いのちをたいせつにし 共にかがやき生きていこう 前田小学校 学校だより 11月号 かしこく、なかよく、たくましく №8 発行日 10月31日 児童数 315 名(10/31 現在) http://www.akiruno.ed.jp/e-maeda/ 多摩動物公園での驚き体験パート2! 校 長 竹 川 博 始めに、私は子供時代、スポーツ系の遊びが好きで、虫に関してはそれほど興味がなかっ たということがあります。その私が、3年生と多摩動物公園の昆虫館で驚き体験をしました。 パート1は、一度目の昆虫館の体験学習で、6年前になります。木に同化してじっとして いるナナフシは、無理に引っ張ると足が取れてしまいます。そっと後ろから押してあげると 動きだし手の上を登ってきます。反対に、動き回るこおろぎは、10 秒ほど手のひらの中で 包み込んであげるとじっとしたままになります。驚きの体験でした。(山に住むゴキブリは、 ペアリングしたメスにより、オスの羽が半分噛み切られていたことにも驚きましたが) 「後ろからの後押しとそっと抱きしめること」このことは子育てに通じることと思い、入 学式での話しに取り入れた思い出があります。 そして、今回パート2。場所は同じく多摩動物公園昆虫館、3年生と一緒の体験学習。講 師も同じ、女性の永渕さんと、南雲さん。一度体験済みなので少し自信気に入っていくと、 以前と違う昆虫がいます。カマキリです。家にカマキリが入ってきて、家族から「外に出し て」と言われ、父親として奮闘した苦い経験が頭をよぎりました。私には、カマキリはカマ を振り上げる危険な虫なのです。それが、指導員は何事もなく腕や頭の上を平気で歩かせま す。話を聞いて少し警戒心が取れました。「首のところをつかんではいけない。お尻をなで ると歩く。高い方に登る。」です。ナナフシと同じ要領でいいのです。さっそく頭を這わせ る子、そうは言われてもしり込みする子、様々です。いつしか、私も含め、虫が苦手だった 子も、 「ナナフシ、カマキリ、ゴキブリ(家庭にいるゴキブリではない)、ゲンゴロウ、コオロ ギ、カブトの幼虫」の昆虫を、さわったり、体にのせたりできるようになっていました。 カマキリは、少しも危険な昆虫でないこと、かぶとの幼虫は爪 で傷つけないよう気をつければさわってもかまわないこと(一般 的には、手を触れると死んでしまうと思われている)、驚きの体験 でした。後日、廊下でカマキリを発見して騒いでいる子供たちを みつけ、「カマキリはね・・・」と偉そうにレクチャーしたのは いうまでもありません。 驚きの体験、新しい発見が身近なところに、いつでもあるのだ なあと感じました。また、見た目での判断、間違った思い込みと いったこともあることも。子供たちには、正しいものの見方、新 しい発見をこれからも積み重ねていって欲しいと思いました。 -1- 11 月行事予定 日 曜 1 木 2 行 事 日 曜 ふれあい月間始 16 金 学習発表会①(児童鑑賞日) 金 就学時健診(4 時間授業)B時程 17 土 学習発表会②(保護者鑑賞) 時差登校 3 土 文化の日 18 日 あきる野市総合防災訓練 4 日 19 月 朝会 学習発表会片づけ(5 年) 5 月 朝会 20 火 スポーツタイム(長縄) 6 火 ロング遊び 21 水 集会(縦割り) 7 水 集会(学習発表会紹介) 22 木 8 木 安全指導日 23 金 24 土 25 日 26 月 東京都教育の日 委員会活動 避難訓練(一斉下校) 学習発表会会 場設営(5・6 年 9 金 10 土 11 日 12 月 13 火 14 水 15 木 行 事 勤労感謝の日 6 校時) PTAドッジボール大会 9:00∼13:00 朝会 いじめを考える日 個人面談① 水曜時程 水曜時程 27 火 個人面談② 28 水 集会(音楽委員会) 学習発表会前々日準備 29 木 個人面談④ 水曜時程 学習発表会リハーサル日 30 金 個人面談⑤ 水曜時程 個人面談③ 1 年 2 組臨時保護者会 ふれあい月間終 南雲チズ子氏の叙勲 道徳授業地区公開講座 10月12日 本校PTA初代会長・南雲チズ子様がこの4 この日は5校時に各学級で道徳の授 月、春の叙勲で旭日小綬章を受賞されました。 業を公開しました。その後、2年生の授 地方自治功労では本市で初めての女性受賞者 業でもお世話になった人権擁護委員の となりました。 本堂節子先生と伊藤宗武先生に図書室 で講演をしていただきました。 平成 24 年度 あきる野市総合防災訓練 学習発表会翌日の11月18日(日)の午前中 に本校をメイン会場として行われます。 午前8時30分、東京都多摩地域を震源とす る直下型地震が発生した、という想定です。各 種防災訓練や給食訓練、はしご車による救出活 動実演等が予定されています。 -2- 5年 稲刈り 5日・脱穀 17日 5日(金)、今年も堀部さん始め協力者 3年 校外学習 16日(火) の皆さんや保護者の皆さんなどたくさ 晴天に恵まれたこの日、3年生は、まず「ふ んの方にお手伝いをいただき、5年生が るさと工房五日市」に行きました。この地域 稲刈りを行いました。刈り取った稲は、 に伝わる軍道和紙について説明を受けたあ ひもで束ね、干しました。 と、興味津々の子どもたちは真剣な表情で和 その後、17日(水)には脱穀をしまし 紙作りに挑戦しました。午後は、この9月に た。今年は玄米で400㎏を超える収量 開校した「小宮ふるさと自然体験学校」に行 がありました。12月8日(土)のもちつ き、グループごとに森林レンジャーの方の案 き大会が楽しみです。たくさんの保護者 内で近くの山を歩きました。前田小学校の周 の皆さんのご参加(特に男性のつき手)を りとは違った景色や生き物などについて教え お待ちしています。 ていただきました。 青少健ウォークラリー 28日(日) 4年 校外学習 5日(金) 今年度は56チーム、253名の参加があり 「ごみはどこへ」と「水はどこから」の ました。あいにくの雨の中でのウォーキングや 学習のまとめとして、東京港中央防波堤埋 芋掘りになりましたが、グループで協力してゴ 立処分場と水の科学館を見学して、ごみを ールを目指しました。その後、温かい豚汁を食 減らす工夫やリサイクルについて考えた べて解散しました。優勝は6年生の「ブルーベ り、水源地から家庭に水が届くまでのしく リージャム」チームでした。 みを知ったりすることができました。今年 できた東京ゲートブリッジを通ったり、東 京スカイツリーを望んだりしました。 -3- 「本当の優しさを知り、本当の涙の美しさを知った時、 お前は、本当に強くなれるのです。」 (「孫悟空」お釈迦様のセリフより) 4年生が伝えたいメッセージです。 65人でスタートした3年生の4月。あれからもう2年が経とうとしています。 4年生になり新しい友だちも増え、66人になりました。毎日泣いたり、笑ったり、 怒ったり・・・とっても楽しくて忙しい4年生。前田小学校で一番の大所帯にして 一番の元気印!一学期は、運動会に向けて「心一つに」という目標を、二学期は学 習発表会に向けて「一人はみんなのために みんなは一人のために」という目標を 掲げて取り組んでいます。今年の4年生の劇の演目は、子どもたちにぴったりの「孫 悟空」。孫悟空のように毎日元気に飛び回り、跳ね回り、時にはお釈迦様?の言葉の ようなお説教も・・・。そんな4年生もこの2年間で大きく成長しました。大道具 も、小道具も全て子どもたちが作りました。演技中の場面展開も全て自分たちで行 います。演技にも子どもたちのアイデアがたくさん詰まっています。 本番まであと少し。一人一人が“自分たちの手で、最高の舞台を作る”そういう 意識をもって取り組み、頑張っている姿を是非ご覧下さい。 そして、最後に。 ・・・七つ、八つ、九つ、十。4年生は「つ無し」の年になると言われます。ま だまだ小さい子の年の数え方「つ有り」から「つ無し」に変わる境目です。一歩一 歩高学年が近づいているんですね。 “高学年”一人一人が学校の顔になるという意識 をもって生活していけるようにしたいと考えています。 4年生担任(柘植・山口) -4-
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