず持参すること ・男子 浴衣、角帯(へこ帯は不可)、ひも1本(着 物用)、足袋、舞扇(貸出し可) ・女子 浴衣、帯、ひも2本(着物用)、足袋、舞扇(貸 出し可) ※授業開始時間までに浴衣を着用のこと。 ■授業計画 ①∼③ 女形の踊り ④∼⑦ 立役の踊り、発表 ■到達目標 日本舞踊に親しみ、興味を喚起する。 日本文化演習M(日本舞踊) 日本文化演習N(日本舞踊) 138021 138022 藤間信乃輔 M 前期(隔週開講) 火曜 3・4講時(4/24、5/15、5/29、6/12、6/26、7/10、7/24 全7回) N 後期(隔週開講) 火曜 3・4講時(10/9、10/23、11/6、11/20、12/4、12/18、1/5 全7回) ■テーマ 「日本の立ち振舞いを身につける」 ■授業概要 日本の伝統芸能である日本舞踊の幅広い演目の中から基 礎となる舞踊を実際に体験し、身につけ現代の動きには ない日本の所作、表現方法等を自身が踊る事で日本の伝 統芸能の奥深さと芸術性を学ぶ。 また、舞踊とは感謝と祈りが根本にあることを大切に授 業を進めて行きます。 ■授業計画 ① 講義「日本舞踊と舞台が出来るまで」扇子の開 け方等の基本実技 ②∼⑥ 舞踊実技 ⑦ 鑑賞と発表会 238017 238018 ■履修にあたっての注意事項 ※履修希望者は事前にエントリーをする必要がありま す。(定員各25名) ※隔週開講なので日程に注意すること。 2回生は百科学Ⅲとこの授業のセット履修が可能。 ※授業開始までに浴衣を着用のこと。 ■到達目標 日本舞踊の体験を通じ古典の身体表現と精神表現を学 び、先人が培ってきた下さった日本の伝統文化に興味関 心と面白味を感じ、古くとも新たな感性と創造性そして 精神の向上を促す事を目的とします。 ─ 109 ─ 芸術教養科目 日本文化演習O(日本舞踊) 坂東温子 前期前半 月曜 3・4講時(4/16、4/23、5/7、5/14、5/21、5/28、6/4) 138023 ■到達目標 舞踊の身体を通して日本人を知る ■テーマ 「日本舞踊」 ■履修にあたっての注意事項 ※履修希望者は事前にエントリーをする必要がありま す。(定員15名) ・男子 浴衣 角帯(へこ帯は不可) ひも一本(着 物用) 足袋 ・女子 浴衣 帯 ひも2本(着物用)足袋 ※授業開始までに浴衣着用のこと ■授業計画 ① 舞踊について 坂東流入門 ② 女の踊り1 ③ 女の踊り2 ④ 女の踊り3 ⑤ 総ざらい ⑥ まとめ ■授業概要 明治以降、失われてしまった日本人の伝統的な身体感覚 を踊りを通して学ぶ。 日本文化演習P(邦楽囃子) 日本文化演習Q(邦楽囃子) 藤舎呂舟、藤舎清鷹 P 前期前半 月曜 3・4講時(4/16、4/23、5/7、5/14、5/21、5/28、6/4) Q 後期後半 月曜 3・4講時(11/19、11/26、12/3、12/10、12/17、1/7、1/21) ■テーマ 「邦楽囃子」 138024 138025 ■履修にあたっての注意事項 ※履修希望者は事前にエントリーをする必要があります (定員各20名) ※楽器運搬など授業準備のため、毎回12:50に集合する こと。(初回授業日は春秋座入口に必ず集合すること) ■授業計画 ① 鳴物についての概要、楽器の解説 ②∼④ 小鼓、〆太鼓の実習、鑑賞 ⑤ 実習した楽曲のまとめ ⑥ 発表会 ■到達目標 日本人独特の繊細な感覚を理解し、邦楽の世界への理解 を深める。 ■授業内容 日本の古典舞台芸術の大きな構成要素である「邦楽囃子」 について、小鼓と〆太鼓を修得する課程から、日本の伝 統や独自の芸術感覚に対するより深い理解が得られるよ う実習を中心として研究を行う。 ─ 110 ─ 芸術教養科目 日本文化演習R(常磐津) 常磐津都㐂蔵、常磐津都史 前期後半 月曜 3・4講時(6/11、 6/18、 6/25、 7/2、 7/9、 7/16、 7/23) 138026 ■履修にあたっての注意事項 ※履修希望者は事前にエントリーをする必要がありま す。(定員10名) ※授業は祇園町お稽古場にて行ないます。 受講者は授業初日の前日までに芸術教養教育センター にて、場所を確認すること。 ■テーマ 「常磐津」 ■授業計画 ① 楽器の説明 ② 調弦 ③ 三味線の歴史 ④ 三味線音楽の諸流派 ⑤ 歌と三味線の関係 ⑥ 簡単なテスト(アンケート提出) ■到達目標 三味線音楽の表現する豊かな世界を体験し、日本人の発 想と感覚を実感すること。 ■授業内容 三味線の稽古を通して日本独自の文化を体験する 日本文化演習S(華道・未生流) 小林秀加 後期前半 月曜 3・4講時(10/1、10/8、10/15、10/22、10/29、11/5、11/12) ■テーマ 「華道」 ■授業概要 華道は、命ある花を活かす「時間芸術」であり、花の表 情を捉え表現する「空間芸術」です。皆さんの専門分野 と深い関わりをもっています。授業では、季節の花を扱 いながら現代花・古典花をはじめオブジェまで、各自幅 広い制作をします。また展示する機会を設けます。そし て、伝統ある京都の地で誕生した華道を豊かに解釈する ために、花の色味、日本の伝統色彩・花の効用について など植物に関する講義もしていきながら、日本の文化に も触れ「華道の芸術性」を学びます。 138027 ■授業計画 ① 華道の誕生─芸術性・発展へのプロセス─ ② 花の構成─花の表情をつかむ─ ③ 花を飾る─空間を活かす─ ④ 四季折々の花─花の色・五節句・植物の効用─ ⑤ 花を引き立てる─焼き物・塗りもの─ ⑥ 京都と花─祭りや儀式における花を実習 ⑦ 立体造形としての花─空間演出を実践─ ■評価方法 授業への参加度(50%) 授業への意欲(50%)をもって総合的に評価する。 ■到達目標 華道を通して自然にある草花の表情をとらえ、空間造形 の感性を磨いてほしい。伝統芸術に触れ、そしてこれか らの新たな文化・芸術を考える目を養ってほしい。 ■履修にあたっての注意事項 ※履修希望者は事前にエントリーをする必要がありま す。(定員各40名) ※材料費8,500円が別途必要です。 ─ 111 ─ 芸術教養科目 日本文化演習T(華道・草月流) 樋口花祥 前期後半 月曜 3・4講時(6/11、6/18、6/25、7/2、7/9、7/16、7/23) 138028 ■テキスト 使用しない プリント配布 ■テーマ 「華道」 いけばなをつくる ■授業概要 「草月のいけばな」は「いつでも」 「どこでも」 「誰にでも」 どんな材料を使っても活けられるという特色を持ってい ます。授業では「草月」独自の花型法を用いて、同じも のが2つとない、時とともに姿を変えていく植物の美を いかす、時代に沿った「いけばな」を作り出すための基 礎を学びます。 又、自らが楽しむことから、その楽しさを多くの人に伝 え分かち合うことができるようにただ「花をいける」の ではなく、作品を創る行為から自己表現法を学びます。 ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 「草月のいけばな」の基本を学ぶことにより、植物とい う自然の美をいかす感性と柔軟な表現力を身につける。 ■評価方法 授業への参加度(50%) 授業への意欲・表現力を総合的にみて評価する(50%) ■授業計画 ① いけばなとの出会い=花材の扱い方から基本のいけ かた ② いけばなの原点=基本の骨格を習得する ③ いけばなの多様性=基本から変化を表現する ④ いけばなの可能性=〈バランス〉を表現する ⑤ いけばなで立体感を=〈間〉を表現する ⑥ いけばなの核心=〈簡潔〉に表現する ⑦ 花と人とのつながり=〈個〉の表現から〈融合〉の 表現へ 日本文化演習U(装花) 日本文化演習V(装花) 岸勝人 U 前期(隔週開講) 火曜 3・4講時(4/24、5/15、5/29、6/12、6/26、7/10、7/24 全7回) 238019 V 後期(隔週開講) 火曜 3・4講時(10/9、10/23、11/6、11/20、12/4、12/18、1/15 全7回) 238020 ■テーマ 「花を生けることから得る第二次要素(デザインおよび 哲学)」 ■授業概要 花を生ける。とても素敵な言葉、そして奥深い所作だと 思います。授業では花を生ける仕事をしています私と共 に、現場で花を生ける技術・色彩・スタイルと花の表現 力によるアートプロデュースを学びます。花のアート表 現は幅広く、自然・季節をとりこみながらの自己表現で あったり、行事・慣習に沿う文化的表現であったりしま す。どちらでも花の命への畏敬を忘れてはならず、授業 では花を生ける技術は基より、花に向かい合う気持ちも 大切に考えていきます。そこには日本人のもつ伝統的な 美意識と再会することができ、デザインやセンスだけで ない美の品格の奥深さを発見することを目指します。 ■到達目標 花と向き合うことにより生まれるデザインや美意識。 また花を生ける所作より生命・自然への畏敬とともにあ る芸術的表現。 ■評価方法 出席・授業への参加度(50%) 授業への意欲・表現力を総合的にみて評価する(50%) ■履修にあたっての注意事項 ※履修希望者は事前にエントリーをする必要がありま す。(定員各25名) ※材料費8,500円が別途必要です。 ■授業計画 ① 【花と出会う】 花のもつ魅力を探る。 ② 【花を楽しむ】 自己表現として花を身近に感じ生けてみる。 ③ 【花に学ぶ】 自然の姿、花の生命力を見極め表現してみる。 ④ 【花を生ける】 テーマや目的を考えて花を生ける。 ⑤ 【花のアートプロデュースの仕事】 花を生ける仕事とデザインについて。 ⑥ 【花の現場】 アート的表現・デザイン作成など、花業界での実務 的なこと。 (ウェディング装飾などや花の流通について) ⑦ 【花と自身】 花を生け、花の表現に何を見出だし何を感じるか。 制作発表。 ─ 112 ─ 芸術教養科目 日本文化演習W(水墨画) 日本文化演習X(水墨画) 李庚 W 前期前半 火曜 3・4講時(4/17、4/24、5/8、5/15、5/22、5/29、6/5) X 後期後半 火曜 3・4講時(11/20、11/27、12/4、12/11、12/18、1/8、1/15) ■テーマ 「水墨画」 ■履修にあたっての注意事項 ※履修希望者は事前にエントリーをする必要がありま す。(定員各20名) ■授業概要 水墨絵画は東方造形芸術を代表する様式のひとつです。 この授業では世界文化遺産の敦煌故宮博物院をはじめ世 界各地の博物館の名品および現代芸術表現の中から精選 された作品を分析しながら基本技法を学びます。 素材と表現 を主軸とし実技演習を行い、自選課題の研 究も可能です。古典絵画の模写とは、はるか時空を超え てその歴史を体感できるというおもしろさがあります。 ■授業計画 ① 実技演習 古典技法 ② 墨の研究 ③ 水墨・造形・下絵 ④ 講義 古典絵画の研究 ⑤ 水墨の技 ⑥ 近代水墨画巨匠達の技 ⑦ まとめ・合評 238021 238022 ■参考書・参考文献 『水墨画入門(墨スペシャル24号)』李庚 他/芸術新聞 社 ■到達目標 「墨の文化」の形と型の研究。水墨画に関する基礎知識 の把握。 ■評価方法 授業への参加度50%、制作物50% ─ 113 ─ 芸術教養科目 芸術総合演習ⅢA(食藝プログラム初級) 芸術総合演習ⅢB(食藝プログラム初級) 棚橋俊夫 芸術総合演習ⅢC(食藝プログラム初級) 芸術総合演習ⅢD(食藝プログラム初級) 148013 228045 138029 228046 ⅢA 前期 月曜 4・5講時 ⅢB 前期 火曜 2・3講時 ⅢC 後期 月曜 3・4講時 ⅢD 後期 火曜 2・3講時 ■テーマ 「芸術と食の深いかかわり ∼食藝の世界∼」 ■授業概要 食(しょく)して、藝(う)える。あるいは藝えて食する。 つまり食藝とは、苗を藝えて育て実ったものを食するこ とである。 あらゆる創造活動の源となる自然に目を向け、そこで培 われる生命の尊さや体を養う自然界からの恵みの素晴ら しさ、そして人間の手によって表される食の可能性を「食 藝」の授業をとおして追究する。食藝を学ぶことによっ て、芸術家を目指す者にとってかけがえのない美しい 「苗」を心身に藝え育てることになろう。実際に「見る、 触る、嗅ぐ、聴く、味わう」の五感を刺激して感性を磨 くこと、食の知識や哲学を学んで知性を培うこと、さら に食する作法や礼儀を知って理性を備えることは食世界 の醍醐味といえる。食藝の講義+実践で身に付けたこと は多くの藝術活動の礎になるであろう。(定員28名) ※履修希望者は事前にエントリーする必要があります。 ※エントリーの際に志望理由を用紙に記入し、必ず提出 すること。 ※履修にあたり材料費8,500円が必要です。 ■参考書・参考文献 『精進SHOJIN─野菜は天才』棚橋俊夫/文化出版局/ 1,680円 『野菜の力 精進の時代』棚橋俊夫/河出書房新社/ 1,890円 ■到達目標 食藝の授業をとおして新しい美意識と価値観を見出す。 ■評価方法 授業への参加姿勢(授業参加度50%)・レポート ○この授業専用のノートを用意すること ■授業計画 ① 食文化論Ⅰ・Ⅱ+実習(ご飯を炊く〈鉄釜・電気釜〉) ② 食感論Ⅰ・Ⅱ+実習(だし〈こんぶ・かつお・干し しいたけ・じゃこ・味の素…〉) ③ 食習慣論Ⅰ・Ⅱ+実習(漬物〈ぬか・塩・味噌・粕・ しょうゆ…〉) ④ 食精神論・食文学論+実習(ごますり〈ごまペースト・ ごま豆腐…〉) ⑤ 食文化論Ⅲ・食生活論+実習(調味料〈しょうゆ・ 味噌・塩・みりん…〉) ⑥ 食生命論・食伝播論+実習(香辛料〈和洋各種スパ イス・吸い口…〉) ⑦ 食素材論Ⅰ・食道具論+実習(調理法Ⅰ 茹でる+ 刻む) ⑧ 食設備論・食建築論+実習(調理法Ⅱ 焼く+和え る) ⑨ 食表現論Ⅰ・食文化論Ⅳ+実習(調理法Ⅲ 揚げる +ソース) ⑩ 食広告概論+実習 (調理法Ⅳ 蒸す+寄せる) ⑪ 食素材論Ⅱ・食表現論Ⅱ+実習(食材選びと献立) ⑫ 食文化論Ⅴ・食表現論Ⅲ+実習(器と料理) ⑬ 食習慣論Ⅲ・食コミュニケーション論+実習(茶事) ■テキスト 使用しない ─ 114 ─ 前期 火曜 4・5講時 芸術教養科目 芸術総合演習Ⅳ 棚橋俊夫 (食藝プログラム上級) 芸術総合演習Ⅴ 棚橋俊夫 (食藝プログラム上級) 248027 後期 火曜 4・5講時 ■テーマ 「食藝を体感し、表現するⅠ」 248028 ■テーマ 「食藝を体感し、表現するⅡ」 ■授業概要 食藝の概念を理解し、その可能性を実際に身をもって感 じ、他者に表現することで、その奥義を知るプログラム。 具体的に基本的な食から応用的な料理まで、技術的にも 向上を目指し、食藝がもたらす多くの可能性を実践を通 して感じる。さらに健康面から本質的な食を学び、それ がもたらす健全な生活と精神についても考察する。まさ に食藝の実践は食材を使って自らをデザインすることで あり、他者に喜びをもたらすものである。(定員28名) ※履修希望者は事前にエントリーする必要があります。 ※エントリーの際に志望理由を用紙に記入し、必ず提出 すること。 ※「芸術総合演習Ⅲ」の修得者優先(あるいはそれに准 ずる者) ※基本的に「芸術総合演習Ⅳ」、「芸術総合演習Ⅴ」をと もに履修することが望ましい。 ※履修にあたり材料費10,000円が必要です。 ■授業計画 毎回テーマに沿って、自主的に①プランニング→②メ ニュー作り→③料理実習→④食事→⑤議論を繰り返し行 なうことで高い技術と精神性を養う。さらに一年を通し て季節ならではの食材を通し、環境や社会問題を研究し、 農業経験やレストラン経営にも触れ、その哲学を学ぶ。 そして食藝に関わる専門家(例えばレストランオーナー、 シェフ、みそやさん、漬ものやさん、農家等)との交流 をはかり、京都の食文化を学ぶ。これらを通して、将来 の歩むべき道や生き方を考えるヒントとして、社会人と しての自覚やたしなみを身につける。 ■テキスト 『精進SHOJIN−野菜は天才』棚橋俊夫/文化出版局/ 1,680円 ■授業概要 芸術総合演習Ⅳに引き続き、よりスキルアップを目指し、 実践的で体験的な食藝の表現を学ぶ。その時期(秋、冬) ならではの食材を使って、季節と表現について思考する。 さらに京都を中心に歴史や文学、芸能と食との関わりに も及び、食と文化について、いろいろな角度から研究し、 それらをヒントに現代に通じる食藝の表現やあり方を模 索する。例えば村井弦斎の著書にそって実習する。尚、 村 井 弦 斎 は 明 治 時 代 に 活 躍 し た 作 家 で あ り、 フ ー ド ジャーナリストのはしりと云われ、 食育 の提唱者でも あり、当時かなり社会的に影響を及ぼした。(定員28名) ※履修希望者は事前にエントリーする必要があります。 ※エントリーの際に志望理由を用紙に記入し、必ず提出 すること。 ※「芸術総合演習Ⅲ」の修得者優先(あるいはそれに准 ずる者) ※基本的に「芸術総合演習Ⅳ」/「芸術総合演習Ⅴ」は関 連しており、ともに履修することが望ましい。 ※履修にあたり材料費10,000円が必要です。 ■授業計画 毎回、江戸時代、明治時代、大正、昭和、と各時代の文 献をもとに食と文化について考察検証し、実際に調理し、 日本文化と食について学ぶ。特に明治期に出版された『食 道楽』(村井弦斎著)を元に当時の家庭料理から生活と 文化についてより具体的に体験する。 ■テキスト 『食道楽(上、下)』村井弦斎/岩波文庫/1,974円 ■参考書・参考文献 授業中に適宜指示する ■到達目標 歴史を通して食藝の今日的意味を理解する。 ■参考書・参考文献 授業中に適宜指示する ■到達目標 食藝の美意識や価値観を形にして、自他の喜びとする。 ■評価方法 授業参加度、積極性とその内容 ■評価方法 授業参加度、積極性とその内容 ─ 115 ─ 芸術教養科目 日本文化論 田口章子 後期 火曜 3講時 238023 ■テーマ 「日本人を知る」 ■授業概要 歌舞伎作品を通して失われた日本人を探す。キーワード は日本人の行動原理を律する「恥」と「情」。独自の日 本人論を展開することで、近代日本人が失ってしまった ものを考えてみたい。 ■授業計画 ① 江戸時代を見直す ② 「恥」と「情」vs.「罪」と「罰」 ③ なぜ、「切腹」するのか ④ なぜ、「切腹」するのか ⑤ 恋のお話 ⑥ 恋のお話 ⑦ なぜ、毒を盛るか ⑧ なぜ、毒を盛るか ⑨ なぜ、自害するか ⑩ なぜ、「子殺し」をするか ⑪ なぜ、真実を告白するか ⑫ なぜ、真実を告白するか ⑬ 古典の意義について ⑭ まとめ ■テキスト 使用しない レジュメ配布 ■参考書・参考文献 授業時に指示 ■到達目標 21世紀の日本人の生き方を考える手がかりを見つける。 ■評価方法 授業参加度50% 筆記試験50% ─ 116 ─ 芸術教養科目 キャリアプランニングA キャリアプランニングB キャリアプランニングC キャリアプランニングD キャリアプランニングE キャリアプランニングF ABDE山本繁 CF 中山博喜 228047 238024 248030 258021 238025 248031 A 前期 火曜 2講時 B 前期 火曜 3講時 C 前期 火曜 4講時 D 前期 火曜 5講時 E 後期 火曜 3講時 F 後期 火曜 4講時 ■テーマ 「〈夢〉を実現させる大学生活の過ごし方」 ■授業概要 キャリアプランニングでは、大学での学習に不可欠な基 礎的能力のうち、特に「聞く・話す」コミュニケーショ ン能力の養成を目指します。 また、先輩や同級生とコミュニケーションすることを通 じて、自らのキャリア・デザインを具体的に描き、大学 時代に挑戦すべきこと、習得すべきことを明確にしてい きます。 さらに、他の講義でも多用されるグループワークを効率 的に推進していくために必要な基礎的なスキル(ブレイ ンストーミング、KJ法など)についても習得し、グルー プワークが頻繁に行われる2年次以降の学習に備えま す。 2)自らのキャリア・デザインおよび大学時代に挑戦す べきこと、習得すべきことを具体的に描くこと 3)グループワークを効率的に推進していくための基礎 的なスキル(ブレインストーミング、KJ法など)を 習得すること 4)大学生活を120%充実したものにする意欲を持つこ と ■評価方法 課題[80%] 授業(演習等)でのパフォーマンス[20%] ■授業計画 ① オリエンテーション ② コミュニケーション演習Ⅰ ③ コミュニケーション演習Ⅱ ④ ロールモデル研究Ⅰ ⑤ ロールモデル研究Ⅱ ⑥ コーチング・ファシリテーション ⑦ 質問力トレーニング ⑧ ロジカル・シンキングⅠ ⑨ ロジカル・シンキングⅡ ⑩ グループワーク・トレーニングⅠ ⑪ グループワーク・トレーニングⅡ ⑫ グループワーク・トレーニングⅢ ⑬ 未来履歴書の作成 ⑭ 未来履歴書の作成 ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 この授業を通じて、以下を達成することを目標とします。 1)他者との共同作業(グループワーク)を推進して行 く上で必要なコミュニケーション能力(聞く、話す) を身につけること ─ 117 ─ 芸術教養科目 キャリアデザインⅠA (就職試験対策国語・初級) 髙橋晉戒 168003 前期 月曜 6講時 ■テーマ 「SPI2-U. 言語の攻略」 ■授業概要 SPI2は日本で一番使われている採用テストです。年間 8300社(2009年度調べ)の企業がSPI2を使用しており、 その傾向は益々強まっています。また「テストセンター」 に於ける採用テスト(テスト会社が用意した会場に出向 いて、PCでSPI2を受験する方式)も増加しており年間 2000社以上が、テストセンター受験方式を用いています。 これはSPI2が、就職活動をする中で、ほぼ確実に受験す る採用テストであり、その対策が必要である事を意味し ます。 本講座では、SPI 2-U 言語の出題傾向を分析し、頻度の 高い項目を中心に解法を提示し、国語領域の完全攻略を 目指します。また国語領域は、他の採用テストにも役に 立ちますので、就職を考えている皆さんの積極的な受講 を希望致します。 本講座では、就職活動に必要な課題の実践を通して、皆 さんのスキルアップのサポートをします。(定員200名) ■授業計画 STAGE.1 「SPI2の言語対策が必要な理由」 オリエンテーション・現在(2012)就職事情 をレクチャーし、就職活動全体の流れを掴 む。 その上で、企業で出題された多くの言語問 題の実践を通して、自分の弱点を考える。 STAGE.2 「漢字」の出題傾向 頻出書き取り、同音異義・同訓異字の書き 取り、熟語の読み、特殊な読み・難題、対 義語 他。 STAGE.3 「四字熟語・ことわざ」の出題傾向 数字を用いる四字熟語、頻出四字熟語、こ とわざ、間違いやすいことわざ・慣用句他。 STAGE.4 「敬語」の出題傾向 尊敬語・謙譲語・丁寧語の使い分けが出来 るか否かは就職活動を左右します。日常的 に使ってなければ、なかなか出来ない使い 分けを学び、日常生活やビジネスシーンで 実際に敬語を使用する練習をします。 STAGE.5 「手紙の書き方・国語常識」の出題傾向 OB・OG訪問時、企業宛の手紙の書き方を 中心にレクチャーします。 また月、年齢、数量の呼称や名称を知識と して覚えます。 STAGE.6 「二語関係問題の概要と攻略法」 二 語 関 係 はSPI2で 必 ず 出 題 さ れ る 設 問 で す。7種類の分類記号を覚え、対応しましょ う。 STAGE.7 「二語関係の再現問題」 過去に出題された問題を再現します。実際 に解答してみましょう。 STAGE.8 「熟語問題の概要と攻略法」 かなり難しい設問が出題されるのが、熟語 問題です。3点の解き方のこつを覚え、対 応しましょう。 STAGE.9 「熟語の再現問題」 過去に出題された問題を再現します。実際 に解答してみましょう。 STAGE.10 「語句の用法問題と攻略法」 SPI2言語領域で最も難しいと言われている 語句の用法問題です。多義語、文法を中心 に学習します。 STAGE.11 「語句の用法問題と攻略法」 過去に出題された問題を再現します。実際 に解答してみましょう。 STAGE.12 「三題噺・小論文対策」 近年、各業界で採用試験に出題される三題 噺。また筆記試験で行われている小論文。 中でも「仕事」、 「将来」、 「友人」に関するテー マは多い。ここでは三題噺と小論文の書き 方を学び、丁寧語、尊敬語、謙譲語等の使 用の仕方を再確認します。 STAGE.13 「長文読解問題と攻略法」 SPI2のペーパーテストの言語領域では、長 文読解の占める割合は大きく、難解な文章 の設問が出題されます。長文読解問題を、 上手く解けるかどうかが、高得点を取れる かどうかの分かれ道です。解き方のこつを 覚え、必ず出題される「接続詞の選択問題」 をきちんと押さえられるようにしましょう。 STAGE.14 「総括・SPI2-U、テストセンター、WEBテ ストに勝つ!」 テストセンターの説明、筆記試験の最新動 向、就職試験の初期段階に多く実施される Webテストの内容をレクチャーし、他の形 式の問題を解いてみる。 今後の就活指導も含め、講座の総括を行う。 ■テキスト 『SPI2-U 言語問題集』髙橋 晉戒 著/北斗書房 1,400円(税込) ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 SPI2-U 言語の解法を学び、問題慣れする事で自分に自 信をつける。 ■評価方法 授業参加度50%と期末試験(SPI2-U 言語)50%で総合 的に評価する。 ─ 118 ─ 芸術教養科目 キャリアデザインⅠB 笹部朗 (就職試験対策・英語初級) 前期 火曜 4講時 248032 ■テーマ 就職試験Webテストの英語対策 ■授業概要 近年のグローバル化に伴い、採用試験に英語を含む企業 が増加しています。本講座では、Webテストのシェア第 1位である「玉手箱」に含まれる英語テストの対策を中 心に英語の基礎を履修し、SPI2の英語テストやTOEIC にも転用できるスキルを養います。まずは基礎から、最 終的には中学高校履修レベルの英語力を確実に身につけ ることが目標です。 本講座では講義形式は必要最低限にとどめ、実践による スキルアップを中心とします。受講には講義および授業 中のアクティビティーへの積極的な参加が条件となりま す。また、自宅での継続的な学習の記録、毎週の小テスト、 中間・期末テストが成績に含まれます。 ■授業計画 メインテーマ/文法解説トピック ① 英語と日本語の違い/英文にとりかかるには ② 英語の語順の簡単なルール/現在・過去チェック ③ きれいな日本語に直さないコツ/日本語にない時間 が、英語にはある ④ まず設問を攻略する/英文の中の目印 ⑤ アイ・スパンを広げる/ Vサインを見つけよう ⑥ テーマを素早く把握する/考える前に、左右を確認 ⑦ 中間テスト ⑧ サイト・トランスレーション練習/説明上手の英語① ⑨ サイト・トランスレーション練習/説明上手の英語② ⑩ ペース配分練習/英語はビジュアル言語であるとい う所以 ⑪ ペース配分練習/くっつける作業 ⑫ 練習問題 ⑬ 練習問題 ⑭ 期末テスト ■テキスト 使用しない 講座期間中、受講者が単語ノートを継続して作成 英和辞書を毎回必ず持参すること。電子辞書、携帯電話 内臓、スマートフォンの辞書も可。翻訳アプリ・ソフト は不可 ■参考書・参考文献 講座内で適宜指示。 ■到達目標 英文を見て、即座に「お手上げ」にならないだけの英語 力を身につける。英語をひとつの情報として取り扱うこ とができるようになる。 ■評価方法 授業参加度50% 小テスト・単語ノート30% 中間・期末テスト20% ─ 119 ─ 芸術教養科目 キャリアデザインⅡA (就職試験対策 数学・初級) 高山美枝 158010 前期 月曜 5講時 ■テーマ 就職内定のための筆記試験対策(SPI2非言語・数学) 初級 ■授業概要 就職筆記試験にはSPI2をはじめ、CABやGAB、Webテ ストなど、さまざまな種類があります。本講では、就職 筆記試験のうち非言語・数学分野においてどのような問 題が出題されるかを知り、実際に問題演習を行います。 難しい問題はほとんど出題されませんが、「いかに早く 正答を導き出せるか」「いかに論理的に物事を考えるこ とができるか」が試されます。出題傾向を知り、問題を 解くための基礎力を身につけましょう。(本講は基礎編、 キャリアデザインⅣAは実践編と位置付けています。) ■授業計画 ① 「オリエンテーション・四則演算」 就職試験では、筆記試験対策を合格しなければ次の 面接試験へは進むことができません。筆記試験対策 の必要性を理解し、今後の講義進行についてオリエ ンテーションを行います。手始めとして、計算問題 を解いて、自身の計算力を把握してもらいます。 ② 「N進法・暗号」 もし世の中に0と1しか数字がなかったら? 2つの図 形の間に働く「暗号」を解明するには?まずは数字 や図形に慣れ親しむことから始めます。 ③ 「代金の精算・分割払い」 割り勘したらいくら?高額商品を分割で買った場合 の支払残額は?実生活で活きる数字を感じてくださ い。 ④ 「損益算」 この商品のもうけはいくら?ビジネスの基本である 損益計算(原価・定価・売価・利益)を考えます。 ⑤ 「仕事算」 仕事は1人でするより2人でしたほうが早く終わる! 管理職になったつもりで、仕事の効率を考えます。 ⑥ 「集合・推論」 この図の名前なんだった?早いモノ順に並べよ!ク イズ感覚で、考えることが楽しくなる問題です。 ⑦ 「濃度算」 食塩水の濃度は何%?昔は苦手だった食塩水の問題 も、コツを覚えて完璧にマスターしましょう。 ⑧ 「装置と回路・ものの流れと比率」 ブラックボックス?ゲーム大会に参加した人のうち 決勝に残ったのは?就職筆記試験特有の問題にチャ レンジします。 ⑨ 「法則性」 並んでいる図形に隠された法則とは?就職筆記試験 特有の図形問題にチャレンジします。 ⑩ 「命令表」 あなたは命令を忠実に実行することができるか?命 令表をもとに命令をすばやく実行します。 ⑪ 「速度算(基礎・旅人算)」 速さ・時間・距離の関係は?追っかけたり、すれち がったり…速さに関する文章問題を取り上げます。 ⑫ 「速度算(通過算・流水算)」 電車がトンネルを通過するのにかかる時間は?船が 川をくだるのにかかる時間は?速さに関する文章問 題を取り上げます。 ⑬ 「場合の数・確率」 『選んで並べる』と『選ぶ』の違いとは?あたりく じを引く確率は?モレなくダブりなく、ビジネスで も必要な能力を身につけることができます。 ⑭ 「まとめテストおよび解説」 これまで学習した内容がしっかり定着しているかを 試します。また、自身の弱点を把握し、今後の学習 計画を立てます。 ■テキスト 「就職筆記試験問題集(数学分野α)」Sunny就職試験対 策委員会編・著/北斗書房/900円 ■参考書・参考文献 使用しない 適宜授業内で提示 ■到達目標 就職筆記試験における非言語問題を理解し、当該問題を 解くための基礎力を身につける。 ■評価方法 授業参加度50%、課題提出20%、期末まとめテスト30% ─ 120 ─ 芸術教養科目 キャリアデザインⅢA (就職試験対策 国語・中級) 髙橋晉戒 128017 後期 月曜 2講時 ■テーマ 「SPI2-U 言語の攻略」 ■授業概要 SPI2-U言語は、いかに日本語理解を深めているかが勝敗 の鍵とも言える。日本語を運用する際の適切さは、相手・ 媒介・場面・目的といった要因が左右すること、さらに その要因に応じた敬語・待遇表現、文法・語彙・言葉の 意味、漢字・表記といった側面の言葉の知識と使い分け が必要であることを認識し、実際に出題された言語問題 を通して実力をつける。 ※就職試験対策国語・初級を修了した人を対象としたク ラス。 ■授業計画 ① 「SPI言語を学ぶにあたって」 SPI2-U言語で出題された問題を通して、その傾向と 対策を考える。 ② 「敬語の種類と使い分け」 敬語(尊敬語・謙譲語)を場面に応じて使い分ける。 ここでは文章(メール)と電話という実際の場面を 想定した問題で、敬語を使う力を養成する。 ③ 「注意すべき敬語」 敬語の混同、二重敬語、マニュアル敬語といった適 切ではない敬語の使用を確認し適切な敬語を使える 力を育成する。 ④ 「配慮を示す言葉」 円滑な人間関係を確立・維持するために、場面に応 じての言葉の使い分け・言い換えが必要になること を理解する。 ⑤ 「品詞・活用の種類」 文法を学ぶ為に必要な基本知識(品詞の種類と働き など)、動詞や活用形の意味を再確認する。 ⑥ 「ら抜き言葉・レタス言葉・さ入れ言葉」 「ら抜き言葉」「レタス言葉」「さ入れ言葉」といっ た公の場では不適切とされる言葉遣いについて学習 する。 ⑦ 「文のねじれと言葉の係り受け・あいまい文接続語・ 指示語と文章」 文が長く、複雑になってくると言葉の係り受けがお かしくなりがちである。副詞との呼応、主語と述語 との関係などに絶えず注意を払うようにする。 ⑧ 「接続後・指示語と文章」 接続後・指示語の用法を整理して、文の論理関係や 文章の展開について学ぶ。 ⑨ 「類義語・対義語」 細やかな意味や微妙な意味合いの違いをつかみ,語感 を鍛える。 ⑩ 「動詞の自他・視点」 ものごとや事態を描写する際には、動作主に視点を おく場合と出来事に視点をおく場合とがある。その 違いが、用いる動詞のタイプ(自動しか他動詞か) によって表し分けることを学ぶ。 ⑪ 「文体、話し言葉・書き言葉」 文体の差にはあいて・媒体・場面・内容・目的といっ た諸要因が関わり、およそ話し言葉から書き言葉へ の多様性に対応することを確認する。 ⑫ 「コロケーション」 長年培われてきた慣用的な言葉のつながりを学び、 豊かな表現を目指す。 ⑬ 「部首・音訓・熟語」 漢字についての基本的事項(成り立ち・部首・音訓・ 熟語の構成)の再確認。 ⑭ 「仮名遣い・送り仮名」 現在行われている仮名遣いや送り仮名など、表記の ルールを学ぶ。 ■テキスト 『SPI2-U 言語問題集』高橋 晋戒 著/北斗書房/ 1,400円 ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 SPI2-U言語の解法を学び、問題慣れする事で自分に自信 をつける。 ■評価方法 授業参加度50%と期末試験(SPI2-U 言語)50%で総合 的に評価する。 ─ 121 ─ 芸術教養科目 キャリアデザインⅢB 橋本美湖 (就職試験対策 英語・中級) 後期 火曜 4講時 248033 ■テーマ ビジネス英語 ■授業概要 国際化が加速する中、ビジネスでの共通語として英語力 を持つ人材が求められています。この授業では、外資系 や海外の会社に応募するときに欠かせない英文履歴書の 作成方法の基礎知識を学ぶとともに、面接の際の基本英 語表現を身につけることを目的としています。また、電 話の応対、訪問客の接遇、スケジューリング、実務的な 文書の処理など、ビジネスシーンで必要な英語力を身に つけることを目的とします。 ■授業計画 ① 英文履歴書 ② 面接 ③ 電話の応対 ④ 訪問客の接遇 ⑤ スケジューリング ⑥ ファックス・電子メール ⑦ ビジネスレター ⑧ 社内・社外文書 ■テキスト 使用しない 適宜プリントを配布する ■参考書・参考文献 使用しない ■到達目標 就職対策として、英文履歴書作成の基礎知識と、面接の 際の基本英語表現を身につける。また、ビジネス英語の 文書に慣れる。 ■評価方法 授業参加度 50% (英文履歴書作成を含む) 試験50% ─ 122 ─ 芸術教養科目 キャリアデザインⅢC (就活基礎Ⅰ) 大野木啓人 258022 後期 火曜 5講時 ■テーマ 大学 年生のためのリアルキャリアプランニング ■授業概要 この授業は、大学 年生を対象としている。 年生でも なく、 、 年生でもないということが重要である。キャ リアデザインにありきたりな「自己分析」や「エントリー シートの書き方」「面接対策」については、ここではあ えて実施しない。現実が眼前に迫っている 、 年生な ら、すぐに戦うために上記のような即効性のある武器が 必要だが、 年生はそうではない。表面的な対策を目的 なく追いかけるのではなく、まずは、自身の将来につい ての「憧れ」と「問題意識」を持つことから始める。「問 題意識」を持つためには、「明確な目標設定」と「正確 な現状分析」が必須である。自分の将来について、明確 な目標をいくつかの選択肢を具体的に挙げた上で設定 し、自身の現在の状況を正確に分析することで、何が不 足しているかを言語化する。その結果、残りの大学生活 をいかに過ごすかを自身で再設計することをこの授業の 目的とする。 ■授業計画 ① リアル人生ゲーム 自分のキャリアを考えるとき、「人生ゲーム」のよ うに全て運任せにするわけにはいかない。人生の岐 路に立たされたとき、目の前に訪れる選択肢を現実 的に整理し、それらを選んだ場合にどのような可能 性があるかを具体的に想定する。自身のキャリアを 考えるにあたって、まずはリアルな人生と向き合う ことから始める。(持参物:電卓または携帯電話) ② 自分と向き合う つのワークシート 自分のキャリアを考えるには、「過去・現在・未来」 のそれぞれの自分を改めて整理する必要がある。こ こでは、 種類のワークシートを用いて、自分と改 めて向き合う。 ③ 学校で教えてくれないリアルなお金の話 日本の教育機関では、お金の話をするのがどこかタ ブー視されている。しかし、夢や目標を実現するた めには、現実問題お金がいる。そこを避けては、漠 然としたプランしか描けない。「お金儲け=悪」では なく、「仕事をする=誰かのためになる=その対価と して金銭を得る」という前提を理解する。また、自 分のキャリアプランを実現するために、実際いくら のお金が必要かを具体的に捉える。 ④ 「憧れ」と「自分」について客観視する これまで少しずつ整理してきたことを踏まえ、改め て自身の目標(噛み砕いて言えば「憧れ」)と、そ れを実現するための「自分」について整理する。こ こでは、主観をいったん離れ、客観視して考えるこ とをポイントにする。 ⑤ 書く力・伝える力を鍛える ここまで授業を進めると、上手く考えがまとまらな いもどかしさも感じるはずである。それは、思考す るプロセスがまだ体系化されていないことが原因の 一つである。そこで、「書く力」「伝える力」をテー マに授業を行い、自身の考えを客観視する過程で、 論理的に思考するプロセスを習得する。 ⑥ 過去を振り返る ②と④で実施した内容を、これから細分化して整理 していく。まずは、現在の自分の価値観を形成して いる過去の自分の経験について整理する。そして、 現状の自身の強みおよび弱みの抽出を行う。その上 で、問題点を整理し、今後具体的に取り組むべき課 題を抽出する。 ⑦ 大学生活を見直す 上記②、④、⑥を受け、抽出した問題点と課題をも とに、残りの学生生活で何をすべきかを具体的に言 語化する。 ⑧ ゲストトーク ここまで、繰り返し思考してきたプロセスをいった ん客観視して整理する。そのために、社会で実際に 仕事をしている複数の方をゲストにお招きし、上記 各回の授業テーマにそって話をしていただく(日程 の都合により、他の内容に変更する場合あり) ⑨ 目的と手段。「問題解決」の方法を整理する 具体的に取り組むべき問題が整理できた段階で、陥 りがちなのが「手段」から考えてしまうことである。 考えやすい手段から手をつけるクセをつけると、本 質的な問題解決には至らない。それは、グループで 何かを話し合うときも同様である。そこで、この授 業では、「目的と手段の関係」と、「問題解決のプロ セス」について学ぶ。 ⑩ 自分の願望と志向に焦点を当てる ここまで整理してきた内容を前提に、自身の願望と 志向について整理を行い、自分のやりたいことは何 かを具体的に考えていく。その実現のために取り組 むべき課題についても言語化する。 ⑪ プレゼンテーションⅠ 自分の考えていることや自分自身についてどれだけ 考えても、人に伝わらなければそれを形にすること は難しい。プレゼンテーションは、書くことや作品 づくりの前提とも言える。しかし、ほとんどの人は、 プレゼンテーションについて誤解をしている。ここ では、プレゼンテーションとは何かという本質を掴 むことを目的とする。 ⑫ プレゼンテーションⅡ 上記⑪を受けても、頭で理解していることを実践す るのはなかなか難しい。この授業では、プレゼンテー ションについて、具体的な実践を行い、 「共感を得る」 プレゼンテーションについて学ぶ。 ⑬ ○○に求められる資質と力を分析する 自分のやりたいことがある程度明確になったことを 受けて、その「なりたい○○」について具体的に整 理していく。「〇〇に求められる資質や力は何か?」 を明確にすることで、残りの学生生活の活動に反映 させる。 ⑭ 自分と向き合う つのワークシート これまでの授業の総仕上げとして、上記②で取り組 んだワークシートに再度取り組み、自分のキャリア と改めて向き合う。 ■テキスト 使用しない ■参考書・参考文献 授業内で、必要に応じて適宜指示する。 ■到達目標 ■評価方法 授業参加度50%、授業内で実施するレポートまたはワー クシート50% ─ 123 ─ 芸術教養科目 キャリアデザインⅣA 高山美枝 (就職試験対策 数学・中級) 後期 月曜 5講時 158011 ■テーマ 就職内定のための筆記試験対策(SPI2・非言語) 中級 ■授業概要 就職筆記試験のひとつである「SPI2」は、新卒採用時だ けでなく、転職・昇進試験などでも使われるメジャーな 試験です。紙ベースのテストのほかに、パソコン上で行 うテストがあります。本講では、SPI2・非言語分野にお ける主要単元を中心に実問題に近いレベルでの問題演習 を行います。限られた時間内に正答を導き出すための力 づくりができます。就職活動が本格化する前に筆記試験 の傾向と対策を行いましょう。(本講は中級、キャリア デザインⅡAは初級と位置付けています。) ■授業計画 ① 「オリエンテーション・方程式・損益算」 ② 「料金の割引」 ③ 「代金の精算」 ④ 「分割払い」 ⑤ 「旅人算・通過算」 ⑥ 「場合の数」 ⑦ 「確率」 ⑧ 「推論①─勝敗・順位に関する問題」 ⑨ 「推論②─その他の問題」 ⑩ 「集合」 ⑪ 「資料解釈①─計算」 ⑫ 「資料解釈②─解釈・正誤」 ⑬ 「グラフの領域」 ⑭ 「まとめテストおよび解説」 ■テキスト 「就職筆記試験問題集(数学分野β)」Sunny就職試験対 策委員会編・著/北斗書房/1,000円 ■参考書・参考文献 使用しない 適宜授業内で提示 ■到達目標 就職筆記試験における非言語問題を理解し、当該問題を 解くための実践力を身につける。 ■評価方法 授業参加度50%、課題提出20%、期末まとめテスト30% ─ 124 ─ 芸術教養科目 ─ 125 ─
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