第2部 品目別輸入手続き 輸出国公的機関リスト 8.アルコール飲料 「アルコール飲料」輸入手続きの流れ 輸出者または輸入者の業務 必要な書類 輸出前の準備 日本の輸入検疫 【輸出者が用意する書類】 ・ 原材料表 ・ 製造工程表 【日本の通関手続きの準備】 ・ 日本の通関手続きのため、輸出者は必要書類を用意す る。 【輸出者が用意する書類】 ・ インボイス ・ パッキングリスト ・ 船荷証券(B/L)または 航空運送状 【食品衛生法に基づく輸入手続き】 ・ アルコール飲料を輸入する場合、輸入者は、「食品等輸 入届出書」に関係書類を添付して検疫所に提出する。 【輸入者が提出する書類】 ・ 食品等輸入届出書 ・ 原材料表 ・ 製造工程表 ・ 商品説明書 ・ 必要に応じて、 衛生証明書、検査成績書等 ・ 輸入者は、「輸入申告書」に関係書類を添付して税関に 申告する。 【輸入者が提出する書類】 ・ 輸入申告書 ・ インボイス ・ パッキングリスト ・ 船荷証券(B/L)または 航空運送状 ※なお、輸入申告の前に管轄 税関の収納課許可係に酒類 業組合法注)に基づく「表示 方法届出書」2通、酒税法 に基づく「酒類販売業免許 証」のコピーを提出し確認 を受けることが必要 日本の通関手続き 【食品衛生法に関する準備】 ・ 日本の食品衛生法に適合するかどうか、情報収集する。 ・ 必要に応じて、輸出者または輸入者が自主検査を行い、 検査成績書を取得する。 ・ 輸出者は、日本の輸入者が輸入時に検疫所に提出する書 類「食品等輸入届出書」に添付する関係書類を用意する。 品目によって必要書類が異なる場合があるので、輸入者 または日本の検疫所に確認すること。 (注)酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律 (いずれも製造者が作成・発 行した社名入りであること) ・ 商品説明書 ・ 必要に応じて、 衛生証明書、検査成績書等 第2部 品目別輸入手続き 輸出国公的機関リスト アルコール飲料の輸入に際しては「食品衛生法」の規制を受け、同法ではアルコール分 1%以 上のものを「酒精飲料」と定義しています。また、「酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律」 に基づき、表示方法を記載した届出書を輸入申告前に提出することが必要となります(p.33 参照)。 さらに保税地域から引き取る際には、酒類の容器又は包装の見やすい所に表示がなされていなけ ればなりません。なお、酒類を販売する際には、 「酒税法」に基づく酒類販売業免許が必要であり、 上記の届出書提出時にはあわせて免許のコピーの提出が求められます。 【酒税法及び酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律の問合せ先】 販売場を管轄する税務署 http://www.nta.go.jp/soshiki/kokuzeikyoku/chizu/chizu.htm 食品衛生法の手続きおよび事業者の留意点は、次のとおりです。 1)食品衛生法 (1)輸出前の準備 輸出者と輸入者は、当該食品が日本の食品衛生法の規格基準等に適合するかどうか、十分な情 報収集を行い、確認することが必要です。 <輸出者が用意する書類(英語以外の言語の場合は、和訳したもの)> • 原材料表 製造者が作成・発行した社名入りで、使用した原料(食材)と添加物の具体的な化学名称 をすべて記載したもの。 • 製造工程表 製造者が作成・発行した社名、責任者のサイン入りで、原料から製品にいたる工程を図に したもの。殺菌温度、時間等も記載する。 • 輸出国製造者および製造所の名称と所在地、製品の名称がわかるもの。 • 商品説明書 <輸入者が用意する書類(必要に応じて)> • 原料によっては、薬事法への該当可否について確認した内容(確認日、確認先、対象物質とそ の取扱い等)を記録したもの。 ※健康食品や和漢薬等を原料に含む食品は、原料の学名(和名)、使用部位等とその使用目 的を明確にするとともに、薬事法に該当する成分か否かを地方自治体の薬事担当部署へ 先に確認して下さい。 <輸出者または輸入者が用意する書類(必要に応じて)> • 自主検査による検査成績書 事前に厚生労働大臣登録検査機関あるいは輸出国の公的検査機関で自主検査を行い、その 検査成績書を添付すると、その項目についての衛生検査が省略され、輸入手続きが迅速に 第2部 品目別輸入手続き 輸出国公的機関リスト 行われます。 【検査機関の問合せ先】 厚生労働省 「厚生労働大臣登録検査機関のリスト」 http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/jigyousya/kikan/xls/kikan.xls 厚生労働省 「輸出国公的検査機関のリスト」 注)アセアンについては、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピンの4カ国の公的検査機関等が登録 されている(p.116 参照)。 http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/5/index.html 【問合せ先】 輸入する海空港を管轄する厚生労働省検疫所 http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/tp0130-1e.html (2)輸入手続き 販売または営業に使用する目的で食品を輸入する場合には、輸入者は「食品等輸入届出書」と 必要書類(原材料表、製造工程表、自主検査成績書等)を揃え、通関しようとする海空港を管轄 する厚生労働省検疫所に提出します。届出書の審査の結果、検査が必要とされたものは保税地域 内で検査が行われ、輸入の可否が判定されます。 食品衛生法に基づく手続きの流れ 事 前 の 輸 入 相 談 事前の情報入手 (製造方法、添加物の使用等) 事前の検査 (輸出国公的検査機関、厚生労働大臣登録検査機関) 検 疫 所 へ の 届 出 (食品等輸入届出書の提出等) 審査 検査を要する貨物 不合格 合格 積戻し・廃棄・ 食用以外の用途 検査を要しない貨物 届出済証または 合格証の受取り 税関申告 第2部 品目別輸入手続き 輸出国公的機関リスト (3)審査ポイント ○ 食品衛生法に規定される製造基準等に適合しているか? アルコール飲料については、固有の規格基準は設定されていませんが、食品に共通して規制さ れている「食品一般の規格基準」(p.18 参照)に適合しなければなりません。なお、メタノール 含有量に関しては、通知により1mg/cm3 未満という判断基準値が定められています。 また、食品の容器包装については、食品衛生法の「容器包装の規格基準」に適合しているかを 確認します。 アルコール飲料について、留意しなければならない食品衛生法の規格基準 食品共通に設定されている規格基準 アルコール飲料 「食品一般の成分規格」 個別に設定されている規格基準 なし 「食品一般の製造、加工、調理基準」 「食品一般の保存基準」 アルコール飲料の容器包装について、留意しなければならない規格基準 容器包装共通 アルコール飲料 「容器包装の原材料一般の規格」 用途別規格 なし 「容器包装の材質別規格」 「容器包装の製造基準」 【「食品・添加物等の規格基準」の情報】 日本貿易振興機構 「制度・規格関連法規ページ」 http://www.jetro.go.jp/world/japan/regulations/ ○ 添加物の使用基準は適切であるか? 添加物には、どのような食品にどのくらいまで添加してもよいかということを示した使用基準 や、純度や性状などを定める成分規格などの規格基準が、必要に応じて物質ごとに定められてい ます。輸出国では合法的に認められた添加物でも、日本では許可されていないもの、同一物質名 であっても成分規格が異なるものや使用基準が異なるものなどがあります。 日本の添加物に関する規格基準に適合しないものは輸入できません。添加物のチェックポイン トは、次のとおりです。 • 原材料に使用されている添加物を含め、指定外添加物を使用していないか? ⇒ 厚生労働省・食品添加物ページ「指定添加物リスト(規則別表第1)」 http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syokuten/index.html • 天然添加物については、 「既存添加物リスト」によりその基原・製法・本質が適合しているか? ⇒ 厚生労働省・食品添加物ページ「既存添加物リスト」 http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syokuten/index.html 第2部 品目別輸入手続き 輸出国公的機関リスト 使用基準に適合しない添加物が使用されていないか、また使用量等が適量であるか? • ⇒ 厚生労働省・食品添加物ページ「添加物使用基準リスト」 http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syokuten/index.html ○ 有毒有害物質が含まれていないか? 化学物質の汚染などがないか、等。 ○ 過去衛生上の問題があった製造者・所であるか? ⇒ 厚生労働省・輸入食品監視業務ページ「過去の違反事例」 http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/ihan/index.html 2)事業者の留意点 (1)食品衛生法への適合確認 日本の輸入者は、食品安全基本法において、自らが食品の安全確保について必要な措置を適切 に講ずる責務が求められています。また食品衛生法において、輸入者は自らの責任において輸入 食品の安全性を確保するため必要な知識および技術の習得、原材料の安全性の確保、自主検査の 実施等に努めることが求められています。 さらに輸入食品による薬物中毒事件発生などで、日本の消費者の輸入食品への不安・不信が高 まっていることから、輸入者は輸入する加工食品の輸出国での原材料、製造・加工、保管、輸送 等の各段階において、日本国内と同等の安全性が確保されているか、その確認が求められていま す。 輸入者が、輸出国の製造者に対し確認する事項については、厚生労働省が策定した「輸入加工 食 品 の 自 主 管 理 に 関 す る ガ イ ド ラ イ ン ( 2008 年 6 月 )」( ⇒ 厚 生 労 働 省 http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/tp0130-1ah.html)の中で示されています。 輸出者は、日本の食品衛生法を遵守し、このガイドラインで示された事項について、輸入者か ら要求される前に準備しておく配慮や、詳細な情報提供に努めるなど、輸入者への協力が求めら れています。 継続的に輸出入する場合は、製造工程・原材料等の変更がないかの確認や、定期的に試験検査 を実施し、有害・有毒物質・病原微生物の確認、指定外添加物が含有していないこと、添加物の 使用基準等の適合の確認、成分規格等の適合の確認などが必要です。 (2)日本の検疫所の衛生情報の確認 ○ 検疫所の輸入者に対する基本的な指導事項は何か? ⇒ 厚生労働省・輸入食品監視業務ページ「輸入食品監視指導計画」 http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/kanshi/index.html 第2部 品目別輸入手続き 輸出国公的機関リスト ○ モニタリング対象品かどうか? 過去の違反率、輸入件数・重量、違反内容の重要度等を勘案し、食品群ごとに検査件数を設定 した計画表が年度始めに公示されます。 ⇒ 厚生労働省・輸入食品監視業務ページ「平成 20 年度モニタリング通知」 http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/monitoring/index.html ○ 検査命令対象品かどうか? 輸出国の事情、食品の特性、同種食品の不適格事例から、食品衛生法違反のおそれが高いと認 められる食品等で、年度始めに一覧表(対象品と検査項目)が公示されます。さらにその後の違 反状況によって、追加して検査命令が発動されます。厚生労働大臣の検査命令を受けて、輸入者 が登録検査機関に検査を依頼(有料)し、検査結果が判明するまで貨物は留置となります。 ⇒厚生労働省・輸入食品監視業務ページ「平成 20 年度検査命令実施通知」 http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/kensa/index.html ○ 食品衛生法違反で多い事例は何か? アルコール飲料に関して、2008 年1~8月の違反事例のうち ASEAN を輸出国とするものとし ては、ベトナムからのビール(二酸化硫黄の過量残存)が指摘されたのみでした。 また、ASEAN の事例ではありませんが、代表的な違反事例においてメタノールの過量検出、指 定外添加物に関する違反等が指摘されています。 アルコール飲料についての種類別の注意点は、以下のとおりです。 <果実酒> • 果実酒には、保存料、着色料、甘味料等が使用による違反が多い。サイクラミン酸ナトリウム (甘味料)などの指定外添加物の使用、安息香酸(保存料)、サッカリンナトリウム(甘味料) の対象外使用、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム(保存料)、二酸化硫黄(漂白剤)の過量使 用などに注意。 <リキュール類> • 指定外添加物の着色料による違反が多い。アゾルビン、キノリンイエロー、パテントブルー、 L-リンゴ酸(着色料)などの使用に注意。 • ソルビン酸の対象外使用、ソルビン酸カリウムの過量使用等、保存料の使用にも注意。 • リキュール類で原材料に薬草を含んでいたり、薬効を表示している場合など、医薬品として薬 事法の適用を受ける可能性があるため、事前に都道府県の薬務担当課に確認すること。 第2部 品目別輸入手続き 輸出国公的機関リスト <ブランデー、ウイスキー> • メタノールの過量検出に注意。蒸留過程で分解物として生成されるため、生産地での製造工程 等に留意。 • クリスタルびん等を使用している場合、容器包装の材質別規格に基づく鉛含量の溶出試験によ る規格値を満たしていることを確認。 <ビール> • 二酸化硫黄(漂白剤)の過量使用等、添加物による違反に注意。 アルコール飲料 - 最近の食品衛生法違反事例(2008 年 1 月~8 月、ASEAN が輸出国の事例) 品名 条文 ビール 11 生産国 違反内容 措置状況 使用基準不適合(二酸化硫黄 0.032g/kg 検出) ベトナム 備考 廃棄、積み戻し等を指示(全量 保管) 自主検査 注) 「自主検査」は、輸入者の食品衛生安全確保義務責任の観点から、初回輸入時や定期的輸入時に必要な項目に ついての自主検査を、検疫所が輸入者に指導するもの。 (出所)厚生労働省・輸入食品監視業務ページ「過去の違反事例」 http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/ihan/index.html アルコール飲料 ― 代表的な食品衛生法違反事例 過去、輸入届出の際に食品衛生法違反と判断された代表的な事例を厚生労働省がまとめたもの 品名 ブランデー 輸出国 違反内容 基準値 フランス メタノールの過量検出 - ブランデー(グラッパ) イタリア メタノールの過量検出 - リキュール アメリカ合衆国 保存料:ソルビン酸の対 雑酒:0.20g/Kg 象外使用 リキュール フランス メタノールの過量検出 リキュール イタリア、フランス、 着色料:アゾルビンの含 指定外着色料 オーストリア、オラン 有 ダ、スペイン、ドイツ連 邦共和国 リキュール フランス、南アフリカ 着色料:キノリンイエ ローの含有 リキュール フランス 着色料:パテントブルー 指定外着色料 Vの含有 リキュール フランス 酸味料:L-リンゴ酸の 指定外添加物 含有 果実酒(サングリア) スペイン 甘味料:サイクラミン酸 指定外添加物 ナトリウムの含有 果実酒(サングリア) スペイン 甘味料:サッカリンナト - リウムの対象外使用 果実酒(ワイン) オーストリア、ドイツ連 酸化防止剤:二酸化硫黄 果実酒 邦共和国 の過量残存 :0.35g/Kg 果実酒(ワイン) フランス、スペイン、ス 保存料:ソルビン酸の過 果実酒 ロヴェニア、アメリカ合 量使用 :0.20g/Kg 衆国、オーストラリア - 指定外着色料 備考 ワイン醸造の際に生ず るぶどう果の絞り残渣 を再発酵させ蒸留酒に したもの 雑酒 第2部 品目別輸入手続き 輸出国公的機関リスト 品名 輸出国 違反内容 基準値 果実酒(キウイフルーツ 中華人民共和国 ワイン) 保存料:ソルビン酸の過 果実酒 量使用 :0.20g/Kg 果実酒(ワインクー ラー) 保存料:安息香酸の対象 - 外使用 メキシコ 備考 (出所)厚生労働省・輸入食品監視業務ページ「輸入届出における代表的な食品衛生法違反事例」 http://www1.mhlw.go.jp/topics/ysk_13/tp0419-1q.html ○ • その他、アルコール飲料で留意すべき点 アルコール飲料は、食品衛生法の残留農薬等のポジティブリスト制度の対象となっているが、 食品に残留する農薬等の分析を事業者等に義務付けるものではない。ポジティブリスト制度を 遵守するためには、原材料の生産段階における農薬等に関する情報収集(農薬等の使用にあたっ ての適正な管理、使用される可能性のある農薬等の種類や方法、残留基準違反事例の有無など) に努める、必要に応じ残留状況について分析する、などの取組みが必要。 • また、果実等アルコール飲料の原材料に対する残留農薬等についても十分に留意すること。 • 酒税法においてもアルコール分 1%以上の飲料を酒類と定めている。アルコール飲料は同法に 基づき以下の種類、品目に分類されており、これにより製造方法、税率、表示事項等が異なる ため、事前に確認のこと。 酒税法に基づく酒類の分類及び品目 種類(酒類の分類) 発泡性酒類 品 目 ビール、発泡酒、その他発泡酒(ビール及び発泡酒以外の酒類のうちアルコール分 が 10 度未満で発泡性を有するもの) 醸造酒類 清酒、果実酒、その他の醸造酒 蒸留酒類 連続式蒸留しょうちゅう、単式蒸留しょうちゅう、ウイスキー、ブランデー、原料 用アルコール、スピリッツ 混成酒類 合成清酒、みりん、甘味果実酒、リキュール、粉末酒、雑酒 【酒税法における種類の分類及び定義】 国税庁「酒のしおり」 http://www.nta.go.jp/shiraberu/senmonjoho/sake/shiori-gaikyo/shiori/2008/siori.htm • 表示に関し、食品衛生法施行規則により「酒精飲料」についての表示基準が定められている (p.30 参照)。また、「酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律」(p.33 参照)に基づく義 務表示事項のほか、「未成年の飲酒防止に関する表示基準」において「未成年の飲酒は法律で 禁止されている」旨の表示が義務付けられている。品目により表示項目が異なるため、事前に 確認のこと。 また、輸入ウイスキー、輸入ビールについては公正競争規約が定められている。不当表示、特 定事項の表示基準等が規定されているので確認のこと。 第2部 品目別輸入手続き 輸出国公的機関リスト 【酒類の表示事項について】 国税庁「酒類の表示」 http://www.nta.go.jp/shiraberu/senmonjoho/sake/hyoji/mokuji.htm (3)酒税法に基づく酒類販売業免許の取得 輸入した酒類を販売する際には、販売形態に応じ、酒税法に基づく以下の酒類の販売業免 許の取得が必要となります。 輸入酒類卸売業免許 一般酒類小売業免許 通信販売酒類小売業免許 輸入した酒類を酒類の小売店等に販売する場合 国内酒類の販売は不可 一般消費者、料飲店営業者または菓子等製造業者に販売する場合 卸売は不可 通信販売で小売する場合 輸入酒類の販売については輸入・販売量の制限なし 免許取得に際して満たさなければならない要件等がありますので、詳しくは最寄りの税務署(酒 類指導官)等にご確認ください。 【酒類販売業免許等に関する情報】 国税庁「お酒に関する情報」 http://www.nta.go.jp/shiraberu/senmonjoho/sake/sake.htm 国税庁「一般酒類小売業免許申請の手引き」 http://www.nta.go.jp/shiraberu/senmonjoho/sake/menkyo/tebiki/01.pdf 【問合せ先】 販売場を管轄する税務署 http://www.nta.go.jp/soshiki/kokuzeikyoku/chizu/chizu.htm
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