食物栄養学科 - 香蘭女子短期大学 KORAN Women`s Junior College

目 次
総 合 演 習
1年 前期……………………………………………………… 1
1年 後期……………………………………………………… 2
教 養 科 目
1年 前期……………………………………………………… 4
必 修 科 目
1年 前期……………………………………………………… 13
選 択 科 目
1年 前期……………………………………………………… 19
必 修 科 目
1年 後期……………………………………………………… 25
選 択 科 目
1年 後期……………………………………………………… 26
特 別 科 目
2年 前期……………………………………………………… 37
2年 後期……………………………………………………… 38
教 養 科 目
2年 前期……………………………………………………… 39
2年 後期……………………………………………………… 41
必 修 科 目
2年 前期……………………………………………………… 45
選 択 科 目
2年 前期……………………………………………………… 46
必 修 科 目
2年 後期……………………………………………………… 57
選 択 科 目
2年 後期……………………………………………………… 59
食物栄養学科 教育の基本方針
■ 香蘭 女子 短 期大 学建 学の精神
「いかなる困難な場にあっても、創意・工夫を大 切にし、人を愛し、人から愛される自立した女性の育成 」
■ 教 育 理 念としての 学 訓
「創意・自立・敬 愛 」
■ 本 学 の 使 命 ( ミッション)
「建 学の精神のもと、社会の中堅として、指導的 役 割を果たす有為な女性の育成 」
○教育目標
栄養 士が 果たすべき専門職 務 や立場を十 分に理 解させる
栄養 士に必 要とされる知 識 、技 能、態 度および考え方の総 合 的 能 力を養う
栄養の指 導や 給 食の運営を行うために必 要な実 践的 能 力を養う
食と健 康の専門科目の学習を通して、自活力や生活力を兼ね備えた社会に貢献できる教養ある人を
育成 する
○ デ ィ プ ロ マ ポ リ シ ー( 学 位 授 与 の 方 針 )
各学科のカリキュラムを履修し、専門知識及び社会人としての基礎能力を身につけ、所定の単位を修得し、
各学科のディプロマポリシーを満たした者には卒業を認定し、短期大学士の学位を授与する。
・栄養士として必要とする基礎から応用までの幅広い専門知識が身についている
・栄 養 士 が必 要とする様々な最 新 情 報を入手することで、適 切な対応 策を構 築し、様々な問 題に対
して柔軟に対応できる
・栄養 士の仕事 を通して、社会人としての教養が身につき、職 場 環 境に合わせた行 動ができる
○ カ リ キ ュ ラ ム ポ リ シ ー( 教 育 課 程 編 成・実 施 の 方 針 )
「創意・自立・敬 愛 」の学訓の精神を涵養し、専門知 識と専門技 術を身につけさせる。
学訓の精神は教養 科目と専門科目に渡って涵養する。
・栄養 士としての最 低限の知 識・技 術・態 度と、併せて調 理 技 術向上を身につけさせる
・栄養 士の実務としての栄養 指 導や 給 食の運営を行うために必 要な実 践的 能 力を身につけさせる
・栄養 士を育成 することを通して、将 来、管理 栄養 士 免許取 得を見 据えた学生を育成 する
・栄養 士の立場から、社会人としての必 要 不可欠な最 低限のマナーを身につけさせる
○ ア ド ミ ッ シ ョ ン ポ リ シ ー( 入 学 者 受 け 入 れ の 方 針 )
本 学 の 学 訓が「 創 意・自立・敬 愛 」であることを 理 解し、入学 後、短 期 大 学生としての 教 養および
専門知 識・技 能を身につける意 欲がある人
・食 物と健 康との関係に興 味 があり、併せて食に関する問題 点の解 決 方法を考えることが出来る人
・調 理・食品・栄養に関心があり、調 理 技 術向上と食 生活の改善を目指すことで、将 来、栄養 士の
仕事に役 立たせたい人
・栄養 士の魅力を感じ、将 来、管理 栄養 士 免許取 得にも興 味を持っている人
・日常の生活を通して、社会で生き抜くための基 本的なマナーが身についており、日々規 則正しい
ライフスタイルができている人
開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 演習 1 単位
担当者
履 修 方 法 : 卒業必修
専任教員
Ⅰ.概 要
・香蘭女子短期大学に在学する限り欠かせない科目である。前期では、これからの 2 年間で何をすべきかを考える。
・入学してからの学生 生活については不安と期待が入り交じっていることから、この不安を解 消するために、様々
な授 業を通して所属 教 員とのコミュニケーションを図ることが中心となる。
Ⅱ.到達目標
1)短 大 生活における悩みや不安を解 消し、学生同士のコミュニケーションができるようになる。
2)一日一日が 充 実した学生 生活になることを目標とする。
3)自分自身のこれからのスケジュールを立 案し、実 行する能力を養うことができる。
Ⅲ.授業内容
1. 所属 教 員との対話を通して、教 員と学生との距 離を短くすることで、
スムーズな人間形成ができることから、歓 迎会への参加、個人面談、
学 科 長講 話、教 員との懇談 会あるいは学生 生活全 般の指導を行う。
2. 専門教育に係る 授 業として、教育講 演会を開催する。
3. 先輩を招いての OG 懇談 会を開催する。
これらの 授 業 を通して、これからの 2 年間を充実したものにする。
なお、授 業 は最低 15 回行う。
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
・規 則正しい学生 生活を送ることで、短 大 生としての心 構えや自覚をしっかりと身につけておく。
・レポートの書き方を事前に学習しておくこと。
Ⅴ .教科書・参考図書
その都度、資 料などを配布する
Ⅵ .評価方法と評価基準
授 業 参加率 75% レポート 2 回(教育講 演会、O G 懇談 会)20 % 平常点( 受 講態 度 )5% なお、スケジュールの変更により評 価点(%)が異なることもある。
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
・本 科目は、基 本的に火曜日の 1 時限目(9:20 -10:50)に開講される。
なお、授 業内容により、1 時限目以 外に開講する場 合もある。
-1-
年
総合演習I
学科・学年 : 食物栄養学科 1 年
1
科目名
科目名
総合 演習II
学科・学年 : 食物栄養学科 1 年
開 講 時 期 : 後期
形態・単位 : 演習 1 単位
担当者
履 修 方 法 : 卒業必修
専任教員
Ⅰ.概 要
・香蘭 女子 短 期大 学に在学する限り欠かせないものである。後 期では、就 活に関する講座やガイダンスが
中心となる。
・本 学 科 独自の授 業もあるが、短 大としての学園祭 や学生課との連 携プログラムも計画している。
Ⅱ.到達目標
1)就 職 活 動に対 する授 業を通して、自らが 就 活に対 するモチベーションアップを図ることが目標となる。
2)就 職 活 動に関する様々な授 業を通して、将 来の目標を定め、実 行する能力が養われる。
3)香蘭祭 週間を通して学生同士のコミュニケーション 能力が養われる。
Ⅲ.授業内容
1. 前 期同様に、個人面談、学 科 長講 話、教 員との懇談 会あるいは学生 生活全 般の指導を行う。
2. 専門教育に係る授 業として、学 術講 演会を開催する。
3. 学外 研 修の実 施。
4. 香蘭祭 週間での授 業を通してのコミュニケ一ションを図る。
5. 就 職 体 験 報告 会の実 施。
6. 学生課主催の就 活に関する講座およびガイダンスの実 施。
7. 送別会の実 施。
これらの 授 業 を通して、短 大 生活の 1 年 半を充実したものにする。
なお、これら 授 業 は最低 15 回行う。
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
・就 活の授 業が主となるため、将 来のことを父母と話し合う。
・学外 研 修 先(現時点では不明である。確定次 第アナウンスする)の事前 調査をおこなう。
・ レポート提出を課すので、レポートの書き方を事前に学習しておくこと。
Ⅴ .教科書・参考図書
その都度、資 料などを配布する。
Ⅵ .評価方法と評価基準
授 業 参加率 75% レポート 2 回(学 術 講 演会、入門就 職 体 験 報 告 会)20 % 平常点( 受 講態 度 )5%
スケジュールの変更により評 価点(%)が異なることもある。
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
・本 科目は、火曜日の 1 時限目(9:20 ∼ 10:50)に開講される。
なお、授 業内容により、1 時限目以 外に開講する場 合もある。
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開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 演習 1 単位
担当者
履 修 方 法 : 卒業必修
専任教員および非常勤講師
Ⅰ.概 要
キャリアガイダンスは、単に卒 業時点の就 職を目指すものではなく、豊かな人間形成と人 生設 計に資するものであ
る。本 教 科目はキャリア形成に必 要な能 力として専 門 教 科目の能 力、コミュニケーション 能 力、社 会生 活のため
の基 礎 的な能力を伸ばすことを主目的としている。具体 的な演習内容としては、専門に関するキャリア教育、コミュ
ニケーション 能力、文章 表 現能力、プレゼンテーション 能力あるいは基 礎 的なマナーを勉 強する。
Ⅱ.到達目標
1)学生として、必 要 不可欠な基 礎 的なキャリア(1 − 15 の内容)を身につけることを目標とする。
本 教 科目の内容を学ぶことで、社会生活あるいは栄養 士の仕事に関わる人間形成に必 要なキャリアを
身につけることができる。
Ⅲ.授業内容
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
オリエンテーション(キャリア教育とは)
専門教育に関わるキャリア教育−①
専門教育に関わるキャリア教育−②
専門教育に関わるキャリア教育−③
専門教育に関わるキャリア教育−④
マナー能力育成 講座−①
マナー能力育成 講座−②
コミュニケーション能力育成 講座−①
コミュニケーション能力育成 講座−②
コミュニケーション能力育成 講座−③
プレゼンテーション能力育成 講座−①
プレゼンテーション能力育成 講座−②
プレゼンテーション能力育成 講座−③
文章 表現能力育成 講座−①
文章 表現能力育成 講座−②
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
・自ら積極的に授 業に参加できるように、日常生活においてのマナーに気をつけるよう努力する。
・授 業で学習した内容が、平素の学生 生活で実 践できるように予 習・復習する。
Ⅴ .教科書・参考図書
オムニバス形式での授 業のため講 義内容が異なることから各 担当教 員が 指定した教科 書・参 考書を使 用する。
Ⅵ .評価方法と評価基準
専門 教育に係わるキャリア教育:レポート点 70 % 、平常点( 受 講 態 度 )30 % 、マナー、コミュニケーションおよびプレ
ゼンテーション 能 力育成 講 座:授 業 参 加 率 および 受 講 態 度 60 % 、実 技 評 価 40 % 、文 章 表 現 能 力育成 講 座:小テスト
10 0 % 各 担当者により評 価された成 績をもとに加 重平均にて総 合評 価する。
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
・自分自身のキャリア形成に必 要な科目です。常に前向きな姿 勢・態 度で受 講すること。
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年
キャリアアップセミナー
学科・学年 : 食物栄養学科 1 年
1
科目名
科目名
栄養士理数基礎演習
学科・学年 : 食物栄養学科 1 年
開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 演習 1 単位
担当者
履 修 方 法 : 卒業選択
小西 康仁 他
Ⅰ.概 要
栄養 士 免許の取 得に必 要な専門科目に対応できるように、理 数 科目の基 礎 知 識と考え方を身につけることを目
的とする。本 科目では主に、基 礎 栄養 学や生化学 等を学ぶために必 要な、中学 校・高等 学 校で学ぶヒトのからだ
の仕 組みや、調 理学 実習、給 食 管 理 実習および食品学 実 験 等に必 要とされる計算力を養う。
Ⅱ.到達目標
・ヒトのからだにおける栄養 素の消化と吸収の仕 組みを説明することができる。
・小 数や 分 数、割 合、濃 度、比、単位などの意味を理 解し、正確に計算ができる。
Ⅲ.授業内容
1. 栄養 士に必 要とされる計算力と生物に関する知 識の概 要
2. 生命の単位とヒトのからだ
3. 栄養 素の消化と吸収 イントロ①
4. 栄養 素の消化と吸収 イントロ②
5. 正・負の数と四則演 算
6. 小 数と分 数の四則演 算
7. 単位の表し方と変 換、有 効数 字と四捨五入
8. 文 字式を用いた一次 方 程 式の解き方
9. 比について
10. 割合について
11. 濃 度について
12. 廃 棄 率について
13. 税率と損 益 計算について
14. グラフの読み方と書き方について
15. まとめ
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
計算力は自分で考え、実 践することで初めて身につく能力であるため、授 業後の各自での復習はもちろんのこと、
わからない問題を放 置 せず、友 達や担当教 員に積 極 的に質問するように努めること。また、講 義の 各単元 終了時
には学修成 果の確 認として小テストを実 施 するため、さらなる基 礎 学 力の向上に役 立てること。
Ⅴ .教科書・参考図書
教 科 書は使 用せず、教 員作成のワークシートを配布 する。
Ⅵ .評価方法と評価基準
各 担当教 員からの小テスト、ワークシートおよび平常点( 受 講態 度 )
(60 %)の評 価を荷重平均して評 価する。
あわせて、単位 認定 試 験(40 %)による評 価を加 算し、総 合 的に評 価を行う。
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
1 回目の講 義にて、基 礎 知 識に関する簡単な試 験を行い、自身の基 礎 学力を確 認します。
小 学 校、中学 校、高等 学 校で学んできた計算や理科の知 識の復習であるが、今 一度、苦手意 識を作らず、新 鮮な気 持ち
で学修してほしい。そして、わからない問題があれば素直に友 達と教え合い、互いに学び合うように心がけて下さい。
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開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 講義2単位
担当者
履 修 方 法 : 卒業選択 指定科目
坂根 康秀
Ⅰ.概 要
食 品 は広 い意 味 での 化 学 物 質の 集 合 体 である。食 品自体 、あるいはその中に含まれる栄 養 素 を 理 解 するには、
化学の知 識も必 要になる。この授 業では、食品を理 解する上で必 要な化学を学ぶ。
Ⅱ.到達目標
・論理 的思考ができるようになる。
・食品学、栄養 学、生化学などを学ぶ上で必 要な化学の基 礎を身につける。
Ⅲ.授業内容
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
物質の成り立ち( 原子構造、原子量)【1 ∼ 3】
元 素の重さや構成している粒子( 質量数、陽 子 数、電子 数、電子配置)【4 ∼ 5】
物質はどのようにして結合しているか(イオン結合、共有 結合)と化学反応式の作り方【6 ∼ 8】
練習問題を通して化学反応式を作る力を養う【9:必ず事前に自分でトライしてくること】
溶液の濃 度Ⅰ(パーセント濃 度)【9 ∼ 11:プリント中の練習問題を事前にトライしてくること】
非常に小さな物質をかたまりで考える(モルの概 念)【11 ∼ 12】
溶液の濃 度Ⅱ(モル濃 度)【12 ∼ 13:練習問題を事前にトライしてくること】 溶液の希釈および酸と塩基( 規 定度)【14】
炭 素と水素から成る化合 物(飽 和炭化 水素と構造異性体)【15】
事 後学習として直鎖 型飽 和炭化 水素名を暗記してくること
10. 飽 和炭化 水素の性質と燃 焼反応式【16】計算機 持 参のこと
11. 炭 素間が 2 本の手で結合したもの(オレフィン系炭化 水素の構造、シス - トランス異性体)【17 ∼ 18】
12. 酸化 還元の定義、輪の形をした化合 物( 芳香族 炭化 水素)【18 ∼ 19】
13. アルコールの性質と反応および代謝【20 ∼ 21】
14. 酸と塩基、p H【22 ∼ 24】
15. すっぱい味を呈する化合 物(カルボン酸)と、その形と同じ大きな化合 物( 脂肪酸)【25 ∼ 26】
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
上 記 [ Ⅲ.授 業内 容 ] の 各 回につけた【 】は配 布プリントの 番 号であり、事 前に指 定の ページは予 習し、問
題等は解いてくること。
Ⅴ .教科書・参考図書
教 科 書:テキストは使 用せず、毎回プリントを配布 する。
参 考図書:
「 はじめて学ぶ化学」
(化学同人 )
「
、基 礎 からのやさしい化学 ヒトの健 康と栄養を学ぶために」
( 建帛社 )
Ⅵ .評価方法と評価基準
単位 認定 試 験(50%)、事前学習の成 果(15%)、課 題(35%)
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
・授 業中の飲食・携 帯電 話の使 用は原則禁 止 。
・授 業に関して、理 解できない部分は、すみやかに相談すること。また、分からない時は遠 慮なく質問に来ること。
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年
化学A
学科・学年 : 食物栄養学科 1 年
1
科目名
科目名
情報 処理入門
学科・学年 : 食物栄養学科 1 年
開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 演習 1 単位
担当者
履 修 方 法 : 卒業選択
外園 智史
Ⅰ.概 要
情 報 処 理の入門課 程として初心 者向けの実習を行い、情 報化 社会におけるルールやモラルの理 解と促 進をはかり、
情 報活用の基 礎となるスキルと正しい知 識を習得することを目的とする。
本 科目は、M S - O f f ice のワープロ、表計算 、プレゼンテーションソフトなどのツールを使ったレポートの作成、電
子メールの送 受信、インターネットを使った情 報検 索などの実習を行う。
Ⅱ.到達目標
1)インターネットについて、ルールとマナーを理 解し、説明できる。
2)ワードプロセッサーを使ったビジネス文 書 作成、表計算ソフトによるデータ処 理が円滑に操作できる。
3)プレゼンテーションソフトを使って、適 切な表 現ができる。
4)タイピングソフトを利用して、正確なタイピングと速 度の向上を目指す。
Ⅲ.授業内容
1 授 業ガイダンス、タイピングソフトの配布
2 コンピュータとインターネットの基 礎 知 識
3 電子メール Gm a i l の使い方
4 ワードプロセッサーによる文 書 編集 1( 文 書 作成の基 礎 )
5 ワードプロセッサーによる文 書 編集 2(表の作成など)
6 ワードプロセッサーによる文 書 編集 3( 文 書の編集など)
7 ワードプロセッサーによる文 書 編集 4(図の作成など)
8 表計算ソフトによるデータ処 理 l( 表計算の基 礎 )
9 表計算ソフトによるデータ処 理 2( 数 式の利用など)
10 表計算ソフトによるデータ処 理 3(グラフの作成など)
11 表計算ソフトによるデータ処 理 4(データベースの利用など)
12 ワードプロセッサーと表計算ソフトを利用したレポート作成
13 プレゼンテーション実習 l( プレゼンテーションソフトの基 礎 )
14 プレゼンテーション実習 2(図表・オブジェクトの挿入など)
15 プレゼンテーション実習 3(特 殊 効果の設 定など)
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
・授業で学習した操作手順を復習し、正しい操作を習得する。 ・予習復習で、テキストに記載の重要用語やポイントの理解を深める。
・配布ファイルやテキストなどの内容に関する応用例などを考えて実行する。 ・原則として、ワードプロセッサー・表計算ソフト・プレゼンテーションソフト
の各課題に対応する応用例などをレポートとして実行し、指定日時までにまとめてメールで提出すること。なお、メールアドレスは講義中に紹介します。
Ⅴ .教科書・参考図書
30 時間アカデミック 情 報リテラシー O f f ice2013( 実 教出版株 式会社 )¥1,404
※ただし、学内のパソコンのバージョンによって、変更する場 合があります。
Ⅵ .評価方法と評価基準
レポート(各 課 題に対応したレポートを講 義中などに配布予定)40%・課 題 提出(毎回)45%・平常点(タイピン
グの練習、受 講態 度 )15% ※なお、欠 席は 1 点 /回の減 点 対 象となります。
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
・毎回出席し、パソコンの 操 作 手 順についてその場で手を動 かして正しい 操 作の習得に努める。 ・パソコンの 使 い
方だけにとどまらず、情 報 倫理についても理 解に努める。 ・携 帯電 話 等の使 用および 充電は禁 止されていますので、
携 帯電 話などはカバンなどに入れておいて下さい。 ・私語 や講 義中の携 帯電 話等の使 用などは減 点の対 象とします。
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開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 演習 1 単位
担当者
履 修 方 法 : 卒業選択 指定科目
竹本 尚未
Ⅰ.概 要
栄 養 士の 現 場でも情 報 処 理 能 力の必 要性 が問われている。献 立作成や 給 食 管 理 業 務 にパソコンが 利用され 、
栄 養 情 報の収 集、解 析、栄 養 指 導に活用する総 合 的 な技 術 が求められている。栄 養 情 報 処 理 演習では、これら
の実務に対応できる能力を身に付ける。
Ⅱ.到達目標
栄養 士実務に対応した次の項目ができるようになる。
・ワープロソフトによる文 書 作成ができる。
・表計算ソフトによるデータ作成や 集計ができる。
・栄養計算ソフトで栄養計算ができる。
Ⅲ.授業内容
1. オリエンテーション
2. Word による文 書 作成
文 字入力と編集・自己 紹介
3. Word による文 書 作成
メッセージカード作成
4. Word による文 書 作成
栄養に関するちらし作成
5. Word による文 書 作成
料理レシピ作成
6. Word による作図
地図作成
7. 画像 処 理 技術入門
デジカメ、スキャナ、携 帯電 話
8. 画像 処 理 技術入門
画像ファイルの編集
9.
10.
11
12.
13.
14.
15.
E xcel によるデータ収 集
表作成
E xcel によるデータ収 集と活用
グラフ作成
E xcel によるデータ管 理
アンケートの集計およびグラフ作成
E xcel と Word の連 携
差し込み印刷
栄養計算ソフト栄養君による栄養計算
栄養計算ソフト栄養君による栄養計算
まとめ
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
実習で配布した資 料 を整 理しファイルに綴じて、復習をすること。
授 業の内容を復習して他の授 業の課 題でもパソコンを利用すること。
Ⅴ .教科書・参考図書
教 科 書は使 用しない 教 員作成 資 料 を毎回配布 する。
Ⅵ .評価方法と評価基準
単位 認定 試 験 50 ∼ 60 % 提出物 20 ∼ 30 % 平常点( 受 講態 度 )10 ∼ 20 %
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
授 業 後には毎回レポートを提出すること。
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年
栄養情報処理演習
学科・学年 : 食物栄養学科 1 年
1
科目名
科目名
健康スポーツI
学科・学年 : 食物栄養学科 1 年
開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 実技・講義 1 単位
担当者
履 修 方 法 : 卒業選択
秋峯 良二・中島 俊介
Ⅰ.概 要
健 康 生活と運 動について、理 論 的に理 解を深めるため 1,2 講で講 義を行います。
3 講より体育館において種々のスポーツ活 動を実 践していきます。
Ⅱ.到達目標
チームスポーツを行うことによりコミュニケーション力、プレゼンテーション力、実 行力・行 動 力と共に、基 本 技 術・
応用技 術を習得し、楽しいゲームが展開されることにより、運 動 効果を上げていくことを目標とする。
Ⅲ.授業内容
1. 講 義
授 業 概 要説明・健 康と運 動について
2. 講 義
BM I と身体・運 動とエネルギー消費
9. バスケットボール・テニス
10. バスケットボール・テニス
11. バスケットボール・テニス
12. バスケットボール・テニス
3. ストレッチ・トレーニング
13. バスケットボール・テニス
4. バドミントン・バレーボール
14. 総 合 運 動
5. バドミントン・バレーボール
15. 総 合 運 動
6. バドミントン・バレーボール
7. バドミントン・バレーボール
8. バドミントン・バレーボール
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
体 育 館 内 は自由 に使 用で きます。日頃よりトレ ーニング 室 、ランニングコース等 を 利 用し運 動 習 慣 を身 につ け
ましょう。
Ⅴ .教科書・参考図書
教 科 書は使 用しません。 ルール等については事前に図書館等を利用し理 解を深めておいて下さい。
Ⅵ .評価方法と評価基準
平常点( 受 講意 欲・態 度 )70 % 、技 術 30 %
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
授 業内容については受 講人 数、受 講 者の希望により変更することがあります。
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開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 演習 1 単位
担当者
履 修 方 法 : 卒業選択
西表 宏
Ⅰ.概 要
留学生としての日本 語能力を総 合 的に向上させるために、日本 語文法の体系的な理 解と運 用力の学習を行う。
履修者の日本 語力のレベルや漢字圏の出身か否かなどに対して十二分な配 慮を行う。
Ⅱ.到達目標
①日本 語の特 徴がよく理 解できるよう用言の活用形や複 雑な助詞の用法などを学習する。
②履修者の母語からの干渉を自覚させ、学習上の困難 点を克 服できるよう支 援 教 材を通して学習する。
Ⅲ.授業内容
文法の体系的な理 解を目指す
l 日本 語の文 構造
①日本 語の品詞区分 ②日本 語のセンテンスの基 本 構造 ③日本 語の基 本 文 型
④日本 語の音声 ⑤ 述 語文 型文の種 類 ⑥ 修飾 変 形文の種 類 ⑦ 強調変 形文の種 類
⑧日本 語の「重 文 」構造 ⑨日本 語の「複 文 」構造
2 日本 語の文法構造
⑩動調の構造と活用の特 徴 ⑪ 補助動詞の用法 ⑫副詞の種 類と用法 ⑬助詞の種 類と用法 ⑭助動詞の種 類と用法 ⑮名詞・形式 名詞の用法 ⑯ 形容詞・形容 動詞の用法 ⑰ 接続詞の種 類と用法 ⑱同格 表現の用法
⑲比較 表現の用法 ⑳時・条件表現の用法
特に、使役表現、受 動態表現、使役受 動表現、場面による文体(スタイル)の選 定基 準などの学習。
上記項目を 15 週にて実 施
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
事前に授 業 進 度表を配布し、それに沿って準 備するよう指 導を行う。振り返りシートを活用して、復習させ日本 語
文法を体 得させる。
Ⅴ .教科書・参考図書
1)教 材 プリントを配布 する。
2)参 考図書 授 業において、履修者のニーズに応じて、日本 語文法書を紹介する。
Ⅵ .評価方法と評価基準
平常点( 受 講態 度 (
) 10 %)、授 業毎の小テスト(40 %)、単位 認定レポート(50 %)
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
配布した資 料はファイルに綴じ、必ず 読み、練習すること。
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年
日本 語文法の基礎
学科・学年 : 食物栄養学科 1 年
1
科目名
科目名
学科・学年 : 食物栄養学科 1 年
開 講 時 期 : 前期
日本語語彙の基礎
形態・単位 : 演習 1 単位
履 修 方 法 : 卒業選択
担当者
鹿島 英一
Ⅰ.概 要
この講座では、留学生が日本における学生 生活・日常会話・地 域 生活の中で必 要とする日本 語の語 彙を学ぶ。
日本 語の正しい発 音、敬 語の使 い方、挨 拶の言葉、慣 用句の使 い方などについて勉 強する。
Ⅱ.到達目標
日常的によく使われる語 彙を組み合わせることによっていろいろなことを表 現する。
Ⅲ.授業内容
1. 自己 紹介/色
9. 留学生の相談 室 /料理
2. 郭さんの一日/時
10. カタカナ語/店
3. 大 豆と日本人 /位置・方向
11. 校 則/家
4. ノーテレビデーへの試み/体
12. 文化の島/家電
5. 京都旅行/家 族
13. インターネットの利用の問題 /費 用・料金
6. プロフィール/職 業
14. 宮崎駿の世界/建 物・場所
7. 日本のペット事情/趣味
15. まとめ
8. 丁寧な日本 語/食べ物・飲み物
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
次回の予 習資 料 を配布 する。
Ⅴ .教科書・参考図書
プリント教 材を配布 する。
Ⅵ .評価方法と評価基準
受 講態 度 30 % ・会話テスト 10 %・単位 認定 試 験 60 %
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
配布した資 料 をファイルに綴り、復習に努めましょう。
- 10 -
開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 演習 1 単位
担当者
履 修 方 法 : 卒業選択
西表 宏
Ⅰ.概 要
日本 語能力を総 合 的につけるため、文章を読み理 解できる能力および日本 語の表 現(作 文 )能力を学習する。
日本 語の特 徴的な文章体系が 総 括的に学べるようにする。
Ⅱ.到達目標
正 確 で基 本 的 な文 章 表 現の文 型を習 得すると、日本 語 表 現の 理 解と正 確な日本 語 作 文の能 力を身につけること
が出来る。
Ⅲ.授業内容
1 日本 語 新聞を活用して読 解力を学習する。読む力、理 解する力を習得させる。
2 日常生活で接する各種 類の文章 表現と形式の学習。
3 日本 語のセンテンス構造 及び基 本 文 型。
イ 主 述の文 型
ロ 強調文の文 型
ハ 修飾文の文 型
ニ である体・ます体の文 型
上記の項目について、15 週(1 テーマ 3 ∼ 4 回)で行う。
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
事前学習として授 業内容の新聞の話題を配布 するので、読めるようにしておくこと。
事 後学習は、授 業内容のキーワードを確 認させる課 題を与えて指導する。
Ⅴ .教科書・参考図書
各テーマのプリント教 材を配布 する。
Ⅵ .評価方法と評価基準
平常点( 受 講態 度 (
) 10 %) 課 題レポート(40 %) 単位 認定レポート(50 %)
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
受 講に際しての注 意 点:新聞を読むこと。
授 業 以 外の学習方法について:メモ・日記などをつける。
- 11 -
年
日本 語読解・作文の基礎
学科・学年 : 食物栄養学科 1 年
1
科目名
科目名
学科・学年 : 食物栄養学科 1 年
開 講 時 期 : 前期
日常日本語会話の基礎
形態・単位 : 演習 1 単位
履 修 方 法 : 卒業選択
担当者
鹿島 英一
Ⅰ.概 要
この講 座では、留学生 が日本における学生 生活・日常会 話・地 域 生活の中でよく使う日本 語 の 表 現を、場面ご
とに分け、会話の訓 練を繰り返し行うことで、受 講生の日本 語能力を高める。
Ⅱ.到達目標
各々の受 講 者のコミュニケーション活 動を通して、日本 語の言葉や 表 現法が増え洗 練してゆく。
Ⅲ.授業内容
1. はじめまして
9. 好きなこと
2. 買い物・食事
10. バスツアー
3. スケジュール
11. 私の生活
4. 私の国・町
12. 病気・けが
5. 休 みの日
13. 私のおすすめ
6. 一 緒に !
14. 国の習慣
7. 友 達の家で
15. まとめ
8. 大 切な日・人
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
次回の予 習資 料 を配布 する。
Ⅴ .教科書・参考図書
プリント教 材を配布 する。
Ⅵ .評価方法と評価基準
受 講態 度 30%・会話テスト 10%・ 単位 認定 試 験 60 %
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
配布した資 料 をファイルに綴り、復習に努めましょう。
- 12 -
開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 講義2単位
担当者
坂根 康秀
履 修 方 法 : 卒業必修
栄養士免許必修
フードスペシャリスト必修
Ⅰ.概 要
食品成 分についての広い知 識と成 分の性 質等の理 解を深めることを主眼としています。
栄養 士として当然 知っておくべき食品の成 分、性 質について解 説します。種々の栄養 素がどの食べ物に含まれ 、調
理・加工の際にどのように変化するのかを学びます。
Ⅱ.到達目標
・食品にどのような栄養 成 分が含まれ 、その成 分の働きについて説明できるようになる。
・自分の健 康 状 態に応じて、何を食べるとよいか判断できるようになる。
Ⅲ.授業内容
1. 食品とその分類(1 ∼ 11)【配布プリント 1 ∼ 2】
2. 特別用途食品(保健 機能食品、特定保健用食品、栄養機能食品)と成分表(12 ∼ 20)【2 ∼ 4 を完成させる】
3. 成分表の使用法(17 ∼ 21)【4 ∼ 5 を完成させておく】またテキスト 21 の練習問題の解答を考えて臨む。
4. 食品に含まれる水の形態:自由水と結合水(24 ∼ 27)【5 を完成させておく】
5. エネルギー源としてたくさん食べている炭水化物のうちの単糖類と二糖類(29 ∼ 33)【6 ∼ 7 を完成させておく】
6. 消化性多糖類(デンプン)と難消化性多糖類(食物繊維)および炭水化物の測定(33 ∼ 41)
【7 ∼ 9 を完成させておく】
7. 脂質(油脂)、脂肪酸の分類としての飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、n3、n6 系不飽和脂肪酸(42 ∼ 45)【9 ∼ 10 完成】
8. 食べなければならない必須脂肪酸、脂質の一種ステロール、油脂の酸化(44 ∼ 55)【11 ∼ 13 を完成させておく】
9. 体を作る重要成分:アミノ酸とたんぱく質の概念(56 ∼ 62)【13 ∼ 14 を完成させておく】
10.たんぱく質の変化と遺伝子に傷をつける変異原性(ガンの可能性)および酵素(62 ∼ 65)
【15 ∼ 16 を完成させておく】
11.たんぱく質の栄養価と朝食の必要性(64 ∼ 68)【16 ∼ 17 を完成させておく】
12.油に溶けるビタミン(脂溶性ビタミン)(69 ∼ 73)【18 ∼ 20 を完成させておく】
13.水に溶けるビタミン(水溶性ビタミン)(73 ∼ 78)【20 ∼ 22 を完成させておく】
14.ナトリウム、鉄、カルシウム、マグネシウムなどの必要なミネラル(79 ∼ 86)【23 ∼ 24 を完成させておく】
15.色、味、香りと舌触り(テクスチャー)(87 ∼ 113、124 ∼ 132)【テキストのページを参考に 25 ∼ 26 を完成】
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
上記 [ Ⅲ.授 業内容 ] の( )の数 字はテキストのページであり、事前にそのページを熟 読しておく。
【 】内の 数 字は配 布プリントのページ番号であり、原 則、授 業 前に空 欄、質問に対 する解 答を書いて授 業に
臨むこと。
Ⅴ .教科書・参考図書
教科書:
「イラスト食品学総 論」 種 村 安 子 他( 東 京教学 社¥2,0 0 0)を使 用し、プリントも配布する。
参 考図書 :
「栄養の基 本がわかる図解 事 典 」
( 成 美 堂出版 )、
「栄養の教 科 書」
(新星出版社 )
Ⅵ .評価方法と評価基準
単位 認定 試 験(50%)、事前学習の成 果(15%)、課 題(35%)
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
・授 業中の飲食・携 帯電 話の使 用は禁 止 。
・
『Ⅳ.準 備学習』に示したように、毎回、授 業で進む範囲はテキストを読み、事前に配布したプリントの空 欄を
埋めて授 業に臨むこと。分からなくなったら、積極的に聞くこと。
- 13 -
年
食品学
学科・学年 : 食物栄養学科1年
1
科目名
科目名
学科・学年 : 食物栄養学科1年
開 講 時 期 : 前期
基礎栄養学
形態・単位 : 講義2単位
履 修 方 法 : 卒業必修
栄養士免許必修
フードスペシャリスト必修
担当者
豊﨑 俊幸
Ⅰ.概 要
・ 動 植 物などの生物を摂 食することにより、生命 活 動の維 持に必 要とされる「栄養 素 」を得ている。
「栄養 素 」
についての化学的性 質、食べ物の消化・吸収および代謝などの基 礎 的な内容について学ぶ。
・ 健 康 維 持・増進 、生活 習慣 病予防のための食 生活の重要性について学ぶ。
・ ライフステージにあった生体 機能と各種 食品成 分との相互作用を理 解し、併せ機能 性食品の特 性を知り、
その効果的な利用について学ぶ。
Ⅱ.到達目標
1) 本 教 科は栄養 士 免許取 得には必 要 不可欠であるため、栄養に関する基 礎 的な内容(1 − 14 の項目)に関し
て理 解するとことが目標である。なお、本 教 科目の内容(1 − 14 の項目)に関して、理 論 的な判断力を身に
つけることで、他専門科目に対しての理 解力アップを図ることもできる。
Ⅲ.授業内容
1.栄養 素とは
10.栄養と食 生活
・五大 栄養 素、どのような栄養 素が必 要か、
11.栄養と病気
12. 最 近のトピックス - - - ① 脂 質
日本人の栄養状 態
2.糖 質・脂 質・タンパク質の化学
13.最 近のトピックス - - - ② 脂 質
・種 類と化学的性 質
14.最 近のトピックス
3.酵 素の化学的性 質
4.ビタミンに関する情報 提 供
15.総 合的なまとめ
・タンパク質、ミネラル、ビタミン
5.ミネラル( 無 機 質 )に関する情報 提 供
6.各 栄養 素の消化・吸収
7.エネルギー獲 得反 応
8.エネルギーに関する情報 提 供
9.身体 構成 成分に関する情報 提 供
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
・ 基 礎 栄養 学は、栄養 士 免許取 得に重要な科目として位置 づけられているため、平素の予 習は重要である。
・ 学習で得られた新しい専門用語について、充 分に理 解するように復習をする。
Ⅴ .教科書・参考図書
栄養 科 学 イラストレイテッド「 基 礎 栄養 学」;羊土社、2,80 0 円 + 税
Ⅵ .評価方法と評価基準
単位 認定 試 験( 上記内容1−14について、目標1−2の観 点から出題)100%
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
・ 栄養 士としての基 礎 的な情 報を提 供するため、平素の予 習・復習が必 要 不可欠となります。
・ 疑問点、理 解できない点があれば、授 業 終了後に質問することが重要です。
- 14 -
開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 講義 2 単位
担当者
陶山 敦子
履 修 方 法 : 卒業必修
栄養士免許必修
フードスペシャリスト必修
Ⅰ.概 要
人間は誰しも乳 児、幼児、学 童、青年 期を経て成 人になり、やがて高齢期を迎える。多くの女性は、その間に妊 娠、
出産、授 乳を経 験 する。本 教 科では生 涯の 各 期(ライフステージ)および色々なライフスタイルの生理と栄 養を
学び、人間の生涯各 期を健 康に積 極 的に生きるための 食 事 摂取 基 準 、栄 養 管 理の方法、食 生活の現 状・問題 点
を学ぶ。基 本的、全 般的な栄養 管 理の考え方と栄養 管 理の計画を勉 強する。
Ⅱ.到達目標
生涯の各 期(ライフステージ)および色々なライフスタイルの生理と栄養について理 解する。
基 本的な栄養 管 理の考え方と方法を習得する。
生涯各 期を健 康に積極的に生きるための食 生活と食事 計画を理 論 的に理 解し、考察できる。
Ⅲ.授業内容
1. 栄養 管 理( 栄養マネジメント)の概 要
2. 栄養 必 要量の科 学的 根 拠①
3. 栄養 必 要量の科 学的 根 拠②
4. ライフステージ栄養 学の概 論
5. 妊 娠・授乳時の栄養 ①
6. 妊 娠・授乳時の栄養 ②
7. 乳 児 期の栄養 ①
8. 乳 児 期の栄養 ② 中間テスト
9. 幼児 期の栄養
10. 学 童 期・思春 期の栄養
11. 成 人 期の栄養
12. 更年 期の栄養
13. 高齢期の栄養
14. 運 動・スポーツと栄養
15. ストレスと栄養・環 境と栄養 他
栄養マネジメントとは
食事 摂取基 準の考え方、栄養 必 要量とは
栄養 必 要量の求め方・科 学的 根 拠
成長、発 達、加 齢(老化)
妊 娠・分娩・授乳の生理と栄養
妊婦・授 乳 婦の栄養 管 理
乳 児 期の栄養の生理、乳汁期の栄養 管 理
離 乳 期の栄養 管 理・中間テスト
幼児 期の栄養の生理と栄養 管 理
学 童 期・思春 期の栄養の生理と栄養 管 理
成 人 期の栄養の生理と栄養 管 理
更年 期の栄養の生理と栄養 管 理
高齢期の栄養の生理と栄養 管 理
スポーツ・運 動時の栄養と栄養 管 理
ストレス時、高温・低温・高圧・低 圧 環 境と栄養
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
授 業の予 習(テキストを読む)・復習(ノートを完 成させるなど)をすること。
Ⅴ .教科書・参考図書
「 応用栄養 学」木戸康博・陶山敦子 他(講 談社サイエンティフィク)¥2,60 0
Ⅵ .評価方法と評価基準
単位 認定 試 験 60 % 、中間試 験 20 ∼ 30 % 、平常点( 受 講態 度 )・各 時間の小テスト 10 ∼ 20 %
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
日頃から、栄 養や 食 事について積 極 的な興 味、関心 を持 つことが本 教 科 の理 解につながる。自分 や家 族 の 食
生活と健 康に留意してほしい。また、ニュースや 新聞等の栄養・健 康の情 報にも関心を持ってほしい。
- 15 -
年
応用栄養学
学科・学年 : 食物栄養学科 l 年
1
科目名
科目名
調理学
学科・学年 : 食物栄養学科1年
開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 講義2単位
担当者
眞木 孝
履 修 方 法 : 卒業必修
栄養士免許必修
フードスペシャリスト必修
Ⅰ.概 要
調 理とは、食品 素 材に適した調 理 操 作を加えて、人の 食べやすい食べ物にすることである。この調 理 操 作 過 程
において食品は、物理 的・科 学的に様々な変化をおこす。これら食品素 材がどのような性 質・特 性を持っているか、
また調 理 操作を加えるとどのように変化し、おいしい食べ物が 得られるかを解 明する。
Ⅱ.到達目標
・ 調 理の意義・目的について理 解する。
・ 食事 計画において献 立の作成ができる。
・ 調理 操作について操作ごとに理 解する。
・ 調理と生活 環 境において、食 物の栄養 性や 安 全 性、
・ 調 理と味についておいしさの仕 組みを知ることができる。 嗜 好 性を満たし、料理を作ることができる。
・ 食品素 材と調 理について理 解し、応用できる。
Ⅲ.授業内容
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
調理学の意義・目的 / 調理操作 ⑴非加熱調理操作①洗浄(洗う) ②浸漬(浸す) ③切断(切る)
など
調理 操作 ⑵ 加 熱調理 操作
① 茹でる ② 煮る ③ 蒸す ④ 炊く ⑤ 焼く ⑥ 揚げる ⑦ 炒めるなど
調理 操作 ⑶調理 器 具 エネルギー源 ①調理 用器 具 ②エネルギー源
調理と味 ⑴ 食 物のおいしさ ①味の感じ方 ② 化学的な味 調理と味 ⑵調味 料 ① 食 塩 ②しょうゆ ③みそ ④ 砂 糖 ⑤ 食 酢など
調理と味 ⑶ 物理的な味(テクスチャー)、味に影 響するその他の要因、味の評 価法
食品素 材と調理 ⑴自然食品素材 : ① 米
食品素 材と調理 ⑵自然食品素材 : ②小麦 粉 ③ 雑 穀
主 菜として用いる食品の調理
: ① 魚介類 ② 食肉類
主 菜として用いる食品の調理
: ③卵類 ④豆類
副菜として用いる食品の調理
: ①野 菜 類 ②いも類 ③ 藻 類・きのこ類
副菜として用いる食品の調理
: ④種実類 ⑤牛乳・乳製品 ⑥果実類 ⑦嗜好飲料 ⑧香辛料
⑶成分抽出素 材
: ①でんぷん ②油脂 ③ゼラチン・寒 天など
⑷ 加工保 蔵食品素 材
: ① 冷凍食品 ②レトルト食品 ⑸ 新しい食品素 材
: ①大 豆たんぱく質素材 ②小麦たんぱく質素材 ③ 食 物繊 維素材など
15. 食事計画
: ①ライフステージと食事計画 ②献 立の作成法 ③ 食事 構成
調理と生活 環 境
: ①調理と安 全 ②エコショッピング・エコクッキング
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
次回授 業の予 習としてテキストを熟読しておく。
Ⅴ .教科書・参考図書
「N E W 基 礎 調 理学」 医歯薬出版 石松成子 他 著 2,20 0 円
Ⅵ .評価方法と評価基準
単位 認定 試 験(90%)、平常点( 受 講態 度 (
) 10%)
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
授 業中ノートを作成 する。
- 16 -
開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 演習1単位
担当者
履 修 方 法 : 卒業必修
伊勢木 紀三子
Ⅰ.概 要
栄 養 士としての資 質向上のための調 理の知 識と技 能を習得することを目的とする。調 理 能 力は栄 養 士業 務に大
きく関わっており、栄養 士業務には高度かつ広 範囲の調 理 知 識の習得が必 要である。基 本 的な調 理 道 具や 食品・
調 味 料 の 使 いこなし、家 庭での 食 事 の調 理 方 法 や献 立のあり方の習 得、季 節や行事・地 域の 特 性の 食 事などを
含めた日本 料理 全 般の知 識と技 能を習得するための演習である。
Ⅱ.到達目標
1.基 本的な計 量や 切り方、調 理 操作ができる。 2.通 常使 用する食品の旬、選び方、調 理ができる。
3.通常の味付が数値的根 拠により理 解できる。 4.伝統的な日本料理と現代の日本料理が理 解でき調理できる。
5.更に、1-4 のことが 給 食・大 量調 理において実 施できる。
6.調 理時における手 指の洗浄・消 毒などの食の安 全衛生的 操作の科 学的思考力と理 解が習得できる。
Ⅲ.授業内容
1.
演習オリエンテーション 調理の心 構え 演習 調理 道具の種 類と扱い方、調味 料の計 量
2.
演習 野 菜の切り方1 (キャベツのせん切り、フレンチドレッシング)
3.
演習 野 菜の切り方2 (きゅうりの小口切り、きゅうりの酢の物)
4.
演習 野 菜の切り方3 ( 人参の短冊切り、人参とひじきの白和え)
5.
演習 野 菜の切り方4 ( 実技小試 験、果 物の切り方)
6.
演習 魚の扱い方 (いわしの手開き、いわしサンド)
7.8. 演習 基 本 調理1 (白飯、味噌汁、煮 魚、青菜のお浸し)
9.10. 演習 基 本 調理2 (白飯、南 蛮漬け、乾物の煮物、かきたま汁)
11.12.演習 基 本 調理3 (赤 飯、さつま汁、照り焼き、ぬたあえ、金 時豆の甘 煮 )
13.14.演習 基 本 調理4 ( 太巻き寿司、いなり寿司、赤だし)
15.
まとめ
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
日常生活の上で繰り返し調 理の実 践、バランスのよい食事を行う。
調 理時の計 量は常日頃から行い、食 材の g 数の把 握を身につける。気づきの習慣をつけること。
Ⅴ .教科書・参考図書
N E W 調 理と理 論 全面改 定 版 山崎清子 他 同文 書院 2,60 0 円。
やさしい調 理 坂 元明子 他 開成出版 2,50 0 円。
調 理 学・調 理 実習のテキスト、プリント配布。
Ⅵ .評価方法と評価基準
受 講態 度・実習成 果の評 価 30 ∼ 40%、提出物 20 ∼ 30%、単位 認定 試 験 及び実 技小試 験 30 ∼ 40%
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
身なりはきちんと清潔に(白衣・帽 子 着用。包丁・計 量はかり・手 拭き持 参。マニキュア・アクセサリー厳 禁)。
時間をみながら行 動する。師 範時の調 理のコツ等はしっかりノートをとること。
- 17 -
年
調理基本演習
学科・学年 : 食物栄養学科1年
1
科目名
科目名
基礎調理学実習
学科・学年 : 食物栄養学科 1 年
開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 実習 1 単位
担当者
眞木 孝
履 修 方 法 : 卒業必修
栄養士免許必修
フードスペシャリスト必修
Ⅰ.概 要
調理学と並 行して、調理の基 礎である調理 操作、調味操作、食品の取り扱い方、調 理手順、衛生等に関して
の実習を行う。特に切る操 作において、包丁の扱い方から基 本・応用の切り方までを実習の中で確実に会 得する。
実習内容は、
(日本 料理、西洋料理、中国料理、製 菓 )などを行う。
Ⅱ.到達目標
・基 本的な包丁の取り扱い方を学ぶ。
・食 材の性 質と目的に応じた(下処 理と調 理 )ができる。
・基 本的な調 理と調 理法を理 解することができる。
Ⅲ.授業内容
1. オリエンテーション、基 礎 実習−① 包丁(牛刀)の研ぎ 方と切り方
2. 基 礎 実習−② 包丁(ペティ)の研ぎ 方と切り方
3. イタリア料理 (ミート・ソース、じゃがいものニョッキ)
4. 日本 料理 米の洗い方、炊き方、だし汁の引き方、
(親子丼、豆 腐と若布の味噌仕 立)
5. 中国料理 (ゆで豚の前菜 にんにくソース添え、蟹肉入りとうもろこしのスープ、鮭のチャーハン)
6. 製 菓 (イチゴのショートケーキ ラズベリー・ソース添え)
7. フランス料理 (海の幸のグラタン、角切り野 菜サラダ)
8. 日本 料理 (かやくご飯、鯵の塩 焼き、ほうれん草の胡麻 和え、大 根と厚揚げの田舎味噌仕 立)
9. フランス料理 (ベーコン風味のサラダ、イカの煮 込み セート風 、バターライス)
10. 洋食 (牛肉のカレー、コールスローサラダ)
11. 中国料理 ( 鶏肉と海鮮のしょうがソース和え、豚肉とピーマンの細切り妙め、フーヨーハイ)
12. イタリア料理 ( 鶏もも肉の煮 込み ローマ風 、フォカッチャ)
13. 日本 料理 (野 菜のかき揚げ、焼きナスとオクラの合わせ味噌仕 立、葛きり)
14. 製 菓 (洋なしのクレープ ベレレーヌ風 )
15. まとめ、大 掃除
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
調 理 技 術は実 践して身につくものなので、日常生活の中で機 会を見つけて調 理するよう心がける。
又、実習前 後に包丁研ぎを行う。
Ⅴ .教科書・参考図書
「やさしい調 理 」開成出版 坂 元明子 他 著 2,50 0 円
必 要に応じてプリントを配布する。
Ⅵ .評価方法と評価基準
実 技 試 験(60 %)、平常点( 実習中の態 度 (
) 40 %)
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
都合により実習の内容や順番が 変更する場 合があります。
(白衣・帽 子 着用、包丁・手 拭き持 参、マニキュア・アクセサリー厳 禁)
- 18 -
開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 演習 2 単位
担当者
小西 康仁・竹本 尚未
履 修 方 法 : 卒業選択
フードスペシャリスト必修
Ⅰ.概 要
食 品 の品 質とは、安 全 性、栄 養 特 性、生体 調 節 機 能、嗜 好 性、商品 性などをもとにしながら、総 合 的に評 価
するものである。食品の品質を適 正に評 価する技 術を身につけるために、各食品の鮮度判定の基 準や品質の劣化
に関する知 識 、嗜 好 等に関する官 能評 価の手法について学ぶ。
Ⅱ.到達目標
・食品の嗜 好 調査 等に関する官 能評 価の手法を説明することができる。
・食品の調 理や保存中における品質の変化について、化学的な専門用語を用いて説明することができる。
・個別の食品における鮮度の判定や 鑑 別の基 準を説明することができる。
Ⅲ.授業内容
1. 食品の品質および官能評 価の概 要と基 本について
2. 官能評 価の実 施 方法 ①(5 基 本味の識 別検 査 )
3. 官能評 価の実 施 方法 ②(1・2 点比較法)
4. 官能評 価の実 施 方法 ③(2 点比較法)
5. 官能評 価の実 施 方法 ④(3 点識 別試 験 法)
6. 官能評 価の実 施 方法 ⑤( 順位法)
7. 官能評 価の実 施 方法 ⑥(評点法)
8. 化学的 評 価方法の概 要と基 本について
9. 化学的 評 価方法 ①(食品の糖度や pH および鮮度判定)
10. 化学的 評 価方法 ②(食品に含まれる色 素の変化)
11. 化学的 評 価方法 ③(食品の褐変 反 応:酵 素的 褐変)
12. 化学的 評 価方法 ④(食品の褐変 反 応:非酵 素的 褐変)
13. 物理的 評 価方法の概 要と基 本について
14. 個別食品の鑑 別
15. まとめ
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
授 業の 各単元 終了時には知 識の確 認として小テストを実 施 するため、授 業の前には前回の復習と、授 業 後には
配布 するワークシートを解き、授 業の内容を理 解するように努めること。
Ⅴ .教科書・参考図書
三訂 食品の官 能評 価・鑑 別演習 建帛社 ¥2,20 0 + 税
Ⅵ .評価方法と評価基準
小テストおよびワークシート(20 %)、平常点( 受 講態 度 (
) 20 %)、単位 認定 試 験(60 %)により評 価を行う。
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
食 品に関する知 識を 養うため、日常からスーパーマーケット等で見 かける食 品の種 類や味、調 理 方 法について
興 味を持 つようにして下さい。また、官 能 評 価や 食品の化学的 評 価方法は実 験 室で行うため、白衣を持 参して下
さい。
- 19 -
年
食品官能評価・鑑別
学科・学年 : 食物栄養学科 1 年
1
科目名
科目名
食品衛生学
学科・学年 : 食物栄養学科 1 年
開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 講義 2 単位
担当者
小西 康仁
履 修 方 法 : 卒業選択
栄養士免許必修
フードスペシャリスト必修
Ⅰ.概 要
私たちの 食 生活は安 全であることが必 然であるが、時には健 康 被 害を生じることもある。そのため、食品の 安
全 性を確保することは生活をするうえで 最も重要なことである。そこで、食の安 全 性における現 状を把 握し、衛生
上の問題とその原因について科 学的 根 拠をもとに正しい知 識を学ぶ。
Ⅱ.到達目標
・食の安 全 性を守るため、我が国における取り組みを説明することができる。
・食中毒の発 生状 況を理 解し、食中毒の種 類とその予防 方法について説明することができる。
・食の安 全 性を脅かす問題について関心を持ち、安 全な食 生活を実 践していくことができる。
Ⅲ.授業内容
1. 食品 衛生に関する行政と法 規
2. 食品の変 質①(食品の変 質を起こす要因)
3. 食品の変 質②(食品の変 質を防ぐ方法)
4. 食中毒 ①(食中毒とは何か)−課 題 提 示−
5. 食中毒 ②(食中毒の発 生状況について)−課 題発 表−
6. 食中毒 ③(細 菌による食中毒)
7. 食中毒 ④(ウイルスによる食中毒)
8. 食中毒 ⑤(動 植物などの自然 毒による食中毒)
9. 食中毒 ⑥(食品中の汚 染 物質等の化学性食中毒)
10. 食中毒 ⑦(食品による感 染 症と寄生虫症)
11. 食品添 加物①(食品添 加物の安 全 評 価と使 用基 準)
12. 食品添 加物②(食品添 加物の表 示 基 準)
13. 食品 衛生管 理(食品の安 全 性を検 査する新しい食品 衛生管 理 方法)
14. 遺伝 子 組み換え食品などの新しい食品の安 全 性問題 −課 題 提 示−
15. まとめ −課 題発 表−
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
講 義 の 各 単元 終了 時 には知 識 の 確 認として小テストを 実 施 する。そのため、授 業 の前には 前 回の 復 習と、授
業 後 には 演 習問 題を 解き、授 業 の内 容 を 理 解 するように努 めること。また、食 品 衛 生に関 する自らの 意 見や 考
え方を持 つようにすること。
Ⅴ .教科書・参考図書
イラスト 食品の安 全 性( 第 3 版 ) 小 栗 重行 他 東 京教学 社 ¥2,50 0 + 税
参 考図書:改 訂 食品の安 全 性( 第 3 版 ) 建帛社 ¥2,10 0 + 税
Ⅵ .評価方法と評価基準
小テスト(10 %)、課 題発 表(20 %)、平常点( 受 講態 度 (
) 10 %)、単位 認定 試 験(60 %)により評 価を行う。
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
国内外 の 食 中 毒 や 食 品 の 安 全 性に関 連 するニュースなどの 情 報を 積 極 的に取り入れ 、日常の 食 生 活 から食 品
衛生の問題について意 識するようにして下さい。
- 20 -
開 講 時 期 : 通年
形態・単位 : 実習 l 単位
担当者
陶山 敦子・麻生 廣子
履 修 方 法 : 卒業選択
栄養士免許必修
Ⅰ.概 要
栄 養 士 の 給 食 運 営に関 する基 礎 的 な技 能 を 修 得し、衛 生 的 で 効 率 的 な 給 食 運 営 計 画 や 評 価 、栄 養 管 理 の
方 法( 献 立作成 等)を実習する。さらにコンピュータを用いた 給 食 業 務 に関する情 報 処 理の方 法も実習する。
Ⅱ.到達目標
栄 養 士の 給 食 運 営に関する基 礎 的 な技 能( 食 事 摂取 基 準の活用、食品成 分 表の活用方法、基 準 栄 養 量 決 定、
食品 構成、献 立作成に必 要な技 能 )を身につける。作成 条 件に適 合した献 立作成、衛生的で効率的な給 食 運営
計画や評 価、栄養 管 理の方法を習得する。
Ⅲ.授業内容
1. 実習ガイダンス 栄養 士の実務の概 要
2. 日本人の食事 摂取基 準 ①
3. 日本人の食事 摂取基 準 ②
4. 食品群と食事バランスガイド
5. 食品成分 表の使い方①
6. 食品成分 表の使い方②
7. 献 立表の書き方・栄養 価計算①
8. 献 立表の書き方・栄養 価計算②
9. 食品群別荷重平均成分 表作成
10. 食品重 量測定 常用量の確 認
11. 主要食品の廃 棄 量測定
12. 適 正な調味方法と実習 調味 割合と計算①
13. 適 正な調味方法と実習 調味 割合と計算②
14. 適 正な調味方法と実習 調味 割合と計算③
15. 中間試 験
16. 給 食 施 設での給 食の運営、食事計画
17. 大 量調理衛生管 理マニュアルにそった
給 食 実 施 計画とその評 価
18. 給 食 施 設の対 象者の特 性の把 握、
栄養 基 準量の決 定
1 9. 給 食 施 設の食品構成作成①
20. 給 食 施 設の食品構成作成②
21. 献 立作成に関わる制約事 項や条件の確 認と
献 立作成①
22. 献 立作成②
23. 在 庫管 理と発注 書 作成
24. コンピュータを用いた栄養 価計算①
25. コンピュータを用いた栄養 価計算②
26. コンピュータを用いた献 立表・
調理手順書 作成
27. コンピュータを用いた献 立作成
28. 給 食 管 理ソフトを用いた給 食の栄養 管 理①
29. 給 食 管 理ソフトを用いた給 食の栄養 管 理②
30. まとめ
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
予定 表を確 認し、予 習をすること。復習( 実習内 容 を見直し、次回までにできるよう練習等しておく、ノートを
完 成させるなど)をすること。
Ⅴ .教科書・参考図書
給 食管理のテキスト、プリント配布
「食品成分表 2016」女子栄養大学出版部、
¥1,352(予価)
「食品
、
80 キロカロリーミニガイド」女子栄養大学出版部、
¥800
Ⅵ .評価方法と評価基準
単位 認定 試 験 及び中間試 験 40 ∼ 50 % 、提出物 30 ∼ 40 % 、平常点( 受 講態 度 )
・実習成 果 10 ∼ 20 %
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
本 教 科の理 解と技 術 習得のために、自分 や家 族の食 事に関心を持ち、家庭での食 事 作りや 食品の特 徴 等、衛
生的な調 理 方法を理 解するように心がけてほしい。食品成 分 表、計算 機、給 食 管 理のテキストは持 参すること。
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年
栄養士実務基礎実習
学科・学年 : 食物栄養学科 1 年
1
科目名
科目名
給食管理
学科・学年 : 食物栄養学科 1 年
開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 講義 2 単位
担当者
石井 妙子
履 修 方 法 : 卒業選択
栄養士免許必修
Ⅰ.概 要
栄 養 士は給 食 管 理 者として、特 定 給 食 施 設において対 象者に適した食 事 を提 供 するために、給 食 施 設の対 象
者 や 特 定 集 団を把 握し、栄 養・食 事 管 理 を実 施 するための計 画・調 理・サービスに関する基 本 的 な 考え方や 知
識が必 要であり、より効率的な運営のマネジメントや評 価についての内容を概 説する。
Ⅱ.到達目標
1.給 食 管 理に必 要な一 連の業務について知る。
2.栄養 管 理について理 解し、献 立計画を立てることができるようになる。
3.法 令に基づいた施 設 別の給 食の特 徴を理 解する。
Ⅲ.授業内容
1. オリエンテーション、給 食の概 念
2. 特 定 給 食 施 設の種 類と関連 法 規
3. 栄養 管 理・献 立作成 計画①( 栄養 管 理 計画と食事計画)②(日本人の食事 摂取 2015)
4. 〃 ③(荷重平均食品成分表と食品構成)④(作業工程表、購入計画、評価・栄養マネジメント)
5. 品質管 理(品質保証と標準 化)
6. 衛生・安 全 管 理①(食中毒と HACCP、
大量調理施設衛生管理マニュアル)②( 人の衛生管 理、衛生教育)
7. 〃 ③(食品の衛生管理)④(施設・設備の衛生管理、
危機管理対策)
8. 経営 管 理(会計、マーケティング)
9. 調理作 業 管 理(食 材料と購買管 理、生 産管 理 )
10. 施 設・設備 管 理 人事・労務 管 理
11. 人事・労務 管 理、まとめ
12. 特 定 給 食 施 設の特 徴(病院 ) ※小テスト
13. 特 定 給 食 施 設の特 徴( 児 童福祉 施 設・産 業 給 食)、まとめ
14. 特 定 給 食 施 設の特 徴(社会福祉 施 設 ) ※小テスト
15. 特 定 給 食 施 設の特 徴(小 学 校 給 食)、まとめ
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
予 習を行い、理 解しづらい点をピックアップしておき、それをもって授 業に臨 み、授 業中に質問して理 解するこ
とが 望ましい。
Ⅴ .教科書・参考図書
「イラスト給 食 経営 管 理 論」
( 東 京教学 社 )宮崎貴 美 子 他 著
「病院 等 栄養 管 理の基 本とその実際 」
(福岡県栄養 士 会 編)
Ⅵ .評価方法と評価基準
単位 認定 試 験(60 %) 小テスト(10 %) 授 業 態 度(20 %) 授 業への参加度(10 %)
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
本 科目は栄養 士 資格についての必 須科目である。関連 教 科との連 携で理 解を深めること。
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開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 講義 2 単位
担当者
豊﨑 俊幸
履 修 方 法 : 卒業選択
フードスペシャリスト必修
Ⅰ.概 要
・
「フードスペシャリスト」とは、食 品 の流 通・消 費 分 野において、科 学 的 根 拠にもとづく食 品 の評 価あるいは利
用方法の低減や、科 学的・文化的知 識にもとづく調 理や助言などを行う専門職である。
・フードスペシャリストの資格取 得のために、その専門性を把 握し、必 要な知 識を習得する。
Ⅱ.到達目標
1)本 科目は、フードスペシャリスト資格 認定受 験に必 修であるため、資格 認定 試 験に必 要な情 報を知 識として
理 解・習得している。
2)フードスペシャリスト資格 認定 試 験 合格の目標を定め、目標に到達 する実 行力を養う。
Ⅲ.授業内容
1.オリエンテーション内(授 業内容の解 説 )/フードスペシャリストとは
2.業務とその専門性、養成と資格
3.美味しさとは−食の美味しさを構 築する要因群
4.乳幼児から学 童 期における食習慣および味覚の形成
5.食 生活の変 遷と消費 行動の特 徴
6.食品の消費現場と食産 業
7.食品の品質 規格と法律 - - - ①
8.食品の品質 規格と法律 - - - ②
9.現代の食に関する問題
10.食習慣と嗜 好 性の成 立(自然 条件、獲 得の技術)
11.食習慣と嗜 好 性の成 立(保存の技術と文化)
12.食習慣と嗜 好 性の成 立(調理 加工の技術と文化)
13.食習慣と嗜 好 性の成 立(食 禁忌と食作法)
14.フードスペシャリストに必 要な食の情報収 集とその活用
15.1−14の講 義内容における総 括
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
・復習として、教 科 書の内容から、要点・キーワードを別紙に抜き出す。
・授 業で学習した新しい専門用語について、日常での具体例を挙げてみる。
・レポート1回(「世界的な食 糧問題と打開策 」を予定)授 業でも説明します。
Ⅴ .教科書・参考図書
「フードスペシャリスト論」日本フードスペシャリスト協 会編 建帛社 190 0 円 + 税
Ⅵ .評価方法と評価基準
単位 認定 試 験( 上記内容1−14について、目標1−2の観 点から出題)80%;
レポート1回(世界的な食 糧問題と打開策)20%
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
・フードスペシャリスト資格取 得のためには、単位を修得しなければなりません。
そのためには平素の復習が重要です。
- 23 -
年
フードスペシャリスト論
学科・学年 : 食物栄養学科 1 年
1
科目名
科目名
海外研修
学科・学年 : 食物栄養学科 1 年
開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 演習 1 単位
担当者
履 修 方 法 : 卒業選択
専任教員
Ⅰ.概 要
・栄 養 士の資 質向上が目的である。資 質向上を行う手段の一つとして、海 外で活 躍している栄 養 士の動向を把 握
することは重 要である。そこで、本 学 科 は国 外 の 栄 養 士 が 働いている現 場を実 際に視 察し、併 せ 調 理 技 術 取 得
のための実習や 食 文化、更に世界 を取り巻く食 糧問 題などの 情 報を入手し、それらの 体 験を通して得られた様々
な情 報を自分のものにする。
・海 外 研 修により、栄養 士としてのさらなる資 質向上を目指す。
Ⅱ.到達目標
1)海 外で活 躍している栄養 士の仕事を自分自身で確 認することで、栄養 士としての質的向上と、
併せ自らのスキルアップができる。
2)海 外 研 修は自らの行 動力が必 要であり、併せ諸 外国の異 文化を学ぶことができるため、
コミュニケーション力を養うことができる。
Ⅲ.授業内容
・研 修国:アメリカ(ハワイ)
・研 修場所:ハワイ州立大学付属カピオラニ・コミュニティカレッジ
・研 修 期間:7日間
・実習時期:9月中旬(学 科 行事設 定 期間)
・研 修内容:
1.調理学 実習(環 太平洋料理 )
2.ネイティブスピーカーによる栄養 学講 義(臨床栄養 学、栄養 学)
3.ネイティブスピーカーによる食 文化論
4.コミュニケーション 論(在学生との交流 );キャンパス内の見学
5.クイーンズ病院における施 設 見学と栄養 士業務
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
・インターネットを活用して、実習先の情 報を入手しておく。
・実習先から提出された課 題について予 習しておく。
Ⅴ .教科書・参考図書
研 修に関する様々な情 報をプリントとして配布する。
Ⅵ .評価方法と評価基準
研 修後のレポート(1回)80% ; 研 修 先での平常点(調 理 実習や講 義に対 する受 講態 度 )20%。
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
・日本国内とは異なる環 境下で一 週間を過ごすため、体 調管 理には充 分に留意する。
- 24 -
開 講 時 期 : 後期
形態・単位 : 講義 2 単位
担当者
小西 康仁
履 修 方 法 : 卒業必修
栄養士免許必修
フードスペシャリスト必修
Ⅰ.概 要
普 段の 食 生 活でよく用いられる食 材を中心に、それらの 分 類、貯 蔵 時 の 変化、加 工特 性、調 理 特 性および 栄
養 学的な機 能などについて学ぶ。そして、人々が 健 康的な食 生活を営むために、栄養 士として必 要な食 材の知 識
について理 解する。
Ⅱ.到達目標
・各食 材の栄養 素や機能 特 性などについて、科 学的 根 拠にもとづいて説明することができる。
・各食 材の旬や調 理特 性、機能 性などを理 解し、献 立作成に役 立てることができる。
Ⅲ.授業内容
1. 穀 類①(米、小麦)
2. 穀 類②( 大 麦、トウモロコシ、ソバ、その他 )
3. イモ類
4. 種 実 類
5. 豆類
6. 野 菜 類
7. 果実 類
8. きのこ類
9. 藻 類、魚 介類
10. 食肉類
11. 卵類
12. 乳 類
13. 調味 料、甘味 料、香辛 料
14. 嗜 好飲料、アルコール 飲料、その他
15. まとめ
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
食 品 学や 基 礎 栄 養 学、食 品官 能 評 価・鑑 別の 知 識を復習し、授 業に臨 むこと。また、講 義 の 各単元 終了時に
は知 識の確 認として小テストを実 施 するため、授 業の前には前回の 復習と、授 業 後には演習問題を 解き、授 業の
内容を理 解するように努めて下さい。
Ⅴ .教科書・参考図書
食品学 各 論( 第 2 版 )瀬口 正晴 他 化学同人 ¥2,40 0 + 税
Ⅵ .評価方法と評価基準
小テスト(30 %)、平常点( 受 講態 度 (
) 10 %)、単位 認定 試 験(60 %)により評 価を行う。
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
食 品に関する知 識を 養うため、日常からスーパーマーケット等で見 かける食 品 の種 類や味、調 理 方 法について
興 味を持 つようにして下さい。
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年
食品材料学
学科・学年 : 食物栄養学科 1 年
1
科目名
科目名
解剖生理学
学科・学年 : 食物栄養学科 1 年
開 講 時 期 : 後期
形態・単位 : 講義 2 単位
担当者
坂本 康二
履 修 方 法 : 卒業選択
栄養士免許必修
Ⅰ.概 要
栄養 士として食事管 理をするためには、人の身体の構造と機能を理 解していなければならない。
健 康な人も、病んだ人も、その身体の営みを理 解して、はじめてその人にふさわしい食事を用意できる。
身体の各器官 系の構造と働きについて学習し、あわせて食品との関係も学習する。
Ⅱ.到達目標
・人体の構造と各 臓 器の働きと、相互間の連関についての基 礎 知 識を習得するとともに、特に三大 栄養 素の摂取
と生活 習慣 病との関係を習得する。
Ⅲ.授業内容
毎回スライドを用いて解剖と機能について学習する。
1. 生命 現 象とは:人体 機能の神経調節と液性 調節についての概 略を学習する。
2. 血液について:血球・血小 板・貧血・pH・脱 水の機能と原因を学習する。
3. 免疫について:自己と非自己の区別とアレルギー反 応の機 序を学習する。
4. 循環 系について:血液の循環・血 圧・心電図・不整 脈・末梢循環の機能と・動脈硬化の
原因について学習する。
5. 呼吸について:呼吸 運 動・ガス交 換・運 動時の呼吸・呼吸と pH 変化について学習する。
6. 栄養と生活 習慣 病との関係:食 物・物質代謝・肥満・メタボリックシンドロームについて学習する。
7. 体 温 調節について:調節中枢の働き・設 定温 度・発 熱とうつ熱の違いについて学習する。
8. 消化 管の働きについて:消化 管の運 動・栄養 素の吸収・排 泄の機 序について学習する。
9. 腎臓の働きについて:濾 過と吸収・不 要 物の排 泄と pH の調節について学習する。
10. ホルモンによる調節:各種ホルモンの働き・自動制御機 序について学習する。
11. 神経による調節:中枢神経と末梢神経の働きについて学習する。
12. 運 動について:体性神経の働き・骨格筋の働き・運 動について学習する。
13. 感覚について:各種 感覚受容 器と情報伝 達のしくみについて学習する。
14. 学習のまとめ:各器官系の関連について学習する。
15. 学習結果の検 討:人体 構造と臓 器 機能について質問形式で構造と機能について整 理する。
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
予 習は該当する教 科 書内 容について学習し、理 解できない専門用語を書き出す。
復習は講 義内容と教 科 書を参 考にして必ず学習要点をまとめる。
Ⅴ .教科書・参考図書
イラストでまなぶ生理学(田中越 郎 著 医学書院 3,0 0 0 円+税 )配布したレジュメ
Ⅵ .評価方法と評価基準
授 業中の態 度と小テスト結 果を 20%と単位 認定 試 験 結 果を 80%として総 合 評 価する。
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
講 義中は、私語は慎むこと。講 義は教 科 書を中心にスライドを使 用して、できるだけ分かりやすく、平易な言葉
で 解 説しますが、理 解できない場 合は、随 時 質問すること。
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開 講 時 期 : 後期
形態・単位 : 講義 2 単位
担当者
片岡 彩子
履 修 方 法 : 卒業選択
栄養士免許必修
Ⅰ.概 要
生化学とは、化学の知 識を使って生命 現 象を解 明する学問である。ヒトがどのような物質から成り立っているか、
ヒトを構成 する物 質が 生体内でどのように合成され分 解されているか、またどのような機 能を持っているのかなど
を学習していく。
Ⅱ.到達目標
栄養 素に関する化学的な基 礎 知 識を習得し、生体内での栄養 素の生理作用、代 謝回 転、エネルギー産 生機 構を
理 解する。
Ⅲ.授業内容
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
細胞の構造(細胞 膜の構造、細胞内小 器官など)
糖 質の構造と種 類①(単 糖 類 )
糖 質の構造と種 類②(二 糖 類、多糖 類、複合 糖 質 )
脂 質の構造と種 類
タンパク質とアミノ酸
酵素
核酸の構造、ヌクレオチドの代謝、遺伝 子の発 現
ビタミンの種 類と機能
糖 質の代 謝 ①(糖 質の消化と吸収、解 糖 系、T CA 回路、電子 伝 達 系)
糖 質の代謝 ②(糖 新生、グリコーゲンの合成と分 解 、糖の相互変 換 経 路、血糖 値の調節)
脂 質の代謝 ①( 脂肪酸の合成・分 解 、コレステロールの合成 )
脂 質の代謝 ②( 脂 質の輸 送など)
タンパク質の分 解とアミノ酸代謝 ①
タンパク質の分 解とアミノ酸代謝 ②
ミネラルの種 類と機能
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
復習として、授 業で習った教 科 書の章を読む。プリントにある問題を解いておく。
Ⅴ .教科書・参考図書
栄養 科 学 イラストレイテッド 生化学(羊土社 )¥2,80 0 +税
Ⅵ .評価方法と評価基準
単位 認定 試 験(70%)、平常点( 受 講態 度 (
) 30%)
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
授 業はスライドと書き込 み形式のプリントを使 用して進めます。
高校 で化学 を 習っていなかった学生にもわかるように説 明しますが、化学習 得 の 有無に関わらず 授 業ごとに各自
で必ず復習するようにしてください。
- 27 -
年
生化学
学科・学年 : 食物栄養学科 1 年
1
科目名
科目名
病態生理学
学科・学年 : 食物栄養学科 1 年
開 講 時 期 : 後期
形態・単位 : 講義 2 単位
担当者
若杉 英之
履 修 方 法 : 卒業選択
栄養士免許必修
Ⅰ.概 要
人間が生きていく上で不可欠の、栄養の摂取から代 謝にいたる基 本的事 項について学ぶ。
次に日常遭 遇する諸 種 疾 患の病 態を把 握し、それに基づいた食事 療 法を中心とする治療について学ぶ。
更に人間科 学の問題について考える。
Ⅱ.到達目標
臨 床 栄養 並びに各 疾 病の病 態に関する基 礎 知 識を修得する。
更に、授 業を受けることにより食を始めとする諸問題を的確に判断する能力を養 成 することを目的とする。
Ⅲ.授業内容
我国において、
「食 生活が招き、食 生活が治す」といわれている生活習慣 病
( 成 人病)が死因の上位を占め、
栄養管 理が疾 病の予防・治療の面で極めて重要となっていることから、次の各項目につき学習する。
1. 栄養とエネルギー所要量・高カロリー輸 液・解 糖と T CA 回路・日々体を動かす・家 計 簿
2. 胃疾 患・消化性 潰瘍の疼 痛と食事 療法・炎症と腫 瘍・早 期胃癌
3. 腸 疾 患・小腸の表面積・栄養 素の吸収部 位と吸収機 構・糞便潜血反応と大 腸 癌
4. 肝、胆 道 疾 患・腸肝循環・ウイルス性 肝 炎・胆石症
5. 膵疾 患・膵の自家消化・エンテロキナーゼと消化酵 素・消化管ホルモン・膵ホルモン
6. 腎疾 患・糸球体 濾 過値と再吸収・腎盂 炎・腎臓 病の食事 療法
7. 心 疾 患・肺循環と体 循環・心 不全・狭心 症と心筋梗 塞
8. 高血 圧症、動脈硬化症・正常血 圧・高脂血症・脳卒中
9. 糖尿病・生活習慣 病・慢 性高血糖・血管合併症
10. 肥満症、痛風・体脂肪・クッシング症候 群・高尿酸 血症の治療
11. 甲状 腺疾 患・ホルモンの調節・バセドウ病・粘 液 水 腫
12. 貧血・鉄欠乏・悪性 貧血
13. アレルギー疾 患、感 染 症・抗 原抗体反応・じんま疹・結核 症
14. 骨 粗しょう症、心 身症・骨折・神経 性食 欲不 振症と大 食症・虫歯
15. まとめ
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
・教 科 書を予め読んで授 業に臨む。
・小テストの結 果、とくに間違った箇所をしっかりと点検 する。
Ⅴ .教科書・参考図書
教科 書:臨床栄養 学 佐 藤 和人、本間健、小 松 龍 史 編 医歯薬出版¥3,50 0 + 税
副読 本:人間この未 知なるもの アレキシス・カレル 著、渡 部 昇一 訳 三笠 書房¥80 0
参 考書:わかりやすい病 理学 岩田隆 子、恒吉正澄、宮原晋一 編 南江 堂¥2,60 0 + 税
Ⅵ .評価方法と評価基準
レポート
(とくに副読 本の中から)と筆記 試 験
(授 業中のノートを中心に)授 業 後の小テスト
(その日の授 業内容から)
の合 計点で決 定する。配 点は各 7 点、48 点、45 点
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
授 業中、一 生 懸 命に聴 講することが大 切 私語をしないこと。
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開 講 時 期 : 後期
形態・単位 : 実験 1 単位
担当者
溝上 顕子
履 修 方 法 : 卒業選択
栄養士免許必修
Ⅰ.概 要
人体の正常な形 態、構 造 及び 生理 学 的 機 能について学ぶ。顕 微 鏡 実習では、身体 が様々な細 胞 から構成され
ており、それらが 組み合わさることによって特 定の機 能をもつ 器官が 形成されていることを理 解する。身体 機 能の
計測実習やその 他 生理 学 的 実習では、実際の生体の機 能について、講 義で 学んだ内 容の理 解を深める実習を行
う。
Ⅱ.到達目標
人体の構 造 及び生理 学 的 機 能に関する基 礎 知 識を習得し、観 察 や実 験を通して実際の生体 機 能についての理
解を深めることを目標とする。
Ⅲ.授業内容
1. 人体とは ・人体の構成 ・顕 微 鏡の使い方
2. 細胞と組 織 ・細胞の構造と機能 ・組 織の種 類 ・自分自身の細胞の顕 微 鏡 観 察
3. 骨組 織 ・ 骨の構造 骨成長のしくみ ・骨、歯の顕 微 鏡 観 察
4. 筋組 織 /神経 組 織 ・中枢神経と末梢神経 ・腱反射の実習・脊髄、横紋筋、平滑筋の顕微鏡観察
5. 循環 器系(1)・心臓の構造とポンプ作用・心電図 ・心筋、動脈、肺の顕 微 鏡 観 察
6. 循環 器系(2)・血液循環、血 圧調節のしくみ ・血 圧測定実習
7. 消化 器系(1)・口腔、唾 液 腺、食 道の構造と機能 ・唾 液によるデンプン消化の実習
8. 消化 器系(2)・胃の構造、消化のしくみ ・胃液によるタンパク質消化の実習
9. 消化 器系(3)・小腸、大 腸の構造、栄養吸収のしくみ ・消化 管の顕 微 鏡 観 察
10. 消化 器系(4)・肝臓、膵臓、胆のうの構造と機能 ・肝臓、膵臓の顕 微 鏡 観 察
11. 血液 ・赤血球、白血球、血小 板のはたらき ・自分自身の血液 細胞の顕 微 鏡 観 察
12. 泌尿 器系(1)・腎臓の構造と機能 ・腎臓の顕 微 鏡 観 察
13. 泌尿 器系(2)・尿生 成のしくみ、尿 細管での再吸収について ・尿試 験 紙法による実習
14. 感覚器系(1)・視 覚、聴 覚、味覚のしくみ ・味覚 実習
15. 感覚器系(2)・皮 膚の構造と機能 ・皮 膚の顕 微 鏡 観 察 ・皮 膚感覚 実習
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
実習終了後、実習内容および課 題レポートを作成し、次回授 業の前日までに提出してください。
課 題は毎回出題します。
冬 休 みにレポート課 題を予定しています。
Ⅴ .教科書・参考図書
教 科 書は使 用しない。毎回、資 料 を配布する。
Ⅵ .評価方法と評価基準
平常点( 受 講態 度 (
)10%)、実習・課 題レポート(70%)、冬 休 みレポート(20%)を総 合して評 価。
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
実習着(白衣 )を持 参すること。レポート用紙は必 要に応じて配布します。
毎回のレポート課 題は、翌 週の授 業 前日午後5時までに提出すること。
- 29 -
年
解剖生理生化学実験
学科・学年 : 食物栄養学科 1 年
1
科目名
科目名
食品学実験
学科・学年 : 食物栄養学科 1 年
開 講 時 期 : 後期
形態・単位 : 実験 1 単位
担当者
小西 康仁
履 修 方 法 : 卒業選択
栄養士免許必修
フードスペシャリスト必修
Ⅰ.概 要
食 品は 様々な化学 物 質 で構 成され 、その成 分 のわずかな違 いにより風 味 や 栄 養 成 分 が大きく異 なる。食 品 学
実 験では、食品に含まれる主要な栄 養 素の 化学 的な性 質および成 分の 分析を行い、それぞれの 食品の 特 徴を 知
ることを目的とする。
Ⅱ.到達目標
・実 験 器 具や試 薬について適 切に取り扱うことができる。
・実 験を通じて基 礎 栄 養 学や 食品学、食品 材 料 学で 学ぶ知 識を再 確 認し、栄 養 士として食品の 持 つ機 能を 説明することができる。
Ⅲ.授業内容
1. 実 験 器 具の扱いや注 意 点に関するオリエンテーション
2. 溶 液の調整 方法(% 濃 度とモル濃 度の違いについて)
3. 水 溶液の性 質(pH と溶液の緩衝作用について)
4. 容量分析の基 礎
5. 中和滴定法を用いた食品の酸 度の測定について
6. 糖 質の性 質
7. たんぱく質の性 質
8. 脂 質の性 質
9. 醤 油および 菓子中に含まれる塩分の定 量
10. ダイコンおよびニンジンに含まれるビタミン C の定 量
11. 緑茶に含まれるタンニンの定 量 ①
12. 緑茶に含まれるタンニンの定 量 ②
13. 天 然色 素の抽出とその性 質(アントシアニン系色 素とクロロフィルの特 徴について)
14. マイタケに含まれるたんぱく質分 解酵 素について
15. 食品の遺伝 子について
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
食品学、基 礎 栄養 学、食品官 能評 価・鑑 別および食品材料 学の知 識について事前に復習し、授 業に臨むこと。
また、毎回の 授 業ごとにワークシートおよびレポートを作成し提出するため、実 験内 容 を復習し理 解するように努
めて下さい。
Ⅴ .教科書・参考図書
教 科 書は使 用せず、教 員作成のワークシートを配布 する。
Ⅵ .評価方法と評価基準
ワークシートおよびレポート(60 %)、平常点( 受 講態 度 (
) 40 %)により評 価を行う。
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
危険を伴う実 験もあるため、白衣を着用の上、使 用器 具や薬 品の取り扱い、片付け方法などの留意 点をしっか
り守り受 講して下さい。また、実 験はグル ープ で行うため、グル ープ内で作 業の声掛 けをし、積 極 的に行 動 する
ように心がけて下さい。
- 30 -
開 講 時 期 : 後期
形態・単位 : 実習 1 単位
担当者
豊﨑 俊幸
履 修 方 法 : 卒業選択
栄養士免許必修
フードスペシャリスト必修
Ⅰ.概 要
・日常の食卓にのぼる各種 加工食品が生まれる背 景には特有の科 学的原理が存 在している。
それらの現 象について、実習を通して確 認・体 験 する。
Ⅱ.到達目標
1)様々な加工食品が、どのような科 学的原理により製 造されているのかを理 解することができる。
2)加工食品のメリット・デメリットを修得することができる。
3)実習を通して、受 講生のプレゼンテーション 能力、コミュニケーション 能力を養うことができる。
Ⅲ.授業内容
1.実習に関するガイダンス、その他
10.Doug h、発酵( 菓子パンの製 造・・・中種法)
2.タンパク質の変性、凝 集能(豆 腐の製 造)
11.発酵(納豆の製 造)
3.保存(缶詰;水産物として秋刀魚を利用)
12.Doug h、発酵(食事パンの製 造・・・直捏法)
4.保存および発酵(味噌の製 造)
13.畜産 加工(ソーセージの製 造)
5.保存、ゼリー化(ジャムの製 造)
14.畜産 加工 - - - - - ①(ベーコンの製 造)
6.発酵(ヨーグルトの製 造)
15.畜産 加工 - - - - - ②(ベーコンの製 造)
7.熟成・非発酵(ソースの製 造)
8.Doug h、網目構造( 麺 類の製 造)
9.保存(缶詰;農産物として温 州ミカンを利用)
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
・プレゼンテーション 能力、コミュニケーション 能力を養うために、班単位で実習内容の調査を行う。
・班単位で、実習内容についてプレゼンテーションをするため、事前 調査が必 要 不可欠となる。
・感 想 文(14回の実習に関しての感 想 文 );レポート1回(「加工食品のメリット・デメリット」を予定)
Ⅴ .教科書・参考図書
教 科 書は使 用しない。
実習 当番班 が検 索した情 報をもとにして得られた内 容 を、実習当番班の学生 が実習前にプレゼンテーション する
ことから、そのときに参 考 資 料は配布 する。
Ⅵ .評価方法と評価基準
毎回の感 想 文(14回)10% ; レポート1回( 加工食品のメリット・デメリット)30% ;
平常点( 実習に対 する姿 勢・態 度 )60%
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
・実習着、実習帽およびドライシステム用シューズは必ず着用する。
・マニキュアの塗布の禁 止 。
・指輪などの重 金 属はすべて外すこと。
- 31 -
年
食品加工実習
学科・学年 : 食物栄養学科 1 年
1
科目名
科目名
栄養学実習
学科・学年 : 食物栄養学科 1 年
開 講 時 期 : 後期
形態・単位 : 実習 1 単位
担当者
陶山 敦子
履 修 方 法 : 卒業選択
栄養士免許必修
Ⅰ.概 要
人間がいずれのライフステージにおいても健 康に積 極 的に生きるための栄養 食 事管 理の実習である。母 性、乳
児、成長 期、青年 期、高齢期、運 動・労働時の栄養状 態を把 握し健 康増進 、疾 病予防、小児 期では発 育促 進の
ための 食 事 基 準 を 理 解し、個 人に適した栄 養 計 画 作成の方 法を実習する。さらに栄 養 基 準量の決 定、献 立作成
並びにその実 施(調 理 実習)、評 価を中心とした具体 的な栄養 管 理を学ぶ。
Ⅱ.到達目標
対 象者の栄養 情 報に適した栄養 食 事 計画を作成でき、具体 的な献 立作成、調 理、供食まで一 連の個人の食 事
提 供、または給 食の運営のための技 術を習得する。さらに献 立や 食 生活の評 価、改善計画作成の手法も習得する。
Ⅲ.授業内容
1. 栄養 管 理(食事計画)の方法および実習のガイダンス
2. 妊婦・授乳婦の栄養管 理
3. 乳 児の栄養 管 理− 1(調乳 )
4. 乳 児の栄養 管 理− 2(離 乳食 ①)
5. 乳 児の栄養 管 理− 3(離 乳食 ②)
6. 幼児 期の栄養 管 理− 1
7. 幼児 期の栄養 管 理− 2(間食)
8. 青年・成 人 期の保 健食、疾 病予防のための食事
9. 中間テストおよび青年 期の栄養 管 理演習( 栄養目標 量、食品構成作成 )
10. 高齢期の栄養 管 理(行事食又は咀嚼困難 者の食事)
11.20 歳の保 健食 献 立作成と献 立の評 価方法 ①献 立作成および 献 立の評 価
12.20 歳の保 健食 献 立作成と献 立の評 価方法 ② 1 日分の自主献 立実習
13. スポーツや労働による身体 活動レベルの高い対 象の栄養 管 理
14. 中年 期および更年 期の栄養 管 理
15. まとめ
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
授 業の予 習(テキストを読む)・復習(ノートを完 成させる、内 容が 理 解できているかの確 認など)をすること。
毎回課 題を課す。提出日を守ること。わからないときは提出日より前にたずねてくること。
Ⅴ .教科書・参考図書
「新編 応用栄養 学 実習−健 康なライフステージのために−」宮澤節子 他(学建 書院 )¥2,50 0
Ⅵ .評価方法と評価基準
単位 認定 試 験 及び中間試 験 40 ∼ 50 % 、レポート提出 40 ∼ 50 % 、平常点( 受 講態 度 )
・実習成 果 10 ∼ 20 %
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
本教科の理解と食事管理の技術習得のために、自分や家族の食事や健康に関心を持ち、望ましい食生活を送ることを心がけてほしい。成分表・
計算機など栄養管理・献立作成の必要な用具及び包丁を持参すること。調理実習室を使用するので、規定の実習着・帽子を着用し、調理実習
室使用心得に従うこと。レポートは提出期限を守ること。プリント、レポートは最後にファイルに綴るので紛失しないように保管しておくこと。
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開 講 時 期 : 後期
形態・単位 : 講義 2 単位
担当者
宮﨑 貴美子
履 修 方 法 : 卒業選択
栄養士免許必修
Ⅰ.概 要
栄 養 指 導 論は、単に食 物の機 能 や 価 値に関する知 識で指 導に当たるのではなく、食 生 活と健 康の関 係 やその
社 会 環 境の変化を的 確に捉えた上で、価 値 観の多様などを考慮して展 開しなければならない。その上で、人々が
健 全な生活をおくれるような行 動変容を期するための方法、手順、技 術などの方法 論について段 階的に解 説する。
Ⅱ.到達目標
・栄養 指導の概 念について理 解する。
・食 行 動の変容について理 解する。
・栄養 指導マネジメントサイクル(計画・実 施・評 価・改善)について理 解する。
Ⅲ.授業内容
1. 栄養 教育・栄養 指導の概 念
2. 栄養 教育・栄養 指導の目的と必 要性
3. 食 生活の現状と問題 点
4. 国民 健 康・栄養調査 成 績の理 解
5. 栄養改善活動の歴 史
6. 栄養 教育の方法論
7. 食 行動変容と行 動 科 学
8. カウンセリングの概 要
9. 栄養 指導のための情報収 集
10. 栄養 指導のための情報 処 理
11. 栄養 指導の計画 策 定、進め方
12. 栄養 指導の方法論
13. 地域 組 織活動の意義と進め方
14. 栄養 指導と教 材
15. まとめ
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
授 業の前にテキストを読 んで 予 習をしてくること。毎回授 業で 学習した 新しい専門用語について、ノートに書き出
して説明を加えること。
Ⅴ .教科書・参考図書
教科書:
「イラスト栄養 教育・栄養 指導論」城田知子 他 東 京教学 社 ¥2,10 0
参 考書:国民 健 康・栄養の現 状 第一出版
Ⅵ .評価方法と評価基準
定 期試 験 60 ∼ 70%、平常点( 受 講態 度 )20 ∼ 30 % 、提出物(レポート)10 ∼ 20 %
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
私語・携 帯電 話の使 用は禁 止する。
- 33 -
年
栄養指導論Ⅰ
学科・学年 : 食物栄養学科 1 年
1
科目名
科目名
実用調理学実習
学科・学年 : 食物栄養学科 1 年
開 講 時 期 : 後期
形態・単位 : 実習 1 単位
担当者
眞木 孝
履 修 方 法 : 卒業選択
栄養士免許必修
フードスペシャリスト必修
Ⅰ.概 要
前 期に学んだ基 本的な調 理 技 術を土台にし、さらに多くの料理を行う。
(日本 料理、西洋料理、中国料理、製 菓 )
はもちろんのことエスニック料理なども取り入れる。
又、前 期と同 様に季 節の 食 材について知り、それらをどのように利用するかを 考え、また自由 課 題では献 立を作
成して買い物を行い調 理する。
Ⅱ.到達目標
・包丁が 使 いこなせる。
・日本 、西洋、中国、製 菓、エスニック料理などの特 徴を踏まえた献 立が 作成できる。
・美しく盛り付けし、供食できる。
・実 用的な家庭 料理ができる。
Ⅲ.授業内容
1. オリエンテーション、基 礎 実習−包丁の研ぎ 方と切り方
2. イタリア料理 野 菜の切り方、野 菜スープ(ミネストローネ)
3. 日本 料理 (筑前煮、豆 腐のけんちん汁)
4. フランス料理 (若 鶏のフリカッセ、小玉ねぎのグラッセ、バターライス)
5. 中国料理 (酸味と辛味のスープ、シューマイ、酢豚)
6. インド料理 (ひき肉とグリンピースのカレー、ミックス野 菜炒め、ナッツピラフ)
7. イタリア料理 (ピッツァ カプリッチョーザ、リンゴのピッツァ)
8. 製 菓 (パッションフルーツのスフレ)
9. 日本 料理 (ひじきご飯、鰺のホイル 焼き、沢 煮 汁)
10. 中国料理 (五目あんかけ焼きそば、五目春 巻き)
11. フランス料理 (ヴィシソワーズ、豚ロース肉のステーキ ピクルス風味)
12. タイ料理 ( 豚ひき肉のサラダ、タイ風さつま揚げ、鶏肉のグリーンカレー)
13. 世界の料理 (献 立作成 及び実習)
14. 世界のデザート (献 立作成 及び実習)
15. まとめ、大 掃除
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
調 理 技 術は実 践して身につくものなので、日常生活の中で機 会を見つけて調 理するよう心がける。
又、実習前 後に包丁研ぎを行う。
Ⅴ .教科書・参考図書
「やさしい調 理 」開成出版 坂 元明子 他 著 2,50 0 円
必 要に応じてプリントを配布 する。
Ⅵ .評価方法と評価基準
実 技 試 験(60%)、平常店( 実習中の態 度 )
(40%)
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
都合により実習の内容や順番を変更する場 合があります。
(白衣・帽 子 着用、包丁・手 拭き持 参、マニキュア・アクセサリー厳 禁)
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開 講 時 期 : 後期
形態・単位 : 実習 1 単位
担当者
陶山 敦子・麻生 廣子
履 修 方 法 : 卒業選択
栄養士免許必修
Ⅰ.概 要
栄 養 士 実 務 基 礎 実習に引き続き、給 食 管 理の 理 論にもとづき、給 食 管 理 業 務 全 般の 基 礎 的 事 項を体 験 的に
学ぶ 。特 定 給 食 施 設における栄 養 士として基 本 的 な技 術、食 事 管 理 、給 食の評 価 、帳 票 管 理を習 得し、責任 感 、
協 調 性 等 の重 要性を認 識し、給 食 業 務 を 遂 行するために必 要な技 能 を確 実に修 得することを目的とする実習で
ある。
Ⅱ.到達目標
衛生的で効率的な給 食 運営 計画や評 価、栄養 管 理の方法を理 解し、実 行できる。
大 量調 理の特 性を踏まえた、給 食 業務を実 行できる。
Ⅲ.授業内容
1. 実習ガイダンス① 意義と目的、計画、調理マニュアル、心 得 等
2. 実習ガイダンス② 衛生管 理、給 食 機 器の使い方
3. 給 食 実習①( 煮物の献 立 調理・栄養 士業務)
4. 給 食 実習②(揚げ 物の献 立 調理・栄養 士業務)
5. 給 食 実習③( 焼き物の献 立 調理・栄養 士業務)
6. 実習(食器の洗 剤残留量の判定)
7. 演習及び実習(給 食の調理手順、作 業 計画作成 )
8. 演習及び実習(給 食の献 立作成 複 数 献 立、選 択メニューについて)
9. 給 食 実習④( 丼 物の献 立 調理・栄養 士業務)
10. 給 食 実習⑤( 弁当の献 立 調理・栄養 士業務)
11. 演習及び実習(複 数 献 立の試作及び計画)
12. 給 食 実習⑥(複 数 献 立の実習 調理・栄養 士業務)
13. 演習及び実習( 栄養 報告作成 )
14. 演習及び実習(喫食 調査実 施と集計及び 献 立の評 価)
15. 演習及び実習(帳 票 類の整 理と保管)、まとめ
3 ∼ 12 についてはクラスを 2 グループに分けて少人 数制で実 施する。
給 食 実習① ∼ ⑥は、前日の準 備 1 コマを含め 4 コマ使って実習する。
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
給 食 実習(6 回)の毎回の役 割は事前に指 示するので、役 割の把 握・準 備を確実に行うこと、実習後は復習をし、
記 録をとること、
「実習の記 録」や栄養 士事務の提出物を提出期限までに提出すること。
Ⅴ .教科書・参考図書
給 食 管 理のテキスト、プリント配布 1 年前 期の給 食 管 理のテキストを使 用する
Ⅵ .評価方法と評価基準
平常点( 受 講態 度 )
・実習成 果の評 価 50 ∼ 60 % 、提出物 40 ∼ 50 %
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
受 講 条 件:実習前の便の細 菌検 査 実 施、遅 刻、早退、欠 席の事前届出、給 食 実習 6 回の完 全出席。
「喫 食 者へ食事を提 供する」という他の実習とは異なる点をしっかり認 識して実習に臨むこと。
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年
給食管理学内実習
学科・学年 : 食物栄養学科 l 年
1
科目名
- 36 -
科目名
特別科目Ⅲ
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 演習 1 単位
履 修 方 法 : 卒業必修
年
専任教員
2
担当者
Ⅰ.概 要
・2年次の前 期では、就 活に関する講座やガイダンスが中心となる。学生課との連 携 強化の授 業により行う。
・教育講 演会を通して、栄養 士の質的向上を行う。仮演 題として、栄養 士の魅了を予定している。
Ⅱ.到達目標
1)就 職 活 動が中心となることから、なるべく早く目的とする企 業への内定を獲 得することが目標となる。
2)就 職活動に必 要なコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力、さらには実行・実行力を養うことができる。
Ⅲ.授業内容
1.本学 科所属 教 員との対話を通して、教 員と学生との距 離を短くすることで、スムーズな人間形成が
できることから、歓 迎会への参加、個人面談、学 科 長講 話、教 員との懇談 会あるいは学生 生活
全 般の指導を行う。
2.専門教育に係る授 業として、教育講 演会を開催する。
3.先輩を招いての OG 懇談 会の開催 。
4.学生課主催のガイダンスおよび 就 職 対 策講座の開催 。
5.学 科主催の模 擬面接の実 施。
これらの授 業を通して、これからの1年間を充実したものにする。
なお、これら授 業は最低15回行う。
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
・就 職 活 動に関する色々情 報を入手しておく。
・レポート提出を課すので、事前にレポートの書き方を学習しておくこと。
Ⅴ .教科書・参考図書
その都度、資 料などを配付 する。
Ⅵ .評価方法と評価基準
授 業 参加率 75% レポート2回(教育講 講 演会、O G 懇 談 会)20% 平常点( 受 講態 度 )5%
なお、スケジュールの変更により評 価点(%)が異なることもある。
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
・本 科目は、火 曜日の1時 限目(9:20∼10:50)に開 講される。なお、授 業内 容により、1 時 限目以 外 に開
講する場 合もある。
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科目名
特別科目Ⅳ
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 後期
形態・単位 : 演習 1 単位
担当者
履 修 方 法 : 卒業必修
専任教員
Ⅰ.概 要
・後 期においては、短 大 生活最 後であるため、社会人となるためのプログラムや様々な授 業が中心となる。
・送 別会や1年生への就 活に関する情 報をプレゼンテーションする授 業も実 施 する。
Ⅱ.到達目標
1)社会人になるための心 構えなどが身につく。
2)色々な授 業を通して、コミュニケーション 能力や論理 的・批判的思考力が養われる。
3)短 大 生活の集 大 成として、2年生が中心となる学園祭を通して、栄養 士として自覚と指導力が養われる。
Ⅲ.授業内容
1.前 期同様に、個人面談、学 科 長講 話、教 員との懇談 会あるいは学生 生活全 般の指導を行う。
2.専門教育に係る 授 業として、学 術講 演会を開催する。
3.学外 研 修の実 施。
4.香蘭祭 週間での イベントを通してのコミュニケーションを図る。
5.栄養 士実力試 験の模 試の実 施。
6.社会人としてのマナー講 習の実 施。
(4 回)
7.就 職 体 験 報告 会の実 施。
8.送別会の実 施。
これらの授 業を通して、短 大 生活の残り半 年を充実したものにする。
なお、これら授 業は最低15回行う。
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
・短 大 生活最 後の期間を有意義に過ごすことと、併せ社会の一員となるための心の準 備をする。
・レポート提出を課すので、事前にレポートの書き方を学習しておくこと。
Ⅴ .教科書・参考図書
その都度、資 料などを配布する。
Ⅵ .評価方法と評価基準
授 業 参加 率75% レポート1回(学 術 講 講 演会)10% 平常点( 受 講態 度 )15%。
なお、スケジュールの変更により評 価点(%)が異なることもある。
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
・本 科目は、火 曜日の1時 限目(9:20∼10:50)に開 講される。なお、授 業内 容により、1 時 限目以 外 に開
講する場 合もある。
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科目名
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 前期
食文化論
形態・単位 : 講義 2 単位
年
坂元 明子
2
履 修 方 法 : 卒業選択
担当者
Ⅰ.概 要
・食文化とは人聞が食べ物をおいしく、栄養的に摂取するために長い年月をかけて獲 得し、習慣化された食物生産・
流 通、調理・加工などの生活様式で、この講 義では日本の食文化について詳しく説明する。
・日本の食 文化は異文化の選 択的 接 触と融 合を重ねながら独自の文化を形成してきた。日本の食 文化が影 響を受
けた主な異文化接触について具体例をあげて説明する。
Ⅱ.到達目標
1)日本の食 文化の特 徴を習得し、和食 文化 形成 要因を理 解することができる。
2)主食 文化と発 酵 食品文化、年中行事・通 過儀 礼と食事、おもてなし文化と食事の関係が 理 解できる。
3)和食 文化を次 世代へ伝 承することができる。
Ⅲ.授業内容
1. オリエンテーション
10. 行事と地域の食文化 I 年中行事と通 過儀礼
「和食」がユネスコ無 形文化 遺産に登 録された意味
11. 行事と地域の食文化Ⅱ 郷土料理の形成と要因
2. 日本の食文化の特 徴 食文化とは
12. 日本の菓子文化 − 北部九州を中心に
3. 日本料理の形成と発展Ⅰ 大 饗料理、本膳 料理
13. 食卓の文化とふるまい
4. 日本料理の形成と発展Ⅱ 懐 石料理、会席料理
14. 食文化と食育
5. 主食文化 米と麦
15 まとめ
6. 日本の大 豆発酵 食品文化 納豆、味噌、醤 油
7. 西洋料理様 式の特 徴
8. 中国料理様 式の特 徴
9. 異文化接触と受容
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
・受 講にあたり教 科 書や配布プリント等をよく読んでおく。
・受 講後は授 業内容をノートにまとめる。まとめ方はオリエンテーンョンで学習する。
Ⅴ .教科書・参考図書
教 科 書「日本の食 文化 その伝 承と食の教育」江 原 絢 子・石川尚子 編 著
( 発行:アイ・ケイコーポレーション)価格 2,40 0 円 + 税
その他参 考図書については授 業中に紹介する。
Ⅵ .評価方法と評価基準
単位 認定 試 験(50 %)、レポート評 価点(20 %)、授 業 貢献 度(30 %)
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
予 習・復習にあたり、意味の分からない語 句や言葉などは自分で調べる。また授 業中に質問する。
受 講後は食品関連の店 舗で日本の食 文化がどのように継 承されているか調べる。
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科目名
心理学
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 講義 2 単位
担当者
履 修 方 法 : 卒業選択
財津 康輔
Ⅰ.概 要
この授 業では、初学 者を対 象に、心 理学が 研 究 対 象としてきた様々な日常的な現 象について広く取り上げる。
授 業の中で、日常の生活を思い浮かべながら講 義にのぞみ、自分自身や周りの人を理 解するきっかけとする。
Ⅱ.到達目標
人の心と行 動がどのように結び付いているか、自分自身を振り返りながら考えることができるようになる。
Ⅲ.授業内容
基 本的にスライドを用いた講 義を行う。
1 イントロダクション
講 義について、第一印象の心 理学
2 心 理学ってなんだろう?
基 礎心 理学と応用心 理学
3 行動の基 本 様 式
条件 付け
4 発 達とは何か?
発 達段階説
5 エリクソンの発 達段階説
学習について
6 記憶の心 理学
記憶のメカニズム
忘れること
7 感覚と知覚の心 理学
錯視の不思議
8 言 語の発 達と非 言 語コミュニケーション
9 パーソナリティの心 理学
知能とは何か?
10 臨床 心 理学入門①
心のとらえ方
二大精神 疾 患について
11 臨床 心 理学入門②
臨床 心 理アセスメントと心 理療 法
12 障害者心 理学入門①
13 障害者心 理学入門②
14 ストレスマネジメント入門
ストレスとは何か?
15 心 理 統 計
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
準 備学習の内容は講 義内で指 示する。
授 業から次の授 業の間までに、自由参加の課 題を課すことがある。
Ⅴ .教科書・参考図書
教 科 書は使 用しない。必 要に応じて教 員作成の資 料 を準 備する。
Ⅵ .評価方法と評価基準
毎回の授 業中に小課 題を出すので、それにきちんと取り組むこと。かつ、授 業の終わりに感 想の記 入を求める。
(4 × 15 = 60)15 回の講 義 終了後にレポートの提出を求める(40)
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
授 業中に紹介した文 献の講 読をすすめる。
授 業中に様々なアンケートを実 施 する。また、ゲーム要素を取り入れ 、学生の動 機 付けを高める工夫を行う。
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科目名
社会学(女性問題からみた社会学)
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 後期
形態・単位 : 講義 2 単位
履 修 方 法 : 卒業選択
年
武藤 桐子
2
担当者
Ⅰ.概 要
社会の中の様々な事 柄を、性 別(ジェンダ一)の視 点から考察します。ジェンダーとは、一 般に社会的・文化的・
歴 史的につくられた性のありようのことです。
私たちの身の回りで 起きている出来事に性 別がどのように影 響しているかを考えます。
Ⅱ.到達目標
性 別に関わる様々な問題について、基 礎 的な概 念および問題の現 状を学ぶ。
就 労や 生 活に関 連する法 制 度、セクシュアル・ハラスメントや DV 等 の 現 代 的 な問 題について、必 要な 知 識 を身
につける。
Ⅲ.授業内容
l イントロダクション
2 ジェンダーってどんなこと ?
3 恋愛・結婚の微 妙な関係
4 「男は仕事、女は家庭」?
5 「育児は母 親の仕事」?
6 映画で考える出産・育児
7 「産む、産まない」とジェンダー
8 日本の女性の働き方と多様な雇用形態
9 ワーク・ライフ・バランス
10 男女雇用機 会 均等法について知ろう
11 セクシュアル・ハラスメント
12 DV・デート DV ってなに ?
13 映画で考える女性とスポーツ 1
14 映画で考える女性とスポーツ 2
15 まとめ
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
新聞記 事、テレビ・インターネットのニュース等で、女性に関する問題に意 識 的に目を向け、現在 起きている出 来
事や社会問題に関心を持 つこと。
Ⅴ .教科書・参考図書
教 科 書は使 用しない。プリントを配布 する。
Ⅵ .評価方法と評価基準
期 末レポート 80 % 平常点( 受 講 態 度 等)20 %
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
・グループの話し合いを実 施 する場 合があるが、その際には積極的に参加 すること。
・授 業は基 本的には講 義 形式で進めるが、映 像資 料 を頻 繁に利用する予定 。
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科目名
消費科学(消費者問題)
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 後期
形態・単位 : 講義 2 単位
担当者
履 修 方 法 : 卒業選択
後藤 直子
Ⅰ.概 要
ここ数年、消費 者、特に若 者が 悪 質 商法などのトラブルに巻き込まれる例が 後を絶たない。それもクレジットを
組 んだものも多く、後々まで借 金に悩まされてしまうという人もいる。このような被 害から身を守る為にはどうした
らよいか、被 害に遭ったらどうしたらよいかを考える。私 達が過ごしやすい快 適な毎日を送るために、生涯 生活全
般にわたって様々な観 点から検 討を加え、消費 者としての自覚を持ち、よりよい消費 生活を追 及する。
Ⅱ.到達目標
・消費 者問題 全 般についての基 本的な知 識を身につける。
・利息の計算ができるようになる。
・被 害にあった場 合の相談場所や対処 法についての知 識を身につける。
・消費 者としての自覚を持 つようになる。
Ⅲ.授業内容
1 消費 者問題とは何か
・消費 者問題の歴 史
・様々な消費 者問題
2 悪質 商法
・悪質 商法のいろいろ
3 マルチ商法
・救 済方法
4 消費 者の権 利と責務
・消費 者としての自覚
・国民 生活センター
・消費 生活センター
5 クレジット問題
・クレジットカード
・新聞記事にみるクレジット問題
6 借 金の利息の計算をしてみる
(利息は高いか安いのか ?)
7 多重債 務と自己破 産
・問題対処 法と救 済方法
・今後 予測される問題
8 家庭の収 入と支出
・収 入と支出
・生活設 計(結 婚・出産・教育・住宅取 得・老後など)
・家 計 簿の必 要性
9 事故などの情報
・どこから情報をえるのか
・安 全な生活情報(衣・食・住)
10 家電 製品
・家電 製品の歴 史、値段、安 全 性、PL 法
11 地 震( 災害)・環 境 等
12 未来(ロボット・クローンなど)
13 発 表について
・発 表テーマ決め・準 備・発 表
14 保険について
15 まとめ・今後の課 題
上記項目を発 表を含め 15 週にて実 施
(グループ発 表 や 発 表のための準 備なども含む)
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
映 画や、悪 質 商法など消費 者問題に関わるビデオなどを参 考にし、新聞記 事などの相談 例を挙げ、出 来るだけ具体 的な事 例
を 元に授 業 するので、他 人事と考えず、その立 場になった場 合の対処 方 法、相 談場 所などを 知り、日頃 から消費 者問 題に関 心
を持 つよう新聞やニュースを見るようにしてください。いつも、消費 者としての自覚を持 つよう心がけるようにしてください。授 業
外でも図書館などを利用して関係のある本を読むように。これは予 習復習ともなります。
Ⅴ .教科書・参考図書
教 科 書は使 用しません。
「新生涯消費 者 教育論」晃洋 書房 奥 村美 代子・谷村 賢治 編 ・
「くらしの豆 知 識 」国民 生活センター
その他・資 料 配布・悪質 商法など消費 者問題に関わるビデオや映画、新聞記事などを参 考にします。
Ⅵ .評価方法と評価基準
レポート(70 %) 発 表(20 %) 平常点( 受 講態 度 (
) 10 %)
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
上記したとおり他人事と考えず、消費者問題に関心を持ち、日頃から新聞やニュースを見るようにしてください。授 業中は、携帯電 話
はしまうこと。私語などしないようにしてください。また発表については、自分のためになるようなものを調べ、他人にもわかりやすいも
のにしてほしいと思っています。
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科目名
英語A(栄養学専門英語)
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 後期
形態・単位 : 演習 1 単位
履 修 方 法 : 卒業選択
年
柴田 洋子
2
担当者
Ⅰ.概 要
私 達は日々の食 物で生命を保ち続け、健 康な生活を過ごしています。
しかし、周囲の環境の変化や無意識な食生活の偏りなどから、思いがけない結果を生じさせてしまうかも知れません。
ここではイギリス出版の本を参 考に栄養 学の専門英 語を理 解し、私 達の健 康と栄養の問題を比 較し、原因と対
策等の英 文を学んでいきます。
演習科目なので、重要で興 味深い事 項について、適 宜演習を交えます。
Ⅱ.到達目標
健 康な生命を維 持し、みのり豊かな人 生を送るために、栄 養 士の 基 本 的 な英 単 語と英 文 記 述 が 読め、理 解で
きることによってグローバルな考え方ができる。
Ⅲ.授業内容
1. テーブル作法
12. アルコールの危険性
2. 栄養
13. 喫 煙の危険性
3. エネルギーと成長のための食 物
14. 運 動の効果
4. 繊 維の重要性
15. 睡眠と不眠 症
5. 食 物と健 康
16. ストレスの制御
6. 調和のとれた食事 療 法
17. アレルギー
7. 肥満の原因
18. 免疫 性
8. 健 康な骨のための食事
19. 外国旅行:その危険性は ?
9. 健 康な心臓のための食事
20. エイズ
10. ガンの予防
21. 環 境の健 康 への影 響
11. 食中毒
注:全てを 15 回では学べないので、
皆で関心のあるテーマを適 宜 選びます。
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
予 習 次回テーマの一読
復習 口頭でのテーマ理 解度 確 認
Ⅴ .教科書・参考図書
He a lt h a nd Nut r it ion"(健 康と栄養 )講 談社サイエンティフィック ¥1,50 0
Ⅵ .評価方法と評価基準
授 業 参加 態 度さらに上記の項目より各自選んだいずれかの項目の訳、練習問題、本人のコメント提出で評 価します。
選 択テーマについての理 解力と本人のコメント 70 % 、平常点( 受 講態 度 )30 %
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
各項目の参 考 説明箇所が詳 細でないので、英 和辞書・電子辞書 等が必 要です。
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科目名
公衆衛生学Ⅰ
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 講義 2 単位
年
荒巻 輝代
履 修 方 法 : 卒業必修
栄養士免許必修
Ⅰ.概 要
公 衆衛生は、疾 病、治 療から健 康増 進の方向に進 んできた。公 衆衛生学は疾 病予 防、健 康増 進のための技 術
と科 学である。これらのために、保 健 統 計や疫学を通して現況を把 握し、公衆衛生活 動の基 礎を学ぶ。
社会情 勢が 変化する中で、栄養 士として必 要な基 礎 知 識の習熟とともに専門的な立場から現 状を分析し、評 価
する手法を学ぶ。
Ⅱ.到達目標
公 衆衛生の 基 礎 的な知 識と技 能を習得し、栄 養 士に必 要な総 合 的な能 力を公 衆衛生分 野に活 かせるようにす
る。このための情 報収 集や管 理 方法を把 握する。
Ⅲ.授業内容
1. 公衆衛生の意義
公衆衛生とは、疾 病予防
2. 公衆衛生の歴 史
外国の歴 史、日本の歴 史
3. 人口と公衆衛生
人口構造と人口指標
4. 保 健 統 計
人口静態 統 計、人口動態 統 計、生命表
5. 疫学
疫学とは、疫学 指標
6. 疫学調査
記 述 疫学、分析疫学、介入疫学
7. 情報とコミュニケーション
情報収 集、情報管 理
2
担当者
8. 保 健 行政
衛生行政の体系、衛生行政 活動
9. 公衆衛生活動
母 子 保 健、高齢 者の保 健と福祉
10. 感 染 症①
感 染 症とは、感 染 症の分類
11. 感 染 症②
感 染 症 対 策、エイズ、結核、その他
12. 難 病と精神保 健
難 病とは、精神障害と対 策
13. 生活 習慣 病 ①
生活 習慣と健 康、悪性 新生物
14. 生活 習慣 病 ②
循環 器 疾 患、骨 粗 鬆 症
15. 健 康行動 科 学
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
・配布プリントがある場 合は、内容をよく理 解し、授 業の内容と関連付けること。
・専門用語 や疫学 指標はよく覚えること。
Ⅴ .教科書・参考図書
社会・環 境と健 康「公衆衛生学」第 4 版 柳川洋・箕 輪眞澄 編 著 医歯薬出版 ¥2,60 0
Ⅵ .評価方法と評価基準
単位 認定 試 験(10 0 %)
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
新聞、テレビ等、官公庁の H P などメディアを注 視し、社会の動きや変化に注目する。
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科目名
食品衛生学実験
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 実験 1 単位
担当者
小西 康仁
履 修 方 法 : 卒業選択
栄養士免許必修
Ⅰ.概 要
私たちの 食 生活では、時には健 康 危 害を生じることもあり、その 要因として食中毒 細 菌や化学 物 質 等による汚
染 が 挙げられる。 食品 衛生学 実 験では、食中毒 細 菌や衛生 指 標菌、食品添 加 物など化学 物 質に関する実 験を通
じて、その危 険 性や 安 全 基 準を確 認し、
『食品の安 全 性とは何か ?』ということの 答えについて各々が 探 求しても
らうことを目的とする。
Ⅱ.到達目標
・実 験 器 具や試 薬について適 切に取り扱うことができる。
・無菌的な操作などの微 生物 検 査の方法を実 践することができる。
・食品の安 全 性について理 解し、栄養 士として衛生教育が 指導できる。
Ⅲ.授業内容
1. オリエンテーションおよび顕 微 鏡の使い方
2. 身の回りの衛生(微 生物)検 査
3. 身の回りの衛生(微 生物)検 査の結果 観 察、食品からの一 般 生菌数 検 査
4. 食品からの一 般 生菌数 検 査の結果 観 察
5. 手洗いの効果に関する実 験
6. 手洗いの効果に関する実 験の結果 観 察
7. 大 腸菌群および大 腸菌の検出
8. 黄色ブドウ球菌の検出
9. グラム染 色(B& M 法)による大 腸菌および黄色ブドウ球菌の観 察
10. 着 色料(タール系色 素)の検出①
11. 着 色料(タール系色 素)の検出②
12. 発 色剤(亜硝酸 塩 )の定 量 ①
13. 発 色剤(亜硝酸 塩 )の定 量 ②
14. 油脂の酸 敗(酸化と腐敗 度合いについて)
15. 水質について
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
食品 衛生学の知 識について事前に復習し、授 業に臨むこと。また、毎回の授 業ごとにワークシートおよびレポー
トを作成し提出するため、実 験内容について復習し理 解するように努めて下さい。
Ⅴ .教科書・参考図書
教 科 書は使 用せず、教 員作成のワークシートを配布 する。
Ⅵ .評価方法と評価基準
ワークシートおよびレポート(60 %)、平常点( 受 講態 度 )
(40 %)により評 価を行う。
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
白 衣を 着用の上、使 用器 具や薬 品の取り扱い、留意 点をしっかり守り受 講して下さい。実 験はグル ープ で行う
ため、グル ープ内で作 業の声掛けをし、積 極 的に行 動 するように心がけて下さい。また、他の実 験と異 なり、目
に見えない微 生物を取り扱うため、衛生的な身だしなみも整えて下さい。
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科目名
臨床栄養学概論
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 講義 2 単位
年
陶山 敦子
履 修 方 法 : 卒業選択
栄養士免許必修
2
担当者
Ⅰ.概 要
各種 疾 患についてその成り立ち、病 態の 推 移、栄 養・食 物 摂取との関連、基 本 的 な治 療 及び栄 養 食 事 療 法を
学習し、さらに傷 病 者の 病 態や 栄 養 状 態 の 特 徴に 基づ いた 適 切な 栄 養 管 理 を行うために、栄 養 管 理 計 画 作成、
実 施、評 価に関する総 合 的な考えを理 解し、栄養状 態の評 価・判定、栄養補 給、栄養 教育および医療制度やチー
ム医療における役 割について理 解する。
Ⅱ.到達目標
食 事 療 法 が 重 要である各 種 疾 患について、その成り立ち、病 態 の 推 移、栄 養・食 物 摂 取との関 連 を 理 解し、
それらに対して行われる基 本的な治療と栄養 食事 療 法を理 解する。
Ⅲ.授業内容
1. 臨床栄養 学の基 礎 ① 栄養法、栄養評 価と臨床検 査、医療制度
2. 臨床栄養 学の基 礎 ②チーム医療、傷 病 者の疾 病 治療における栄養管 理計画
3. 循環 器系 疾 患(心 疾 患、高血 圧、動脈硬化症)の概 要と栄養 食事 療 法
4. 胃腸 疾 患(胃炎、腸 炎、消化性 潰瘍、炎症性 腸 疾 患)の概 要と栄養 食事 療法
5. 肝疾 患( 肝 炎、肝硬 変、脂肪肝、他 )の概 要と栄養 食事 療 法
6. 膵臓・胆 道疾 患の概 要と栄養 食事 療 法
7. 糖尿病、肥満症の概 要と栄養 食事 療 法
8. 内分 秘・代謝性疾 患( 脂 質異常 症、痛風 、甲状 腺機能障害)の概 要と栄養 食事 療 法
9. 腎疾 患① 慢 性腎臓 病の概 要と栄養 食事 療 法及び中間テスト
10. 腎疾 患②腎炎、ネフローゼ症候 群の概 要と栄養 食事 療 法
11. 貧血症、アレルギー性疾 患の概 要と栄養 食事 療 法
12. 骨疾 患、高齢期疾 患、心 身症の概 要と栄養 食事 療 法
13. 外科栄養、栄養障害の概 要と栄養 食事 療 法
14. 感 染 症、呼吸器 疾 患 及び小児 期疾 患の概 要と栄養 食事 療 法
15. 妊婦の疾 患の概 要と栄養 食事 療 法及びまとめ
*毎回授 業の最 後に小テストを実 施する。
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
授 業の予 習(テキストを読む)・復習(ノートを完 成させるなど)を必ずすること。毎回授 業の最 後に小テストを
実 施 する。そのためにも毎回の授 業内容が 理 解できているかを授 業外の家庭学習等で復習すること。
Ⅴ .教科書・参考図書
( 病 態 生理学のテキストを使 用する)
「エッセンシャル臨 床 栄養 学」佐 藤 和人他(医歯薬出版 )¥3,50 0
Ⅵ .評価方法と評価基準
単位 認定 試 験 60 % 、中間試 験 20 % 、平常点( 受 講態 度 )
・各 時間の小テスト 20 %
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
将 来 栄 養 士として健 康の 維 持 増 進・傷 病 者の 栄 養 管 理・栄 養 教 育に携わるためには、正しい医学 知 識 が必 要
である。疾 患名、症 状や検 査・治 療 法、薬 剤 名はなじみのないもので難しく感じるかと思うが、医療 分 野に進ま
なくても臨 床 栄養 学は栄養 士の職 務 全 般に重要かつ必 要な知 識であるのでしっかり勉 強してほしい。
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科目名
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
臨床栄養学実習
開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 実習 1 単位
担当者
陶山 敦子
履 修 方 法 : 卒業選択
栄養士免許必修
Ⅰ.概 要
病 態 生理学、臨 床 栄養 学 概 論を基 礎に各 疾 患の食事 療 法の計画とその実習を行う。
治療 方針の中で 食 事 療 法が重要性の高い疾 患について患者を設 定し、栄養 管 理 計画を作成し、治療 食の献 立
作成および 調 理 実習、試食、献 立の評 価等を実習し、栄 養 管 理と治 療 食の意義と特 性、食 事 療 法の実際を習得
する。
Ⅱ.到達目標
各 疾 患の食事 療 法を理 解し、栄養アセスメント、栄養診断、病 態に適した栄養 基 準量の設 定や献 立管 理ができ、
治 療 食の目的に合 致した調 理 ができること、栄 養 食 事 指 導 、食 事 療 法 の評 価、栄 養 管 理 計 画の 修正 ができるこ
とを目標とする。
Ⅲ.授業内容
1.
傷病 者の疾 病 治療における栄養管 理の概 要、
12.
腎炎・ネフローゼ症候 群の治療食
実習オリエンテーション
13.
腎不全の治療食
2.
一 般治療食・糖尿病食の献 立作成
14.
食 物アレルギー・痛風の治療食・
3.
貧血症の治療食
甲状 腺機能異常の治療食
4.
高血圧症の治療食
15.
5.
脂 質異常 症、動脈硬化症の治療食
6.
糖尿病の治療食
各疾 患の実習の内容
7.
胃・十二指腸潰療の治療食
疾 患の概 要、病 態 生理、食事 療法の確 認
8.
中間試 験 及びそのほかの胃腸 疾 患の治療食
患者の栄養アセスメント、食事 療法の方針、
9.
肝 炎・肝硬変症の治療食
栄養 基 準・食品構成の決定
10.
膵炎・疸 道疾 患の治療食
献 立制作および調理実習、試食、献 立の評 価、
11.
腎臓 病の食事 療法・献 立作成
栄養管 理 全般の評 価
まとめ
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
授 業の予 習( 症例の確 認・テキストを読む)・復習(レポート作成、ノートを完 成させるなど)をすること。
毎回 献 立作成 等の課 題を指 示する。提出期日を守って提出すること。
Ⅴ .教科書・参考図書
「臨 床 栄養 学 実習一 献 立 集ー」
今井克己・陶山敦子 他(同文 書院 ) ¥1,0 0 0
「エッセンシャル臨 床 栄養 学」
佐 藤 和人他(医歯薬出版 )
¥3,50 0
「 糖尿病 食 事 療 法のための食品交 換表 第 7 版 」 日本 糖尿病 学会編( 文 光 堂 )
¥9 0 0
「病 院 等 栄養 管 理の基 本と実際 」
(社 )福岡県 栄養 士 会
¥1,80 0
Ⅵ .評価方法と評価基準
単位 認定 試 験 及び中間試 験 40 ∼ 50 % 、レポート提出 40 ∼ 50 % 、平常点( 受 講態 度 )
・実習成 果 10 ∼ 20 %
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
成 分 表・計算 機など栄養 管 理・献 立作成の必 要な用具を持 参すること。
調 理 実習室を使 用するので、規 定の実習着・帽 子を着用し、調 理 実習室使 用心 得に従うこと。
課 題や疾 患当番班の提出物の不明な点等は、提出日より前に来 室し、たずねること。
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科目名
栄養指導論Ⅱ
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 講義 2 単位
年
宮﨑 貴美子
履 修 方 法 : 卒業選択
栄養士免許必修
Ⅰ.概 要
栄 養 指 導 の目的 達 成 度を見る「 評 価 」の方 法について学 ぶ。栄 養 指 導 論 I に続 いて、栄 養 指 導 論Ⅱでは各 論
の内容で構成 する。
基 礎 栄養 学・応用栄養 学で 学んだことや臨 床 栄養 学で 学んだことを応用して、対 象 別の栄養 指 導のポイントを
分かりやすくまとめ、栄養 士としての専門性を発 揮できる内容を学ぶ。本 科目で得られた知見は、栄養 指導論 実習、
入門栄養アセスメント実習と連 動するものである。
Ⅱ.到達目標
・ライフステージ・ライフスタイル別栄養 指導について理 解する。
・特 定 給 食 施 設における栄養 指導について理 解する。
Ⅲ.授業内容
1. 栄養 教育の目標 設 定
8. 乳 児 期、幼児 期の栄養 指導
意義と方法
2. 栄養 教育の目標 設 定
学習、行動、環 境目標
3. 栄養 教育プログラムの実 施
栄養 教育の方法論
9. 学 童 期、思春 期の栄養 指導
10. 成 人 期の栄養 指導
11. 高齢期の栄養 指導
12. 疾 病 者および障がい者の栄養 指導
13. 食育推 進 基 本 法計画の推 進と栄養 教育
4. コミュニケーション・プレゼンテーション技術
5. 栄養 教育の評 価
評 価の目的
2
担当者
保育・学 校教育と栄養 教育
14. 生活習慣 病予防と栄養 教育
15. まとめ
6. 栄養 指導の経済評 価
7. 妊娠・授乳 期の栄養 教育・栄養 指導
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
事前に栄養 指導論 I で学習した内容の復習をしておくこと。授 業の前にテキストを読んで 予 習をすること。
Ⅴ .教科書・参考図書
教科書:
「イラスト栄養 教育・栄養 指導論」城田知子 他 東 京教学 社 ¥2,10 0
Ⅵ .評価方法と評価基準
単位 認定 試 験 60 ∼ 70 % 平常点( 受 講態 度 )20 ∼ 30 % 、 提出物(レポート) 10 ∼ 20 %
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
私語・携 帯電 話の使 用は禁 止する。
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科目名
栄養指導実習
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 実習 l 単位
担当者
宮﨑 貴美子
履 修 方 法 : 卒業選択
栄養士免許必修
Ⅰ.概 要
栄 養 指 導 論の原 理を踏まえて、他の関 連 科目から得られた知 識 や 技 術を総 合して栄 養 指 導 の場に臨んだ場 合
を設 定し、指 導 案・媒 体 の 作成、発 表 及びデイスカッション 等 の 体 験 学習を行い 健 康増 進のための 食 事 指 導 へ
の応用の展開を考えるカを養う。
Ⅱ.到達目標
・健 康 や栄養、食 行 動、食環 境などに関する情 報を適 切に収 集できる。
・集団指導における栄養 指導カリキュラムの立 案の流れを理 解し、正しく伝えることができる。
Ⅲ.授業内容
1. オリエンテーション
2. 栄養 指導計画
食 生活の実 態 把 握
3. 栄養 指導計画
アセスメント
4. 栄養 指導計画
最 新の情報収 集
5. 栄養 指導計画
栄養 指導案作成
6. 栄養 指導計画
栄養 指導 媒 体作成
7. 老人 施 設での栄養 指導の実際
模 擬 指導の発 表
8. 事 業 所での栄養 指導の実際
模 擬 指導の発 表
9. 保育園での栄養 指導の実際
模 擬 指導の発 表
10. 食事バランスガイドの理 解
食事バランスチェックと改善案
11. 栄養 指導の技術
カウンセリング体 験
12. コンピュータを活用した栄養 指導
情報収 集
13. コンピュータを活用した栄養 指導
プレゼンテーションソフトを使 用した
媒 体作成
14. 栄養 指導の評 価とフィードバック
15. まとめ
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
事前に興 味のある施 設の栄養 指導について考え、資 料となるようなパンフレットを集めるなどをすること。
Ⅴ .教科書・参考図書
教科書:
「演習栄養 教育」大 里 進子 他 医歯薬出版 ¥2,60 0
Ⅵ .評価方法と評価基準
栄養 指導 案・発 表・レポート 60 ∼ 70 % 平常点( 受 講態 度 )30 ∼ 40 %
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
校 外 実習に向けての準 備を含めた授 業内容となる。授 業 後には毎回レポートを提出すること。
- 50 -
科目名
実用調理学実習
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 実習 1 単位
Ⅰ.概 要
1 年次に学んだ基 本的な調 理 技 術を土台にし、さらに多くの料理を行う。
(日本 料理、西洋料理、中国料理、製 菓 )
はもちろんのことエスニック料理なども取り入れる。
又、1 年次と同様に季 節の食 材について知り、それらをどのように利用するかを考え、また自由課 題では献 立を
作成して買い物を行い調 理する。
Ⅱ.到達目標
・包丁が 使 いこなせる。
・日本 、西洋、中国、製 菓、エスニック料理などの特 徴を踏まえた献 立が 作成できる。
・美しく盛り付けし、供食できる。
・実 用的な家庭 料理ができる。
Ⅲ.授業内容
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
オリエンテーション、基 礎 実習−包丁の研ぎ 方と切り方
イタリア料理 野 菜の切り方、野 菜スープ(ミネストローネ)
日本 料理 (筑前煮、豆 腐のけんちん汁)
フランス料理 (若 鶏のフリカッセ、小玉ねぎのグラッセ、バターライス)
中国料理 (酸味と辛味のスープ、シューマイ、酢豚)
インド料理 (ひき肉とグリンピースのカレー、ミックス野 菜炒め、ナッツピラフ)
イタリア料理 (ピッツァカプリッチョーザ、リンゴのピッツア)
製 菓 (パッションフルーツのスフレ)
日本 料理 (ひじきご飯、鰺のホイル 焼き、沢 煮 汁)
中国料理 (五目あんかけ焼きそば、五目春 巻き)
フランス料理 (ヴィシソワーズ、豚ロース肉のステーキ ピクルス風味)
タイ料理 ( 豚ひき肉のサラダ、タイ風さつま揚げ、鶏肉のグリーンカレー)
世界の料理 (献 立作成 及び実習)
世界のデザート (献 立作成 及び実習)
まとめ、大 掃除
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
調 理 技 術は実 践して身につくものなので、日常生活の中で機 会を見つけて調 理するよう心がける。
又、実習前 後に包丁研ぎを行う。
Ⅴ .教科書・参考図書
「やさしい調 理 」開成出版 坂 元明子 他 著 2,50 0 円
必 要に応じてプリントを配布する。
Ⅵ .評価方法と評価基準
実 技 試 験(60%)、平常点( 実習中の態 度 (
) 40%) Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
都合により実習の内容や順番を変更する場 合があります。
(白衣・帽 子 着用、包丁・手 拭き持 参、マニキュア・アクセサリー厳 禁)
- 51 -
年
眞木 孝
履 修 方 法 : 卒業選択
栄養士免許必修
フードスペシャリスト必修
2
担当者
科目名
栄養士実務演習
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 演習 1 単位
担当者
履 修 方 法 : 卒業選択
麻生 廣子
Ⅰ.概 要
栄 養 士 実 務 基 礎 実習・給 食 管 理 学内実習に引き続き、給 食 管 理の理 論にもとづき、栄 養 士の実 務・給 食 管 理
業 務 全 般を、より実 践 的・実 際 的 授 業 を通して復習・確 認し、卒 業 後に即 戦 力として栄 養 士業 務を行うことがで
きるための 知 識 や 技 能を確 実に習 得することを目的とした科目である。特 定 給 食 施 設における栄 養 士として実 践
的な給 食 管 理・栄養 管 理の技 術、食事管 理や 給 食の評 価、また、給 食 施 設の種 別・特 性に応じた給 食 業務を遂
行するための応用能力を習得することを目的とする。
Ⅱ.到達目標
給 食 施 設の対 象者や 特 性に対応した衛 生 的 で 効 率 的 な 給 食 運 営 計 画や評 価、栄 養 管 理の方 法を 理 解し、実
行できる。各々の給 食 施 設での大 量調 理の特 性を踏まえた給 食 業務を実 行できる。
給 食 施 設の対 象別・特 性 別の献 立作成の留意 点が説明でき、週間献 立が 作成できる。
Ⅲ.授業内容
1. 実習ガイダンス① 意義と目的、計画、心 得 等
2. 実習ガイダンス② 衛生管 理、給 食 機 器の使い方、給 食 業務 全 般の確 認・復習
3. 給 食の運営・管 理の評 価(給 食の調理・栄養 士業務について)給 食 管 理学内実習をふりかえって
4. 演習(給 食の調理手順、作 業 計画作成 )
5. 演習(給 食年間計画作成、週間献 立作成 )
6. 演習(給 食の献 立作成①)
7. 演習(給 食の献 立作成②)
8. 演習(給 食の献 立作成③)
9. 演習(給 食の献 立作成④)
10. 演習(給 食 帳 票等 事務 管 理、献 立の評 価及び 給 食の運営・管 理 全 般の評 価・今後の計画)
* 給 食 管 理学内実習・栄養 士実務 基 礎 実習で十分に習得できなかった場 合は実習を行うこともある
11. 演習(食品重 量測定①)または給 食 実習①( 応用給 食 献 立 調理・栄養 士業務 ①)
12. 演習(食品重 量測定②)または給 食 実習①( 応用給 食 献 立 調理・栄養 士業務 ②)
13. 演習(調味 割合 ①)または給 食 実習②( 対 象特 性 別献 立 調理・栄養 士業務 ①)
14. 演習(調味 割合 ②)または給 食 実習②( 対 象特 性 別献 立 調理・栄養 士業務 ②)
15. まとめ
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
給 食 管 理学内実習・栄養 士実務 基 礎 実習の内容の復習をすること
毎回の内容を予 習し、課 題を仕 上げること、わからないことは次回までに理 解しておくこと。
Ⅴ .教科書・参考図書
給 食 管 理のテキスト、給 食 管 理学内実習・栄養 士実務 基 礎 実習の配布物、プリント配布
「食品成 分 表改 訂最 新版 」女子 栄養 大 学出版部 、¥1,352
Ⅵ .評価方法と評価基準
平常点( 受 講態 度 )
・演習成 果の評 価 50 ∼ 60 % 、提出物 40 ∼ 50 %
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
給 食 管 理 学内実習・栄養 士 実務 基 礎 実習のレポートやファイル、献 立作成に必 要なものを持 参すること。給 食
管 理学内実習・栄養 士実務 基 礎 実習で十 分に習得できなかった知 識 や技 能を補填しさらに、応用力を身につける
ことをめざしているので、栄養 士をめざす多くの学生の積極的な履修を希望する。
- 52 -
科目名
給食管理学外実習
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 実習 l 単位
年
宮﨑 貴美子・麻生 廣子
履 修 方 法 : 卒業選択
栄養士免許必修
2
担当者
Ⅰ.概 要
給 食 現 場における実 践を通して「 給 食 業 務を行うために必 要な 食 事 計 画や調 理を 含めた 給 食 サービス提 供に
関する技 術を習 得する」ために行う実習である。特に学内では得ることのできない人 間関 係 の難しさ、実 践 の場
の厳しさに直 面し、栄養 士としての仕事の姿 勢を学ぶ。
Ⅱ.到達目標
・実習施 設の概 要、給 食の特 性を理 解する。
・実習施 設に対応した献 立作成および栄養 価算定、給 食 管 理、衛生管 理を理 解できる
Ⅲ.授業内容
1. 施 設の概 要及び 給 食の特 質
2. 栄養 管 理
給与栄養 量、食品構成、献 立作成、残 莱 調査
3. 施 設 設備 管 理
配置、器 類の種 類と保守 管 理、食器の選 定
4. 作 業 管 理
食数の把 握、下処 理・調理・盛り付け配 膳、調理 業務 指導 、食器 洗浄、人員配置
5. 衛生安 全 管 理
給 食関係 従事 者、食品、食器、調理 機 器、検食、保存食
6. 食 材料管 理
発注、検収、保管
7. 事務 管 理
給 食事務の概 要、給 食 管 理コンピュータシステム
8. その他
給 食費、媒 体作成、栄養 指導 、食事の温 度管 理、食事介助、喫食 者の食事 場面の見学
給 食 業務の流れ 、給 食の評 価
*施 設により多 少異なるが、以 上の内容を一 週間の学外 実習で行う
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
事前に実習先の実習計画を確認し、各実習内容を十分に復習して実習に臨むこと。準備のための授業時間を確保してい
るので、きちんと準備を進めること。実習中はノートに毎日の記録、反省、質問事項など考えて、翌日に備えること。実習
終了後は各実習施設の実習報告会で実習内容・修得したことなどを共有し、実習ノートを完成させること。
Ⅴ .教科書・参考図書
校 外 実習ノートを作成して配布
Ⅵ .評価方法と評価基準
平常点( 受 講態 度 ) 実習成 果の評 価(50 %)、提出物(50 %)
単位修得のためには、学外 実習先からの実習時間 40 時間以 上の実習証明(評 価 C 以 上)が前 提である
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
実習施 設:保育園、自衛 隊、工場、老人福 祉 施 設 等(各施 設 1 ∼ 5 名)
実習期間:平成 28 年 6 月 13 ∼ 18 日(一 部 変 更あり)
受 講 条 件:給 食 管 理 学内実習の単位を修得していること。
実習 1 週間前までに腸内細 菌検 査・麻 疹の抗体 検 査を終了していること 。
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科目名
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 前期
病院給食実習
形態・単位 : 実習 l 単位
履 修 方 法 : 卒業選択
担当者
陶山 敦子
Ⅰ.概 要
医療 施 設での給 食の運営、管 理および臨 床 栄養 学の学外 実習である。
医療 施 設( 病 院 )で、給 食 業 務を行うために必 要な 食 事 計 画や調 理を 含めた 給 食 サービス提 供に関する技 術
を習得するために行う実習である。栄養 士・管 理 栄養 士の医療チームの一員として業 務 の実際を知り、臨 床 栄養
の栄養 管 理と栄養 指 導を体 験し、学習する。将 来、栄養 士・管 理 栄養 士として活 躍するにあたり、必ず履修すべ
き実習である。
Ⅱ.到達目標
病院 栄養 士・管 理 栄養 士の職 務内容や役 割を知る。
病院 給 食の運営 管 理、臨床栄養 管 理の実際を理 解し、専門性と実 践能力を身につける。
Ⅲ.授業内容
病院の概 要と給 食の特 質
病院における給 食部門の位置 づけと栄養 士の役 割
病院での栄養 管 理
疾 患の病 態と食事 療 法、患者の栄養状 態 把 握と栄養 管 理計画
献 立作成、喫食 調査・嗜 好 調査
病院 給 食 施 設 設備 管 理
病院 給 食作 業 管 理
食数 管 理、作 業 計画、治療 食 調理、調理 指導
病院 給 食 衛生安 全 管 理
病院 給 食 食 材料管 理
病院 給 食事務 管 理
臨床栄養 指導
*実習病院により、多 少実習内容は異なるが、以 上の内容を 1 週間の学外 実習で行う。
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
実習病院での実習計画を確認し、病院栄養士業務内容を十分に復習して実習に臨むこと。準備のための授業時間
を確保しているので、きちんと出席し、準備を進めること。実習中は実習ノートに毎日の記録、反省、質問事項を考え、
翌日に備えること、実習終了後実習報告会で他病院の実習内容・修得したこと等を共有し、実習ノートを完成させること。
Ⅴ .教科書・参考図書
実習ノート(配布する)
腎臓 病 食品交 換表 黒 川清他
臨 床 栄養 学 概 論および臨 床 栄養 学 実習のテキスト
医歯薬出版 ¥1,30 0
Ⅵ .評価方法と評価基準
準 備のための 授 業 時 間の 平常点( 受 講 態 度 )
・実習成 果 の評 価 50 ∼ 60 % 、提出 物(レポート・実習ノート) 40 ∼ 50 %
単位修得のためには学外 実習施 設からの実習時間 40 時間以 上の実習証明及び評 価 C 以 上が前 提である。 Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
平成 28 年度の実習は、9 月 5 日( 月)∼ 9 月 10 日(土)に実 施 する。ただし、実習病 院によって実 施 時 期の変 更もある。
1 病 院につき 1 ∼ 4 名で実 施 。
受 講 条 件:病 態 生 理 学、臨 床 栄 養 学 概 論・実習及び 給 食 管 理 学 外 実習を履 修していること、実習 1 週 間まえに腸内 細 菌 検 査
を終了していること。
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科目名
マーケティング論
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 講義 2 単位
年
青柳 薫子
履 修 方 法 : 卒業選択
フードスペシャリスト必修
2
担当者
Ⅰ.概 要
この 授 業では、フードスペシャリストの資格を目指しながら、食品の流 通 形態の特 徴やフードマーケティングに
ついて学びます。はじめに、現代の食 事情について学び、その 後、マーケティングを、さらに食品を取り扱う業 態
について学び、食品の流 通に必 要な知 識を修得し、理 解を深めます。
Ⅱ.到達目標
・現代における消費 者の食品の消費 動向とそれを調 達 する流 通 経 路についての理 解を深める。
・フードスペシャリスト資格 試 験における食品流 通・消費に関する問題が解けるようになる。
・私たちの身近に存 在 するフード業 界について興 味を持てる。
Ⅲ.授業内容
1 はじめに
食 生活形態の変化(1)
2 食 生活形態の変化(2)
3 食品消費の変化(1)
4 食品消費の変化(2)
5 フードマーケティングと食品流 通
6 食 生活とフードマーケティング
7 食品の流 通 −小 売 業と卸 売 業①−
8 食品の流 通 −小 売 業と卸 売 業②−
9 食品市場と食品流 通(1)
10 食品市場と商品流 通(2)
11 食品市場と商品流 通(3)
12 食品市場と商品流 通(4)
13 新しい食品消費の課 題(1)
14 新しい食品消費の課 題(2)
15 まとめ
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
・毎回プリントを配付しますので、それに沿って、授 業の復習をすること。
Ⅴ .教科書・参考図書
『 新版 食品の消費と流 通 』
(社 )日本フードスペシャリスト協 会編 建帛社 ¥1,90 0 + 税 。
Ⅵ .評価方法と評価基準
単位 認定 試 験(80%)、平常点(20%)とし、総 合 的に判断・評 価を行う。
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
食品の流 通は、他の財やサービスの流 通とは異なる、特 有の流 通 形 態 をとります。その 部分を理 解することが
重要となります。普段の生活の中でコンビニエンスストアやファミリーレストランを利用する場 合、その点を考慮し
て利用してみよう。
- 55 -
科目名
海外研修
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 前期
形態・単位 : 演習 1 単位
担当者
履 修 方 法 : 卒業選択
専任教員
Ⅰ.概 要
・栄 養 士の資 質向上が目的である。資 質向上を行う手段の一つとして、海 外で活 躍している栄 養 士の動向を把 握
することは重要である。そこで、本 学 科は国外の栄養 士が 働いている現場を実際に視 察し、併せ調 理 技 術取 得
のための実習や 食 文化、更に世界を取り巻く食 糧問題などの情 報を入手し、それらの体 験を通して得られた様々
な情 報を自分のものにする。
・海 外 研 修により、栄養 士としてのさらなる資 質向上を目指す。
Ⅱ.到達目標
1)海 外で活 躍している栄養 士の仕事を自分自身で確 認することで栄養 士としての質的向上と、
併せ自らのスキルアップができる。
2)海 外 研 修は自らの行 動力が必 要であり、併せ諸 外国の異 文化を学ぶことができるため、
コミュニケーション力を養うことができる。
Ⅲ.授業内容
・ 研 修国:アメリカ(ハワイ)
・ 研 修場所:ハワイ州立大学付属カピオラニ・コミュニティカレッジ
・ 研 修 期間:7日間
・ 実習時期:9月中旬(学 科 行事設 定 期間)
・ 研 修内容:
1.調理学 実習(環 太平洋料理 )
2.ネイティブスピーカーによる栄養 学講 義(臨床栄養 学、栄養 学)
3.ネイティブスピーカーによる食 文化論
4.コミュニケーション 論(在学生との交流 );キャンパス内の見学
5.クイーンズ病院における施 設 見学と栄養 士業務
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
・インターネットを活用して、実習先の情 報を入手しておく。
・実習先から提出された課 題について予 習しておく。
Ⅴ .教科書・参考図書
研 修に関する様々な情 報をプリントとして配布する。
Ⅵ .評価方法と評価基準
研 修後のレポート(1回)80%;研 修 先での平常点(調 理 実習や講 義に対 する受 講態 度 )20%。
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
・日本国内とは異なる環 境下で一 週間を過ごすため、体 調管 理には充 分に留意する。
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科目名
公衆栄養学概論
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 後期
形態・単位 : 講義 2 単位
年
宮﨑 貴美子
履 修 方 法 : 卒業必修
栄養士免許必修
Ⅰ.概 要
広域 栄養 指導の対 象として公衆 栄養を捉えて講 義を進める。
供 給エネルギーの自給率が 40 % まで低下し、深 刻化する食 糧問題をはじめ、世界人口の動向、栄養関係法 規をベー
スに、行 政の取り組みを 理 解し、栄 養 や 食 生 活について、国内はもとより、外 国にも目を転じて、公 衆 栄 養 的 な
考え方、活 動の在り方について理 解する。
Ⅱ.到達目標
・公衆 栄養の歴 史と意義を理 解する。
・公衆 栄養活 動の方法と進め方を理 解する。
・公衆 栄養活 動の現 状と問題 点を探り、解 決 策を考えることができる。
Ⅲ.授業内容
1. 公衆 栄養 学の概 念
意義・目的・沿革
2. 公衆 栄養 学の概 念
健 康・環 境・栄養
3. 公衆 栄養活 動と健 康・栄養問題
高齢社会と健 康・栄養問題、健 康 状 態
4. 公衆 栄養問題と健 康・栄養問題
食事・食 生活・食環 境の変化
5. わが国・世界の栄養 政 策
公衆 栄養活 動、関連 法 規、栄養 士 制度
6. わが国・世界の栄養 政 策
健 康・栄養調査、栄養 指 針、
「健 康日本 21」
7. わが国・世界の栄養 政 策
食 育と地 方 計画、先 進国と発 展 途 上国の 健 康・栄
養問題・諸 外国の健 康 栄養 政 策
8. 栄養 疫学の概 要
暴露情 報としての食事 摂取 量
2
担当者
9. 栄養 疫学
食事 摂取 量の測定 方法、評 価方法
10. 日本人の食事 摂取基 準
「日本人の食事 摂取基 準 2015 版 」の基 本的な概 念、
設 定 指標
11. 日本人の食事 摂取基 準
エネルギーおよびおもな栄養 素の食 摂取基 準・活用
12. 公衆 栄養マネジメント
公衆 栄養アセスメント、プログラムの目標 設 定
13. 公衆 栄養マネジメント
プログラム計画と実 施、評 価の種 類とデザイン
14. 公衆 栄養プログラムの展開
地 域の特 性に対応したプログラムの展開、食 環 境 づ
くりのためのプログラムの展開
15. 公衆 栄養プログラムの展開
地 域 集団の特 性 別プログラムの展開
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
授 業の前にテキストを読 んで 予 習をしてくること。新 聞やニュースで話 題になっている食 料や人口問 題に関心 を持
つこと。
Ⅴ .教科書・参考図書
教科 書:公衆 栄養 学 逸見幾 代 同文 書院 ¥2,205
参 考図書:国民 衛生の動向
Ⅵ .評価方法と評価基準
単位 認定 試 験 60 ∼ 70 % 、平常点( 受 講態 度 )20 ∼ 30 % 、提出物(レポート)10 ∼ 20 %
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
私語・携 帯電 話の使 用は減 点する。
- 57 -
科目名
卒業研究
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 後期
形態・単位 : 演習 2 単位
担当者
履 修 方 法 : 卒業必修
専任教員
Ⅰ.概 要
・食 物 栄 養 学 科 所属 教 員の専 門 研 究 分 野 から、別に設 定された研 究 課 題の 一つを自らが 選 択する。選 択した研
究 課 題について、担当教 官の指導のもとに、実 験あるいはゼミナール 形式で研 究を遂 行する。
Ⅱ.到達目標
1)研 究とは何かを理 解することができる。
2)研 究に対 する姿 勢・態 度が重要となるため、課 題の発 見や提 案力を養うことができる。
3)研 究内容の報 告書 作成に必 要な文章力を養うことができる。
Ⅲ.授業内容
食 物栄養 学 科所属 教 員(7 名)の専門研 究 分 野から、自ら選 択した課 題に関して、実 験あるいはゼミナー
ル 形式で研 究を遂 行する。研 究で得られたデータをもとに、論 文作成を行い、最 終 的に報 告書として
提出する。
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
・指導 教 員の指 示に従い、その課 題について事前 準 備としての予 習を行い、研 究とは何かを自ら考える。
Ⅴ .教科書・参考図書
指導 教 官の専門分 野が異なるため、教 科 書・参 考書は異なる。
Ⅵ .評価方法と評価基準
各 担当教 員が評 価するため、評 価 基 準は異なるが、
(卒 業 研 究報 告書および卒 業 研 究 論 文 )50 − 70%;平常点( 受
講 態 度、研 究 方法 やまとめ方の理 解度 等)30 − 50%とする。
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
・研 究 課 題については、開講 年度の 4 月頃にアナウンスされるので、その内容を充 分に理 解すること。
・興 味ある研 究 課 題に関して、研 究内容を理 解するために、教 員に対して積極的に質問を行うこと。
- 58 -
科目名
公衆衛生学Ⅱ
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 後期
形態・単位 : 講義 1 単位
年
荒巻 輝代
履 修 方 法 : 卒業選択
栄養士免許必修
2
担当者
Ⅰ.概 要
公 衆 衛 生は、疫 学、学 校・産 業 保 健、環 境 衛 生など健 康を維 持 するうえで必 要な内 容 を 包 括している。科 学
技 術および産 業の 発 達によって生活は向上したが、環 境 汚 染、地 球 温暖 化など新たな問題 が派 生している。これ
らの問題について最 新の情 報を織 込 みながら学習し、公衆衛生に関する基 礎 学 力を向上させる。
Ⅱ.到達目標
学 校 や産 業 の場における健 康の 管 理のあり方や、環 境 が及ぼ す健 康 影 響について習 得し、栄 養 士 活 動にとり
いれる方法を把 握する。
Ⅲ.授業内容
1. 学 校 保 健
児 童・生徒の健 康 状 態、学 校 保 健 対 策
5. 環 境と健 康
環 境 汚 染と公害対 策、環 境 基 準
2. 産 業保 健
労働と健 康、労働災害
6. 地球 規模の環 境破壊
温暖 化、化学 物質による汚 染
3. 職 業性疾 患
職 業 病、原因と対 策
7. 環 境 衛生
空 気、上 水道、下水道
4. 産 業保 健体制と労働 衛生管 理
労働 衛生行政、労働 衛生管 理
8. 動物と感 染 症
人畜 共通 感 染 症、衛生害虫など
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
配布プリントがある場 合は、内容をよく理 解し授 業の内容と関連づけること。
Ⅴ .教科書・参考図書
社会・環 境と健 康「公衆衛生学」第 4 版 柳川洋・箕 輪眞澄 編 著 医歯薬出版 ¥2,60 0
Ⅵ .評価方法と評価基準
単位 認定 試 験(10 0 %)
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
学 校内の問題、労働問題、環 境問題等日々報 道される記事に注 意する。
- 59 -
科目名
社会福祉概論
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 後期
形態・単位 : 講義 l 単位
担当者
下川 武志
履 修 方 法 : 卒業選択
栄養士免許必修
Ⅰ.概 要
現代社会における社会福祉の領域は広範囲にわたっており、私たちの生活のさまざまな面に関わっている。このような社
会福祉の基本的な知識を身につけることは、人々の栄養管理に携わる専門職として重要なことである。本講では、社会福
祉の基本理念や概念などについて歴史的発展や現状を通して理解するとともに、わが国の社会福祉の仕組みおよび諸サー
ビスについて学習する。さらに福祉に関わる専門職として求められる視点と役割などについても理解を深める。
Ⅱ.到達目標
・社会福 祉が 私たちにとって身近なものであり、日常生活に深くかかわるものであることを知る。
・現代 社会における社会福 祉の意義について理 解する。
・福 祉に関わる専門職として求められる視 点と役 割について理 解を深める。
Ⅲ.授業内容
1. 社会福祉の基 礎概 念
・社会福祉とは
・社会福祉の援 助 資源
・社会福祉の援 助 観と援 助原理
2. 社会福祉を取り巻く状況
・少 子高齢 化社会の展開
・現代家族の動向と変化、地域社会の崩壊と変化
・現代の貧困
3. 社会福祉のあゆみ
・戦前の社会福祉の歴 史(日本)
・福祉改革と社会福祉基 礎構造改革
4. 社会福祉の仕 組みと運営
・社会福祉行政のしくみ(国と地 方)
・社会福祉サービスの利用システム
5. 社会 保障・公的 扶 助
・社会 保障の機能
・わが国の社会 保障制度の体系
・生存 権保障とナショナルミニマム
6. これからの社会福祉の課 題
・苦 情 解 決と福祉オンブズパーソン
・国際福祉の現状と課 題
7. 社会福祉を支える人たち
・社会福祉に関わるさまざまな専門職
・社会福祉専門職の現状と課 題
8. まとめ
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
日常生活より福 祉に関する問題に興 味をもち、積極的に新聞やニュースにふれるように心がけて下さい。
Ⅴ .教科書・参考図書
「よくわかる社会福祉 」山縣文治・岡田忠克 編 ミネルヴァ書房 価格 2,50 0 円 + 税
このほか必 要に応じて、資 料 を配布します。
Ⅵ .評価方法と評価基準
単位 認定 試 験(80 %) 受 講態 度(20 %)
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
・私語、携 帯電 話の使 用など周囲の迷 惑になるような行為は厳に慎んでください。
・発 言や 質問など、積極的な授 業 参加を望みます。
- 60 -
科目名
運動生理学
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 後期
形態・単位 : 講義 2 単位
年
西内 久人
履 修 方 法 : 卒業選択
栄養士免許必修
2
担当者
Ⅰ.概 要
運 動生理学とは、運 動がヒトの身体に与える影 響について観 察し記 録することからはじまり、競 技スポーツ、健
康 運 動、運 動 療 法、日常生活 活 動などの身体 活 動に対 する生体の一 時 的 変化や 適 応 現 象のメカニズムを追 求 す
る学問である。筋肉、筋 繊 維、神 経、エネルギー、呼 吸、循環 、適 応などの運 動生理学的基 礎と、女性と運 動、
生活 習慣 病の運 動 療 法などの身体 活 動に対 する生体の一時的変化や 適 応 現 象のメカニズムを学ぶ。
Ⅱ.到達目標
身体 活 動の生理 学 的 基 礎 知 識を 理 解し説 明することができる。また競 技 スポーツと健 康 運 動、運 動 療 法 の 基
礎 知 識を理 解し、適 切な栄養 指 導に健 康 運 動、運 動 療 法を取り入れることができる。そして、スポーツ選 手のた
めのトレ ーニング 理 論、健 康 運 動、生 活 習 慣 病の 運 動 療 法 やその応用に関 心 を持ち、意 欲 的に取り組むことが
できる。
Ⅲ.授業内容
1. 運 動生理学とは 運 動と筋肉
2. 筋繊 維の種 類
3. 運 動時のエネルギー供 給機 構 筋収 縮のエネルギー
4. 運 動と呼吸循環 系
5. 運 動と神経
6. 中間まとめ グループディスカッション(グループ発 表 )
7. 運 動と骨 適 応
8. 運 動の特 性と共通 点
9. 女性と運 動
10. 高血 圧と糖尿病の運 動療 法
11. 肥満と脂 質異常 症の運 動療 法
12. 高尿酸 血症、ぜんそく、がんの運 動療 法
13. 疲れの種 類とそのケアの仕方について
14. 高齢 者の運 動療 法
15. 総まとめ
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
各 授 業の終わりに本日の授 業のポイントを伝えるので、各自ひとつテーマを決めて次回までにレポート提出する。
また各自深く調べてきたレポートをもとにグループディスカッションを行うので発 表 練習をしておく。
Ⅴ .教科書・参考図書
教科書:
「健 康のためのスポーツ生理学」池 川繁樹
参 考図書:特に指 示しない
Ⅵ .評価方法と評価基準
単位 認 定 試 験(80%)、グル ープディスカッション(5%)、グル ープ 発 表(5%)、課 題レポート(10%)の割 合
で評 価する。
単位 認定 試 験は、図を用いて解 説する方法を採用する。
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
各 授 業の最 後に本日のポイントを示すので関心のあるところの 教 科 書や 資 料 をよく読み、次回までに説明ができ
ように理 解しておくこと。
- 61 -
科目名
分子栄養学
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 後期
形態・単位 : 講義 2 単位
担当者
豊﨑 俊幸
履 修 方 法 : 卒業選択
栄養士免許必修
Ⅰ.概 要
・人体を構成する物質は、平素摂食している栄養素を利用して構築されている。それらの栄養成分について説明する。
・構築された様々な生体成分により細胞や細胞小器官が組み立てられている。細胞間での栄養成分の役割について
説明する。
・細胞内では様々な代謝や遺伝情報にしたがって生体分子が産生されている。これらの内容について詳しく説明する。
Ⅱ.到達目標
1)今まで 学んできた様々な専門科目についての情 報を、分 子レベルから捕らえることで、栄 養 士として専門的な
知 識をさらに深く理 解できる。
2)本 教 科目を受 講することで、学習内容を総 合 的に理 解できることから、論理 的思考力を養うことができる。
Ⅲ.授業内容
1.遺伝 子の構造とセントラルドグマ
13.骨 粗 鬆 症の分子栄養 学
2.遺伝 子の発 現と調節
14.白血病、アレルギー、老化の分子栄養 学
3.タンパク質の構造と働き
15.分子栄養 学とバイオテクノロジー
4.糖 質の分子栄養 学
・バイオテクノロジーとは
5.脂 質の分子栄養 学
・遺伝 子 組み換え技術
・組み換え作物とは
6.アミノ酸の分子栄養 学
7.ビタミンの分子栄養 学
8.ミネラルの分子栄養 学
9.生活 習慣 病と分子栄養 学(循環 器 疾 患)
10.生活 習慣 病と分子栄養 学(高血 圧)
11.肥満の分子栄養 学
12.糖尿病の分子栄養 学
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
・復習として、教 科 書の内容から、要点・キーワードを別紙に抜き出す。
・授 業で学習した新しい専門用語について、日常での具体例を挙げてみる。
・レポート1回(「Mole c u l a r St r uc t u r e of Nucleic Ac id s」の英−和を予定)
Ⅴ .教科書・参考図書
「分 子 栄養 学」榊原隆三 他 建帛社 2,30 0 円+税
Ⅵ .評価方法と評価基準
単 位 認 定 試 験( 上 記 内 容1−15に つ いて、 目 標1−2の 観 点 から出 題 ) 80%;レ ポ ート1回(「Mole c u l a r
St r uc t u r e of Nucleic Ac id s 」の英−和を予定)20%。
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
・2年間で学んできた専門科目の集 大 成として、分 子レベルでの講 義であるため、専門用語の意 味を理 解すること。
・この 分 野 の 情 報は日進 月歩であるため、教 科 書 の記 載内 容 は情 報として古くなる可能 性もある。常に新しい 情 報を 習 得する
努力をしてほしい。
・常に前向きな姿 勢で受 講すること。
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科目名
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
臨床栄養管理演習
開 講 時 期 : 後期
形態・単位 : 演習 1 単位
年
麻生 廣子
2
履 修 方 法 : 卒業選択
担当者
Ⅰ.概 要
臨 床 栄 養 管 理は、病 院 栄 養 士の主たる業 務であり、チ ーム医療 の中で他の医療 職スタッフとともに担うべき重要な業 務であ
る。また、医療 機 関 以 外 の栄 養 士の業 務にも疾 病の栄 養 食 事 療 法は重要になってきている。臨 床 栄 養 学 概 論・臨 床 栄 養 学 実
習で基 本 的な疾 患の栄養 食 事 療 法の基 礎は習得しているが、さらに、各 疾 患の具体 的な栄養 管 理の方法を理 解し、個々のケー
スに対応できるように演習を進める。
治 療 食の意 義と特 性、食 事 療 法 の実 際を 十 分に理 解し、臨 床 栄 養 管 理の為の治 療 食 献 立作成の能 力を充 実させることを目
的とする。
Ⅱ.到達目標
各 疾 患の病 態や 栄養状 態の特 徴に基づ いた食 事 療 法を理 解し、病 態 別の実際 的な栄養 管 理の方法を理 解し、
説 明ができる。対 象 患 者にとって満 足して受け入れられ 、治 療 食としての目的・条 件にあった献 立作成ができる。
治療 食 調 理の留意 点が説明できる。栄養 食事 指導 、食事 療 法の評 価、栄養 管 理 計画の修正ができる。
Ⅲ.授業内容
1. オリエンテーション 臨床栄養 管 理の概 要、流れの確 認
2. 栄養補 給 法、・栄養アセスメント・栄養診断の方法、手順の確 認
3. 各 病 態の把 握に重要な生化学 検 査、診断法、薬 剤の知 識の確 認
3. 献 立作成の基 本 理 念及び一 般 治療 食の特 性・留意事 項の確 認、食品構成作成の復習
4. 高血 圧症 . 脂 質異常 症・痛風の治療 食 及び 糖尿病・肥満症の治療 食の栄養 基 準の確 認
5. 胃・腸 疾 患、肝・膵疾 患、貧血の治療 食の栄養 基 準の確 認
6. 小児疾 患・高齢 者疾 患の治療 食、食 物アレルギーの食事 療 法の確 認
7 ∼ 14. 臨床栄養 管 理の演習
疾 患の概 要、病 態 生理、食事 療 法の確 認、栄養アセスメント
栄養 管 理 計画作成(食事 療 法の方針、栄養 基 準・食品構成の決 定、献 立作成および調理
計画・説明など)、
栄養 管 理 全 般の評 価
15. まとめ
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
予定表で授 業内 容 を確 認し、2 年前 期の臨 床 栄 養 学 概 論 や臨 床 栄 養 学 実習の 教 科 書を読み、ノート・レポー
トで復 習して授 業 に臨 むこと。授 業 後 は 復 習し、十 分 理 解できていない内 容 等 は次 回までに理 解しておくこと。
課 題 提出は期日を守り、早めに取り組むこと。
Ⅴ .教科書・参考図書
臨 床 栄養 学 概 論・臨 床 栄養 学 実習のテキストを使 用する。 必 要に応じてプリントを配布 する。
参 考図書 栄養 科 学シリーズ 臨 床 栄養 管 理学 実習 塚 原 丘美 他 講 談社サイエンティフィク ¥2,60 0
新しい臨 床 栄養 管 理 渡 邉 早苗他 医歯薬出版 ¥3,0 0 0
Ⅵ .評価方法と評価基準
レポート提出 40 ∼ 50 % 、平常点( 受 講態 度 )
・臨 床 栄養 管 理の演習成 果 50 ∼ 60 %
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
臨 床 栄 養 学 実習のレポートやファイル、献 立作成に必 要なものを持 参すること。臨 床 栄 養 学 実習や 栄 養 士 実
務 基 礎 実習で 十 分に習得できなかった知 識 や技 能を補 填しさらに、応用力を身につけることをめざしているので、
栄養 士をめざす多くの学生の積極的な履修を希望する。
- 63 -
科目名
入門栄養アセスメント実習
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 後期
形態・単位 : 実習 l 単位
担当者
宮﨑 貴美子
履 修 方 法 : 卒業選択
栄養士免許必修
Ⅰ.概 要
「栄養アセスメント」のできる栄養 士を目指しての実習である。栄養 指 導を実 践するためには実 態 把 握から評 価
までしなければならない。指導を受けた人がより「よい食 生活を実 行でき、健 康になった」ことを判定する方法を
客 観的に科 学的に段 階を追って学習する。さらに栄養 統 計の基 礎 知 識を習得する。
Ⅱ.到達目標
・食事 調査法・生活 時間調査法を理 解する。
・栄養 指導マネジメントサイクルに従い栄養 指導ができる。
・栄養 統 計を理 解する。
Ⅲ.授業内容
1. オリエンテーション
2. 栄養調査法
食事 調査と生活 時間調査の方法と実際
3. 栄養調査法
エネルギー消費 量の算出、身体 活 動レベルの算出と
評 価
4. 栄養調査法
エ ネルギ ー及び 栄 養 素 等 摂 取 量と食 品 群 別 摂 取 量
の算出
5. 栄養調査法
身体状況調査(身長・体重・体脂肪量・血圧)と評価
6. 栄養調査法
食 物 摂取 頻 度 調査法
7. 栄養調査法
最 大 酸 素摂取 量の間接測定と体力評 価
8. 栄養調査法
脂 質の質的 評 価
9. 栄養調査法
たんぱく質の質的 評 価
10. 栄養調査法
アセスメントと改善案
11. エクササイズガイド
栄養調査データを使 用しての運 動 指導
12. 情 報 処 理と栄養 統 計
栄養調査データを使 用して基 本 統 計
13. 情 報 処 理と栄養 統 計
栄養調査データを使 用して統 計 解 析
14. 情 報 処 理と栄養 統 計
アンケート調査の集計とグラフ作成
15. まとめ
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
自分の食 生活の状 態、身体 状 況について考えてみる。栄養 情 報 処 理 演習で学習したことについて復習しておくこと。
Ⅴ .教科書・参考図書
「演習栄養 教育」 大 里 進子 他 医歯薬出版
Ⅵ .評価方法と評価基準
定 期 試 験 50 ∼ 60 % 、受 講態 度・理 解度 10 ∼ 20 % 、提出物(レポート)20 ∼ 30 %
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
授 業内容を理 解し、授 業 終了後には必ずレポートを提出すること。
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科目名
栄養教育・食育演習
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 後期
形態・単位 : 演習 l 単位
履 修 方 法 : 卒業選択
年
麻生 廣子
Ⅰ.概 要
乳 幼児 期から発 達 段 階に応じて豊な 食の 体 験を積み重ねていることにより、生涯にわたって健 康で 質の高 い生
活を送る基 本となる「食を営むカ」の基 礎を培う「食 育」を実 践していくことが重要である。その基 礎を培うため
の保育所での「食 育」について学ぶ。
Ⅱ.到達目標
・乳 幼児の食 生活の問題 点を理 解する。
・保育所における食 育指導について理 解する。
Ⅲ.授業内容
1.
子どもの食 生活の実 態と問題 点
9.
食に関する指導の発 表および評 価 ①
2. 保育所における栄養 給与目標 量
10. 食に関する指導の発 表および評 価 ②
3. 保育所給 食の献 立作成
11. 食物アレルギーのある子どもに対する食育指導
4.
食事バランスガイドによる献 立評 価
12. 障害のある子どもに対する食育指導
5.
食に関する指導の計画作成
13. 保育園行事を活用した食育指導
6. 食に関する指導の指導案作成
14. 保育園・家庭・地域との連 携による食育指導
7.
15. まとめ
食に関する指導の媒 体作成①
2
担当者
8. 食に関する指導の媒 体作成②
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
今までに学習した子どもの食 生活について復習しておくこと。
身近にいる子どもの食 生活に興 味を持ち、問題 点について考えること。
Ⅴ .教科書・参考図書
教 科 書は使 用しない 教 員作成 資 料 を毎回配布 する
Ⅵ .評価方法と評価基準
平常点( 受 講態 度 )60 ∼ 70 % レポート 30 ∼ 40 %
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
保育園に就 職を希望している学生はぜひ受 講し、保育園での食 育に備えてほしい。
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科目名
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 後期
応用調理学実習
形態・単位 : 実習 1 単位
履 修 方 法 : 卒業選択
栄養士免許必修
担当者
眞木 孝
Ⅰ.概 要
基 礎 及び実 用調 理学 実習で身につけた個人の技 術をさらにレベルアップし、専門的に料理の意 味 や歴 史などを
学習して、より深く料理を理 解する。
又、テーブルマナーやテーブルコーディネイトなどの食卓の演出、美的感 覚の能力も養う。
Ⅱ.到達目標
・行事食や他国の料理の特 徴を踏まえた献 立作成ができる。
・テーブルマナーを身につける。
・場面に応じたテーブルコーディネイトができる。
・実際の給 食 サービスに応用できる。
Ⅲ.授業内容
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
基 礎 実習−包丁の研ぎ 方と切り方、
(トマト・ソース、プレーンオムレツ)
フランス料理 (ニース風サラダ、すずきのポワレ ソース・ヴィエルジュ)
中国料理 (担 担麺、焼き餃 子、チーズ 味の豆乳プリン)
日本 料理 (秋刀魚の蒲焼き丼、肉じゃが、茶 碗 蒸し)
イタリア料理 (野 菜のオムレツ、スパゲッティーニの魚 介ソース和え)
フランス料理 (きのこのポタージュ、虹ますのムニエル)
インド料理 (シーフードカレー、チャパティ、スパイスライス、ヨーグルトのデザート)
中国料理 ( 鶏肉のから揚げ、なすの四川風辛味煮 込み、なめ茸と卵白のスープ)
製 菓 (シュークリーム、シュー・シャンティイ)
フランス料理 (オニオングラタンスープ、鶏もも肉のソテー 香草パン粉 焼き)
郷土料理 (献 立作成 及び実習)
正月料理 (献 立作成 及び実習)
スペイン料理 (にんにくのスープ、ミックスパエリア)
和菓子 (桜餅)
まとめ、大 掃除
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
調 理 技 術は実 践して身につくものなので日常生活の中で機 会を見つけて調 理するよう心がける。
又、実習前 後に包丁研ぎを行う。
Ⅴ .教科書・参考図書
「やさしい調 理 」開成出版 坂 元明子 他 著 2,50 0 円
必 要に応じてプリントを配布する。
Ⅵ .評価方法と評価基準
実 技 試 験(60%)、平常点( 実習中の態 度 (
) 40%)
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
都合により実習の内容や順番を変更する場 合があります。
(白衣・帽 子 着用、包丁・手 拭き持 参、マニキュア・アクセサリー厳 禁)
*「ホテルニューオータニ博多」にて、 フランス料理をフルコースで 食事し、テーブルマナーを学ぶ。
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科目名
フードコーディネート論
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 後期
形態・単位 : 講義 2 単位
年
加治佐 由香里
履 修 方 法 : 卒業選択
フードスペシャリスト必修
2
担当者
Ⅰ.概 要
フードスペシャリストにとって必 要な食の 企画・演出に役 立つフードコーディネート力の養 成を目指す。人の五 感
を満足させ、ホスピタリティを感じさせる食 空間の構成やテーブルコーディネートについて学び、サービス方法 やマ
ナーも習得していく。又、現代の食環 境の問題 点や課 題を探り、消費 者に提 案できる食 企画の実 践 方法を考察す
る。
Ⅱ.到達目標
「 フードコーディネート」についての 基 礎 概 念を 学 び、食 空 間の 演 出、メニュープランニング、食 の 企 画 提 案 を
行うことが出 来るコーディネート力を 習 得する。
Ⅲ.授業内容
1. フードコーディネートの基 本 理 念
9. 食 空間のコーディネート
2. 世界の食事文化
10. フードマネジメント
3. 日本の食事文化
11. フードコーディネートの情報と企画
4. メニュープランニング
12. 食環 境とフードシステム
5. テーブルコーディネート
13. フードコーディネートと食育∼ビデオ学習
6. 食のホスピタリティ
14. フードスタイリング∼スライド学習
7. 食卓のサービス
15. フードコーディネート実習
8. 食事のマナー
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
・季 節の行事に合わせたメニューを提 案し、盛り付けやテーブルコーディネートまでトータルな演出を考える(予習レポートを提出)
・授 業で学んだ食事のマナーを日常生活でも実 践する。
・本・雑 誌・インターネットなどから食 情報を収 集し、必 要な情報を整 理して学習に役 立てる。
Ⅴ .教科書・参考図書
新版「フードコーディネート論」 第 2 版 建帛社 価格 1,90 0 円
Ⅵ .評価方法と評価基準
単位 認定 試 験(60 %)レポート(30 %)平常点( 受 講態 度 (
) 10 %)
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
フードスペシャリスト資格取 得 試 験までは、テキストを中心に、それ 以降は実 践に関する話を中心に授 業を進める。
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科目名
フードスペシャリスト演習
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 後期
形態・単位 : 演習 1 単位
担当者
小西 康仁 他
履 修 方 法 : 卒業選択
フードスペシャリスト必修
Ⅰ.概 要
フードスペシャリスト資格の試 験 対 策として、各分 野において必 要な基 礎 知 識を担当教 員の指導のもと、フード
スペシャリスト資格の取 得に向けてさらなる理 解の修得を目指す。
Ⅱ.到達目標
・関連する科目を復習し、フードスペシャリスト資格 認定 試 験に合格することを目標とする。
Ⅲ.授業内容
担当者
豊 俊幸
小西康仁
小西康仁
豊 俊幸
坂根 康秀
眞木 孝
青柳 薫子
加治佐由香里
〃
小西康仁
〃
〃
〃
〃
〃
1. フードスペシャリスト論
2. 食品の官能評 価・鑑 別論
3. 食品の安 全 性に関する科目
4. 栄養と健 康に関する科目
5. 食 物学に関する科目
6. 調理学に関する科目
7. 食品流 通・消費に関する科目
8. フードコーディネート論(1)
9. フードコーディネート論(2)
10. 模 擬試 験(1)
11. 模 擬試 験(2)
12. 模 擬試 験(3)
13. 模 擬試 験(4)
14. 模 擬試 験(5)
15. 模 擬試 験(6)
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
試 験に必ず合格するという心 構えを持ち、授 業 後には誤 答した問題について、各自で再度復習するようにする
こと。また、わからない問題については放置せず、友 達や担当教 員に積極的に質問するように努めて下さい。
Ⅴ .教科書・参考図書
フードスペシャリスト資格 認定 試 験 過去問題 集 建帛社 ¥1,10 0 + 税
Ⅵ .評価方法と評価基準
平常点(授 業 態 度 (
) 90 %)、フードスペシャリスト資格 認定 試 験 結 果(10 %)により評 価を行う。
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
それぞれの科目のテキストおよびノートを持 参すること。
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科目名
栄養士基礎演習
学科・学年 : 食物栄養学科 2 年
開 講 時 期 : 後期
形態・単位 : 演習 l 単位
履 修 方 法 : 卒業選択
年
専任教員
2
担当者
Ⅰ.概 要
栄 養 士 免 許取 得 の専門 教 科について、今までの講 義 や実 験・実習によって得られた諸 知 識と諸 技 術をもとに、
栄 養 士さらに管 理 栄 養 士に必 要な専 門 教 科 を総 合 的に理 解 することを目標に、各 分 野 の演習を行う。2 年 次 前
期までの教 科についてはより新しい内容の補足 説明等を行う。それらを理 解して、栄養 士として活 躍できることが
本 教 科 の目標である。管 理 栄養 士 免許取 得は以前より難しくなっているため、卒 業 後の受 験に向けての対 策 等に
ついても指導する。
Ⅱ.到達目標
今までの専 門 教 科目の講 義 等で得られた知 識 や 技 術を整 理し、活用できる。新しい 知 見や 情 報を修得し、こ
れからの栄養 士業務に活用できる。卒 業 後 仕事をしながら管 理 栄養 士国家 試 験の受 験 対 策ができる。
Ⅲ.授業内容
1. 基 礎 栄養 学 ①
2. 基 礎 栄養 学 ②
3. 応用栄養 学
4. 食べ物と健 康(食品学)①
5. 食べ物と健 康(食品学)②
6. 給 食 経営 管 理 論
7. 食べ物と健 康(調理学)
8. 食べ物と健 康(食品 衛生学)
9. 臨床栄養 学 ① 疾 病の成り立ちを含む
10. 臨床栄養 学 ②
11. 栄養 教育論 ①
12. 栄養 教育論 ② 公衆 栄養 学 ①
13. 公衆 栄養 学 ②
14. 人体の構造と機能(生化学)①
15. 人体の構造と機能(生化学)② 食べ物と健 康(食品加工学)
社会・環 境と健 康及び人体の構造と機能( 解剖生理、病 態 生理 )、総 合的なまとめ
Ⅳ .準備学習
(予習・復習等)
事 前にそれぞれの 教 科 を復習し、疑 問 点を 考えておくこと。配 布された管 理 栄 養 士 国 家 試 験の 過 去 問 題や 解
説を十 分活用し、理 解が 不十 分と思われる部分は自分で 勉 強し、解 決できない内容に関しては担当教 員の指導を
仰ぐこと。
Ⅴ .教科書・参考図書
プリント配布、各 教 科のテキスト
参 考図書 クエスチョン・バンク管 理 栄養 士国家 試 験問題 解 説 M E DIC M E DICA ¥4,50 0
Ⅵ .評価方法と評価基準
教 員からの評 価を荷重平均して本 教 科の評 価とする。評 価方法は教 員によって多 少の違いがあるが、
平常点( 受 講態 度 )50 ∼ 70 % 、小テスト 20 ∼ 30 % 、提出物(レポート)10 ∼ 20 %
Ⅶ.その他(受講に際しての注意点等)
集中授 業で行う。それぞれの教科のテキスト・ノートを持 参すること
管 理 栄養 士国家 試 験を受 験し、合格することは容易ではないので、4 年 後の受 験に備えて、在 籍中から対 策を
考えておく必 要がある。そのためにも多くの学生の受 講を強く願っている。
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