四條畷市教育環境整備情報 ~なわての子どもたちに豊かな学びを~ 第3号 平成 26 年 6 月 30 日 KyouKan ヘッドラインニュース ~ ひ と づ く り は ま ち づ く り ~ 1.小規模校の利点と課題 (vol.3) 2.分散型エネルギー ( 休み時間の運動場。以前のように 【小規模校の教育上の利点】 ひしめきあっていません・・・ ・6年間同じクラスでの生活により、仲良くなれる ・児童生徒数が尐ないため、一人一人にきめ細かい指導を行いやすい ・教職員数が尐ないため、意思疎通を図りやすい 小学校で 6~11 学級、中学校で 3~ 【小規模校の教育上の課題】 11 学級(支援学級除く)の学校。 ・クラス替えができず、人間関係が固定化することにより、 南小、東小、南中が該当。(H26 年度) 【参考法令】「小学校(中学校)の学級数は、 12 学級以上 18 学級以下を標準とする。」 (学校教育法施行規則 第 17 条) 争いを避けがちになり、コミュニケーション力が育ちにくい ( ・音楽での合唱・合奏や体育での対抗戦などの機会がなく、 教育活動の幅が小さい ・教職員数が尐なく、経験・専門教科などのバランスのとれた 教員配置が困難 A校(10 学級):19 人(うち、担任外 9 人) B校(23 学級):38 人(うち、担任外 15 人) ↑支援学級数含む ↑↓いずれも H25.5.1 現在 A校:3~6 年算数の習熟度別授業実施率 41% ・教職員1人当たりの校務分掌量が多く、児童への指導や 教材研究に充てる時間が尐なくなる ・習熟度別指導等多様な指導方法をすることが困難 ・部活動数や活動内容が限られる(中学校) B校:3~6 年算数の習熟度別授業実施率 58% 小規模校の方がきめ細かな指導をしてもらえるのかな。 小規模校でなくても多くの学校で、算数の時間などは2つのクラスに分か れて勉強(※)していて、それぞれのクラスの先生が教えてくれているよ。 尐人数だから質問もしやすいし、わかりやすいわ。 ※尐人数指導(習熟度別指導含む):従来の学級単位とは異なる学習集団を組織して行う指導 きめ細かな指導はどの学校もできるんだね。逆に小規模の課題は、先生方の 努力やその学校の工夫だけでは、なかなか解決しにくいんじゃないかな… 子どもたちは、クラスや学年といった集団の中でたくさんの友だちとのかかわりを通して、多様な考えにふれ、 お互いの存在を実感するとともに、共に学習や行事に取り組む中で、連帯感や達成感を味わいながら協調性や 社会性を身につけていきます。このような集団の持つ教育力を高めることが、今、地域や学校に求められてい ます。なわての子どもたちが通う学校の教育力を高めるために、私たちは何ができるでしょうか。 四條畷市教育環境整備情報 ~なわての子どもたちに豊かな学びを~ 会議に参加しないといけないんだね。会議の後に翌日の 小規模小学校に勤務する 8:30 12:30 13:30 平成 26 年 6 月 30 日 職員数が少ないと校内の役割分担が増えて、いろいろな ある教員の1週間・1日 8:00 第3号 授業の準備などをしてる先生たちはとっても忙しそう… 18:30 16:00 8:00 指導 家庭訪問 月 電話対応 指導 給 火 授 授 導 業 木 教材研究 ホームルーム 授業・1~4時間目 12:30 給食指導・児童への指導 13:30 指 準 教材研究 支援会議 食 水 電話対応・打合せ 8:30 校内研修 電話対応 学力会議 打合せ 授業・5~6時間目 16:00 生活指導 業 備 教材研究 ホームルーム ・ 児童への学習指導 17:00 会議 校内支援教育会議 18:30 電話対応 研修参加 金 ノート点検・評価 教材研究 19:30 翌日の教材づくり (校外) 公害 現在の取り組み 分散型エネルギーへの取り組み ( ①太陽光発電設備 ②みどりのカーテン 東日本大震災以降、電力の安定的な供給が課題となっており、地 域の自然資源を利用した再生可能エネルギー活用など、自立的で 持続可能な地域エネルギーシステム(分散型エネルギー)への取り 組みが求められています。 ≪全小中学校舎屋上≫ ≪一部小中学校舎外壁≫ 災害に強いまちづくり ③なわて打ち水大作戦 今年度も 7 月 23 日~8 月 23 日 市役所周辺の公共施設にガスコージェネレーションを導入する (重点実施期間:8 月 4 日~8 日) ことで、災害時におけるエネルギ-の自立を図り、災害に強いま に実施!! ちを目指します。 学校給食センター、総合体育館、市 地域経済の活性化 役所、西中のエリアから検討をはじ めるんだって!!エネルギーの授業 国の電力改革を踏まえて、地域エネルギー企業の創出を図り、 も取り入れてほしいな☆ 地域経済の活性化を目指します。 編集後記 世の中では、少子高齢化、地球温暖化、経済の変動、情報ネットワークの 普及、防災意識の向上など、時代に応じて刻々と社会状況が変化しています。 少子化に伴う小規模校の増加や、エネルギー供給における効果的な自然資源の 利活用など、以前にはピンとこなかったことが全国的な課題となっています。 次代を担うなわての子どもたちのためには、これらの課題を いち早く解消するための教育環境整備は重要ですが、同時に、 1. 校区再編について 2. 事業化検討パートナー 四條畷市教育委員会 教育環境整備室 各校の伝統を継承することも大切にしていかなければならないと感じています。 ☆KyouKan ヘッドラインニュースのバックナンバーは市 HP でご覧いただけます。http://www.city.shijonawate.lg.jp/
© Copyright 2024 Paperzz