Lesson ideas for creative and real resources! 文部科学省より配布されている『Hi, friends!』にあわせ、LearnEnglish Kids から授業のアイデアと教室での使 用例をご紹介します。 毎回新しいコンテンツが増えている LearnEnglish Kids。提供されている教材をうまく取り込み、毎日の授業の 活性化に役立てましょう! 今回は「学校」編。学校に関係する教材をたくさん集めてみました。 ブリティッシュ・カウンシルの教材は、異文化理解のテーマも豊富です。また、ALT のいない教室にも外国の雰囲 気を届け、リスニング面では十分なインプットを与えることができるので、『Hi, friends!』をさらに有効 に活用させてくれるでしょう。 ※ワークシートやスクリプトなど、教材のダウンロードには LearnEnglish Kids への登録が必要です。 (無料) 《記号説明》 T: 教師 ( Ss: 複数の児童 &: アンド L: Lesson L1 は Lesson 1 ): 教師の動作、ジェスチャーや動き、または注意点など。 目隠しゲーム -「塗ってみよう!~教室~ (Paint it! ~Classroom~)」 活動のねらい 英語の説明をよく聞いて、教室にあるものに色をつけよう。 活動の種類(概要) 単語&リスニング 所要時間 15 分 文科省教材 Hi, friends! ① L5 p.18-21 展開例 T: What’s this? Ss: Desk. T: That’s right. It’s a desk. Ss: It’s a desk. (ゲームで使う言葉 computer, desk, bag, board, scissors, と色の名前 silver, white, black, red, blue, yellow などを十分に確認しておく) T: (先生はハチマキで目隠しをする。机を探すふりをして) Where is the desk? Ss: 下!右!もっと右!(先生はわざと間違え、盛り上がったところで) T: Can you say it in English? Ss: Down! Right! …Down! T: Yes. (指さしながら) Down. Down. Ss: (指さして) Down. Down. right, left, up, down など、すぐに言えるようになるまで練習しておく。 *right, left は児童から見ると先生の逆になるので注意。 T: Let’s play a game! Any volunteers? S1, S2: Yes. T: (S1 と S2 にハチマキを渡し)Please hide your eyes with these. S1, you choose the right colour, and click it. S2, you point at the correct item. S1, S2: ムリむり! T: (見ている児童たちに向って) So, you say “Right, Left, Up and Down” to them to get the correct answer. Can you do it? Let’s start! LearnEnglish Kids 備考 ・慣れてきたら、ナレーションの声をリピートして活動を行うなどして応用するとよい。 Paint it! (教室)のゲームはこちら。 カードゲーム - 「学校 (School)」 活動のねらい 学校で使うものの名前を言い、読めるようチャレンジしよう。 フラッシュカードを利用すれば、文具などのイラストと文字を一致させ、友達とカードゲームを しながら読みの練習もできるよ。 活動の種類(概要) reading & vocabulary 所要時間 10 分 文科省教材 Hi,friends!① L7 p. 26-31 展開例 学校で使うものの単語のフラッシュカードを拡大印刷して切り取っておき、絵が見えないよう 裏返しにして黒板に貼っておく。(絵のみ使う。慣れてきたら文字のカードも使用してよい。) 児童用にフラッシュカードのワークシートを印刷しておき、あとで配布。各自切り取り使用す る。 T: (ペンを持って) What’s this? Ss: It’s a pen. T: (筆箱を持って) What’s this? Ss: It’s a pencil case. (フラッシュカードのイラストの単語を一通りカバーする) T: Let’s play a memory game! (教師が黒板に貼ってあるカードを 1 枚めくりイラストを見せ) Ss: Pencil. T: Good. (2 枚目のカードをめくり児童に見せ) What’s this? Ss: Desk. T: Then, you say “Pencil, desk” Ss: Pencil, desk. T: Good. (3 枚目のカードをめくり児童に見せ) What’s this? Ss: Ruler. T: So,… Ss: Pencil, desk, ruler! T: That’s right. Let’s start a game! (全員が単語やゲームに慣れたころに、フラッシュカードを印刷したシートを配布し、児童はカ ードを切り取り、同じゲームを 2~6 人の少人数のグループで行うとより発話の機会が増え てよい) LearnEnglish Kids 印刷ができる学校のフラッシュカードはこちら。 備考 ・フラッシュカードで慣れた後は、アルファベット並び替えにチャレンジ。ワークシートを使って、 自分で正しく単語を書いてみよう。ワークシートはこちら。 ・イラストと表記された単語を探すマッチングゲームはこちら。 ・学校にある場所の名前たずねるクイズはこちら。(少し難しいので上級者向け) お話 -「スーパーヒーローの学校 (Super Hero’s School)」 活動のねらい スーパーヒーローの学校はみんなの学校ってどんなのかな。お話を通して、学校にまつわる 単語を学び、自分の理想とするスーパーヒーローを発表してみよう。 活動の種類(概要) 単語&リスニング&ストーリー 所要時間 20 分 文科省教材 Hi, friends! ② L7 p.26-37 展開例 T: We’ll listen to a story about school. But something is unique. Whose school is it? Let’s listen! Ss: OK. (お話を聞く) T: Whose school is it? Ss: スーパーヒ―ロー T: That’s correct! (いとこ=cousin と答えてもよい) What else did you hear? Ss: School. Office… T: Let’s listen to the story again. This time, what school words can you hear? For example, (手にペンを持って児童に見せる) Ss: Pen! (学校に関係する単語をできるだけ聞き取るよう促して再度聞く。今度はお話を途 中で何度かとめながら、映像について質問をする。答えられなかった場合は、再度その場面 を流す) T: Question 1. What is “SHS”? Ss: Superhero High School! T: Good. Question 2. (時刻が現れる場面で止めて) What time is it? Ss: 8:55. T: Question 3. Who’s he? Ss: 校長先生 T: In English, how can you say it? Let’s watch the story again. Try to catch the word with “h”. (再度映像を流す) Ss: Head… T: Headmaster! (映像についての質問をクラスの学習度に合わせて作成し、クイズを続ける) LearnEnglish Kids 備考 The Super Hero’s School お話の全文はこちら。ワークシートはこちら。(ワークシートは上級者向け) 映像について児童が答えやすい質問から難しいものまで多様に用意し、復習もかねる。 例)What colour is this? / What are these? / Is he strong or weak? / What’s this? How many pens does he have? / What colour is their lunch? 歌 - 「川 (River)」 (♪This Is the Way♪ の替え歌) 活動のねらい 川に住む動物が出てきます。みなさんも聞いたことがあるかもしれません。楽しんで体を 動かし歌いましょう。 活動の種類(概要) Singing & Words 所要時間 5分 文科省教材 Hi, friends! ② L3 p.10-14 展開例 T: (わにのジェスチャーをして ) What animal is this? Ss: わに! T: Crocodile! Snap! Snap! Ss: Crocodile. Snap. Snap! T: (蛙のジェスチャーをして) What animal is this? Ss: Frog! T: Frog! Jump! Jump! Ss: Frog. Jump. Jump! 歌詞に出てくる動物のクイズをひと通り終えて T: Let’s watch this cartoon and sing the song! (歌を流す) T: Let’s sing the song! (一緒に歌う) T: Let’s make a new song! What animal do you want? Ss: Rabbit. T: OK. Rabbit…what about action? Ss: Jump. Jump. T: (黒板にうさぎの絵を描く。下に Jump と書く) Any other animals? (dog-bark, bird-fly, fish-swim, spider-swing, kangaroo-hop, penguin-walk, monkey-climb …など児童の好きな動物と動作を組み合わせて替え歌を作り歌う。 歌詞が難しいようであれば、最後の部分をすべて ”all along the river”) LearnEnglish Kids 備考 川(River)の歌はこちら。 歌詞はこちら。 ワークシートはこちら。聞こえた動物に○をつける。また動作も線で結ぶ。 ・同じ動物を使い、動作をかえるなどして既習内容の復習に利用してもよい。 【その他おススメの無料素材と活動】 今週のことば(Word of the Week)・・・今週のことばは ”Cute”。かわいい子犬や子猫を見かけると思わ ず ”Ah, cute…”なんて言ってしまいますね。 歌「動物園に行きます」(We’re going to the zoo)・・・動物園でどんな動物を見るのかが歌詞に出てきま す。今回のレッスンプランの替え歌づくりで参考にできる歌です。一回聞いてから、どんな動物が出てき たかあてるメモリークイズにも使えます。 キッズニュース Kids News (Pets)・・・ソロのペットであるスタンは何を食べるのかな?また普段は何をご 褒美にあげているのかな。動物やペットの話を始めるときの導入やリスニングに使えます。 歌(Quiet, please!)・・・授業で使う英語が繰り返される歌。授業の始めに歌って英語の授業を元気に始 めよう。 Word Game 言葉のゲーム(Classroom・教室)・・・教室内にあるものの英語名をあてよう。正しい単語を 選んで全問正解を目指そう! 歌 Old MacDonald had a Farm・・・マクドナルドおじさんが飼っている動物の歌。日本語では♪一郎さん の牧場で♪ですね。歌と一緒にアニメーションが出ているので、見て、聞いて、歌って楽しめるように出来 ています。わかりやすくてイイね! 作成者: 帝塚山学園帝塚山小学校 森本敦子先生 英国ヨーク大学 Teaching English to Young Learners 修士課程
© Copyright 2024 Paperzz